JP2009039371A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】演出用部材を突然落下させることで所謂サプライズ性を醸し出し、かつ該演出用部材の落下時の運動エネルギーを有効に吸収し得る遊技機を提供する。
【解決手段】演出装置13が、上昇位置から落下位置に落下する演出部材28と、演出部材を昇降部材66を介して昇降自在に支持する支持部34と、昇降部材を下方で担持する担持部60とを備える。該担持部は、落下した昇降部材の落下時の運動エネルギーを吸収する粘弾性部材68と、粘弾性部材と一体化された形で運動エネルギーを更に吸収するバネ部材72とを有する。このため、演出部材を落下させることでサプライズ性を醸し出し、演出部材の落下時の運動エネルギーを有効に吸収することができる。
【選択図】図3
【解決手段】演出装置13が、上昇位置から落下位置に落下する演出部材28と、演出部材を昇降部材66を介して昇降自在に支持する支持部34と、昇降部材を下方で担持する担持部60とを備える。該担持部は、落下した昇降部材の落下時の運動エネルギーを吸収する粘弾性部材68と、粘弾性部材と一体化された形で運動エネルギーを更に吸収するバネ部材72とを有する。このため、演出部材を落下させることでサプライズ性を醸し出し、演出部材の落下時の運動エネルギーを有効に吸収することができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、パチンコ機等の遊技機に係り、詳しくは、センター役物に備えた演出装置に所謂サプライズ性を持たせた遊技機に関する。
一般に、遊技機、例えばパチンコ機として、球受け皿に滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技盤の遊技領域に打ち出された後、遊技領域の障害釘や風車等に導かれつつ盤面を流下して、各種入賞口に入球し、或いは入球せずに遊技領域下部のアウト口に流入するように構成されたものが知られている。
このようなパチンコ機では、一般入賞口に入球した際にはそれに対応した個数の遊技球が払い出され、また始動チャッカーに入球した際にはこれに基づいて当たり外れや演出パターンの抽選が行われると共に所定数の遊技球が払い出される。この抽選結果に基づき選定された演出パターンに応じて、例えば遊技盤の中央部分に設けられた液晶表示画面や各種の照明装置を介した視覚的表現、スピーカーを介した聴覚的表現などを用い、様々な演出が行われる。なお、当たり(以下、「大当たり」ともいう)の発生時(つまり、特別遊技状態の抽選に当選した時)には、アタッカーと呼ばれる大入賞口が開放し、入球に対応して多量の遊技球が払い出される遊技者に有利な特別遊技状態となる。
このようなパチンコ機において、本体部と先端部とを備えた可動部材を、液晶画面の前側で該画面に沿って揺動させるように構成したものが知られている(特許文献1参照)。当該パチンコ機では、可動部材を揺動させると、その動きが異なる方向の揺動に変換されて先端部に伝達される。
ところで、上記特許文献1に記載のパチンコ機では、先端部を本体部と共に揺動させたり、先端部自体を本体部の揺動とは異なる方向に揺動させたりすることで、可動部材の動作を斬新なものにし得るものの、液晶画面の前側での可動部材の動作は単調で緩慢なものであり、演出動作に対する驚き、所謂サプライズ性に欠ける面があった。
そこで本発明は、演出装置における演出用の部材を画面前側で突然落下させることで所謂サプライズ性を醸し出すように構成すると共に、該演出用の部材が落下した際の落下時の運動エネルギーを有効に吸収し得るように構成し、もって上述した課題を解決した遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図9参照)、遊技領域(3a)に、演出装置(13)と、画像表示装置(35)の画面(35a)を露出する開口部(36)と、を有するセンター役物(23)を備え、前記遊技領域(3a)に遊技球(Ba)を打ち出して遊技してなる遊技機(1)において、
前記演出装置(13)が、
前記画面(35a)の前側にて上昇位置(図4に示す位置)に上昇した後、落下位置(図5に示す位置)に落下する演出部材(28)と、
前記センター役物(23)の左右幅方向の少なくとも一側に配置されて、前記演出部材(28)を昇降部材(66)を介して昇降自在に支持する支持部(34)と、
前記演出部材(28)と共に落下した前記昇降部材(66)を下方で担持する担持部(60)と、を有し、かつ、
該担持部(60)が、落下した前記昇降部材(66)の落下時の運動エネルギーを吸収する第1緩衝部材(68)と、該第1緩衝部材(68)と一体化した形で前記運動エネルギーを更に吸収する第2緩衝部材(72)と、を有してなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
前記演出装置(13)が、
前記画面(35a)の前側にて上昇位置(図4に示す位置)に上昇した後、落下位置(図5に示す位置)に落下する演出部材(28)と、
