JP4610655B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技盤の前面に、表示画面を臨ませた開口部が開設された枠体構造のセンターケースを備えたパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
従来の遊技機、例えばパチンコ遊技機においては、遊技盤に区画形成された遊技領域に、所謂センターケース等の窓枠状前面構成部材を配置し、該センターケースに開口部を開設して変動表示ゲームが表示される表示画面(表示部)を臨ませ、センターケースの下部(底部)には、センターケースに流入した遊技球を横方向へ転動させるステージ部を配置し、遊技者に遊技球が転動する様子を見せるように構成したものがある(例えば、特許文献1)。
上記パチンコ遊技機においては、センターケースの下方に、変動表示ゲームを始動させるための始動入賞口を配置し、ステージを転動した遊技球が下方へ落下して始動入賞口へ入賞したり、始動入賞口へ入賞せずに遊技盤の下部へ流下(非入賞)したりするように構成している。さらに、遊技者がステージ部に注目し易いように、ステージ部のうち始動入賞口の直上に位置する部位に溝部を形成して、該溝部により遊技球が誘導されると始動入賞口の直上へ落下し易く(すなわち始動入賞口へ入賞し易く)したり、あるいは、ランプ等の発光手段でステージを照明したりしている。したがって、センターケースに形成されたステージ部は、遊技の興趣を向上するための重要な機能を備えている。
特開2004−081588号公報
ところで、近年では、変動表示ゲームに対する興趣を高めるために、パチンコ遊技機に大型の表示部(例えば、LCD)を備える傾向にある。そして、表示部の大型化が進むに連れて、表示部の配置領域を拡大して確保する必要があり、このことから、遊技領域の障害釘の植設本数を減少させることを余儀なく強いられる。この結果、遊技球の挙動を見せるためのスペースの設定が障害釘の植設領域からステージ部へと移りつつある。また、表示部の大型化に伴い、ステージ部も左右方向に拡張されて大型化する傾向にある。したがって、この大型化したステージ部を有効に活用してパチンコ遊技機における遊技の興趣を一層高めることが望まれている。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、センターケースのステージ部を遊技球が転動可能な部位としてだけではなく、装飾性を高める部位としても機能させることができ、遊技の興趣を高めることができる遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、遊技盤の前面には遊技領域を区画形成し、該遊技領域には、変動表示装置の表示画面を臨ませる表示用開口部が開設された枠体構造のセンターケースを備え、該センターケースの後方には、前記表示画面に複数の識別情報を変動表示して変動表示ゲームを行う前記変動表示装置を備え、センターケースの下方には始動入賞口を配置し、該始動入賞口への遊技球の入賞に基づき前記変動表示ゲームを行う遊技機において、
前記センターケースは、
当該センターケースを遊技盤へ取り付けるための取付基板の後部に前記表示用開口部が開設された凹室を形成するケース本体と、
該ケース本体の下辺部に配置され、遊技球が上面を転動可能であり、遊技球をセンターケースの下方の遊技領域へ流下可能なステージ部と、
前記ケース本体の外方の遊技領域に向けて入口を開放するとともに、出口をステージ部に臨ませ、入口に流入した遊技球をステージ部へ導入する球導入路と、
前記ステージ部上を転動する遊技球を始動入賞口へ誘導可能な誘導流下路と、を具備し、
前記ステージ部は、左右方向に延設され、上面に遊技球が転動可能な球転動面を形成した透明部材で構成され、当該ステージ部の下方を視認可能とし、
前記ステージ部のうち球転動面の下方には、立体装飾具が配置される装飾空間部を形成し、前記ステージ部を前記ケース本体の下辺部に配置することにより、前記ステージ部の下方に前記立体装飾具が位置し、
該立体装飾具を前記ステージ部の上方から球転動面を介して視認可能としたことを特徴とする遊技機である。
請求項2に記載のものは、前記立体装飾具を上面に接続する装飾体を球転動面よりも下方の位置に備え、
