JP4330740B2 - 遊技機のステージ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば可変図柄表示装置の下方に位置している入賞口に遊技球を導くため、可変図柄表示装置に設けた遊技機のステージに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の遊技機のステージとして、例えば特開平9−276489号公報に記載されているステージが知られてる。
このステージは、奥側のステージと、手前側のステージとを備えた二段構造のステージであり、各ステージには、入賞口に遊技球を落下させる排出口が設けられており、奥側のステージの排出口から手前側のステージの排出口を介して落下する遊技球の方が、手前側のステージの排出口から落下する遊技球より入賞口の入賞確率が高く設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このステージは、奥側のステージと手前のステージとがガード部材で仕切られおり、遊技者は、奥側のステージを転がる遊技球の動きしか、入賞口への高い入賞確率を期待できないので、期待感が増大するという遊技性の面で問題がある。
【0004】
また、遊技球は各ステージ上を単純なパターンで転がるので、遊技者が興味を持って遊技をし続けることができないおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、遊技者の期待感が増大し、遊技球の転動に目が離せず、興味を持って遊技を楽しむことができる遊技機のステージを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の遊技機のステージは、遊技球が転がる通路が左右方向に延在している奥側のステージと、この奥側のステージに平行に沿って通路が左右方向に延在している手前側のステージと、前記奥側のステージの左右の中央部を僅かに低くして形成した第1排出部と、前記手前のステージの左右の中央部を前記第1排出部よりさらに低くして形成した第2排出部と、前記奥側のステージ及び前記手前側のステージの間の一部を仕切る仕切り部材とを備え、前記奥側のステージ上の遊技球が、前記第1排出部及から前記第2排出部を通過して下方に落下するときに、下方位置に設けた入賞口に入賞する確率が高くなるようにした遊技機のステージにおいて、前記仕切り部材は、前記奥側のステージと前記手前側のステージの左右両端部を仕切らず、それら奥側のステージ及び手前側のステージの左右両端部に、両者のステージへの前記遊技球の行き来が可能なリターン路を設け、当該リターン路を形成している前記奥側のステージ及び前記手前側のステージの左右両端部における遊技球が当接する壁面は、一定の勢いを超えた前記遊技球が一方のステージ上を転がってきたときには他方のステージへ導き、勢いの弱い遊技球が一方のステージ上を転がってきたときにはその一方のステージ上を左右方向に繰り返し転がって揺動する一つの曲面で形成されている。
【0006】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊技機のステージにおいて、前記奥側のステージ及び前記手前側のステージを、円弧面形状で左右に延在している曲面転動路とした。
【0007】
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の遊技機のステージにおいて、前記リターン路は、前記奥側のステージの端部側から前記手前側のステージの端部側に向かうに従い、上り傾斜を付けて形成されている。
【0008】
また、請求項記載の発明は、請求項1乃至の何れかに記載の遊技機のステージにおいて、前記奥側のステージの左右位置に、ワープゾーンのワープ出口が臨んでいるようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の遊技機として例えばパチンコ機のステージに係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る遊技盤2の示す正面図を示すものであり、この遊技盤2の表面にはガイドレール4で囲まれる遊技部6が形成されており、遊技部6の略中央に可変図柄表示装置10が設けられている。この可変図柄表示装置10の下方には、一般入賞口12a、12b、12c、12d、始動入賞口13、変動入賞装置14が設けられている。また、遊技部6の各所に、風車16、ランプ風車18が配設されているとともに、遊技部6の最下部にアウト口22が設けられている。また、図1では示していないが、遊技部6の全域に遊技釘が設けられている。
