JP4333293B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4333293B2
JP4333293B2 JP2003316928A JP2003316928A JP4333293B2 JP 4333293 B2 JP4333293 B2 JP 4333293B2 JP 2003316928 A JP2003316928 A JP 2003316928A JP 2003316928 A JP2003316928 A JP 2003316928A JP 4333293 B2 JP4333293 B2 JP 4333293B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display device
input operation
display screen
operation plate
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003316928A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005085002A (ja
Inventor
文祥 林
将剛 長井
康宏 中井
秀人 更岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2003316928A priority Critical patent/JP4333293B2/ja
Priority to CNB2004100578130A priority patent/CN100416453C/zh
Publication of JP2005085002A publication Critical patent/JP2005085002A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4333293B2 publication Critical patent/JP4333293B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

本発明は、表示装置に対して開閉自在に入力操作板が連結された電子機器に関し、更に詳しくは、表示装置に対する入力操作板の連結構造を工夫することによって入力操作板の展開時の省スペース化を図った電子機器に関する。
従来より、デスクトップ型コンピュータのように、演算処理や制御処理を行う中央処理装置を備えた機器本体と、この機器本体に対する制御処理の指示等を行うためのキーボード等の入力操作板と、機器本体による制御処理の結果や入力操作板による入力内容の表示を行う表示装置を備えた電子機器がある。
従来この種の電子機器にあっては、機器本体と表示装置と入力操作板とがそれぞれ別体として存在し、これらをケーブルによって接続する構成が多く採用されている。
また、近年、家庭内の狭いスペースにおいても使用しやすく、かつ、携帯型のノートブック型コンピュータより高い能力と拡張性を有するデスクトップ型のコンピュータに対する要望が高くなり、機器本体と表示装置とを一体化したものが提案されている。例えば、特許文献1参照。
特開平9−321453号公報
しかしながら、機器本体と表示装置とを一体化しただけでは、入力操作板を机上面等の設置面上に載置しなければならず、十分に省スペース化されたとは言えない。特に、入力操作板であるキーボードは操作キーの数も多く、しかも、それら操作キーを平面的に配置した状態で使用しなければならないので設置面上に占めるスペースが大きく、キーボードを使用する必要がないときでも、それが設置面上のスペースを占めていて邪魔になることがある。
そこで、本出願人は、特願2002−369766号の特許出願において、機器本体と、表示装置と、入力操作板との3者を一体化した電子機器を提案した。この電子機器20’を図18に示す。
表示装置21’は機器本体22’に傾動可能に支持され、その表示装置21’の下端部に入力操作板であるキーボード23’の後端部が回動自在に連結されている。
使用するときには、図18(a)に示すようにキーボード23’が表示装置21’の下端部からほぼ前方に向かって延びるように位置させて、キートップ面26’がほぼ上方を向くようにし、キーボード23’を使用しないときには、図18(b)に示すようにキーボード23’を上方へ回動させて、図18(c)に示すようにキーボード23’によって表示装置21’の表示画面24’の下から3分の2ほどが覆われる。
上記図18に示す電子機器20’では、キーボード23’を表示画面24’に重ねた際に画面の全面保護が行えていないが、画面の全面保護を行うべくキーボード23’の縦方向の長さを長くしてしまうと、キーボード23’を使用する際にキーボード23’を手前に展開したときの設置面積の増大をきたしてしまう。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、その目的とするところは、表示画面の前方に入力操作板が展開された状態で、表示画面前方への突出長さを抑えることができる電子機器を提供することにある。
