JP2004113548A - 弾球遊技機 - Google Patents

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JP2004113548A
JP2004113548A JP2002282403A JP2002282403A JP2004113548A JP 2004113548 A JP2004113548 A JP 2004113548A JP 2002282403 A JP2002282403 A JP 2002282403A JP 2002282403 A JP2002282403 A JP 2002282403A JP 2004113548 A JP2004113548 A JP 2004113548A
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Tsuneji Mitsuya
三津谷 常志
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Sansei R&D Co Ltd
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Sansei R&D Co Ltd
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Abstract

【課題】新鮮な遊技感覚を提供することが可能な弾球遊技機を提供する。
【解決手段】本発明に係るパチンコ遊技機は、表示部34を囲む表示枠体23に、始動入賞口14に遊技球を案内する球通路60を形成し、その球通路60の球入口65に開閉部材72を備えた構造になっている。そして、確率変動状態となったときに開閉部材72が開放され、始動入賞口14への入賞する機会が増える。開閉部材72のように確率変動状態になったことを起因に作動する役物は今までになかったので、新鮮な遊技感覚を提供することができる。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機に代表される弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の弾球遊技機の一例として図18に示したパチンコ遊技機は、図柄表示装置1を囲んだ表示枠体2の側部に入球口2Aを備え、その入球口2Aに案内翼片3を開閉可能に設けた構成になっている(例えば、特許文献1参照)。また、案内翼片3は、常には閉止状態となっており、表示枠内2への遊技球の進入を規制している。そして、遊技球がゲート4を通過し、それに起因した判定結果が当たりとなった場合に、案内翼片3が開き、表示枠体2内に遊技球が進入可能な状態となる。また、遊技球は表示枠体2内に進入すると、表示枠体2の下方の特別始動口5に入賞し易い状態となる。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−85739号公報(段落[0042]、[0047]第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のパチンコ遊技機では、遊技球がゲート4を通過したことに伴った当たり判定を案内翼片3の作動要因としており、これは従来のパチンコ遊技機の役物として広く知られた所謂チューリップの作動要因と同じである。また、遊技が大当たりになったことを案内翼片3の作動要因としても、従来のパチンコ遊技機の役物として広く知られた所謂大入賞口の作動要因と同じになる。このため、新鮮な遊技感覚の弾球遊技機の開発が求められていた。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、新鮮な遊技感覚を提供することが可能な弾球遊技機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、遊技球が打ち出される遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域に設けられて、遊技球が入賞可能な特別入賞口と、特別入賞口への入賞に起因して、第1及び第2の当否判定を行う判定手段とを備え、第1の当否判定では、通常遊技時より遊技者にとって有利な特別遊技を実行するか否かに関する当否判定を行い、第2の当否判定では、特別遊技の実行後に、特別遊技とは異なる特典遊技を実行するか否かに関する当否判定を行う弾球遊技機であって、種々の図柄を変動表示する表示部を遊技領域に設けて、その表示部の周りを囲む表示枠体に、特別入賞口に向けて遊技球を案内する球通路を形成すると共に、球通路を通過した遊技球の方が、球通路を通過しない遊技球よりも特別入賞口に入賞する可能性が高くなるように構成し、球通路への遊技球の進入を規制する閉止状態と進入を許容する開放状態とに開閉動作する開閉部材と、開閉部材を駆動制御する開閉駆動制御部とを備え、特典遊技は、開放駆動制御部により開放部材を開放状態にして通常遊技時よりも特別入賞口へ遊技球が入賞し易くなるように構成したところに特徴を有する。
なお、本発明において「通常遊技」とは、「特別遊技」と「特典遊技」とを除く全ての遊技のことをいう。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載の弾球遊技機において、第1の当否判定で当たりになる確率として、通常判定用確率と、その通常判定用確率より当たりになる確率が高い特典判定用確率とを設け、特典遊技が決定された場合には、特典判定用確率を採用する一方、特典遊技が決定されなかった場合には、通常判定用確率を採用するように構成したところに特徴を有する。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2の何れかに記載の弾球遊技機において、表示部には、特別入賞口への入賞に起因して、複数の図柄が変動表示されると共に、所定の図柄変動時間の経過後に、複数の図柄が停止表示されて、その停止表示された図柄組み合わせにて第1の当否判定による当否判定結果が表示されるように構成され、特典遊技を決定された場合には、通常遊技時に比べて、図柄変動時間が短縮されるところに特徴を有する。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の弾球遊技機において、開閉駆動制御部は、特典遊技が決定された場合に、開閉部材を所定期間に亘って開放状態に維持するように構成したところに特徴を有する。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の弾球遊技機において、球通路から遊技球を排出する球出口の真下に、特別入賞口を配置したところに特徴を有する。
【0011】
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の弾球遊技機において、球通路には、表示枠体内に形成されたトンネル路と、表示枠体の下辺に形成されてトンネル路を通過した遊技球が転動する転動路とからなり、転動路は横方向の一箇所に設けた最下部に向かって傾斜しかつその最下部が前方に向かって下るように傾斜したところに特徴を有する。