前記ステージ部の球転動面と装飾体との間を前記装飾空間部に設定したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、センターケースは、当該センターケースを遊技盤へ取り付けるための取付基板の後部に前記表示用開口部が開設された凹室を形成するケース本体と、該ケース本体の下辺部に配置され、遊技球が上面を転動可能であり、遊技球をセンターケースの下方の遊技領域へ流下可能なステージ部と、ケース本体の外方の遊技領域に向けて入口を開放するとともに、出口をステージ部に臨ませ、入口に流入した遊技球をステージ部へ導入する球導入路と、ステージ部上を転動する遊技球を始動入賞口へ誘導可能な誘導流下路と、を具備し、ステージ部は、左右方向に延設され、上面に遊技球が転動可能な球転動面を形成した透明部材で構成され、当該ステージ部の下方を視認可能とし、ステージ部のうち球転動面の下方には、立体装飾具が配置される装飾空間部を形成し、ステージ部をケース本体の下辺部に配置することにより、ステージ部の下方に立体装飾具が位置し、該立体装飾具をステージ部の上方から球転動面を介して視認可能としたので、透明なステージ部の内側に立体装飾具を視認可能な状態で配置することができる。したがって、センターケースのステージ部を遊技球が転動可能な部位としてだけではなく、装飾具を配置して遊技機の装飾性を高める部位としても機能させることができる。これにより、大型化したステージ部を有効に活用することができ、遊技の興趣の向上を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、立体装飾具を上面に接続する装飾体を球転動面よりも下方の位置に備え、ステージ部の球転動面と装飾体との間を前記装飾空間部に設定したので、遊技機の機種のマイナー変更(例えば、遊技盤の表面のセル交換や、賞球数の設定変更)において、装飾体を別個準備した新たなデザインの装飾体に交換したり、あるいは、装飾体はそのままで立体装飾具を別個準備した新たなデザインの立体装飾具に交換したりして、遊技盤の装飾のマイナー変更を容易に行うことができる。そして、遊技盤の装飾のマイナー変更に掛かるコストを低く抑えることができる。
パチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 センターケースの斜視図である。 センターケースの分解斜視図である。 前側枠体部および第1ステージ部の後方から見た分解斜視図である。 中央枠体部および後側枠体部から第2ステージ部を取り外した状態の分解斜視図である。 ステージ部の下方から見た分解斜視図である。 第2装飾体と立体装飾具との分解斜視図である。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。
パチンコ遊技機の遊技盤1は、図1に示すように、合板やプラスチック等からなる矩形状の遊技盤本体2の前面に、ガイドレール3や遊技領域区画部材4等を止着することで略円形状の遊技領域5を区画形成し、該遊技領域5のうちガイドレール3とは反対寄り(図中右寄り)に大型のセンターケース7を配設し、該センターケース7の後方には、複数の識別情報を変動表示して変動表示ゲームを行う変動表示装置(表示部)9を備えている。また、センターケース7の下方には、変動表示ゲーム始動用の始動入賞口10を配置し、該始動入賞口10の左右両側に羽根状の開閉部材10aを備え、始動入賞口10の左右両側方には、一般入賞口11と、発光により各種の装飾表示を行うサイドランプ12とを配置している。さらに、始動入賞口10の下方には、大入賞口13を配置し、該大入賞口13の下方であって遊技領域5の下縁部には、入賞せずに流下した遊技球を回収するアウト口14を設け、始動入賞口10、大入賞口13やセンターケース7等の取付部分を除いた遊技領域5内に障害釘(図示せず)を植設している。
次に、センターケース7について説明する。
センターケース7は、図2および図3に示すように、ケース本体21と、該ケース本体21の下部に配置されたステージ部22と、該ステージ部22の下方に配置された誘導流下路23とを具備して構成されている。ケース本体21は、枠体構造の部材であり、当該ケース本体21の前側に配置される前側枠体部25と、当該ケース本体21の後側に配置される後側枠体部26と、前側枠体部25と後側枠体部26との間に挟まれる状態で配置される中央枠体部27とを前後に重合して構成されている。そして、ケース本体21の内部には、前方へ開放した凹室28を形成し、該凹室28の後部には、後方の変動表示装置9の表示画面を前方へ臨ませる矩形状の表示用開口部29を開設している。さらに、センターケース7の一側部(図1中左側部)には、遊技領域5を流下する遊技球を凹室28内、詳しくはステージ部22へ導入する球導入路(所謂ワープ流路)30を配置し、凹室28内の上寄りには、複数の花の形状を模した装飾部32を配置し、センターケース7の他側部(図1中右側部)の前側には、遊技球をセンターケース7の縁部に沿って流下させる縁部流路33と、該縁部流路33の下端に配置され、縁部流路33を流下してきた遊技球の流下方向を変化可能な風車34とを備えている。
