JP2000305657A - 携帯型パーソナルコンピュータ - Google Patents
携帯型パーソナルコンピュータInfo
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- JP2000305657A JP2000305657A JP11109428A JP10942899A JP2000305657A JP 2000305657 A JP2000305657 A JP 2000305657A JP 11109428 A JP11109428 A JP 11109428A JP 10942899 A JP10942899 A JP 10942899A JP 2000305657 A JP2000305657 A JP 2000305657A
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- Japan
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- display panel
- main body
- personal computer
- portable personal
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 表示パネルと本体をオペレータの使用環境に
合わせて調整可能にできる携帯型パーソナルコンピュー
タを提供すること。 【解決手段】 携帯型パソコン1は、本体2、この本体
2の上に装着されたキーボード3で構成されている。ま
た、本体2の底面には、中ほどで分割された薄板状の第
1の支持板4aと第2の支持板4bが回動可能な第1の
連結部5aを介して連結されている。第1の連結部5a
の形状は、第1の支持板4aが凸型で、第2の支持板4
bが凹型になっており、組み合わされるように連結され
ている。第1のチルト機構から出ている回転軸が第2の
支持板4bの凹部に挿入され、ネジなどで固定されてい
る。
合わせて調整可能にできる携帯型パーソナルコンピュー
タを提供すること。 【解決手段】 携帯型パソコン1は、本体2、この本体
2の上に装着されたキーボード3で構成されている。ま
た、本体2の底面には、中ほどで分割された薄板状の第
1の支持板4aと第2の支持板4bが回動可能な第1の
連結部5aを介して連結されている。第1の連結部5a
の形状は、第1の支持板4aが凸型で、第2の支持板4
bが凹型になっており、組み合わされるように連結され
ている。第1のチルト機構から出ている回転軸が第2の
支持板4bの凹部に挿入され、ネジなどで固定されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型パーソナル
コンピュータに関し、詳しくは、表示パネルの高さ調整
可能な構成の携帯型パーソナルコンピュータに関する。
コンピュータに関し、詳しくは、表示パネルの高さ調整
可能な構成の携帯型パーソナルコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノート型パーソナルコンピュータ
(以下、「パソコン」という)、サブノート型パソコン、
パームトップ型パソコンなどと称される携帯型パソコン
は、技術革新により軽量化ならびに小型化が進んでい
る。この結果、従来はオフィスや家庭で固定した使用形
態が主流であったのに対し、パソコンを手軽に持ち歩い
て移動先で使用できるようになった。
(以下、「パソコン」という)、サブノート型パソコン、
パームトップ型パソコンなどと称される携帯型パソコン
は、技術革新により軽量化ならびに小型化が進んでい
る。この結果、従来はオフィスや家庭で固定した使用形
態が主流であったのに対し、パソコンを手軽に持ち歩い
て移動先で使用できるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の携帯型パソコンにおいては、パソコン本体にキーボー
ドが一体化されているため、一般的なデスクトップ型パ
ソコンのようなキーボードと表示装置をオペレータの使
用環境に合わせた自由な配置ができず、使いにくい場合
があった。
の携帯型パソコンにおいては、パソコン本体にキーボー
ドが一体化されているため、一般的なデスクトップ型パ
ソコンのようなキーボードと表示装置をオペレータの使
用環境に合わせた自由な配置ができず、使いにくい場合
があった。
【0004】例えば、図9に示すように、椅子21に腰
掛けたオペレータ22が携帯型パソコン23のキーボー
