JP2003245433A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
るパチンコ機。 【解決手段】 普通図柄が変動して当たり表示されると
普通電動役物が開放する。その普通電動役物に入賞する
と特別図柄が変動して大当たり又は外れになる。普通図
柄の確率M1と特別図柄の確率M2とを適宜に調整する
ことで普通図柄の重要度が高まり、また普通図柄の演出
で遊技者を楽しませる。普通図柄は特別遊技中も変動す
るので遊技者に期待感を抱かせる。
Description
に属する。
技球が大価値始動口に進入したことに起因して遊技状態
を遊技者に有利な大有利状態にするか否の判定を行う大
価値当否判定手段と、大価値図柄を変動表示した後に前
記大価値当否判定手段の判定結果を示す態様で確定表示
する大価値図柄表示手段と、遊技球が小価値始動口に進
入したことに起因して遊技者にとっての有利さが前記大
有利状態よりも相対的に小さい小有利状態にするか否の
判定を行う小価値当否判定手段と、小価値図柄を変動表
示した後に前記小価値当否判定手段の判定結果を示す態
様で確定表示する小価値図柄表示手段と、前記小価値当
否抽選結果による判定が当たりであると前記大価値始動
口への入賞確率を高める入賞確率向上手段とを備えるも
のが多い。
示する小価値図柄表示手段は例えば7セグメントLED
を使用した小型のもので、大価値図柄を表示する液晶パ
ネル等(大価値図柄表示手段)に比べて貧弱であり、目
立たなかった。また、小価値図柄の変動表示において例
えば大価値図柄におけるリーチ表示のような遊技者を楽
しませるための表示も行われていなかった。
1種における普通図柄(小価値図柄)の当否結果は通常
遊技において遊技者にあまり影響がなかったため、結果
表示領域は特別図柄表示領域に比べて小さく、遊技その
ものへの関与は少なかった。
技者を楽しませることを目的としている。
題を解決するための請求項1記載の遊技機は、遊技球が
大価値始動口に進入したことに起因して遊技状態を遊技
者に有利な大有利状態にするか否の判定を行う大価値当
否判定手段と、大価値図柄を変動表示した後に前記大価
値当否判定手段の判定結果を示す態様で確定表示する大
価値図柄表示手段と、遊技球が小価値始動口に進入した
ことに起因して遊技者にとっての有利さが前記大有利状
態よりも相対的に小さい小有利状態にするか否の判定を
行う小価値当否判定手段と、小価値図柄を変動表示した
後に前記小価値当否判定手段の判定結果を示す態様で確
定表示する小価値図柄表示手段と、前記小価値当否抽選
結果による判定が当たりであると前記大価値始動口への
入賞確率を高める入賞確率向上手段とを備えた遊技機に
おいて、前記小価値図柄表示手段による前記小価値図柄
の表示領域を前記大価値図柄表示手段による前記大価値
図柄の表示領域よりも大きくしたことを特徴とする。
手段による当否抽選の結果が当たりであった場合に、遊
技者にその旨の報知を行った後、大入賞口(例えば図1
に示す大入賞装置21の入賞口)を遊技球が10個入賞
するまで又は30秒間開放させ、インターバルをはさみ
最大16回の開放動作を行い、遊技球1個の入賞につ
き、最大15個の賞球がなされる為、遊技者に最大24
00個=10(個入賞)×16(ラウンド)×15(個
賞球)の遊技球が払い出される、といった遊技者に有利
な遊技状態をいう。
手段の判定が当りの場合には大価値始動口となる普通電
動役物(例えば図1に示す普通電動役物19)を0.5
秒程開放させ、遊技球が大価値始動口に若干入賞しやす
くなる、といった遊技状態をいう。
口の開放動作が行われるのが大有利状態、その抽選契機
となる普通電動役物(大価値始動口)の開放動作が行わ
れるのが小有利状態と言える。大有利状態及び小有利状
態は、共に通常の遊技状態よりも遊技者に有利な状態で
あるが、遊技者にとっての有利さは大有利状態の方が相
対的に大きく、小有利状態の方が相対的に小さい。
内の図柄表示に使用されるエリアのサイズ等であり、小
価値図柄表示手段による小価値図柄の表示領域を大価値
図柄表示手段による大価値図柄の表示領域よりも大きく
したので、小価値図柄を大価値図柄よりも目立たせた
り、小価値図柄の変動表示に際して例えばリーチ表示の
ような遊技者を楽しませるための表示を行う等が可能と
なり、小価値図柄の表示においても遊技者を楽しませる
ことができる。小価値図柄の表示領域を大価値図柄の表
示領域よりも大きくするというのを数値的に表せば、小
価値図柄の表示領域の大きさ(面積)を1としたときに
大価値図柄の表示領域が1未満の大きさ(面積)となる
ことである。
示手段とは別々の表示装置としてもよいし、1つの表示
装置で兼用してもよい。別々にする場合は例えば画面サ
イズが異なる液晶表示パネルを使用する等で表示領域の
サイズを違えればよい。兼用する場合には、例えば1つ
の液晶表示パネルの画面を小価値図柄用と大価値図柄用
とに区分して、それらの領域サイズを異ならせればよ
い。
遊技機において、前記小価値図柄の変動パターンが書き
込まれた小価値図柄パターンテーブルから前記小価値図
柄の変動態様パターンを抽出して前記小価値図柄表示手
段に指示する小価値図柄変動パターン指示手段と、前記
大価値図柄の変動パターンが書き込まれた大価値図柄パ
ターンテーブルから前記大価値図柄の変動態様パターン
を抽出して前記大価値図柄表示手段に指示する大価値図
柄変動パターン指示手段とを備え、前記小価値図柄表示
