JP4328495B2 - 半導体メモリ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体メモリ装置及びその制御方法に関し、特に、高速で読出/書込を行うことができるダイナミックRAM(以下、DRAMと略称する)及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の半導体メモリ装置には、入出力構造を階層化したものがある。このような階層化IO構造を採用したメモリLSIでは、センスアンプに接続されたローカル入出力線を、メイン入出力線を介して、メインアンプに接続した構成が採用されている。更に、メインアンプはグローバル入出力線を介して、出力回路に接続され、これら出力回路は、入出力端子に接続されている。このように、入出力構造を階層化した半導体装置には、センスアンプの微小信号を増幅するために、センスアンプとメインアンプとの間に、サブアンプ回路を設けた半導体メモリ装置も提案されている(例えば、特開平11−214652号公報(以下、引用例1と呼ぶ)参照)。引用例1では、センスアンプ領域とサブワードドライバ領域との交点領域に、サブアンプ領域を設けることが提案されており、サブアンプ回路を選択的に活性化することが開示されている。
【0003】
このような構成を備えた半導体メモリ装置として、512MDDR(Double Data Rate)メモリ装置が提案されている。このメモリ装置には、チップ上に、例えば、4つのバンクを配置すると共に、各バンクを更に複数のメモリマットに区分したものがあ。この場合、各バンクは128Mビットの記憶容量を備え、256Kビットの記憶容量からなるメモリマットに区分した構成が提案されている。
【0004】
提案された半導体メモリ装置の場合、各バンクの中央に、列デコーダを配置して、この列デコーダでカラム選択線を活性化することによって、センスアンプから入出力線にデータが読み出される。
【0005】
一方、この種の大容量の半導体メモリ装置には、各バンクの8本の列選択線を同時に活性化することが行われている。この場合、各バンクからのデータを8つの入出力端子DQ0〜DQ7にそれぞれ読み出す構成(以下、×8構成と呼ぶ)と、同様に、8本の列選択線を活性化して、各バンクからのデータを入出力端子DQ0〜DQ7のうちの4つに出力する構成(×4構成と呼ぶ)とを選択的を取ることがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述した引用例1では、×8構成及び×4構成のいずれの場合においても、8本の列選択線に対応したセンスアンプが選択されると共に、当該センスアンプに対応した交叉領域のサブアンプ回路が活性化され、活性化されたサブアンプ回路の出力がメイン入出力線を介してメインアンプに与えられ、メインアンプ或いは出力回路において、8ビット或いは4ビットのデータが選択されている。
【0007】
この構成では、×4構成時における不要なデータはメイン入出力線を介して、メインアンプ或いは出力回路まで出力されるため、×4構成時における消費電流が大きくなってしまうと言う欠点がある。更に、×8構成と×4構成との間で、サブアンプ回路の制御を変化させることについても、引用例1は何等指摘していないし、サブアンプ回路を集中的に配置することについても全く考慮していない。
【0008】
本発明の目的は、×4構成時における消費電流を従来の半導体メモリ装置における消費電流より少なくすることができる半導体メモリ装置を提供することである。
【0009】
本発明の他の目的は、サブアンプ回路の配置を考慮することにより、レイアウト面積を縮小することができる半導体メモリ装置を提供することである。
【0010】
