JP4332968B2 - パチンコ機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特別図柄表示装置の変動図柄表示部と同一画面内に普通図柄表示部を表示するパチンコ機に関し、特に、普通図柄表示部に表示される普通図柄の変動は、主基板(制御手段)から表示制御基板(表示制御手段)に変動停止信号が入力されるまで停止されないため、電気的ノイズによって表示制御基板に変動停止信号が入力されない等の誤動作を容易に確認できるパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、特別図柄表示装置の変動図柄表示部と同一画面内に普通図柄表示部を表示するパチンコ機が種々提案されている。
例えば、特開平6−233863号公報に記載された遊技機では、第1の図柄変動表示手段の変動表示結果に基づいて第1の変動入賞装置を予め定めた態様で駆動制御し、第2の図柄変動表示手段の変動表示結果に基づいて第2の変動入賞装置を予め定めた態様で駆動制御する遊技機において、前記第1の図柄変動表示手段と前記第2の図柄変動表示手段とを1つの電気的図柄変動表示装置で構成すると共に、該電気的図柄変動表示装置の表示領域を複数に区画して各区画表示領域に前記第1の図柄変動表示機能と前記第2の図柄変動表示機能とを付与するように構成されている。
【0003】
これにより、第1の図柄変動表示手段と第2の図柄変動表示手段とを1つの電気的図柄変動表示装置で構成すると共に、該電気的図柄変動表示装置の表示領域を複数に区画して各区画表示領域に第1の図柄変動表示機能と第2の図柄変動表示機能とを付与したので、遊技者は、1つの電気的図柄変動表示装置を注視することにより同時に2つの変動表示動作を確認することができて遊技に集中することができる。また、1つの電気的図柄変動表示装置を遊技盤に取付けるだけで良いと共に配線も電気的図柄変動表示装置から延びるものだけを処理すれば良いので、遊技盤の製造がそれだけ簡便となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特開平6−233863号公報に記載された遊技機においては、マイクロコンピュータ30とLCD駆動回路48との間にLCD専用のマイクロコンピュータを設け、このマイクロコンピュータでLCD23を制御する構成が開示されている。この場合には、LCD専用のマイクロコンピュータは、タイマt1、t2、t3の各タイムアップにより普通図柄変動表示領域25a、25bの変動表示動作を停止する。このため、マイクロコンピュータ30から前記LCD専用マイクロコンピュータに普通図柄変動表示領域25a、25bの変動表示動作の停止信号を出力する場合には、この停止信号が電気的ノイズ等によりLCD専用マイクロコンピュータに入力されなかった場合にも、普通図柄の変動が停止するため、変動表示動作の停止信号が入力されない誤動作の確認が困難であるという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、普通図柄表示部に表示される普通図柄の変動は、主基板(制御手段)から表示制御基板(表示制御手段)に変動停止信号が入力されるまで停止されないため、電気的ノイズによって表示制御基板に変動停止信号が入力されない等の誤動作を容易に確認できるパチンコ機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項1に係るパチンコ機は、遊技領域に設けられて変動図柄表示部に変動図柄を表示すると共に、普通図柄表示部に普通図柄を表示する図柄表示手段を備え、前記変動図柄が変動後所定の態様で停止すると遊技者に有利な特別遊技状態が発生するパチンコ機において、 前記普通図柄は、複数種類の普通図柄から構成され、前記各普通図柄に予め付された所定の選択確率値に基づいて、一の普通図柄を選択する普通図柄選択手段と、前記普通図柄選択手段によって選択された普通図柄を表す第1制御信号と、普通図柄の変動の停止を表す第2制御信号とを出力する制御手段とを備え、前記図柄表示手段は、前記各普通図柄の変動が表示される所定変動パターンを記憶する変動パターン記憶手段と、前記制御手段から前記第1制御信号を受けた場合には、該第1制御信号に対応する前記所定変動パターンを普通図柄表示部に表示する共に、前記制御手段から第2制御信号を受けるまで該所定変動パターンを表示するように制御する表示制御手段とを有し、前記表示制御手段は、前記第2制御信号を受ける前に次の第1制御信号を受けた場合には、該第1制御信号に対応する前記所定変動パターンを普通図柄表示部に表示するように制御することを特徴とする。
【0007】
このような特徴を有する請求項1に係るパチンコ機においては、図柄表示手段によって変動図柄表示部に変動図柄が表示されると共に、普通図柄表示部に普通図柄が表示され、前記変動図柄が変動後所定の態様で停止すると遊技者に有利な特別遊技状態が発生する。また、図柄表示手段は、前記各普通図柄の変動が表示される所定変動パターンを変動パターン記憶手段に記憶している。そして、図柄表示手段を構成する表示制御手段は、制御手段から普通図柄選択手段によって選択された普通図柄を表す第1制御信号を受けた場合には、この第1制御信号に対応する普通図柄の変動が表示される所定変動パターンを普通図柄表示部に表示する。そして、該表示制御手段は、制御手段から普通図柄の変動の停止を表す第2制御信号を受けるまで該所定変動パターンを表示する。
これにより、図柄表示手段を構成する表示制御手段は、制御手段から第2制御信号を受けるまで普通図柄表示部に普通図柄の所定変動パターンを表示するため、電気的ノイズによって該表示制御手段に第2制御信号が入力されない等の誤動作を容易に確認することができる。
また、表示制御手段は、第2制御信号を受ける前に次の第1制御信号を受けた場合には、該第1制御信号に対応する前記所定変動パターンを普通図柄表示部に表示する。
これにより、表示制御手段が電気的ノイズ等により第2制御信号を受けなかった場合には、普通図柄は変動しているが、次の第1制御信号を受けた場合には、この受け取った第1制御信号に対応する所定変動パターンが普通図柄表示部に表示されるため、遊技に支障をきたすことなく、即ち遊技者の興趣を損なうことなく遊技を続行することができる。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
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【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るパチンコ機について、具体化した第1乃至第5実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
先ず、第1実施形態に係るパチンコ機の全体構成について図1及び図2に基づき説明する。図1は第1実施形態に係るパチンコ機全体を示した正面図である。図2は第1実施形態に係るパチンコ機の遊技領域を示した正面図である。
【0033】
図1において、パチンコ機1は、いわゆる第一種パチンコ機である。パチンコ機1は、後述する入賞口、特別図柄表示装置、電動役物及び、ゲート等の各種構造物が遊技盤2上に配設されている。その遊技盤2の下には、賞球払出装置73(図3参照)を介して払い出される賞球を受ける上皿3がスピーカ3Aを内蔵してプレート4に配設されている。そして、その上皿3の下には、下皿5が配設される。また、上皿3に連通する不図示の球送り機構を介して上皿3のパチンコ球が操作ハンドル6に連結された不図示の発射装置へ送られるよう構成されている。また、遊技盤2の裏面には特別図柄表示装置や後述する賞球の払い出しに係る制御等を行う主基板71及び賞球制御基板72等(図3参照)が設けられている。また、遊技盤2の両肩部には、賞球及び球切れ表示ランプ10、10が設けられている。
【0034】
一方、遊技盤2の前側は、鋼板やステンレス等の金属製のガラス扉9により被覆されており、このガラス扉9は、枠体の前側にヒンジ部材等を介して開閉自在に取り付けられている内枠に開閉自在に取り付けられている。また、ガラス扉9には開口部を有する鋼板やステンレス等の金属製のガラス保持枠がスポット溶接等により固着されており、かかるガラス保持枠に装着された2枚のガラスを通して遊技領域を見ることができる。また、ガラス扉9の上部には、遊技中のエラーを表示するエラー表示ランプ7や、「当たり」を表示する当たり表示ランプ8、8が取り付けられている。
【0035】
次に、図2において、パチンコ機1における遊技盤2上の遊技領域の構成について説明する。この遊技領域11は、所定厚さの板材をなした遊技盤2上に入賞口などの各構造物が配設され、それを囲むように環状のレール12が立設されて構成されている。このレール12は、発射されたパチンコ球を遊技領域11内に案内する重複して形成した案内路13を構成し、右肩部にはレール12に沿って打ち込まれるパチンコ球の進行を制限するための段差部14を有する。
【0036】
遊技領域11のほぼ中央には、開口部が開設され、この開口部の前面側に特別図柄表示装置18が配設されている。特別図柄表示装置18には、液晶表示器19が遊技盤2の裏面側から取り付けられている。この液晶表示器19は、左、中、右に3つの変動図柄を表示する液晶パネルであって、右下角部には、左右に2分割された普通図柄を表示する普通図柄表示部20が構成されている。そして、液晶表示器19の上側には、座っている蛙のキャラクタの図柄が描かれている。