本発明の電子機器は、表示画面を有する表示装置と、この表示装置を設置面上から浮かせた状態で支持する支持部材と、表示装置の背面に連結される連結部とこの連結部から表示画面の前方に延在される操作部とを有し、連結部を回動中心として、操作部が表示画面の前方に展開される開位置と、操作部が表示画面に向き合わされる閉位置との間で回動自在な入力操作板とを備えたことを特徴としている。
入力操作板は、操作キーやタッチパッド、あるいはその他各種操作ボタンなどを有する操作部と、この操作部から表示装置の背面に回り込むようにして表示装置の後方に延在されて表示装置の背面に連結される連結部とを有する。この連結部を回動中心として入力操作板は回動され、その回動中心である連結部を表示装置の背面に回り込ませたことで、入力操作板の閉位置から開位置への回動動作に伴って連結部側の部分が表示装置の後方に引っ込む。この結果、その引っ込んだ分だけ、表示画面の前方に展開される部分の長さ(奥行き方向の長さ)を短くでき展開スペースの省スペース化が図れる。
表示装置は支持部材によって設置面上から浮いた状態で支持され、表示装置と設置面との間に、入力操作板の回動動作を許容するための空間が形成されるようにしている。
本発明によれば、開位置での入力操作板の表示画面前方への突出長さを抑えることができるので、閉位置で表示画面の全面を覆うようにするために入力操作板の長さを長くしても、展開時にはそれほど展開スペースの増大はきたさない。これにより、閉位置での表示画面の完全な保護と、開位置での省スペース化の両立が図れる。
特に、最近は家庭内でも無線LAN(Local Area Network)の導入が普及しつつあり、例えば液晶表示パネルを用いた表示装置と本体とが一体化された可搬型の電子機器を家の中で移動させて使用することも増え、持ち運ぶときに表示画面を全面保護できるようにする要求は高まるものと予想される。
もちろん、持ち運ぶことを想定せずに、据え置いて使用することを想定した機種の場合には、閉位置で表示画面の全面が入力操作板によって覆われないようにしてもよい。この場合にも、展開時の省スペース化は実現できる。
また、入力操作板の操作部と連結部との間に鉤状に曲げられ開位置で表示装置の後方に延出される後壁部を形成するようにすれば、その延出部分があることによって連結部の位置を表示装置の下端部よりも高くしても、入力操作板の開位置への回動動作の際に入力操作板が表示装置の下端部に引っかかることなく回動できる。
連結部の位置を表示装置の下端部より高くすれば、入力操作板はその連結部から傾斜して吊り下げられる状態とされ、これによって、入力操作板が展開されると自然にキー操作しやすい傾斜が形成される。
また、表示装置において入力操作板が開位置とされた状態でその入力操作板の上記後壁部に向き合わされる部分に、放音面をその後壁部に向けてスピーカを内蔵させれば、その後壁部にスピーカからの音を反射させて使用者のいる表示画面前方側へと音を向かわせることができる。
上記スピーカ配置を採用すると、表示画面の背面に重なるようにしてスピーカを配置でき、特に、口径の大きなスピーカであっても表示装置の横幅の増大をきたすことなく表示装置内に内蔵できる。
本発明の電子機器によれば、表示装置に対する入力操作板の連結部を表示装置の背面に回り込ませこの連結部を回動中心として入力操作板が回動されるようにしたので、入力操作板の閉位置から開位置への回動動作に伴って連結部側の部分が表示装置の後方に引っ込み、その引っ込んだ分だけ、表示画面の前方に展開される部分の長さ(奥行き方向の長さ)を短くでき展開スペースの省スペース化が図れる。
[第1の実施形態]
(電子機器の構成)
図1〜図4は本実施形態に係る電子機器1の外観図を示す。電子機器1は、表示装置2と、この表示装置2の背面を支えるようにして支持する支持部材3と、表示装置2に対して回動自在に連結された入力操作板5とから主として構成される。図1〜図3に示される状態は入力操作板5が表示画面6の前方に展開された開位置をとっている状態である。図4に示される状態は入力操作板5が表示画面6を覆っている閉位置をとっている状態である。
図10は、表示装置2から取り外された入力操作板5の斜視図を示す。図11は図10から筐体7を取り除いた図である。入力操作板5は、いわゆるキーボードであるが、その板状の操作部81に操作キー8を備えている。あるいは操作キー8の他に、電源ボタンなどの各種操作ボタン、更には、タッチパッドやクリックボタンなどを備えていてもよい。後端部は表示装置2への連結部9a、9bとして機能する。
入力操作板5の後部は鉤状に曲げられている。具体的には、入力操作板5の後部は湾曲させられて、連結部9a、9bが入力操作板5の内表面に向き合うように折り返されている。これにより、入力操作板5には、内表面側に湾曲して立ち上がった後壁部12が形成される。
連結部9aと連結部9bとの間には切欠き10が形成されている。この切欠き10は、図3に示すように表示装置2の背面側の下部中央に出っ張って形成されたバッテリ収納部11との干渉を防ぐために形成されている。
連結部9a、9bにはそれぞれにヒンジ部材13が取り付けられている。具体的には、図11に示すように、入力操作板5の左右の側部には、後部が鉤状に湾曲した帯状の板金14が配設されており、この板金14の後端部にヒンジ部材13が取り付けられている。板金14の後部と筐体7の後部との湾曲程度は同じである。
