JP2010066904A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
アンテナの配線の配置スペースを確保し通信の信頼性を向上させることが可能な電子機器を提供する。
【解決手段】
ヒンジ機構部25が複数の配線(ケーブル)71〜74が挿通される筒状部品26を備えるので、ヒンジ機構部25付近で配線(ケーブル)71〜74の配置スペースを確保することができ、筒状部品26を挿通する複数の配線(ケーブル)71〜74を表示部3の平板部54に設けられた複数のアンテナ61〜64に接続することができる。この結果、指向性のよい表示部2側の位置に設けられた複数のアンテナ61〜64により、無線通信の信頼性を向上させることができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、複数の通信用のアンテナを備えるノート型パーソナルコンピュータ等の電子機器に関する。
パーソナルコンピュータ、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)等の電子機器には、所定の方式で通信を行うためのアンテナが表示パネルを有する表示部の内部に配置されているものがある(例えば特許文献1参照)。
このような電子機器にあっては、アンテナからの電磁波の不要輻射の抑制や表示部の強度の向上を図るために、表示パネルが配置されるパネル用筺体を金属材料によって形成する場合がある。しかし、この場合には、アンテナをパネル用筺体に配置した場合に、金属材料中を伝導するノイズの影響により受信感度の低下をきたす場合がある。
そこで、従来、パネル用筺体の一端部に樹脂材料によって形成されたアンテナ配置部材を取り付け、このアンテナ配置部材にアンテナを配置していた。
特開2002−32150号公報(段落0047、図1)
しかしながら、近年、通信方式の拡張により、通信方式が異なる複数のアンテナを電子機器に配置する必要性が高まっている。また、通信方式によっては同一種類のアンテナを複数、表示部側に配置する必要があり、表示部の内部に配置するアンテナの数が増加した。アンテナの数の増加に伴いアンテナから導出され電子機器の本体部に引き回される配線(ケーブル)の数も増加する。しかし、複数の配線(ケーブル)を引き回すスペースを確保することは困難であり、無理に狭いスペースに複数の配線(ケーブル)を引き回すと、接続の信頼性を確保できず、通信の信頼性が低下する、という問題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、アンテナの配線の配置スペースを確保し通信の信頼性を向上させることが可能な電子機器を提供することにある。
本発明に係る電子機器は、電子機器本体部と、表示部と、アンテナと、配線と、ヒンジ部とを有する。上記表示部は、上記電子機器本体部と電気的に接続され、表示器と表示器を保持する外縁部とを有する。上記アンテナは、1以上あり上記外縁部に設けられる。上記配線は、1以上あり上記1以上のアンテナと上記電子機器本体部内とを接続する。上記ヒンジ部は、上記複数の配線が挿通される筒状部品を有し、この筒状部品を軸体として、上記電子機器本体部に対して上記表示部を回動自在に連結する。
本発明では、ヒンジ部が複数の配線が挿通される筒状部品を有するので、ヒンジ部付近で複数の配線の配置スペースを確保することができ、筒状部品を挿通する複数の配線を表示部の外縁部に設けられた1以上のアンテナに接続することができる。この結果、表示部の外縁部に設けられた1以上のアンテナにより、通信の信頼性を向上させることができる。
上記1以上のアンテナは、ブルートゥース(登録商標)用のアンテナを含むようにしてもよい。
これにより、ユーザが、電子機器本体部に対して表示部を開いた状態で電子機器を用いるときに、ブルートゥース(登録商標)用のアンテナの位置を従来より高い指向性のよい位置にすることができ、ブルートゥース(登録商標)用のアンテナの信号の受信感度を向上させることができる。
上記ヒンジ部は、上記筒状部品に回動自在に連結され上記表示部に一端が固定された連結部を有するようにしてもよい。
これにより、筒状部品を回動の軸として連結部を回動することで表示部を回動させることができる。
上記外縁部に設けられたカメラと、上記カメラと上記電子機器本体部内とを接続する第2の配線とを更に具備し、上記第2の配線は、上記外縁部から上記筒状部品を通じて上記電子機器本体部内に引き回されるようにしてもよい。
