JP5173327B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ機等の遊技機に関する。
遊技球を射出して遊技盤上を落下させ、遊技盤上に配された入賞口等に遊技球が入賞すると所定数の遊技球を払い戻す所謂パチンコ機と呼ばれる遊技機が広く知られている。遊技盤上には、入賞口の他、始動口も配されており、始動口に遊技球が入球すると図柄変動ゲームが開始される。
図柄変動ゲームでは、遊技盤上に配された液晶パネルに数字等の図柄の組み合わせを表示する。その図柄の組み合わせによって大当たりか否かの抽選結果が知らされることとなる。
この図柄変動ゲームの興趣性を向上させるため、従来より、一部の遊技球を始動口へ導くことができるステージを遊技盤上に配置している。ステージは、始動口やその他の遊技盤上へ通じる複数の案内部を有する。ステージ上に進入した遊技球は、ステージ上で揺動し、一の案内部から遊技盤上に落下する。始動口へ通じている案内部へ遊技球が案内されれば、図柄変動ゲームの開始確率が向上するため、遊技者の遊技に対する興味が引きつけられる。
このステージは、一般的に遊技球の揺動面となる透明又は半透明の透視部材の裏面に、装飾部材を密着させて構成される(例えば、「特許文献1参照」。)。遊技球が接触する揺動面を塗装すると、遊技球によって塗装が矧がされてしまうおそれがある。しかし、透視部材の裏側に装飾部材を密着させた構造を有するステージでは、あたかも装飾されたステージ上を遊技球が揺動しているような視覚的効果を遊技者に与えつつ、塗装が矧がれてしまうことを防止することができる。
特開2004−329767号公報
現在、一部の遊技球を始動口へ導く透視部材の裏側に装飾部材を密着させたステージを有する遊技機は数多く登場している。そのため、このような遊技機に見慣れた遊技者に対しては、一部の遊技球を始動口へ導くだけの演出効果のみを有するステージでは、遊技に対する興味を引きづらくなっている。
一方で、透視部材や装飾部材を単に複雑な構造としたのでは、又は複雑な構造に設計変更したのでは、設計労力やコストの増大を招く。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、低労力及び低コストで斬新な演出が可能なステージを備えた遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するための、請求項1記載の発明は、遊技領域が画成された遊技盤と、前記遊技領域に配された入口から遊技球を入球させて前記入口よりも下方に位置する出口から送出する通過路と、前記通過路の出口と一端で連通し、前記通過路を通って送出された前記遊技球を揺動させる揺動面と前記遊技領域への案内部とを有するステージと、を備え、前記ステージは、前記揺動面をなし、前記案内部周辺が上方を弧として反った透明又は半透明の透視部材と、前記透視部材の前記揺動面とは反対側に配設され、前記案内部を中心に下方を弧として反ることで前記透視部材と離間したメッキ処理の施された装飾部材と、を有前記案内部には、前記遊技球を下方に案内する凹溝が形成されていることを特徴とする。
前記透視部材は、前記案内部周辺以外は前記装飾部材に沿うように下方を弧として反るようにしてもよい(請求項2記載の発明に相当)。
前記装飾部材と前記透視部材は、異なる着色を有するようにしてもよい(請求項3記載の発明に相当)。
前記透視部材は、機前面側の前記案内部と対向する位置以外に、前記揺動面を揺動する遊技球の前記遊技領域への落下を阻止する壁部を有するようにしてもよい(請求項4記載の発明に相当)。
本発明によれば、ステージと、遊技球をその自重によってステージに供給する連通路とを備え、ステージは、案内部周辺で上方を弧として反った透視部材と、案内部を中心に下方を弧として反る装飾部材を備える。
これにより、遊技者には、ステージは下側へ湾曲して見えるが、その一方でステージを揺動している遊技球が予想される動きに反し、案内部付近で突然ステージから浮き上がったように見える。この視覚的な錯覚を利用した斬新な演出によって、遊技者の興味を強く引きつけることが可能となる。