ヒンジ部材13は、入力操作板5への取付部である第1取付部15と、この第1取付部15に一体的に固定されている円筒部16と、この円筒部16に対して回動自在に連結され、表示装置2側への取付部である第2取付部部17とから構成される。第2取付部17は、図12に示すように、円筒部16の外に突出している板状部18と、この板状部18に一体的に接続し円筒部16内に回動自在に嵌合している円柱部19とからなる。
第1取付部15は、図12に示すように、板金14の後端部に形成されたピン20によって位置決めされたうえで、3つの貫通孔21a〜21cを通じて板金14の後端部に締結されるねじによって板金14の後端部に固定される。
上記入力操作板5はその連結部9a、9bに取り付けられたヒンジ部材13を介して、表示装置2の背面に連結される。表示装置2の背面において、入力操作板5との連結箇所である下端部寄りの部分には、図13に示すように、ヒンジ取付ブロック22が固定されている。
ヒンジ取付ブロック22の表面には、表示装置2の横幅方向に沿って凹部23が形成され、この凹部23のほぼ中央に位置決めピン24が突設され、この位置決めピン24の左右両側にねじ孔25があけられている。
上述したヒンジ部材13の板状部18は、その中央に形成された貫通孔85a(図12参照)に、図14に示すように位置決めピン24が通されて位置決めされたうえでヒンジ取付ブロック22の凹部23に嵌められる。板状部18の貫通孔85b(図12参照)とヒンジ取付ブロック22のねじ孔25も位置合わせされ、貫通孔85bを通してねじ孔25にねじが締結されることで板状部18がヒンジ取付ブロック22に固定される。
これにより、ヒンジ部材13を介して入力操作板5が表示装置2の背面に連結される。板状部18に一体的な円柱部19に対して円筒部16が回動することで、入力操作板5は表示装置2に対して回動する。
表示装置2は、例えば溶着あるいはねじ止めにて互いに組み合わされる1対の筐体(前部筐体26a、後部筐体26b)内に、図示しない表示パネルや回路基板などを収容している。後部筐体26bの背面にはバックパネル31(図3参照)が組み付けられる。
表示装置2内において表示パネルの背面側に配設される回路基板は、プリント配線板上に、中央処理装置や半導体メモリなどの半導体部品、抵抗部品、コンデンサ部品、コネクタ、更にはハードディスク装置、フレキシブル磁気ディスク装置、光ディスク装置などが実装されて構成される。この回路基板は、いわゆるメインボードと呼ばれ(マザーボードあるいはシステムボードとも呼ばれる)、この電子機器1の実質的な本体として機能する。
表示パネルは例えば液晶表示パネルである。あるいは、有機、無機EL(Electro Luminescence)素子や発光ダイオードを用いた表示パネル、更にはプラズマディスプレイパネルであってもよい。
前部筐体26aは窓孔が形成された枠状を呈し、その窓孔より表示パネルの表示画面6が露出される(図1参照)。
また、図5に示すように、表示装置2の背面側には蓋によって開閉される収納部61が形成されている。この収納部61に、例えばマウスやリモートコントローラなどの電子機器1に付属される付属品を収納することで、それら付属品と電子機器1とをばらばらにすることなくまとめて持ち運ぶことができる。これによって、付属品の紛失を防げる。
図1、図4に示すように、表示装置2の上下左右の4つの端部を囲むようにして角リング状の枠部材66が取り付けられている。枠部材66の左右の側部67はそれぞれ表示装置2の左右の側端部に沿って延在して、その側端部に固定されている。
枠部材66の側部67の上端部及び下端部は表示装置2の側端部から延出し、側部67の上端部には表示装置2の上端面に沿って延在する上部68が連結され、側部67の下端部には表示装置2の下端部に沿って延在する下部69が連結されている。
枠部材66の上部68と表示装置2の上端部との間には間隙が形成され、その間隙に手を差し入れて上部68を把持することで電子機器1を持ち運ぶことができる。
枠部材66の下部69と表示装置2の下端部との間にも間隙が形成され、この間隙は後述するように入力操作板5の開閉動作を許容する。
枠部材66の内部には、例えばアルミニウムやマグネシウムからなる帯状の補強部材が、枠部材66の芯材として内蔵されている。
表示装置2の周囲を枠部材66が取り囲んでいることによって、持ち運び時に表示装置2の端部が家具や壁などに直接ぶつかってしまうことを防げ、枠部材66は表示装置2に加わる衝撃を緩和する。
支持部材3は、図3に示すように、略四角い枠状を呈し、ヒンジ73(図5参照)を介して表示装置2に対して回動自在に連結されている。支持部材3は、枠状になっているので、表示装置2背面の下部に設けられたコネクタ64を隠さず、よってコネクタ64に対する各種ケーブルや端子の抜き差しに際してじゃまにならない。
表示装置2は、図2に示すように、支持部材3と、上述した枠部材66の下部69とによって、湾曲した下端部が設置面上から浮いた状態で設置面上に支持される。
表示装置2は立った姿勢でもって設置面上に支持される。ここで、立った姿勢とは垂直に立った姿勢に限らず、表示装置2の上端部側が後方に少し倒れた傾斜姿勢も含む。表示装置2の前方にいる使用者がその視線の方向に表示画面6を見ることができる姿勢であればよい。