手段は、前記小価値図柄変動パターン指示手段から指示
された変動パターンに従って前記小価値図柄の変動表示
を行い、前記大価値図柄表示手段は、前記大価値図柄変
動パターン指示手段から指示された変動態様パターンに
従って前記大価値図柄の変動表示を行う構成であり、前
記小価値図柄の変動態様パターン数が前記大価値図柄の
変動パターン数よりも多いことを特徴とする。
値図柄パターンテーブルから小価値図柄の変動態様パタ
ーンを抽出して小価値図柄表示手段に指示すると、小価
値図柄表示手段は、小価値図柄変動パターン指示手段か
ら指示された変動態様パターンに従って小価値図柄の変
動表示を行う。また、大価値図柄変動パターン指示手段
が、大価値図柄パターンテーブルから大価値図柄の変動
態様パターンを抽出して大価値図柄表示手段に指示する
と、大価値図柄表示手段は、大価値図柄変動パターン指
示手段から指示された変動態様パターンに従って大価値
図柄の変動表示を行う。
が大価値図柄の変動態様パターン数よりも多いので、小
価値図柄の変動表示の方が大価値図柄の変動表示よりも
多彩になり、遊技者の興趣を小価値図柄に向けさせる効
果が向上する。この請求項2記載の遊技機において、請
求項3記載のように、前記小価値図柄パターンテーブル
を複数種類備えており、前記小価値図柄変動パターン指
示手段は、遊技機の状態に応じていずれか1つの前記小
価値図柄パターンテーブルを選択して、該選択した小価
値図柄パターンテーブルから前記小価値図柄の変動態様
パターンを抽出して前記小価値図柄表示手段に指示する
構成とすれば、請求項2による効果を一層向上できる。
中、高確率中、時短中、保留満タン時、大当たり遊技
(特別遊技)中等の状態が例示されるが、これらに限る
ものではない。また、最低2つの状態間で小価値図柄パ
ターンテーブルが切り換え使用されればよいので、上に
例示した全ての状態について小価値図柄パターンテーブ
ルを用意する必要はない。
表示が行われないのが普通であるが、小価値図柄は大当
たり遊技中でも変動表示(確定表示も)可能である。そ
の小価値図柄の変動表示において、大当たり状態に専用
の小価値図柄パターンテーブルを使用して、きわめて良
好に遊技者を楽しませることができる。
により当たりの期待感を抱かせることができる。つま
り、どのような遊技状態でも、遊技者に当たりの期待感
を持たせることができる。請求項4記載の遊技機は、請
求項1、2または3記載の遊技機において、前記大価値
始動口は前記小価値図柄当否判定手段の判定が当たりで
あると開放動作する可変入賞装置であり、これが開放動
作しないかぎり前記大価値始動口へは入賞不可能に構成
されていることを特徴とする。
図柄当否判定手段の判定が当たりであると(遊技者に認
識される現象としては、当たりを示す態様で小価値図柄
が確定表示されると)開放動作するが、これが開放動作
しないかぎり大価値始動口には入賞不可能となっている
ので、小価値図柄当否判定手段の判定が当たりになるこ
と(小価値図柄当たり)が大価値当否判定手段による判
定の前提条件となる(小価値図柄当たりにならないと大
価値当否判定手段による判定が行われない。)。これを
遊技機種別第一種の遊技機に当てはめれば、普通図柄の
当否抽選結果が当たり、普通電動役物が開放しないと特
別図柄始動口にはきわめて入賞しにくい構成となってい
る為、遊技そのものへ大きく関与することとなり、普通
図柄の当否結果の報知が遊技者の興味を大きく引くこと
となる。
の遊技機における大当たり確率)は、小価値図柄当否判
定手段による判定で当たりとなる確率(請求項5の小価
値図柄確率M1)と、大価値当否判定手段による判定で
当たりとなる確率(請求項5の大価値図柄確率M2)と
の積(合算確率)になる。
較的低確率にして(当たり難くして)、大価値図柄確率
M2を比較的高確率にする(当たり易くする)こと、逆
に小価値図柄確率M1を比較的高確率にして(当たり易
くして)、大価値図柄確率M2を比較的低確率にする
(当たり難くする)こと、これら2つの場合の中間的な
確率設定にすること等、さまざまなバリエーションが可
能になる。
大価値図柄確率M2を1/3とすれば、合算確率は1/
300で従来の遊技機と同等になる。合算確率を1/3
00にするにしても、小価値図柄確率M1を1/3、大
価値図柄確率M2を1/100とするような組合せも可
能であるし、小価値図柄確率M1を1/50、大価値図
柄確率M2を1/60とするような組合せも可能であ
る。
も遊技者を楽しませること)からすれば、小価値図柄の
重要度がより高い方(小価値図柄確率M1を比較的低確
率にして大価値図柄確率M2を比較的高確率にする組合
せの方)が望ましい。そうすれば、遊技者は必然的に小
価値図柄に注目することになり、請求項1〜3の各効果
がきわめて向上する。
確率M2との組合せが上記の組合せ(小価値図柄確率M
1を低確率、大価値図柄確率M2を高確率)とならなく
ても、小価値図柄当たりが大価値当否判定手段による判
定の前提条件となっていることから、遊技者の注意は小
価値図柄に向かい、請求項1〜3の各効果が向上する。
開放動作しないかぎりこれには入賞不可能とまでせず
に、大価値始動口となる可変入賞装置が開放動作してい
ないときには入賞困難(例えば100回の入賞機会があ
っても1、2球程度しか入賞できない構成)としただけ
でも、上述と類似の効果を得ることが可能である。
遊技機において、前記小価値図柄当否判定手段による判
