JP2014018550A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】大当たりとなる変動表示ゲームが終了して所定の無効期間が経過するまで、第1特定ゲートと、第2特定ゲートのいずれかを遊技球が通過しても無効として特別変動入賞装置の開閉動作をさせずに、無効期間が経過した後に、第1特定ゲートと、第2特定ゲートのいずれかを遊技球が通過すると、特別変動入賞装置の開閉動作が開始される。
【選択図】図3
Description
デジパチと称されるパチンコ遊技機においては、遊技球が打ち込まれて流下する遊技盤面に形成された遊技領域に始動入賞口が設けられ、当該始動入賞口に遊技球が始動入賞することに基づいて、内部の制御装置において、大当たりまたははずれの抽選が行われ、抽選で大当たりになると遊技領域に設けられたアタッカが開放して、アタッカに遊技球が入賞可能になる大当たり遊技状態(特別遊技状態)が発生する。
そこで、変動表示ゲームの大当たり確率は高いが、変動表示ゲームが大当たりとなっても、上述のようにゲートを遊技球が通過するなどのアタッカ作動開始条件が成立しないと、アタッカが開閉動作しない構成を利用して大当たり確率を高くしても大当たりの発生間隔が短くならないようにすることが考えられる。ただし、アタッカ作動開始条件が単にゲートに遊技球を通過させるだけでは、短時間でアタッカ作動開始条件が成立してしまい、大当たり確率を高くしたり、周球数を多くしたりすることが困難である。
遊技球が入賞できない閉状態と、遊技球が入賞容易な開状態とに開閉動作する特別変動入賞装置と、
遊技球が通過可能な特定領域と、
前記特定領域を通過する遊技球を検知する特定通過検知手段と、
遊技球の流下に基づく所定の特別開始条件が成立した際に特別ゲームを開始し、所定の特別終了条件が成立した際に特別ゲームを終了する特別ゲーム制御手段と、
遊技球の流下に基づく所定の特別抽選により前記特別ゲームの大当たりまたははずれを決定する特別ゲーム抽選手段と、
前記特別ゲーム抽選手段が大当たりになることを決定した特別ゲームが終了した際に特別条件を成立させ、前記特別条件が成立した後に、前記特定通過検知手段により前記特定領域を通過する遊技球が検知された場合に、前記特別変動入賞装置が開閉動作を繰り返す大当たり遊技状態を発生させる大当たり制御手段とを備える遊技機において、
遊技球が流入できない閉状態と、遊技球の流入が容易な開状態とに開閉動作する変動入球装置と、
遊技球の流下に基づく所定の普通開始条件が成立した際に普通ゲームを開始し、所定の普通終了条件が成立した際に普通ゲームを終了する普通ゲーム制御手段と、
遊技球の流下に基づく所定の普通抽選により前記普通ゲームの当たりまたははずれを決定する普通ゲーム抽選手段と、
前記普通ゲーム抽選手段が普通抽選により当たりになることを決定した普通ゲームが終了した際に前記変動入球装置を閉状態から所定期間開状態とする変動入球制御手段とを備え、
前記特定領域は、前記変動入球装置に流入した遊技球だけが通過可能な位置に設けられていることを特徴とする。
このようにすれば、大当たりになる特別ゲームが終了する際に、開状態の変動入球装置に遊技球が流入して特定領域を通過うることにより、特別ゲーム終了直後に特別変動入賞装置が開閉動作してしまうのを防止できる。
前記変動入球装置に流入した遊技球だけが通過可能な位置に設けられた第2特定領域とを備え、
前記大当たり制御手段は、遊技球が前記第2特定領域を通過することにより大当たり遊技状態が発生した場合に、遊技球が前記第1特定領域を通過することにより大当たり遊技状態が発生した場合より、前記大当たり遊技状態中に開閉動作する前記特別変動入賞装置に遊技球が入賞することによって遊技者が獲得可能な最大賞球数が多くなるように前記開閉動を制御することが好ましい。
図1に示すように、このパチンコ遊技機は、発射された遊技球が流下する遊技領域2を備える遊技盤1を有する。
遊技盤1の盤面上の遊技領域2内には、表示手段として、可変表示装置3が設けられている。可変表示装置3は遊技領域2内の略中央部に設けられている。また、可変表示装置3は液晶表示装置からなるもので、当たり抽選手段として機能する後述の主制御装置14で行われる抽選の各種大当り(当たり)およびはずれの抽選結果を表示するものであり、抽選結果の表示に際し、識別情報としての装飾図柄の変動表示ゲーム(遊技)を表示し、この変動表示ゲームの大当りおよびはずれによって抽選結果を報知するようになっている。
また、第1始動入賞口52の下に第2始動入賞口54を備えた所謂電動チューリップ(電チュー)と呼ばれる普通変動入賞装置5が設けられている。
この普通変動入賞装置5は、開閉動作自在な1対の可動片51,51を備え、第2始動入賞口54に遊技球が入賞できない可動片51,51が閉じた状態(閉状態)と、第2始動入賞口54に遊技球が入賞し易くなるように可動片51,51が開いた状態(開状態)との間で可変するようになっている。
入球装置としての普通変動入賞装置5に流入している必要がある。誘導路55の第2特定ゲートより下側には、排出口56が設けられ、遊技球を遊技盤裏面側に排出するようになっている。また、誘導路55内を流下する遊技球は、遊技者に視認可能とされ、第2特定ゲート82を通過する遊技球が遊技者に確認可能になっている。
第1特定ゲート81には、第1特定ゲート81を通過する遊技球を検知する第1特定通過球検知センサ(特定通過検知手段)81aが設けられ、第2特定ゲート82には、第2特定ゲート82を通過する遊技球を検知する第2特定通過球検知センサ(特定通過検知手段)82aが設けられている。
サブ制御装置30は、可変表示装置3における画像表示を制御する図柄制御部、演出用の後述のランプ(LED)の点灯及び消灯を制御するランプ制御装部、各種音声、効果音、音楽等の出力を制御する音声制御部としての機能を有する。
また、払出制御装置22は、賞球としての遊技球の払い出しの制御を行う払出制御部としての機能と、遊技領域2への遊技球の発射を制御する発射制御部としての機能を有する。
主制御装置14により決定された各大当りおよびはずれと、変動パターンとしての変動表示時間等に基づいて、サブ制御装置30により装飾図柄の変動表示ゲームの可変表示装置3における表示が制御される。
また、遊技盤1に演出可動役物が設けられる場合に、サブ制御装置30は、この演出可動役物を作動させる演出可動役物駆動装置37を制御することにより、演出可動役物による遊技演出を制御する。
また、この中継基板23には、遊技機の例えば、上皿の近傍に設けられる球貸スイッチ24、返却スイッチ25、度数表示装置26、球貸表示装置27が接続されている。
また、払出制御装置22は、外部情報端子基板40を介してホールコンピュータ20にデータを出力可能に接続されている。
また、低確率判定テーブルを用いるか、高確率判定テーブルを用いるかは、上述のように制御される確率状態が高確率状態か低確率状態かにより、主制御装置14で決定される。
大当りと判定された場合には、主制御装置14により、大当たりになる変動表示ゲーム終了後に大当たり遊技状態が発生する。
上述の演出乱数は、変動表示ゲームの変動表示時間を含む変動パターンを決定するものであり、はずれの場合にリーチになるか否か、また、リーチの場合に変動表示時間が短いノーマルリーチか、変動表示時間の長いスーパーリーチやプレミアムリーチになるか(リーチ演出の種類)を決定するものである。
図3のフローチャートを参照して当たり遊技状態開始制御処理を説明する。
無効フラグがリセットされて、第1及び第2ゲート通過信号の入力が有効な場合には、第1特定ゲート81を遊技球が通過して、第1特定通過球検知センサ81aから主制御装置14に第1ゲート通過信号が入力したか否かを判定する(ステップS9)。
次に、大当たり遊技状態中の特別変動入賞装置6のラウンド数として8をセットし、特別変動入賞装置6の開閉動作を開始させる(ステップS11)。
になっているので、普図ゲームが当たりとなって普通変動入賞装置5が開状態になっている場合にだけ、第2特定ゲート82を遊技球が通過したか否かを判定するようになっている。
したがって、例えば、変動表示ゲームの大当たり確率を高くしても、特別変動入賞装置の開閉動作の発生率が変動表示ゲームの大当たり確率に対応したものとならず、変動表示ゲームの大当たり確率と普図ゲームの当たり確率に対応したものとなる。すなわち、変動表示ゲームの大当たり確率を高くして、特別条件成立までの平均時間を短くすることが可能である。
また、変動入球装置に、始動入賞口も入賞口も設けられていない場合には、排出口56は、入賞口に流入しなかった遊技球を遊技領域2から排出するアウト口になる。
2 遊技領域
5 普通変動入賞装置(変動入球装置)
6 特別変動入賞装置
14 主制御装置(特別ゲーム制御手段、特別ゲーム抽選手段、大当たり制御手段、普通ゲーム制御手段、普通ゲーム抽選手段、変動入球制御手段)
81 第1特定ゲート(第1特定領域;特定領域)
81a 第1特定通過球検知センサ(特定通過検知手段)
82 第2特定ゲート(第2特定領域:特定領域)
82a 第2特定通過球検知センサ(特定通過検知手段)
Claims (3)
- 発射された遊技球が流下する遊技領域を備える遊技盤と、
遊技球が入賞できない閉状態と、遊技球が入賞容易な開状態とに開閉動作する特別変動入賞装置と、
遊技球が通過可能な特定領域と、
前記特定領域を通過する遊技球を検知する特定通過検知手段と、
遊技球の流下に基づく所定の特別開始条件が成立した際に特別ゲームを開始し、所定の特別終了条件が成立した際に特別ゲームを終了する特別ゲーム制御手段と、
遊技球の流下に基づく所定の特別抽選により前記特別ゲームの大当たりまたははずれを決定する特別ゲーム抽選手段と、
前記特別ゲーム抽選手段が大当たりになることを決定した特別ゲームが終了した際に特別条件を成立させ、前記特別条件が成立した後に、前記特定通過検知手段により前記特定領域を通過する遊技球が検知された場合に、前記特別変動入賞装置が開閉動作を繰り返す大当たり遊技状態を発生させる大当たり制御手段とを備える遊技機において、
遊技球が流入できない閉状態と、遊技球の流入が容易な開状態とに開閉動作する変動入球装置と、
遊技球の流下に基づく所定の普通開始条件が成立した際に普通ゲームを開始し、所定の普通終了条件が成立した際に普通ゲームを終了する普通ゲーム制御手段と、
遊技球の流下に基づく所定の普通抽選により前記普通ゲームの当たりまたははずれを決定する普通ゲーム抽選手段と、
前記普通ゲーム抽選手段が普通抽選により当たりになることを決定した普通ゲームが終了した際に前記変動入球装置を閉状態から所定期間開状態とする変動入球制御手段とを備え、
前記特定領域は、前記変動入球装置に流入した遊技球だけが通過可能な位置に設けられていることを特徴とする遊技機。 - 前記大当たり制御手段は、前記特別条件が成立してから所定の無効期間が経過した後に、前記特定通過検知手段により前記特定領域を通過する遊技球が検知された場合に、前記大当たり遊技状態を開始することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記特定領域として、遊技球が流下する前記遊技領域に設けられ、前記遊技領域を流下する遊技球の一部が通過可能な第1特定領域と、
前記変動入球装置に流入した遊技球だけが通過可能な位置に設けられた第2特定領域とを備え、
前記大当たり制御手段は、遊技球が前記第2特定領域を通過することにより大当たり遊技状態が発生した場合に、遊技球が前記第1特定領域を通過することにより大当たり遊技状態が発生した場合より、前記大当たり遊技状態中に開閉動作する前記特別変動入賞装置に遊技球が入賞することによって遊技者が獲得可能な最大賞球数が多くなるように前記開閉動を制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
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