表示装置2に対する支持部材3の回動角度を調整して、支持部材3と、枠部材66の下部69との開き角度を調整することで、表示装置2の傾き具合を調整でき、使用者が表示画面6を視認するのに最適な角度に調整可能である。
(入力操作板の開閉動作)
図4及び図6は、入力操作板5が閉位置にある状態を示す。入力操作板5の湾曲した後壁部12は表示装置2の下端部(後壁部12と同様に湾曲している)を覆い、後壁部12に続く板状の操作部81は表示画面6に重なっている。操作部81は表示画面6の全面を覆うので、枠部材66の上部68をつかんで電子機器1を持ち運ぶときや、非使用時に電子機器1を収納しておく場合などに表示画面6の全面保護を行える。
入力操作板5が閉じられたこの状態で、更に支持部材3を表示装置2の背面側に寄せるように表示装置2と支持部材3との開き角度を小さくすれば、電子機器1の奥行き寸法が小さくされてスリムになるので、例えば壁などに立てかけた状態で置けば、非使用時の置き場所をとらない。
図1に示すように、表示装置2の前面側において表示画面6から外れた左右の側縁部寄りの箇所にロック金具82が突設されている。そのロック金具82に、入力操作板5の側縁部寄りの箇所に形成された係合孔83内に設けられたロックレバー(図示せず)が係合することで、入力操作板5の閉状態が保持される。係合孔83の脇に設けられた解除ボタン84を押すことで、ロック金具82とロックレバーとの係合は解除される。
入力操作板5の操作部81を手前側に降ろすようにして(図7参照)、上述したヒンジ部材13を介して表示装置2の背面に連結された連結部9a、9bを中心に入力操作板5を回動させると、操作部81がキートップ面を上に向けた状態で表示装置2の下端部と設置面との間に広げられ、表示画面6の前方に展開される開状態となる。これにより、使用者の操作キー8を叩いての入力操作が可能となる。
このとき、回動中心である入力操作板5の連結部9a、9bが表示装置2の背面に連結されて、回動中心が表示装置2の後方に回り込んでいるので、入力操作板5の開位置への回動に伴って、入力操作板5において連結部寄りの部分が表示装置2の後方へと引っ込む。
すなわち、閉位置では表示装置2の前面に重なっている図6においてクロスハッチングで示す部分が、展開時には図8に示すように表示装置2の後方へと延出する。これにより、展開時における表示画面6前方への入力操作板5の突出長さを抑えることができ、使用時の設置面積の省スペース化が図れる。
上記クロスハッチングで示した部分は、入力操作板5の展開動作に伴って弧を描くようにして、表示装置2の下方を通り抜けて表示装置2の後方へと移動するので、表示装置2の下端部と設置面との間にはその移動を許容するための空間が上述した枠部材66の下部69によって確保されている。
また、入力操作板5の連結部9a、9bが、表示装置2の下端部よりも上方に位置する背面に連結されているので、展開された状態では連結部9a、9bから前端部に向けて若干下向き傾斜する。したがって、展開された状態で入力操作板5が自然にそのキートップ面が使用者の方に近づくように傾斜されるので、操作キー8の操作性が向上する。
また、入力操作板5には、上述した中央処理装置や半導体メモリなどの部品、更にはハードディスク装置、フレキシブル磁気ディスク装置、光ディスク装置などの記憶装置を搭載し実質的な機器本体を構成する回路基板(メインボード)が収容されておらず、薄型化及び軽量化が図られている。これにより、開閉動作時の使用者の負担が軽減される。更に、頻繁に開閉されることになる入力操作板5に振動に弱いハードディスク装置などが収容されていないのでそれら装置の故障も防げる。
[第2の実施形態]
次に本発明の第2の実施形態について説明する。なお、上記第1の実施形態と同じ構成部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施形態では、図15に示すように、表示装置2の下端部近傍にスピーカ80を内蔵させている。例えば表示装置2の横幅方向に関しての左右の両端にスピーカ80を内蔵させている。スピーカ80はその放音面sを、入力操作板5の湾曲した後壁部12の内面に向けている。
スピーカ80の放音面sからは、矢印で示すように、後壁部12の内面に向けて音が出力され、後壁部12の内面で反射・拡散されて前方に向かう。
表示装置にスピーカを内蔵させる構成としては、放音面を前方に向けて表示画面の左右の両脇に設ける構成が一般によく採用されている。しかし、この構成では表示画面にスピーカを重ねて配置することができず、スピーカの口径が大きくなると、その分、表示画面両脇の幅を増大させ表示装置が大型化してしまう。
これに対して、本実施形態のように、放音面sを表示画面6の後方に向けてスピーカ80を設ければ、スピーカ80が表示画面6の背面に重なって配置されたところで表示画面6の視認には何の支障も来さない。これにより、表示画面両脇の幅増大を来すことなく大口径のスピーカを内蔵させることができ、音質や出力パワーの向上を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