ド24を操作し易いように机25の手前に配置した場
合、表示パネル26を見るオペレータ22の頭は前傾す
るようになり、首に負担がかかった状態で操作すること
になる。また、表示パネル26を自然な状態で見るよう
にするには、図10に示すように、オペレータ22から
離れた位置に携帯型パソコン23を設置する必要があ
り、そのためキーボード24の操作がし難くなってしま
うという問題があった。
掛けたオペレータ22が携帯型パソコン23のキーボー
ド24を操作し易いように机25の手前に配置した場
合、表示パネル26を見るオペレータ22の頭は前傾す
るようになり、首に負担がかかった状態で操作すること
になる。また、表示パネル26を自然な状態で見るよう
にするには、図10に示すように、オペレータ22から
離れた位置に携帯型パソコン23を設置する必要があ
り、そのためキーボード24の操作がし難くなってしま
うという問題があった。
【0005】本発明は、上述の問題点に鑑み、表示パネ
ルと本体をオペレータの使用環境に合わせて調整可能に
できる携帯型パソコンを提供することを目的とする。
ルと本体をオペレータの使用環境に合わせて調整可能に
できる携帯型パソコンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する構成は、請求項1に記載のように、文字やグ
ラフィック等が表示される表示パネルと、データ処理、
画像処理、及び通信処理に必要な電子部品及び電子回路
が内蔵された本体と、該本体表面に装着されたデータ入
力用のキーボードとを備えた携帯型パソコンにおいて、
前記本体の下部には中間部で連結された第1の支持板と
第2の支持板が回動可能な第1の連結部を介して連結さ
れ、前記第2の支持板には回動可能な第2の連結部を介
して表示パネルが連結され、且つ、第1の支持板は前記
本体に形成された摺動部に沿って出し入れ可能な構成を
有することを特徴とする携帯型パソコンにある。
を実現する構成は、請求項1に記載のように、文字やグ
ラフィック等が表示される表示パネルと、データ処理、
画像処理、及び通信処理に必要な電子部品及び電子回路
が内蔵された本体と、該本体表面に装着されたデータ入
力用のキーボードとを備えた携帯型パソコンにおいて、
前記本体の下部には中間部で連結された第1の支持板と
第2の支持板が回動可能な第1の連結部を介して連結さ
れ、前記第2の支持板には回動可能な第2の連結部を介
して表示パネルが連結され、且つ、第1の支持板は前記
本体に形成された摺動部に沿って出し入れ可能な構成を
有することを特徴とする携帯型パソコンにある。
【0007】この構成によれば、表示パネルを回動可能
に連結された支持板を、該支持板の中ほどに備えられた
回動可能な連結部が前記本体上面に装着されたキーボー
ド側から見える位置まで引き出し、該支持板の一部を回
動して表示パネルを通常の位置よりも高い位置に調整す
ることにより、表示パネルとキーボードとの角度や距離
などをオペレータの使用環境に合わせることが可能とな
り、操作環境がきわめて向上する。
に連結された支持板を、該支持板の中ほどに備えられた
回動可能な連結部が前記本体上面に装着されたキーボー
ド側から見える位置まで引き出し、該支持板の一部を回
動して表示パネルを通常の位置よりも高い位置に調整す
ることにより、表示パネルとキーボードとの角度や距離
などをオペレータの使用環境に合わせることが可能とな
り、操作環境がきわめて向上する。
【0008】本出願に係る発明の目的を実現する構成
は、請求項2に記載のように、前記表示パネルは、前記
本体との通信手段に赤外光通信を用いることを特徴とす
る請求項1記載の携帯型パソコンにある。
は、請求項2に記載のように、前記表示パネルは、前記
本体との通信手段に赤外光通信を用いることを特徴とす
る請求項1記載の携帯型パソコンにある。
【0009】この構成によれば、装置本体からの表示デ
ータ信号がワイヤレスに表示パネルへ伝送されるので、
表示パネルを装置本体から引き出されても接続作業が不
要になり、使い勝手が向上する。
ータ信号がワイヤレスに表示パネルへ伝送されるので、
表示パネルを装置本体から引き出されても接続作業が不
要になり、使い勝手が向上する。
【0010】本出願に係る発明の目的を実現する構成
は、請求項3に記載のように、前記表示パネルは、電池
を内蔵することを特徴とする請求項1記載の携帯型パソ
コンにある。
は、請求項3に記載のように、前記表示パネルは、電池
を内蔵することを特徴とする請求項1記載の携帯型パソ