前側枠体部25は、図3および図4に示すように、表示用開口部29よりも大きな前側開口部37を開口した枠体であり、当該前側枠体部25の周縁(外周縁)に沿って取付基板38を外方へ鍔状に突設し、該取付基板38の各部には、センターケース7を遊技盤1へ取り付ける(止着する)ための取付孔39を複数開設している。また、前側枠体部25の上辺部の前側には、庇状の鎧部40を左右両側方へ向けて下り傾斜した状態で取付基板38よりも前方へ突設し、該鎧部40の左右両側の傾斜端部から縦長の側辺部41を取付基板38よりも前方へ突設し、一側(図3中左側)の側辺部41には、球導入路30の上流側となる第1導入路42を備え、該第1導入路42の上流部(すなわち球導入路30の入口)を前側枠体部25の外方へ向けて開放し、第1導入路42の下流部を後方へ向けて開放している(図4参照)。さらに、前側枠体部25の下辺部には、ステージ部22の一部を配置するための第1棚部43を形成し、該第1棚部43の左右両端部を上方へ起立して第1起立部44を形成し、第1起立部44のうち中央枠体部27に対向(当接)する後縁部(すなわち前側枠体部25の後縁部の一部)から第1スライド溝45を前方へ延出した状態で開設している。そして、第1棚部43の前縁部には、ステージ部22の前方に配置される前側壁部46を上方へ延出する状態で備え、前側壁部46の左右方向の中央部分には、後述する誘導流下路23の下流端に連通する円形の導出口47を開設している。
中央枠体部27は、図3および図5に示すように、前側枠体部25の前側開口部37と略同じ大きさの中央開口部50を開口した枠体であり、その全体を透光性部材(例えば有色透明な合成樹脂)で形成されている。また、当該中央枠体部27の内側の上縁部及び側縁部(図3中右縁部)から中央開口部50の中央部分へ向けて装飾ベース部51(図5参照)を延設し、該装飾ベース部51を透光性部材(例えば、有色透明な合成樹脂)で形成している。そして、装飾ベース部51の前面側の上部には、装飾部32の一部であり、開花した木の枝の形状を模した横長な装飾回動部材52を回動可能な状態で軸着し、該装飾回動部材52を駆動伝達機構53を介して後側枠体部26に設けられたモータ54に接続して、遊技の進行に伴って回動することで遊技演出を行えるように構成されている。さらに、装飾ベース部51の前面側の左右両側部には、装飾部32の一部であり、開花した木の枝の形状を模した縦長な装飾固定部材55を配置している。
また、中央枠体部27の一側には、球導入路30の下流側となる第2導入路57を備え、該第2導入路57の上流部を中央枠体部27の前方へ向けて開放して第1導入路42の下流部へ接続可能とし、第2導入路57の下流部をステージ部22の側方へ向けて開放している。さらに、中央枠体部27の下辺部には、ステージ部22の一部を配置するための第2棚部58を形成し、該第2棚部58の左右両端部を上方へ起立して第2起立部59を形成し、第2起立部59のうち前側枠体部25に対向(当接)する前縁部(すなわち中央枠体部27の前縁部の一部)から第2スライド溝60を後方へ延出した状態で開設している。そして、第2棚部58の後縁部には、ステージ部22の後方に配置される後側壁部61をステージ部22の後縁部よりも僅かに上方へ突出する高さで備え、該後側壁部61の上縁部を表示用開口部29の下縁部と略同じ高さに位置する状態に設定している。なお、後側壁部61は、透光性部材(例えば有色透明な合成樹脂)で形成されている。
後側枠体部26は、図3に示すように、表示用開口部29を開設した枠体であり、その前面部には、LED等の発光源を実装した発光基板63を表示用開口部29の周縁に沿って配置し、発光源が透光性部材からなる中央枠体部27、装飾ベース部51および後側壁部61へ向けて光を照射してセンターケース7を発光により装飾できるように構成されている。また、後側枠体部26の上部の後側には、装飾回動部材52の駆動源となるモータ54を備えている。
次に、誘導流下路23について説明する。
誘導流下路23は、ステージ部22上を転動する遊技球をステージ部22の下方へ案内してからセンターケース7の下辺部の前方へ誘導可能な遊技球通路である。この誘導流下路23は、前側枠体部25に設けられた前側球流下路65と、中央枠体部27に設けられた中央球流下路66と、後側枠体部26に設けられた後側球流下路67とを前後に連通して構成されている。前側球流下路65は、図3および図4に示すように、前側枠体部25の第1棚部43の上面のうち左右方向の中央部分に、上部が開放された状態(断面略U字状)で前後方向へ延設され、左右幅を遊技球の直径よりも僅かに広く設定している。また、前側球流下路65の下流端となる前側部を前側壁部46の導出口47へ連通し、前側球流下路65の上流端となる後側部の縁には、接続ピン69を後方へ突設している。
なお、導出口47は、始動入賞口10の直上に配置されている。したがって、遊技球がステージ部22から誘導流下路23を流下して導出口47から下方へ流下すると、この遊技球は始動入賞口10へ入賞し易い。