そして、遊技球がステージよりも上方に入口を有する連通路から運動エネルギーをもってステージ上に進入してくるために、遊技球は、何度も案内部付近を通過する。従って、遊技者は、この突然ステージから遊技球が浮き上がったように見える演出を何度も楽しむことができる。
また、本発明によれば、透視部材と装飾部材とが逆方向に反っているため、部材同士が離間する。透視部材と装飾部材が密着していると、透視部材は、昨今の複雑な揺動面形状を維持しつつその裏側面を装飾部材の形状と整合する形状とする必要がある。そのため、透視部材は、裏面の形状が揺動面形状に影響を与えないように肉厚となってしまい、材料コストの増大を招く。一方で、本発明では、透視部材の裏側を装飾部材の形状と整合する形状とする必要がなくなるため、材料コストの増大を防ぐことができる。
また、透視部材と装飾部材とは、別々の金型により成型されるものであるところ、透視部材と装飾部材が密着していると、一方の部材形状の変更に応じて他方部材の形状変更も余儀なくされ、金型コストや設計労力が増大してしまう。本発明では、透視部材と装飾部材とが逆方向に反っているため、部材同士が離間し、一方の部材形状の変更があっても他方部材の形状を変更する必要が無くなり、金型コストや設計労力が増大を防ぐことができる。
以下、本発明の遊技機1に係る好適な実施形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」「表(前)」「裏(後)」は、特に断らない限り、遊技機1を遊技者側から見た場合を示すものとする。
図1は、本実施形態の遊技機1の全体を示す模式図である。図2は、遊技機1に配される遊技盤70を示す模式図である。
本実施形態に係る遊技機1は、所謂パチンコ機である。この遊技機1は、遊技盤70を機内部に配置し、遊技盤70上に遊技球Pを射出する打球装置20をそのハンドル部分を前面に露出させて備えている。遊技機1は、遊技者が打球装置20のハンドルを操作することで遊技球Pを遊技盤70上に射出する。そして、遊技盤70上には、入賞口76等のポケットが配されており、遊技盤70上を転動流下する遊技球Pがこの入賞口76等に入球した場合に、所定数の遊技球Pを払い出す。遊技機1は、上皿30や下皿40を備えており、遊技球Pは、この上皿30や下皿40に払い出されて貯留される。
このような遊技機1は、機体の外郭をなす縦長方形状の外枠10を備えている。外枠10は、遊技ホールの島設備に取り付け固定される。外枠10の下部は、合成樹脂製の腰板ユニット11で構成されている。外枠10の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットするために縦長方形状の中枠12が開閉可能に取り付けられている。外枠10には、一方の側縁部にヒンジ機構13が設けられており、中枠12は、このヒンジ機構13に枢支されることで開閉可能となっている。
中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤70を透視保護するためのガラス枠を備えた前枠14と上皿30とが、横開き状態で開閉可能に組み付けられている。この前枠14と上皿30も外枠10に設けられたヒンジ機構13で枢支されることで開閉可能となっている。中枠12の前面側において上皿30の下方には、下皿40や打球装置20のハンドルが装着されている。
上皿30には、その左方側に機内部から払出される遊技球Pの上皿払出口31が設けられている。入賞等により払い出された遊技球Pは、この上皿払出口31から上皿30に排出される。そして、上皿30に貯留されている遊技球Pは、機内へ取り込まれて、打球装置20によって遊技盤70に向けて発射される。上皿30の前面には、上皿球抜きボタン32が設けられている。上皿30と下皿40とは、図示しない球抜き通路で繋がっている。球抜き通路は、上皿球抜きボタン32の押下操作によって開通し、上皿30に貯留されている遊技球Pを下皿40に向けて流下させる。