本発明の更に他の目的は、サブアンプ回路の同時活性化の際における消費電流を低減できる半導体メモリ装置の制御方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様によれば、複数のメモリマットを含むメモリアレイに区分できるバンクを備えた半導体メモリ装置において、各メモリアレイに接続されたセンスアンプセットと、前記センスアンプセットに接続されたサブアンプ回路部と、サブアンプ回路部に接続されたメインアンプ回路部とを備え、前記サブアンプ回路部は、前記バンクを第1及び第2の部分領域に分割する中央領域に集中的に配置されおり、更に、前記サブアンプ回路部は、前記第1及び第2の部分領域内の複数のセンスアンプセットとそれぞれ接続された第1及び第2群のサブアンプと、該第1及び第2群のサブアンプを制御するサブアンプ制御回路とによって構成され、前記サブアンプ制御回路は、前記第1及び第2群のサブアンプを共通に制御する構成を備えていることを特徴とする半導体メモリ装置が得られる。
【0012】
本発明の第2の態様によれば、第1の態様において、更に、前記メモリマット上を前記中央領域と並行に延びる複数の列選択線を備え、これら複数の列選択線は同時活性化の際、第1及び第2の部分領域における複数のメモリアレイと前記第1及び第2群のサブアンプとがセンスアンプセットを介して接続され、前記第1及び第2群のサブアンプが前記サブアンプ制御回路によって共通に制御されることを特徴とする半導体メモリ装置が得られる。
【0013】
本発明の第3の態様によれば、第2の態様において、前記サブアンプ制御回路は、前記センスアンプセットと接続された第1群及び第2群のサブアンプを選択的に動作状態或いは不動作状態にする制御を行うことを特徴とする半導体メモリ装置が得られる。
【0014】
本発明の第4の態様によれば、第1乃至3の態様のいずれかにおいて、前記センスアンプ制御回路に対して、列選択用アドレス信号の予め定められたビット位置の信号を、前記サブアンプ制御回路を起動する起動信号として与える起動信号発生回路を備えていることを特徴とする半導体メモリ装置が得られる。
【0015】
本発明の第5の態様によれば、第2の態様において、前記列選択線は同時活性化の際、前記第1及び第2の部分領域において、それぞれ2つのセンスアンプセットが活性化されることによって、第1の部分領域に対して4つの第1群のサブアンプが前記活性化された2つのセンスアンプセットに接続され、同様に、第2の部分領域に対して4つの第2群のサブアンプが前記活性化された2つのセンスアンプセットに接続される一方、前記サブアンプ制御回路は、合計8個の第1群及び第2群のサブアンプを制御し、前記第1及び第2の部分領域におけるセンスアンプセットを前記8個のサブアンプを介して、メインアンプに接続することを特徴とする半導体メモリ装置が得られる。
【0016】
本発明の第6の態様によれば、第5の態様において、前記サブアンプ制御回路は、メモリマットに対するデータの書込/読出を識別し、書込の場合には、前記各サブアンプ内の増幅部をバイパスするような制御を行い、他方、読出の場合には、前記各サブアンプ内の増幅部を動作状態にするような制御を行うことを特徴とする半導体メモリ装置が得られる。
【0017】
本発明の第7の態様によれば、複数のメモリマットを含むメモリアレイに区分できるバンクを備えた半導体メモリ装置において、各メモリアレイを挟んで両側に配置されたセンスアンプセットと、前記両側に配置されたセンスアンプセットに接続された第1及び第2のサブアンプ回路部と、第1及び第2のサブアンプ回路部にメイン入出力線(MIO)を介して接続されたメインアンプ回路部とを備え、前記第1及び第2のサブアンプ回路部は、前記バンクを第1及び第2の部分領域に分割する中央領域に集中的に配置されおり、更に、前記第1及び第2のサブアンプ回路部は、前記メモリアレイの両側にそれぞれ配置された複数のセンスアンプセットに配置された複数のサブアンプと、前記メモリアレイ両側の複数のサブアンプを制御するサブアンプ制御回路とによって構成され、前記第1及び第2のサブアンプ回路部におけるサブアンプ制御回路は、前記第1及び第2のサブアンプ回路部における複数のサブアンプを独立に制御する構成を備えていることを特徴とする半導体メモリ装置が得られる。
