JP2000271293A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2000271293A
JP2000271293A JP11083216A JP8321699A JP2000271293A JP 2000271293 A JP2000271293 A JP 2000271293A JP 11083216 A JP11083216 A JP 11083216A JP 8321699 A JP8321699 A JP 8321699A JP 2000271293 A JP2000271293 A JP 2000271293A
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JP11083216A
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Atsushi Kashiwagi
敦詞 柏木
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Mitsuboshi Inc
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Mitsuboshi Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄表示装置において当り表示が発生した
時、遊技者への当り成立の情報伝達機能を高めると共
に、当りを成立させたという遊技達成感を増幅させるこ
とができるパチンコ遊技機を提供すること。 【解決手段】 図柄表示装置3において図柄の当りの表
示が発生した時に、図柄表示装置3において当り図柄を
表示すると共に、第1表示手段61、第2表示手段(H
0〜H9)、第3表示手段(64,72)、第4表示手
段(G1〜G8),70,71及び第5表示手段79,
91とを一斉に点灯駆動制御する当り報知制御手段を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体枠部に設けら
れた第1表示グループと、遊技盤に設けられた第2表示
グループとからなる遊技状態表示手段を有し、特に、遊
技盤面に図柄作動口と、該図柄作動口への入球に基いて
図柄変動を行った後に図柄を確定停止し、停止表示した
図柄によって当りはずれの判定を行わせる図柄表示装置
を備えたパチンコ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機には、パチンコ遊技の遊
技状態に応じて点灯動作する遊技状態表示手段が設けら
れており、この遊技状態表示手段は、パチンコ遊技機の
本体枠部に設けられた第1表示グループと、本体枠部に
対して脱着可能とされた遊技盤に設けられた第2表示グ
ループとからなっている。
【0003】また、遊技盤面に、図柄作動口と、該図柄
作動口への入球に基いて図柄変動を行った後に図柄を確
定停止し、停止表示した図柄によって当りはずれの判定
を行わせる図柄表示装置と、図柄表示装置において確定
停止した図柄が当りであった場合に、入賞口の開放動作
を行う入賞装置とを備えたパチンコ遊技機が広く知られ
ている。
【0004】この種のパチンコ遊技機では、図柄表示装
置において当り表示が発生した時、図柄表示装置に停止
表示された当り図柄と、当りの図柄が停止する時にスピ
ーカ等の音表示手段により当り発生時の効果音を発生さ
せることにより、遊技者に対して当り発生を報知してい
る。
【0005】近年、図柄表示装置において当り発生する
確率を変動する機種が出回っており、図柄表示装置にお
いて当り発生する確率が低く設定されている場合には、
図柄表示装置において当り発生させることが非常に困難
である。このような場合には、図柄表示装置において当
り発生した時に、図柄表示装置に停止表示された当り図
柄と、当りの図柄が停止する時にスピーカ等の音表示手
段により当り発生時の効果音を発生させるだけでは、遊
技者は当りを成立させたという遊技達成感を十分に得る
ことができず、満足感が得られない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、図柄
表示装置において当り表示が発生した時、遊技者への当
り成立の情報伝達機能を高めると共に、当りを成立させ
たという遊技達成感を増幅させることができるパチンコ
遊技機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のパチンコ遊技機
は、本体枠部に設けられた第1表示グループと、遊技盤
に設けられた第2表示グループとからなる遊技状態表示
手段を有するものであって、図柄作動口と、該図柄作動
口への入球に基いて図柄変動を行った後に図柄を確定停
止し、停止表示した図柄によって当りはずれの判定を行
わせる図柄表示装置を組み付けた図柄表示ユニットと、
前記図柄表示装置において確定停止した図柄が当りであ
った場合に、入賞口の開放動作を行う入賞装置ユニット
とを前記遊技盤面に設け、前記第2表示グループが、前
記図柄表示ユニットに設けた第1表示手段、前記入賞装
置ユニットに設けた第2表示手段、前記遊技盤面に配設
された風車及び普通入賞口に設けた第3表示手段及び前
記遊技盤面の周縁部に配設されたレールに沿って設けた
第4表示手段を含む一方、前記第1表示グループが第5
表示手段を含み、図柄表示装置において図柄の当りの表
示が発生した時に、前記図柄表示装置において当り図柄
を表示すると共に、前記第1表示手段、第2表示手段、
第3表示手段、第4表示手段及び第5表示手段とを一斉
に点灯駆動制御する当り報知制御手段を設けたことを特
徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本実施形態のパチンコ遊
技機に配備された遊技盤面の正面図である。図1に示す
ように、遊技盤面1の中央上部には図柄表示ユニット2
が配設され、該図柄表示ユニット2には図柄表示装置3
が組み付けられている。図柄表示ユニット2の直下の遊
技盤面1の中央にはチャッカにより構成されたゲート入
口4が設けられ、ゲート入口4の下方の遊技盤面1の中
央下部には振分入賞装置5が配設されている。なお、ゲ
ート入口4は図柄表示装置3において図柄変動を開始さ
せる図柄作動口に設定されている。
【0009】また、遊技盤面1の左肩部分にはチャッカ
により構成された通過入口6が設けられ、遊技盤面1の
左袖部分にはチャッカにより構成された左袖入賞口7が
設けられ、さらに遊技盤面1の左袖部分の中央寄りに
は、通過入口6に連通した通過出口8が設けられ、遊技
盤面1の左袖下部分にはチャッカにより構成された左袖
下入賞口9が設けられ、通過出口8の直下となる遊技盤
面1の左落し部分にはチャッカにより構成された左落し
入賞口10が設けられている。
【0010】遊技盤面1の右肩部分には第1入賞装置1
1が配設され、第1入賞装置11の直下となる遊技盤面
1の右袖部分には電動チューリップ式役物からなる第2
入賞装置12が設けられ、さらに遊技盤面1の右袖部分
の中央寄りには、ゲート入口4に連通したゲート出口1
3が設けられ、遊技盤面1の右袖下部分にはチャッカに
より構成された右袖下入賞口14が設けられ、ゲート出
口13の直下となる遊技盤面1の右落し部分にはチャッ
カにより構成された右落し入賞口15が設けられてい
る。
【0011】図2は図柄表示ユニット2の正面図であ
る。装置枠体16の前部に遊技盤面1に対して装着する
ための取付基板17を備え、該取付基板17の前面の上
部中央には風車18が軸19により回動自在に設けら
れ、風車18の下方となる取付基板17の前面の上部中
央寄りに球受枠20が装着されている。
【0012】該球受枠20の上部の左右には、前記風車
18のパチンコ球の振分方向に対応して球受凹部21,
22がそれぞれ形成される一方、取付基板17には球受
凹部21に対応して天左入賞口23が、球受凹部22に
対応して天右入賞口24がそれぞれ設けられている。