中央球流下路66は、図3および図5に示すように、中央枠体部27の第2棚部58の上面のうち左右方向の中央部分に、上部が開放された状態(断面略U字状)で前後方向へ延設され、左右幅を前側球流下路65と同じ幅、すなわち遊技球の直径よりも僅かに広い幅に設定している。また、中央球流下路66の下流端となる前側部には、前側球流下路65の接続ピン69を接続可能な接続孔70を開設し、中央球流下路66の上流端となる後側部には、後側球流下路67の前側部に連通する縦長な連通口71を後側壁部61の上端部に亘って開設している。さらに、中央球流下路66の上縁部のうち前後方向の略中央部分に支持梁72を備え、該支持梁72により中央球流下路66の側壁の倒れを防止している。
後側球流下路67は、図3および図5に示すように、後側枠体部26の下縁部から表示用開口部29の下縁部に亘って上下方向へ延設され、左右幅を前側球流下路65および中央球流下路66と同じ幅、すなわち遊技球の直径よりも僅かに広い幅に設定している。また、前側部(すなわち中央球流下路66側に位置する部分)および上部(すなわち表示用開口側に位置する部分)を開放し、前側部の開放口に中央枠体部27の連通口71を連通するように構成されている。また、後側球流下路67の下流端となる下端部を中央球流下路66の後方に配置して中央球流下路66の上流端に連通し、後側球流下路67の上流側となる上端部をステージ部22の後方であってステージ部22よりも上方に配置し、ステージ部22上を転動した遊技球を後側球流下路67の上端部から導入できるように構成されている。
次に、ステージ部22について説明する。
ステージ部22は、球導入路30から流下してきた遊技球や、センターケース7の下方の遊技領域5から障害釘により弾き飛ばされてセンターケース7内へ進入してきた遊技球を横方向(前後方向あるいは左右方向)へ転動させるためのものである。このステージ部22は、当該ステージ部22の前側、言い換えるとセンターケース7の前寄りに配置された第1ステージ部76と、当該ステージ部22の後側、言い換えると表示用開口部29寄り(センターケース7の後寄り)に配置された第2ステージ部77とを前後に並べて構成され、第1ステージ部76を下段とし、第2ステージ部77を上段とした所謂ひな壇形状を形成している(図2参照)。
第1ステージ部76は、図2および図3に示すように、ケース本体21の下辺部の略全幅に亘る状態で形成された横長なステージであり、内部を透視可能な透明部材(詳しくは無色透明な合成樹脂)で形成され、前側球流下路65の上部を閉塞する状態で前側枠体部25の下辺部、詳しくは第1棚部43上に配置されている。また、第1ステージ部76の上面には、横長な第1球転動面79を遊技球が十分に通過可能な前後幅、具体的には遊技球が前後に2個並ぶ程度の前後幅に設定するとともに、左右両側から中央部へ向けて下り傾斜した略円弧状に形成し、中央部を上方へ緩やかに隆起している。さらに、第1ステージ部76の第1球転動面79の左右方向の途中には、遊技球を前方へ案内可能な第1前方案内部80を複数箇所、具体的には、第1ステージ部76の中央の隆起部の左右両側方に配置している。そして、第1前方案内部80の底面をその左右方向の中央部分が下方に凹む湾曲面で形成し、この湾曲面を前方へ下り傾斜した状態に設定して、第1前方案内部80に到達した遊技球が第1前方案内部80上を左右に揺動しながら前方に転動するように構成されている。また、隆起部の中央部分には、溝状の第1後方案内部81を後方へ下り傾斜した状態で配置し、該第1後方案内部81により遊技球を後述する第2ステージ部77の前縁部のうち左右方向の中央部分へ案内できるように構成されている。
そして、第1ステージ部76の前縁部のうち、左右両側の第1前方案内部80の間には、遊技球が第1ステージ部76の第1球転動面79から前方へ落下することを阻止する落下阻止突起82を上方へ突設している(図3および図4参照)。なお、右側の第1前方案内部80と第1ステージ部76の右端部との間の前方、および左側の第1前方案内部80と第1ステージ部76の左端部との間の前方には、前側枠体部25の前側壁部46が第1ステージ部76よりも上方へ突出する状態で配置され、この前側壁部46により遊技球が第1ステージ部76の左右両側から前方へ落下することを阻止する。
さらに、第1ステージ部76の左右両端部の後縁寄りには、図4および図6に示すように、前後方向に延設された第1スライド片84を外方へ向けて突設し、第1ステージ部76の後側部の下側縁には、第2ステージ部77の下側縁に係合可能な第1係合突起85を後方へ向けて突設している。また、第1ステージ部76の下部を左右方向に亘って上方へ凹ませて横長な第1装飾空間部86を形成し、第1装飾空間部86の前側を区画する第1前側区画壁86a(すなわち第1ステージ部76の前縁部)の下縁部には、前側球流下路65との干渉を避けるための第1前側切欠部87を形成し、第1装飾空間部86の後側を区画する第1後側区画壁86bの下縁部(すなわち第1ステージ部76の後縁部)には、前側球流下路65との干渉を避けるための第1後側切欠部88を形成している。なお、第1装飾空間部86内の構成については、後で詳細に説明する。