【0012】
請求項7の発明は、請求項6に記載の弾球遊技機において、転動路の前縁部には、前方から遊技球の進入を規制する前面壁を備えたところに特徴を有する。
【0013】
請求項8の発明は、請求項6又は7に記載の弾球遊技機において、転動路は、表示枠体の下辺の奥側に配設された第1転動路と、第1転動路の前側に配設された第2転動路とから構成されたところに特徴を有する。
【0014】
請求項9の発明は、請求項1乃至8の何れかに記載の弾球遊技機において、開閉部材は、開放状態で表示枠体から側方に突出するように構成され、遊技盤には、遊技盤を流下する遊技球を開放した開閉部材に向けて案内する誘導釘が備えられたところに特徴を有する。
【0015】
請求項10の発明は、請求項1乃至9の何れかに記載の弾球遊技機において、開閉駆動制御部は、通常遊技時において、所定条件が成立したときには、開閉部材を開放状態とするところに特徴を有する。
【0016】
請求項11の発明は、請求項10に記載の弾球遊技機において、開閉駆動制御部は、通常遊技時より特典遊技時の方が特別入賞口に遊技球が入賞し易くなるように開閉部材を駆動するところに特徴を有する。
【0017】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
請求項1の弾球遊技機では、特別遊技後に特典遊技が実行されると、開閉部材が開放状態となり、遊技球を球通路に受け入れて特別入賞口に案内する。このように本発明の弾球遊技機に備えた開閉部材は、従来の弾球遊技機の役物とは異なる要因で開放するので新鮮な遊技感覚を提供することができる。また、特典遊技時に特別入賞口へ遊技球が入賞し易くすることによって、遊技者に有利な特典を付与することができる。
【0018】
<請求項2の発明>
請求項2の弾球遊技機では、遊技が当たりになる確率が高い状態で開閉部材が開放状態となって球通路から特別入賞口に遊技球が案内され、特別入賞口に入り易くなる。これにより、遊技者の期待感を高めることができる。
【0019】
<請求項3の発明>
請求項3の弾球遊技機では、特典遊技が決定された場合には、表示部おける図柄変動時間が通常遊技時に比べて短くなって当否判定が行われる機会が通常遊技時より多くなる。この状態で開閉部材が開いて遊技球が特別入賞口に入り易くなるので、遊技者の期待感を高めることができる。
【0020】
<請求項4の発明>
請求項4の弾球遊技機では、特典遊技が決定された場合に、開閉部材が所定期間に亘って開放状態に維持されるので、より多くの遊技球を球通路へ進入させることが可能となる。
【0021】
<請求項5の発明>
請求5の弾球遊技機では、球通路における球出口の真下に特別入賞口を配置したので、球通路を通過した遊技球が特別入賞口に入賞し易くなる。
【0022】
<請求項6の発明>
請求項6の弾球遊技機では、球通路に転入した遊技球は、トンネル路から転動路に案内されてその転動路の最下部に集められ、そこから前方に排出されて特別入賞口に案内される。このとき、転動路を転動する遊技球の動作を見て楽しむことができる。
【0023】
<請求項7の発明>
請求項7の弾球遊技機では、転動路の前端部に前面壁を設けたので、前側から転動路に遊技球が進入するのを防ぐことができる。これにより、転動路を通過中の遊技球の案内方向を乱すことが防がれる。
【0024】
<請求項8の発明>
請求項8の弾球遊技機では、前記転動路は第1転動路と第2転動路を前後に配置してなるので奥行き感を出すことができる。
【0025】
<請求項9の発明>
請求項9の弾球遊技機では、開閉部材が開放状態時には、表示枠体の側方に突出され、表示枠体の側方を流下する遊技球を受けて球通路へ案内することができる。また、遊技盤を流下する遊技球を開放した開閉部材に向けて案内する誘導釘を設けたので、より多くの遊技球を介して球通路へ案内することができる。
【0026】
<請求項10の発明>
請求項10の弾球遊技機によれば、遊技者は、通常遊技時においても開放部材が開放されることを期待しながら遊技を行うことができる。
【0027】
<請求項11の発明>
請求項11の発明によれば、通常遊技時よりも特典遊技時の方が特別入賞口に遊技球が入賞しやすいので、遊技者は、特典遊技が実行されることを期待しつつ遊技を行うことができる。
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
以下、本発明を適用したパチンコ遊技機に係る一実施形態を、図1〜図17に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のパチンコ遊技機の遊技盤11には、ガイドレール12で囲まれたほぼ円形の遊技領域R1が形成され、遊技領域R1の中央部に、表示装置13が備えられている。遊技領域R1のうち表示装置13の下方には、始動入賞口14(本発明の「特別入賞口」に相当する)、大入賞口15及び外れ球受入れ口16が、上から順に間隔を開けて並べて設けられている。また、遊技領域R1のうち表示装置13等を挟んだ左右の両側には、上から順に、ランプ風車17、風車19、一般入賞口20,21が設けられ、ガイドレール12に沿った両側部には、サイドランプ22,22が設けられている。さらに、遊技領域R1全体に亘って、図示しない複数の障害釘が起立している。
【0028】
パチンコ遊技機のうち遊技盤11より下方には、上皿27A及び下皿27Bが上下2段にして設けられている。そして、下皿27Bの右端部に設けた操作ノブ28を操作することで、上皿27Aに収容された遊技球が遊技盤11に向けて弾き出される。また、上皿27Aに設けたボタン29を押せば、上皿27Aから下皿27Bに遊技球が移動して収容される。さらに、上皿27Aの両側には、スピーカ59Sが備えられている。
【0029】
次に所要の各部位についてさらに詳説する。
始動入賞口14は、所謂、ポケット構造をなして上方に向かって開口しており、その開口幅は、遊技球が約1つ入る大きさになっている。始動入賞口14に遊技球が入賞すると、始動入賞口14内に設けた図柄始動スイッチ31(図6参照)が遊技球を検出し、その検出信号に基づいて、後述する大当たり当否判定処理(S66、本発明の「第1の当否判定」に相当する)が行われ、表示装置13が図柄を変動表示する。なお、始動入賞口14に遊技球が入賞すると、所定数の賞球が上皿27Aに払い出される。
【0030】
ここで、始動入賞口14に遊技球が入球した場合は、その入球に起因して所定の乱数が最大4つまで保留されて、一時記憶される。そして、表示部34において図柄80,81,82の変動表示が開始されるときに、保留記憶数が1つ減らされて、保留記憶数が0になるまでこの動作が繰り返される。この保留記憶数は、保留球数計測カウンタにて最大4つまで計測され、表示装置13のうち、後述する表示枠体23の両側に1対ずつ配設された計4つのLED25の点灯数でもって遊技者に報知される。
【0031】