コンにある。
【0011】この構成によれば、表示パネル内に電池を
内蔵させることにより、装置本体から引き出された表示
パネルを駆動する電源を本体から供給する必要がなくな
る。したがって、表示パネルの電源用ケーブルの本体へ
の接続作業が不要であり、操作性が向上する。
内蔵させることにより、装置本体から引き出された表示
パネルを駆動する電源を本体から供給する必要がなくな
る。したがって、表示パネルの電源用ケーブルの本体へ
の接続作業が不要であり、操作性が向上する。
【0012】本出願に係る発明の目的を実現する構成
は、請求項4に記載のように、前記表示パネルは、内蔵
する電池が二次電池である時、前記本体から電源供給を
受けて前記電池に充電することを特徴とする請求項1記
載の携帯型パソコンにある。
は、請求項4に記載のように、前記表示パネルは、内蔵
する電池が二次電池である時、前記本体から電源供給を
受けて前記電池に充電することを特徴とする請求項1記
載の携帯型パソコンにある。
【0013】この構成によれば、表示パネルを本体から
引き出された状態で使用されれば、表示パネル内の電池
の消耗が進行し、所定時間後には使用不能になる。そこ
で表示パネル内の電池が二次電池である場合には充電が
行えるようにし、電池切れを防止する。
引き出された状態で使用されれば、表示パネル内の電池
の消耗が進行し、所定時間後には使用不能になる。そこ
で表示パネル内の電池が二次電池である場合には充電が
行えるようにし、電池切れを防止する。
【0014】本出願にかかる発明の目的を実現する構成
は、請求項5に記載のように、前記表示パネルは、前記
本体から引き出されて使用されるとき、前記本体との通
信に伴う接続手段としてケーブルを用いることを特徴と
する請求項1記載の携帯型パソコンにある。
は、請求項5に記載のように、前記表示パネルは、前記
本体から引き出されて使用されるとき、前記本体との通
信に伴う接続手段としてケーブルを用いることを特徴と
する請求項1記載の携帯型パソコンにある。
【0015】この構成によれば、本体から表示パネルへ
のデータ伝送をケーブルを介して行うことにより、表示
パネル側に電池を内蔵する必要がなくなる。また、表示
パネルの軽量化が可能になる。
のデータ伝送をケーブルを介して行うことにより、表示
パネル側に電池を内蔵する必要がなくなる。また、表示
パネルの軽量化が可能になる。
【0016】本出願に係る発明の目的を実現する構成
は、請求項6に記載のように、前記ケーブルは、不使用
時に前記本体に設けられた収納スペースに収納されるこ
とを特徴とする請求項1記載の携帯型パソコンにある。
は、請求項6に記載のように、前記ケーブルは、不使用
時に前記本体に設けられた収納スペースに収納されるこ
とを特徴とする請求項1記載の携帯型パソコンにある。
【0017】この構成によれば、紛失しやすいケーブル
を本体に収納することができ、ケーブル単体で搬送した
り、保管する必要がなくなり、ケーブルの紛失を防止す
ることが可能となる。
を本体に収納することができ、ケーブル単体で搬送した
り、保管する必要がなくなり、ケーブルの紛失を防止す
ることが可能となる。
【0018】本出願に係る発明の目的を実現する構成
は、請求項7に記載のように、前記第1の連結部の保持
トルクは、前記第2の連結部の保持トルクよりも大きい
ことを特徴とする請求項1記載の携帯型パソコンにあ
る。
は、請求項7に記載のように、前記第1の連結部の保持
トルクは、前記第2の連結部の保持トルクよりも大きい
ことを特徴とする請求項1記載の携帯型パソコンにあ
る。
【0019】この構成によれば、第2の支持板の連結さ
れた表示パネルは、第1の連結部で自由な角度に調整・
保持することが可能となり、オペレータの使用環境や好
みに合わせて、表示パネルと本体に装着されたキーボー
ドとの高さや距離などの位置関係が調整可能になる。
れた表示パネルは、第1の連結部で自由な角度に調整・
保持することが可能となり、オペレータの使用環境や好
みに合わせて、表示パネルと本体に装着されたキーボー
ドとの高さや距離などの位置関係が調整可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面により詳細に説明する。
図面により詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の実施の形態を示す携帯型
パソコンの外観図であり、図2は第1の実施の形態であ
る携帯型パソコンの断面図である。図1に示すように、