前記センター役物(23)の左右幅方向の少なくとも一側に配置されて、前記演出部材(28)を昇降部材(66)を介して昇降自在に支持する支持部(34)と、
前記演出部材(28)と共に落下した前記昇降部材(66)を下方で担持する担持部(60)と、を有し、かつ、
該担持部(60)が、落下した前記昇降部材(66)の落下時の運動エネルギーを吸収する第1緩衝部材(68)と、該第1緩衝部材(68)と一体化した形で前記運動エネルギーを更に吸収する第2緩衝部材(72)と、を有してなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図4ないし図6参照)、前記支持部(34)が、前記昇降部材(66)と前記演出部材(28)との間に介在されたバネ部材(74)を有し、
該バネ部材(74)が、落下した前記演出部材(28)の運動エネルギーを前記昇降部材(66)内にて吸収する第3緩衝部材を構成してなる、
請求項1記載の遊技機(1)にある。
該バネ部材(74)が、落下した前記演出部材(28)の運動エネルギーを前記昇降部材(66)内にて吸収する第3緩衝部材を構成してなる、
請求項1記載の遊技機(1)にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図4及び図5参照)、前記第1緩衝部材は、粘弾性部材(68)であり、かつ、
前記第2緩衝部材は、前記粘弾性部材(68)を支えるバネ部材(72)である、
請求項1又は2記載の遊技機(1)にある。
前記第2緩衝部材は、前記粘弾性部材(68)を支えるバネ部材(72)である、
請求項1又は2記載の遊技機(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、演出装置が、画面前側にて上昇位置に上昇した後、落下位置に落下する演出部材と、センター役物の左右幅方向の少なくとも一側に配置されて、演出部材を昇降部材を介して昇降自在に支持する支持部と、演出部材と共に落下した昇降部材を下方で担持する担持部とを有し、該担持部が、落下した昇降部材の落下時の運動エネルギーを吸収する第1緩衝部材と、該第1緩衝部材と一体化した形で前記運動エネルギーを更に吸収する第2緩衝部材とを有するので、演出部材を画面前側で突然落下させることで、所謂サプライズ性を醸し出して演出装置による演出を新奇で充実したものとすることができる。しかも、第1緩衝部材と第2緩衝部材とによって、演出部材が落下した際の運動エネルギーを有効に吸収することができる。すなわち、第1緩衝部材を配したことにより、落下衝突時の当たりを柔らかくし、衝突で部材同士が破損するのを防止することができ、第2緩衝部材により運動エネルギーを更に吸収し、衝突による部材同士の破損防止効果をより高めることができる。
請求項2に係る本発明によると、支持部が、昇降部材と演出部材との間に介在されたバネ部材を有し、該バネ部材が、落下した演出部材の運動エネルギーを昇降部材内にて吸収する第3緩衝部材を構成するので、第1緩衝部材及び第2緩衝部材に第3緩衝部材も加えることにより、演出部材の落下時の運動エネルギーを極めて効果的に吸収することができる。例えば吊り下げ部材等で昇降部材が接続される場合、昇降部材内に第3緩衝部材が存することにより、吊り下げ部材等を常時引っ張っておくことができるので、該吊り下げ部材等の外れを防止することができる。また、このように接続された昇降部材内に第3緩衝部材が存在することで、演出部材を昇降部材側に支持する部分が例えば所定位置より上がりすぎた場合に、その位置のずれを第3緩衝部材にて吸収することができる。
請求項3に係る本発明によると、第1緩衝部材が粘弾性部材であり、かつ第2緩衝部材が粘弾性部材を支えるバネ部材であるので、落下してくる昇降部材を粘弾性部材で直接的に受けて効果的に緩衝すると共に、該粘弾性部材を介して伝わる衝撃をバネ部材で有効に吸収することができ、従って、コンパクトで緩衝効果の高い構造を得ることができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機を図面に沿って説明する。後述する各実施の形態では、本発明の遊技機を所謂1種のパチンコ機として述べるが、本発明はこれに限らず、1種1種など他の種別のパチンコ機にも適用可能であることは勿論である。なお、図1は、本発明の実施形態におけるパチンコ機1の外部構造を示す正面図である。
本パチンコ機1は、図1に示すように、発射ハンドル2の操作による発射装置(図示せず)の作動で遊技球(所謂パチンコ玉)を遊技盤3の遊技領域3aに向かって打ち出しつつ遊技を行うもので、所謂確率変動等の大当たり(特別遊技状態)が発生した状態でアタッカー5に入球した遊技球に対応する数の遊技球を払い出すように構成されている。上記確率変動当たり(「確変当たり」とも言う)とは、抽選の結果、確変モードの大当たりが当選したとき、少なくとも当該確変モードによる遊技状態において次なる大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態を意味する。これに対し、当該特殊状態にならない大当たりとして「通常当たり」がある。