定で当たりとなる確率である小価値図柄確率M1と、前
記大価値当否判定手段による判定で当たりとなる確率で
ある大価値図柄確率M2と、前記大価値当否判定手段に
よる判定が当たりであったことに起因して実行される1
回の前記大有利状態における特別電動役物の開放動作回
数であるラウンド数Nとの間に(M1×M2)×N≦P
(Pは定数)なる関係が成り立っていることを特徴とす
る。
よる判定で当たりとなる確率である大価値図柄確率M2
と、1回の大有利状態(例えば特別遊技)における特別
電動役物の開放動作回数であるラウンド数Nとの間にM
2×N≦P(Pは定数)なる関係が成り立っており、P
は例えば0.08とされていた。
値始動口となる可変入賞装置が開放動作していないとき
には入賞困難な構成を採用した場合には、遊技者が大有
利状態を獲得するには小価値図柄確率M1が大きく影響
する。また、これらの構成を採用しない場合でも、小価
値図柄確率M1の影響は少なくない。
は定数)の関係を確保することで、大有利状態によって
獲得できる賞球数の期待値を適切な範囲にでき、いわゆ
る射倖性を抑制して健全な遊技機にできる。請求項5の
構成は、請求項4の構成を採用した場合或いは大価値始
動口となる可変入賞装置が開放動作していないときには
入賞困難な構成を採用した場合に最適である。
いずれか1項に記載の遊技機において、前記小価値図柄
の変動に関する信号を外部に出力する外部出力手段を備
えたことを特徴とする。例えば請求項4の構成を採用し
た場合或いは大価値始動口となる可変入賞装置が開放動
作していないときには入賞困難な構成を採用した場合に
は、小価値図柄の変動回数及び小価値図柄当たりの回数
は、データとして重要になる。また、これらの構成を採
用しない場合でも、小価値図柄の変動回数及び小価値図
柄当たりの回数のデータとしての価値は少なくない。
号を外部に出力する外部出力手段を備えて、例えばホー
ルコンピュータに出力すればこのデータを管理用に使用
でき、小価値図柄の変動回数を表示する表示器に出力す
ることで、遊技者に情報提供できる。
いずれか1項に記載の遊技機において、前記小価値図柄
の変動回数を表示する変動回数表示器を備えたので、遊
技者に小価値図柄の変動回数を報知できる。変動回数表
示器は遊技機本体に組み込んでもよいし、遊技機本体と
は別体にしてもよい。
遊技機において、前記小価値図柄確率M1と前記大価値
図柄確率M2とに基づいて、前記大価値始動口となる可
変入賞装置の1回の開放において前記大価値始動口へ入
賞して前記大価値当否判定手段による判定の対象とされ
る有効球数を制限するので、例えば大価値始動口となる
可変入賞装置への入賞率が高くなりすぎたり(特図抽選
の機会が多くなりすぎたり)逆に少なすぎたりするのを
抑止できる。
動口となる可変入賞装置の1回の開放時間を制限した
り、入賞球の内のいくつかを有効球として他は無効球と
する機構を設ければよい。請求項9記載の遊技機は、請
求項1〜8のいずれか1項に記載の遊技機において、前
記大価値始動口となる可変入賞装置の開放開始時または
その前後に前記大価値始動口となる可変入賞装置の開放
開始を報知する開放報知手段を備えたので、大価値始動
口となる可変入賞装置の開放を遊技者に報知でき、遊技
者は大価値始動口となる可変入賞装置の開放を確実に認
識して遊技できる。
のいずれか1項に記載の遊技機において、前記小価値図
柄確率M1と前記大価値図柄確率M2とを、それぞれ別
々に少なくとも高低2段階に切り換える確率変更手段を
備えたので、両確率の組合せが多様になり興趣が高ま
る。
載の遊技機において、前記確率変更手段は、前記小価値
図柄確率M1と、前記大価値図柄確率M2との間に(M
1×M2)=Q(Qは定数)なる関係を維持することを
特徴とする。(M1×M2)=Q(Qは定数)なる関係
を維持した上で小価値図柄確率M1及び大価値図柄確率
M2を適宜に変更するから、遊技の興趣が高まる。
価値図柄確率M2との間に(M1×M2)=Q(Qは定
数)なる関係が維持される条件下で、前記小価値図柄確
率M1及び前記大価値図柄確率M2を設定操作可能とす
ることもでき、その場合は上述の(M1×M2)×N≦
P(Pは定数)の関係を確保した上で、小価値図柄確率
M1及び前記大価値図柄確率M2をさまざまに設定でき
る。
の実施の形態を説明する。
0は図1に示す通りに構成されている。ガイドレール1
1、12によって囲まれた略円形の遊技領域13の中央
部には、上から順に大価値図柄表示手段に該当する特別
図柄表示装置15、小価値図柄表示手段に該当する普通
図柄表示装置17、大価値始動口に該当する普通電動役
物19、特別電動役物に該当する大入賞装置21が配置
されており、普通図柄表示装置17の左側には小価値始
動口となるゲート23が設置されている。
置17は、ともに液晶表示装置であり、数字等の図柄
(大価値図柄に該当する特別図柄、小価値図柄に該当す
る普通図柄)を変動表示し静止表示(確定表示)でき
る。なお、図2に例示するように、普通図柄表示装置1
7の画面の一部を特別図柄表示部15aとして、ここに
特別図柄を表示する構成も可能である。いずれの場合
も、普通図柄表示装置17による普通図柄の表示領域
は、特別図柄表示装置15(特別図柄表示部15a)に
よる特別図柄の表示領域よりも大きい。
入賞装置であり、大入賞装置21はアタッカ式の可変入
賞装置である。普通電動役物19の上方には左右2本ず