携帯型パソコン1は、本体2、この本体2の上に装着さ
れたキーボード3で構成されている。また、本体2の底
面には、中ほどで分割された薄板状の第1の支持板4a
と第2の支持板4bが回動可能な第1の連結部5aを介
して連結されている。第1の連結部5aの形状は、第1
の支持板4aが凸型で、第2の支持板4bが凹型になっ
ており、組み合わされるように連結されている。第1の
支持板4aの凸部に第1のチルト機構(不図示)が装着
されており、その第1のチルト機構から出ている回転軸
が第2の支持板4bの凹部に挿入され、ネジなどで固定
されている。この第1のチルト機構には、一般的なノー
トパソコンなどで使用されている軸と巻線バネなどで構
成されているものを使用するが、軸の回転方向に保持す
るトルクが働く機構であれば、他の機構を使用しても良
い。この時、保持するトルクは、第2の支持板4bをお
ろす方向(図5で時計回り方向)にバネが軸を締め付け
るように設定する。
パソコンの外観図であり、図2は第1の実施の形態であ
る携帯型パソコンの断面図である。図1に示すように、
携帯型パソコン1は、本体2、この本体2の上に装着さ
れたキーボード3で構成されている。また、本体2の底
面には、中ほどで分割された薄板状の第1の支持板4a
と第2の支持板4bが回動可能な第1の連結部5aを介
して連結されている。第1の連結部5aの形状は、第1
の支持板4aが凸型で、第2の支持板4bが凹型になっ
ており、組み合わされるように連結されている。第1の
支持板4aの凸部に第1のチルト機構(不図示)が装着
されており、その第1のチルト機構から出ている回転軸
が第2の支持板4bの凹部に挿入され、ネジなどで固定
されている。この第1のチルト機構には、一般的なノー
トパソコンなどで使用されている軸と巻線バネなどで構
成されているものを使用するが、軸の回転方向に保持す
るトルクが働く機構であれば、他の機構を使用しても良
い。この時、保持するトルクは、第2の支持板4bをお
ろす方向(図5で時計回り方向)にバネが軸を締め付け
るように設定する。
【0022】また、第2の支持板4bには回動可能な第
2の連結部を介して表示パネル6が連結されている。第
2の連結部5bの形状は、第2の支持板4bが表示パネ
ル6に形成された凹部に入り込むようになっており、第
2の支持板4bの中に第2のチルト機構(不図示)が装
着されている。その第2のチルト機構から出ている回転
軸は表示パネル6の凹部に挿入され、ネジなどで固定さ
れている。この第2のチルト機構にも、第1のチルト機
構同様に、一般的なノートパソコンなどで使用されてい
る軸と巻線バネなどで構成されているものを使用する
が、軸の回転方向に保持するトルクが働く機構であれ
ば、他の機構を使用しても良い。この時、保持するトル
クは、第1のチルト機構とは異なり、表示パネル6を本
体から開ける方向(図5で時計回り方向)と閉める方向
(図5で反時計回り方向)の両方に保持トルクがかかる
ようにしなければならない。
2の連結部を介して表示パネル6が連結されている。第
2の連結部5bの形状は、第2の支持板4bが表示パネ
ル6に形成された凹部に入り込むようになっており、第
2の支持板4bの中に第2のチルト機構(不図示)が装
着されている。その第2のチルト機構から出ている回転
軸は表示パネル6の凹部に挿入され、ネジなどで固定さ
れている。この第2のチルト機構にも、第1のチルト機
構同様に、一般的なノートパソコンなどで使用されてい
る軸と巻線バネなどで構成されているものを使用する
が、軸の回転方向に保持するトルクが働く機構であれ
ば、他の機構を使用しても良い。この時、保持するトル
クは、第1のチルト機構とは異なり、表示パネル6を本
体から開ける方向(図5で時計回り方向)と閉める方向
(図5で反時計回り方向)の両方に保持トルクがかかる
ようにしなければならない。
【0023】そして、第1の支持板4aと第2の支持板
4bは、本体2の底面に形成された溝部2aに摺動可能
なように装着されている。さらに、本体2と第1の支持
板4a及び第2の支持板4bを覆うように蓋部材8が装
着されている。
4bは、本体2の底面に形成された溝部2aに摺動可能
なように装着されている。さらに、本体2と第1の支持
板4a及び第2の支持板4bを覆うように蓋部材8が装
着されている。
【0024】また、表示パネル6及び本体2の第2の連
結部5b近傍には、赤外光通信のための採受光窓9,1
0が配置されている。
結部5b近傍には、赤外光通信のための採受光窓9,1
0が配置されている。