一方、特別図柄表示装置18の左右には飾り風車23、24が設けられている。また、各飾り風車23、24と特別図柄表示装置18の間には通常の風車25、26が設けられ、特別図柄表示装置18の両肩側には電飾ランプ付きの風車27、28が設けられている。
【0037】
また、特別図柄表示装置18の直下には、第1始動口31が配設され、この第1始動口31の左右には各ゲート32、33が配設されている。この第1始動口31には、パチンコ球の入賞を検出する第1始動口スイッチ31A(図3参照)が設けられ、パチンコ球の入賞を検出することで液晶表示器19に表示されている特別図柄が変動する。そして、特別図柄が変動中に第1始動口31に入賞した場合には、入賞個数が4個まで主基板71に設けられるRAM77の第1保留カウンタ77C(図3参照)に記憶されて変動確定回数として保留される。そして、この第1保留カウンタ77Cに記憶されているカウント値を表示する第1保留LED34が、液晶表示器19の両肩部に各々2個ずつ配置されている。
【0038】
また、各ゲート32、33にはパチンコ球の通過を検出するゲートスイッチ32A、33A(図3参照)が備えられており、パチンコ球の通過を検出することで普通図柄表示部20の普通図柄が変動する。そして、普通図柄が変動中に各ゲート32、33に通過した場合には、通過個数が4個まで主基板71に設けられるRAM77の第2保留カウンタ77D(図3参照)に記憶されて変動確定回数として保留される。そして、この第2保留カウンタ77Dに記憶されているカウント値を表示する第2保留LED35が、液晶表示器19の上側に左右水平方向に4個配置されている。
【0039】
そして、第1始動口31、各ゲート32、33の下側には、横幅を持った上方に開口する第2開閉扉37で前面部を覆われる第2始動口38、及び第2開閉扉37よりも横幅が広い上方に開口する第1開閉扉39で前面部を覆われる大入賞口40が形成された特別入賞装置41が配設されている。また、第2始動口38には、パチンコ球の入賞を検出する第2始動口スイッチ38A(図3参照)が設けられ、パチンコ球の入賞を検出することで液晶表示器19に表示されている特別図柄が変動する。そして、特別図柄が変動中に第2始動口38に入賞した場合には、入賞個数が4個まで主基板71に設けられるRAM77の第1保留カウンタ77Cに記憶されて変動確定回数として保留される。
【0040】
また、このような特別入賞装置41の両側上方には電飾ランプが施された下入賞口42、43が配設されて遊技盤2裏面の不図示の賞球樋に連通され、この下入賞口42、43への入賞を検出する下入賞口スイッチ42A、43A(図3参照)が設けられている。また、特別入賞装置41の直下にはレール12に沿ってアウト口44が開設されている。更に、レール12に囲まれたこのような遊技領域11には、前記各構成物とともに複数の釘(不図示)が打設されてパチンコ球の複雑な流路を構成している。
【0041】
次に、上記のように構成されたパチンコ機1の賞球の払い出し等に係る制御システムの構成について図3に基づいて説明する。図3は第1実施形態に係るパチンコ機1の賞球の払い出し等に係る制御システムの構成を示すブロック図である。
図3に示すように、パチンコ機1の賞球の払い出し等に係る制御システムは、主基板71、賞球制御基板72、賞球払出装置73、及び表示制御回路部95等から構成されている。
そして、主基板71には、CPUユニット74、入力回路78、及び出力回路79等が配設されている。また、このCPUユニット74、入力回路78、及び出力回路79は、バス線により相互に接続されている。また、CPUユニット74は、CPU75、ROM76、及びRAM77から構成され、このCPU75、ROM76、及びRAM77は、バス線により相互に接続されている。更に、CPU75には、所定のクロック信号を出力するクロック回路80が接続されている。
一方、賞球制御基板72には、CPU81、ROM82、RAM83、入力回路84、及び出力回路85等が配設されている。そして、このCPU81、ROM82、RAM83、入力回路84、及び出力回路85は、バス線により相互に接続されている。さらに、賞球払出装置73は、払出カウントスイッチ87及び払出ソレノイド88等から構成されている。
【0042】
また、主基板71の入力回路78には、賞球タンクスイッチ91、下皿オーバーフロースイッチ92、各入賞口スイッチ49A、50A、各下入賞口スイッチ42A、43A、第1始動口スイッチ31A、第2始動口スイッチ38A、各ゲートスイッチ32A、33A、大入賞口カウントスイッチ40A、Vスイッチ40B、及び払出カウントスイッチ87が配線により接続されている。
また、主基板71の出力回路79には、表示制御回路部95を介して液晶表示器19、第1ソレノイド54、及び第2ソレノイド53等が配線により接続されている。そして、この主基板71の出力回路79と賞球制御基板72の入力回路84とは配線により接続されている。また、賞球制御基板72の入力回路には払出カウントスイッチ87が配線により接続されている。更に、賞球制御基板72の出力回路85には、払出ソレノイド88等が配線により接続されている。
【0043】
そして、CPUユニット74のCPU75は、ROM76に予め格納されているパラメータや後述の制御プログラムに従って、入力回路78を介して入力される入力信号等に基づいて、各種制御信号を出力回路79を介して賞球制御基板72や表示制御回路部95等に出力する。
また、RAM77には、クロック回路80から入力されるクロック信号に基づいて0から198まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値198の次には最小値0に戻る)が格納される大当たりカウンタ77Aが設けられている。また、クロック回路80から入力されるクロック信号に基づいて0から9まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値9の次には最小値0に戻る)が格納される普通図柄カウンタ77Bが設けられている。また、液晶表示器19の変動図柄が変動中に第1始動口31又は第2始動口38に入賞した入賞個数が最大4個までカウントされる第1保留カウンタ77Cが設けられている。また、普通図柄表示部20の普通図柄が変動中にゲート32又はゲート33を通過した通過個数が最大4個までカウントされる第2保留カウンタ77Dが設けられている。また、第1始動口31又は第2始動口38に入賞したときの大当たりカウンタ77Aのカウント値や、各ゲート32、33をパチンコ球が通過したときの普通図柄カウンタ77Bのカウント値等が記憶されるパラメータ記憶エリア77Eが設けられている。
尚、各カウンタ77A、77B、77C、77Dのカウント値は、起動時に「0」にセットされる。また、第1保留カウンタ77Cは、変動図柄が変動を開始する毎に1減算される。また、第2保留カウンタ77Dは、普通図柄が変動を開始する毎に1減算される。
また、入力回路78は、外部から入力されたアナログ信号等をディジタル信号に変換して出力する回路である。出力回路79は、CPU75を介して演算された各種データをシリアルデータ等に変換して出力する回路である。
【0044】
また、賞球制御基板72のCPU81は、ROM82に予め格納されているパラメータや制御プログラムに従って、入力回路84を介して入力される主基板71からの入力信号等に基づいて、各種制御信号を出力回路85を介して出力して払出ソレノイド88等を駆動制御する。また、ROM82は、払出ソレノイド88等の駆動制御プログラム等を格納するメモリである。RAM83は、CPU81を介して演算された各種データや外部から入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリである。また、入力回路84は、外部から入力されたアナログ信号等をディジタル信号に変換して出力する回路である。出力回路85は、CPU81の制御により払出ソレノイド88の駆動電圧等を出力する。
【0045】
次に、上記表示制御回路部95について図4に基づいて説明する。図4は第1実施形態に係る制御システムの表示制御回路部95のシステム構成を示すブロック図である。
図4に示すように、表示制御回路部95は表示用CPU96と、この表示用CPU96に接続されるプログラムROM97及びRAM98と、VDP(VideoDigital Processor)99と、このVDP99に接続されるRAM100及びキャラクタROM101と、出力回路102とから構成されている。
そして、表示用CPU96は、主基板71のCPU75からの制御信号に従って、RAM98に各種信号データを一時的に記憶しつつ、プログラムROM97に記憶されている変動図柄、所定のリーチ映像、及び普通図柄等を表示させるための制御プログラムや制御データ等に基づいて、VDP99との間で画像の編集内容を示す制御信号のやり取りを行う。また、VDP99は、表示用CPU96からの制御信号に基づいて、キャラクタROM101から変動図柄の画像データ、所定のリーチ映像のキャラクタ、及び普通図柄の画像データ等の画像データを取り出し、RAM100を作業エリアとして編集し、これらの画像データを出力回路102を介して、液晶表示器19に出力する。