つ計4本の遊技釘25L、25Rが配置されている。左
右の遊技釘間の間隔は遊技球の直径をわずかに上回る間
隔であり、閉鎖時の普通電動役物19への入賞を困難に
している。なお、図3に示すように遊技釘25L、25
Rの間に遊技釘25Cを配して、閉鎖時の普通電動役物
19への入賞を不可能にしてもよい。
る以外にも入賞装置や遊技釘、風車、アウト穴などが設
置されているが、これらは公知技術に従っているので図
示及び説明を省略する。また、パチンコ機の全体的な構
成なども公知技術に従っているので図示及び説明を省略
する。
うに構成されており、主制御装置40、賞球制御装置4
2、発射制御装置44、音制御装置46、ランプ制御装
置48及び画像制御装置50を備えている。詳細の図示
は省略するが、これらの制御装置はいずれもCPU、R
OM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えてい
る。また、主制御装置40には各種の判定や選択に使用
する乱数カウンタ(複数)が備えられ、音制御装置46
には音源ICが備わっている。
当否判定手段、小価値図柄当否判定手段、入賞確率向上
手段、小価値図柄変動パターン指示手段、大価値図柄変
動パターン指示手段及び確率変更手段として機能する
が、その詳細は後述する。この主制御装置40には、通
過センサであるゲート23、普通電動役物19への入賞
球を検出する始動口スイッチ(始動SW)19a、遊技
球が大入賞装置21の内部に設けられている特定領域を
通過したことを検出するVスイッチ(VSW)21a、
大入賞装置21への入賞球を検出するカウントスイッチ
(カウントSW)21b、図示しない普通入賞口への入
賞球を検出する賞球払出スイッチ(賞球払出SW)やそ
の他のスイッチやセンサからの信号が入力される。
に従って動作し、上述の検出信号などに基づいて遊技の
進行に関わる各種のコマンドを生成して賞球制御装置4
2、発射制御装置44、音制御装置46、ランプ制御装
置48、画像制御装置50に出力することでこれらに各
種の指令を与えたり、普通電動役物19を開閉する普電
ソレノイド19b、大入賞装置21の大入賞口を開閉す
るアタッカソレノイド21cの動作を制御し、また外部
接続端子装置59を介して外部(ホールコンピュータ)
及び情報表示器60に入賞や大当たり等の情報を出力す
る。本実施例の場合、情報表示器60はパチンコ機本体
とは別体で、例えばパチンコ機の上方のいわゆる鴨居部
分に設置される。なお、外部接続端子装置59は外部出
力手段に該当し情報表示器60は変動回数表示器に該当
する。
送られてくるコマンドに応じて玉切モータを稼働させて
賞球を払出させる。またプリペイドカードユニット(い
わゆるCRユニット)が併設されている場合は貸球の払
出しも行う。発射制御装置44は、主制御装置40から
送られてくるコマンド、発射ハンドルの回動信号及び発
射停止スイッチ(発射停止SW)の信号に基づいて発射
モータを制御して遊技球を発射及び停止させ、タッチラ
ンプの点灯を制御する。
られてくるコマンドに応じて音声信号を生成し、その音
声信号にてスピーカを駆動して音声を出力する。ランプ
制御装置48は、主制御装置40から送られてくるコマ
ンドに応じて各種ランプや各種LEDの点灯、消灯等を
制御する。
送られてくるコマンドに応じて特別図柄表示装置15及
び普通図柄表示装置17の表示を制御する。したがっ
て、画像制御装置50は特別図柄表示装置15と共同し
て特別図柄表示手段として機能し、普通図柄表示装置1
7と共同して小価値図柄表示手段として機能する。
動作を説明する。図5は、主制御装置40(正確にはそ
のCPU)が約2ミリ秒周期で繰り返し実行するメイン
ルーチンのサブルーチンとして行う、遊技状態決定処理
のフローチャートである。
ート23からの検出信号が入力されたか否か、すなわち
遊技球がゲート23を通過したか否かを判断する(S1
01)。ここで否定判断なら実質的な処理を行うことな
く、本処理からリターンする。
6参照)普図抽選用の乱数カウンタの値(普図乱数)
を読み込んで、普図当否判定値と照合することで当たり
外れを判定する(普図抽選を行う)。この判定が外れな
ら(S102:NO)、外れを示す普通図柄(外れ普
図)を決めて画像制御装置50に表示を指示し(図5に
は示さない)、リターンする。判定が当たりなら(S1
02:YES)、当たりを示す普通図柄(当たり普図)
を決めて画像制御装置50に表示を指示して(図5には
示さない)、該当たり普図が確率変動図柄か否かを判断
する(S103)。
柄の組合せであり、000、111、222等の3桁揃
いが当たり普図でこれら以外が外れ普図である。そし
て、当たり普図の中の奇数目(111、333、555
等)が確率変動図柄である。外れ普図又は当たり普図を
指示された画像制御装置50は普通図柄表示装置17を
制御して、図6に示すように普通図柄を変動表示させ
てから、図6に示すように外れ普図又は当たり普図を
確定表示させる(図示は当たり普図の例)。
又は外れ普図を指示するだけでなく、変動開始から確定
表示に至るまでの普図変動パターンも決めて、当たり普
図又は外れ普図とともに画像制御装置50に指示する。
また、後述する特別図柄に関しても同様に特図変動パタ
ーンを決めて当たり特図又は外れ特図とともに画像制御
装置50に指示する。
パターンが書き込まれた普図パターンテーブルから、例
えば普図変動パターン抽出用の乱数カウンタの値に応じ