図1に示すように、本パチンコ機1は、開口を有する枠体状の筐体6と、この筐体6に開閉可能に装着された前扉7とを有しており、前扉7の前面には、透明ガラス9を有するガラス枠10が開閉可能に取り付けられている。透明ガラス9の奥側には、遊技盤3が配設されている。前扉7における遊技盤3の左右には演出用照明装置11が配設されており、前扉7における遊技盤3の上部中央には演出用照明装置8が配設されている。そして、前扉7における遊技盤3の左右上方及び左右下方には、スピーカー(図示せず)を有する放音装置12がそれぞれ配設されている。また、ガラス枠10における右側部には、前扉7を筐体6側に施錠したり解放したりするための施錠装置18が配設されている。なお、筐体6及び前扉7等から遊技機本体が構成されている。
前扉7における遊技盤3の下方には皿ユニット16が設けられており、皿ユニット16における右上部には、賞球及び貸球を含む遊技球が供給される球供給口17が設けられ、皿ユニット16における右上部壁面には、球貸ボタン19a及びプリペイドカード返却ボタン19bが設けられている。皿ユニット16には、該皿ユニット16上の遊技球を発射装置(図示せず)付近から皿ユニット下部の球排出口(図示せず)を通して下方に排出するための第1球抜きボタン20aと、皿ユニット16上の遊技球を球供給口17付近から上記球排出口を通して下方に排出するための第2球抜きボタン20bとが設けられている。
また、皿ユニット16の右側には、発射装置を操作して遊技球を遊技領域3aに向けて打ち出すための発射ハンドル2が配設されている。更に、皿ユニット16の左下方には灰皿21、及び遊技者参加ボタン(所謂チャンスボタン)22が配設されている。なお、図1中の符号14は、発射ハンドル2の操作で発射された遊技球を遊技領域3aに導くガイドレールを示している。
遊技領域3aの中央部には、該遊技領域3aに打ち出された遊技球を導入し得る左右のワープ導入口37を有するセンター飾り(センター役物)23が配設されている。このセンター飾り23の中央部分には開口部36が形成され、かつ該開口部36の下部にはステージSが設けられている。センター飾り23のステージSにおける左右には、左右のワープ導入口37からそれぞれ導入された遊技球をステージSに放出する放出口44がそれぞれ形成されている。ステージSの中央下部には、該ステージS上を転動して案内口39に落下した遊技球を始動チャッカー27に向けて落下させるための放出口49が形成されている。
遊技盤3には画像表示装置35が、開口部36から画面35aを露出させた状態で遊技盤裏面から装着・固定されている。センター飾り23の左右下方には、大当たり抽選に寄与しない一般の入賞が行われる一般入賞口25a,25b,26a,26bが配設されており、センター飾り23の下方には、始動チャッカー27とアタッカー5とが順次配設されている。
始動チャッカー27は、大当たり抽選実行の契機となり得る入賞が行われるものであり、始動チャッカー開閉ソレノイド70(図8参照)によって開放位置と閉止位置とに開閉動作するように作動させられる。始動チャッカー27の直上方には、所謂命釘としての一対の障害釘30が打ち込まれている。
アタッカー5は、大当たり発生時に開放され、遊技領域3aに打ち出されて転動落下する遊技球を入賞させるものであり、大当たり発生中、例えば、1回の開放で9個の入球を完了した時点で閉じ、当該開閉動作を15回繰り返すように構成される。なお、これらの入球数並びに開閉動作の回数は、9個や15回に限定されることはなく、必要に応じて適宜設定され得るものである。
遊技領域3aには、センター飾り23の左右に風車31が配設されており、ステージSの下方における始動チャッカー27の左右には、普通図柄作動ゲート(スルーゲート)32が配設されている。この普通図柄作動ゲート32は、始動チャッカー27を開閉動作させるための抽選の契機となる遊技球通過が行われる役物である。
遊技領域3aにおける普通図柄作動ゲート32、一般入賞口25a,25b,26a,26b、始動チャッカー27等の周囲には、ステージSから零れた遊技球や、発射されてからステージSに関与せずに落下してくる遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための障害釘30を含む多数の障害釘が打ち込まれている。また、ワープ導入口37の周囲及びその上方側にも、遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための多数の障害釘が打ち込まれている。
なお、本実施形態における「ワープ導入」という語句は、遊技領域3aに打ち出された遊技球を、当該遊技領域3aの比較的下側に位置する不図示の道釘等を経ることなく、始動チャッカー27の上に導くことを意味する概念である。また、上記「道釘」とは、遊技領域3aにおいて始動チャッカー27の左右に打ち込まれた複数本の障害釘(図示せず)の列を意味するもので、上方から転動落下してきた遊技球を始動チャッカー27方向に導く役割を担っている。