大入賞口15は、横長に形成されて、常には、可動扉15Tにて閉塞されている。そして、後述する所定条件の成立によって、パチンコ遊技機が「大当たり状態」になると、遊技盤11の裏に設けたソレノイド15S(図6参照)が駆動され、可動扉15Tが所定期間に亘って前側に倒れる。これにより、大入賞口15が開放され、可動扉15Tを案内にして、大入賞口15に多くの遊技球が入賞可能になる。ここで、可動扉15Tが、開放してから閉じるまでの間を「ラウンド」と称すると、1つのラウンドは、可動扉15Tの開放時間が29秒に達したか、又は、大入賞口15に遊技球が10個入賞したか、の何れかの終了条件が先に満たされた場合に終了する。
【0032】
大入賞口15の内部には、継続入賞口と計数入賞口とが設けられており、これら継続入賞口及び計数入賞口が開放される。より詳細には、可動扉15Tが開いたときには、継続入賞口は開放しており、継続入賞口に入賞後、ソレノイド15Sが駆動されて、継続入賞口が閉鎖される一方、計数入賞口は開放されたままとなる。そして、継続入賞口内に設けた大当たり状態継続スイッチ32(図6を参照)が遊技球の入賞を検出すると、前述した終了条件を満たしてラウンドが終了した後で、連続して次のラウンドが実行される。また、計数入賞口内に設けた入賞球数カウントスイッチ33(図6参照)が遊技球の入賞を検出すると、前記継続入賞口への入賞球と合わせて、大入賞口15への入賞球がカウントされ、これらが前記したように計10個に達したか否かがチェックされる。
【0033】
表示装置13は、全体として枠形構造をなした表示枠体23の後端面に、液晶モジュール90(詳細には、TFT−LCDモジュール)を組み付けてなる。液晶モジュール90のうち表示枠体23によって取り囲まれた前面部分は、本発明に係る表示部34となっており、遊技者は、表示枠体23を通して表示部34に表示された画像を見ることができる。
【0034】
表示部34には、図2に示すように、通常は、3つの左、中、右の図柄80,81,82が、横並びに表示されている。これら各図柄80,81,82は、例えば、「1」〜「12」の数字を表記した複数種類のもので構成されており、通常は、各図柄80,81,82ごと、所定の種類のものが、表示部34に確定表示されている。そして、始動入賞口14に遊技球が入賞したときに、各図柄80,81,82が、上下方向にスクロールして変動表示され、所定時間後に、例えば、左、中、右の順で各図柄80,81,82が停止表示される。このとき、例えば、全ての図柄80,81,82が同じ図柄、即ち、ぞろ目になった場合に、遊技が「大当たり状態」になり、可動扉15Tが開かれて大量の遊技球が大入賞口15に入賞可能となる。
【0035】
さらに、本実施形態のパチンコ遊技機は確率変動機能を備えており、大当たり成立時における各図柄80,81,82の組み合わせが奇数のぞろ目、即ち「1」、「3」、「5」、「7」、「9」、「11」の何れかのぞろ目(以下、これらを「特典遊技用図柄組み合わせ」という)であったときには、大当たり遊技の終了後に確率変動が生じ、次回の大当たり発生確率が通常遊技状態(1/315)に比較して高い確率変動状態(本発明の「特典遊技」に相当する、7/315)に移行して、次回の大当たりまでこの確率変動状態を継続するようになっている。また、大当たり成立時における各図柄80,81,82の組み合わせが偶数のぞろ目、即ち「2」、「4」、「6」、「8」、「10」、「12」の何れかのぞろ目であったときには、確率変動状態へ移行せず、次回の大当たりまで通常遊技状態を継続する。
【0036】
さて、表示枠体23は、遊技盤11に形成された図示しない取付窓に嵌め込まれて固定されている。表示枠体23の前端部からは、側方に向けて敷設板40が張り出し形成されている(図3及び図4参照)。そして、表示枠体23は、後端部を前記取付窓に挿入すると共に敷設板40を遊技盤11の前面に敷設し、この敷設板40に貫通した螺子にて、遊技盤11に固定されている。
【0037】
図4に示すように、表示枠体23の上辺から両側辺の途中に亘った部分は、遊技盤11から前方に突出しており、これら突出部23Aにより表示枠体23の上方から流下した遊技球が表示部34の前面を流下しないように規制している。
【0038】
表示枠体23の両側辺には、前記突出部23Aの下側部分から円筒軸71が前方に突出している。円筒軸71は、前端部が閉塞されかつ周面の一部が上方に向かって開放しており、その開放口が本発明に係る球通路60の球入口65となっている。また、各円筒軸71と突出部23Aとの間の空間は、表示枠体23の側方に開放しており、その開放口は、円筒軸71に一体形成された開閉部材72にて開閉される。より具体的には、開閉部材72は、前記球入口65のうち表示枠体23に対して外側の開口縁から突片状に張り出し形成されている。また、円筒軸71は、遊技盤11の裏側に設けたステッピングモータ(図示せず)にて回転駆動され、その円筒軸71の回転により、開閉部材72が横に倒れた開放状態(図4参照)と起立した閉塞状態(図5参照)とに開閉動作される。そして、開閉部材72が閉塞状態になると、円筒軸71と突出部23Aとの間の空間が閉じられて球入口65内に遊技球が入球できなくなる。一方、開閉部材72が開放状態になると、その開閉部材72を案内にして円筒軸71と突出部23Aとの間の空間から球入口65内に遊技球が入球可能となる。
【0039】
なお、円筒軸71と突出部23Aとの間の空間の内側部は内側板76によって塞がれている。また、図3に示すように、遊技盤11には、開放した開閉部材72の先端部と対応する位置に誘導釘77が設けられている。そして、これら誘導釘77により、開放状態の開閉部材72により多くの遊技球が案内され、開閉部材72を介して遊技球を球入口65内に案内することが可能となっている。
【0040】
球通路60は、円筒軸71に形成された球入口65を始端にして、表示枠体23の内部に形成されたトンネル路60Nと、表示枠体23の下辺に形成された転動路60Tとからなる。トンネル路60Nは、円筒軸71の内部空間を奥側で下方に延ばしてなる。即ち、トンネル路60Nは、表示枠体23の側辺内部で上下方向に延びている。そして、トンネル路60Nの下端部が表示枠体23の側辺の内側に開放して、転動路60Tに繋がっている。
【0041】
図4に示すように、転動路60Tは、表示枠体23の下辺のうち奥側に配設された第1転動路61と、第1転動路61の前側の第2転動路62とからなり、これら第1及び第2の転動路61,62が表示枠体23の両側辺間を繋ぐように延びている。
【0042】
第1転動路61は、表示枠体23の下辺の中央部分に向かって下るように傾斜しており、その中央部分には、表示枠体23の前方に向かって僅かに傾斜した球案内溝64が陥没形成されている。また、第1転動路61の両端部分の前縁部には前端壁63が設けられ、この前端壁63により遊技球が、第1転動路61上を長手方向の中央部分に向かって転がるように案内される。
【0043】
第2転動路62は、表示枠体23の下辺の中央部分に向かって下るように傾斜しており、その中央部分には球案内溝64の前方に遊転部75が形成されている。遊転部75は、球案内溝64より幅広になっており、遊技球が転がる方向の自由度が高くなっている。また、第2転動路62は第1転動路61より段付き状に低くなっており、第2転動路62から第1転動路61に遊技球が転入しにくいようになっている。