これにより、1以上のアンテナに加えてカメラが表示部の外縁部に配置される場合にも、カメラに接続された配線を筒状部品を通過させて電子機器本体部内に引き回すことができる。
上記ブルートゥース(登録商標)用のアンテナは、上記外縁部の上記表示器の側方の領域のうち上記ヒンジ部の近傍に配置されているようにしてもよい。
これにより、ブルートゥース(登録商標)用のアンテナを外縁部のうちのヒンジ部の近傍に配置し、ブルートゥース(登録商標)用とは異なるアンテナを外縁部のうちのヒンジ部から遠い位置に配置することができる。
以上のように、本発明によれば、アンテナの配線の配置スペースを確保し通信の信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
本実施形態では電子機器としてノート型のパーソナルコンピュータを一例に挙げて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る電子機器の開いた状態の斜視図、図2は図1に示す電子機器の閉じた状態の斜視図である。
電子機器1は、表示部2と、本体部3と、これら表示部2と本体部3とを回動自在に連結するヒンジ連結部4とを備えている。
表示部2は、ヒンジ連結部4を介して本体部3に対して開閉可能である。表示部2は、表示部2の筐体5、表示画面6と、筐体5内に設けられた表示処理を行う図示しない表示パネルとを備えている。
筐体5は、図示しない表示処理ユニットを収容する表示部2の外装部品である。表示画面6は、情報を表示するための画面であり、閉じた状態で本体部3に対面する。
本体部3は、本体部3の筐体7、キーボードユニット8、図示しない中央処理装置、図示しないハードディスク装置などの部品を備えている。
筐体7は、本体部3の外装部品である。キーボードユニット8は、例えば複数のキー等を備えており、電子機器1の入力部として機能する。中央処理装置は、筐体7内の多層プリント配線板に実装されている。中央処理装置は、キーボードユニット8からの入力信号を受けて、演算処理、制御処理、画像処理、表示部2への出力処理などの各種処理を行い、この電子機器1の実質的な機能上の本体として機能する。
ヒンジ連結部4は、DCジャック部10と、電源スイッチ11と、本体部3に一体的に設けられたヒンジ収容部12とを備えている。DCジャック部10は、ヒンジ連結部4の軸方向(図1のY方向)の左端に配置されている。電源スイッチ11は、ヒンジ連結部4の軸方向(図1のY方向)の右端に配置されている。
図3は図1に示す電子機器1のDCジャック部10付近の部分斜視図である。
DCジャック部10は、本体部3の背面側の端部に配置されている。DCジャック部10は、外装部品であるキャップ部材15と、キャップ部材15に収容されたDCジャックコネクタ部16とを備える。キャップ部材15は、キャップ形状を有している。キャップ部材15の側面51には、略円形状の開口17が形成されている。DCジャックコネクタ部16は、その接続端子接続部14が開口17から露出している。接続端子接続部14には、図示しない電源供給用の接続端子が接続される。ヒンジ収容部12は、略円筒形状をする。ヒンジ収容部12の直径は、キャップ部材15の直径と略同じである。これにより、デザイン性が向上する。
図4は図1に示す電子機器1のDCジャック部10付近の部分斜視図である。
DCジャック部10は、本体部3から離間して設けられている。つまり、DCジャック部10と、本体部3との間には、ギャップGが形成されている。特に、図4に示すように、本体部3に対して表示部2を開いた状態では、ユーザは、ギャップGを容易に見ることができる。ユーザが本体部3に対して表示部2を開閉するときには、キャップ部材15は表示部2と一体的に回動する。このとき、キャップ部材15内のDCジャックコネクタ部16はキャップ部材15と一体的に回動せず本体部3に固定されたまま回動しない。
図5は電子機器1のDCジャック部10のキャップ部材15を外した状態の部分斜視図、図6は図3に示す電子機器1のA−A断面図である。
ヒンジ収容部12は円筒形状を有している。ヒンジ収容部12は、本体部3の上面側の外装部品であるパームレスト21と、本体部3の底面側の外装部品であるハウジングボトム22とを組み合わせることにより構成されている。ヒンジ収容部12内には、複数の配線(ケーブル)23が引き回されている。これらの配線(ケーブル)23は、図6に示すようにヒンジ機構部25に挿通されている。