第2ステージ部77は、図2および図3に示すように、第1ステージ部76と略同じ横幅、すなわち、ケース本体21の下辺部の略全幅に亘る状態で形成された横長なステージであり、内部を透視可能な透明部材(詳しくは無色透明な合成樹脂)で形成され、中央球流下路66の上部を閉塞するとともに後側球流下路67の前側部を閉塞する状態で後側枠体部26の下辺部、詳しくは第2棚部58上に配置されている。また、第2ステージ部77の上面には、横長な第2球転動面91(本発明における球転動面に相当)を第1ステージ部76の第1球転動面79よりも広い前後幅、具体的には遊技球が前後に3個並ぶ程度の幅に設定するとともに、左右両側から中央部へ向けて下り傾斜した略円弧状に形成し、中央部を上方へ緩やかに隆起している。さらに、第2ステージ部77の第2球転動面91の左右方向の途中には、遊技球を前方へ案内可能な第2前方案内部92を複数箇所、具体的には、第2ステージ部77の隆起部の左右両側方であって、第1ステージ部76の第1前方案内部80の後方に位置する箇所に配置している。そして、第2前方案内部92の底面をその左右方向の中央部分が下方に凹む湾曲面で形成し、この湾曲面を前方へ下り傾斜した状態に設定して、第2前方案内部92に到達した遊技球が第2前方案内部92上を左右に揺動しながら前方の第1ステージ部76の第1球転動面79、特に第1前方案内部80に落下できるように構成されている。
さらに、第2球転動面91のうち、左右両側の第2前方案内部92の間、右側の第2前方案内部92と第2球転動面91の右端部との間、および左側の第2前方案内部92と第2球転動面91の左端部との間には、遊技球が前方へ転動することを規制する球転動規制突起93を第2球転動面91の前後方向の前寄りの位置から上方へ突設している。また、第2球転動面91の左側方の後寄りに球導入路30(第2導入路57)の出口を配置し、球導入路30から流下してきた遊技球がその流下勢で第2球転動面91のうち球転動規制突起93よりも後方の部分を左右方向へ転動できるように構成されている。そして、隆起部のうち、球転動規制突起93の後方に位置する中央部分には、溝状の第2後方案内部94を後方へ下り傾斜した状態で配置し、該第2後方案内部94により遊技球を誘導流下路23の導入口(後側球流下路67の上端部)へ案内できるように構成されている。さらに、球転動規制突起93の前方に位置する中央部分には、前方を開放した縦長な断面U字状の球落下通路95を形成し、該球落下通路95の上部を第1ステージ部76の第1後方案内部81の後方へ配置するとともに、球落下通路95の下端部を誘導流下路23、具体的には中央球流下路66の前側部に上方から連通して、第1後方案内部81により案内された遊技球を球落下通路95を介して誘導流下路23へ導入するように構成されている。
また、第2ステージ部77の左右両端部の前縁寄りには、図5および図6に示すように、前後方向に延設された第2スライド片98を外方へ向けて突設し、第2ステージ部77の前側部の下側縁には、第1係合突起85を係合可能な係合受部99を形成し、第2ステージ部77の後側部の下側縁には、中央枠体部27の後側壁部61に係合可能な第2係合突起100を後方へ向けて突設している。さらに、第2ステージ部77の下部を左右方向に亘って上方へ凹ませて横長な第2装飾空間部101(本発明における装飾空間部に相当)を形成し、第2装飾空間部101の前側を区画する第2前側区画壁101aの下縁部には、第2ステージ部77の前縁部と中央球流下路66との干渉を避けるための第2前側切欠部102を形成し、第2装飾空間部101の後側を区画する第2後側区画壁101bの下縁部には、第2ステージ部77の後縁部と中央球流下路66との干渉を避けるための第2後側切欠部103を形成している。なお、第2装飾空間部101内の構成については、後で詳細に説明する。
そして、本発明におけるステージ部22は、遊技球を転動させる機能だけではなく、センターケース7の下辺部を装飾する機能をも備えている。具体的に説明すると、第1ステージ部76は、図6に示すように、第1装飾空間部86の上側の区画面(言い換えると第1球転動面79の裏側に位置する面)に、花びら状に縁取られた装飾領域106を複数設定し、該装飾領域106内を梨地仕上げ等の半透明処理を施して、第1球転動面79の上方から花びらの模様が視認できるように構成されている。さらに、第1装飾空間部86の内部には、第1ステージ部76よりも一回り小さい横長な第1装飾体107を下方から嵌合している。