【0044】
第2転動路62の両端部は前記トンネル路60Nの出口の近傍まで延びており、その第2転動路62とトンネル路60Nの出口との間には、略平坦部66が設けられている。略平坦部66は、奥側の第1転動路61に向かって緩やかに傾斜している。また、略平坦部66と第2転動路62との境界部のうちの奥側部分には突条67が形成されていおり、トンネル路60Nを通過した遊技球の幾つかは、突条67に衝突して勢いが落とされると共に、略平坦部66の傾斜によって奥側の第1転動路61の端部へと案内される。また、トンネル路60Nを通過した遊技球の幾つかは、突条67より前側部分を通過して第2転動路62上を転がる。
【0045】
第2転動路62の前縁部からは前面壁68が起立されており、表示枠体23の下辺部全体がバケット状になっている。これにより、表示枠体23の外側近傍を通過した遊技球が障害釘で衝突して、表示枠体23に向かって跳ね返されても、表示枠体23の下辺に形成した前面壁68により転動路60Tに進入することを規制し、球通路60を通過しない遊技球によって転動路60T上の遊技球の転動を妨げないようにしてある。また、前面壁68は転動路60Tから遊技球1個分以上の高さがあればより効果的である。
【0046】
また、前面壁68の中央部分には球出口69が貫通形成しており、遊転部75を通過した遊技球がこの球出口69から遊技盤11上へ排出される。さらに、球出口69の真下には、図2に示すように前記始動入賞口14が配置され、球出口69から排出された遊技球の多くは始動入賞口14に向けて落下して(図2における符号Aの矢印を参照)入賞し易くなっている。これにより、球通路60を通過して球出口69から排出された遊技球が、表示枠体23の外側を障害釘や風車19等の障害を受けて流下した(図2における符号Bの矢印を参照)遊技球よりも始動入賞口14に入賞し易くなっている。
【0047】
なお、前面壁68の少なくとも一部を、例えば透明な樹脂等で構成すれば、遊技者側から球通路60上を転動する遊技球が視認可能となる。
【0048】
図6には、本実施形態のパチンコ遊技機の電気的な構成が示されている。同図において、50は主制御回路であって、CPU51A、ROM51B及びRAM51Cを合わせてパッケージしたワンチップマイコン51を主要部として備える。そして、ワンチップマイコン51が、前記ROM51Bに記憶した種々のプログラムをランし、例えば、前記したように表示装置13の変動表示、ソレノイドの駆動による可動扉15Tの開閉等を行って、遊技が制御される。
【0049】
次に、上記構成からなるパチンコ遊技機の動作を、図7〜図17に示したフローチャートを参照しつつ説明する。パチンコ遊技機の電源をオンすると、ワンチップマイコン51が、所定の周期で(例えば、2.000msecごとに)、図7に示した制御用メインプログラムMをROM51Cから取り出してランする。制御用メインプログラムMがランされると、まず初期設定が行われる。初期設定では、例えば、スタックの設定、定数設定、CPUの設定、SIO、PIO、CTC(割り込み時間用コントローラ)の設定や、後述する各種フラグF1〜F4及びカウンタC1〜C6のリセット等を行う。なお、初期設定等の電源投入時のみに必要な処理は、制御用メインプログラムMが、電源投入後の1回目にランされたときだけ実行され、それ以降は実行されない。
【0050】
初期設定に次いで、データ出力処理(S1)が行われる。データ出力処理(S1)では、図8に示すように、後述する表示演出決定処理(S6)において決定された、表示演出に関わるコマンドデータが、コマンドバッファに格納されているか否かをチェックして(S11)、コマンドデータが格納されていなかった場合(S11でNo)には、直ちにこの処理(S1)を抜ける。一方、コマンドデータが格納されていた場合(S11でYes)には、コマンドバッファ内のコマンドデータを、表示制御回路57(図6を参照)等の各種制御回路に出力して(S12)この処理を抜ける。
【0051】
次いで、検出信号入力処理(S2)が行われる。この処理(S2)では、図9に示すように、始動入賞口14に遊技球が入賞したか否か、即ち、始動入賞口14に備えられた図柄始動スイッチ31(図6を参照)による検出信号を主制御回路50が受信したか否かがチェックされ(S21)、受信していない場合(S21でNo)には、直ちにこの処理(S2)を抜ける。一方、検出信号が受信された場合、即ち、始動入賞口14に遊技球が入賞した場合(S21でYes)には、始動口入賞フラグF2を「1」にセットして(S22)、この処理(S2)を抜ける。
【0052】
次いで、後述するステップS79(図17を参照)における判定結果に基づいて開閉部材駆動処理(S3)が行われる。この処理(S3)が実行されると、図10に示すように、まず高確率状態フラグF4が「1」か否かがチェックされる(S31)。高確率状態フラグF4が「1」ではない場合、即ち、通常遊技状態のときは(S31でNo)、開閉部材72を閉止状態として(S32)この処理(S3)を抜ける。このため、通常遊技状態時には、遊技球は球通路60内に進入することができない。一方、高確率状態フラグF4が「1」の場合、即ち、確率変動状態のときは(S31でYes)、ステッピングモータが駆動され、開閉部材72が所定時間に亘って開放状態とされる(S33)。これにより、確率変動状態時には、開閉部材72が開放されることで、球通路60に遊技球を案内することが可能となる。なお、この開閉部材駆動処理(S3)とステッピングモータとから本発明の「開閉駆動制御部」が構成されている。
【0053】
開閉部材駆動処理(S3)に次いで、乱数更新処理(S4)が行われる。本実施形態においては、乱数を生成するためのカウンタとして、表1に示したカウンタC1〜C6が設けられている。
【0054】
【表1】
Figure 2004113548
【0055】
表1に示した各力ウンタC1〜C6は、乱数更新処理(S4)を具体的に示した図11において、「Cn」に代えて示されている。そして、これら各カウンタC1〜C6は、前述の如く電源投入時には「0」に設定され、乱数更新処理(S4)が実行される毎に(例えば、2.000msec毎に)、1インクリメントされる(S41)。また、表1における各カウンタC1〜C6の数値範囲の上限値は、図11において「X」に代えて示されており、各カウンタC1〜C6が上限値になったか否かがチェックされる(S42)。上限値を超えていない場合(S42でNo)には、ステップS44へジャンプする。一方、上限値を超えた場合(S42でYes)には、「0」にリセットされて(S43)、次に乱数更新処理(S4)を実行したときに、再び「0」から1インクリメントされる。このように更新された各カウンタC1〜C6の数値は、前記RAM51B中に設けたカウンタ数値記憶領域に逐一記憶され(S44)、この乱数更新処理(S4)から抜ける。
【0056】
図7に示すように、乱数更新処理(S4)から抜けると、乱数取得処理(S5)が行われる。この処理(S5)は、図12に示されており、まず、始動口フラグF2が「1」か否か、即ち、始動入賞口14に遊技球が入賞したか否かがチェックされ(S51)、始動入賞口14への入賞がなかった場合には(S51でNo)、直ちにこの処理(S5)を抜ける。