遊技機1は、入賞、図柄変動、大当り状態、リーチ状態などの各種遊技の状態に応じた各種の演出を行う。遊技機1の前面側には、各種音声を出力して音声演出を行うスピーカ50が配置されている。スピーカ50は、前枠14や中枠12の裏面に装着されており、装着部位に対応する遊技機1の表面には図示しない放音孔が複数形成されている。各スピーカ50は、効果音等の各種音声を出力し、音声出力に基づく遊技演出を行う。また、前枠14のほぼ全周を囲むように装飾ランプ60が配置されている。各装飾ランプ60は、LEDランプ等の発光体を備え、遊技の状態に応じて点灯または消灯して、発光装飾に基づく遊技演出を行う。
図2に示すように、遊技盤70の前面には、外レール71と内レール72が敷設されている。外レール71と内レール72は、パチンコ遊技の主体となるほぼ円形の遊技領域74を遊技盤70上に区画形成する。内レール72は、外レール71の内側に敷設されている。外レール71と内レール72とは、遊技盤70の左下方から左上方に向かって延設されており、打球装置20から射出された遊技球Pを遊技領域74に誘導する円弧状の誘導路73を形成している。
遊技盤70の遊技領域74には、複数本の遊技釘75が立設されている。これら複数本の遊技釘75は、遊技領域74を転動流下する遊技球Pを各方向へ誘導し得るように配列されている。
遊技盤70の遊技領域74には、複数の入賞口76が配されている。これらの各入賞口76は、遊技盤70から直立し、上方に開口を有するポケット形状を有する。ポケット内部には、遊技球Pを検知するセンサが配されている。遊技機1は、入賞口76に遊技球Pが入球すると、センサでこの入球を検知したことを契機として所定球数の遊技球Pが上皿30に払い出される。遊技盤70の遊技領域74の最下部には、いずれの入賞口76にも入球せずにアウト球となった遊技球Pが入球するアウト球口77が配設されている。このアウト球口77は、アウト球を回収して内部へ送出し、機外排出を行うために設けられている。
遊技盤70の遊技領域74には、大型の装飾部材であるセンター役物100が装着されている。センター役物100は、中央に開口を有した枠体である。センター役物100の枠体には、各種の飾り部材や発光により発光演出を行う複数の装飾ランプ60が装着されている。
遊技領域74内であってセンター役物100の下方には、始動口79が設けられている。この始動口79は、遊技盤70から直立し、上方に開口を有するポケット形状を有する。ポケット内部には、遊技球Pを検知するセンサが配されている。遊技機1は、始動口79に遊技球Pが入球すると、センサでこの入球を検知したことを契機として図柄変動ゲームを開始する。
センター役物100の開口には、液晶表示部78がセットされている。液晶表示部78には、複数種類の図柄を変動させて複数列の図柄からなる図柄組み合わせを導出する図柄変動ゲームなどの表示演出の画像が表示される。
図柄変動ゲームにおいて液晶表示部78では、複数種類の飾り図柄(以下、「飾図」と示す)を複数列で変動させて各列に飾図が表示される。飾図は、液晶表示部78で行われる表示演出を多様化するために用いられる演出用の図柄である。
液晶表示部78には、図柄変動ゲームで導出される3列の図柄毎に対応して、各列の図柄を停止表示させる3つの図柄表示位置HP1,HP2,HP3が定められている。停止表示では、液晶表示部78の各図柄表示位置HP1〜HP3において図柄の種類を遊技者が識別可能な状態で図柄が表示させる。この停止表示には図柄が一時的に停止している一旦停止表示と、図柄が確定的に停止している確定停止表示とがある。
そして、液晶表示部78では、図柄変動ゲームが開始すると図柄が変動表示されるとともに、変動の停止によって各列の図柄表示位置HP1〜HP3に1つの図柄が一旦停止表示され、その後に図柄変動ゲームが終了すると各列の図柄表示位置HP1〜HP3に1つの図柄が確定停止表示される。変動表示では、液晶表示部78において図柄が予め定めた表示順序にしたがって順に変動しながら表示されていることである。
図柄変動ゲームでは、各列に[1]〜[8]の8種類の数字が飾図として表示可能とされている。そして、液晶表示部78で図柄変動ゲームが開始すると、各列の図柄は、予め定められた表示順序で液晶表示部78の上方から下方にスクロールさせながら変動表示されるようになっている。