【0010】
そして、遊技者が発射した遊技球が、前述した始動入賞口13などに入賞すると、可変図柄表示装置10が図柄の変動表示を開始し、図柄の変動表示を開始後、所定時間が経過して停止した図柄の組み合わせが予め定めた図柄となったときに、大当たりとなって変動入賞装置14が開口するようになっている。
また、図1の符号19a、19b、19cは、可変図柄表示装置10の上部にビス止めにより固定した立体部品からなる第1〜第3のキャラクタ飾りである。これら第1〜第3のキャラクタ飾り19a、19b、19cは、可変図柄表示装置10の最上部に設けたひさし部10aの下方に位置しているが、図2及び図3に示すように、第1のキャラクタ飾り19aのみが、ひさし部10aより前方に突出している。そして、ひさし部10aの左右縁部には、キャラクタ飾りの保護用リブ10b、10cが連続して設けられており、これら保護用リブ10b、10cは、図2及び図3に示すように、第1のキャラクタ飾り19aより前方に突出している。
【0011】
このように、保護用リブ10b、10cを第1のキャラクタ飾り19aより前方に突出した構造とすると、キャラクタ飾り19a、19b、19cを裏側からビス21a、21bで止めるために作業机上に可変図柄表示装置10を裏返して載せる際に、第1〜第3のキャラクタ飾り19a、19b、19cが作業机に接触して傷つくおそれがなく、保護用リブ10b、10cが、第1〜第3のキャラクタ飾り19a、19b、19cと作業机との接触を防止する治具台として機能する。また、可変図柄表示装置10を配置した遊技盤2を複数台重ねて運搬する際にも、上側の遊技盤2の裏面部材が、下側の遊技盤2のキャラクタ飾り19a、19b、19cに接触して損傷するのを保護用リブ10b、10cが保護する機能も有する。さらに、保護用リブ10b、10cは、発射された遊技球が接触することによって、可変図柄表示装置10の周囲に配設された始動入賞口13やワープ入口30aの方向に遊技球を誘導させる機能も備える。
【0012】
また、図1において可変図柄表示装置10の左側及び右側に一対のワープゾーン30が設けられているとともに、可変図柄表示装置10の下部に、各ワープゾーン30から流れ出た遊技球を、可変図柄表示装置10の下方に位置した始動入賞口13側に導くためのステージ32が設けられている。
ワープゾーン30は、図4及び図5に示すように、可変図柄表示装置10の側部で開口しているワープ入口30aと、ワープ入口30aに連通して遊技者が見えない遊技球の通路として形成され、ワープ入口30aに入った遊技球をステージ32側に導くワープ通路30bと、ワープ通路30bの途中に設けた減速機構30cと、ワープ通路30bと連通してステージ32に向けて開口しているワープ出口30dを備えている。減速機構30cは、ワープ通路30b内を通過する遊技球Bに接触してステージ32に流れ出る遊技球Bの速度を遅くする機構である。
【0013】
ステージ32は、ワープゾーン30から流れてきた遊技球Bを集合して落下させる際に、遊技球Bの始動入賞口13への入賞率を高める遊技部材であり、図6に示すように、遊技球が転がる転動路が左右方向に延在している奥側のステージ36と、奥側のステージ36と同様に転動路が左右方向に延在している手前側のステージ38とを備えた2段ステージ構造としている。なお、符号33で示す部材は、ステージ32の直下に配設した遊技釘である。
【0014】
奥側のステージ36の転動路は、中央部を除いた転動路36a、36bが平坦面に形成されているとともに、前記中央部が、他の転動路36a、36bより低い浅い球面状の第1排出部36cとして形成されている。第1排出部36cの幅は、遊技球Bの一個程度の幅に設定されている。そして、前述した一対のワープゾーン30の各ワープ出口30dが、転動路36a、36bに向けて左右から開口している
手前側のステージ38の転動路は、前述した奥側のステージ36の転動路より僅かに低く形成されており、中央部を除いた転動路38a、38bが平坦面に形成されているとともに、前記中央部が、他の転動路38a、38bより低い浅い球面状の第2排出部38cとして形成されている。そして、第2排出部38cは、自身の最低位置を第1排出部36cの最低位置の前方としているとともに、その幅が、遊技球Bの略三個程度の幅に設定されている。
【0015】
そして、奥側のステージ36及び手前側のステージ38の間に仕切り部材40a、40bを設け、手前側のステージ38の前面にも仕切り部材40c、40dを設けている。