【0046】
ここで、液晶表示器19が変動図柄表示部を構成し、液晶表示器19の右下角部に表示される普通図柄表示部20が普通図柄表示部を構成する。また、表示制御回路部95及び液晶表示器19は、図柄表示手段を構成する。また、表示制御回路部95は、表示制御手段を構成する。また、CPU75、ROM76及び普通図柄カウンタ77Bは、普通図柄選択手段を構成する。また、液晶表示器19は、特別図柄表示装置として機能する。また、CPU75、ROM76、RAM77及び出力回路79は、制御手段を構成する。また、プログラムROM97は、変動パターン記憶手段として機能する。また、第1始動口31及び第2始動口38は、始動入賞口として機能する。また、第2ソレノイド53及び第2開閉扉37は、入賞補助手段を構成する。また、第2開閉扉37は、開閉扉として機能する。
【0047】
次に、このように構成された制御システムの各ゲート32、33をパチンコ球が通過した場合の主基板71のCPU75が実行する制御処理について図5及び図6に基づいて説明する。尚、パチンコ機1のCPU75は、所定時間毎(第1実施形態では、約30msec毎)に入力される割込信号に基づいて各ゲート32、33をパチンコ球が通過した場合の制御処理を実行する。図5は第1実施形態に係るパチンコ機1の各ゲート32、33をパチンコ球が通過した場合の主基板71のCPU75が実行する制御処理を示すフローチャートである。図6は第1実施形態に係るパチンコ機1の「第2始動口開放処理」を示すサブフローチャートである。
【0048】
図5に示すように、先ず、ステップ(以下、Sという)1において、CPU75は、各ゲート32、33のパチンコ球の通過、即ち各ゲートスイッチ32A、33Aからのパチンコ球の検出信号が、入力回路78を介して入力されたか否か判定する判定処理を実行する。
そして、各ゲートスイッチ32A、33Aからのパチンコ球の検出信号が、入力回路78を介して入力されていない場合には(S1:NO)、処理を終了する。
【0049】
一方、各ゲートスイッチ32A、33Aからのパチンコ球の検出信号が、入力回路78を介して入力された場合には(S1:YES)、S2において、「カウント値取得処理」を実行する。
この「カウント値取得処理」は、CPU75は、各ゲートスイッチ32A、33Aから検出信号が入力された時の普通図柄カウンタ77Bに記憶されている数値をその時の「普通図柄カウント値」として代数Fに代入してパラメータ記憶エリア77Eに記憶する。従って、この代数Fには「0」〜「9」のいずれかの数値が代入されてパラメータ記憶エリア77Eに記憶される。
また、普通図柄表示部20に表示される普通図柄の変動中に各ゲート32、33を通過したパチンコ球の個数は、第2保留カウンタ77Dに最大4個まで保留されると共に、各通過時の普通図柄カウンタ77Bのカウント値が「普通図柄カウント値」としてパラメータ記憶エリア77Eに記憶されて、順次「当たり」か否か判定される(S3参照)。
【0050】
次にS3において、CPU75は、「当たり」か否かを判定する判定処理を実行する。
この「当たり」か否かの判定処理は、先ず、パラメータ記憶エリア77Eから「普通図柄カウント値」としての代数Fを読み出す。そして、この代数Fが、ROM76に記憶されている「当たり数値」(第1実施形態の場合は、「3」と「7」である。)と一致するか否か判定する。そして、一致すれば、当たり代数G(電源投入時に、当たり代数Gには「0」が代入されている。)に「1」を代入して、再度パラメータ記憶エリア77Eに記憶し、一致しない場合には、当たり代数Gに「0」を代入して、再度パラメータ記憶エリア77Eに記憶する。したがって、「当たり」の発生する確率は、2/10である。
【0051】
そして、再度、パラメータ記憶エリア77Eから当たり代数Gが読み出され、この当たり代数Gが「0」か「1」か判定される。即ち、「当たり」が発生したか否か判定される。そして、当たり代数Gが「1」の場合には、「当たり」が発生したと判定されて(S3:YES)、S4において、パラメータ記憶エリア77Eから「普通図柄カウント値」としての代数Fを読み込み、該代数Fに対応する当たり普通図柄がその回の停止図柄としてROM76から選択される。即ち、「普通図柄カウント値」としての代数Fが「3」の場合には、「33」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。また、「普通図柄カウント値」としての代数Fが「7」の場合には、「77」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。
【0052】
一方、パラメータ記憶エリア77Eから読み出した当たり代数Gが「0」の場合には、「ハズレ」が発生したと判定されて(S3:NO)、S5において、パラメータ記憶エリア77Eから「普通図柄カウント値」としての代数Fを読み込み、該代数Fに対応するハズレ普通図柄がその回の停止図柄としてROM76から選択される。即ち、「普通図柄カウント値」としての代数Fが「0」〜「2」若しくは「4」の場合には、「37」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。また、「普通図柄カウント値」としての代数Fが「5」、「6」、「8」若しくは「9」の場合には、「73」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。
【0053】
次に、S6において、CPU75は、出力回路79を介して表示制御回路部95に停止図柄信号を出力して、S4又はS5において選択した停止図柄を普通図柄表示部20に表示するように指令する。続いて、CPU75は、出力回路79を介して表示制御回路部95に変動パターン信号を出力して、各普通図柄の変動パターンを指令する。(例えば、「33」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択された場合には、CPU75は出力回路79を介して表示制御回路部95に2バイトの16進数「0303」を停止図柄信号として出力後、1バイトの16進数「03」を変動パターン信号として出力する。また、「77」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択された場合には、CPU75は出力回路79を介して表示制御回路部95に2バイトの16進数「0707」を停止図柄信号として出力後、1バイトの16進数「03」を変動パターン信号として出力する。また、「37」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択された場合には、CPU75は出力回路79を介して表示制御回路部95に2バイトの16進数「0307」を停止図柄信号として出力後、1バイトの16進数「03」を変動パターン信号として出力する。更に、「73」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択された場合には、CPU75は出力回路79を介して表示制御回路部95に2バイトの16進数「0703」を停止図柄信号として出力後、1バイトの16進数「03」を変動パターン信号として出力する。)尚、この停止図柄信号及び変動パターン信号が、第1制御信号を構成する。
【0054】
続いて、S7において、CPU75は所定時間(第1実施形態の場合には、約29秒間である。)経過するまで待つ(S7:NO)。
【0055】
また、所定時間経過した場合には(S7:YES)、S8において、CPU75は出力回路79を介して表示制御回路部95に確定信号を出力して、普通図柄表示部20の普通図柄の変動を停止させるように、即ち、確定するように指令する。(例えば、CPU75は出力回路79を介して表示制御回路部95に2バイトの16進数「0100」を確定信号として出力する。)尚、この確定信号が第2制御信号を構成する。
【0056】
続いて、S9において、「第2始動口開放処理」のサブ処理を実行後、処理を終了する。
【0057】
次に、この「第2始動口開放処理」のサブ処理(S9)について図6に基づいて説明する。
図6に示すように、「第2始動口開放処理」のサブ処理は、先ず、S11において、CPU75は、「当たり」か否かを判定する判定処理を実行する。この「当たり」か否かの判定処理は、パラメータ記憶エリア77Eから当たり代数Gを再度読み出し、この当たり代数Gが「0」か「1」か判定する。即ち、「当たり」か否か判定する。そして、当たり代数Gが「0」の場合には、「ハズレ」と判定して(S11:NO)、処理を終了して「ゲート通過処理」のフローチャートに戻る。
【0058】
また、この読み出した当たり代数Gが「1」の場合には、「当たり」と判定して(S11:YES)、S12において、CPU75は、出力回路79を介して第2ソレノイド53への通電をオンして、第2始動口38を閉塞する第2開閉扉37を開放する。
【0059】
続いて、S13において、第2始動口38を開放してから2秒経過したか否か判定する。そして、第2始動口38を開放してから2秒経過していない場合には(S13:NO)、再度、S12以降の処理を実行する。
【0060】