次に、センター飾り23及び該センター飾り23に搭載したステージSの構造について、図2を参照して説明する。なお、図2はセンター飾り23の構造を詳細に示す正面図である。
すなわち、図2に示すように、センター飾り23は、遊技盤3(図1参照)を前後方向から挟んだ形でそれぞれ該遊技盤3の表面及び裏面に固定される前枠体23a及び後枠体23bを有している。遊技盤3の前後方向で一体化した前枠体23a及び後枠体23bにより開口部36が形成されており、該開口部36には、その最上部(後述の上昇位置)と中央部(後述の落下位置)との間で移動する演出部材28が設けられている。該演出部材28は、ロゴ等が記されて発光演出し得るものであり、左右に延びる支持アーム29,29を介して昇降自在に支持されており、上昇位置にあっては、前枠体23aにおける開口部36の上部に形成された収容部4に収容される。該開口部36の下方縁部には、所定の契機で上昇する演出装置42が配設されている。後枠体23b最上部には、遊技盤3に形成された同形状の開口24(図1参照)に嵌め込まれて露出する所定形状の照明部33が配置されている。
遊技盤3の表側に位置する前枠体23aは、演出装置42の下側に位置するステージSを有している。該ステージSの左右には、前述したワープ導入口37及び放出口44がそれぞれ設けられている。ステージSの後方には、該ステージS後部と演出装置42との間に延在する壁部48が配置されている。
ステージSには、ワープ導入口37から導入した遊技球Ba(図1参照)を転がり移動させる転動路57が、センター飾り23の左右幅方向に延びるように形成されている。ワープ導入口37と転動路57との間には、該ワープ導入口37から導入された遊技球を直接受けて転動させる別の転動路(図示せず)が形成されている。該転動路は、上記転動路57より一段上方にて該転動路57に沿って延在すると共に、転動する遊技球を案内口39に導き得る案内溝部55を有している。転動路57の左右方向の中央部には、当該案内口39が形成されている。該案内口39は、遊技球Baを充分に通過させ得る程度の内径を有した形で上記転動路57を臨むように形成されており、該転動路57から受け入れた遊技球を始動チャッカー27に高確率(略々100%)で入賞させ得るように位置決めされている。なお、符号50は、転動路57と、別の転動路とを隔てる壁面であり、該壁面50は、切り欠かれた部位から転動路57側に遊技球を流下させるように構成される。符号56は、転動路57をステージ外方と隔てる壁面である。
ここで、上記演出部材28を有する演出装置13について、図3ないし図6を参照して詳細に説明する。なお、図3は演出装置13の全体構成を概略的に示す正面図、図4は支持部34の構成を詳細に示す、一部破断した正面図、図5は支持部34の構成を詳細に示す、一部破断した別の状態の正面図、図6は左側の支持部34の構成を拡大して示す正面図である。
上記演出装置13は、センター飾り23の後枠体23bに設けられており、画面35aの前側にて上昇位置(図4に示す位置)に上昇した後、落下位置(図5に示す位置)に落下する上記演出部材28と、センター飾り23の左右幅方向の一側(本実施形態では左側)及び他側(本実施形態では右側)に配置されて、演出部材28を昇降部材66を介して昇降自在に支持する支持部34,34と、演出部材28と共に落下した昇降部材66,66を下方で担持する担持部60,60と、を有している。演出部材28は、開口部36の上下方向の中間部を落下位置とし、該開口部36の上方の上記収容部4を上昇位置として、開口部36内方を移動する。該移動は、後枠体23bの中央上部に配置された昇降装置63によって牽引/解放される左右の吊り下げ部材64,64を介して昇降動作させられる。
各担持部60は、落下した昇降部材66の落下時の運動エネルギーを吸収する粘弾性部材(第1緩衝部材)68と、該粘弾性部材68と一体化した形で上記運動エネルギーを更に吸収するコイル状のバネ部材(第2緩衝部材)72と、をそれぞれ有している。すなわち、後枠体23bの最下部(つまり、後述の移動空間34aの最下部)に位置する固定部61と、昇降部材66との間には、該昇降部材66側から順に、粘弾性部材68、支持板69及びバネ部材72が介在している。該バネ部材72は、下端部を固定部61に当接させると共に上端部を支持板69の下面に嵌挿しており、該支持板69は、その上面に粘弾性部材68を固定して有している。なお、上記粘弾性部材68は、所定寸法角(例えば1[cm]角)で所定厚さ(例えば6[mm]程度)を有する矩形板状に形成されており、水素化ニトリルゴム(水素添加ニトリルゴム)等から構成することができる。
本実施形態において、左右の支持部34,34は、相互に略々同じ構成を備えて線対称の関係を有するので、ここでは左側の支持部34についてのみ構成を説明し、右側の支持部34については説明を省略する。