て普通図柄の変動態様パターンを抽出することで行わ
れ、特図変動パターンは、特別図柄の変動態様パターン
が書き込まれた特図パターンテーブルから、例えば特図
変動パターン抽出用の乱数カウンタの値に応じて特別図
柄の変動態様パターンを抽出することで行われる。
ンに従って、普通図柄表示装置17及び特別図柄表示装
置15を制御してそれぞれの図柄の変動表示を行わせ
る。本実施例の場合、普通図柄の変動態様パターン数が
特別図柄の変動態様パターン数よりも多いので、普通図
柄の変動表示の方が特別図柄の変動表示よりも多彩にな
り、遊技者の興趣を普通図柄に向けさせる効果が向上す
る。
パターンテーブルが備わっており、主制御装置40は、
パチンコ機の状態例えば通常遊技中、普図確率M1の高
確率中、特図確率M2の高確率中、大当たり遊技(大有
利状態に該当)中等の状態に応じていずれか1つの普図
パターンテーブルを選択して、その選択した普図パター
ンテーブルから普通図柄の変動態様パターンを抽出して
画像制御装置50に指示するので、パチンコ機の状態に
応じてさまざまに異なる変動パターンで普通図柄を表示
でき、そうした多彩な表示によって遊技者の興趣を普通
図柄に向けさせる効果がきわめて向上する。
図柄のときは(S103:YES)普図当否判定値の個
数を増加して、普図抽選で当たりになる確率(普図確率
M1)を高確率にする(S104)。本実施例の場合、
普図確率M1は通常では1/15で高確率では5/15
である。
続いて、普図ソレノイド19bを稼働させて普通電動役
物19を開放させる(S105、図6参照)。続いて
普通電動役物19に入賞したか否かを始動スイッチ19
aの信号に基づいて判断し(S106)、否定判断なら
本処理からリターンする。なお、普通電動役物19が開
放していなくてもこれに入賞することがあり、その入賞
が検出された場合にも以下と同様の処理が行われる。
値(特図乱数)を読み込んで、特図当否判定値と照合す
ることで当たり外れを判定する(特図抽選を行う)。こ
の判定が外れなら(S107:NO)、外れを示す特別
図柄(外れ特図)を決めて画像制御装置50に表示を指
示して(図5には示さない)、リターンする。判定が当
たりなら(S107:YES)、当たりを示す特別図柄
(当たり特図)を決めて画像制御装置50に表示を指示
し(図5には示さない)、該当たり特図が確率変動図柄
か否かを判断する(S108)。
柄であり、3、7が当たり特図でこれら以外が外れ特図
である。そして、当たり特図のうち7が確率変動図柄で
ある。外れ特図又は当たり特図を指示された画像制御装
置50は特別図柄表示装置15を制御して、図6に示
すように特別図柄を変動表示させてから、図6に示す
ように外れ特図又は当たり特図を確定表示させる(図示
は当たり特図の例)。
図柄のときは(S108:YES)特図当否判定値の個
数を増加して、特図抽選で当たりになる確率(特図確率
M2)を高確率にする(S109)。本実施例の場合、
特図確率M2は通常では1/15で高確率では5/15
である。
続いて、大有利状態に該当する特別遊技を実行する(S
110)。特別遊技(大当たり遊技)は、公知の第1種
パチンコ機と同様であり、主制御装置40はアタッカソ
レノイド21cを制御して大入賞装置21を開放動作さ
せる(図6参照)。
特別図柄の表示領域よりも大きくしてあるので、普通図
柄を特別図柄よりも目立たせたり、普通図柄の変動表示
に際して例えばリーチ表示のような遊技者を楽しませる
ための表示を行う等が可能となり、普通図柄の表示にお
いても遊技者を楽しませることができる。
も)行われないが、普図の変動表示は(確定表示も)行
われるので、その普通図柄の変動表示において、大当た
り遊技中に専用の普図パターンテーブルを使用しておけ
ば、きわめて良好に遊技者を楽しませることができる。
より当たりの期待感を抱かせることができる。つまり、
どのような遊技状態でも、遊技者に当たりの期待感を持
たせることができる。さらに、普図確率M1と特図確率
M2とを、それぞれ別々に高低2段階に切り換えるの
で、両確率の組合せが多様になり興趣が高まる。詳しく
は、S103の判定により普図確率M1を高確率にし、
S108の判定により特図確率M2を高確率にするの
で、普図確率M1と特図確率M2の組合せに関しては、
普図確率M1、特図確率M2が共に通常確率、普図確率
M1が高確率で特図確率M2が通常確率、普図確率M1
が通常確率で特図確率M2が高確率、及び普図確率M
1、特図確率M2が共に高確率の4状態が存在する。つ
まり、図7に示すように、遊技状態決定A処理(S10
1〜S105の処理)と遊技状態決定B処理(S106
〜S110の処理)の組合せで作り出される遊技状態を
持っている。
と、特図確率M2の切り換えタイミングとを同期させな
いので(共に確率変動図柄となることはあるにしても、
常にそうなるわけではないので)、両確率の組合せの多
様性を良好に確保でき、遊技状態の変化に幅を持たせ、
厚みのあるゲーム展開を演出可能になる。
主制御装置40は外部接続端子装置59を介して情報表
示器60に入賞や大当たり等の情報を出力し、情報表示
器60はそれらの情報を数値表示するので、図8を参照
して説明する。まず、主制御装置40から出力される情
報は、始動口(普通電動役物19)の入賞回数、特別図
柄確定回数、普通電動役物19の開放回数を示す役物回
数、特図の当たり回数を示す大当たり1信号、特図確率