第1装飾体107は、透光性部材(例えば、有色透明な合成樹脂)で左右両側から中央部へ向けて下り傾斜した略円弧状に形成されており、その曲率を第1球転動面79の曲率よりも小さく設定している。そして、第1装飾体107の上面には、曲線状の溝部を複数形成して装飾を施し、この装飾部分を透明な第1ステージ部76の第1球転動面79を介して上方から視認できるように構成されている。また、第1装飾体107の前縁部には、第1装飾空間部86の第1前側区画壁86aに当接する第1前側当接部109を下方へ向けて延設し、該第1前側当接部109の下縁部には、前側球流下路65との干渉を避けるための第1前側装飾切欠部110を開設して第1前側区画壁86aの第1前側切欠部87と前後に並んで連通するように構成されている。そして、第1装飾体107の後縁部には、第1装飾空間部86の第1後側区画壁86bに当接する第1後側当接部111を下方へ向けて延設し、該第1後側当接部111の下縁部には、前側球流下路65との干渉を避けるための第1後側装飾切欠部112を開設して第1後側区画壁86bの第1後側切欠部88と前後に並んで連通するように構成されている。
一方、第2ステージ部77は、図6に示すように、第2装飾空間部101の上側の区画面(言い換えると第2球転動面91の裏側に位置する面)に、花びら状に縁取られた装飾領域116を複数設定し、該装飾領域116内を梨地仕上げ等の半透明処理を施して、第2球転動面91の上方から花びらの模様が視認できるように構成されている。さらに、第2装飾空間部101の内部には、第2ステージ部77よりも一回り小さい横長な第2装飾体117(本発明における装飾体に相当)を下方から嵌合している。
第2装飾体117は、図7に示すように、透光性部材(例えば、無色透明な合成樹脂)で左右両側から中央部へ向けて下り傾斜した略円弧状に形成されており、その曲率を第2球転動面91の曲率よりも小さく設定している。さらに、第2装飾体117の中央部を上方へ隆起し、該隆起部の前縁部には、第2ステージ部77の球落下通路95の後側に嵌合する嵌合部119を切り欠いて形成している。そして、第2装飾体117の上面には、曲線状の溝部を複数形成し、上面のうち隆起部の左右両側方には、孔を開設して形成された接続部120を複数備え、該接続部120に花の形状を模した立体装飾具121を植設(接続)して、溝部および立体装飾具121からなる装飾部分を透明な第2ステージ部77の第2球転動面91を介して上方から視認できるように構成されている。
また、第2装飾体117の前縁部には、第2装飾空間部101の第2前側区画壁101aに当接する第2前側当接部123を下方へ向けて延設し、該第2前側当接部123の下縁部には、中央球流下路66との干渉を避けるための第2前側装飾切欠部124を開設して第2前側区画壁101aの第2前側切欠部102と前後に並んで連通するように構成されている。そして、第2装飾体117の後縁部には、第2装飾空間部101の第2後側区画壁101bに当接する第2後側当接部125を下方へ向けて延設し、該第2後側当接部125の下縁部には、中央球流下路66との干渉を避けるための第2後側装飾切欠部126を開設して第2後側区画壁101bの第2後側切欠部103と前後に並んで連通するように構成されている。さらに、第2前側当接部123の左右両側には、第2前側区画壁101aの下縁部に係止する前側ストッパー127を突設し、第2後側当接部125の左右両側には、第2後側区画壁101bの下縁部に係止する後側ストッパー128を突設している。
このような構成部品を備えたステージ部22をセンターケース7へ組み付けるには、まず、第1ステージ部76の第1装飾空間部86に第1装飾体107を下方から嵌合し、この状態で第1ステージ部76を前側枠体部25の第1棚部43上に載置し、第1起立部44と第1ステージ部76の端部とを当接するとともに、第1スライド溝45に第1スライド片84を後方から係合する。そして、第1ステージ部76を前方へスライドして第1ステージ部76の前縁部と前側壁部46とを当接すると、第1ステージ部76が前側枠体部25の下辺部に配置される。このとき、第1棚部43が第1装飾体107の下方に配置されて第1装飾空間部86を閉塞するので、第1装飾体107が第1装飾空間部86から外れることがない。また、前側球流下路65が第1前側切欠部87、第1後側切欠部88、第1前側装飾切欠部110および第1後側装飾切欠部112の内側に配置され、第1ステージ部76および第1装飾体107が前側球流下路65の上部を閉塞する。