支持部34は、後枠体23bの縦方向に形成された移動空間34aを有しており、該移動空間34aには、昇降部材66が昇降移動自在に収容されている。該昇降部材66は、上下方向に長く且つ内部に空間を有する直方体状に構成されると共に、支持アーム29を臨む側面には先端部29aを挿入した該支持アーム29を上下方向にスライド移動させ得るように縦溝(図示せず)が形成されている。支持部34は、昇降部材66と演出部材28(つまり支持アーム29)との間に介在されたバネ部材74を有し、該バネ部材74が、落下した演出部材28の落下時の運動エネルギーを昇降部材66内にて吸収する第3緩衝部材を構成している。
すなわち、昇降部材66の内部空間には、該昇降部材66の下部に一端を固定した形で長手方向に沿って延びる支持ポール73が配置されており、該支持ポール73には、下部の一端側と、該支持ポール73に貫通孔29b(図6)を摺動自在に嵌挿した先端部29aとの間に位置するように、上記バネ部材74が嵌挿されている。該バネ部材74は、圧縮コイルスプリングであり、図6に示すように、支持ポール73の下部の一端側と先端部29aとの間に圧縮挿入された状態で、該先端部29aを介して作用する演出部材28の落下時の運動エネルギーを吸収し得るように構成される。
上記昇降部材66の下面(つまり、粘弾性部材68と対向する面)には、該下面から若干量突出する支持ポール73の下端部よりも下方に突出する当接部75が形成されている。昇降部材66の落下時、該当接部75が粘弾性部材68の上面に直接衝突することで、昇降部材66の、即ち演出部材28の落下が停止される。
左右の支持部34のうち、後枠体23bの左側に位置する支持部34には、昇降部材66の落下完了を検知する検知装置79が設けられている。該検知装置79は、移動空間34aの最下方におけるバネ部材72の背面側に配置されたフォトセンサ77と、該フォトセンサ77の発光部と受光部の間に進入/退避する遮蔽バー部材76と、から構成されている。従って、演出部材28が上昇位置から落下して落下位置に至った際、フォトセンサ77の発光部・受光部間に遮蔽バー部材76が進入することで検知信号が出力され、演出制御手段91(図8参照)が該検知信号を入力することに基づき、演出部材28の落下位置到達を判定する。一方、演出部材28が落下位置から上昇して、フォトセンサ77の発光部・受光部間から遮蔽バー部材76が退避すると、発光部・受光部間の光の授受が再開され、演出制御手段91がこの状態を検出することに基づき、演出部材28の上昇を判定する。
なお、本実施形態では、演出部材28がその左右に延在する支持アーム29,29を介して左右の支持部34,34にそれぞれ連結されているが、このような両持ち構造に限らず、左右いずれか一方の支持アーム29によって該一方の側の支持部34に連結する片持ち構造とすることも可能である。
ついで、本パチンコ機1の背面構造について図7を参照して説明する。同図は、本パチンコ機1の背面構造を示す背面図である。
すなわち、図7に示すように、パチンコ機1の前扉背面における上部左方には、賞球タンク43が取り付けられており、この賞球タンク43の下方に、副制御基板38、主制御基板40、及び払出し制御基板51がこの順に配設されている。また、前扉背面における上部右方には、外部端子板52が取り付けられており、この外部端子板52の下方に、整列待機通路45、賞球装置46、賞球排出通路47、電源ユニット41、及び発射装置(図示せず)用の発射制御基板53がこの順に配設されている。パチンコ機1の前扉背面における左側部には、施錠装置18が配設されている。
次に、本実施形態におけるパチンコ機1の制御系を図8に沿って説明する。なお、同図は本パチンコ機の制御系を示すブロック図である。
すなわち、本制御系は、遊技制御装置80と、該遊技制御装置80に電気的に接続された、始動チャッカー開閉ソレノイド70、アタッカー開閉ソレノイド71、放音装置12、演出用照明装置8,11、画像表示装置35、昇降装置63に内蔵されたモータ78、及び検知装置79と、を備えている。
遊技制御装置80は、図7に示した主制御基板40や副制御基板38等から構成されている。主制御基板40は、本パチンコ機1の動作全体を統括的に管理するものであり、当該パチンコ機1の動作全体を管理するシステムプログラム及び遊技用の実行プログラムが予め記憶された半導体メモリ等からなる記憶部(図示せず)と、これらのプログラムを実行する不図示のマイクロプロセッサ(MPU)とを備えている。また、副制御基板38は、主に画像表示、効果音等の演出、効果光等の表示制御を行うように構成されている。
遊技制御装置80は、入賞判定手段81、入賞信号出力手段82、抽選手段83、普通図柄抽選手段94、遊技制御手段86、保留手段87、作動制御手段88、作動判定手段89、作動決定手段90、演出制御手段91、及び表示制御手段92を備えている。
入賞判定手段81は、発射ハンドル2の操作で作動する発射装置(図示せず)によって遊技領域3aに打ち出された遊技球が始動チャッカー27、一般入賞口25a,25b,26a,26b、アタッカー5等の何れかに入賞したとき、当該入賞があった旨を判定する。