入力操作板5の後部を湾曲させて曲げる形態に限らず、角を形成させて曲げてもよい。
また、枠部材66において持ち運ぶときのハンドルとして機能する上部68と、設置面上に接触して支持部材3と共に表示装置2を支えるスタンドとして機能する下部69とを、側部67を介して一体とせずに分離させて設けてもよい。
また、上記実施形態では表示装置2は、支持部材3と枠部材66の下部69とによって支持されるとしたが、図17に示すように支持部材120によってのみ支持される構成としてもよい。
また、その図17に示すように、入力操作板122においてヒンジ部材121との連結部側の部分をL字状に屈曲させた形状としてもよい。
また、入力操作板はその後端部がヒンジ部材に連結される構造に限らず、図16に示すように、後端部よりも操作部側に寄った部分でヒンジ部材121を介して表示装置2の背面に連結されるようにしてもよい。このような構成の場合、表示装置2に図示のような凹所124を形成すれば入力操作板123においてヒンジ部材121と後端部との間の部分123aが、入力操作板123の開位置への回動によって表示装置2と干渉してしまうのを防げる。
また、凹所124の底部に例えば電源スイッチを設けて、その電源スイッチが入力操作板123の開位置への回動によって入力操作板123においてヒンジ部材121と後端部との間の部分123aで押されるようにすれば、使用時に、入力操作板123を開位置へと回動させる動作によって自動的に電源が入るようにできる。
本発明の実施形態に係る電子機器の開状態における正面図である。 同電子機器の開状態における側面要部の斜視図である。 同電子機器の開状態における背面側から見た斜視図である。 同電子機器の閉状態における正面図である。 同電子機器の閉状態における背面側から見た斜視図である。 同電子機器の閉状態における斜視図である。 図6の状態から入力操作板が開き始めた状態の斜視図である。 同電子機器の開状態における斜視図である。 図8の状態を背面側から見た斜視図である。 上記入力操作板の斜視図である。 図10から筐体が取り除かれた状態の図である。 図11における要部の拡大斜視図である。 上記表示装置の背面要部の拡大斜視図である。 図13の表示装置に入力操作板が連結された状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る電子機器の開状態における側面要部の斜視図である。 入力操作板と表示装置との連結構造の変形例を示す模式図である。 表示装置の支持構造の変形例を示す側面図である。 従来例の電子機器の斜視図である。
符号の説明
1…電子機器、2…表示装置、3…支持部材、5…入力操作板、6…表示画面、9a,9b…連結部、12…後壁部、13…ヒンジ部材、26a…前部筐体、26b…後部筐体、66…枠部材、80…スピーカ、81…操作部、s…放音面。

Claims (2)

  1. 表示画面を有する表示装置と、
    前記表示装置を設置面上から浮かせた状態で支持する支持部材と、
    前記表示装置の背面に連結される連結部と、前記連結部から前記表示画面の前方に延在される操作部とを有し、前記連結部を回動中心として、前記操作部が前記表示画面の前方に展開される開位置と、前記操作部が前記表示画面に向き合わされる閉位置との間で回動自在な入力操作板とを備え
    前記入力操作板の前記連結部と前記操作部との間には、鉤状に曲げられ前記開位置で前記表示装置の後方に延出される後壁部が形成されている
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記表示装置において前記開位置で前記後壁部に向き合わされる部分に、放音面を前記後壁部に向けてスピーカが内蔵されている
    ことを特徴とする請求項に記載の電子機器。
JP2003316928A 2003-09-09 2003-09-09 電子機器 Expired - Fee Related JP4333293B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003316928A JP4333293B2 (ja) 2003-09-09 2003-09-09 電子機器
CNB2004100578130A CN100416453C (zh) 2003-09-09 2004-08-18 电子设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003316928A JP4333293B2 (ja) 2003-09-09 2003-09-09 電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005085002A JP2005085002A (ja) 2005-03-31
JP4333293B2 true JP4333293B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=34416674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003316928A Expired - Fee Related JP4333293B2 (ja) 2003-09-09 2003-09-09 電子機器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4333293B2 (ja)