【0013】なお、図1に示すように、遊技盤面1に
は、図柄表示ユニットの取付基板17の上部の左右周縁
に沿って釘群30が植設されており、取付基板17の上
部に一体に設けられた風車18の上方において、釘群3
0により該風車18に誘導可能なパチンコ球の通過口3
1が形成されている。
【0014】また、球受枠20の下部には下方に向くに
従って左側方と右側方とに向けてそれぞれ湾曲した飾り
枠部25,25が一体に形成されている。なお、飾り枠
部25,25の内部には、複数のLEDにより構成され
た後述の飾りLED61が配備されている。球受枠20
の下方となる取付基板17の略中央には、後述の記憶数
表示LED26が、左右方向に向けて4つ並設されてい
る。
【0015】取付基板17の下部には左右方向に向けて
窓孔27が開設され、該窓孔27に臨ませて図柄表示装
置3が装置枠体16の後部に組み付けられている。な
お、図1に示すように、図柄表示装置3の表示面は、左
図柄表示部28と右図柄表示部29との2つに区分され
ている。
【0016】図3は振分入賞装置5の正面図であり、図
4は振分入賞装置5の斜視図である。振分入賞装置5
は、概略として、パチンコ球が入賞しにくい閉鎖状態
と、パチンコ球が入賞しやすい拡開状態とに変換可能と
されている可変入賞口32と、可変入賞口32を通った
パチンコ球が入球する入球部33と、入球部33に配設
された振分回転体34と、振分回転体34の振り分け結
果によってパチンコ球が入球する2つの入球口、即ち、
特別装置作動口35及び通過口36とを備えている。
【0017】振分入賞装置5は、遊技盤面1に装着され
る取付基板37を備え、取付基板37の上部前面の左右
に、一対の開閉翼体38,38が互いに間隔を開けて回
動自在にそれぞれ軸支され、開閉翼体38,38の間隔
によって振分入賞装置5の頂部に可変入賞口32が形成
されている。なお、取付基板37の上部裏面には開閉翼
体38,38を拡開・閉鎖動作させる作動杆(図示せ
ず)が回動可能に設けられ、該作動杆の先端が開閉翼体
38,38の下部に係合している。また、作動杆の後端
は、開放ソレノイドSOL1で動作するアクチュエータ
に連結されている。
【0018】取付基板37の前面には、その上部から下
部に亘って透視可能な材料により前面カバー39が装着
されている。なお、前面カバー39は取付基板37の前
面を覆うカバー部40と、カバー部40の裏面に形成さ
れた周壁部41を備えており、周壁部41の上部が開口
されると共に開閉翼体38,38の間に設けられた可変
入賞口32に連通しており、前記開口に臨んで、可変入
賞口32に入ったパチンコ球を検出する入賞検出スイッ
チSW13が配備されている。前面カバー39の内側の
空間は、前面カバー39の周壁部41によって外部の遊
技盤面1に対して隔てられており、周壁部41により囲
まれた空間によって入球部33が形成されている。当該
入球部33は、周壁部41の上部に連通した可変入賞口
32を通してのみパチンコ球の入球が可能とされてい
る。
【0019】入球部33の中央には略円板状の振分回転
体34が取付基板17の前面に沿って回転自在に設けら
れ、振分回転体34の前方には、振分回転体34の下側
周縁に沿って半円弧状の球受部材42が設けられてい
る。また、取付基板17の裏面には振分回転体34を回
転する振分回転体駆動モータM1が配設されている(図
4参照)。
【0020】図5は振分回転体34の正面図である。振
分回転体34の中央には振分回転体駆動モータM1の駆
動軸に固着するための軸孔43が設けられ、振分回転体
34の周縁には、所定の間隔をあけて(中心から60度
毎に)6つの球受入部44〜49が設けられている。6
つの球受入部44〜49のうちの1つの球受入部44
は、周縁部50を残して径方向中央に向けて穿設した半
長円形状の穿孔51により構成され、残る5つの球受入
部45〜49は、周縁から径方向中央に向けて切り欠い
た半長円形状の欠切部52により構成されており、周縁
が開放されている。
【0021】一方、振分回転体34の背後に配置されて
いる取付基板17には、振分回転体34の周縁部の上部
に対応する位置に(回転中心に対して時計の12時に相
当する位置に)特別装置作動口35が設けられ、振分回
転体34の周縁部の左側部に対応する位置に(回転中心
に対して時計の9時に相当する位置に)通過口36が設
けられている。
【0022】ここで、振分入賞装置5の作用について説
明する。後述する開放ソレノイドSOL1の作動による
可変入賞口32の開放動作が終了した時点から所定時間
後に、振分回転体駆動モータM1が駆動し、振分回転体
34が時計回りに2.949秒/周の速さで回転する。
【0023】なお、実施形態において、振分入賞装置5
の可変入賞口32は、常態においては開閉翼体33,3
3が閉鎖状態とされ、図1の遊技盤面1に設けた障害釘
53によりパチンコ球の入球が不可能とされている。ま
た、可変入賞口32は、図柄表示装置3における図柄変
動の停止結果が後述する当りとなった場合、所定時間ま
たは所定時間に達しない前に、可変入賞口32への入賞
数が6個に達した時点まで拡開状態となり、パチンコ球
の入球が可能となる。
【0024】左右一対の開閉翼体38,38の間に形成
された可変入賞口32にパチンコ球が入賞すると、この
パチンコ球は下方に流下して入球部33に入る。入球部
33に入ったパチンコ球は、回転中の振分回転体34の
前方を落下して球受部材42に衝突した後に球受部材4
2の下方に凸の半円弧状の受け面上を転動し、パチンコ
球が入球部33の下部に移動した際に、振分回転体34
の球受入部44〜49の何れか1つが時計の6時の位置
を通過すると、この球受入部に落入する(図4参照)。
【0025】パチンコ球が球受入部45〜49の何れか
に落入した場合には、このパチンコ球は振分回転体34
の時計回りの回転と共に取付基板17に設けた通過口3
6に向けて運ばれ、パチンコ球を受け入れている球受入
部が通過口36に一致した時に、球受入部45〜49の
周縁の開放端から通過口36に入球する。パチンコ球が
通過口36に入球した場合には、遊技盤裏面に誘導され
て通常の入賞球(この場合には15個払出口への入賞
球)として処理される。
【0026】また、パチンコ球が球受入部44に落入し
た場合には、このパチンコ球は、振分回転体34の時計
回りの回転と共に取付基板17に設けた通過口36に向
けて運ばれ、パチンコ球を受け入れている球受入部44
が通過口36に一致した時に、球受入部44の周縁部5
0で通過口36への入球が阻止され、さらに球受入部4
4に捕捉されたまま取付基板17に設けた特別装置作動
口35に向けて運ばれ、パチンコ球を受け入れている球
受入部44が特別装置作動口35に一致した時に、該特
別装置作動口35に入球する。パチンコ球が特別装置作
動口35に入球した場合には、遊技盤裏面に誘導されて
特定入賞球(この場合には15個払出口への入賞球とし
てのほかにメイン制御装置により特別装置を作動させ
る)として処理される。
【0027】図1の第1入賞装置11は、装置筐体の前
面に遊技盤面1に装着される取付基板54が一体に形成
され、取付基板54の前面には透視可能な材料からなる
円筒状の前面カバー55が装着されている。前面カバー
55の上部には入賞口56が開設されている。
【0028】前面カバー56の内部は入球空間に形成さ
れており、該入球空間には常時反時計回りに1分間に5
回転する球受回転体57が設けられている。球受回転体
57は円柱形状をなしており、前面カバー56に設けら
れた入賞口56の直下に対応する周面の1箇所には球受
凹部58が形成されている。また、図示していないが前
記の入球空間における下部には球出口が取付基板54に
設けられている。また、取付基板54の裏面には球受回
転体を回転駆動する回転体駆動モータM2(図8参照、
図1においては図示を省略)が配設されている。
【0029】入賞口56に入ったパチンコ球は、入賞口
56に保持されて球受回転体57の周面に載った状態と
なり、回転中の球受回転体57の周面に設けた球受凹部