液晶表示部78には、当該液晶表示部78に定められる3つの図柄表示位置HP1〜HP3を結んでなる組み合わせ有効ラインLが形成されている。なお、図2では、説明の便宜上、各図柄表示位置HP1〜HP3、及び有効ラインLを図示しているが、実機においては、これらの図柄表示位置HP1〜HP3、及び有効ラインLが目視可能な状態で表示されている必要はない。有効ラインLに停止表示された3つの図柄からなる図柄組み合わせが、大当りか否かを遊技者に認識させるための有効な図柄組み合わせとなる。
図柄変動ゲームでは、有効ラインLに停止表示させる3列の飾図を同一の飾図として形成した図柄組み合わせを、内部抽選で大当りを決定した場合に液晶表示部78に確定停止表示させる飾図の大当り図柄としている。例えば、飾図による大当りの図柄組み合わせは、[111]や[777]などである。一方、有効ラインLに停止表示させる3列の飾図を同一の飾図とせずに形成した図柄組み合わせを、内部抽選ではずれを決定した場合に演出表示装置に確定停止表示させる飾図のはずれ図柄としている。3列の飾図が同一の飾図とならない場合には、3列の飾図の全てが異なる場合や、2列の飾図が同一で、かつ1列の飾図が異なる場合が含まれる。例えば、飾図のはずれ図柄組み合わせは、[123]、[115]、[767]や[889]などである。
始動口79の下方には、大入賞口80が配されている。大入賞口80は、開閉動作可能な開閉扉80aで閉じられている。開閉扉80aは、図柄変動ゲームで大当りが決定されると、予め定めた開放時間や開放回数で開動作し、遊技球Pの入球を許容する。そして、大入賞口80には、遊技球Pを検知するセンサが設けられており、遊技機1は、大入賞口80へ入球したことを検知すると、所定球数の遊技球Pを払い出す。
図3は、センター役物100の詳細構成を示す斜視図である。図4は、後述するステージ120の凹溝123aに沿ってセンター役物100を切断した断面図である。図5は、センター役物100の左上枠体部分を横断するように切断して枠体通過路150を露出させた断面斜視図である。
図3に示すように、センター役物100は、遊技機1の前後方向に所定の厚みを有しており、遊技盤70の前面から少なくとも遊技球Pの直径以上の厚み分突出して取り付けられている。センター役物100の枠体は、枠体上部100aが下方へ向けて左右に湾曲した略円弧形状を有している。このセンター役物100は、枠体上部100aに接触した遊技球Pを、接触した位置に応じて左右どちらかに転動流下させることで、遊技領域74の左右へ振り分けている。
センター役物100の枠体下部100bは、液晶表示部78の下方において、遊技領域74を左右に横断している。この横断部分には、横断方向に延びるステージ120が形成されている。このステージ120は、遊技機1の上下方向において2段に分かれており、上段ステージ130と下段ステージ140で形成されている。
上段ステージ130と下段ステージ140は、遊技機1の前後方向に遊技球Pの直径以上の幅を有し、その両端付近は、始動口直上122に向けて下方へ湾曲させて形成されている。遊技領域74を転動流下する遊技球Pは、上段ステージ130の一端から上段ステージ130上に突入すると、上段ステージ130上を始動口直上122に向けて転げ落ち、その自重による付勢力によって始動口直上122を中心に揺動する。同様に、遊技領域74を転動流下する遊技球Pは、下段ステージ140上に飛び込むと、下段ステージ140上を始動口直上122に向けて転げ落ち、その自重による付勢力によって始動口直上122を中心に揺動する。即ち、上段ステージ130と下段ステージ140は、遊技球Pを揺動させる揺動面121a,121bとなっている。
上段ステージ130と下段ステージ140の揺動面121a,121bの始動口直上122を含む一定の範囲は、遊技領域74に遊技球を誘導する案内部123となっている。案内部123は、凹溝123a、123bが形成されている範囲を指す。この案内部123は、上段ステージ130と下段ステージ140の揺動面121a,121bのそれぞれ略中央に位置し、遊技機1の前面方向に膨出している。上段ステージ130の案内部123には、複数の凹溝123a、123bが形成されている。また、下段ステージ140の案内部123には、一つの凹溝123bが形成されている。凹溝123aは、始動口へ案内する溝として、遊技機1の後方側にあたる揺動面121aの縁のうち、始動口直上122の位置が削り込まれたように形成されている。他の凹溝123bは、遊技機1の前方側にあたる揺動面121a,121bの縁が削り込まれたように形成されている。これら凹溝123a、123bは、縁へ向けて傾斜している。