M2を高確率にする特図当たりの回数を示す大当たり2
信号、普通図柄確定回数、普通図柄の当たり回数を示す
普図大当たり1信号、普図確率M1を高確率にする普図
当たりの回数を示す普図大当たり2信号である。本実施
例の情報表示器60は、外部接続端子装置59からもた
らされた情報に基づいて特図スタート回数(特別図柄確
定回数)、普図スタート回数(普通図柄確定回数)、大
当たり回数(大当たり1信号)、確変大当たり回数(大
当たり2信号)、普図大当たり回数(普図大当たり1信
号)及び普図確変大当たり回数(普図大当たり2信号)
を表示する。
表示器60にて表示するので、遊技者はこれらの情報に
基づいてパチンコ機を選んだり遊技を行ったりできる。
図3に示すように遊技釘25L、25R、25Cにて閉
鎖時の普通電動役物19への入賞を不可能にした場合に
は、S102の普図抽選が当たりになることがS106
以下の処理の前提条件となる(普通図柄当たりにならな
いと特図抽選が行われない。)。したがって、特別遊技
が実行される確率(従来の遊技機における大当たり確
率)は、普図抽選による判定で当たりとなる確率(普図
確率M1)と、特図抽選による判定で当たりとなる確率
(特図確率M2)との積(合算確率)になる。
確率にして(当たり難くして)、特図確率M2を比較的
高確率にする(当たり易くする)こと、逆に普図確率M
1を比較的高確率にして(当たり易くして)、特図確率
M2を比較的低確率にする(当たり難くする)こと、こ
れら2つの場合の中間的な確率設定にすること等、さま
ざまなバリエーションが可能になる。
1を比較的低確率にして特図確率M2を比較的高確率に
する組合せ)、遊技者は必然的に普通図柄に注目するこ
とになり、普通図柄に対する遊技者の注目度がきわめて
高まる。なお、普通電動役物19が開放動作しないかぎ
りこれには入賞不可能とまでせずに、普通電動役物19
が開放動作していないときには入賞困難(例えば100
回の入賞機会があっても1、2球程度しか入賞できない
構成)としただけでも、上述と類似の効果を得ることが
可能である。
これには入賞不可能な構成の場合、普通電動役物のベー
ス値を制御できる。その一例を図10、11により説明
する。まず普通電動役物63を、図10(b)に示すよ
うに、開閉羽根64と回転体65とからなる上部構造と
回転体65の直下に配された始動口67とで構成する。
回転体65には2つの球口66a、66bとポケット部
66cを有する振分通路66を設ける。そして、開閉羽
根64間の入口を遊技釘25L、25R、25Cにて封
鎖し、開閉羽根64が開かなければ遊技球が振分通路6
6に入球できない構造とする。
抽選が当たりになると(S102:YES)、開放され
る(S105)。これにより、図10(b)のように開
放された開閉羽根64によって誘導されて、遊技球Bが
回転体65の振分通路66に入球する。
の遊技球Bが振分通路66に入球できるが、最初の遊技
球Bがポケット部66cを占めると、それ以後の遊技球
は球口66bから流出してしまう(図10(c)参
照)。主制御装置40は、ポケット部66cに遊技球B
が有るか無いかを検出する役物内センサー(図示は省
略)の信号を監視していて、図11に示す回転体作動契
機処理を行う。この処理は、まず役物内センサーが作動
したか否か(ポケット部66cの遊技球Bを検出したか
否か)を判断し(S201)、肯定判断なら開閉羽根6
4が閉鎖したか否かを判断する(S202)。
02:YES)、回転体65を回転させる(S203、
図10(d)参照)。回転体65が回ると球口66aが
始動口67上へと移動する。またポケット部66cの姿
勢(傾き)が変化するので、ポケット部66cに収容さ
れていた遊技球Bがポケット部66cから出てくる(図
10(e)参照)。そして、球口66aが始動口67の
真上に来たところで、ポケット部66cから出た遊技球
Bが球口66aから始動口67に落下して始動入賞す
る。
転体65が1回転したところで(S204:YES)、
回転体を静止させる(S205)。このように構成すれ
ば、普通図柄が1回当たる毎に普通電動役物63(この
例では始動口67)への入賞個数を1個に制限できる。
つまり、普通電動役物63(始動口67)のベース値
を、1個/1開放にできる。回転体65の構造(例えば
ポケット部の深さや個数)を適宜に設計することで、ベ
ース値を、2個/1開放や3個/1開放などにもでき
る。そのベース値を普図確率M1と特図確率M2と普通
電動役物63の1回の開放時間の設定値との相関関係に
基づいて変更すれば、例えば普通電動役物63への入賞
率が高くなりすぎたり(特図抽選の機会が多くなりすぎ
たり)逆に少なすぎたりするのを抑止できる。
を開放させる際に、図9(a)に例示するような表示、
すなわち普通電動役物19の開放開始を報知する表示の
実行を画像制御装置50に指示して、普通図柄表示装置
17に表示させてもよい。このような表示を行えば、普
通電動役物19の開放を遊技者に報知でき、遊技者は普
通電動役物19の開放を確実に認識して遊技できる。こ
の場合、主制御装置40、画像制御装置50及び普通図
柄表示装置17が共同して開放報知手段として動作する
ことになる。なお、他の表示手段例えば開放報知用のL
EDなどを設けて、その点灯や点滅などで同様の報知を
行ってもよいが、図9(a)のように文字情報として表
示するのが分かりやすくて明瞭である。
を用いる代わりに、普通電動役物19の1開放あたり設