【0018】
本発明の第8の態様によれば、第7の態様において、前記第1及び第2のサブアンプ回路部のサブアンプ制御回路に、互いに異なるサブアンプ起動信号を供給するサブアンプ起動信号発生回路を有することを特徴とする半導体メモリ装置が得られる。
【0019】
本発明の第9の態様によれば、第8の態様において、更に、前記メモリアレイ上を前記中央領域と並行に延びる複数の列選択線と、前記列選択線と交叉する方向に前記メモリアレイを通して延びるワード線を備え、前記ワード線が選択され、複数の列選択線が同時に活性化されると、前記メモリアレイの両側に位置する複数のセンスアンプセットが選択され、前記第1及び第2のサブアンプ回路部に設けられた前記複数のサブアンプにそれぞれ接続されることを特徴とする半導体メモリ装置が得られる。
【0020】
本発明の第10の態様によれば、第9の態様において、前記第1及び第2のサブアンプ回路部の各サブアンプ制御回路は、前記メモリアレイ両側に設けられた複数のセンスアンプセットと接続された複数のサブアンプを選択的に動作状態或いは不動作状態にする制御を行うことを特徴とする半導体メモリ装置が得られる。
【0021】
本発明の第11の態様によれば、第9の態様において、前記第1及び第2のサブアンプ回路部の各サブアンプ制御回路は、前記メモリアレイの両側に位置する前記第1及び第2のサブアンプ回路部における複数のサブアンプを同時的に動作状態にする第1の構成と、前記メモリアレイの片側に位置する複数のサブアンプだけを選択的に動作状態にする第2の構成とを指定できることを特徴とする半導体メモリ装置が得られる。
【0022】
本発明の第12の態様によれば、第11の態様において、前記第1及び第2のサブアンプ回路部のサブアンプ制御回路に、互いに相補的な列選択用アドレス信号の所定ビットをサブアンプ起動信号として供給するサブアンプ起動信号を発生するサブアンプ起動信号発生回路を有していることを特徴とする半導体メモリ装置が得られる。
【0023】
本発明の第13の態様によれば、第12の態様において、前記第1及び第2のサブアンプ回路には、それぞれ単一のサブアンプ制御回路が設けられており、前記第2の構成では、前記サブアンプ起動信号に応答して、前記第1及び第2のサブアンプ回路部のいずれか一方の複数のサブアンプだけを動作状態にし、他方、前記第1の構成では、前記第1及び第2のサブアンプ回路部の双方における複数のサブアンプを動作状態にし、第2の構成におけるサブアンプにおける消費電流を軽減できることを特徴とする半導体メモリ装置が得られる。
【0024】
本発明の第14の態様によれば、第12の態様において、前記第1及び第2のサブアンプ回路部には、それぞれ互いに相補的なサブアンプ起動信号を受けて動作する2つのサブアンプ制御回路を備え、前記第2の構成では、前記第1及び第2のサブアンプ回路部における複数のサブアンプをそれぞれ選択的に動作状態にし、サブアンプを不動作状態にすることを特徴とする半導体メモリ装置が得られる。
【0025】
本発明の第15の態様によれば、第11の態様において、前記バンク内において、同時に4本の列選択線が活性化され、前記ワード線の選択によって、4つのメモリアレイ両側に位置付けられた8個のセンスアンプセットが活性化され、前記第1及び第2のサブアンプ回路部の各々には、8個のサブアンプが設けられていることを特徴とする半導体メモリ装置が得られる。
【0026】
本発明の第16の態様によれば、第15の態様において、前記第2の構成では、前記第1及び第2のサブアンプ回路部のいずれか一方における8個のサブアンプが前記サブアンプ制御回路の制御によって動作状態に置かれることを特徴とする半導体メモリ装置が得られる。
【0027】