仕切り部材40a、40bは、ステージ32の左右縁部から離間し、第1排出部36c及び第2排出部38cからも離間して設けられており、第1排出部36cから第2排出部38cへ遊技球Bを導く排出路41aの他に、ステージ32の左右縁部側に、奥側のステージ36から手前側のステージ38へ、或いは手前側のステージ38から奥側のステージ36へ遊技球Bが転がるリターン路41bを設けている。また、仕切り部材40c、40dは、第2排出部38bの前面側のみを開口するように設けられている。ここで、リターン路41bを形成しているステージ32の左右縁部は、一定の勢いを超えて転がっている遊技球Bを逆側のステージ(遊技球Bが奥側のステージ36から転動してきた場合には手前側のステージ38、或いは、遊技球Bが手前側のステージ38から転動してきた場合には奥側のステージ36、)にスムーズに送り出し、勢いが弱く転がっている遊技球Bは、元のステージに戻して揺動させるような曲面部42に形成している。
【0016】
次に、図7に、ワープゾーン30から流れてきた遊技球Bがステージ32上を転がり、始動入賞口13に向けて落下する動作について説明する。
左側のワープ出口30dから出てきた遊技球Bは奥側のステージ36を右側に向けて転がり、右側のワープ出口30dから出てきた遊技球Bは奥側のステージ36を左側に向けて転がっていく。
【0017】
この際、奥側のステージ36で転がる遊技球Bのうち、勢いの弱い遊技球Bは、曲面部42に当接した後、奥側のステージ36の矢印e方向の揺動を繰り返す。また、一定の勢いを超えた遊技球Bは、リターン路41bの曲面部42に当接して移動し、手前側のステージ38を転がる。
そして、手前側のステージ38で転がる遊技球Bのうち、勢いが弱まった遊技球Bは、曲面部42に当接した後、手前側のステージ38の矢印f方向の揺動を繰り返す。また、依然として勢いが落ちていない遊技球Bは、リターン路41bの曲面部42に沿って移動し、再度、奥側のステージ36を転がっていく。
【0018】
ここで、始動入賞口13への入賞確率は、奥側のステージ36の第1排出部36cに乗った遊技球Bが、この第1排出部36cから排出路41aを通過して前方に転がって第2排出部38cに移動し(矢印g方向)、この第2排出部38cから前方に転がった後に(矢印h方向)始動入賞口13に向けて落下する場合が、一番確率が高くなる。
【0019】
そのため、遊技者は、手前側のステージ38を遊技球Bが転がっていても、その遊技球Bが、リターン路41bを通過して奥側のステージ36を転がり、さらに、矢印g方向から矢印h方向へ転がって始動入賞口13への入賞確率が高くなるのを期待することができる。したがって、ステージ32を転がる遊技球Bのパターンがバラエティに富んで面白く、遊技者が興味を持って遊技を楽しむことができる遊技機を提供することができる。
【0020】
また、図8に示すように、遊技釘33から跳ね上がった遊技球Bが、ステージ32上に乗る場合もある。このとき、図に示すように、手前側のステージ38に乗った遊技球Bが、すぐに第2排出部38cから前方に転がって始動入賞口13に向けて落下する場合には、始動入賞口13への入賞確率がさほど高くない。
本実施形態では、手前側のステージ38に乗った遊技球Bが、左側に転動してリターン路41bの曲面部42に当接して、裏側のステージ36に転がっていきやすい。そして、遊技球Bが、裏側のステージ36で矢印e方向の揺動を繰り返し、第1排出部36cから排出路41aを通過して第2排出部38cに転がり、始動入賞口13に向けて落下すると、始動入賞口13への入賞確率が高くなり、遊技者にとって有利な状態となる。
【0021】
次に、図9及び図10に示すものは、図1から図8で示したステージ32と異なる構造のステージ50を示すものである。なお、図示していないが、ステージ50の下方に始動入賞口13が設けられているものとする。
本実施形態では、可変図柄表示装置10の側部にワープゾーンを設けておらず、可変図柄表示装置10の下部に設けたステージ50には、遊技釘33から跳ね上がった遊技球Bだけが流れ込む。
【0022】
本実施形態のステージ50は、奥側のステージ52と、手前側のステージ54とを備えた2段ステージ構造である。
奥側のステージ52は、円弧面形状で左右方向に延在している曲面転動路52aと、この曲面転動路52aの左右方向の中央部に形成した第1排出部52bと、曲面転動路52aの左右の端部に連続し、これらの端部に向かって下り傾斜を付けて形成した傾斜転動路52cとで構成されている。そして、第1排出部52bは、浅い球面状に形成されているとともに、その幅は遊技球Bの一個程度の幅に設定されている。
【0023】