一方、第2装飾体117の接続部120に立体装飾具121を接続し、この状態で第2装飾体117を第2ステージ部77の第2装飾空間部101に下方から嵌合する。すると、第2装飾体117の前側ストッパー127が第2ステージ部77の第2前側区画壁101aに係止するとともに、後側ストッパー128が第2ステージ部77の第2後側区画壁101bに係止する。この結果、第2装飾体117の上面が第2装飾空間部101の上側の区画面から離間した状態で配置され、立体装飾具121が第2ステージ部77と第2装飾体117との間に配置(収容)される。したがって、透明なステージ部22の内側に立体装飾具121を視認可能な状態で配置することができる。このことから、ステージ部22を遊技球が転動可能な部位としてだけではなく、装飾具を配置してパチンコ遊技機の装飾性を高める部位としても機能させることができる。これにより、大型化したステージ部22を有効に活用することができ、遊技の興趣の向上を図ることができる。
そして、立体装飾具121が接続される第2装飾体117は、第2ステージ部77の第2装飾空間部101に嵌合して組み付けているので、パチンコ遊技機の機種のマイナー変更(例えば、遊技盤1の表面のセル交換や、賞球数の設定変更)において、第2装飾体117を別個準備した新たなデザインの第2装飾体117に交換したり、あるいは、第2装飾体117はそのままで立体装飾具121を別個準備した新たなデザインの立体装飾具121に交換したりして、遊技盤1の装飾のマイナー変更を容易に行うことができる。さらに、第2装飾空間部101に第2装飾体117を嵌合するだけでマイナー変更を行うことができ、変更作業を迅速に済ませることができる。そして、遊技盤1の装飾のマイナー変更に掛かるコストを低く抑えることができる。
また、中央枠体部27と後側枠体部26とを前後に重ねて配置し、この状態で後側壁部61に開設した止着穴131や装飾ベース部51に開設した止着穴(図示せず)にビス等の止着部材(図示せず)を通して、後側枠体部26に設けられた止着ボス132へ止着する(図3参照)。すると、後側枠体部26の発光基板63が中央枠体部27の後側壁部61や装飾ベース部51等に前方から覆われる。さらに、中央球流下路66の後側部に開設した連通口71が後側球流下路67の前側部に連通する(図5参照)。
第2ステージ部77に第2装飾体117および立体装飾具121を装着し、中央枠体部27と後側枠体部26とを接続したならば、第2ステージ部77を中央枠体部27の第2棚部58上に配置し、第2起立部59と第2ステージ部77の端部とを当接するとともに、第2スライド溝60に第2スライド片98を前方から係合する。そして、第2ステージ部77を後方へスライドして第2ステージ部77の後縁部と後側壁部61とを当接すると、第2係合突起100が後側壁部61に開設された係合穴134に嵌合し、第2ステージ部77が中央枠体部27の下辺部に配置される。このとき、第2棚部58が第2装飾体117の下方に配置されて第2装飾空間部101を閉塞するので、第2装飾体117が第2装飾空間部101から外れることがない。また、中央球流下路66が第2前側切欠部102、第2後側切欠部103、第2前側装飾切欠部124および第2後側装飾切欠部126の内側に配置され、第2ステージ部77および第2装飾体117が中央球流下路66の上部を閉塞する。さらに、第2ステージ部77の後縁部が後側球流下路67の上下方向の中央部分を前方から閉塞する。そして、球落下通路95の下端が中央球流下路66の前側部の上方に配置されて球落下通路95と中央球流下路66とが連通する。
前側枠体部25に第1ステージ部76を装着し、中央枠体部27に第2ステージ部77を装着したならば、中央枠体部27の前側に前側枠体部25を重ね合わせて当接する。すると、第1ステージ部76の第1係合突起85と第2ステージ部77の係合受部99とが係合して、第1ステージ部76と第2ステージ部77とが前後に並んだ状態で配置される。また、前側球流下路65の接続ピン69と中央球流下路66の接続孔70とが接続して、前側球流下路65と中央球流下路66、後側球流下路67および球落下通路95とが連通する。さらに、第1導入路42と第2導入路57とが前後に並んだ状態で連通する。この状態で中央枠体部27の外縁部に設けられた止着穴136にビス等の止着部材(図示せず)を通して前側枠体部25に設けられた止着ボス137(図4参照)へ止着する。すると、第1ステージ部76および第2ステージ部77は、前側壁部46と後側壁部61との間に挟まれた状態で配置されて前後方向に移動を規制される。また、第1スライド溝45と第1スライド片84との係合、第2スライド溝60と第2スライド片98との係合、および後側壁部61の係合穴134と第2係合突起100との係合により上下方向の移動を規制され、さらには、第1起立部44と第1ステージ部76の端部との当接および第2起立部59と第2ステージ部77の端部との当接により左右方向の移動を規制される。したがって、第1ステージ部76と第2ステージ部77とを簡単な構成でセンターケース7に組み付けることができる。しかも、第1ステージ部76および第2ステージ部77の移動を規制するために別個の部材を用意する必要がなく、センターケース7の構成部品の点数の低減、ひいてはセンターケース7の製造コストの低減を図ることができる。