57が入賞口56に一致した時に該球受凹部58に入
り、球受回転体57の反時計回りの回転に伴って球出口
に運ばれる。
【0030】なお、第1入賞装置11の入賞口は、特別
装置が作動中である場合に限ってパチンコ球の入賞が有
効とされ、後述の第2入賞装置12の大入賞口59の開
放動作を行わせるための作動口に設定されている。
【0031】図1の第2入賞装置12は、開放ソレノイ
ドSOL2(図8参照)により左右一対の可動翼体6
0,60が拡開動作して大入賞口59を開放する電動チ
ューリップ式役物からなる。なお、実施形態において、
第2入賞装置12の大入賞口59は、常態においては開
閉翼体60,60が閉鎖状態とされ、遊技盤面1に設け
た障害釘61によりパチンコ球の入球が不可能とされて
いる。また、大入賞口59は、特別装置が作動中であっ
て第1入賞装置11の入賞口56にパチンコ球が入賞し
た場合、所定時間の拡開状態となり、パチンコ球の入球
が可能となる。
【0032】なお、実施形態のパチンコ遊技機では、図
1の左袖入賞口7、左袖下入賞口9、左落し入賞口1
0、右袖下入賞口14、右落し入賞口15、図柄表示ユ
ニット2に設けられた天左入賞口23及び天右入賞口2
4及び第1入賞装置11の入賞口56は、入賞に対する
賞品球の払出個数が7個に設定されている。また、第2
入賞装置12の大入賞口59と振分入賞装置5の特別装
置作動口35及び通過口36とは入賞に対する賞品球の
払出個数が15個に設定されている。
【0033】次に、遊技盤面に配備された各表示ランプ
及び各表示LEDについて説明する。図6は、各表示ラ
ンプ及び各表示LEDの配置を示す遊技盤面の正面図で
ある。図柄表示ユニット2の中央には、ゲート入口4へ
のパチンコ球の入球による図柄表示装置3の図柄変動の
作動記憶を最高4個まで個数点灯により表示する記憶表
示LED26が設けられている。また、図2の図柄表示
ユニット2の飾り枠部25の内部には飾りLED61が
配備されている。なお、飾りLED61により第1表示
手段が構成されている。
【0034】遊技盤面1の左肩部分に設けられた通過入
口6を構成するチャッカの内部には表示ランプ62が配
備され、遊技盤面1の右肩部分に設けられた第1入賞装
置11の背後には飾りLED63が配備され、遊技盤面
1の左袖下部分に設けられた左袖下入賞口9(普通入賞
口)を構成しているチャッカの内部と、右袖下部分に設
けられた右袖下入賞口14(普通入賞口)を構成してい
るチャッカの内部とには各々表示ランプ64,64が配
備されている(図6参照)。
【0035】また、遊技盤面1の中央下部に配設された
振分入賞装置5には、前面カバー39のカバー部40の
背後に、該カバー部40の周縁に沿って計10個の飾り
LED(H0〜H9)が配備されている(図3参照)。
なお、飾りLED(H0〜H9)により第2表示手段が
構成されている。
【0036】遊技盤面1の右袖部分に配設された第2入
賞装置12の背後には飾りLED65が配備され、遊技
盤面1の左側部には球レールの内レール66の内側に沿
うようにして左装飾LED装置67が設けられる一方、
遊技盤面1の右側部には内レール66の内側に沿うよう
にして右装飾LED装置68が設けられており、左装飾
LED装置67には4つの飾りLED(G1,G3,G
5,G7)が配備され、右装飾LED装置68には4つ
の飾りLED(G2,G4,G6,G8)が配備されて
いる(図6参照)。
【0037】また、遊技盤面1の上部には、外レール6
9の外側には外レール69に沿って所定の間隔で複数の
飾りLED70と飾りLED71とが交互に配備され、
図柄表示ユニット2の上部左方並びに上部右方にはそれ
ぞれ遊技盤面1にランプ付き風車72,72が設けられ
ている。さらに、遊技盤面1の左袖部分に設けられた左
袖入賞口7を構成しているチャッカの前面にはランプ付
き風車73が一体に設けられている。また、遊技盤面1
の上部左隅部には払出しランプ74が配備され、遊技盤
面1の上部右隅部には球切れランプ75が配備されてい
る。
【0038】なお、左袖下入賞口9を構成しているチャ
ッカと右袖下入賞口14を構成しているチャッカとに設
けられた表示ランプ64,64と、ランプ付き風車7
2,72とにより第3表示手段が構成されている。
【0039】また、左装飾LED装置67に配備されて
いる飾りLED(G1,G3,G5,G7)及び右装飾
LED装置68に配備されている飾りLED(G2,G
4,G6,G8)とは、1つの表示チームとして飾りL
ED(G)を構成しており、該飾りLED(G)と外レ
ール69の外側に配備された飾りLED70と飾りLE
D71とにより第4表示手段が構成されている。
【0040】また、図7はパチンコ遊技機の本体枠部に
設けられた表示ランプの配置を示すパチンコ遊技機の正
面図である。図7において、符号76はパチンコ遊技機
の本体枠部を構成している基枠であり、基枠76の上部
前面には、中央にランプカバー77が取り付けられ、該
ランプカバー77の左右に隣接してそれぞれランプカバ
ー78,78が取り付けられている。ランプカバー77
の内部には枠飾りランプ79が設けられ、ランプカバー
78,78の内部には、中央に配置したランプカバー7
7寄りにそれぞれ枠飾りランプ80,80が設けられ、
両端寄りにそれぞれ枠飾りランプ81,81が設けられ
ている。
【0041】基枠76には、基枠76の上部から中程に
亘って前面ガラスを備えた金枠82が前方に向けて開閉
自在に設けられ、該金枠82は金枠鍵83によって基枠
76に閉止される。また、基枠の右側縁上部の前面に
は、鍵飾りランプ91が設けられている。なお、枠飾り
ランプ79と鍵飾りランプ91とにより第5表示手段が
構成されている。
【0042】また、基枠76と金枠82との間には遊技
盤1′が設けられている。金枠82の下方には、前方に
向けて上受皿84が設けられ、上受皿84の下部の奥方
にはスピーカ85が配備されている。上受皿84の下方
には下受皿86が設けられ、上受皿84の上面に設けた
球抜きレバー87を押下することによって、上受皿84
内に停留するパチンコ球を下受皿86に流下する。
【0043】下受皿86の右方にはパチンコ球を遊技盤
1′に向けて弾発するための発射装置を駆動する打球ハ
ンドル88が設けられ、打球ハンドル88の側部には発
射装置の駆動を停止するための打球単発操作ボタン89
が設けられている。下受皿86の底部には、球抜きレバ
ー90が設けられ、下受皿86内に停留するパチンコ球
を下方に流下できるようになっている。
【0044】次に、遊技盤裏面における各入賞口の入賞
検出機構について説明する。図8は各種入賞検出スイッ
チや各種ソレノイド並びに駆動モータの配設状態を示す
遊技盤の裏面図である。遊技盤裏面には、各種入賞口に
対応して球誘導樋並びに入賞口が設けられる。
【0045】図8に示すように、図1のゲート入口4
(賞品球の払出しを行わない入球口)の球出口に対して
は球誘導樋92が設けられ、球誘導樋92の途中にはゲ
ート入口4に入球したパチンコ球を検出するゲート通過
検出スイッチSW1が設けられ、該球誘導樋92の末端
が図1に示すゲート出口13に臨ませてある。
【0046】また、図1の振分入賞装置5の特別装置作
動口35(15個払出口)の球出口に対しては球誘導樋
93が設けられ、球誘導樋93の中途には特別装置作動
口35に入ったパチンコ球を検出する特別装置作動口入
賞検出スイッチSW2が設けられている。なお、球誘導
樋93の下端は、各入賞口に入賞したパチンコ球を集合
して回収する図示しない回収樋に臨ませてある。
【0047】図1の振分入賞装置5の通過口36(15
個払出口)の球出口に対しては球誘導樋94が設けら
れ、球誘導樋94の中途には通過口36に入ったパチン
コ球を検出する入賞検出スイッチSW3が設けられてい
る。なお、球誘導樋94の下端は、各入賞口に入賞した
パチンコ球を集合して回収する図示しない回収樋に臨ま
せてある。
【0048】また、図1の第1入賞装置11の入賞口5
6に入ったパチンコ球が球受回転体57の回転によって