本発明の第17の態様によれば、複数のメモリマットを含むメモリアレイに区分できるバンクを備えた半導体メモリ装置において、各メモリアレイを挟んで両側に配置されたセンスアンプセットと、前記両側に配置されたセンスアンプセットに接続された第1及び第2のサブアンプ回路部と、第1及び第2のサブアンプ回路部にメイン入出力線(MIO)を介して接続されたメインアンプ回路部とを備え、前記第1及び第2のサブアンプ回路部は、前記バンクを第1及び第2の部分領域に分割する中央領域に集中的に配置されおり、更に、前記第1及び第2のサブアンプ回路部は、前記メモリアレイの両側にそれぞれ配置された複数のセンスアンプセットに配置された複数のサブアンプと、前記メモリアレイ両側の複数のサブアンプを制御するサブアンプ制御回路とによって構成され、前記第1及び第2のサブアンプ回路部におけるサブアンプ制御回路は、前記第1及び第2のサブアンプ回路部における複数のサブアンプを独立に制御する構成を備え、前記メモリアレイ中のビット線と、当該メモリアレイの両側に配置されたセンスアンプセットとの配線が、他のメモリアレイ中のビット線と当該他のメモリアレイの両側に配置されたセンスブロックの配線と異なっていることを特徴とする半導体メモリ装置が得られる。
【0028】
本発明の第18の態様によれば、複数のメモリマットを含むメモリアレイに区分できるバンク、各メモリアレイを挟んで両側に配置されたセンスアンプセットと、前記両側に配置されたセンスアンプセットに接続された複数のサブアンプを備えた第1及び第2のサブアンプ回路部とを備えた半導体メモリ装置の制御方法において、前記第1及び第2のサブアンブ回路部のサブアンプを全て動作状態にする構成と、前記第1及び第2のサブアンプ回路部のサブアンプを選択的に動作状態にし、残りのサブアンプを不動作状態する構成とを備え、第1及び第2の構成を選択的に指定することにより、消費電流を低減できることを特徴とする半導体メモリ装置の制御方法が得られる。
【0029】
【発明の実施の形態】
図1を参照して、本発明の一実施形態に係る半導体メモリ装置を説明する。本発明に係る半導体メモリ装置は、階層化入出力線構造を有している。図示された例は512MDDR半導体メモリ装置に適用された場合を示しており、メモリチップは128Mビットの記憶容量を有する4つのバンク(Bank0、1、2、3)に区分されている。更に、各バンクは、図の左右方向に2つのサブブロック(Sub block)0、1に分けられ、各サブブロック0及び1は256個のメモリマットMMに区分されている。この結果、各バンク0、1、2、3には、トータルでそれぞれ512個のメモリマットMMが含まれている。このことから、図示された各メモリマットMMは256Kビットのデータを格納できることが分る。
【0030】
各バンク0、1、2、3のサブブロック0、1の中央には、列デコーダ(YDEC)11が設けられており、当該列デコーダ(YDEC)11により列選択線YSを選択し、選択された列選択線YS対応のビット線対に接続されたセンスアンプセットが、後述するように、選択される。
【0031】
また、バンク0、1、2、3の上下方向中央側には、それぞれメインアンプMAが設けられると共に、メインアンプMAと各サブブロック0、1との間には、行デコーダ(XDEC)が設けられている。行デコーダ(XDEC)からはワード線WLが図の上下方向に延びている。この例の場合、サブブロック0及び1には、それぞれ16個のメインアンプMAが設けられている。
【0032】
図示された例では、各バンク0、1、2、3の各サブブロック0、1の上下方向中央に、サブアンプ領域15が設けられており、当該サブアンプ領域15には、各サブブロック0、1内のセンスアンプとローカル入出力線LIOに接続されたサブアンプ回路部が集中的に配置されている。このように、サブアンプ領域15を中央に集中的に配置することによって、各バンク0、1、2、3は、図の上側及び下側に位置付けられた第1及び第2の部分領域に区分される。ここで、説明の都合上、4つのメモリマットMMを集合的にメモリアレイMAYと呼び、各メモリアレイに対応したセンスアンプ群をセンスアンプセットと呼ぶ。
【0033】