一方、第2始動口38を開放してから2秒経過した場合には(S13:YES)、S14において、CPU75は、出力回路79を介して第2ソレノイド53への通電をオフして、第2開閉扉37を閉じて第2始動口38を閉塞し、当該サブ処理を終了して「ゲート通過処理」のフローチャートに戻る。
【0061】
次に、上記のように構成された制御回路部95の普通図柄表示部20に各普通図柄を表示する制御処理について図7に基づいて説明する。尚、表示制御回路部95の表示用CPU96は、所定時間毎(第1実施形態では、約30msec毎)に入力される割込信号に基づいて主基板71からの普通図柄表示指令信号に対応する制御処理を実行する。図7は第1実施形態に係るパチンコ機1の表示制御回路部95の表示用CPU96が実行する普通図柄表示指令信号に対応する制御処理を示すフローチャートである。
【0062】
図7に示すように、先ず、S21において、表示用CPU96は、主基板71から普通図柄の変動開始指令が入力されているか否か判定する判定処理を実行する。(例えば、2バイトの16進数「0303」、「0707」、「0307」又は「0703」のいずれかと、1バイトの16進数「03」とが入力されているか否か判定する。)
そして、表示用CPU96は、主基板71から普通図柄の変動開始指令が入力されていない場合には(S21:NO)、処理を終了する。
【0063】
一方、表示用CPU96は、主基板71から普通図柄の変動開始指令が入力されている場合には(S21:YES)、S22において、該変動開始指令に対応する停止図柄信号と変動パターン信号とをRAM98に記憶する。そして、再度、RAM98から変動パターン信号(例えば、1バイトの16進数「03」)を読み出し、該変動パターン信号に対応する普通図柄の変動パターンをプログラムROM97から読み出す。
【0064】
続いて、S23において、このプログラムROM97から読み出した変動パターンに基づいて普通図柄表示部20に左・右2列の普通図柄の変動をVDP99等を介して表示する。尚、この普通図柄は、左右に並ぶ2個の数値から構成され、変動中には各々独立して「3」と「7」が交互に表示される。(例えば、変動パターンは左・右図柄の各々において、「3」と「7」とを交互に変更する速度を約29秒間で「加速」→「一定速」→「減速」とする変動である。)
【0065】
次に、表示用CPU96は、主基板71から普通図柄の変動を停止させる変動停止指令である確定信号が入力されているか否か判定する判定処理を実行する。(例えば、2バイトの16進数「0100」が入力されているか否か判定する。)
そして、表示用CPU96は、主基板71から普通図柄の変動停止指令が入力されている場合には(S24:YES)、S25において、RAM98から停止図柄信号を読み出し、該停止図柄信号に対応する普通図柄をプログラムROM97から読み出し、VDP99等を介して普通図柄表示部20に停止表示して普通図柄を確定し、処理を終了する。(例えば、停止図柄信号が2バイトの16進数「0303」の場合には、10進数の「33」を普通図柄表示部20に確定表示する。また、停止図柄信号が2バイトの16進数「0707」の場合には、10進数の「77」を普通図柄表示部20に確定表示する。また、停止図柄信号が2バイトの16進数「0307」の場合には、10進数の「37」を普通図柄表示部20に確定表示する。更に、停止図柄信号が2バイトの16進数「0703」の場合には、10進数の「73」を普通図柄表示部20に確定表示する。)
【0066】
一方、主基板71から普通図柄の変動停止指令が入力されていない場合には(S24:NO)、S26において、表示用CPU96は、普通図柄表示部20に表示されている変動パターンが、プログラムROM97から読み出した変動パターンの最終パターンか否か判定する判定処理を実行する。例えば、変動パターンの表示を開始してから所定時間(第1実施形態の場合には、約29秒である。)経過したか否か判定することによって最終パターンの表示か否か判定する。
そして、この普通図柄表示部20に表示されている変動パターンが、プログラムROM97から読み出した変動パターンの最終パターンでない場合には(S26:NO)、再度、S23以降の処理を実行する。
【0067】
他方、この普通図柄表示部20に表示されている変動パターンが、プログラムROM97から読み出した変動パターンの最終パターン(例えば、「減速」されてほぼ停止直前の場合等)の場合には(S26:YES)、S27において、RAM98から停止図柄信号を読み出し、該停止図柄信号に対応する後述の最終変動パターン(図8参照)をプログラムROM97から読み出し、VDP99等を介して該最終変動パターンを普通図柄表示部20に表示する。(第1実施形態の場合には、この変動パターンの変動開始から最終パターンまでの変動時間は約29秒間である。)
【0068】
続いて、S28において、表示用CPU96は、主基板71から普通図柄の変動開始指令が入力されているか否か判定する判定処理を実行する。(例えば、2バイトの16進数「0303」、「0707」、「0307」又は「0703」のいずれかと、1バイトの16進数「03」とが入力されているか否か判定する。)
そして、表示用CPU96は、主基板71から普通図柄の変動開始指令が入力されている場合には(S28:YES)、再度、S22以降の処理を実行する。
【0069】
また、主基板71から普通図柄の変動開始指令が入力されていない場合には(S28:NO)、S29において、主基板71から普通図柄の変動を停止させる変動停止指令が入力されているか否か判定する判定処理を実行する。(例えば、2バイトの16進数「0100」が入力されているか否か判定する。)
そして、主基板71から普通図柄の変動停止指令が入力されていない場合には(S29:NO)、再度、S27以降の処理を実行する。
他方、主基板71から普通図柄の変動停止指令が入力されている場合には(S29:YES)、S25以降の処理を実行し処理を終了する。
【0070】
次に、普通図柄表示部20に表示される最終変動パターンの一例について図8に基づいて説明する。図8は第1実施形態に係るパチンコ機1の普通図柄表示部20に表示される最終変動パターンの一例を示す画像図で、(a)と(b)との繰り返しは、停止予定図柄「33」の点滅表示状態を示す一連の画像図である。
図8に示すように、普通図柄表示部20に表示される最終変動パターンは、停止予定図柄の点滅表示である。即ち、S27において(図7参照)、表示用CPU96がRAM98から読み出した停止図柄信号に基づいてプログラムROM97から読み出した停止図柄が「33」の場合には、図8(a)に示すように、一定時間「33」が表示された後、図8(b)に示すように、一定時間「33」の表示が消され、再度、(a)と(b)の表示が順次一定時間ずつ繰り返し表示される。これにより、普通図柄の確定指令が入力された場合に、普通図柄表示部20に表示される停止図柄が点滅表示される。
尚、普通図柄の確定指令が入力された場合に、普通図柄表示部20に表示される停止図柄が「77」、「37」、「73」等の場合には、S27において(図7参照)、各停止図柄が選択されて同様に普通図柄表示部20に点滅表示される。
【0071】
以上詳細に説明した通り第1実施形態に係るパチンコ機1では、表示制御回路部95を介して液晶表示器19の右下角部に普通図柄表示部20が設けられて、変動図柄が表示される同一画面内に普通図柄が表示される。そして、主基板71は各ゲートスイッチ32A、33Aを介してパチンコ球の通過を検出した場合には、表示制御回路部95に普通図柄変動開始指令を行う(S6)。続いて、主基板71は、所定時間経過後に表示制御回路部95に普通図柄確定指令を出力し(S7、S8)、第2始動口開放処理を実行する(S9)。また、表示制御回路部95の表示用CPU96は、普通図柄変動開始指令を入力された場合には、該当する普通図柄の変動パターンをプログラムROM97から選択して、該変動パターンを普通図柄表示部20に表示する(S21:YES〜S23)。そして、表示用CPU96は、普通図柄確定指令を入力された場合には、普通図柄変動開始指令によって指定された停止図柄を確定表示する(S24:YES、S25)。一方、表示用CPU96は、普通図柄の変動パターンの最終パターンを表示した時点で、普通図柄確定指令を入力されていない場合には、新たな普通図柄変動開始指令若しくは普通図柄確定指令を入力されるまで、普通図柄変動開始指令によって指定された停止図柄を点滅表示する(S24:NO〜S29)。
【0072】
したがって、表示回路部95の表示CPU96は、主基板71のCPU75から普通図柄確定指令を受けるまで普通図柄変動開始指令で指定された停止図柄を点滅表示するため、電気的ノイズによって表示回路部95の表示CPU96に普通図柄確定指令が入力されない等の誤動作を容易に確認することができる。
また、表示回路部95の表示CPU96は、主基板71のCPU75から普通図柄確定指令を受けた場合には、普通図柄を確定表示するため、この普通図柄の確定表示により表示回路部95の表示CPU96が普通図柄確定指令を受け取ったことを容易に確認することができる。
また、表示回路部95の表示CPU96が電気的ノイズ等により普通図柄確定指令を受けなかった場合には、普通図柄は点滅表示されているが、次の普通図柄変動開始指令を受けた場合には、この受け取った普通図柄変動開始指令に対応する変動パターンが普通図柄表示部20に表示されるため、遊技に支障をきたすことなく、即ち遊技者の興趣を損なうことなく遊技を続行することができる。