ヒンジ機構部25は、ヒンジ収容部12内に収容されている。ヒンジ機構部25は、筒状部品26、本体部側連結部材27、表示部側連結部材28を備える。
筒状部品26は、筒形状を有している。筒状部品26は、複数の配線(ケーブル)23の挿通される貫通孔29を形成する。配線(ケーブル)23は、本体部3内の各部に接続され、貫通孔29を挿通され、表示部2側の各部に接続されている。筒状部品26は、図6に示すように、円筒部26Aと、円筒部26Aの両端部に配置されたフランジ部26Bとを備える。円筒部26Aとフランジ部26Bとは一体的に形成されている。円筒部26Aとフランジ部26Bとの境界領域にはR(アール)が形成されている。
本体部側連結部材27の一端部は、例えばハウジングボトム22に固定されている。本体部側連結部材27の他端部には、筒状部品26が挿入される貫通孔30が形成されている。本体部側連結部材27は、筒状部品26をヒンジ収容部12内の所定の位置に配置する。
表示部側連結部材28は、図6に示すように、貫通孔31が形成されている。表示部側連結部材28の貫通孔31内に筒状部品26が挿入されている。表示部側連結部材28は表示部2側に固定されている。表示部側連結部材28は、表示部2の回動に伴い表示部2と一体的に筒状部品26の周りに回動可能である。つまり、表示部2は、ヒンジ機構部25の回動軸Yを軸として本体部3に対して回動可能である。
DCジャック部10は、図6に示すように、キャップ部材15、DCジャックコネクタ部16、摺動部材33を備える。
キャップ部材15は、DCジャックコネクタ部16を接続端子接続部14を除いて包囲する。キャップ部材15は、表示部2のトップカバー35及びベゼル36に固定されている。トップカバー35とベゼル36とによりDCジャックコネクタ部16の一部を包囲する環状部94が形成されている。つまり、表示部2は、図5、図6に示すように、表示部2から導出されDCジャックコネクタ部16の外周面38に離間して配置された環状部94を備える。キャップ部材15は、DCジャックコネクタ部16に環状部94を介して設けられている。キャップ部材15の開口17からDCジャックコネクタ部16の接続端子接続部14が外部に露出している。
DCジャックコネクタ部16は、ハウジングボトム22に固定されている。DCジャックコネクタ部16からは、DC電源供給用配線(図6では不図示)、アース配線43が引き出されている。
摺動部材33は、図6に示すようにDCジャックコネクタ部16の外周面38と、トップカバー35の内周面39との間に設けられている。摺動部材33の摩擦係数は、例えばトップカバー35及びベゼル36の摩擦係数より小さい。摺動部材33の構成材料には、耐疲労性、耐摩擦性に優れた例えばポリアセタール(POM polyacetal)が用いられている。ポリアセタールは、バランスの取れた機械的性質を持つ結晶性樹脂で、特に耐疲労性に極めて優れている。耐摩擦、耐クリープ性、寸法安定性に優れ、吸水性も少ない性質を持っている。使用可能な温度範囲が広い(例えば−40°C〜+150°C)。
図7は電子機器1のヒンジ機構部25の六面図である。図7(A)〜(F)は、それぞれヒンジ機構部25の平面図、左側面図、正面図、右側面図、背面図及び底面図である。
筒状部品26は、図7(B)及び図6に示すように筒形状を有し、貫通孔29が形成されている。筒状部品26には、本体部側連結部材27と、表示部側連結部材28とが図7(C)に示す回動軸Yを回動軸として回動自在に連結されている。本体部側連結部材27は、図7(A)に示す複数の孔96を用いて本体部3側に固定される。本体部側連結部材27は、図7(B)に示すように段差部47を有する。なお、孔96の数や位置、及び段差部47の形状などは本体部3側の形状に合わせて適宜変更される。表示部側連結部材28は、図7(C)に示す複数の穴97を用いて表示部2側に固定される。本体部側連結部材27の長さと、表示部側連結部材28の長さとは略同じ長さ、略同じ幅、略同じ厚さになっている。本体部側連結部材27及び表示部側連結部材28の構成材料は金属材料が用いられている。これにより、本体部3に対して表示部2が回動するときのヒンジ機構部25の強度が確保される。
<表示部2の構成>