送り出される球出口95に対しては、球誘導樋96が設
けられ、球誘導樋96の末端には第1入賞装置11の入
賞口56(7個払出口)に入ったパチンコ球を検出する
特別入賞検出スイッチSW4が設けられている。なお、
球誘導樋96の末端はその下方に配備された球誘導樋9
7に臨ませてあり、さらに、球誘導樋97の下端は各入
賞口に入賞したパチンコ球を集合して回収する図示しな
い回収樋に臨ませてある。
【0049】図1の第2入賞装置12の大入賞口59
(15個払出口)の球出口に対しては球誘導樋98が設
けられ、球誘導樋98の上部寄りに大入賞口59に入賞
したパチンコ球を検出する大入賞口入賞検出スイッチS
W5が設けられている。なお、球誘導樋98の下端は各
入賞口に入賞したパチンコ球を集合して回収する図示し
ない回収樋に臨ませてある。
【0050】図1の図柄表示ユニット2に設けた天左入
賞口23(7個払出口)の球出口に対しては球誘導樋9
9が設けられ、球誘導樋99の中途には入賞検出スイッ
チSW6が設けられている。また、図柄表示ユニット2
に設けた天右入賞口24(7個払出口)の球出口に対し
ては球誘導樋100が設けられ、球誘導樋100の中途
には入賞検出スイッチSW7が設けられている。なお、
球誘導樋99の末端と球誘導樋100の末端とは遊技盤
裏面中央で合流して球誘導樋101となる。なお、球誘
導樋101の下端は各入賞口に入賞したパチンコ球を集
合して回収する図示しない回収樋に臨ませてある。
【0051】また、図1の左袖入賞口7(7個払出口)
の球出口に対しては球誘導樋102が設けられ、該球誘
導樋102には入賞検出スイッチSW8が設けられてい
る。尚、該球誘導樋102の末端は、前記球誘導樋10
1の中途に臨ませてある。図1の左袖下入賞口9(7個
払出口)の球出口に対しては球誘導樋103が設けら
れ、該球誘導樋103には入賞検出スイッチSW9が設
けられている。なお、球誘導樋103の下端は各入賞口
に入賞したパチンコ球を集合して回収する図示しない回
収樋に臨ませてある。
【0052】図1の右袖下入賞口14(7個払出口)の
球出口に対しては球誘導樋104が設けられ、該球誘導
樋104には入賞検出スイッチSW10が設けられてい
る。なお、球誘導樋104の下端は各入賞口に入賞した
パチンコ球を集合して回収する図示しない回収樋に臨ま
せてある。
【0053】図1の左落し入賞口10(7個払出口)の
球出口に対しては球誘導樋105が設けられ、該球誘導
樋105には入賞検出スイッチSW11が設けられてい
る。なお、球誘導樋105の下端は各入賞口に入賞した
パチンコ球を集合して回収する図示しない回収樋に臨ま
せてある。また、図1の右落し入賞口15(7個払出
口)に対しては球誘導樋106が設けられ、該球誘導樋
106には入賞検出スイッチSW12が設けられてい
る。なお、球誘導樋106の下端は各入賞口に入賞した
パチンコ球を集合して回収する図示しない回収樋に臨ま
せてある。
【0054】以上のように、賞品球の払出し起動のため
の入賞球の検出を遊技盤面に設けられた入賞口毎または
遊技盤裏面に設けた球誘導樋の別に入賞検出手段(入賞
検出スイッチ)が設けられており、全ての入賞口に関し
て遊技盤裏面において入賞検出を行う構成としてある。
【0055】さらに、図1の遊技盤面1の左肩部分に設
けた通過入口6(賞品球の払出しを行わない入球口)の
球出口に対しては球誘導樋107が設けられ、球誘導樋
107の途中には効果音用スイッチ108が設けられ、
該球誘導樋107の末端が図1に示す通過出口8に臨ま
せてある。
【0056】図9は本実施形態のパチンコ遊技機に配備
された制御系統の要部ブロック図である。メイン制御装
置110(主制御部)は図示しないメイン制御基板に配
備される。メイン制御装置110は、パチンコ遊技全体
に関わる制御を行うための処理実行手段としてのメイン
CPUと、メインCPUが実行するためのパチンコ遊技
全体に関わる制御プログラムが格納されているROM
と、随時読み出しおよび書き込みが可能なRAMと、メ
インCPUが周辺機器との間でデータ通信を行うための
通信インタフェースとにより構成されている。なお、メ
イン制御装置110の具体的な構成については図示を省
略する。
【0057】図9に示すように、メイン制御装置110
は、図示しない払出し制御基板に配備された払出制御装
置111(払出し制御部)に対し、メイン制御装置11
0から払出制御装置111に向けて一方向通信が可能に
接続されている。なお、メイン制御装置110から払出
制御装置111に向けて送信される通信データは、払出
個数データを含む賞球コマンドである。
【0058】図9に示すように、メイン制御装置110
には、スイッチ入力回路112を介して前述の各種入賞
検出スイッチSW1乃至SW13が接続され、各入賞検
出スイッチSW1〜SW13の検出信号が同時にメイン
制御装置110に入力される。
【0059】また、メイン制御装置110には、表示用
ドライバ113を介して図柄表示装置3が接続され、表
示用ドライバ114を介して前述した記憶数表示LED
26、各飾りLED61,63,65,70,71が接
続され、表示用ドライバ115を介して飾りLED(H
0〜H9)が接続され、表示用ドライバ116を介して
飾りLED(G1〜G8)が接続され、表示用ドライバ
117を介して各種表示ランプ62,64、枠飾りラン
プ79,80,81、鍵飾りランプ91、払出しランプ
74、球切れランプ75及びランプ付き風車72,73
が接続されている。
【0060】さらに、メイン制御装置110には、ドラ
イバ118を介して振分入賞装置5の可変入賞口32を
拡開する時に作動する開放ソレノイドSOL1が接続さ
れ、ドライバ119を介して第2入賞装置11の大入賞
口59を開放する時に作動する開放ソレノイドSOL2
が接続され、ドライバ120を介して振分入賞装置5に
設けた振分回転体34を回転するための振分回転体駆動
モータM1が接続され、ドライバ121を介して第1入
賞装置11の球受回転体57を回転するための回転体駆
動モータM2が接続されている。
【0061】また、メイン制御装置110には、音駆動
部122を介して効果音や警報を発生するためのスピー
カ85が接続されている。図示していないが、メイン制
御装置110には電源(図示せず)やメイン制御装置1
10の処理サイクルを規定するクロック回路(図示せ
ず)が接続されている。
【0062】次に、図1を参照して実施形態のパチンコ
遊技機の遊技内容について説明する。電源投入時、図1
の図柄表示ユニット2に配備した図柄表示装置3の左図
柄は「2」を停止表示し、右図柄は「3」を停止表示す
る。また、回転体駆動モータM2が駆動して第1入賞装
置11の球受回転体57が反時計回りに1分間に5回転
する。
【0063】図1において遊技盤面1に弾発したパチン
コ球が、図柄表示ユニット2の上方の釘群30の間に設
けられた通過口31を通過した場合、このパチンコ球
は、通過口31の下方の図柄表示ユニット2の上部に設
けられた風車18によって振り分けられる。風車18に
よって振り分けられたパチンコ球が天左入賞口23に入
った場合、図8の球誘導樋99によって誘導を受け、入
賞検出スイッチSW6によって入賞が検出された後、球
誘導樋101を通って回収樋に回収される。また、風車
18によって振り分けられたパチンコ球が天右入賞口2
4に入った場合、図8の球誘導樋100によって誘導を
受け、入賞検出スイッチSW7によって入賞が検出され
た後、球誘導樋101を通って回収樋に回収される。
【0064】風車18によって振り分けられたパチンコ
球が、天左入賞口23及び天右入賞口24のいずれにも
入らなかった場合は、そのまま遊技盤面1を下方に流下
する。
【0065】パチンコ球が、遊技盤面1の中央のゲート
入口4に入ると、該パチンコ球は、図8の球誘導樋92
によって誘導を受け、その流下途中においてゲート入口
4への入球がゲート通過検出スイッチSW1により検出
され、ゲート出口13を通って再び遊技盤面に戻る。
尚、ゲート通過検出スイッチSW1の検出信号はメイン