【0025】図1に示すように、第1の支持板4a及び
第2の支持板4bが本体2に収納されている状態での使
用形態は、他の携帯型パソコンに共通した一般的な使用
方法である。なお、表示パネル6に内蔵する電池7に二
次電池を用いた場合、本体2から電源が供給され、充電
が可能にしておいても良い。
第2の支持板4bが本体2に収納されている状態での使
用形態は、他の携帯型パソコンに共通した一般的な使用
方法である。なお、表示パネル6に内蔵する電池7に二
次電池を用いた場合、本体2から電源が供給され、充電
が可能にしておいても良い。
【0026】次に、本発明の特徴である支持板が本体か
ら引き出され、表示パネルの高さを調整した状態での使
用方法を以下に説明する。
ら引き出され、表示パネルの高さを調整した状態での使
用方法を以下に説明する。
【0027】図3は、図1の携帯型パソコンの本体から
支持板を引き出した状態を示し、図4は図1の携帯型パ
ソコンの表示パネルの高さを調整した状態を示す。ま
た、図5は図4の携帯型パソコンの断面図を示し、図6
(a)及び(b)は図1の携帯型パソコンの底面を示
す。
支持板を引き出した状態を示し、図4は図1の携帯型パ
ソコンの表示パネルの高さを調整した状態を示す。ま
た、図5は図4の携帯型パソコンの断面図を示し、図6
(a)及び(b)は図1の携帯型パソコンの底面を示
す。
【0028】まず、図6(a)のロックLをスライドさ
せて第1の支持板4aの係合部から外し、図6(b)の
状態にする。その後、第1の支持板4a及び第2の支持
板4bを本体2の後方にスライドさせて、第1の支持板
4aと第2の支持板4bとの連結部5aが本体2上面に
装着されているキーボード3側から見える位置まで引き
出す。この時、引き出す量は、例えば本体2底面に装着
された蓋部材8に形成されたガイドピンPと第1の支持
板4aに形成されたガイド穴Hの長さで規定すればよ
く、長めに規定できれば、表示パネル6と本体2に装着
されたキーボード3の奥行き方向の位置も調整できるの
で、さらにオペレータの調整範囲が広がることになる。
せて第1の支持板4aの係合部から外し、図6(b)の
状態にする。その後、第1の支持板4a及び第2の支持
板4bを本体2の後方にスライドさせて、第1の支持板
4aと第2の支持板4bとの連結部5aが本体2上面に
装着されているキーボード3側から見える位置まで引き
出す。この時、引き出す量は、例えば本体2底面に装着
された蓋部材8に形成されたガイドピンPと第1の支持
板4aに形成されたガイド穴Hの長さで規定すればよ
く、長めに規定できれば、表示パネル6と本体2に装着
されたキーボード3の奥行き方向の位置も調整できるの
で、さらにオペレータの調整範囲が広がることになる。
【0029】そして、第2の支持板4bを回動し、第2
の支持板4bに連結された表示パネル6の高さをオペレ
ータの好みに合わせて引き上げ、高さを調整する。その
後、表示パネル6の角度をオペレータの好みや使用環境
に合わせて調整する。
の支持板4bに連結された表示パネル6の高さをオペレ
ータの好みに合わせて引き上げ、高さを調整する。その
後、表示パネル6の角度をオペレータの好みや使用環境
に合わせて調整する。
【0030】この時、第1の連結部5aに使用される第
1のチルト機構のトルク値Taは、表示パネル6の他に
第2の支持板4bの重量が加わるので、第2の連結部5
bに使用される第2のチルト機構のトルク値Tbよりも
大きくしておく必要がある。また、トルク値Ta及びT
bは、表示パネル6や第2の支持板4bの重量から決定
すれば良い。
1のチルト機構のトルク値Taは、表示パネル6の他に
第2の支持板4bの重量が加わるので、第2の連結部5
bに使用される第2のチルト機構のトルク値Tbよりも
大きくしておく必要がある。また、トルク値Ta及びT
bは、表示パネル6や第2の支持板4bの重量から決定
すれば良い。
【0031】表示パネル6と本体2との情報伝達は、図
4のように、表示パネル6側に設けられた採受光窓9と
本体2側の端面に配置された採受光窓10によって赤外
光通信により実行される。したがって、本体2と表示パ
ネル6の位置関係はオペレータの使用環境に合わせて自
由に調整可能なので、使い勝手が向上する。
4のように、表示パネル6側に設けられた採受光窓9と
本体2側の端面に配置された採受光窓10によって赤外
光通信により実行される。したがって、本体2と表示パ
ネル6の位置関係はオペレータの使用環境に合わせて自
由に調整可能なので、使い勝手が向上する。