図8は表示部3の分解斜視図である。
表示部3は、ベゼル36、表示パネル37、トップカバー35、外枠39及び図8では図示しないアンテナ等を備える。表示部3は、これらの各部材が組み合わされて一体的に構成される。
ベゼル36は、枠形状を有する。ベゼル36の下端左端には、図5に示す環状部94の半分の部分を構成する略U字形状のヒンジ用突部40が突出されている。ベゼル36の下端右側にも同様にヒンジ用突部41が形成されている。ベゼル36の底面(図8では見えない面)には、図示しない係合部が形成されている。この図示しない係合部は、外枠39に形成された係合部56と係合する。これにより、ベゼル36と、外枠39とがネジ等の金属部材を用いることなく組み合わされている。
表示パネル37は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置である。表示パネル37は、その下端に横長の制御基板91が取り付けられている。制御基板91は、表示パネル37の駆動制御を行う。表示パネル37は、表面側に設けられた表示画面6を備える。表示パネル37がベゼル36に組み合わされて、表示画面6がベゼル36から露出する。
トップカバー35は、表示パネル37をその背面側から覆う略矩形状のベース部45と、ベース部45の周りに設けられた略矩形枠形状のフレーム部46とを備える。トップカバー35のベース部45と、フレーム部46とは、例えばインサート形成により一体的に形成されている。トップカバー35は、例えばカーボン材料を含む樹脂材料により形成されている。
ベース部45は、表示パネル37より一回り大きい矩形平板形状を有する。ベース部45に表示パネル37が配置される。ベース部45は、カーボン材料によって高い剛性が確保されている。
フレーム部46は、矩形枠形状を有する。フレーム部46には、ベース部45に対して直交する方向に突出する複数の壁48が設けられている。壁48には、壁の高さが低くなる凹部49が形成されている。表示パネル37が壁48の内側に配置されトップカバー35に取り付けられる。フレーム部46には、複数の位置決め孔50が形成されている。フレーム部46には、ベゼル36と結合するための係合部92が所定の位置に複数個形成されている。フレーム部46の下端側の両端付近には、図5に示す環状部94の半分の部分を構成する略U字形状のヒンジ用突部60が形成されている。フレーム部46の上端の左右方向(図8のX方向)中央部には、カメラ取付部52が形成されている。カメラ取付部52には、後述するようにカメラが取り付けられる。フレーム部46のカメラ取付部52の隣には、横長の端子取付部53が複数個、離間して設けられている。フレーム部46には、端子取付部81、82、83が離間して設けられている。
外枠39は、3個の辺縁部を有する枠形状を有し、樹脂材料により一体的に形成されている。所定の幅で枠の内側に設けられた外縁部としての平板部54と、平板部54の外周に設けられ平板部54に対して直交する方向に突出して設けられた壁部55とを備える。
平板部54には、複数の位置決めピン57が突出して設けられている。これらの位置決めピン57は、トップカバー35の位置決め孔50に嵌り、表示パネル37に対して位置決めされる。平板部54には、所定の位置に複数の係合部58が形成されている。これらの係合部58は、それぞれトップカバー35の凹部49に係合される。これにより、トップカバー35と外枠39とが結合される。つまり、トップカバー35と、外枠39とは、金属製のネジ等を用いずに結合されている。平板部54は、上部平板部54Aと、側部平板部54Bと、側部平板部54Cとを備える。上部平板部54Aは、表示パネル37の制御基板91側とは反対側の上部の近傍に配置され、横長の形状を有する。側部平板部54Bは、表示パネル37の一方の側辺の近傍に配置される。側部平板部54Cは、表示パネル37の他方の側辺の近傍に配置される。上部平板部54A、側部平板部54B及び54Cには、後述するように複数のアンテナ等が取り付けられる。
<アンテナの配置構成>
図9は表示部2から図8に示すベゼル36を取り外した状態の斜視図、図10はヒンジ機構部25の付近の拡大斜視図である。
外枠39の平板部54には、アンテナ61、62、63、64、65及び66が設けられている。アンテナ61、62、63、64、65及び66は、それぞれ互いに離間して平板部54に取り付けられている。