制御装置110に入力される。メイン制御装置110は
図柄表示装置3において図柄変動を現在開始可能か否か
を判別する。メイン制御装置110は、図柄表示装置3
が現在図柄変動を行っていない場合には、図柄表示装置
3において図柄変動を開始可能と判別する。尚、ゲート
5への入球に対する賞品球の払出しについては行われな
い。
【0066】なお、後述の図柄表示装置3が図柄変動中
に、ゲート入口4へパチンコ球が入球した場合には、図
柄表示装置3の図柄変動開始に関わる記憶がメイン制御
装置110に最高4個まで記憶され、メイン制御装置1
10はその記憶個数を図柄表示ユニット2に設けた記憶
数表示LED26によって個数点灯する。
【0067】ゲート入口4にパチンコ球が入ると、図柄
表示装置3が図柄変動を開始する。図10は、図柄表示
装置3の左図柄及び右図柄の図柄変動における変動開始
から図柄停止までを概略で示すタイミングチャートであ
る。図10に示すように、ゲート通過検出スイッチSW
1による検出時点から0.002秒経過した時点で左図
柄及び右図柄が同時に変動を開始する。尚、変動速度
は、1ドットにつき0.008秒である。また、図11
に示すように、図柄の種類は、左図柄及び右図柄の各々
について図柄番号0乃至図柄番号12までの13種類で
あり、図柄の移行順序は、0→1→2→3→4→5→6
→7→8→9→10→11→12→0である。なお、図
12に図柄の変動態様を示す。
【0068】図柄は、図11及び図12に開示したよう
に、各表示単位(ドット)が縦横に配設された複数の表
示面に点灯駆動される構成となっている。この表示面に
出現する当り外れの判定対象とされる判定図柄は、本実
施例の場合、数字のほかキャラクタを含め12種類設定
されており、該判定図柄(例えば数字)は立体的に表示
されるように判定図柄の周縁が異なる色彩に駆動点灯さ
れる表示単位となっている。
【0069】また、12種類の判定図柄の一部のみは、
他の判定図柄とは異なる色調に設定されており(図11
における停止図柄番号7)、特別な当り機能と情報を成
立表現できるように構成されている。
【0070】また、図12における判定図柄の変動中に
おいて、表示面で表示される左図柄もしくは右図柄、左
右両図柄が橙色から緑色に切り換えられた場合には(但
し、停止図柄番号7を除く)、当りが停止確定して成立
することを予め予告するように制御されるものとなって
いる。なお、図画表示装置は表示用ドライバ113によ
り制御される構成であるが、このドライバ113にはC
PUを有する制御回路や制御基板を含むものであり、適
宜変更可能である。
【0071】また、その他のLED、ランプを純粋な電
気素子をロジック回路に配列してなる表示用ドライバに
よらず、表示制御の中心はメイン制御装置110に設け
るCPUではなく、外部装置としてのCPUを有する表
示用ドライバによることとしてもよいことは勿論で、上
記のように構成することにより一層高度で機能的な情報
伝達と趣向感が高められたパチンコ遊技機を提供でき
る。
【0072】なお、本実施形態のパチンコ遊技機では、
図柄表示装置3の停止図柄の決定と停止のタイミングに
関して、停止図柄と停止のタイミングをランダムとする
ためにソフトウェア処理によるAカウンタ、Lカウン
タ、Rカウンタ、Cカウンタを設けてある。
【0073】Aカウンタは、左図柄及び右図柄の当りは
ずれの判定を行うためのカウンタであり、電源投入時に
「0」からスタートし、割り込み(2.048ms)毎
に1ずつ更新アップして0乃至25の範囲内で循環的に
更新されるカウンタである。
【0074】Lカウンタは左図柄、Rカウンタは右図柄
に設定してあり、左図柄及び右図柄のはずれ時の停止図
柄を決定するためのカウンタである。Lカウンタは、電
源投入時「0」からスタートし、割り込み(2.048
ms)毎に1ずつ更新アップして0乃至12の範囲で循
環的に更新し、RカウンタはLカウンタの値が12から
0になる毎に1ずつ更新アップして0乃至12の範囲で
循環的に更新する。
【0075】Cカウンタは左図柄及び右図柄の当り時の
停止図柄を決定するためのカウンタである。電源投入時
「0」からスタートし、割り込み(2.048ms)毎
に1ずつ更新アップして0乃至10の範囲で循環的に更
新する。
【0076】なお、左図柄及び右図柄の作成周期は、そ
れぞれ異なるため左図柄、右図柄が全て同じ値となる当
りの組み合せも処理上作成される。メイン制御装置11
0は、割り込み毎に、LカウンタとRカウンタの組み合
せの判定を行い、作成された左図柄及び右図柄に関する
はずれ図柄の組み合せの場合は、はずれ図柄記憶エリア
に格納し、当りの組み合せの場合は破棄する。
【0077】メイン制御装置110は、ゲート通過検出
スイッチSW1の検出信号が入力されると、その時点の
Aカウンタの値を記憶する。なお、ゲート通過検出スイ
ッチSW1による図柄変動開始に関する記憶個数は、現
在図柄変動中である場合を含めて最大5個まで記憶され
る。
【0078】なお、実施形態のパチンコ遊技機では、当
り判定に際して低確率モード(当りの確率1/26)と
高確率モード(当りの確率10/26)とを設定してあ
る。メイン制御装置110は、図柄が変動を開始して時
間Tだけ経過した時点で(低確率モード時の場合は6.
846秒、高確率モード時の場合は5.007秒)、現
在行っている図柄変動に関して記憶したAカウンタの値
の当り外れの判定と、停止図柄の決定を行う。
【0079】低確率モードの場合、記憶したAカウンタ
の値が「7」である時に当りと判別し、それ以外の値で
ある場合はずれと判別している。また、高確率モードで
ある場合、記憶したAカウンタの値が「7,8,9,1
0,20,21,22,23,24,25」のいずれか
である時に当りと判別し、それ以外の値である場合はず
れと判別している。
【0080】そして、当り外れの判別結果が当りである
場合、その時点のCカウンタの値により確定停止する当
り図柄の内容を左図柄及び右図柄の停止図柄番号とする
一方、当り外れの判別結果がはずれである場合、その時
点のはずれ図柄記憶エリアに格納されている内容を左図
柄及び右図柄の停止図柄番号とする。
【0081】さらに、メイン制御装置110は、決定し
た左図柄及び右図柄の停止図柄番号の内容とその時点の
Lカウンタの値とにより、変動パターンを決定する。な
お、本実施形態では、変動パターンは、変動パターン1
〜変動パターン4の4種類設定してある。
【0082】なお、変動パターンの具体的な決定方法に
ついての詳細な説明は省略するが、低確率モード時は、
決定した左図柄及び右図柄の停止図柄番号の内容とその
時点のLカウンタの値とにより、変動パターン1〜変動
パターン4のうちの何れか1つにとなる一方、高確率モ
ード時は、全て変動パターン1となる。
【0083】メイン制御装置110は、決定した変動パ
ターンの別に従って左図柄及び右図柄の差し換えを行
い、決定した変動パターンにしたがって図柄を変動し、
決定した停止図柄番号で左図柄、右図柄の順に図柄を停
止する。なお、実施形態のパチンコ遊技機では、左図柄
が図柄番号「7」で確定停止される場合を「リーチ」と
している。
【0084】図柄表示装置3において停止表示された左
図柄及び右図柄がすべて同じ図柄となると、即ち、左図
柄及び右図柄が「00」、「11」、「22」、「3
3」、「44」、「55」、「66」、「77」、「8
8」、「99」、「GG」のうちの何れかとなると、当
たり発生となる。これらの組み合わせ以外の組み合せで
ある場合には、はずれとなる。なお、上述の図柄「G
G」は左図柄及び右図柄の停止図柄番号が共に10とな
る場合である。
【0085】また、実施形態では、さらに、当りとなっ
た組み合わせが「00」、「11」、「22」、「3
3」、「44」、「55」、「66」、「88」、「9
9」、「GG」の何れかである場合には小当りとし、当
りとなった組み合わせが「77」である場合に大当りと
している。
【0086】図柄表示装置3において当りが発生する