また、普通図柄表示部20の変動が「当たり」の普通図柄で停止した場合、若しくは「当たり」の普通図柄で点滅表示されている場合には、第2開閉扉37が開放されるため、普通図柄の変動に対して遊技者の興味を強く引きつけることができ、興趣を増大させることができる。
更に、普通図柄表示部20には左・右2列の普通図柄から構成されているため、普通図柄の変動パターンを種々変化させることができて遊技者の普通図柄への興味を更に強く引きつけることが可能となると共に、興趣を増大させることができる。
【0073】
次に、第2実施形態に係るパチンコ機について説明する。第2実施形態に係るパチンコ機の概略構成及び制御回路構成は、第1実施形態に係るパチンコ機1とほぼ同じ構成であり、「ゲート通過処理」(図5参照)及び「普通図柄表示処理」(図7参照)も第1実施形態に係るパチンコ機1とほぼ同じ制御処理である。但し、第2実施形態に係るパチンコ機の最終変動パターン表示(S27)は、第1実施形態に係るパチンコ機1と異なる。
ここで、第2実施形態に係るパチンコ機の最終変動パターン表示(S27)について図9に基づいて説明する。図9は第2実施形態に係るパチンコ機の普通図柄表示部20に表示される最終変動パターンの一例を示す画像図で、(a)から(d)の繰り返しは、停止予定図柄「33」の回転表示状態を示す一連の画像図である。
【0074】
図9に示すように、普通図柄表示部20に表示される最終変動パターンは、停止予定図柄の回転表示である。即ち、S27において(図7参照)、表示用CPU96がRAM98から読み出した停止図柄信号に基づいてプログラムROM97から読み出した停止図柄が「33」の場合には、図9(a)に示すように、先ず、「33」が普通図柄表示部20に一定時間垂直に表示される。次に、図9(b)に示すように、「33」が右方向に90度回転した状態で一定時間表示される。次に、図9(c)に示すように、「33」が右方向に180度回転した状態で一定時間表示される。次に、図9(d)に示すように、「33」が右方向に270度回転した状態で一定時間表示される。そして、再度、(a)から(d)の表示が順次一定時間ずつ繰り返し表示される。これにより、普通図柄の確定指令が入力された場合に、普通図柄表示部20に表示される停止図柄が回転表示される。
尚、普通図柄の確定指令が入力された場合に、普通図柄表示部20に表示される停止図柄が「77」、「37」、「73」等の場合には、S27において(図7参照)、各停止図柄が選択されて同様に普通図柄表示部20に回転表示される。
【0075】
以上詳細に説明した通り第2実施形態に係るパチンコ機では、表示制御回路部95を介して液晶表示器19の右下角部に普通図柄表示部20が設けられて、変動図柄が表示される同一画面内に普通図柄が表示される。そして、主基板71は各ゲートスイッチ32A、33Aを介してパチンコ球の通過を検出した場合には、表示制御回路部95に普通図柄変動開始指令を行う(S6)。続いて、主基板71は、所定時間経過後に表示制御回路部95に普通図柄確定指令を出力し(S7、S8)、第2始動口開放処理を実行する(S9)。また、表示制御回路部95の表示用CPU96は、普通図柄変動開始指令を入力された場合には、該当する普通図柄の変動パターンをプログラムROM97から選択して、該変動パターンを普通図柄表示部20に表示する(S21:YES〜S23)。そして、表示用CPU96は、普通図柄確定指令を入力された場合には、普通図柄変動開始指令によって指定された停止図柄を確定表示する(S24:YES、S25)。一方、表示用CPU96は、普通図柄の変動パターンの最終パターンを表示した時点で、普通図柄確定指令を入力されていない場合には、新たな普通図柄変動開始指令若しくは普通図柄確定指令を入力されるまで、普通図柄変動開始指令によって指定された停止図柄を回転表示する(S24:NO〜S29)。
【0076】
したがって、表示回路部95の表示CPU96は、主基板71のCPU75から普通図柄確定指令を受けるまで普通図柄変動開始指令で指定された停止図柄を回転表示するため、電気的ノイズによって表示回路部95の表示CPU96に普通図柄確定指令が入力されない等の誤動作を容易に確認することができる。
また、表示回路部95の表示CPU96は、主基板71のCPU75から普通図柄確定指令を受けた場合には、普通図柄を確定表示するため、この普通図柄の確定表示により表示回路部95の表示CPU96が普通図柄確定指令を受け取ったことを容易に確認することができる。
また、表示回路部95の表示CPU96が電気的ノイズ等により普通図柄確定指令を受けなかった場合には、普通図柄は回転表示されているが、次の普通図柄変動開始指令を受けた場合には、この受け取った普通図柄変動開始指令に対応する変動パターンが普通図柄表示部20に表示されるため、遊技に支障をきたすことなく、即ち遊技者の興趣を損なうことなく遊技を続行することができる。
また、普通図柄表示部20の変動が「当たり」の普通図柄で停止した場合、若しくは「当たり」の普通図柄で回転表示されている場合には、第2開閉扉37が開放されるため、普通図柄の変動に対して遊技者の興味を強く引きつけることができ、興趣を増大させることができる。
更に、普通図柄表示部20には左・右2列の普通図柄から構成されているため、普通図柄の変動パターンを種々変化させることができて遊技者の普通図柄への興味を更に強く引きつけることが可能となると共に、興趣を増大させることができる。
【0077】
次に、第3実施形態に係るパチンコ機について説明する。第3実施形態に係るパチンコ機の概略構成及び制御回路構成は、第1実施形態に係るパチンコ機1とほぼ同じ構成であり、「ゲート通過処理」(図5参照)及び「普通図柄表示処理」(図7参照)も第1実施形態に係るパチンコ機1とほぼ同じ制御処理である。但し、第3実施形態に係るパチンコ機の最終変動パターン表示(S27)は、第1実施形態に係るパチンコ機1と異なる。
ここで、第3実施形態に係るパチンコ機の最終変動パターン表示(S27)について図10に基づいて説明する。図10は第3実施形態に係るパチンコ機の普通図柄表示部20に表示される最終変動パターンの一例を示す画像図で、(a)から(d)の繰り返しは、停止予定図柄「33」の上下揺動表示状態を示す一連の画像図である。
【0078】
図10に示すように、普通図柄表示部20に表示される最終変動パターンは、停止予定図柄の上下揺動表示である。即ち、S27において(図7参照)、表示用CPU96がRAM98から読み出した停止図柄信号に基づいてプログラムROM97から読み出した停止図柄が「33」の場合には、図10(a)に示すように、先ず、「33」が普通図柄表示部20のほぼ中央部に一定時間表示される。次に、図10(b)に示すように、「33」の上端部が普通図柄表示部20の上端部に位置するように一定時間表示される。次に、図10(c)に示すように、「33」が普通図柄表示部20のほぼ中央部に一定時間表示される。次に、図10(d)に示すように、「33」の下端部が普通図柄表示部20の下端部に位置するように一定時間表示される。そして、再度、(a)から(d)の表示が順次一定時間ずつ繰り返し表示される。これにより、普通図柄の確定指令が入力された場合に、普通図柄表示部20に表示される停止図柄が上下揺動表示される。
尚、普通図柄の確定指令が入力された場合に、普通図柄表示部20に表示される停止図柄が「77」、「37」、「73」等の場合には、S27において(図7参照)、各停止図柄が選択されて同様に普通図柄表示部20に上下揺動表示される。
【0079】
以上詳細に説明した通り第3実施形態に係るパチンコ機では、表示制御回路部95を介して液晶表示器19の右下角部に普通図柄表示部20が設けられて、変動図柄が表示される同一画面内に普通図柄が表示される。そして、主基板71は各ゲートスイッチ32A、33Aを介してパチンコ球の通過を検出した場合には、表示制御回路部95に普通図柄変動開始指令を行う(S6)。続いて、主基板71は、所定時間経過後に表示制御回路部95に普通図柄確定指令を出力し(S7、S8)、第2始動口開放処理を実行する(S9)。また、表示制御回路部95の表示用CPU96は、普通図柄変動開始指令を入力された場合には、該当する普通図柄の変動パターンをプログラムROM97から選択して、該変動パターンを普通図柄表示部20に表示する(S21:YES〜S23)。そして、表示用CPU96は、普通図柄確定指令を入力された場合には、普通図柄変動開始指令によって指定された停止図柄を確定表示する(S24:YES、S25)。一方、表示用CPU96は、普通図柄の変動パターンの最終パターンを表示した時点で、普通図柄確定指令を入力されていない場合には、新たな普通図柄変動開始指令若しくは普通図柄確定指令を入力されるまで、普通図柄変動開始指令によって指定された停止図柄を上下揺動表示する(S24:NO〜S29)。
【0080】
したがって、表示回路部95の表示CPU96は、主基板71のCPU75から普通図柄確定指令を受けるまで普通図柄変動開始指令で指定された停止図柄を上下揺動表示するため、電気的ノイズによって表示回路部95の表示CPU96に普通図柄確定指令が入力されない等の誤動作を容易に確認することができる。
また、表示回路部95の表示CPU96は、主基板71のCPU75から普通図柄確定指令を受けた場合には、普通図柄を確定表示するため、この普通図柄の確定表示により表示回路部95の表示CPU96が普通図柄確定指令を受け取ったことを容易に確認することができる。