アンテナ61は、ブルートゥース(登録商標)用のアンテナである。アンテナ62は、ワイヤレスラン(Wlan Wireless LAN)用のアンテナである。アンテナ63及び64は、ワイヤレスラン/ワイマックス(Wireless LAN/Worldwide Interoperability for Microwave Access)用のアンテナである。アンテナ65は、ワン(メイン WAN)用のアンテナである。アンテナ66は、例えばワンセグ用のアンテナである。トップカバー35のカメラ取付部52には、カメラユニット67が取り付けられている。
ブルートゥース(登録商標)用のアンテナ61は、側部平板部54Bでヒンジ機構部25の近くに取り付けられている。例えば側部平板部54Bの高さ方向(図9のZ方向)で下側の位置にアンテナ61が取り付けられている。ブルートゥース(登録商標)用のアンテナ61は、接地用の金属端子61aを備える。金属端子61aは、図8に示す端子取付部81に取り付けられ接地されている。アンテナ61は、配線(ケーブル)71の一端に接続されている。配線(ケーブル)71は、側部平板部54Bを引き回され、ヒンジ機構部25の筒状部品26の貫通孔29内に挿通され、本体部3内の図示しないブルートゥース(登録商標)ユニットに接続されている。アンテナ61の形状は、例えば略矩形状であり、無線通信の信頼性を向上させるために最適化されている。アンテナ61は、例えばその長手方向を側部平板部54Bの長手方向に沿うようにして側部平板部54Bに取り付けられている。
ワイヤレスラン用のアンテナ62は、側部平板部54Bで表示パネル37の上側の近くに取り付けられている。例えば側部平板部54Bの高さ方向(図9のZ方向)で上側の位置にアンテナ62が取り付けられている。アンテナ62は、接地用の金属端子62aを備える。金属端子62aは、図8に示す端子取付部82に取り付けられ接地されている。アンテナ62は、配線(ケーブル)72の一端に接続されている。配線(ケーブル)72は、側部平板部54Bを引き回され、ヒンジ機構部25の筒状部品26の貫通孔29を挿通され、本体部3内の図示しない制御ユニットに接続されている。アンテナ62の形状は、例えば略矩形状であり、無線通信の信頼性を向上させるために最適化されている。アンテナ62は、例えばその長手方向を側部平板部54Bの長手方向に沿うようにして側部平板部54Bに取り付けられている。
ワイヤレスラン/ワイマックス用のアンテナ63は、上部平板部54Aのうち表示パネル37の長手方向(図9のX方向)の一方の側に取り付けられている。例えばトップカバー35の左上の角部付近にアンテナ63が取り付けられている。アンテナ63は、接地用の金属端子63aを備える。金属端子63aは、図8に示す端子取付部53に取り付けられ接地されている。アンテナ63は、配線(ケーブル)73の一端に接続されている。配線(ケーブル)73は、側部平板部54Bを引き回され、ヒンジ機構部25の筒状部品26の貫通孔29を挿通され、本体部3の図示しない制御ユニットに接続されている。アンテナ63の形状は、例えば略矩形状であり、無線通信の信頼性を向上させるために最適化されている。アンテナ63は、例えばその長手方向を上部平板部54Aの長手方向に沿うようにして上部平板部54Aに取り付けられている。
ワイヤレスラン/ワイマックス用のアンテナ64は、上部平板部54Aのうち表示パネル37の長手方向(図9のX方向)の一方の側に取り付けられている。例えばトップカバー35のアンテナ63の隣にアンテナ64が取り付けられている。アンテナ64は、接地用の金属端子64aを備える。金属端子64aは、図8に示す端子取付部53に取り付けられ接地されている。アンテナ64は、配線(ケーブル)74の一端に接続されている。配線(ケーブル)74は、上部平板部54A、側部平板部54Bを引き回され、ヒンジ機構部25の筒状部品26の貫通孔29を挿通され、本体部3の図示しない制御ユニットに接続されている。アンテナ64の形状は、例えば略矩形状であり、無線通信の信頼性を向上させるために最適化されている。アンテナ64は、例えばその長手方向を上部平板部54Aの長手方向に沿うようにして上部平板部54Aに取り付けられている。
ワイヤレスラン/ワイマックス用のアンテナ63、64により、例えば数キロメートル〜数十キロメートルの広範囲を75Mbpsの速度で無線通信することが可能となる。