入賞信号出力手段82は、入賞判定手段81によって入賞が判定されたとき、対応する始動チャッカー27、一般入賞口25a,25b,26a,26b、アタッカー5等に入賞した旨の入賞信号を出力する。
抽選手段83は、遊技領域3aに打ち出された遊技球の入賞を契機として大当たり抽選(即ち、特別遊技状態に移行するか否かの抽選)を実行する。すなわち、抽選手段83は、入賞信号出力手段82からの始動チャッカー27に対応する入賞信号の入力時、最大保留球数未満での入賞を契機として、次なる大当たりを当選させるまで遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる確率変動当たり、及び上記特殊状態とならない通常当たりのうちの何れか一方に当選するように、大当たり乱数値を取得して、大当たり抽選を実行する。
そして抽選手段83は、大当たり抽選で確変当たりに当選した場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、確変当たりに対応する「111」等の図柄が画像表示装置35の大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。なお、上記「大当たり有効ライン」は、大当たりを得るため図柄が一列に並ぶべき位置(ライン)を意味する。また抽選手段83は、大当たり抽選で通常当たりに当選した場合、変動の結果、通常当たりに対応する「222」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。更に抽選手段83は、大当たり抽選に外れた場合、変動の結果、外れに対応する「252」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。
普通図柄抽選手段94は、始動チャッカー27を開閉動作させるための普通図柄抽選を、普通図柄作動ゲート32への遊技球通過を契機として行う。
遊技制御手段86は、放音装置12、演出用照明装置8,11に放音、発光の演出をさせる契機となる指令、或いは、昇降装置63に落下/上昇作動の演出をさせる契機となる指令を演出制御手段91に送る。また遊技制御手段86は、予め設定された演出データや、抽選手段83での抽選結果に応じて、画像表示装置35に表示すべき大当たり抽選に関連する演出内容に関する信号を表示制御手段92に送る。
保留手段87は、抽選手段83から出力された変動パターン信号を入力し、変動パターンを、始動チャッカー27への入賞の都度に行われた抽選の結果となる保留球として順次記憶する。当該記憶状況は、大当たり抽選保留表示装置(図示せず)に、最大4個の保留球となるように点灯表示される。保留手段87は、保留球数が例えば4個になっているか否かを常時判定し、保留球数が4個表示されている間は、始動チャッカー27への入賞に拘わらず大当たり抽選は行わない。なお、保留球として点灯表示される保留球数は上記「最大4個」に限らず、例えば3個以下、又は5個以上として適宜設定することも可能である。
作動制御手段88は、作動決定手段90の作動開始決定の旨の信号に基づき、始動チャッカー開閉ソレノイド70に駆動信号を送って該ソレノイド70を作動させ、始動チャッカー27を開放させ或いは閉塞させる。更に作動制御手段88は、アタッカー開閉ソレノイド71に駆動信号を送って該ソレノイド71を作動させ、抽選手段83での抽選による大当たり発生時にアタッカー5を開放して所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返すように制御する。
作動判定手段89は、始動チャッカー開閉ソレノイド70及びアタッカー開閉ソレノイド71を作動させるための条件を満たすか否かを判定する。つまり、始動チャッカー開閉ソレノイド70にあって、始動チャッカー27の開閉の「条件を満たす」時とは、普通図柄抽選手段94において抽選手段83の大当たり抽選とは別途行われる普通図柄抽選で当選した場合である。アタッカー開閉ソレノイド71にあって、アタッカー5の開放の「条件を満たす」時とは、所謂リーチ(所謂スーパーリーチ、ノーマルリーチを含む)の状態から3つの同じ図柄が大当たり有効ライン上で揃って大当たりが発生した場合であり、アタッカー5の閉塞の「条件を満たす」時とは、大当たり発生時の全てのラウンドにおける入賞を完了した場合である。
作動決定手段90は、作動判定手段89からの判定信号を受けて、始動チャッカー開閉ソレノイド70、アタッカー開閉ソレノイド71の作動開始をそれぞれに決定する。
演出制御手段91は、遊技制御手段86からの指令に応答して、放音装置12を放音駆動し、演出用照明装置8,11を発光駆動し、遊技者の聴覚や視覚に訴える演出を行う。また演出制御手段91は、遊技制御手段86からの指令に応答して、昇降装置63により演出部材28を落下/上昇駆動し、遊技者の視覚に訴える演出を行う。