例えば、図1のサブブロック0内の第1及び第2の部分領域に、上下方向(ワード線WL方向)に並べられた8つのメモリマットMMを2つに分割して、それぞれメモリアレイMAYを構成し、各メモリアレイMAYに対応してセンスアンプセットが各メモリアレイの両側に一つずつ配置される。ここで、各センスアンプセットは各メモリマットMMに応じて256個のセンスアンブによって構成されるセンスアンプ群を含み、合計4つのセンスアンプ群によって構成される。
【0034】
更に、各サブアンプ回路部はメイン入出力線MIOによりメインアンプMAに接続され、メインアンプMAは32本のグローバル入出力線GIOを介して出力回路18に接続されている。図示された出力回路18は4ビットのデータを格納する8個のバッファ回路を有しており、8つの入出力端子、即ち、ピンDQ0〜7に接続されている。各入出力ピンDQ0〜7はそれぞれ4ビット単位の構成を有している。このように、図示された半導体メモリ装置は、ローカル入出力線LIOからグローバル入出力線GIOまで階層化された入出力線構造を有しており、各バンク0、1、2、3の中央部に集中的にサブアンプ回路部(サブアンプ回路領域15)を設けたことを特徴としている。ここで、サブアンプ回路部はセンスアンプとメインアンプの中間に位置付けられた中間アンプであり、このサブアンプ回路部を設けることにより、センスアンプからの信号を増幅してメインアンプMAに出力し、これによって、高速化を可能としている。尚、図1では、説明を簡略化するために、出力回路18とバンク0との接続だけが示されているが、他のバンクと出力回路18との接続も同様である。
【0035】
図1に示された半導体メモリ装置は、各バンク0、1、2、3の各サブブロック0及び1における列選択線YSを4本同時に活性化することによって書込、読出が行われ、書込/読出データは、出力回路18に接続された8つの入出力ピンDQ0〜7を介して入出力される。ここで、半導体メモリ装置は、選択的に、入出力ピンDQ0〜7に対して同時にデータの書込、読出を行う構成(以下、×8構成と呼ぶ)を取る場合と、入出力ピンDQ0〜7のうち、DQ0〜3に対して、同時にデータの書込、読出を行う構成(以下、×4構成と呼ぶ)を取る場合とがある。
【0036】
構成の選択については後述するものとし、×8構成及び×4構成における動作について説明する。まず、×8構成、×4構成における動作に関係なく、常に、各バンク0、1、2、3の各サブブロックの列選択線YSが4本同時に活性化される。具体的に言えば、まず、行デコーダ(XDEC)によってワード線が選択された状態で、各バンク0、1、2、3の左右に配置された各サブブロック0及び1に配列された列選択線YSのうち、4本が同時に活性化される。これによって、各バンクのサブブロック0又は1において、8つのメモリマットMMに対応するセンスアンプセットが選択され、当該選択されたセンスアンプセットを介してメモリセルのデータの読出、或いは、書込が行われる。
【0037】
この活性化によって、×8構成の場合、8つの入出力ピンDQ0〜7が使用され、クロックの前縁で各バンクのサブブロック0及び1が同時に活性化されて、各バンクからは、1バンク当り32ビットのデータの書込/読出が可能となる。このため、各バンクでは、32個のサブアンプ回路及び32個のメインアンプが使用される。
【0038】
一方、×4構成の場合、4つの入出力ピンDQ0〜3が使用され、従来の半導体メモリ装置では、×8構成の場合と同様に、各バンクの32個のサブアンプ回路部を活性化し、そのうちの16個のメインアンプだけを活性化する方式が採用されているのが普通である。この方式を採用した場合、16個のメインアンプと入出力ピンDQ0〜3との間で、グローバル入出力線GIOを介して、4ビットのデータが送受される。これによって、×4構成では、×8構成の場合と同様な数のサブアンプ回路部を活性化する必要があるため、消費電流が大きいと言う欠点がある。
【0039】