カメラユニット67は、カメラ取付部52に取り付けられている。カメラユニット67は、カメラ本体部67Aと、カメラ制御基板67Bとを備える。カメラユニット67には、配線(ケーブル)75が接続されている。配線(ケーブル)75は、上部平板部54A及び側部平板部54Bを引き回され、ヒンジ機構部25の筒状部品26の貫通孔29を挿通され、本体部3内の図示しない制御ユニットに接続されている。カメラユニット67は、例えば上部平板部54Aの長手方向(図9のX方向)の略中央に取り付けられている。
ワン(メイン)用のアンテナ65は、上部平板部54Aのうち表示パネル37の長手方向(図9のX方向)の右側で上部平板部54Aに取り付けられている。例えばトップカバー35の右上側の角部付近にアンテナ65が取り付けられている。アンテナ65は、接地用の金属端子65aを備える。金属端子65aは、図8に示す端子取付部83に取り付けられ接地されている。アンテナ65は、配線(ケーブル)76に接続されている。配線(ケーブル)76は、側部平板部54Cを引き回され電源スイッチ11側のヒンジ機構部88の筒状部品の貫通孔を挿通され、本体部3内の図示しない制御ユニットに接続される。アンテナ65の形状は、例えば略矩形状であり、無線通信の信頼性を向上させるために最適化されている。アンテナ65は、例えばその長手方向を上部平板部54Aの長手方向に沿うようにして上部平板部54Aに取り付けられている。
ワン(サブ)用のアンテナ66は、側部平板部54Cに取り付けられている。アンテナ66は、接地用の金属端子66aを備える。金属端子66aは、図8に示すトップカバー35に取り付けられ接地されている。アンテナ66は、配線(ケーブル)77が接続されている。配線(ケーブル)77は、側部平板部54Cを引き回され、ヒンジ機構部88の筒状部品の貫通孔を挿通され、本体部3内の図示しない制御ユニットに接続されている。アンテナ66の形状は、例えば略棒形状であり、無線通信の信頼性を向上させるために最適化されている。アンテナ66は、例えばその長手方向を上部平板部54Aの長手方向に沿うようにして上部平板部54Aに取り付けられている。
図10に示すように、DCジャックコネクタ部16の端子101、102からは、DC電源供給用配線44、アース配線43が引き出されている。ヒンジ機構部25は、端子101、102を避けるように、回動軸方向(図10のX方向)で端子101、102の隣に配置されている。
<作用>
このように本実施形態によれば、ヒンジ機構部25が複数の配線(ケーブル)71〜74が挿通される筒状部品26を備えるので、ヒンジ機構部25付近で配線(ケーブル)71〜74等の配置スペースを確保することができ、筒状部品26を挿通する複数の配線(ケーブル)71〜74等を表示部3の平板部54に設けられた複数のアンテナ61〜64に接続することができる。この結果、指向性のよい表示部2側の位置に設けられた複数のアンテナ61〜64により、無線通信の信頼性を向上させることができる。
つまり、筒状部品26を有するヒンジ機構部25を採用することで、配線(ケーブル)71〜74等のシンプルなルートを確保しつつ、複数のアンテナ61〜64等を受信感度の良い位置に配置し、無線通信の信頼性を向上させることができる。このように、表示パネル37の周りの平板部54を、表示パネル2を保持し収容するだけでなく、アンテナ配置スペースとして有効に利用することができる。
特に、表示部2の外縁部としての平板部54に配置するアンテナ61等の数が増加するのに伴い、ヒンジ連結部4付近を通過させる配線(ケーブル)71〜74等の数が多くなる。この結果、ヒンジ連結部4付近では配線(ケーブル)71〜74等が密集し表示部2の開閉の繰り返しにより配線(ケーブル)71〜74等が損傷し易くなるおそれがあった。本実施形態では、筒状部品26の円筒部26Aとフランジ部26Bとの境界領域にはRが形成されている。このため、表示部2の開閉時における配線(ケーブル)71〜74にかかる負荷を低減し、配線(ケーブル)71等の破損を防止し、無線通信の信頼性を向上させることができる。
ヒンジ機構部88が複数の配線(ケーブル)76及び77が挿通される筒状部品を備えるので、ヒンジ機構部88付近で配線(ケーブル)76及び77の配置スペースを確保することができ、筒状部品を挿通する複数の配線(ケーブル)76及び77を表示部3の平板部54に設けられた複数のアンテナ65及び66に接続することができる。この結果、受信感度の良い高い表示部2側の位置に設けられた複数のアンテナ65及び66により、無線通信の信頼性を向上させることができる。