そして、センターケース7は、第1ステージ部76、第2ステージ部77、第1装飾体107および第2装飾体117を透光性部材で形成するとともに、ステージ部22と発光基板63との間に配置された後側壁部61を透光性部材で形成したので、ステージ部22の後方の発光基板63から前方へ照射された光を後側壁部60を介してステージ部22内に到達させることができ、第2装飾体117に設けられた立体装飾具121やステージ部22の内側を明るく照らし出すことができる。したがって、ステージ部22に立体構造により装飾だけではなく光による装飾をも施すことができ、遊技の興趣を高めることができる。
なお、上記実施形態では、第2装飾体117の接続部120を孔で構成したが、本発明はこれに限定されず、立体装飾具121の下部に嵌合可能な突起であってもよい。また、第1球転動面79の構成および第2球転動面91の構成は、本実施形態のものに限定されない。要は、遊技球を転動可能であれば、どのような構成を備えていてもよい。
前記した実施形態は、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例にして説明したが、本発明はこれに限らず、遊技盤にセンターケースを配置し、該センターケースの下部に遊技球が転動可能なステージ部を備えた遊技機であればどのような遊技機でもよい。例えば、内部に封入した遊技球を循環させる封入球式パチンコ機、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、前記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
1 遊技盤
7 センターケース
9 変動表示装置
10 始動入賞口
21 ケース本体
22 ステージ部
23 誘導流下路
25 前側枠体部
26 後側枠体部
27 中央枠体部
28 凹室
29 表示用開口部
30 球導入路
38 取付基板
39 取付孔
42 第1導入路
43 第1棚部
45 第1スライド溝
46 前側壁部
47 導出口
57 第2導入路
58 第2棚部
60 第2スライド溝
61 後側壁部
65 前側球流下路
66 中央球流下路
67 後側球流下路
76 第1ステージ部
77 第2ステージ部
79 第1球転動面
80 第1前方案内部
81 第1後方案内部
84 第1スライド片
86 第1装飾空間部
91 第2球転動面
92 第2前方案内部
94 第2後方案内部
95 球落下通路
98 第2スライド片
101 第2装飾空間部
107 第1装飾体
117 第2装飾体
120 接続部
121 立体装飾具

Claims (2)

  1. 遊技盤の前面には遊技領域を区画形成し、該遊技領域には、変動表示装置の表示画面を臨ませる表示用開口部が開設された枠体構造のセンターケースを備え、該センターケースの後方には、前記表示画面に複数の識別情報を変動表示して変動表示ゲームを行う前記変動表示装置を備え、センターケースの下方には始動入賞口を配置し、該始動入賞口への遊技球の入賞に基づき前記変動表示ゲームを行う遊技機において、
    前記センターケースは、
    当該センターケースを遊技盤へ取り付けるための取付基板の後部に前記表示用開口部が開設された凹室を形成するケース本体と、
    該ケース本体の下辺部に配置され、遊技球が上面を転動可能であり、遊技球をセンターケースの下方の遊技領域へ流下可能なステージ部と、
    前記ケース本体の外方の遊技領域に向けて入口を開放するとともに、出口をステージ部に臨ませ、入口に流入した遊技球をステージ部へ導入する球導入路と、
    前記ステージ部上を転動する遊技球を始動入賞口へ誘導可能な誘導流下路と、を具備し、
    前記ステージ部は、左右方向に延設され、上面に遊技球が転動可能な球転動面を形成した透明部材で構成され、当該ステージ部の下方を視認可能とし、
    前記ステージ部のうち球転動面の下方には、立体装飾具が配置される装飾空間部を形成し、前記ステージ部を前記ケース本体の下辺部に配置することにより、前記ステージ部の下方に前記立体装飾具が位置し、
    該立体装飾具を前記ステージ部の上方から球転動面を介して視認可能としたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記立体装飾具を上面に接続する装飾体を球転動面よりも下方の位置に備え、
    前記ステージ部の球転動面と装飾体との間を前記装飾空間部に設定したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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