また、上段ステージ130の案内部123の後方には、凹溝123aに対向させて案内孔125が形成されている。案内孔125は、上段ステージ130の後方に迫り上がる壁部材134に形成されている。この案内孔125は、上段ステージ130と壁部材134との境界を含んで形成されている。凹溝123aは、この案内孔125に隣接し、案内孔125に向かって傾斜している。
案内孔125は、図2及び図4に示すように、センター役物100内に縦穴として形成され、上段ステージ130とそれよりも下方の遊技領域74とを結んでいる。上段ステージ130側を入口として案内孔125に入球した遊技球Pは、案内孔125を通って遊技領域74へ排出される。この案内孔125の出口は、始動口79の直上に形成されている。
従って、上段ステージ130を揺動し、案内部123において凹溝123aにより捕捉された遊技球Pは、始動口79へ入球し易いように案内孔125へ誘導されることとなる。一方、他の凹溝123bが遊技球Pを捕捉すると、遊技球Pは、上段ステージ130又は下段ステージ140からこぼれ落ち、遊技領域74上へ戻る。
また、図5に示すように、センター役物100の枠体には、通過路150が形成されている。通過路150は、所謂ワープルートとも呼ばれ、遊技領域74から上段ステージ130へ通じている。通過路入口151は、遊技領域74の面と直交する左枠体側面に形成されており、上段ステージ130よりも上方に位置する。通過路150は、センター役物100の枠体内に下部へ向けて形成されており、その出口は、上段ステージ130の片端に通じる。遊技領域74を転動流下する過程で通過路150の通過路入口151から入球した遊技球Pは、通過路150の出口から上段ステージ130の揺動面121aに排出される。一方、下段ステージ140へは、遊技領域74に配された遊技釘75にはじかれた一部の遊技球Pが下段ステージ140へ飛び込むことで遊技球Pが供給される。
図6は、ステージ120を含むセンター役物100の下部構成を示す分解図である。図7は、ステージ120の延び方向に沿って遊技機1をスライスした断面図である。図8は、案内部123が存在する始動口直上122を含み、ステージ120の延び方向と直交する方向に沿った断面を示す。
図6に示すように、上段ステージ130は、透視部材131と装飾部材132とにより構成されている。下段ステージ部材141の上方に装飾部材132を位置させてこれらを勘合させ、センター役物100の下部及び左枠部分を装飾する下部装飾片110と透視部材131とを、下段ステージ部材141と装飾部材132とを勘合させた勘合体を挟み込んだ状態で組み付けることでセンター役物100の下部が構成される。下部装飾片110には、左枠部分に、通過路150の床面を有する通過路部材152がネジ止めされる。
透視部材131は、上段ステージ130の揺動面121aとなる。この透視部材131は、透明又は半透明の部材であり、遊技機1の左右方向に延びて遊技盤70の平面に直立する板形状を有する。その板幅は、遊技球Pの直径以上の幅であり、始動口直上122を中心に、さらに前方へ膨出した幅を有する。この板形状の透視部材131は、両端が下方を弧として反っている。
尚、この透視部材131と通過路部材152の床面は、ともに下部装飾片110に取り付けられた際に連通するように配置されており、通過路部材152の床面は、左上から透視部材131の揺動面121aに向けて垂れ下がるように傾斜し、その連通位置の曲率は、揺動面121aの連通部分の曲率と同一となっている。