定個数まで(例えば1個目)は特図抽選の対象とする
が、それ以後は抽選対象としないというように、ソフト
ウェアで特図抽選の対象球を制限してもよい。 (普図確率M1及び特図確率M2と変動パターンの設定
例1)実施例のパチンコ機において、次のような構成を
採用して、普図確率M1及び特図確率M2と変動パター
ンをマニュアルで選択可能にできる。
を備えて、この入力操作信号が主制御装置40に入力さ
れる構成とする。本例の特図確率設定装置70は、特図
確率M2=1/1、1/3、1/15、1/75及び1
/225に対応する操作ボタン71が設けられており、
いずれかの操作ボタン71が押されると、それを示す操
作信号が主制御装置40に入力される。すると、主制御
装置40は、操作信号すなわち選択された特図確率M2
に基づいて、図12(b)に示すように普図確率M1×
特図確率M2=1/225となるように普図確率M1を
決める。なお、図12(b)に記載の数字は普図確率M
1及び特図確率M2の分母部分(分子はいずれも1)を
示している。
置70の操作信号に応じて図13に示す変動パターン決
定処理を行う。図13の変動パターン決定処理では、ま
ず操作信号に基づいて特図確率M2が14以下か否かを
判断する(S301)。肯定判断なら特図変動パターン
Aを選択し(S302)、P(定数)÷特図確率M2が
14以下か否かを判断する(S303)。肯定判断なら
普図変動パターンAを選択する(S304)。
÷特図確率M2が74以下か否かを判断する(S30
5)。肯定判断なら普図変動パターンBを選択する(S
306)。否定判断なら普図変動パターンCを選択する
(S307)。S301で否定判断のときは、P(定
数)÷特図確率M2が74以下か否かを判断する(S3
08)。肯定判断なら特図変動パターンBを選択し(S
309)、P(定数)÷特図確率M2が14以下か否か
を判断する(S310)。肯定判断なら普図変動パター
ンAを選択する(S304)。
2が74以下か否かを判断する(S311)。肯定判断
なら普図変動パターンBを選択し(S306)、否定判
断なら普図変動パターンCを選択する(S307)。S
308で否定判断のときは特図変動パターンCを選択し
(S312)、P(定数)÷特図確率M2が14以下か
否かを判断する(S313)。肯定判断なら普図変動パ
ターンAを選択し(S304)、否定判断ならP(定
数)÷特図確率M2が74以下か否かを判断する(S3
14)。肯定判断なら普図変動パターンBを選択し(S
306)、否定判断なら普図変動パターンCを選択する
(S307)。
には1パターン、特図変動パターンBには3パターン、
特図変動パターンCには5パターン、普図変動パターン
Aには3パターン、普図変動パターンBには4パター
ン、普図変動パターンCには5パターンの、図柄変動パ
ターンが含まれていて、主制御装置40は特図及び普図
の変動パターンを決める際には、ここで選択した(設定
した)変動パターンA、B、Cに属する図柄変動パター
ンから選択して決定する。
していずRかの特図確率M2を選択すると、特図確率M
2×普図確率M1=1/225となる普図確率M1が自
動選択され、また特図及び普図の変動パターンA、B、
Cが決められる。 (普図確率M1及び特図確率M2の設定例2)上記の例
は、特図確率M2の設定入力に応じて主制御装置40が
普図確率M1を算出し、また変動パターンも決める例で
あるが、図14に示すようにA、B、Cの操作ボタン7
1aを有する確率設定装置70aを備えて、主制御装置
40にはA、B、Cに対応する特図確率M2と普図確率
M1を書き込んだ確率テーブル72を備えておき(確率
テーブル72に記載の数字は普図確率M1及び特図確率
M2の分母部分(分子はいずれも1)を示す。)、Aボ
タンなら特図確率1/1、普図確率1/225というよ
うに、確率テーブル72にて両確率を設定する手法も採
用できる。
態について説明したが、本発明はこのような実施例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
でさまざまに実施できることは言うまでもない。例えば
普通図柄の当たりの態様により、特別図柄の大当たり確
率、普通電動役物の開放時間、その後に発生する遊技者
への特典の内容に下記に例示するような変化を加えても
よい。 [例1] 普図奇数で当たり・・・普通電動役物開放時間10秒 普図偶数で当たり・・・普通電動役物開放時間5秒 [例2] 普図奇数で当たり・・・特図大当たり確率1/5 普図偶数で当たり・・・特図大当たり確率1/10 [例3] 普図奇数で当たり・・・特図が当たった時の出球200
0玉 普図偶数で当たり・・・特図が当たった時の出球100
0玉 [例4] 普図奇数で当たり・・・特図が当たった時の確変継続回
転数50回 普図偶数で当たり・・・特図が当たった時の確変継続回
転数30回 これらは例示であるが、その他、普図の当たり態様の違
いで特典内容や、その後の遊技状態に変化が生じるもの
なら何でもよい。
図。
図。
処理のフローチャート。
明図。
作動契機処理のフローチャート。
の説明図。
で行われる変動パターン決定処理のフローチャート。
の説明図。
報知手段) 19 普通電動役物(大価値始動口) 21 大入賞装置 23 ゲート(小価値始動口) 40 主制御装置(大価値当否判定手段、小価値図柄
当否判定手段、入賞確率向上手段、小価値図柄変動パタ
ーン指示手段、大価値図柄変動パターン指示手段及び確