【0032】次に、表示パネル6を本体2から引き出し
た際の通信形態の第2例を示す。図7は、本例の表示パ
ネル6が引き出される前の状態の断面図を示し、図8
は、表示パネル6の高さを調整した状態を示す。本例
は、本体2と表示パネル6の間の通信をフレキシブルな
ケーブルKを用いて行うようにしたものである。この場
合には、フレキシブルケーブルKには電源用のリードが
含まれているので、表示パネル6に電池7を内蔵する必
要はない。このフレキシブルケーブルKは、紛失を防止
するため、本体2内に収納スペース(不図示)を確保し
ておき、不使用時には収納スペースに収納保管する。ま
た、表示パネル6を本体2から引き出さない状態での表
示パネル6と本体2の通信形態は、図7に示すように、
第2の支持板4bが本体2の端面2aに当接する部分に
コネクタ11を配置し、そのコネクタ11を介して通信
する。また、フレキシブルケーブルKと同様に、このコ
ネクタ11から表示パネル6に電源が供給されるので、
表示パネル6に電池7を内蔵する必要はない。
た際の通信形態の第2例を示す。図7は、本例の表示パ
ネル6が引き出される前の状態の断面図を示し、図8
は、表示パネル6の高さを調整した状態を示す。本例
は、本体2と表示パネル6の間の通信をフレキシブルな
ケーブルKを用いて行うようにしたものである。この場
合には、フレキシブルケーブルKには電源用のリードが
含まれているので、表示パネル6に電池7を内蔵する必
要はない。このフレキシブルケーブルKは、紛失を防止
するため、本体2内に収納スペース(不図示)を確保し
ておき、不使用時には収納スペースに収納保管する。ま
た、表示パネル6を本体2から引き出さない状態での表
示パネル6と本体2の通信形態は、図7に示すように、
第2の支持板4bが本体2の端面2aに当接する部分に
コネクタ11を配置し、そのコネクタ11を介して通信
する。また、フレキシブルケーブルKと同様に、このコ
ネクタ11から表示パネル6に電源が供給されるので、
表示パネル6に電池7を内蔵する必要はない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る請求
項1の発明によれば、表示パネルが回動可能に連結され
た支持板本体から出し入れ可能に装着し、なお且つ前記
支持板の中ほどに回動可能な連結部を有する構成にした
ので、表示パネルを回動可能に連結された支持板を、該
支持板の中ほどに備えられた回動可能な連結部が前記本
体上面に装着されたキーボード側から見える位置まで引
き出し、該支持板の一部を回動して表示パネルを通常の
位置よりも高い位置に調整することにより、表示パネル
とキーボードとの角度や距離などをオペレータの使用環
境に合わせることが可能となり、操作環境がきわめて向
上する。
項1の発明によれば、表示パネルが回動可能に連結され
た支持板本体から出し入れ可能に装着し、なお且つ前記
支持板の中ほどに回動可能な連結部を有する構成にした
ので、表示パネルを回動可能に連結された支持板を、該
支持板の中ほどに備えられた回動可能な連結部が前記本
体上面に装着されたキーボード側から見える位置まで引
き出し、該支持板の一部を回動して表示パネルを通常の
位置よりも高い位置に調整することにより、表示パネル
とキーボードとの角度や距離などをオペレータの使用環
境に合わせることが可能となり、操作環境がきわめて向
上する。
【0034】本出願に係る請求項2の発明によれば、表
示パネルは、前記本体との通信手段に赤外光通信を用い
ることにより、装置本体からの表示データ信号がワイヤ
レスに表示パネルへ伝送されるので、表示パネルが装置
本体から引き出されても接続作業が不要になり、使い勝
手が向上する。
示パネルは、前記本体との通信手段に赤外光通信を用い
ることにより、装置本体からの表示データ信号がワイヤ
レスに表示パネルへ伝送されるので、表示パネルが装置
本体から引き出されても接続作業が不要になり、使い勝
手が向上する。
【0035】本出願に係る請求項3の発明によれば、表
示パネルは、電池を内蔵させたので、装置本体から引き
出された表示パネルを駆動する電源を本体から供給する
必要がなくなり、表示パネルの電源用テーブルの本体へ
の接続作業が不要であり、操作性が向上する。
示パネルは、電池を内蔵させたので、装置本体から引き
出された表示パネルを駆動する電源を本体から供給する
必要がなくなり、表示パネルの電源用テーブルの本体へ
の接続作業が不要であり、操作性が向上する。
【0036】本出願に係る請求項4の発明によれば、表