透視部材131の厚みは、揺動面121aから反対側が透けて見える程度であり、色合いは、揺動面121aから反対側が透けて見える程度に例えばピンク色等の着色されている。透視部材131からは、遊技機1の後方側の片縁に沿って板面上下へ向けて壁部材134が立設している。透視部材131と壁部材134とは、金型により一体成型されている。すなわち、壁部材134も透明又は半透明であり、例えばピンク色等の着色がなされている。
装飾部材132は、透視部材131と同様に左右方向に延び、かつ同様の幅及び膨出部分を有する板形状である。この装飾部材132は、透視部材131の両端の曲率と同一の曲率で始動口直上付近122を中心に下側を弧として反っている。装飾部材132は、透視部材131の揺動面121aとなる面の反対側から揺動面121aを覆うように配される。
この装飾部材132は、遊技機1の前面側の縁に沿って、透視部材131の揺動面121a側へ立ち上がる壁部133を有している。この壁部133は、遊技機1の前方にあたる揺動面121aの縁に形成されている案内部123と対向する箇所以外が揺動面121aを超えて遊技機1の上方側へ延びている。従って、上段ステージ130を揺動する遊技球Pは、壁部133に阻まれて案内部123以外の場所から遊技機1の前面側へこぼれ落ちることはない。
装飾部材132は、透視部材131とは異なる色が着色されており、例えば金色等のメッキ処理がなされている。つまり、上段ステージ130は、透視部材131と装飾部材132とにそれぞれ異なる着色をすることによって2色からなっている。しかし、遊技者からは、透視部材131と装飾部材132が重ならない壁部材134が、透視部材131の色である例えばピンク色に見え、装飾部材132の透視部材131と重ならない部分は、装飾部材132の色である例えば金色に見え、透視部材131と装飾部材132とが重なる部分は、ピンクゴールドに見え、計3色の着色がなされているように見える。
案内部123は、透視部材131の板面に設定される。壁部材134には、案内孔125となる縦穴が、透視部材131の板面と壁部材134との境界を含んで、かつ壁部材134の上端を貫いて切り欠かれている。案内孔125は、直径が少なくとも遊技球Pの直径以上を有し、壁部材134の下端に到達する前に途絶える。
また、透視部材131の板面と同一長及び同一幅を有し、下方から覆い被さるように配置される装飾部材132にも対応箇所に案内孔125を画成する切欠き125aが形成されている。この装飾部材132の下方に位置する下段ステージ部材141も対応箇所に案内孔125を画成する切欠き125aが形成されている。この下段ステージ部材141の切欠き125aには、縁を覆うように入球阻害壁142が立設している。この入球阻害壁142は、下段ステージ部材141に飛び込んだ遊技球Pが案内孔125に入球することを阻害している。
また、案内孔125の下端と対向する下段ステージ部材141の下部対応箇所及び下部装飾片110の対応箇所には、遊技球Pの直径以上の開口125bが形成されている。
この案内孔125は、即ち円周面の一部が開口しており、揺動面121aを揺動する遊技球Pの一部は、凹溝123aに捉えられてこの開口から案内孔125に入球する。そして、案内孔125を通過する遊技球Pは、案内孔125の下端で壁部材134から弾き出されて、下段ステージ部材141と下部装飾片110の開口125bを通り、遊技盤70へ排出される。
さらに、図7及び図8に示すように、上段ステージ130の揺動面121aとなる透視部材131は、両端は、装飾部材132に沿って下方を弧として反る形状を有するが、始動口直上122に位置する案内部123は、上方を弧として反る形状を有している。
即ち、透視部材131が案内部123において上方を弧として反っているのに対し、装飾部材132が案内部123に対応する箇所が下方を弧として反っている。そうすると、この凹溝123a、123bの存在等によって複雑多様な形状を有する案内部123の位置では、透視部材131と装飾部材132とが離間していることとなり、透視部材131と装飾部材132との間に空間Kが存在する。そのため、透視部材131の裏面は、透視部材131と装飾部材132とを密着させた場合と異なり、装飾部材132の形状と整合を取る必要がない。従って透視部材131とその裏面の形状が揺動面121aの形状に影響を与えないように肉厚とする必要はなく、材料コストの増大が防がれている。