【0057】
一方、始動口フラグF2が「1」の場合、即ち、始動入賞口14への入賞があった場合には(S51でYes)、始動口フラグF2をリセットする(S52)。その後、保留球数計測カウンタによる保留記憶数が3つ以下の場合は、保留球数計測カウンタを1インクリメントして(S53)から、前記したカウンタ数値記憶領域に記憶された各種乱数値(カウンタC1,C2の数値)を取り出す(S54)。そして、取り出した各カウンタC1,C2の数値をRAM51B中に設けた4つの乱数記憶領域のうちの保留記憶数に応じた乱数記憶領域に格納する(S55)。
【0058】
具体的には、保留球数計測カウンタ(保留記憶数)が「0」の場合には、カウンタ数値記憶領域から取り出された各種乱数(カウンタC1,C2)は、第1の乱数記憶領域に格納され、保留球数計測カウンタが「1」の場合には、第2の乱数記憶領域に格納され、保留球数計測カウンタが「2」の場合には、第3の乱数記憶領域に格納され、保留球数計測カウンタが「3」の場合には、第4の乱数記憶領域に格納される。
【0059】
そして、各種乱数(カウンタC1,C2)に基づいた処理を行う際には、第1の乱数記憶領域で記憶された各種乱数が取り出され、これに伴って第2の乱数記憶領域に格納された各種乱数が第1の乱数記憶領域に格納され、第3の乱数記憶領域に格納された各種乱数が第2の乱数記憶領域に格納され、第4の乱数記憶領域に格納された各種乱数が第3の乱数記憶領域に格納される。
【0060】
次いで、表示演出決定処理(S6)が行われる。この処理(S6)は図13に示されており、まず、特別遊技実行中フラグF3が「1」か否かがチェックされ(S61)、特別遊技実行中フラグF3が「1」の場合、即ち、遊技が「大当たり状態」の場合には(S61でYes)、直ちにこの処理(S6)を抜ける。
【0061】
特別遊技実行中フラグF3が「1」ではない場合(S61でNo)には、外れ停止図柄作成処理(S62)が行われる。この処理(S62)では、第1の乱数記憶領域から外れ図柄決定用カウンタC3〜C5を取り出して、これらカウンタC3〜C5に基づいて、表示部34で停止表示する図柄80,81,82が「01 0」や「1 3 12」のように、ぞろ目とならない外れ図柄組合せを設定する。次に図柄80,81,82が変動表示中であるか否かがチェックされ(S63)、変動中であれば(S63でYes)直ちにこの処理(S6)を抜ける。一方、図柄80,81,82が変動中ではない場合(S63でNo)には、保留球数計測カウンタが1以上であるか否かがチェックされ(S64)、保留球数計測カウンタが「0」である場合、即ち、始動入賞口14へ遊技球が入球していない場合は(S64でNo)、変動表示演出を行う必要がないと判断して、直ちにこの処理(S6)を抜ける。一方、保留球数計測カウンタが「1」以上である場合(S64でYes)は、第1の乱数記憶領域から大当たり判定用カウンタC1を取り出してセットする(S65)。
【0062】
次いで、大当たり当否判定処理(S66)が行われる。この処理(S66)は、図14に示されており、まず、高確率状態フラグF4が「0」か否かがチェックされる(S161)。高確率状態フラグF4が「0」の場合には、通常遊技状態であると判断して、通常判定用確率(1/315)に基づいて、セットされた大当たり判定用カウンタC1の乱数値が「7」であるか否かがチェックされる(S162)。大当たり判定用カウンタC1が「7」である場合(S162でYes)には、「大当たり」と判定して、大当たりフラグF1を「1」にセットする(S163)。また、「7」ではない場合(S162でNo)には、「外れ」と判断して、大当たりフラグF1を「0」にセットして(S164)からこの処理(S66)を抜ける。
【0063】
一方、高確率状態フラグF4が「1」の場合(S161でNo)には、確率変動状態であると判断して、特典判定用確率(7/315)に基づいて、セットされた大当たり判定用カウンタC1の乱数値が「7」,「57」,「107」,「157」,「207」,「257」,「307」の何れかであるか否かがチェックされる(S165)。そして、大当たり判定用カウンタC1が上記した7つの乱数値の何れかと一致した場合(S165でYes)には、「大当たり」と判定して、大当たりフラグF1を「1」にセットする(S163)。また、上記した7つの数値の何れとも一致しなかった場合(S165でNo)には、「外れ」と判断して、大当たりフラグF1を「0」にセットして(S166)からこの処理(S66)を抜ける。
【0064】
図13に示すように、大当たり当否判定処理(S66)を抜けると、大当たりフラグF1が「1」か否かがチェックされる(S67)。大当たりフラグF1が「1」ではなかった場合(S67でNo)には、「外れ」と判断して、外れ演出決定処理(S68)が行われ、大当たりフラグF1が「1」の場合(S67でYes)には、「大当たり」と判断して、大当たり演出決定処理(S69)が行われる。
【0065】
まず、外れ演出決定処理(S68)について図15に基づいて説明する。この処理(S68)では、まず高確率状態フラグF4が「0」か否か、即ち、通常遊技状態か否かがチェックされる(S261)。ここで、本実施形態では、遊技が確率変動状態であるか通常遊技状態であるかによって、外れ演出の態様(リーチパターン等)が異ならせてある。具体的には、確率変動状態のときは(S261でNo)、演出用カウンタC6(50〜74)の乱数値を取得して(S262)その乱数値に応じて、変動パターン51〜75の何れかが設定され、変動パターンに応じたコマンドがコマンドバッファに格納される(S264)。また、通常遊技状態のときは(S261でYes)、演出用カウンタC6(00〜24)の乱数値を取得して(S263)その乱数値に応じて、変動パターン1〜25の何れかが設定され、変動パターンに応じたコマンドがコマンドバッファに格納される(S264)。
【0066】
ここで、各変動パターンのコマンドは、表2及び表3に示されており、例えば通常遊技状態のときに変動パターン25が設定された場合には、コマンドは「0218」に設定され(表3を参照)、確率変動状態のときに変動パターン75が選択された場合には、コマンドは「024A」に設定される(表2を参照)。
【0067】
【表2】
Figure 2004113548
【0068】
【表3】
Figure 2004113548
【0069】
変動パターンの設定(S264)に次いで、外れ停止図柄作成処理(S62)で設定された外れ停止図柄のコマンドが決定され、コマンドバッファに格納される(S265)。ここで、外れ停止図柄のコマンドは、表4〜6に示されており、例えば、外れ停止図柄が「1 3 12」に設定された場合には、左図柄80の「1」に対応したコマンド「0300」と、中図柄81の「3」に対応した「0402」と、右図柄82の「12」に対応したコマンド「050B」とが決定される。
【0070】
【表4】
Figure 2004113548
【0071】
【表5】
Figure 2004113548
【0072】
【表6】