率変更手段) 50 画像制御装置(小価値図柄表示手段、大価値図
柄表示手段、開放報知手段) 59 外部接続端子装置(外部出力手段) 60 情報表示器(変動回数表示器) 63 普通電動役物(大価値始動口) 65 回転体 67 始動口
Claims (11)
- 【請求項1】遊技球が大価値始動口に進入したことに起
因して遊技状態を遊技者に有利な大有利状態にするか否
の判定を行う大価値当否判定手段と、 大価値図柄を変動表示した後に前記大価値当否判定手段
の判定結果を示す態様で確定表示する大価値図柄表示手
段と、 遊技球が小価値始動口に進入したことに起因して遊技者
にとっての有利さが前記大有利状態よりも相対的に小さ
い小有利状態にするか否の判定を行う小価値当否判定手
段と、 小価値図柄を変動表示した後に前記小価値当否判定手段
の判定結果を示す態様で確定表示する小価値図柄表示手
段と、 前記小価値当否抽選結果による判定が当たりであると前
記大価値始動口への入賞確率を高める入賞確率向上手段
とを備えた遊技機において、 前記小価値図柄表示手段による前記小価値図柄の表示領
域を前記大価値図柄表示手段による前記大価値図柄の表
示領域よりも大きくしたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】請求項1記載の遊技機において、 前記小価値図柄の変動パターンが書き込まれた小価値図
柄パターンテーブルから前記小価値図柄の変動態様パタ
ーンを抽出して前記小価値図柄表示手段に指示する小価
値図柄変動パターン指示手段と、 前記大価値図柄の変動パターンが書き込まれた大価値図
柄パターンテーブルから前記大価値図柄の変動態様パタ
ーンを抽出して前記大価値図柄表示手段に指示する大価
値図柄変動パターン指示手段とを備え、 前記小価値図柄表示手段は、前記小価値図柄変動パター
ン指示手段から指示された変動パターンに従って前記小
価値図柄の変動表示を行い、 前記大価値図柄表示手段は、前記大価値図柄変動パター
ン指示手段から指示された変動態様パターンに従って前
記大価値図柄の変動表示を行う構成であり、 前記小価値図柄の変動態様パターン数が前記大価値図柄
の変動パターン数よりも多いことを特徴とする遊技機。 - 【請求項3】 請求項2記載の遊技機において、 前記小価値図柄パターンテーブルを複数種類備えてお
り、 前記小価値図柄変動パターン指示手段は、遊技機の状態
に応じていずれか1つの前記小価値図柄パターンテーブ
ルを選択して、該選択した小価値図柄パターンテーブル
から前記小価値図柄の変動態様パターンを抽出して前記
小価値図柄表示手段に指示することを特徴とする遊技
機。 - 【請求項4】 請求項1、2または3記載の遊技機にお
いて、 前記大価値始動口は前記小価値図柄当否判定手段の判定
が当たりであると開放動作する可変入賞装置であり、こ
れが開放動作しないかぎり前記大価値始動口へは入賞不
可能に構成されていることを特徴とする遊技機。 - 【請求項5】 請求項4記載の遊技機において、 前記小価値図柄当否判定手段による判定で当たりとなる
確率である小価値図柄確率M1と、前記大価値当否判定
手段による判定で当たりとなる確率である大価値図柄確
率M2と、前記大価値当否判定手段による判定が当たり
であったことに起因して実行される1回の前記大有利状
態における特別電動役物の開放動作回数であるラウンド
数Nとの間に(M1×M2)×N≦P(Pは定数)なる
関係が成り立っていることを特徴とする遊技機。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の遊
技機において、前記小価値図柄の変動に関する信号を外
部に出力する外部出力手段を備えたことを特徴とする遊
技機。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の遊
技機において、 前記小価値図柄の変動回数を表示する変動回数表示器を
備えたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項8】 請求項5記載の遊技機において、 前記小価値図柄確率M1と前記大価値図柄確率M2とに
基づいて、前記大価値始動口となる可変入賞装置の1回
の開放において前記大価値始動口へ入賞して前記大価値
当否判定手段による判定の対象とされる有効球数を制限
することを特徴とする遊技機。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の遊
技機において、 前記大価値始動口となる可変入賞装置の開放開始時また
はその前後に前記大価値始動口となる可変入賞装置の開
放開始を報知する開放報知手段を備えたことを特徴とす
る遊技機。 - 【請求項10】 請求項5〜9のいずれか1項に記載の
遊技機において、 前記小価値図柄確率M1と前記大価値図柄確率M2と
を、それぞれ別々に少なくとも高低2段階に切り換える
確率変更手段を備えたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項11】 請求項10記載の遊技機において、 前記確率変更手段は、前記小価値図柄確率M1と、前記
大価値図柄確率M2との間に(M1×M2)=Q(Qは
定数)なる関係を維持することを特徴とする遊技機。
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