また、透視部材131と装飾部材132とは、別々の金型により成型されるものであるが、透視部材131又は装飾部材132の一方の形状を変更しても他の金型をそれに合わせて再設計する必要が無く、金型コストや設計労力の増大が防がれている。
以上のような上段ステージ130を有する遊技機1の視覚的錯覚効果を説明する。
上段ステージ130は、視覚上は、始動口直上122に存在する案内部123を中心に下方へ湾曲して見える。上段ステージ130を構成する装飾部材132が、案内部123群を中心に下方を弧として反る形状を有し、また揺動面121aとなる部材が透視部材131であるのに対し装飾部材132はメッキ処理により着色されているため、装飾部材132の下方を弧として反る形状が視覚的に大きな注意を引くからである。
また、遊技者が見る角度によっては、装飾部材132が有する壁部133が部分的に揺動面121aの上方を弧として反っている形状を覆い隠すため、装飾部材132の下方を弧として反る形状がより大きな注意を引くこととなる。
しかし、揺動面121aとなる透視部材131は、両端こそ装飾部材132の形状に沿って下方を弧として反っているが、案内部123を中心に急激にその延び方向が変わり、上方を弧として反る形状に変わっている。そのため、装飾部材132の形状に注意を引かれた遊技者は、上段ステージ130上を滑り落ちる遊技球Pが、案内部123付近で予想に反し、突然上段ステージ130から浮き上がったように見える。
そして、この上段ステージ130は、その上方に入口を有する通過路150と連接しているため、遊技球Pは、何度も案内部123を通過するように上段ステージ130を往復し、遊技者は、その度にこの遊技球Pが上段ステージ130から突然浮き上がったように見える錯覚を楽しむことができる。また、壁部133によって、案内部123以外の位置から遊技球Pが遊技領域74へ落下することが阻止されるため、遊技球Pが上段ステージ130上を往復する回数は多くなり、この壁部133によってもこの錯覚を何度も楽しむことができる。
また、以上のように、本実施形態では、透視部材131と装飾部材132とは逆方向に反った形状を有するため、透視部材131と装飾部材132とが案内部123において離間している配置されることとなる。一般的に、透視部材131と装飾部材132が密着していると、透視部材131は、昨今の複雑な揺動面121aの形状を維持しつつその裏側面を装飾部材132の形状と整合する形状とする必要がある。そのため、透視部材131は、裏面の形状が揺動面121aの形状に影響を与えないように肉厚となってしまい、材料コストの増大を招く。一方で、本実施形態では、透視部材131の裏側を装飾部材132の形状と整合する形状とする必要がなくなり、材料コストの増大が防がれている。
また、透視部材131と装飾部材132とは、別々の金型により成型されるものであるところ、透視部材131と装飾部材132が密着していると、一方の部材形状の変更に応じて他方部材の形状変更も余儀なくされ、金型コストや設計労力が増大してしまう。しかし、本実施形態では、透視部材131と装飾部材132とが逆方向に反っているため、部材同士が離間し、一方の部材形状の変更があっても他方部材の形状を変更する必要が無くなり、金型コストや設計労力が増大を防がれている。
尚、このような材料コストの増大防止や金型コストや設計労力の増大の防止は、透視部材131と装飾部材132とが、案内部123が形成される箇所において少なくとも離間していれば、十分にその効果が達成される。案内部123は、凹溝123a、123bが形成されることにより特に複雑多様な形状を有し、その設計変更が多いためである。従って、透視部材131と装飾部材132とは、案内部123が形成される箇所以外の部分で密着しているようにしてもよい。