と、メイン制御装置110は、当りの組み合せで停止し
た左図柄及び右図柄を表示する。これと同時に、低確率
モード時であれば、左袖下入賞口9を構成するチャッカ
及び右袖下入賞口14を構成するチャッカに設けた表示
ランプ64,64とランプ付き風車72(図6参照)及
び基枠76の右側縁に設けられた鍵飾りランプ91を点
灯し(図7参照)、遊技者に対して当り発生を報知す
る。
【0087】また、高確率モード時であれば、図柄表示
ユニット2に設けた飾りLED61、左袖下入賞口9を
構成するチャッカに設けた表示ランプ64、振分入賞装
置5に設けた飾りLED(H0〜H9)、遊技盤面1の
左右に設けられた飾りLED(G1〜G8)、外レール
69の外側に設けた飾りLED70,71、ランプ付き
風車72(図6参照)、基枠76の上縁に設けられた枠
飾りランプ79と基枠76の右側縁に設けられた鍵飾り
ランプ91(図7参照)を一斉に点灯制御し、遊技者に
対して当り発生を報知する。同時に、当り発生時の効果
音がスピーカ85から拡声される。
【0088】即ち、高確率モード時に、図柄表示装置3
において当り表示がなされた場合、図柄表示ユニット2
に設けた飾りLED61(第1表示手段)と基枠76の
上縁に設けられた枠飾りランプ79(第5表示手段の一
方)とが522ms毎に交互に点滅する。左袖下入賞口
9を構成するチャッカ及び右袖下入賞口14を構成する
チャッカに設けた表示ランプ64,64とランプ付き風
車72(第3表示手段)が66msで同時に点滅する。
振分入賞装置5に設けた飾りLED(H0〜H9)(第
2表示手段)のうちの何れか1つが点灯する。また、飾
りLED(G1〜G8)(第4表示手段の一方)のうち
の何れか1つが点灯する。さらに、外レール69の外側
に設けた飾りLED70と飾りLED71とが(第4表
示手段の他方)、393msで同時に点滅する。基枠7
6に設けられた鍵飾りランプ91(第5表示手段の他
方)が点灯する。
【0089】なお、図13乃至図16は、遊技状態の別
に対応する各種表示ランプ・LEDの点灯態様を示す表
である。さらに、図17は、遊技状態の別に対応する効
果音並びに音声の音表示態様を示す表である。
【0090】そして、メイン制御装置110は図4の開
放ソレノイドSOL1を作動する。図18は、図柄表示
装置3において当り発生した場合に作動する可変入賞口
32、振分回転体34、特別装置作動口36への入賞を
検出する特別装置作動口入賞検出スイッチSW2の有効
時間を示すタイミングチャートである。
【0091】図18に示すように、図柄表示装置3にお
いて当り発生した時点から0.999秒後に、上述の小
当りの場合であれば振分入賞装置5の可変入賞口32を
1.6秒間開放する一方、大当りの場合であれば、振分
入賞装置5の可変入賞口32を5.7秒間開放してパチ
ンコ球の入賞を可能とする。なお、可変入賞口32への
パチンコ球の入賞個数は規定個数6個までに制限されて
おり、メイン制御装置110により入賞検出スイッチS
W13による入賞検出に基く入賞個数のカウント処理が
開始される。そして、メイン制御装置110は、可変入
賞口32の開放動作を開始すると、左図柄の表示を
「↓」、右図柄の表示を「↓」に切り換える。
【0092】なお、変動停止した左図柄及び右図柄の組
み合せが、前記の当り図柄の組み合せのどれにも一致し
ない場合には、図柄表示装置3の図柄変動に関してはず
れとなる。前記のはずれの場合、振分入賞装置5の作動
は行われない。
【0093】開放中の可変入賞口32にパチンコ球が入
賞すると、このパチンコ球は入賞検出スイッチSW13
による入賞検出を受けた後に入球部33の下部に移動す
る。上述の開放時間が経過すると、メイン制御装置11
0は開放ソレノイドSOL1の励磁を停止し、可変入賞
口32を閉鎖する。また、上述した開放時間内であって
も開放中の可変入賞口32に入賞したパチンコ球が6個
に達した場合には、その時点で開放ソレノイドSOL1
の励磁を停止し、可変入賞口32を閉鎖する。
【0094】なお、図18に示すように、開放ソレノイ
ドSOL1の励磁を停止した時点から1.198秒間、
入賞検出スイッチSW13による入賞検出を有効なもの
としている。そして、開放ソレノイドSOL1の励磁を
停止した時点から1.198秒経過した時点で、メイン
制御装置110は、振分回転体駆動モータM1を駆動
し、振分回転体34を時計回りに2.949秒/周の速
さで回転すると共に、特別装置作動口入賞検出スイッチ
SW2による入賞検出を開始する。
【0095】前述のように、振分回転体の34の球受入
部44にパチンコ球が入った場合に特別装置作動口35
にパチンコ球が運ばれる。パチンコ球が特別装置作動口
35に入ると、このパチンコ球は球誘導樋93により誘
導される途中で特別装置作動口入賞検出スイッチSW2
によって検出された後、回収樋に落下して回収される。
入賞検出スイッチSW2の検出信号はメイン制御装置1
10に入力される(図8参照)。メイン制御装置110
は、特別装置作動口検出スイッチSW2の検出信号が入
力すると、特別装置を作動し(特別遊技フラグをオン
し)、第1入賞装置11の入賞口56へのパチンコ球の
入賞を有効とする。
【0096】また、振分回転体の34の球受入部45〜
49の何れかにパチンコ球が入った場合には通過口36
にパチンコ球が運ばれる。通過口36にパチンコ球が入
った場合、このパチンコ球は球誘導樋94により誘導さ
れる途中で入賞検出スイッチSW3によって検出された
後、回収樋に落下して回収される。入賞検出スイッチS
W3の検出信号はメイン制御装置110に入力される
(図8参照)。
【0097】メイン制御装置110は、特別装置を作動
すると、図柄表示装置3の左図柄の表示を「R1」で示
すラウンド数表示をし、右図柄の表示を「→」に切り換
えて、特別装置の作動中を遊技者に報知する。
【0098】特別装置が作動中に、第1入賞装置11の
入賞口56にパチンコ球が入ると、このパチンコ球は、
球受回転体57の球受凹部58により運ばれて球出口9
5から図8の球誘導樋96に入り、球誘導樋96を落下
する途中で特別入賞検出スイッチSW4により検出され
た後、球誘導樋97に入り、球誘導樋97の下端から回
収樋に落下して回収される。特別入賞検出スイッチSW
4の検出信号はメイン制御装置110に入力され、第1
入賞装置11の入賞口56に設定された規定入賞数16
個までのカウントが開始される。
【0099】次いで、メイン制御装置110は図8に示
す開放ソレノイドSOL2を作動し、第2入賞装置12
の大入賞口59を9.8秒間開放してパチンコ球の入賞
を可能とする。
【0100】開放中の大入賞口59にパチンコ球が入賞
すると、このパチンコ球は遊技盤裏面側に誘導され、図
8に示すように、球誘導樋98により誘導を受け、球誘
導樋98の中途において大入賞口入賞検出スイッチSW
5により検出された後、回収樋に落下して回収される。
入賞検出スイッチSW5の検出信号はメイン制御装置1
10に入力され、第2入賞装置12に設定された規定入
賞数10個までのカウントが開始される。
【0101】なお、開放中の第2入賞装置12の大入賞
口59にパチンコ球が10個入賞した場合には、大入賞
口59の開放時点からの経過時間が9.8秒に達してい
なくとも、メイン制御装置110は開放ソレノイドSO
L2の励磁を停止し、大入賞口59を閉鎖する。また、
開放中の大入賞口59に入賞したパチンコ球の数が、規
定個数10個に達しないうちに、大入賞口60の開放時
点からの経過時間が9.8秒に達すると、メイン制御装
置110は開放ソレノイドSOL2の励磁を停止し、大
入賞口59を閉鎖する。
【0102】特別装置が作動中であれば、大入賞口59
の閉鎖後、再び、第1入賞装置11の入賞口56にパチ
ンコ球が入賞すると、このパチンコ球が特別入賞検出ス
イッチSW4により検出されて検出信号がメイン制御装
置110に入力されることにより、再び、第2入賞装置
12の大入賞口59の9.8秒間の開放が行われる。
【0103】このように、特別装置が作動中は、大入賞