また、手前側のステージ54は、奥側のステージ52より僅かに低く形成されており、円弧面形状で左右方向に延在している曲面転動路54aと、この曲面転動路54aの左右方向の中央部に形成した第2排出部54bと、曲面転動路54aの左右の端部から前記奥側のステージ52の傾斜転動路52cまで連続し、前端から傾斜転動路52cに向かうに従い下り傾斜を付けた傾斜転動路54cとで構成されている。これにより、曲面転動路54aの左右の端部と傾斜転動路54cとの間には、奥側のステージ52の傾斜転動路52cから曲面転動路54aへの遊技球Bの流れ込みを規制する規制リブ54dが設けられている。また、第2排出部54bは、浅い球面状に形成されているとともに、自身の最低位置を第1排出部52bの最低位置と前後方向で一致させているとともに、その幅が、遊技球Bの略三個程度の幅に設定されている。
【0024】
そして、奥側のステージ52及び手前側のステージ54の曲面転動路52a、54aに沿う位置に、第1排出部52bから第2排出部54bへ遊技球Bを導く排出路56を設けた状態で仕切り部材58a、58bが配設されている。
ここで、本実施形態の傾斜転動路52c、54cが、本発明のリターン路に相当する。
【0025】
次に、遊技釘33から跳ね上がった遊技球Bがステージ50上に乗り、ステージ50上を転がった後に、始動入賞口13に向けて落下する動作について説明する。
左側の遊技釘33から跳ね上がった遊技球Bが、矢印j方向に示すように手前側のステージ54の傾斜転動路54cに乗ると、遊技球Bは傾斜転動路52cを通過して奥側のステージ52を右側に向けて転がっていく。この際、上り坂である右側の転動傾斜路52c、右側の傾斜転動路54cを遊技球Bが転がりながら上がると、遊技球Bの勢いが弱くなり、規制リブ54dを乗り越えることができず、再度戻って奥側のステージ52の曲面転動路52aの左右方向の揺動を繰り返す。そして、曲面転動路52aでの揺動を繰り返す遊技球Bは直ぐに転がり速度が遅くなるので、第1排出部52bに乗り、この第1排出部52bから排出路56を通過して前方に転がって第2排出部54bに移動し、この第2排出部54bから前方に転がった後に落下し、始動入賞口13への入賞率が高くなる。
【0026】
また、遊技球Bが、一定の勢いをもって矢印k方向に示すように手間側のステージ54の曲面転動路54aに乗ると、遊技球Bは右側の傾斜転動路54c、52cを通過して奥側のステージ52を左側に向けて転がっていく。この際、上り坂である左側の傾斜転動路52c、左側の傾斜転動路54cを遊技球Bが転がると、勢いが弱くなって規制リブ54dを乗り越えることができず、再度戻って奥側のステージ52の曲面転動路52aの左右方向の揺動を繰り返す。そして、曲面転動路52aでの揺動を繰り返す遊技球Bの転がり速度が遅くなると、第1排出部52bに乗り、この第1排出部52bから排出路56を通過して前方に転がって第2排出部54bに移動し、この第2排出部54bから前方に転がった後に落下し、始動入賞口13への入賞率が高くなる。
【0027】
このように、遊技者は、手前側のステージ54に遊技球Bが乗っても、その遊技球Bが傾斜転動路54c、52cを通過して奥側のステージ52に転がり、第1排出部52b及び第2排出部54bを通過して始動入賞口13への入賞確率が高くなるのを期待することができる。さらに、複数の遊技球Bが連続してステージ32、50に流れ込んだ場合には、遊技球どうしが接触して転動する勢いに不測の変化が生じる。したがって、遊技釘33から跳ね上がった遊技球Bだけが流れ込んでも、ステージ50を転がる遊技球Bのパターンがバラエティに富んで面白いので、遊技者が興味を持って遊技を楽しむことができる遊技機を提供することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の遊技機のステージによると、遊技者は、手前側のステージを遊技球が転がっていても、その遊技球が、リターン路を通過して奥側のステージを転がり、さらに、第1排出部から第2排出部を通過して落下し、入賞口への入賞確率が高くなるのを期待することができる。したがって、ステージを転がる遊技球のパターンがバラエティに富んで面白く、遊技者が興味を持って遊技を楽しむことができる遊技機を提供することができる。
【0029】
また、請求項1、2記載の発明によると、奥側のステージと手前側のステージの左右両端部における遊技球が当接するリターン路の壁面を、勢いの弱い遊技球が一方のステージ上を転がってきたときには、その一方のステージ上を左右方向に繰り返し転がって揺動する一つの曲面で形成したので、その遊技球が奥側のステージ上で転がっているときには、第1排出部から第2排出部を通過して落下し、入賞口への入賞確率が高くなるのを期待することができる。