CN (1) CN100416453C (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008117452A1 (ja) * 2007-03-27 2008-10-02 Fujitsu Limited 電子機器
JP4709312B2 (ja) * 2007-03-27 2011-06-22 富士通株式会社 電子機器
JP4655126B2 (ja) 2008-09-01 2011-03-23 ソニー株式会社 情報処理装置及び電子機器システム
CN102033576A (zh) * 2009-09-28 2011-04-27 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 笔记本计算机
KR101539264B1 (ko) * 2013-12-13 2015-07-28 주식회사 다이아벨 전자기기의 힌지장치
JP7497369B2 (ja) * 2020-10-15 2024-06-10 株式会社デンソーテン 車載装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0733264Y2 (ja) * 1989-02-07 1995-07-31 アルプス電気株式会社 フラットディスプレイ支持機構
GB8925425D0 (en) * 1989-11-10 1989-12-28 Active Book Co Ltd Improvements in computer cases
JPH0588779A (ja) * 1991-09-28 1993-04-09 Canon Inc 電子機器
JPH07319583A (ja) * 1994-05-23 1995-12-08 Toshiba Corp 情報処理システム
JPH09152917A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Fujitsu Ltd チルト機構を備える表示装置
JPH1049497A (ja) * 1996-08-07 1998-02-20 Casio Comput Co Ltd 電子機器
JP2000305657A (ja) * 1999-04-16 2000-11-02 Canon Inc 携帯型パーソナルコンピュータ

Also Published As

Publication number Publication date
CN100416453C (zh) 2008-09-03
CN1595329A (zh) 2005-03-16
JP2005085002A (ja) 2005-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4892085B2 (ja) 電子機器
US11221654B2 (en) Electronic device
JP4612505B2 (ja) 電子機器
JP4909510B2 (ja) 電子機器
JP2007179152A (ja) 電子機器
JP2011070488A (ja) 情報処理装置
JP4980317B2 (ja) 情報処理装置
JP2005173509A (ja) 電子装置
JP4333293B2 (ja) 電子機器
KR100481845B1 (ko) 마이크로폰을 갖는 휴대형 컴퓨터
JP4651699B2 (ja) 電子機器
JP4282671B2 (ja) 電子機器
JP2012048411A (ja) 電子機器
JP4428006B2 (ja) 電子機器
KR100654770B1 (ko) 휴대용 컴퓨터
JP4655772B2 (ja) 携帯型情報処理装置
JP2005107840A (ja) 電子機器
JP4537843B2 (ja) 電子機器
JP4293041B2 (ja) 情報処理装置
JP2010224985A (ja) 電子機器
US6765790B2 (en) Notebook computer with metal frame
JP5062314B2 (ja) 電子機器
JP2010066904A (ja) 電子機器
JP2006222534A (ja) 折り畳み式電子機器及び折り畳み式電子機器の筐体突き当て構造
JPH10214134A (ja) 増設用電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060704

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20071027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090615

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4333293

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees