JP4512791B2 - パチンコ機 - Google Patents
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Description
例えば、特開平6−233863号公報に記載された遊技機では、第1の図柄変動表示手段の変動表示結果に基づいて第1の変動入賞装置を予め定めた態様で駆動制御し、第2の図柄変動表示手段の変動表示結果に基づいて第2の変動入賞装置を予め定めた態様で駆動制御する遊技機において、前記第1の図柄変動表示手段と前記第2の図柄変動表示手段とを1つの電気的図柄変動表示装置で構成すると共に、該電気的図柄変動表示装置の表示領域を複数に区画して各区画表示領域に前記第1の図柄変動表示機能と前記第2の図柄変動表示機能とを付与するように構成されている。
また、図柄表示手段を構成する表示制御手段は、制御手段から第2制御信号が入力された場合には、普通図柄表示部に表示している経過変動パターン又は最終変動パターンを停止させて、当該第1制御信号に対応する普通図柄を確定表示するため、この普通図柄の確定表示により表示制御手段が第2制御信号を受け取ったことを容易に確認することができる。
これにより、表示制御手段は、第2制御信号が入力されていない場合には、第1制御信号に対応する普通図柄、つまり、普通図柄選択手段によって選択された普通図柄を視認可能な所定の変動表示で表示するため、確定表示されるべき普通図柄が変動表示されることによって、表示制御手段が電気的ノイズ等によって第2制御信号を入力されていないことを更に容易に確認することができる。また、確定表示されるべき第1制御信号に対応する普通図柄が変動表示されることによって、電気的ノイズ等によって第2制御信号を入力されていない場合も、遊技に支障をきたすことなく、即ち、遊技者の興趣を損なうことなく遊技を続行することができる。
先ず、第1実施形態に係るパチンコ機の全体構成について図1及び図2に基づき説明する。図1は第1実施形態に係るパチンコ機全体を示した正面図である。図2は第1実施形態に係るパチンコ機の遊技領域を示した正面図である。
一方、特別図柄表示装置18の左右には飾り風車23、24が設けられている。また、各飾り風車23、24と特別図柄表示装置18の間には通常の風車25、26が設けられ、特別図柄表示装置18の両肩側には電飾ランプ付きの風車27、28が設けられている。
図3に示すように、パチンコ機1の賞球の払い出し等に係る制御システムは、主基板71、賞球制御基板72、賞球払出装置73、及び表示制御回路部95等から構成されている。
そして、主基板71には、CPUユニット74、入力回路78、及び出力回路79等が配設されている。また、このCPUユニット74、入力回路78、及び出力回路79は、バス線により相互に接続されている。また、CPUユニット74は、CPU75、ROM76、及びRAM77から構成され、このCPU75、ROM76、及びRAM77は、バス線により相互に接続されている。更に、CPU75には、所定のクロック信号を出力するクロック回路80が接続されている。
一方、賞球制御基板72には、CPU81、ROM82、RAM83、入力回路84、及び出力回路85等が配設されている。そして、このCPU81、ROM82、RAM83、入力回路84、及び出力回路85は、バス線により相互に接続されている。さらに、賞球払出装置73は、払出カウントスイッチ87及び払出ソレノイド88等から構成されている。
また、主基板71の出力回路79には、表示制御回路部95を介して液晶表示器19、第1ソレノイド54、及び第2ソレノイド53等が配線により接続されている。そして、この主基板71の出力回路79と賞球制御基板72の入力回路84とは配線により接続されている。また、賞球制御基板72の入力回路には払出カウントスイッチ87が配線により接続されている。更に、賞球制御基板72の出力回路85には、払出ソレノイド88等が配線により接続されている。
また、RAM77には、クロック回路80から入力されるクロック信号に基づいて0から198まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値198の次には最小値0に戻る)が格納される大当たりカウンタ77Aが設けられている。また、クロック回路80から入力されるクロック信号に基づいて0から9まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値9の次には最小値0に戻る)が格納される普通図柄カウンタ77Bが設けられている。また、液晶表示器19の変動図柄が変動中に第1始動口31又は第2始動口38に入賞した入賞個数が最大4個までカウントされる第1保留カウンタ77Cが設けられている。また、普通図柄表示部20の普通図柄が変動中にゲート32又はゲート33を通過した通過個数が最大4個までカウントされる第2保留カウンタ77Dが設けられている。また、第1始動口31又は第2始動口38に入賞したときの大当たりカウンタ77Aのカウント値や、各ゲート32、33をパチンコ球が通過したときの普通図柄カウンタ77Bのカウント値等が記憶されるパラメータ記憶エリア77Eが設けられている。
尚、各カウンタ77A、77B、77C、77Dのカウント値は、起動時に「0」にセットされる。また、第1保留カウンタ77Cは、変動図柄が変動を開始する毎に1減算される。また、第2保留カウンタ77Dは、普通図柄が変動を開始する毎に1減算される。
また、入力回路78は、外部から入力されたアナログ信号等をディジタル信号に変換して出力する回路である。出力回路79は、CPU75を介して演算された各種データをシリアルデータ等に変換して出力する回路である。
図4に示すように、表示制御回路部95は表示用CPU96と、この表示用CPU96に接続されるプログラムROM97及びRAM98と、VDP(VideoDigital Processor)99と、このVDP99に接続されるRAM100及びキャラクタROM101と、出力回路102とから構成されている。
そして、表示用CPU96は、主基板71のCPU75からの制御信号に従って、RAM98に各種信号データを一時的に記憶しつつ、プログラムROM97に記憶されている変動図柄、所定のリーチ映像、及び普通図柄等を表示させるための制御プログラムや制御データ等に基づいて、VDP99との間で画像の編集内容を示す制御信号のやり取りを行う。また、VDP99は、表示用CPU96からの制御信号に基づいて、キャラクタROM101から変動図柄の画像データ、所定のリーチ映像のキャラクタ、及び普通図柄の画像データ等の画像データを取り出し、RAM100を作業エリアとして編集し、これらの画像データを出力回路102を介して、液晶表示器19に出力する。
そして、各ゲートスイッチ32A、33Aからのパチンコ球の検出信号が、入力回路78を介して入力されていない場合には(S1:NO)、処理を終了する。
この「カウント値取得処理」は、CPU75は、各ゲートスイッチ32A、33Aから検出信号が入力された時の普通図柄カウンタ77Bに記憶されている数値をその時の「普通図柄カウント値」として代数Fに代入してパラメータ記憶エリア77Eに記憶する。従って、この代数Fには「0」〜「9」のいずれかの数値が代入されてパラメータ記憶エリア77Eに記憶される。
また、普通図柄表示部20に表示される普通図柄の変動中に各ゲート32、33を通過したパチンコ球の個数は、第2保留カウンタ77Dに最大4個まで保留されると共に、各通過時の普通図柄カウンタ77Bのカウント値が「普通図柄カウント値」としてパラメータ記憶エリア77Eに記憶されて、順次「当たり」か否か判定される(S3参照)。
この「当たり」か否かの判定処理は、先ず、パラメータ記憶エリア77Eから「普通図柄カウント値」としての代数Fを読み出す。そして、この代数Fが、ROM76に記憶されている「当たり数値」(第1実施形態の場合は、「3」と「7」である。)と一致するか否か判定する。そして、一致すれば、当たり代数G(電源投入時に、当たり代数Gには「0」が代入されている。)に「1」を代入して、再度パラメータ記憶エリア77Eに記憶し、一致しない場合には、当たり代数Gに「0」を代入して、再度パラメータ記憶エリア77Eに記憶する。したがって、「当たり」の発生する確率は、2/10である。
図6に示すように、「第2始動口開放処理」のサブ処理は、先ず、S11において、CPU75は、「当たり」か否かを判定する判定処理を実行する。この「当たり」か否かの判定処理は、パラメータ記憶エリア77Eから当たり代数Gを再度読み出し、この当たり代数Gが「0」か「1」か判定する。即ち、「当たり」か否か判定する。そして、当たり代数Gが「0」の場合には、「ハズレ」と判定して(S11:NO)、処理を終了して「ゲート通過処理」のフローチャートに戻る。
そして、表示用CPU96は、主基板71から普通図柄の変動開始指令が入力されていない場合には(S21:NO)、処理を終了する。
そして、表示用CPU96は、主基板71から普通図柄の変動停止指令が入力されている場合には(S24:YES)、S25において、RAM98から停止図柄信号を読み出し、該停止図柄信号に対応する普通図柄をプログラムROM97から読み出し、VDP99等を介して普通図柄表示部20に停止表示して普通図柄を確定し、処理を終了する。(例えば、停止図柄信号が2バイトの16進数「0303」の場合には、10進数の「33」を普通図柄表示部20に確定表示する。また、停止図柄信号が2バイトの16進数「0707」の場合には、10進数の「77」を普通図柄表示部20に確定表示する。また、停止図柄信号が2バイトの16進数「0307」の場合には、10進数の「37」を普通図柄表示部20に確定表示する。更に、停止図柄信号が2バイトの16進数「0703」の場合には、10進数の「73」を普通図柄表示部20に確定表示する。)
そして、この普通図柄表示部20に表示されている変動パターンが、プログラムROM97から読み出した変動パターンの最終パターンでない場合には(S26:NO)、再度、S23以降の処理を実行する。
そして、表示用CPU96は、主基板71から普通図柄の変動開始指令が入力されている場合には(S28:YES)、再度、S22以降の処理を実行する。
そして、主基板71から普通図柄の変動停止指令が入力されていない場合には(S29:NO)、再度、S27以降の処理を実行する。
他方、主基板71から普通図柄の変動停止指令が入力されている場合には(S29:YES)、S25以降の処理を実行し処理を終了する。
図8に示すように、普通図柄表示部20に表示される最終変動パターンは、停止予定図柄の点滅表示である。即ち、S27において(図7参照)、表示用CPU96がRAM98から読み出した停止図柄信号に基づいてプログラムROM97から読み出した停止図柄が「33」の場合には、図8(a)に示すように、一定時間「33」が表示された後、図8(b)に示すように、一定時間「33」の表示が消され、再度、(a)と(b)の表示が順次一定時間ずつ繰り返し表示される。これにより、普通図柄の確定指令が入力された場合に、普通図柄表示部20に表示される停止図柄が点滅表示される。
尚、普通図柄の確定指令が入力された場合に、普通図柄表示部20に表示される停止図柄が「77」、「37」、「73」等の場合には、S27において(図7参照)、各停止図柄が選択されて同様に普通図柄表示部20に点滅表示される。
また、表示回路部95の表示CPU96は、主基板71のCPU75から普通図柄確定指令を受けた場合には、普通図柄を確定表示するため、この普通図柄の確定表示により表示回路部95の表示CPU96が普通図柄確定指令を受け取ったことを容易に確認することができる。
また、表示回路部95の表示CPU96が電気的ノイズ等により普通図柄確定指令を受けなかった場合には、普通図柄は点滅表示されているが、次の普通図柄変動開始指令を受けた場合には、この受け取った普通図柄変動開始指令に対応する変動パターンが普通図柄表示部20に表示されるため、遊技に支障をきたすことなく、即ち遊技者の興趣を損なうことなく遊技を続行することができる。
また、普通図柄表示部20の変動が「当たり」の普通図柄で停止した場合、若しくは「当たり」の普通図柄で点滅表示されている場合には、第2開閉扉37が開放されるため、普通図柄の変動に対して遊技者の興味を強く引きつけることができ、興趣を増大させることができる。
更に、普通図柄表示部20には左・右2列の普通図柄から構成されているため、普通図柄の変動パターンを種々変化させることができて遊技者の普通図柄への興味を更に強く引きつけることが可能となると共に、興趣を増大させることができる。
ここで、第2実施形態に係るパチンコ機の最終変動パターン表示(S27)について図9に基づいて説明する。図9は第2実施形態に係るパチンコ機の普通図柄表示部20に表示される最終変動パターンの一例を示す画像図で、(a)から(d)の繰り返しは、停止予定図柄「33」の回転表示状態を示す一連の画像図である。
尚、普通図柄の確定指令が入力された場合に、普通図柄表示部20に表示される停止図柄が「77」、「37」、「73」等の場合には、S27において(図7参照)、各停止図柄が選択されて同様に普通図柄表示部20に回転表示される。
また、表示回路部95の表示CPU96は、主基板71のCPU75から普通図柄確定指令を受けた場合には、普通図柄を確定表示するため、この普通図柄の確定表示により表示回路部95の表示CPU96が普通図柄確定指令を受け取ったことを容易に確認することができる。
また、表示回路部95の表示CPU96が電気的ノイズ等により普通図柄確定指令を受けなかった場合には、普通図柄は回転表示されているが、次の普通図柄変動開始指令を受けた場合には、この受け取った普通図柄変動開始指令に対応する変動パターンが普通図柄表示部20に表示されるため、遊技に支障をきたすことなく、即ち遊技者の興趣を損なうことなく遊技を続行することができる。
また、普通図柄表示部20の変動が「当たり」の普通図柄で停止した場合、若しくは「当たり」の普通図柄で回転表示されている場合には、第2開閉扉37が開放されるため、普通図柄の変動に対して遊技者の興味を強く引きつけることができ、興趣を増大させることができる。
更に、普通図柄表示部20には左・右2列の普通図柄から構成されているため、普通図柄の変動パターンを種々変化させることができて遊技者の普通図柄への興味を更に強く引きつけることが可能となると共に、興趣を増大させることができる。
ここで、第3実施形態に係るパチンコ機の最終変動パターン表示(S27)について図10に基づいて説明する。図10は第3実施形態に係るパチンコ機の普通図柄表示部20に表示される最終変動パターンの一例を示す画像図で、(a)から(d)の繰り返しは、停止予定図柄「33」の上下揺動表示状態を示す一連の画像図である。
尚、普通図柄の確定指令が入力された場合に、普通図柄表示部20に表示される停止図柄が「77」、「37」、「73」等の場合には、S27において(図7参照)、各停止図柄が選択されて同様に普通図柄表示部20に上下揺動表示される。
また、表示回路部95の表示CPU96は、主基板71のCPU75から普通図柄確定指令を受けた場合には、普通図柄を確定表示するため、この普通図柄の確定表示により表示回路部95の表示CPU96が普通図柄確定指令を受け取ったことを容易に確認することができる。
また、表示回路部95の表示CPU96が電気的ノイズ等により普通図柄確定指令を受けなかった場合には、普通図柄は上下揺動表示されているが、次の普通図柄変動開始指令を受けた場合には、この受け取った普通図柄変動開始指令に対応する変動パターンが普通図柄表示部20に表示されるため、遊技に支障をきたすことなく、即ち遊技者の興趣を損なうことなく遊技を続行することができる。
また、普通図柄表示部20の変動が「当たり」の普通図柄で停止した場合、若しくは「当たり」の普通図柄で上下揺動表示されている場合には、第2開閉扉37が開放されるため、普通図柄の変動に対して遊技者の興味を強く引きつけることができ、興趣を増大させることができる。
更に、普通図柄表示部20には左・右2列の普通図柄から構成されているため、普通図柄の変動パターンを種々変化させることができて遊技者の普通図柄への興味を更に強く引きつけることが可能となると共に、興趣を増大させることができる。
ここで、第3実施形態に係るパチンコ機の最終変動パターン表示(S27)について図11に基づいて説明する。図11は第4実施形態に係るパチンコ機の普通図柄表示部20に表示される最終変動パターンの一例を示す画像図で、(a)から(d)の繰り返しは、停止予定図柄「33」の左右揺動表示状態を示す一連の画像図である。
尚、普通図柄の確定指令が入力された場合に、普通図柄表示部20に表示される停止図柄が「77」、「37」、「73」等の場合には、S27において(図7参照)、各停止図柄が選択されて同様に普通図柄表示部20に左右揺動表示される。
また、表示回路部95の表示CPU96は、主基板71のCPU75から普通図柄確定指令を受けた場合には、普通図柄を確定表示するため、この普通図柄の確定表示により表示回路部95の表示CPU96が普通図柄確定指令を受け取ったことを容易に確認することができる。
また、表示回路部95の表示CPU96が電気的ノイズ等により普通図柄確定指令を受けなかった場合には、普通図柄は左右揺動表示されているが、次の普通図柄変動開始指令を受けた場合には、この受け取った普通図柄変動開始指令に対応する変動パターンが普通図柄表示部20に表示されるため、遊技に支障をきたすことなく、即ち遊技者の興趣を損なうことなく遊技を続行することができる。
また、普通図柄表示部20の変動が「当たり」の普通図柄で停止した場合、若しくは「当たり」の普通図柄で左右揺動表示されている場合には、第2開閉扉37が開放されるため、普通図柄の変動に対して遊技者の興味を強く引きつけることができ、興趣を増大させることができる。
更に、普通図柄表示部20には左・右2列の普通図柄から構成されているため、普通図柄の変動パターンを種々変化させることができて遊技者の普通図柄への興味を更に強く引きつけることが可能となると共に、興趣を増大させることができる。
但し、「ゲート通過処理」(図5参照)において、S3で「当たり」が発生したと判定された場合には(S3:YES)、S4において、パラメータ記憶エリア77Eから「普通図柄カウント値」としての代数Fを読み込み、該代数Fに対応する当たり普通図柄がその回の停止図柄としてROM76から選択される。即ち、「普通図柄カウント値」としての代数Fが「0」又は「1」の場合には、「1」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。また、普通図柄カウント値」としての代数Fが「2」又は「3」の場合には、「3」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。また、普通図柄カウント値」としての代数Fが「4」又は「5」の場合には、「5」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。また、普通図柄カウント値」としての代数Fが「6」又は「7」の場合には、「7」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。また、普通図柄カウント値」としての代数Fが「8」又は「9」の場合には、「9」がその回の普通図柄表示部20に表示される停止図柄として選択される。
図15に示すように、普通図柄表示器105に表示される最終変動パターンは、停止予定図柄の点滅表示である。即ち、S27において(図7参照)、表示用CPU96がRAM98から読み出した停止図柄信号に基づいてプログラムROM97から読み出した停止図柄が「3」の場合には、図15(a)に示すように、一定時間「3」が表示された後、図15(b)に示すように、一定時間「3」の表示が消され、再度、(a)と(b)の表示が順次一定時間ずつ繰り返し表示される。これにより、普通図柄の確定指令が入力されなかった場合には(S29:NO)、普通図柄表示器105に表示される停止図柄が点滅表示される。
また、表示回路部95の表示CPU96は、主基板71のCPU75から普通図柄確定指令を受けた場合には、普通図柄を確定表示するため、この普通図柄の確定表示により表示回路部95の表示CPU96が普通図柄確定指令を受け取ったことを容易に確認することができる。
また、表示回路部95の表示CPU96が電気的ノイズ等により普通図柄確定指令を受けなかった場合には、普通図柄は点滅表示されているが、次の普通図柄変動開始指令を受けた場合には、この受け取った普通図柄変動開始指令に対応する変動パターンが普通図柄表示器105に表示されるため、遊技に支障をきたすことなく、即ち遊技者の興趣を損なうことなく遊技を続行することができる。
また、普通図柄表示器105の変動が「当たり」の普通図柄で停止した場合、若しくは「当たり」の普通図柄で点滅表示されている場合には、第2開閉扉37が開放されるため、普通図柄の変動に対して遊技者の興味を強く引きつけることができ、興趣を増大させることができる。
(a)前記第1乃至第5実施形態では、入賞補助手段は、第2開閉扉37及び第2ソレノイド53等により構成されているが、電動式チューリップで構成しても良い。
(b)前記第1実施形態では、S27において、普通図柄表示部20の左・右2列の図柄を同時に点滅表示しているが、交互に点滅表示する構成にしてもよい。この場合にも、表示制御回路部95の表示用CPU96が、普通図柄確定指令を受け取っていないことを容易に確認することができる。
(c)前記第2実施形態では、普通図柄表示部20の左・右2列の図柄を一体的に右回転させているが、左回転させてもよい。また、左右個別に右回転、左回転させる構成にしてもよい。この場合にも、表示制御回路部95の表示用CPU96が、普通図柄確定指令を受け取っていないことを容易に確認することができる。
(d)前記第1乃至第5実施形態では、普通図柄は数字表示であるが、キャラクタ表示等であってもよい。この場合には、普通図柄に更に多様性を持たせることができる。
(e)前記第1乃至第4実施形態では、普通図柄は平面文字であるが、立体文字で表して、S27の最終変動パターンとして立体文字の回転表示等をしてもよい。この場合にも、表示制御回路部95の表示用CPU96が、普通図柄確定指令を受け取っていないことを容易に確認することができる。
(f)前記第1乃至第4実施形態では、普通図柄表示部20に左・右2列の普通図柄を表示したが、上・下2列に普通図柄を表示させる構成にしてもよい。また、2列以上の普通図柄を表示する構成にしてもよいし、1個の普通図柄を表示する構成にしてもよい。この場合にも、表示制御回路部95の表示用CPU96が、普通図柄確定指令を受け取っていないことを容易に確認することができる。
(g)前記第1乃至第5実施形態では、普通図柄の変動パターンは1種類にしたが(S22参照)、2種類以上にしてもよいし、確変・時短モードの場合には、早く減速するようにしてもよい。この場合には、変動パターンに更に多様性を持たせることができると共に、確変・時短モードの場合には、遊技者により有利となるため、遊技者の興味を強く引きつけることができる。
(h)前記第2乃至第4実施形態では、最終変動パターンは一定方向の回転や一定方向の揺動であったが、任意方向の回転や任意方向の揺動や移動等、若しくはこれらの組み合わせであってもよい。この場合にも、表示制御回路部95の表示用CPU96が、普通図柄確定指令を受け取っていないことを容易に確認することができる。
(i)前記第5実施形態では、普通図柄表示器105には1桁の数値を表示する構成にしたが、2個の7セグメントLEDや小型液晶表示器等を配置して2桁以上の数値や複数列のキャラクタ等を表示する構成にしてもよい。この場合には、変動パターンに更に多様性を持たせることができる。
(j)前記第1乃至第5実施形態では、S27において、確定信号が入力されていない場合には(S29:NO)、停止図柄信号に対応する最終変動パターンをプログラムROM97から読み出し、普通図柄表示部20や普通図柄表示器105に表示する構成にしているが、各普通図柄の変動パターンの最終パターンを表示し続ける構成にしてもよい。この場合には、各最終パターンは停止図柄信号に対応する最終変動パターンにすればよい。これにより、処理プログラムをコンパクト化でき表示制御回路部95の小型化を図ることができる。
(k)前記第5実施形態では、S27において、普通図柄表示器105に数値の点滅表示にしているが、回転表示等してもよい。また、2桁以上の表示の場合には、交互の点滅表示や揃って点滅表示や、流れるような点滅表示等にしてもよい。この場合にも、表示制御回路部95の表示用CPU96が、普通図柄確定指令を受け取っていないことを容易に確認することができる。
2 遊技盤
18 特別図柄表示装置
19 液晶表示器
20 普通図柄表示部
32、33 ゲート
37 第2開閉扉
38 第2始動口
53 第2ソレノイド
71 主基板
75 CPU
95 表示制御回路部
96 表示用CPU
97 プログラムROM
99 VDP
105 普通図柄表示器
Claims (1)
- 普通図柄表示部に普通図柄を表示する図柄表示手段を備えたパチンコ機において、
前記普通図柄は、複数種類の普通図柄から構成され、
前記各普通図柄に予め付された所定の選択確率値に基づいて、一の普通図柄を選択する普通図柄選択手段と、
前記普通図柄選択手段によって選択された普通図柄を表す第1制御信号と、普通図柄の変動の停止を表す第2制御信号とを前記図柄表示手段へ出力する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記第1制御信号を出力してからの経過時間を計測する出力後経過時間計測手段を有し、
該制御手段は、前記出力後経過時間計測手段によって所定時間の経過時間が計測された場合には、前記第2制御信号を前記図柄表示手段へ出力するように制御し、
前記図柄表示手段は、
前記各普通図柄の変動が表示される所定変動パターンを記憶する変動パターン記憶手段と、
前記制御手段から前記第1制御信号が入力された場合には、該第1制御信号に対応する前記所定変動パターンを前記普通図柄表示部に表示する共に、前記制御手段から第2制御信号が入力されるまで該所定変動パターンを表示するように制御する表示制御手段と、
前記制御手段から前記第1制御信号を入力されてからの経過時間を計測する入力後経過時間計測手段と、
を有し、
前記所定変動パターンは、前記入力後経過時間計測手段によって前記所定時間の経過時間が計測されるまで表示する経過変動パターンと、前記入力後経過時間計測手段によって前記所定時間の経過時間が計測された後に前記第1制御信号に対応する普通図柄を視認可能な所定の変動表示で表示する最終変動パターンとを含み、
前記表示制御手段は、前記入力後経過時間計測手段によって前記所定時間の経過時間が計測されるまで前記経過変動パターンを表示して、前記入力後経過時間計測手段によって前記所定時間の経過時間が計測された後には前記最終変動パターンを繰り返し表示するように制御すると共に、前記制御手段から前記第2制御信号が入力された場合には、前記普通図柄表示部に表示している前記経過変動パターン又は前記最終変動パターンを停止させて、前記第1制御信号に対応する普通図柄を確定表示するように制御することを特徴とするパチンコ機。
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