また、表示回路部95の表示CPU96が電気的ノイズ等により普通図柄確定指令を受けなかった場合には、普通図柄は上下揺動表示されているが、次の普通図柄変動開始指令を受けた場合には、この受け取った普通図柄変動開始指令に対応する変動パターンが普通図柄表示部20に表示されるため、遊技に支障をきたすことなく、即ち遊技者の興趣を損なうことなく遊技を続行することができる。
また、普通図柄表示部20の変動が「当たり」の普通図柄で停止した場合、若しくは「当たり」の普通図柄で上下揺動表示されている場合には、第2開閉扉37が開放されるため、普通図柄の変動に対して遊技者の興味を強く引きつけることができ、興趣を増大させることができる。
更に、普通図柄表示部20には左・右2列の普通図柄から構成されているため、普通図柄の変動パターンを種々変化させることができて遊技者の普通図柄への興味を更に強く引きつけることが可能となると共に、興趣を増大させることができる。
【0081】
次に、第4実施形態に係るパチンコ機について説明する。第4実施形態に係るパチンコ機の概略構成及び制御回路構成は、第1実施形態に係るパチンコ機1とほぼ同じ構成であり、「ゲート通過処理」(図5参照)及び「普通図柄表示処理」(図7参照)も第1実施形態に係るパチンコ機1とほぼ同じ制御処理である。但し、第4実施形態に係るパチンコ機の最終変動パターン表示(S27)は、第1実施形態に係るパチンコ機1と異なる。
ここで、第3実施形態に係るパチンコ機の最終変動パターン表示(S27)について図11に基づいて説明する。図11は第4実施形態に係るパチンコ機の普通図柄表示部20に表示される最終変動パターンの一例を示す画像図で、(a)から(d)の繰り返しは、停止予定図柄「33」の左右揺動表示状態を示す一連の画像図である。
【0082】
図11に示すように、普通図柄表示部20に表示される最終変動パターンは、停止予定図柄の左右揺動表示である。即ち、S27において(図7参照)、表示用CPU96がRAM98から読み出した停止図柄信号に基づいてプログラムROM97から読み出した停止図柄が「33」の場合には、図11(a)に示すように、先ず、「33」が普通図柄表示部20のほぼ中央部に一定時間表示される。次に、図11(b)に示すように、「33」の左端部が普通図柄表示部20の左端部に位置するように一定時間表示される。次に、図11(c)に示すように、「33」が普通図柄表示部20のほぼ中央部に一定時間表示される。次に、図11(d)に示すように、「33」の右端部が普通図柄表示部20の右端部に位置するように一定時間表示される。そして、再度、(a)から(d)の表示が順次一定時間ずつ繰り返し表示される。これにより、普通図柄の確定指令が入力された場合に、普通図柄表示部20に表示される停止図柄が左右揺動表示される。
尚、普通図柄の確定指令が入力された場合に、普通図柄表示部20に表示される停止図柄が「77」、「37」、「73」等の場合には、S27において(図7参照)、各停止図柄が選択されて同様に普通図柄表示部20に左右揺動表示される。
【0083】
以上詳細に説明した通り第4実施形態に係るパチンコ機では、表示制御回路部95を介して液晶表示器19の右下角部に普通図柄表示部20が設けられて、変動図柄が表示される同一画面内に普通図柄が表示される。そして、主基板71は各ゲートスイッチ32A、33Aを介してパチンコ球の通過を検出した場合には、表示制御回路部95に普通図柄変動開始指令を行う(S6 )。続いて、主基板71は、所定時間経過後に表示制御回路部95に普通図柄確定指令を出力し(S7、S8)、第2始動口開放処理を実行する(S9)。また、表示制御回路部95の表示用CPU96は、普通図柄変動開始指令を入力された場合には、該当する普通図柄の変動パターンをプログラムROM97から選択して、該変動パターンを普通図柄表示部20に表示する(S21:YES〜S23)。そして、表示用CPU96は、普通図柄確定指令を入力された場合には、普通図柄変動開始指令によって指定された停止図柄を確定表示する(S24:YES、S25)。一方、表示用CPU96は、普通図柄の変動パターンの最終パターンを表示した時点で、普通図柄確定指令を入力されていない場合には、新たな普通図柄変動開始指令若しくは普通図柄確定指令を入力されるまで、普通図柄変動開始指令によって指定された停止図柄を左右揺動表示する(S24:NO〜S29)。
【0084】
したがって、表示回路部95の表示CPU96は、主基板71のCPU75から普通図柄確定指令を受けるまで普通図柄変動開始指令で指定された停止図柄を左右揺動表示するため、電気的ノイズによって表示回路部95の表示CPU96に普通図柄確定指令が入力されない等の誤動作を容易に確認することができる。
また、表示回路部95の表示CPU96は、主基板71のCPU75から普通図柄確定指令を受けた場合には、普通図柄を確定表示するため、この普通図柄の確定表示により表示回路部95の表示CPU96が普通図柄確定指令を受け取ったことを容易に確認することができる。
また、表示回路部95の表示CPU96が電気的ノイズ等により普通図柄確定指令を受けなかった場合には、普通図柄は左右揺動表示されているが、次の普通図柄変動開始指令を受けた場合には、この受け取った普通図柄変動開始指令に対応する変動パターンが普通図柄表示部20に表示されるため、遊技に支障をきたすことなく、即ち遊技者の興趣を損なうことなく遊技を続行することができる。
また、普通図柄表示部20の変動が「当たり」の普通図柄で停止した場合、若しくは「当たり」の普通図柄で左右揺動表示されている場合には、第2開閉扉37が開放されるため、普通図柄の変動に対して遊技者の興味を強く引きつけることができ、興趣を増大させることができる。
更に、普通図柄表示部20には左・右2列の普通図柄から構成されているため、普通図柄の変動パターンを種々変化させることができて遊技者の普通図柄への興味を更に強く引きつけることが可能となると共に、興趣を増大させることができる。
【0085】
次に、第5実施形態に係るパチンコ機について説明する。第5実施形態に係るパチンコ機の概略構成及び制御回路構成は、第1実施形態に係るパチンコ機1とほぼ同じ構成である。但し、第5実施形態に係るパチンコ機は、第1実施形態に係るパチンコ機1の普通図柄表示部20に替えて普通図柄表示器105が遊技領域11に設けられている。この遊技領域11に普通図柄表示器105が設けられた第5実施形態に係るパチンコ機の概略構成について図12乃至図14に基づいて説明する。図12は第5実施形態に係るパチンコ機の遊技領域を示した正面図である。図13は第5実施形態に係るパチンコ機の賞球の払い出し等に係る制御システムの構成を示すブロック図である。図14は第5実施形態に係るパチンコ機の制御システムの表示制御回路部95のシステム構成を示すブロック図である。
【0086】
図12に示すように、第5実施形態に係るパチンコ機は、普通図柄表示部20に替えて、特別図柄表示装置18の右上側に普通図柄表示器105が設けられている。この普通図柄表示器105は7セグメントLED等により構成されて1個の普通図柄を表示するように構成されている。そして、図13及び図14に示すように、該普通図柄表示器105は表示制御回路部95の出力回路102に接続されている。
【0087】
ここで、液晶表示器19が変動図柄表示部を構成し、普通図柄表示器105が普通図柄表示部を構成する。また、表示制御回路部95、液晶表示器19、及び普通図柄表示器105は、図柄表示手段を構成する。また、表示制御回路部95は、表示制御手段を構成する。また、CPU75、ROM76及び普通図柄カウンタ77Bは、普通図柄選択手段を構成する。また、液晶表示器19は、特別図柄表示装置として機能する。また、普通図柄表示器105は、普通図柄表示装置として機能する。また、CPU75、ROM76、RAM77及び出力回路79は、制御手段を構成する。また、プログラムROM97は、変動パターン記憶手段として機能する。また、第1始動口31及び第2始動口38は、始動入賞口として機能する。また、第2ソレノイド53及び第2開閉扉37は、入賞補助手段を構成する。また、第2開閉扉37は、開閉扉として機能する。
【0088】
また、第5実施形態に係るパチンコ機の「ゲート通過処理」及び「普通図柄表示処理」も第1実施形態に係るパチンコ機1とほぼ同じ制御処理である(図5、図7参照)。
但し、「ゲート通過処理」(図5参照)において、S3で「当たり」が発生したと判定された場合には(S3:YES)、S4において、パラメータ記憶エリア77Eから「普通図柄カウント値」としての代数Fを読み込み、該代数Fに対応する当たり普通図柄がその回の停止図柄としてROM76から選択される。即ち、「普通図柄カウント値」としての代数Fが「0」又は「1」の場合には、「1」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。また、普通図柄カウント値」としての代数Fが「2」又は「3」の場合には、「3」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。また、普通図柄カウント値」としての代数Fが「4」又は「5」の場合には、「5」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。また、普通図柄カウント値」としての代数Fが「6」又は「7」の場合には、「7」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。また、普通図柄カウント値」としての代数Fが「8」又は「9」の場合には、「9」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。