Figure 2004113548
【0073】
次に、大当たり演出決定処理(S69)を図16に基づいて説明する。この処理(S69)では、まず高確率状態フラグF4が「0」か否か、即ち、通常遊技状態か否かがチェックされる(S361)。ここで、本実施形態では、遊技が確率変動状態であるか通常遊技状態であるかによって、当たり演出の態様(リーチパターンや予告パターン)が異ならせてある。具体的には、確率変動状態のときは(S361でNo)、演出用カウンタC6(75〜99)の乱数値を取得して(S362)、その乱数値に応じて変動パターン76〜100の何れかが設定され、変動パターンに応じたコマンドがコマンドバッファに格納される(S364)。一方、通常遊技状態のときは(S361でYes)、演出用カウンタC6(25〜49)の乱数値を取得して(S363)、その乱数値に応じて変動パターン26〜50の何れかが設定され、変動パターンに応じたコマンドがコマンドバッファに格納される(S364)。
【0074】
ここで、変動パターンのコマンドは、表7及び表8に示されており、例えば通常遊技状態時に変動パターン26が設定された場合には、コマンドは「0219」に設定され(表8を参照)、確率変動状態時に変動パターン76が選択された場合には、コマンドは「024B」に設定される(表7を参照)。
【0075】
【表7】
Figure 2004113548
【0076】
【表8】
Figure 2004113548
【0077】
変動パターンの設定(S364)に次いで、大当たり停止図柄が設定される(S365)。大当たり停止図柄は、第1の記憶領域に格納された大当たり図柄決定用カウンタC2に基づいて設定され、そのコマンドデータがコマンドバッファに格納される。具体的には、大当たり図柄乱数(ラベル−TRND−C2)のコマンドは、表9に示されており、例えば、大当たり図柄組合せが「1 1 1」の場合にはコマンドは「1000」となり、大当たり図柄組合せが「12 12
12」の場合にはコマンドは「100B」となる。
【0078】
【表9】
Figure 2004113548
【0079】
これら大当たり演出処理(S69)又は外れ演出処理(S68)を抜けると、保留球数計測カウンタの値を1ディクリメントして(S70)して、表示演出決定処理(S6)を抜ける。
【0080】
表示演出決定処理(S6)に次いで、特別遊技実行処理(S7)が行われる。この処理(S7)は、図17に示されており、まず、特別遊技実行中フラグF3が「1」か否かがチェックされる(S71)。特別遊技(大当たり遊技)が実行中の場合には(S71でYes)、ステップS77にジャンプし、特別遊技が実行中でない場合には(S71でNo)、大当たりフラグF1が「1」か否かがチェックされる(S72)。大当たりフラグF1が「1」ではない、即ち、「大当たり」ではない場合には(S72でNo)、大当たり遊技を行う必要がないと判断して、直ちにこの処理(S7)を抜ける。一方、大当たりフラグF1が「1」の場合には(S72でYes)、図柄80,81,82が停止表示しているか否かがチェックされ(S73)、図柄80,81,82が変動表示中の場合には(S73でNo)、直ちにこの処理(S7)を抜ける。一方、図柄80,81,82が停止表示中の場合には(S73でYes)、特別遊技が実行される(S74)。
【0081】
特別遊技が実行される(S74)と、可動扉15Tが前側に倒れて、大入賞口15に遊技球が入球可能な状態となる。そして特別遊技実行中フラグF3が「1」にセットされ(S75)、大当たりフラグF1が「0」にリセットされる(S76)。
【0082】
ステップS76に次いで、特別遊技の終了条件が成立したか否かがチェックされる(S77)。ここで、特別遊技の終了条件は、16回目のラウンドが終了したか、大入賞口15が開放しているときに継続入賞口に遊技球が入賞しなかった場合に成立する。そして、この終了条件が成立していない場合には(S77でNo)、直ちにこの処理(S7)を抜ける。一方、終了条件が成立した場合(S77でYes)には、特別遊技が終了と判断して、大入賞口15が閉鎖状態とされ、特別遊技実行中フラグF3が「0」とされる(S78)。次いで、大当たり演出決定処理(S69)で設定された大当たり停止図柄が、特典遊技用図柄組み合わせであるか否かがチェックされる(S79)。大当たり停止図柄が特典遊技用図柄組み合わせである場合(S79でYes)、即ち、図柄80,81,82が奇数のぞろ目であった場合には、高確率状態フラグF4を「1」にセットし(S80)、特典遊技用図柄組み合わせでない場合(S79でNo)、即ち図柄80,81,82が偶数のぞろ目であった場合には、高確率状態フラグF4を「0」にセットして(S81)、特別遊技実行処理(S7)を抜ける。なお、ステップ79〜ステップS81までが本発明の「第2の当否判定」に相当する。
【0083】
この処理(S7)の後、本発明に深く関連しないその他の処理(S8)を実行して、制御用メインプログラムMから抜ける。そして、2msec後に、再び制御用メインプログラムMがランされ、ステップS1から繰り返される。
【0084】
なお、この制御用メインプログラムMは、特別遊技を実行するか否かを判定する大当たり当否判定処理(S66)及び確率変動状態を実行するか否かを判定するステップS79〜ステップS81の処理を行っているので、本発明の「判定手段」に相当する。
【0085】
本実施形態のパチンコ遊技機に関する構成は以上であり、以下動作について説明する。本実施形態のパチンコ遊技機の操作ノブ28を操作して、複数の遊技球が遊技領域R1に弾き出されると、遊技球は、ランプ風車17、風車19、表示枠体23及び障害釘等に衝突しながら下方に向かって流下する。そして、そのうちの幾つかは、始動入賞口14に入賞する。
【0086】
始動入賞口14に遊技球が入賞すると、表示部34において停止表示されていた図柄80,81,82が、上下方向にスクロール表示され、所定時間経過後に例えば左図柄80、右図柄82、中図柄81の順に停止表示される。このとき停止表示された各図柄80,81,82がぞろ目となると、遊技が大当たり状態となる。大当たり状態となると、特別遊技が実行され、可動扉15Tが前側に倒れて大入賞口15が開放状態となる。これにより遊技球が大入賞口15に入賞可能となり、入賞に応じて所定数の賞球が払い出される。そして、大入賞口15に遊技球が10球入球したか、大入賞口15の継続入賞口に入球がありかつ開放状態が29秒に達するか何れかの条件が成立すると、大入賞口15が一旦閉じて1ラウンド目が終了する。そして、この直後に大入賞口15が再び開放状態となって2ラウンド目が開始される。2ラウンド目も1ラウンド目と同様にして行われ、これが最大で16ラウンドまで行われる。
【0087】
特別遊技が終了すると、表示部34で停止表示された図柄80,81,82が特典遊技用図柄組み合わせ(例えば、奇数のぞろ目)であるか否かが判別される。特典遊技用図柄組み合わせではない場合、即ち、偶数のぞろ目であった場合には、開閉部材72は閉止状態のままとされ、遊技球は表示枠体23の球通路60へ進入することができない。
【0088】