口59の開放動作の終了後、第1入賞装置11の入賞口
56にパチンコ球が入賞する毎に、新たに大入賞口59
の開放動作が開始される。なお、大入賞口59の開放動
作は、第1入賞装置11の入賞口56に設定された規定
入賞数16に対応して最高で16回までである。
【0104】なお、大入賞口59の開放動作の繰り返し
回数は、図柄表示装置3の左図柄の表示を「R1」、
「R2」、「R3」、…のようにラウンド数表示をし、
特別装置の作動中を遊技者に報知する。
【0105】なお、大入賞口59の開放中に、第1入賞
装置11の入賞口56にパチンコ球が入賞し、このパチ
ンコ球が特別入賞検出スイッチSW4により検出されて
検出信号がメイン制御装置110に入力された場合に
は、第1入賞装置11の入賞口56に設定された規定入
賞数16個に関する入賞個数のカウントアップが行われ
るのみで、今回の第1入賞装置11の入賞口56への入
賞に応じた第2入賞装置12の大入賞口59の9.8秒
間の開放は行われない。
【0106】また、特別装置の作動期間の終了条件は、
第1入賞装置11の入賞口56に入賞したパチンコ球の
個数が規定入賞数16に達するか、あるいは、特別装置
の作動中に再び振分入賞装置5に設けられた特別装置作
動口35にパチンコ球が入賞した場合である。メイン制
御装置110は、特別装置の作動期間が前記の終了条件
を満たすと、特別装置を停止し(特別遊技フラグをオフ
し)、以降の第1入賞装置11の入賞口56へのパチン
コ球の入賞を無効化する(メイン制御装置110は、入
賞検出スイッチSW4の検出信号が入力されても無効と
する)。
【0107】図10に示すように、図柄表示装置3にお
ける図柄変動の停止結果がはずれの場合であって、図柄
表示装置3の図柄変動開始に係る記憶がある場合には、
当り判定時点から1.198秒経過した時点で、新たに
図柄表示装置3の図柄変動が開始される。
【0108】また、図柄表示装置3における図柄変動の
停止結果が当りの場合であって、図柄表示装置3の図柄
変動開始に係る記憶がある場合、可変入賞口32へのパ
チンコ球の入賞がなかった場合には、前述した開放ソレ
ノイドSOL1の励磁を停止した時点から1.198秒
経過した時点で、新たに図柄表示装置3の図柄変動が開
始される。
【0109】さらに、図柄表示装置3における図柄変動
の停止結果が当りの場合であって、図柄表示装置3の図
柄変動開始に係る記憶がある場合、可変入賞口32への
パチンコ球の入賞があって、このパチンコ球が特別装置
作動口35に入らなかった場合には、前述した開放ソレ
ノイドSOL1の励磁を停止した時点から約7.4秒経
過した時点で、新たに図柄表示装置3の図柄変動が開始
される。
【0110】次に、図柄表示装置3における当り発生に
関する低確率モード(当り発生の確率が1/26)と高
確率モード(当り発生の確率が10/26)との移行に
ついて説明する。図19は、図柄表示装置3における当
り発生に関する確率モードの移行と特別装置の作動との
関係を示すタイミングチャートである。電源投入時は、
低確率モードに設定されている。図柄表示装置3におい
て当りが発生し、かつ振分入賞装置5の特別装置作動口
35にパチンコ球が入賞して特別装置が作動し(すなわ
ち、電源投入後、初回の特別装置が作動し)、該特別装
置の作動が終了した時点で、メイン制御装置110によ
り低確率モードから高確率モードに切り換えられる。
【0111】そして、高確率モード中、図柄表示装置3
において当りが発生し、かつ振分入賞装置5の特別装置
作動口35にパチンコ球が入賞して特別装置が作動した
時点で(電源投入時から数えて2回目の特別装置の作動
時点で)、高確率モードから低確率モードに切り換えら
れる。
【0112】さらに、電源投入時から数えて2回目の特
別装置の作動が終了した時点で、再び、メイン制御装置
110により低確率モードから高確率モードに切り換え
られる。そして、高確率モード中、図柄表示装置3にお
いて当りが発生し、かつ振分入賞装置5の特別装置作動
口35にパチンコ球が入賞して特別装置が作動した時点
で(電源投入時から数えて3回目の特別装置の作動時点
で)、高確率モードから低確率モードに切り換えられ
る。電源投入時から数えて3回目の特別装置の作動が終
了した後も低確率モードが維持される。
【0113】なお、遊技状態の別に対応する各種表示ラ
ンプ・LEDの点灯態様と効果音の音表示態様は図13
乃至図17に示してあるので詳細な説明は省くが、概略
で説明する。
【0114】図柄表示装置3において左図柄が図柄番号
「7」で確定停止されるリーチ発生となると、メイン制
御装置110は、通常のリーチであれば(変動パターン
2であれば)、図6に示す表示ランプ62とランプ付き
風車72とランプ付き風車73とを131msの周期で
同時に点滅させ、飾りLED(G)においては、G1,
G2→G3,G4→G5,G6→G7,G8の順で13
1ms周期で点滅移動し、遊技者に通常のリーチの発生
を報知する。
【0115】また、メイン制御装置110は、ロングリ
ーチの発生であれば(変動パターン4であれば)、図6
の飾りLED61及び飾りLED(G1〜G8)と表示
ランプ62、ランプ付き風車72及びランプ付き風車7
3とを131msの周期で交互に点滅させ、かつ飾りL
ED70と飾りLED71とを66msの周期で同時に
点滅させ、遊技者にロングリーチの発生を報知する。な
お、図柄表示装置3において当り発生となった場合につ
いては前述したのでここでは説明しない。
【0116】また、メイン制御装置110は、振分入賞
装置5の可変入賞口32を開放する時に、図6の表示ラ
ンプ64、振分入賞装置5に設けた飾りLED(H0〜
H9)及びランプ付き風車72を同時に131msの周
期で点滅する。
【0117】また、特別装置作動中は、図6の飾りLE
D61、表示ランプ62、飾りLED63、表示ランプ
64、飾りLED65、飾りLED(G1〜G8)の点
灯中のものを除く残りのもの、ランプ付き風車72、ラ
ンプ付き風車73を66msの周期で同時に点滅する。
また、飾りLED70と飾りLED71とを131ms
毎に交互に点滅する。さらに、図7の枠飾りランプ79
を197ms点灯し、次いで枠飾りランプ80を131
ms点灯し、次いで枠飾りランプ81を131ms点灯
し、これを循環的に繰り返す。
【0118】また、当該パチンコ遊技機に対して不正を
検知した場合には、左図柄及び右図柄とにより「エラ
ー」を文字表示すると共に、飾りLED70と飾りLE
D71とを同時に点灯する。また、賞品球の払出し時に
は払出しランプ74を点灯する。図示しない遊技盤裏面
に配設された球タンクや該球タンクから賞品球払出装置
への補充球の供給経路において球切れが発生した場合に
は、球切れランプ75を点灯する。
【0119】
【発明の効果】本発明のパチンコ遊技機によれば、図柄
表示ユニットに設けた第1表示手段、入賞装置ユニット
に設けた第2表示手段、遊技盤面に配設された風車及び
普通入賞口に設けた第3表示手段及び遊技盤面の周縁部
に配設されたレールに沿って設けた第4表示手段及び本
体枠部の第5表示手段とにより、図柄表示装置において
図柄の当りの表示が発生した時に、図柄表示装置におい
て当り図柄を表示すると共に、第1表示手段、第2表示
手段、第3表示手段、第4表示手段及び第5表示手段と
を一斉に点灯駆動制御するので、図柄表示装置において
当り表示が発生した時、遊技者への当り成立の情報伝達
機能を高めることができると共に、当りを成立させたと
いう遊技達成感を増幅させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のパチンコ遊技機に配備された遊技
盤面の正面図
【図2】図柄表示ユニットの正面図
【図3】振分入賞装置の正面図
【図4】振分入賞装置の斜視図
【図5】振分入賞装置に配備された振分回転体の正面図
【図6】各表示ランプ及び各表示LEDの配置を示す遊
技盤面の正面図
【図7】パチンコ遊技機の本体枠部に設けられた表示ラ
ンプの配置を示すパチンコ遊技機の正面図