【0089】
一方、S3で「ハズレ」が発生したと判定された場合には(S3:NO)、S5において、パラメータ記憶エリア77Eから「普通図柄カウント値」としての代数Fを読み込み、該代数Fに対応するハズレ普通図柄がその回の停止図柄としてROM76から選択される。即ち、「普通図柄カウント値」としての代数Fが「0」又は「1」の場合には、「0」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。また、普通図柄カウント値」としての代数Fが「2」又は「3」の場合には、「2」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。また、普通図柄カウント値」としての代数Fが「4」又は「5」の場合には、「4」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。また、普通図柄カウント値」としての代数Fが「6」又は「7」の場合には、「6」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。また、普通図柄カウント値」としての代数Fが「8」又は「9」の場合には、「8」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。
【0090】
続いて、S6において、CPU75は、出力回路79を介して表示制御回路部95に停止図柄信号を出力して、S4又はS5において選択した停止図柄を普通図柄表示器105に表示するように指令する。続いて、CPU75は、出力回路79を介して表示制御回路部95に変動パターン信号を出力して、各普通図柄の変動パターンを指令する。(例えば、「0」がその回の普通図柄表示器105に表示される停止図柄として選択された場合には、CPU75は出力回路79を介して表示制御回路部95に2バイトの16進数「0200」を停止図柄信号として出力後、1バイトの16進数「05」を変動パターン信号として出力する。また、「1」がその回の普通図柄表示器105に表示される停止図柄として選択された場合には、CPU75は出力回路79を介して表示制御回路部95に2バイトの16進数「0201」を停止図柄信号として出力後、1バイトの16進数「05」を変動パターン信号として出力する。また、「2」がその回の普通図柄表示器105に表示される停止図柄として選択された場合には、CPU75は出力回路79を介して表示制御回路部95に2バイトの16進数「0202」を停止図柄信号として出力後、1バイトの16進数「05」を変動パターン信号として出力する。同様に、「3」乃至「9」のいずれかがその回の普通図柄表示器105に表示される停止図柄として選択された場合には、CPU75は出力回路79を介して表示制御回路部95に2バイトの16進数「0203」乃至「0209」のいずれかを停止図柄信号として出力後、1バイトの16進数「05」を変動パターン信号として出力する。)尚、この停止図柄信号及び変動パターン信号が、第1制御信号を構成する。
【0091】
他方、「普通図柄表示処理」(図7参照)においても、S23において、プログラムROM97から読み出した変動パターンに基づいて普通図柄表示器105に普通図柄の変動を出力回路102等を介して表示する。この普通図柄は、1個の数値から構成され、変動中には「0」から「9」の数字が順次表示される。(例えば、変動パターンは、「0」から「9」の数字を順次表示する速度を約29秒間で「加速」→「一定速」→「減速」とする変動である。)
【0092】
そして、表示用CPU96は、主基板71から普通図柄の変動停止指令が入力されている場合には(S24:YES)、S25において、RAM98から停止図柄信号を読み出し、該停止図柄信号に対応する普通図柄をプログラムROM97から読み出し、VDP99等を介して普通図柄表示器105に停止表示して普通図柄を確定し、処理を終了する。(例えば、停止図柄信号が2バイトの16進数「0203」の場合には、10進数の「3」を普通図柄表示器105に確定表示する。)
【0093】
他方、この普通図柄表示105に表示されている変動パターンが、例えば、変動パターンの表示を開始してから所定時間(第5実施形態の場合には、約29秒である。)経過したか否か判定することによって最終パターンの表示か否か判定して、プログラムROM97から読み出した変動パターンの最終パターン(例えば、「減速」されてほぼ停止直前の場合等)の場合には(S26:YES)、S27において、RAM98から停止図柄信号を読み出し、該停止図柄信号に対応する後述の最終変動パターン(図15参照)をプログラムROM97から読み出し、VDP99等を介して該最終変動パターンを普通図柄表示器105に表示する。
【0094】
次に、普通図柄表示器105に表示される最終変動パターンの一例について図15に基づいて説明する。図15は第5実施形態に係るパチンコ機の普通図柄表示器105に表示される最終変動パターンの一例を示す画像図で、(a)と(b)との繰り返しは、停止予定図柄「3」の点滅表示状態を示す一連の画像図である。
図15に示すように、普通図柄表示器105に表示される最終変動パターンは、停止予定図柄の点滅表示である。即ち、S27において(図7参照)、表示用CPU96がRAM98から読み出した停止図柄信号に基づいてプログラムROM97から読み出した停止図柄が「3」の場合には、図15(a)に示すように、一定時間「3」が表示された後、図15(b)に示すように、一定時間「3」の表示が消され、再度、(a)と(b)の表示が順次一定時間ずつ繰り返し表示される。これにより、普通図柄の確定指令が入力されなかった場合には(S29:NO)、普通図柄表示器105に表示される停止図柄が点滅表示される。
【0095】
以上詳細に説明した通り第5実施形態に係るパチンコ機では、特別図柄表示装置18の右上側に普通図柄表示器105が設けられ、表示制御回路部95を介して普通図柄が表示される。そして、主基板71は各ゲートスイッチ32A、33Aを介してパチンコ球の通過を検出した場合には、表示制御回路部95に普通図柄変動開始指令を行う(S6)。続いて、主基板71は、所定時間経過後に表示制御回路部95に普通図柄確定指令を出力し(S7、S8)、第2始動口開放処理を実行する(S9)。また、表示制御回路部95の表示用CPU96は、普通図柄変動開始指令を入力された場合には、該当する普通図柄の変動パターンをプログラムROM97から選択して、該変動パターンを普通図柄表示器105に表示する(S21:YES〜S23)。そして、表示用CPU96は、普通図柄確定指令を入力された場合には、普通図柄変動開始指令によって指定された停止図柄を確定表示する(S24:YES、S25)。一方、表示用CPU96は、普通図柄の変動パターンの最終パターンを表示した時点で、普通図柄確定指令を入力されていない場合には、新たな普通図柄変動開始指令若しくは普通図柄確定指令を入力されるまで、普通図柄変動開始指令によって指定された停止図柄を点滅表示する(S24:NO〜S29)。
【0096】
したがって、表示回路部95の表示CPU96は、主基板71のCPU75から普通図柄確定指令を受けるまで普通図柄変動開始指令で指定された停止図柄を点滅表示するため、電気的ノイズによって表示回路部95の表示CPU96に普通図柄確定指令が入力されない等の誤動作を容易に確認することができる。
また、表示回路部95の表示CPU96は、主基板71のCPU75から普通図柄確定指令を受けた場合には、普通図柄を確定表示するため、この普通図柄の確定表示により表示回路部95の表示CPU96が普通図柄確定指令を受け取ったことを容易に確認することができる。
また、表示回路部95の表示CPU96が電気的ノイズ等により普通図柄確定指令を受けなかった場合には、普通図柄は点滅表示されているが、次の普通図柄変動開始指令を受けた場合には、この受け取った普通図柄変動開始指令に対応する変動パターンが普通図柄表示器105に表示されるため、遊技に支障をきたすことなく、即ち遊技者の興趣を損なうことなく遊技を続行することができる。
また、普通図柄表示器105の変動が「当たり」の普通図柄で停止した場合、若しくは「当たり」の普通図柄で点滅表示されている場合には、第2開閉扉37が開放されるため、普通図柄の変動に対して遊技者の興味を強く引きつけることができ、興趣を増大させることができる。
【0097】
尚、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、以下のようにしてもよい。
(a)前記第1乃至第5実施形態では、入賞補助手段は、第2開閉扉37及び第2ソレノイド53等により構成されているが、電動式チューリップで構成しても良い。
(b)前記第1実施形態では、S27において、普通図柄表示部20の左・右2列の図柄を同時に点滅表示しているが、交互に点滅表示する構成にしてもよい。この場合にも、表示制御回路部95の表示用CPU96が、普通図柄確定指令を受け取っていないことを容易に確認することができる。