一方、表示部34で停止表示された図柄80,81,82が特典遊技用図柄組み合わせであった場合には、大当たり遊技の終了後に確率変動遊技が実行されると共に、開閉部材72が回動されて表示枠体23の側方に倒される。これにより、遊技球が開閉部材72を案内にして球入口65内に入球する。なお、所定時間(例えば20秒)が経過すると、開閉部材72は、内側に回動して再び閉止状態となり、遊技球は球通路60に進入できなくなる。
【0089】
球通路60に入球した遊技球は、球通路60の一部を構成するトンネル路60Nを通過して表示枠体23の下辺両側部における略平坦部66に到達する。そして、幾つかの遊技球は、略平坦部66における突条67と前面壁68との間を通過して第2転動路62の中央部の遊転部75に向かう。そして、遊転部75上で左右に遊転しながら球出口69から表示装置13の下方に排出される。
【0090】
また、トンネル路60Nから略平坦部66に到達した遊技球の幾つかは、突条67に衝突して勢いが落され、略平坦部66の傾斜によって奥側の第1転動路61に進入する。そして、第1転動路61の端部から中央部の球案内溝64に向かい、球案内溝64の傾斜によって前方へ向かう。そして、第2転動路62の遊転部75を通過して球出口69から表示装置13の下方へ排出される。このとき、遊技球は球案内溝64によって遊転部75における転動方向を規制されるので、略平坦部66から直に第2転動路62に進入し、遊転部75で遊転しながら球出口69から排出される場合に比べて、安定して球出口69の中心から排出される。
【0091】
球出口69から排出された遊技球は、その球出口69の真下の始動入賞口14に向かって落下し(図2における符号Aの矢印を参照)、球通路60を通らなかった(図2における符号Bの矢印を参照)遊技球よりも高い確率で始動入賞口14に入賞する。そして、始動入賞口14への入賞に起因して大当たり判定が行われる。このとき、大当たりになり確率が高い各確率変動状態になっているので、遊技者が期待感をもって遊技判定を楽しむことができる。
【0092】
このように、本実施形態のパチンコ遊技機では、開閉部材72が確率変動状態となったときに開放され、このように確率変動状態になったことを起因に作動する役物は今までになかったので、新鮮な遊技感覚を提供することができる。しかも、確率変動状態で当たりになる確率が高いときに開閉部材72を開放して球通路60から始動入賞口14に遊技球を案内するので、遊技者の期待感を高めることができる。
【0093】
また、従来のパチンコ遊技機では、開閉部材が開放される時間が確率変動状態等の特典遊技時と通常遊技状態時とで異なるように構成されているだけで、開閉部材の作動要因は、所謂チューリップや大入賞口の作動要因と変わらなかった。これに対し、本実施形態のパチンコ遊技機では、開閉部材72は確率変動状態となったときに開放され、このように確率変動状態になったことを起因に作動する役物は今までになかったので、新鮮な遊技感覚を提供することができる。
【0094】
また、開閉部材72が開放されることで、始動入賞口14に遊技球が入賞し易くなるように構成されているので、始動入賞口14への入賞率の調整は、主に始動入賞口14の周辺や開閉部材72の周辺で済む。また、確率変動状態となることで始動入賞口14に遊技球が入賞しやすくなるので、従来のパチンコ遊技機のように、始動ゲートやこの始動ゲートへの遊技球の通過を起因として拡開し、始動入賞口への遊技球の入賞を許容する可動翼片が必要ない。これにより、遊技盤11上に始動ゲートを設けない構成や始動入賞口14に可動翼片を設けない構成が可能となり、従来のパチンコ遊技機に比べて遊技領域R1のスペースを広くすることが可能となる。そして、この広くなったスペースを利用して、例えば、表示装置13を大型化したり、新たな機能を追加するなど遊技領域R1の構成に幅広いバリエーションを持たせることが可能となる。さらに、始動ゲートの通過や各入賞口への入賞に起因して行われる当否判定の結果が「当たり」のときだけ遊技球を発射し、「外れ」のときは遊技球の発射を止める、所謂「止め打ち」行為を減らすことが可能となる。
【0095】
<第2実施形態>
この第2実施形態のパチンコ遊技機では、大当たり停止図柄が特典遊技用図柄組み合わせであった場合に行われる特典遊技として時間短縮遊技を実行する構成になっている。即ち、大当たり成立時における各図柄80,81,82が特典遊技用図柄組み合わせであったときには、大当たり遊技の終了後に、次回の始動入賞口14への入賞時における図柄80,81,82のスクロール表示時間が、通常遊技時より短い時間短縮状態に移行する。そしてこの時間短縮状態は、次回の大当たりまで継続される。上記以外は、第1実施形態と同じ構成となっているので、重複説明を省略する。
【0096】
本実施形態のパチンコ遊技機では、時間短縮状態となると開閉部材72が開放状態になり、その開閉部材72を案内にして球通路60に遊技球が進入し、これに伴って多くの遊技球が始動入賞口14に入賞する。ここで、始動入賞口14に遊技球が入賞すると、表示部34にて図柄80,81,82がスクロール表示されるが、遊技が時間短縮状態に移行しているので、1回のスクロール表示の時間が通常遊技状態時より短くなっている。これにより遊技の進行が早まると共に、より多くの入賞球に対して、大当たり当否判定処理(S66)を行うことができる。
【0097】
<他の実施形態>
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記第1及び第2実施形態では、弾球遊技機の一例としてパチンコ遊技機を例示したが、本発明はこれに限られず、入賞口に遊技球を案内する球通路と、この球通路への遊技球の進入を許容した状態と規制した状態とに駆動する開閉部材を備えたものであれば、他の弾球遊技機に適用してもよい。
【0098】
(2)上記第1及び第2実施形態では、図柄80,81,82が特典遊技用図柄組み合わせのときは、確率変動状態又は時間短縮状態の何れか一方のみが実行されていたが、これらが両方とも実行されるようにしてもよい。
【0099】
(3)上記第1及び第2実施形態では、開閉部材72は、20秒間連続して開放されるように構成されていたが、例えば、10秒間開放後、2秒間閉止状態とし、再び10秒間開放状態となるように開閉を繰り返すような構成してもよい。このとき、閉止状態となる時間を極めて短い時間(例えば0.3秒)とすると、より好ましい。
【0100】
さらに、確率変動状態の間は開閉部材72の開放を維持し続けるようにしてもよい。このようにすれば、開閉部材の開放タイミングを狙った止め打ちなどの遊技を行う必要がなくなる。
【0101】
(4)上記第1及び第2実施形態では、開閉部材72は、表示枠体23の両側辺に設けられていたが、一方の側辺にのみ設けてもよい。また、表示枠体23の上辺に設けてもよい。
【0102】
(5)上記第1及び第2実施形態では、遊技球が通過するゲートやゲートを通過することに起因して変動表示される普通図柄表示部が備えられていなかったが、これらを備えた構成として、普通図柄表示部にて表示された図柄が当たりであった場合には、開閉部材72の開放以外の特典が遊技者に与えられるように構成してもよい。