表示制御手段92は、遊技制御手段86からの信号に従って、画像表示装置35を駆動し、大当たり抽選結果を中心とした内容等の演出を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示する。その際、表示制御手段92は、抽選手段83による各抽選結果を、画像表示装置35の画面35aに時系列に表示する。
次に、本パチンコ機1による作用について、図9のフローチャートを併せて参照しつつ説明する。
すなわち、本パチンコ機1に対面して着座した遊技者が発射ハンドル2を握り、適宜の角度に回動操作すると(ステップS1)、発射装置の作動で遊技球が所定の時間間隔で遊技領域3aに向けて連続的に発射される。すると、遊技領域3aに打ち出されて転動落下する多数の遊技球は、始動チャッカー27や一般入賞口25a,25b,26a,26bに適時入賞し、或いは、これらに関与せずに転動落下して、遊技領域3a最下部のアウト口(図示せず)から遊技盤3背面側に排出される。
遊技領域3aに打ち出された遊技球の一部がワープ導入口37に入球すると、その遊技球は、放出口44を介してステージSに放出される。該放出された遊技球は、ステージS上を転動し、落下案内孔(図示せず)に上手く落下した遊技球は、放出口49を経由して始動チャッカー27に高い入賞確率(略100%)で入賞する。
放出口49から放出された遊技球は、上述のように高確率で始動チャッカー27に入賞することになるが、障害釘30への当接状況によっては入賞できないこともある。一方、落下案内孔に導入されない遊技球の多くは、ステージS下方に放出されて始動チャッカー27とは異なる方向に落下するが、場合によっては、始動チャッカー27とは異なる方向に落下しても、障害釘30の左右に打ち込まれた所謂ジャンプ釘(図示せず)や、このジャンプ釘から左右方向に配列された道釘(図示せず)で弾き返されることで、障害釘30に絡んでその間を落下して始動チャッカー27に入賞するものもある。
ところで、始動チャッカー27や一般入賞口25a,25b,26a,26bの何れかに遊技球が入賞した場合には、入賞判定手段81が当該入賞を判定し、且つ入賞信号出力手段82が入賞信号を出力する(ステップS2)。
そして、大当たり抽選で当選した場合(ステップS3)、抽選手段83が当たりフラグをオンすると、演出乱数値に基づく抽選で、大当たりの種別、つまり確変当たり又は通常当たりに対応する変動パターンが決定される。
これにより、ステップS4において、画像表示装置35に表示されるべき当たり図柄がセットされ、抽選手段83は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、当該変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を送信しないようにするために図柄変動禁止フラグをオンし、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。一方、大当たり抽選で外れた場合には、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する図柄が最終的に揃う旨の変動パターンが決定される。これにより、画像表示装置35に表示される外れ図柄がセットされ、抽選手段83は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、図柄変動禁止フラグをオンし、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
そして、遊技制御手段86が、画像表示装置35の画面35aに表示すべき演出内容に関する信号を、表示制御手段92に送信することに基づき、表示制御手段92は、画像表示装置35を駆動し、大当たり抽選結果に関する内容等を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示する(ステップS5)。この際、遊技制御手段86から指令が出ていれば、演出制御手段91は、画面35a上の演出に合わせて、放音装置12を放音駆動し、或いは、演出用照明装置8,11を発光駆動して、演出を盛り上げるように作動制御する。更に、演出装置13を作動させる旨の指令が遊技制御手段86から出ていれば、演出制御手段91は、画面35a上の演出に合わせて昇降装置63を駆動し、例えば上昇位置にある演出部材28を落下位置まで一気に落下させ、演出を盛り上げるように制御する。
そして、画面35a上に表れた抽選結果が大当たり決定である場合、作動制御手段88は、作動決定手段90の作動開始決定の旨の信号に基づき、所定のタイミングでアタッカー開閉ソレノイド71に駆動信号を送り、当該ソレノイド71を作動させてアタッカー5を開放し、所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返させる。これにより、アタッカー5に入賞した遊技球に対応する多量の遊技球が球供給口17から皿ユニット16に払い出される(ステップS6)。