【図8】各種入賞検出スイッチや各種ソレノイド並びに
駆動モータの配設状態を示す遊技盤の裏面図
【図9】本実施形態のパチンコ遊技機に配備された制御
系統の要部ブロック図
【図10】図柄表示装置の左図柄及び右図柄の図柄変動
における変動開始から図柄停止までを概略で示すタイミ
ングチャート
【図11】図柄表示装置において表示される左図柄及び
右図柄の種類を示す図
【図12】図柄表示装置において表示される図柄の変動
態様を示す図
【図13】遊技状態の別に対応する各種表示ランプ・L
EDの点灯態様を示す表
【図14】図13に示す表のつづき
【図15】図14に示す表のつづき
【図16】図15に示す表のつづき
【図17】遊技状態の別に対応する効果音並びに音声の
音表示態様を示す表
【図18】図柄表示装置において当り発生した場合に作
動する可変入賞口、振分回転体、特別装置作動口への入
賞を検出する特別装置作動口入賞検出スイッチの有効時
間を示すタイミングチャート
【図19】図柄表示装置における当り発生に関する確率
モードの移行と特別装置の作動との関係を示すタイミン
グチャート
【符号の説明】
1 遊技盤面 1′ 遊技盤 2 図柄表示ユニット 3 図柄表示装置 4 ゲート入口 5 振分入賞装置 6 通過入口 7 左袖入賞口 8 通過出口 9 左袖下入賞口 10 左落し入賞口 11 第1入賞装置 12 第2入賞装置 13 ゲート出口 14 右袖下入賞口 15 右落し入賞口 16 装置枠体 17 取付基板 18 風車 19 軸 20 球受枠 21 球受凹部 22 球受凹部 23 天左入賞口 24 天右入賞口 25 飾り枠部 26 記憶数表示LED 27 窓孔 28 左図柄表示部 29 右図柄表示部 30 釘群 31 通過口 32 可変入賞口 33 入球部 34 振分回転体 35 特別装置作動口 36 通過口 37 取付基板 38 開閉翼体 39 前面カバー 40 カバー部 41 周壁部 42 球受部材 43 軸孔 44 球受入部 45 球受入部 46 球受入部 47 球受入部 48 球受入部 49 球受入部 50 周縁部 51 穿孔 52 欠切部 53 障害釘 54 取付基板 55 前面カバー 56 入賞口 57 球受回転体 58 球受凹部 59 大入賞口 60 開閉翼体 61 飾りLED 62 表示ランプ 63 飾りLED 64 表示ランプ 65 飾りLED 66 内レール 67 左装飾LED装置 68 右装飾LED装置 69 外レール 70 飾りLED 71 飾りLED 72 ランプ付き風車 73 ランプ付き風車 74 払出しランプ 75 球切れランプ 76 基枠 77 ランプカバー 78 ランプカバー 79 枠飾りランプ 80 枠飾りランプ 81 枠飾りランプ 82 金枠 83 金枠鍵 84 上受皿 85 スピーカ 86 下受皿 87 球抜きレバー 88 打球ハンドル 89 打球単発操作ボタン 90 球抜きレバー 91 鍵飾りランプ 92 球誘導樋 93 球誘導樋 94 球誘導樋 95 球出口 96 球誘導樋 97 球誘導樋 98 球誘導樋 99 球誘導樋 100 球誘導樋 101 球誘導樋 102 球誘導樋 103 球誘導樋 104 球誘導樋 105 球誘導樋 106 球誘導樋 107 球誘導樋 108 効果音用スイッチ 110 メイン制御装置 111 払出制御装置 112 スイッチ入力回路 113 表示用ドライバ 114 表示用ドライバ 115 表示用ドライバ 116 表示用ドライバ 117 表示用ドライバ 118 ドライバ 119 ドライバ 120 ドライバ 121 ドライバ SOL1 開放ソレノイド SOL2 開放ソレノイド M1 振分回転体駆動モータ M2 回転体駆動モータ SW1 ゲート通過検出スイッチ SW2 特別装置作動口入賞検出スイッチ SW3 入賞検出スイッチ SW4 特別入賞検出スイッチ SW5 大入賞口入賞検出スイッチ SW6 入賞検出スイッチ SW7 入賞検出スイッチ SW8 入賞検出スイッチ SW9 入賞検出スイッチ SW10 入賞検出スイッチ SW11 入賞検出スイッチ SW12 入賞検出スイッチ SW13 入賞検出スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月26日(2000.1.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のパチンコ遊技機
は、本体枠部に設けられた複数の表示手段からなる第1
表示グループと、遊技盤に設けられた複数の表示手段か
らなる第2表示グループとにより構成された遊技状態表
示手段を有するものであって、低確率モードあるいは高
確率モードで当り外れを判定する判定手段と、前記判定
手段の判定結果に対応して決定された当り図柄あるいは
外れ図柄を表示する図柄表示装置と、前記図柄表示装置
において前記当り図柄が表示された時に、前記遊技状態
表示手段の前記表示手段を点灯駆動制御する当り報知制
御手段とを備え、前記当り報知制御手段は、前記当り図
柄が前記低確率モード時に表示された時と前記高確率モ
ード時に表示された時とで、前記表示手段による点灯態
様を異ならせたことを特徴とする。また、前記第2表示
グループが、前記図柄表示装置を組み付けた図柄表示ユ
ニットに設けた第1表示手段、前記遊技盤面に配設され
た入賞装置ユニットに設けた第2表示手段、前記遊技盤
面に配設された風車及び普通入賞口に設けた第3表示手
段及び前記遊技盤面の周縁部に配設されたレールに沿っ
て設けた第4表示手段を含む構成とする一方、前記第1
表示グループが第5表示手段を含んだ構成とするができ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体枠部に設けられた第1表示グループ
    と、遊技盤に設けられた第2表示グループとからなる遊
    技状態表示手段を有するパチンコ遊技機において、図柄
    作動口と、該図柄作動口への入球に基いて図柄変動を行
    った後に図柄を確定停止し、停止表示した図柄によって
    当りはずれの判定を行わせる図柄表示装置を組み付けた
    図柄表示ユニットと、前記図柄表示装置において確定停
    止した図柄が当りであった場合に、入賞口の開放動作を
    行う入賞装置ユニットとを前記遊技盤面に設け、 前記第2表示グループが、前記図柄表示ユニットに設け
    た第1表示手段、前記入賞装置ユニットに設けた第2表
    示手段、前記遊技盤面に配設された風車及び普通入賞口
    に設けた第3表示手段及び前記遊技盤面の周縁部に配設
    されたレールに沿って設けた第4表示手段を含む一方、
    前記第1表示グループが第5表示手段を含み、 図柄表示装置において図柄の当りの表示が発生した時
    に、前記図柄表示装置において当り図柄を表示すると共
    に、前記第1表示手段、第2表示手段、第3表示手段、
    第4表示手段及び第5表示手段とを一斉に点灯駆動制御
    する当り報知制御手段を設けたことを特徴とするパチン
    コ遊技機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020103347A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社ソフイア 遊技機
JP2020103349A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社ソフイア 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020103347A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社ソフイア 遊技機
JP2020103349A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社ソフイア 遊技機

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