(c)前記第2実施形態では、普通図柄表示部20の左・右2列の図柄を一体的に右回転させているが、左回転させてもよい。また、左右個別に右回転、左回転させる構成にしてもよい。この場合にも、表示制御回路部95の表示用CPU96が、普通図柄確定指令を受け取っていないことを容易に確認することができる。
(d)前記第1乃至第5実施形態では、普通図柄は数字表示であるが、キャラクタ表示等であってもよい。この場合には、普通図柄に更に多様性を持たせることができる。
(e)前記第1乃至第4実施形態では、普通図柄は平面文字であるが、立体文字で表して、S27の最終変動パターンとして立体文字の回転表示等をしてもよい。この場合にも、表示制御回路部95の表示用CPU96が、普通図柄確定指令を受け取っていないことを容易に確認することができる。
(f)前記第1乃至第4実施形態では、普通図柄表示部20に左・右2列の普通図柄を表示したが、上・下2列に普通図柄を表示させる構成にしてもよい。また、2列以上の普通図柄を表示する構成にしてもよいし、1個の普通図柄を表示する構成にしてもよい。この場合にも、表示制御回路部95の表示用CPU96が、普通図柄確定指令を受け取っていないことを容易に確認することができる。
(g)前記第1乃至第5実施形態では、普通図柄の変動パターンは1種類にしたが(S22参照)、2種類以上にしてもよいし、確変・時短モードの場合には、早く減速するようにしてもよい。この場合には、変動パターンに更に多様性を持たせることができると共に、確変・時短モードの場合には、遊技者により有利となるため、遊技者の興味を強く引きつけることができる。
(h)前記第2乃至第4実施形態では、最終変動パターンは一定方向の回転や一定方向の揺動であったが、任意方向の回転や任意方向の揺動や移動等、若しくはこれらの組み合わせであってもよい。この場合にも、表示制御回路部95の表示用CPU96が、普通図柄確定指令を受け取っていないことを容易に確認することができる。
(i)前記第5実施形態では、普通図柄表示器105には1桁の数値を表示する構成にしたが、2個の7セグメントLEDや小型液晶表示器等を配置して2桁以上の数値や複数列のキャラクタ等を表示する構成にしてもよい。この場合には、変動パターンに更に多様性を持たせることができる。
(j)前記第1乃至第5実施形態では、S27において、確定信号が入力されていない場合には(S29:NO)、停止図柄信号に対応する最終変動パターンをプログラムROM97から読み出し、普通図柄表示部20や普通図柄表示器105に表示する構成にしているが、各普通図柄の変動パターンの最終パターンを表示し続ける構成にしてもよい。この場合には、各最終パターンは停止図柄信号に対応する最終変動パターンにすればよい。これにより、処理プログラムをコンパクト化でき表示制御回路部95の小型化を図ることができる。
(k)前記第5実施形態では、S27において、普通図柄表示器105に数値の点滅表示にしているが、回転表示等してもよい。また、2桁以上の表示の場合には、交互の点滅表示や揃って点滅表示や、流れるような点滅表示等にしてもよい。この場合にも、表示制御回路部95の表示用CPU96が、普通図柄確定指令を受け取っていないことを容易に確認することができる。
【0098】
【発明の効果】
以上説明した通り請求項1のパチンコ機では、図柄表示手段によって変動図柄表示部に変動図柄が表示されると共に、普通図柄表示部に普通図柄が表示され、前記変動図柄が変動後所定の態様で停止すると遊技者に有利な特別遊技状態が発生する。また、図柄表示手段は、前記各普通図柄の変動が表示される所定変動パターンを変動パターン記憶手段に記憶している。そして、図柄表示手段を構成する表示制御手段は、制御手段から普通図柄選択手段によって選択された普通図柄を表す第1制御信号を受けた場合には、この第1制御信号に対応する普通図柄の変動が表示される所定変動パターンを普通図柄表示部に表示する。そして、該表示制御手段は、制御手段から普通図柄の変動の停止を表す第2制御信号を受けるまで該所定変動パターンを表示する。
これにより、図柄表示手段を構成する表示制御手段は、制御手段から第2制御信号を受けるまで普通図柄表示部に普通図柄の所定変動パターンを表示するため、電気的ノイズによって該表示制御手段に第2制御信号が入力されない等の誤動作を容易に確認することができるパチンコ機を提供することができる。
また、表示制御手段は、第2制御信号を受ける前に次の第1制御信号を受けた場合には、該第1制御信号に対応する前記所定変動パターンを普通図柄表示部に表示する。
これにより、表示制御手段が電気的ノイズ等により第2制御信号を受けなかった場合には、普通図柄は変動しているが、次の第1制御信号を受けた場合には、この受け取った第1制御信号に対応する所定変動パターンが普通図柄表示部に表示されるため、遊技に支障をきたすことなく、即ち遊技者の興趣を損なうことなく遊技を続行することができるパチンコ機を提供することができる。
【0099】
【0100】
【0101】
【0102】
【0103】
【0104】
【0105】
【0106】
【0107】
【0108】
【0109】
【0110】
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係るパチンコ機全体を示した正面図である。
【図2】 第1実施形態に係るパチンコ機の遊技領域を示した正面図である。
【図3】 第1実施形態に係るパチンコ機の賞球の払い出し等に係る制御システムの構成を示すブロック図である。
【図4】 第1実施形態に係る制御システムの表示制御回路部のシステム構成を示すブロック図である。
【図5】 第1実施形態に係るパチンコ機の各ゲートをパチンコ球が通過した場合の主基板のCPUが実行する制御処理を示すフローチャートである。
【図6】 第1実施形態に係るパチンコ機の「第2始動口開放処理」を示すサブフローチャートである。
【図7】 第1実施形態に係るパチンコ機の表示制御回路部の表示用CPUが実行する普通図柄表示指令信号に対応する制御処理を示すフローチャートである。
【図8】 第1実施形態に係るパチンコ機の普通図柄表示部に表示される最終変動パターンの一例を示す画像図で、(a)と(b)との繰り返しは、停止予定図柄「33」の点滅表示状態を示す一連の画像図である。
【図9】 第2実施形態に係るパチンコ機の普通図柄表示部に表示される最終変動パターンの一例を示す画像図で、(a)から(d)の繰り返しは、停止予定図柄「33」の回転表示状態を示す一連の画像図である。
【図10】 第3実施形態に係るパチンコ機の普通図柄表示部に表示される最終変動パターンの一例を示す画像図で、(a)から(d)の繰り返しは、停止予定図柄「33」の上下揺動表示状態を示す一連の画像図である。
【図11】 第4実施形態に係るパチンコ機の普通図柄表示部に表示される最終変動パターンの一例を示す画像図で、(a)から(d)の繰り返しは、停止予定図柄「33」の左右揺動表示状態を示す一連の画像図である。
【図12】 第5実施形態に係るパチンコ機の遊技領域を示した正面図である。
【図13】 第5実施形態に係るパチンコ機の賞球の払い出し等に係る制御システムの構成を示すブロック図である。
【図14】 第5実施形態に係るパチンコ機の制御システムの表示制御回路部のシステム構成を示すブロック図である。
【図15】 第5実施形態に係るパチンコ機の普通図柄表示器に表示される最終変動パターンの一例を示す画像図で、(a)と(b)との繰り返しは、停止予定図柄「3」の点滅表示状態を示す一連の画像図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機
2 遊技盤
18 特別図柄表示装置
19 液晶表示器
20 普通図柄表示部
32、33 ゲート
37 第2開閉扉
38 第2始動口
53 第2ソレノイド
71 主基板
75 CPU
95 表示制御回路部
96 表示用CPU
97 プログラムROM
99 VDP
105 普通図柄表示器
Claims (1)
- 遊技領域に設けられて変動図柄表示部に変動図柄を表示すると共に、普通図柄表示部に普通図柄を表示する図柄表示手段を備え、前記変動図柄が変動後所定の態様で停止すると遊技者に有利な特別遊技状態が発生するパチンコ機において、
前記普通図柄は、複数種類の普通図柄から構成され、
前記各普通図柄に予め付された所定の選択確率値に基づいて、一の普通図柄を選択する普通図柄選択手段と、
前記普通図柄選択手段によって選択された普通図柄を表す第1制御信号と、普通図柄の変動の停止を表す第2制御信号とを出力する制御手段とを備え、
前記図柄表示手段は、前記各普通図柄の変動が表示される所定変動パターンを記憶する変動パターン記憶手段と、
前記制御手段から前記第1制御信号を受けた場合には、該第1制御信号に対応する前記所定変動パターンを普通図柄表示部に表示する共に、前記制御手段から第2制御信号を受けるまで該所定変動パターンを表示するように制御する表示制御手段とを有し、
前記表示制御手段は、前記第2制御信号を受ける前に次の第1制御信号を受けた場合には、該第1制御信号に対応する前記所定変動パターンを普通図柄表示部に表示するように制御することを特徴とするパチンコ機。
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