ブルートゥース(登録商標)用のアンテナ61は、側部平板部54Bの高さ方向(図9のZ方向)で下側の位置に取り付けられている。このため、従来のようにブルートゥース(登録商標)用のアンテナがヒンジ機構のボトム部材側に取り付けられている場合に比べて、アンテナ61の位置をより高い位置に配置することができる。
つまり、ユーザが、本体部3に対して表示部2を開いた状態で電子機器1を用いるときに、ブルートゥース(登録商標)用のアンテナ61の位置を従来より高い位置にすることができる。この結果、アンテナ61の信号の受信感度を向上させることができる。半径10−100メートル程度のブルートゥース搭載機器と高速で無線通信を行うことができる。機器間に物があっても電波が届く範囲で通信が可能となる。
また、ブルートゥース(登録商標)用のアンテナ61に比べて高い受信感度が要求されるワイヤレスラン用のアンテナ62を側部平板部54Bのうちのヒンジ機構部25の近傍とは異なる位置に配置することができる。この結果、アンテナ62の受信感度を向上させることができる。
ヒンジ機構部25は、筒状部品26と、筒状部品26に連結されると共に本体部3側に一端が固定された本体部側連結部材27と、筒状部品26に回動自在に連結されると共に表示部2に一端が固定された表示部側連結部材28とを備える。これにより、筒状部品26を回動の軸として表示部側連結部材28を回動することで表示部2を本体部3に対して回動させることができる。
表示部2の上部平板部54Aにカメラユニット67が取り付けられ、カメラユニット67には配線(ケーブル)75が接続されており、配線(ケーブル)75は、上部平板部54Aから側部平板部54Bを引き回され、筒状部品26の貫通孔29を挿通して本体部3内に引き回される。これにより、複数のアンテナ61〜64に加えてカメラユニット67が平板部54に配置される場合にも、カメラユニット67に接続された配線(ケーブル)75を筒状部品26を通過させて本体部3内に引き回すことができる。
本発明は以上説明した実施の形態には限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
上記実施形態では、表示部2の外縁部としての平板部54に、ブルートゥース用のアンテナ61、ワイヤレスラン用のアンテナ62、ワイヤレスラン/ワイマックスワン用のアンテナ63、64、ワン(メイン WAN)用のアンテナ65、及びワンセグ用のアンテナ66等が取り付けられる例を示した。しかし、これらのアンテナの取り付け位置は特に限定されない。例えばブルートゥース用のアンテナ61と、ワイヤレスラン用のアンテナ62とを共に側部平板部54Bのヒンジ機構部25からより離れた位置に取り付けるようにしてもよい。これにより、無線通信の信頼性をより向上させることができる。
上記実施形態では、アンテナ61〜アンテナ66及びカメラユニット67が図9に示す表示部2の平板部54の所定の位置に取り付けられる例を示した。しかし、より多くのアンテナを表示部2の平板部54に取り付けるようにしてもよい。例えば、上部平板部54Aや側部平板部54Cに図示しないアンテナを取り付けるようにしてもよい。これにより、より多くの通信方式に対応することができる。なお、これらのアンテナ61やカメラユニット67等は、必ずしも表示部2の平板部54(上部平板部54A、側部平板部54B及び54C)に配置される必要はない。例えばアンテナが上部平板部54Aにのみに取り付けられていたり、上部平板部54A及び側部平板部54Bの2つの領域に取り付けられていたり、上部平板部54A及び側部平板部54Cの2つの領域に取り付けられていたりしてもよい。
上記実施形態では、図9に示すように側部平板部54Bにアンテナ61、62が取り付けられ、側部平板部54Cにアンテナ66が取り付けられている例を示した。つまり、表示パネル37の左側の側部平板部54Bにより多くのアンテナを取り付ける例を示した。しかし、表示パネル37の左右両側で同数のアンテナを取り付けるようにしてもよいし、逆に、表示パネル37の左側より右側の側部平板部54Cに多くのアンテナを取り付けるようにしてもよい。