以上説明した本実施形態では、演出装置13が、画面35a前側にて上昇位置に上昇した後、落下位置に落下する演出部材28と、センター飾り23の左右幅方向の両側に配置されて、演出部材28を昇降部材66を介して昇降自在に支持する支持部34と、演出部材28と共に落下した昇降部材66を下方で担持する担持部60と、を有している。そして、該担持部60が、落下した昇降部材66の落下時の運動エネルギーを吸収する粘弾性部材68と、該粘弾性部材68と一体化した形で落下時の運動エネルギーを更に吸収するバネ部材72と、を有している。このため、演出部材28を画面35a前側で突然落下させることで、所謂サプライズ性を醸し出して演出装置13による演出を新奇で充実したものとすることができる。そして、粘弾性部材68とバネ部材72とによって、演出部材28が落下した際の落下時の運動エネルギーを効果的に吸収することができる。すなわち、第1緩衝部材として略ゲル状などの粘弾性部材68が用いられていることで、昇降部材66の落下衝突時の当たりを柔らかくし、衝突で部材同士が破損するのを防止することができ、バネ部材72により運動エネルギーを更に吸収し、衝突による部材同士の破損防止効果をより高めることができる。
また、本実施形態によれば、支持部34が、昇降部材66と演出部材28との間に介在されたバネ部材74を有し、該バネ部材74が、落下した演出部材28の落下時の運動エネルギーを昇降部材66内にて吸収するので、粘弾性部材68及びバネ部材72にバネ部材74も加えることにより、演出部材28の落下時の運動エネルギーを極めて有効に吸収することができる。そして、吊り下げ部材64で接続された昇降部材66内にバネ部材74が存することにより、吊り下げ部材64を常時引っ張っておくことができるので、該吊り下げ部材64の外れを防止することができる。当該バネ部材74は、昇降部材66内において常に付勢状態にある。また、吊り下げ部材64に接続された昇降部材66内にバネ部材74が存在することにより、支持アーム29が所定位置より上がりすぎた場合に、その位置のずれをバネ部材74にて吸収することができる。
そして、本実施形態によれば、落下してくる昇降部材66を粘弾性部材68で直接的に受けて効果的に緩衝すると共に、該粘弾性部材68で受ける際に伝わる衝撃をバネ部材72で有効に緩衝することができ、これにより、コンパクトで緩衝効果の高い構造を得ることができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
1 遊技機(パチンコ機)
3a 遊技領域
13 演出装置
23 センター役物(センター飾り)
28 演出部材
34 支持部
35 画像表示装置
35a 画面
36 開口部
60 担持部
66 昇降部材
68 第1緩衝部材(粘弾性部材)
72 第2緩衝部材(バネ部材)
74 第3緩衝部材(バネ部材)
Ba 遊技球
3a 遊技領域
13 演出装置
23 センター役物(センター飾り)
28 演出部材
34 支持部
35 画像表示装置
35a 画面
36 開口部
60 担持部
66 昇降部材
68 第1緩衝部材(粘弾性部材)
72 第2緩衝部材(バネ部材)
74 第3緩衝部材(バネ部材)
Ba 遊技球
Claims (3)
- 遊技領域に、演出装置と、画像表示装置の画面を露出する開口部と、を有するセンター役物を備え、前記遊技領域に遊技球を打ち出して遊技してなる遊技機において、
前記演出装置が、
前記画面の前側にて上昇位置に上昇した後、落下位置に落下する演出部材と、
前記センター役物の左右幅方向の少なくとも一側に配置されて、前記演出部材を昇降部材を介して昇降自在に支持する支持部と、
前記演出部材と共に落下した前記昇降部材を下方で担持する担持部と、を有し、かつ、
該担持部が、落下した前記昇降部材の落下時の運動エネルギーを吸収する第1緩衝部材と、該第1緩衝部材と一体化した形で前記運動エネルギーを更に吸収する第2緩衝部材と、を有してなる、
ことを特徴とする遊技機。 - 前記支持部が、前記昇降部材と前記演出部材との間に介在されたバネ部材を有し、
該バネ部材が、落下した前記演出部材の運動エネルギーを前記昇降部材内にて吸収する第3緩衝部材を構成してなる、
請求項1記載の遊技機。 - 前記第1緩衝部材は、粘弾性部材であり、かつ、
前記第2緩衝部材は、前記粘弾性部材を支えるバネ部材である、
請求項1又は2記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007208767A JP2009039371A (ja) | 2007-08-10 | 2007-08-10 | 遊技機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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- 2007-08-10 JP JP2007208767A patent/JP2009039371A/ja active Pending
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