【0030】
また、請求項記載の発明によると、奥側のステージ及び手前側のステージを、円弧面形状で左右に延在している曲面転動路としたことから、若し、遊技球が奥側のステージ上で揺動しているときには、すぐに揺動が収束し、第1排出部から第2排出部を通過して落下して入賞口への入賞確率が高くなるのを期待することができる。
【0031】
また、請求項に記載の発明によると、リターン路を、奥側のステージの端部側から手前側のステージの端部側に向かうに従い、上り傾斜を付けて形成したので、奥側のステージから手前側のステージに移行しようとする遊技球の勢いを弱くして、奥側のステージに戻して第1排出部から第2排出部を通過して落下して入賞口への入賞確率が高くなるのを期待することができる。
【0033】
さらに、請求項記載の発明によると、ワープゾーンから奥側のステージに流れ込んだ遊技球が、奥側或いは手前側のステージに移行するので、ステージを転がる遊技球のパターンがバラエティに富んでさらに面白くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技盤を正面から示した図である。
【図2】本発明に係る可変図柄表示装置の上部に配置したキャラクタ飾りを示す図である。
【図3】図2のIII −III 線矢視図である。
【図4】本発明に係るワープゾーンを示す正面図である。
【図5】図4のV −V 線矢視図である。
【図6】本発明の第1実施形態のステージを示す平面断面図である。
【図7】第1実施形態のステージ上を転がる遊技球の動きを示す図である。
【図8】第1実施形態のステージ近くの遊技釘から跳ね上がってステージ上に転がる遊技球の動きを示す図である。
【図9】第2実施形態のステージを示す斜視図である。
【図10】図9のX −X 線矢視図である。
【符号の説明】
10 可変図柄表示装置
13 始動入賞口(入賞口)
30 ワープゾーン
30d ワープ出口
32、50 ステージ
33 遊技釘
36、52 奥側のステージ
36a、36b 転動路
36c、52b 第1排出部
38、54 手前側のステージ
38a、38b 転動路
38c、54b 第2排出部
40a、40b、40c、40d 仕切り部材
41b リターン路
42 曲面部(壁面)
52a、54a 曲面転動路
52c、54c 傾斜転動路(リターン路)
54d 規制リブ(規制部材)
B 遊技球

Claims (4)

  1. 遊技球が転がる通路が左右方向に延在している奥側のステージと、この奥側のステージに平行に沿って通路が左右方向に延在している手前側のステージと、前記奥側のステージの左右の中央部を僅かに低くして形成した第1排出部と、前記手前のステージの左右の中央部を前記第1排出部よりさらに低くして形成した第2排出部と、前記奥側のステージ及び前記手前側のステージの間の一部を仕切る仕切り部材とを備え、前記奥側のステージ上の遊技球が、前記第1排出部及から前記第2排出部を通過して下方に落下するときに、下方位置に設けた入賞口に入賞する確率が高くなるようにした遊技機のステージにおいて、
    前記仕切り部材は、前記奥側のステージと前記手前側のステージの左右両端部を仕切らず、それら奥側のステージ及び手前側のステージの左右両端部に、両者のステージへの前記遊技球の行き来が可能なリターン路を設け、当該リターン路を形成している前記奥側のステージ及び前記手前側のステージの左右両端部における遊技球が当接する壁面は、一定の勢いを超えた前記遊技球が一方のステージ上を転がってきたときには他方のステージへ導き、勢いの弱い遊技球が一方のステージ上を転がってきたときにはその一方のステージ上を左右方向に繰り返し転がって揺動する一つの曲面で形成されていることを特徴とする遊技機のステージ。
  2. 前記奥側のステージ及び前記手前側のステージを、円弧面形状で左右に延在している曲面転動路としたことを特徴とする請求項1記載の遊技機のステージ。
  3. 前記リターン路は、前記奥側のステージの端部側から前記手前側のステージの端部側に向かうに従い、上り傾斜を付けて形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機のステージ。
  4. 前記奥側のステージの左右位置に、ワープゾーンのワープ出口が臨んでいることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機のステージ。
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