筒状部品26の貫通孔29の直径及び回動軸方向(図10のX方向)の長さLは、配線(ケーブル)71〜75の数等に応じて適宜変更することが好ましい。これにより、本体部3に対して表示部2が開閉されるときに、配線(ケーブル)71〜75が破損したりすることをより確実に防止することができる。
上記実施形態では、図10に示すように、本体部3内から引き出された配線(ケーブル)71〜75が、筒状部品26の右側から貫通孔29に挿通され筒状部品26の左側から引き出され表示部2側に引き回される例を示した。しかし、本体部3内から引き出された配線(ケーブル)が、筒状部品26の左側から貫通孔29に挿通され筒状部品26の右側から引き出され表示部2側に引き回されるようにしてもよい。このように配線(ケーブル)の挿通される方向を適宜変更することで、より配線スペースを効率良く利用することができる。
上記実施形態では、ブルートゥース用のアンテナ61、ワイヤレスラン用のアンテナ62がそれぞれ1個、ワイヤレスラン/ワイマックスワン用のアンテナ63、64が2個、ワン用のアンテナ65が1個及びワンセグ用のアンテナ66が1個の例を示した。しかし、アンテナの種類、数、取り付け位置などは、特に限定されず、適宜変更可能である。
本発明の一実施形態に係る電子機器の開いた状態の斜視図である。 図1に示す電子機器の閉じた状態の斜視図である。 図1に示す電子機器のDCジャック部付近の部分斜視図である。 図1に示す電子機器のDCジャック部付近の部分斜視図である。 電子機器のDCジャック部のキャップ部材を外した状態の部分斜視図である。 図3に示す電子機器のA−A断面図である。 電子機器のヒンジ機構部の六面図である。 表示部の分解斜視図である。 表示部から図8に示すベゼルを取り外した状態の斜視図である。 ヒンジ機構部の付近の拡大斜視図である。
符号の説明
1 電子機器
2 表示部
3 本体部
4 ヒンジ連結部
23、71、72、73、74、75、76,77 配線(ケーブル)
25、88 ヒンジ機構部
26 筒状部品
27 本体部側連結部材
28 表示部側連結部材
37 表示パネル
39 外枠
54 平板部
54A 上部平板部
54B、54C 側部平板部
61、62、63、64、65、66 アンテナ
67 カメラユニット

Claims (5)

  1. 電子機器本体部と、
    前記電子機器本体部と電気的に接続され、表示器と前記表示器を保持する外縁部とを有する表示部と、
    前記外縁部に設けられた1以上のアンテナと、
    前記1以上のアンテナと前記電子機器本体部内とを接続する1以上の配線と、
    前記1以上の配線が挿通される筒状部品を有し、この筒状部品を軸体として、前記電子機器本体部に対して前記表示部を回動自在に連結するヒンジ部と
    を具備する電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記1以上のアンテナは、ブルートゥース(登録商標)用のアンテナを含む
    電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器であって、
    前記ヒンジ部は、
    前記筒状部品に回動自在に連結され前記表示部に一端が固定された連結部
    を有する
    電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器であって、
    前記外縁部に設けられたカメラと、
    前記カメラと前記電子機器本体部内とを接続する第2の配線と
    を更に具備し、
    前記第2の配線は、前記外縁部から前記筒状部品を通じて前記電子機器本体部内に引き回される
    電子機器。
  5. 請求項4に記載の電子機器であって、
    前記ブルートゥース(登録商標)用のアンテナは、前記外縁部の前記表示器の側方の領域のうち前記ヒンジ部の近傍に配置されている
    電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103257673A (zh) * 2012-02-21 2013-08-21 昆山万禾精密电子有限公司 便携式计算机的过线铰链
JP2014085970A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Nec Personal Computers Ltd 電子機器

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