【0103】
(6)上記第1及び第2実施形態では、開閉部材72をステッピングモータで駆動していたが、例えばソレノイドで駆動してもよい。
【0104】
(7)上記第1及び第2実施形態では、球通路60の一部が転動路60Tとなって露出されていたが、球通路60の全体を表示枠体の内部に形成したトンネル構造としてもよい。このようにすれば、遊技球を入口から出口まで安定して誘導することができる。
【0105】
(8)上記第1及び第2実施形態では、特典遊技としての確率変動遊技又は時間短縮遊技が行われたときに開閉部材72が開放するように構成されていたが、例えば、通常遊技時に遊技盤に設けられた複数の入賞口等の何れかで遊技球を検出(本発明の「所定条件」に相当する)した場合には、通常遊技時においても開閉部材72を開放状態とするようにしてもよい。このとき、例えば、特典遊技時に行われる開閉部材72の開放回数(例えば2回)が、通常遊技時に行われる開閉部材72の開放回数(例えば1回)より多くなるようにしてもよい。また、特典遊技時に行われる開閉部材72の開放時間を、通常遊技時に行われる開閉部材72の開放時間よりも長くしてもよい。このようにすれば、特典遊技時に行われる開放状態の方が、通常遊技時に行われる開放状態より、多くの遊技球を始動入賞口14へ入賞させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図
【図2】遊技盤の正面図
【図3】表示装置の正面図
【図4】開閉部材が開放状態時における表示装置の斜視図
【図5】開閉部材が閉止状態時における表示装置の斜視図
【図6】パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図
【図7】制御用メインプログラムのフローチャート
【図8】データ出力処理のフローチャート
【図9】検出信号出力処理のフローチャート
【図10】開閉部材駆動処理のフローチャート
【図11】乱数更新処理のフローチャート
【図12】乱数取得処理のフローチャート
【図13】表示演出決定処理のフローチャート
【図14】大当たり当否判定処理のフローチャート
【図15】外れ演出決定処理のフローチャート
【図16】大当たり演出決定処理のフローチャート
【図17】特別遊技実行処理のフローチャート
【図18】従来のパチンコ遊技機の正面図
【符号の説明】
11…遊技盤
14…始動入賞口(特別入賞口)
23…表示枠体
34…表示部
60…球通路
61…第1転動路
62…第2転動路
65…球入口
67…突条
68…前面壁
69…球出口
72…開閉部材
77…誘導釘

Claims (11)

  1. 遊技球が打ち出される遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域に設けられて、遊技球が入賞可能な特別入賞口と、
    前記特別入賞口への入賞に起因して、第1及び第2の当否判定を行う判定手段とを備え、
    前記第1の当否判定では、通常遊技時より遊技者にとって有利な特別遊技を実行するか否かに関する当否判定を行い、前記第2の当否判定では、前記特別遊技の実行後に、前記特別遊技とは異なる特典遊技を実行するか否かに関する当否判定を行う弾球遊技機であって、
    種々の図柄を変動表示する表示部を前記遊技領域に設けて、その表示部の周りを囲む表示枠体に、前記特別入賞口に向けて遊技球を案内する球通路を形成すると共に、前記球通路を通過した遊技球の方が、前記球通路を通過しない遊技球よりも前記特別入賞口に入賞する可能性が高くなるように構成し、
    前記球通路への遊技球の進入を規制する閉止状態と進入を許容する開放状態とに開閉動作する開閉部材と、前記開閉部材を駆動制御する開閉駆動制御部とを備え、
    前記特典遊技は、前記開放駆動制御部により前記開放部材を開放状態にして前記通常遊技時よりも前記特別入賞口へ遊技球が入賞し易くなるように構成したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記第1の当否判定で当たりになる確率として、通常判定用確率と、その通常判定用確率より当たりになる確率が高い特典判定用確率とを設け、前記特典遊技が決定された場合には、前記特典判定用確率を採用する一方、前記特典遊技が決定されなかった場合には、前記通常判定用確率を採用するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記表示部には、前記特別入賞口への入賞に起因して、複数の図柄が変動表示されると共に、所定の図柄変動時間の経過後に、前記複数の図柄が停止表示されて、その停止表示された図柄組み合わせにて前記第1の当否判定による当否判定結果が表示されるように構成され、
    前記特典遊技を決定された場合には、前記通常遊技時に比べて、前記図柄変動時間が短縮されることを特徴とする請求項1又は2の何れか記載の弾球遊技機。
  4. 前記開閉駆動制御部は、前記特典遊技が決定された場合に、前記開閉部材を所定期間に亘って開放状態に維持するように構成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の弾球遊技機。
  5. 前記球通路から遊技球を排出する球出口の真下に、前記特別入賞口を配置したことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 前記球通路には、前記表示枠体内に形成されたトンネル路と、前記表示枠体の下辺に形成されて前記トンネル路を通過した遊技球が転動する転動路とからなり、前記転動路は横方向の一箇所に設けた最下部に向かって傾斜しかつその最下部が前方に向かって下るように傾斜したことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の弾球遊技機。
  7. 前記転動路の前縁部には、前方から遊技球の進入を規制する前面壁を備えたことを特徴とする請求項6に記載の弾球遊技機。
  8. 前記転動路は、前記表示枠体の下辺の奥側に配設された第1転動路と、前記第1転動路の前側に配設された第2転動路とから構成されたことを特徴とする請求項6又は7に記載の弾球遊技機。
  9. 前記開閉部材は、開放状態で前記表示枠体から側方に突出するように構成され、前記遊技盤には、前記遊技盤を流下する遊技球を開放した前記開閉部材に向けて案内する誘導釘が備えられたことを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の弾球遊技機。
  10. 前記開閉駆動制御部は、前記通常遊技時において、所定条件が成立したときには、前記開閉部材を開放状態とすることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の弾球遊技機
  11. 前記開閉駆動制御部は、前記通常遊技時より前記特典遊技時の方が前記特別入賞口に遊技球が入賞し易くなるように前記開閉部材を駆動することを特徴とする請求項10に記載の弾球遊技機。
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