透視部材131と装飾部材132とに密着部分と離間部分とが存在することによって、装飾部材132の形状に沿って揺動するように見える遊技球が突然浮き上がるという視覚的効果は、さらに高まる。特に、通過路150と連接する箇所において透視部材131と装飾部材132とが密着し、案内部123において透視部材131と装飾部材132とが離間していると、この視覚的効果を生じさせるのに、非常に有効である。通過路150から排出される遊技球は、最初に、揺動路121aの通過路150と連接する箇所を通過するため、この部分が密着していれば、遊技者に遊技球が装飾部材132上を揺動し始めたと思いこませることが可能となるからである。
但し、本実施形態は、透視部材131と装飾部材132とが全体的に離間することを妨げるものではない。透視部材131は、案内部123以外は装飾部材132に沿うように下方を弧として反り、案内部123が上方を弧として反っている一方、装飾部材132は、案内部123を中心に下方を弧として反っていればよい。即ち、案内部123以外の箇所における離間の度合いよりも、案内部123が形成される箇所における離間の度合いの方が大きければ、本実施形態の視覚的錯覚効果は有効に作用する。
本実施形態の遊技機の全体を示す模式図である。 遊技機に配される遊技盤を示す模式図である。 センター役物の詳細構成を示す斜視図である。 ステージの案内部に沿ってセンター役物を切断した断面図である。 センター役物の左上枠体部分を切断して枠体通過路を露出させた断面斜視図である。 ステージを含むセンター役物の下部構成を示す分解図である。 ステージの延び方向に沿って遊技機をスライスした断面図である。 案内部が存在する始動口直上を含み、ステージの延び方向と直交する方向に沿った断面を示す。
符号の説明
1 遊技機
P 遊技球
10 外枠
11 腰板ユニット
12 中枠
13 ヒンジ機構
14 前枠
20 打球装置
30 上皿
31 上皿払出口
32 上皿球抜きボタン
40 下皿
50 スピーカ
60 装飾ランプ
70 遊技盤
71 外レール
72 内レール
73 誘導路
74 遊技領域
75 遊技釘
76 入賞口
77 アウト球口
78 液晶表示部
HP1、HP2、HP3 図柄表示位置
L 有効ライン
79 始動口
80 大入賞口
80a 開閉扉
100 センター役物
100a 枠体上部
100b 枠体下部
110 下部装飾片
120 ステージ
121a,121b 揺動面
122 始動口直上
123 案内部
123a、123b 凹溝
125 案内孔
125a 切欠き
125b 開口
130 上段ステージ
131 透視部材
132 装飾部材
133 壁部
134 壁部材
140 下段ステージ
141 下段ステージ部材
142 入球阻害壁
150 通過路
151 通過路入口
152 通過路部材
K 空間

Claims (4)

  1. 遊技領域が画成された遊技盤と、
    前記遊技領域に配された入口から遊技球を入球させて前記入口よりも下方に位置する出口から送出する通過路と、
    前記通過路の出口と一端で連通し、前記通過路を通って送出された前記遊技球を揺動させる揺動面と前記遊技領域への案内部とを有するステージと、
    を備え、
    前記ステージは、
    前記揺動面をなし、前記案内部が上方を弧として反った透明又は半透明の透視部材と、
    前記透視部材の前記揺動面とは反対側に配設され、前記案内部を中心に下方を弧として反ることで前記透視部材と離間したメッキ処理の施された装飾部材と、
    を有
    前記案内部には、前記遊技球を下方に案内する凹溝が形成されていること
    を特徴とする遊技機。
  2. 前記透視部材は、前記案内部以外は前記装飾部材に沿うように下方を弧として反ること、
    を特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記装飾部材と前記透視部材は、異なる着色を有すること、
    を特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 前記透視部材は、機前面側の前記案内部と対向する位置以外に、前記揺動面を揺動する遊技球の前記遊技領域への落下を阻止する壁部を有すること、
    を特徴とする請求項1記載の遊技機。
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