示パネルは、内蔵する電池が二次電池であるとき、本体
から電源供給を受けて電池に充電を行うようにしたの
で、表示パネル内の充電が行え、電池切れを防止する。
示パネルは、内蔵する電池が二次電池であるとき、本体
から電源供給を受けて電池に充電を行うようにしたの
で、表示パネル内の充電が行え、電池切れを防止する。
【0037】本出願に係る請求項5の発明によれば、本
体から引き出されて使用されるとき、表示パネルと本体
との通信の際の接続手段としてケーブルを用いるように
したので、本体から表示パネルへのデータ伝送がケーブ
ルを介して行われ、表示パネル側に電池を内蔵する必要
がなくなる。また、表示パネルの軽量化が可能になる。
体から引き出されて使用されるとき、表示パネルと本体
との通信の際の接続手段としてケーブルを用いるように
したので、本体から表示パネルへのデータ伝送がケーブ
ルを介して行われ、表示パネル側に電池を内蔵する必要
がなくなる。また、表示パネルの軽量化が可能になる。
【0038】本出願に係る請求項6の発明によれば、ケ
ーブルの不使用時には、本体に設けられた収納スペース
に収納するようにしたので、ケーブル単体で搬送した
り、保管する必要がなくなり、ケーブルの紛失を防止す
ることが可能になる。
ーブルの不使用時には、本体に設けられた収納スペース
に収納するようにしたので、ケーブル単体で搬送した
り、保管する必要がなくなり、ケーブルの紛失を防止す
ることが可能になる。
【0039】本出願に係る請求項7の発明によれば、第
1の連結部の保持トルクは、第2の連結部の保持トルク
よりも大きくしたので、第2の支持板の連結された表示
パネルは、第1の連結部で自由な角度に調整・保持する
ことが可能となり、オペレータの使用環境や好みに合わ
せて、表示パネルと本体に装着されたキーボードとの高
さや距離などの位置関係が調整可能になる。
1の連結部の保持トルクは、第2の連結部の保持トルク
よりも大きくしたので、第2の支持板の連結された表示
パネルは、第1の連結部で自由な角度に調整・保持する
ことが可能となり、オペレータの使用環境や好みに合わ
せて、表示パネルと本体に装着されたキーボードとの高
さや距離などの位置関係が調整可能になる。
【図1】本発明に係る携帯型パソコンの実施形態を示す
外観図である。
外観図である。
【図2】図1の携帯型パソコンの第1例の断面図であ
る。
る。
【図3】図1の携帯型パソコンの本体から支持板を引き
出した状態の斜視図である。
出した状態の斜視図である。
【図4】図1の携帯型パソコンの表示パネルの高さを調
整した状態の第1例の斜視図である。
整した状態の第1例の斜視図である。
【図5】図4の携帯型パソコンの断面図である。
【図6】図1の携帯型パソコンのロック状態の底面図
(a)、及び図1の携帯型パソコンのロックを解除した
状態の底面図(b)である。
(a)、及び図1の携帯型パソコンのロックを解除した
状態の底面図(b)である。
【図7】図1の携帯型パソコンの第2例の断面図であ
る。
る。
【図8】図1の携帯型パソコンの表示パネルの高さを調
整した状態の第2例の斜視図である。
整した状態の第2例の斜視図である。
【図9】従来の携帯型パソコンの使用形態を示す説明図
である。
である。
【図10】図9において、表示パネルを見やすくしたと
きにキーボードの操作性が悪くなることを示す説明図で
ある。
きにキーボードの操作性が悪くなることを示す説明図で
ある。
1 携帯型パソコン 2 本体 2a 溝部 3 キーボード 4a 第1の支持板 4b 第2の支持板 5a 第1の連結部 5b 第2の連結部 6 表示パネル 7 電池 8 蓋部材 9,10 採受光窓 11 コネクタ 21 椅子 22 オペレータ 23 携帯型パソコン 24 キーボード 25 机 26 表示パネル L ロック爪 P ガイドピン H ガイド穴 K フレキシブルケーブル
Claims (7)
- 【請求項1】 文字やグラフィック等が表示される表示
パネルと、データ処理、画像処理、及び通信処理に必要
な電子部品及び電子回路が内蔵された本体と、 該本体表面に装着されたデータ入力用のキーボードとを
備えた携帯型パーソナルコンピュータにおいて、 前記本体の下部には中間部で連結された第1の支持板と
第2の支持板が回動可能な第1の連結部を介して連結さ
れ、前記第2の支持板には回動可能な第2の連結部を介
して表示パネルが連結され、 且つ、第1の支持板は前記本体に形成された摺動部に沿
って出し入れ可能な構成を有することを特徴とする携帯
型パーソナルコンピュータ。 - 【請求項2】 前記表示パネルは、前記本体との通信手
段に赤外光通信を用いることを特徴とする請求項1記載
の携帯型パーソナルコンピュータ。 - 【請求項3】 前記表示パネルは、電池を内蔵すること
を特徴とする請求項1記載の携帯型パーソナルコンピュ
ータ。 - 【請求項4】 前記表示パネルは、内蔵する電池が二次
電池である時、前記本体から電源供給を受けて前記電池
に充電することを特徴とする請求項1記載の携帯型パー
ソナルコンピュータ。 - 【請求項5】 前記表示パネルは、前記本体から引き出
されて使用されるとき、前記本体との通信に伴う接続手
段としてケーブルを用いることを特徴とする請求項1記
載の携帯型パーソナルコンピュータ。 - 【請求項6】 前記ケーブルは、不使用時に前記本体に
設けられた収納スペースに収納されることを特徴とする
請求項1記載の携帯型パーソナルコンピュータ。 - 【請求項7】 前記第1の連結部の保持トルクは、前記
第2の連結部の保持トルクよりも大きいことを特徴とす
る請求項1記載の携帯型パーソナルコンピュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11109428A JP2000305657A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 携帯型パーソナルコンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11109428A JP2000305657A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 携帯型パーソナルコンピュータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000305657A true JP2000305657A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14510006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11109428A Pending JP2000305657A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 携帯型パーソナルコンピュータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000305657A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100416453C (zh) * | 2003-09-09 | 2008-09-03 | 索尼株式会社 | 电子设备 |
JP2009245410A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Toshihide Tsuji | 遠近両用メガネ用パソコン装置 |
CN110134194A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-08-16 | 英业达科技有限公司 | 笔记本电脑 |
TWI711919B (zh) * | 2019-06-10 | 2020-12-01 | 英業達股份有限公司 | 筆記型電腦 |
-
1999
- 1999-04-16 JP JP11109428A patent/JP2000305657A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100416453C (zh) * | 2003-09-09 | 2008-09-03 | 索尼株式会社 | 电子设备 |
JP2009245410A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Toshihide Tsuji | 遠近両用メガネ用パソコン装置 |
CN110134194A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-08-16 | 英业达科技有限公司 | 笔记本电脑 |
TWI711919B (zh) * | 2019-06-10 | 2020-12-01 | 英業達股份有限公司 | 筆記型電腦 |
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