そこで、本発明に係る半導体メモリ装置では、バンク0、1、2、3の中央にサブアンプ領域を設けると共に、×4構成の際には、×8構成に活性化されるサブアンプの半分のサブアンプ回路部しか活性化されないように、サブアンプ領域15のサブアンプ回路部を制御する。この結果、×4構成において活性化されるサブアンプの数を×8構成で活性化されるサブアンプの数を半分にすることにより、×4構成時における消費電流を大幅に低減できる。また、図1に示すように、サブアンプ領域15を各バンク0、1、2、3の中央領域に集中的に配置することによって、×8構成及び×4構成において、活性化されるサブアンプの数を容易に切り換えることができる。したがって、×4構成において動作するメインアンプの数を減少させることができ、結果的に消費電力を低下させることができる。
【0040】
図2(a)及び(b)、並びに、図3を参照して、図1のバンク0の左側即ちA側に位置付けられたサブブロック0の一部を例にとり、本発明に係る半導体メモリ装置をより具体的に説明する。尚、図1のバンク0の右側即ちB側に位置付けられたサブブロック1の構成並びに他のバンクにおけるサブブロックの構成は、図2(a)及び(b)、並びに、図3と同様であるので説明を省略する。
【0041】
図2(a)に示されたバンク0の左側に配置されたサブブロックの詳細レイアウトが図2(b)及び図3に示されている。図2(b)に示されたサブブロックは、16×16個のメモリマットMMを有し、これらメモリマットMMは16×8の上部マット群と、同様に16×8の下部マット群とに区分され、上部マット群と下部マット群との間には、サブアンプ領域15が設けられており、更に、サブアンプ領域15には136(8×17)個のサブアンプ回路部が設けられている。また、上部マット群及び下部マット群には、それぞれ2つの列デコーダ(YDEC)11a〜11dが設けられており、それぞれ512本の列選択線YSから1本の列選択線YSを活性化する。YDEC11a〜dは、列選択線YS0〜511、512〜1023、1024〜1535、1536〜2047のうちの1本を選択的に活性化するものとし、各YDEC11a〜dは、同時に1本の列選択線を選択し、結果として、4本の列選択線YSを選択、活性化するものとする。図2(b)では、YS0、YS512、YS1024、及び、YS1536が同時に活性化された場合が示されている。
【0042】
図2(b)に示すように、ワード線の選択により、上部マット群の8つのメモリマット、及び、下部マット群の8つのメモリマットが活性化され、サブブロックに設けられたYデコーダ(YDEC)により、4本の列選択線YS(この例では、YS0、YS512、YS1024、及び、YS1536)が活性化される。この結果、合計16個のサブアンプが活性化され、16個のサブアンプがローカル入出力線LIOを介して、メモリアレイに接続されることになる。この状態が図3に示されている。
【0043】
ここで、×8構成と、×4構成における動作をより具体的に説明するために、1バンクを選択する際における行(X)及び列(Y)アドレスについて説明する。
【0044】
まず、128Mビットのバンクを選択するために、第0ビットから第12ビットによって構成された13ビットからなるXアドレス信号と、第0ビット(Y0)から第12ビット(Y12)のうち、第10ビット(Y10)を除く12ビットによって構成されたYアドレス信号とが使用される。ここで、Yアドレス信号の第10ビット(Y10)はオートリフレッシュ時におけるコマンド信号として使用されるため、アドレス選択には使用されない。このようなYアドレス信号が各バンクに与えられると、同時に複数本の列選択線YS(Y選択線)が活性化される。尚、ここでは、Yアドレス信号のうち、第0及び第1ビットを出力回路のバッファの切り換えに使用するものとし、各バンクには、第2〜第9ビット及び第11ビットからなる合計9ビットのYアドレス信号が与えられ、各バンクにおいて8本のYS線が活性化されるものとする。
【0045】
更に、本発明の実施形態では、Yアドレス信号の第12ビット(Y12)を×8構成と×4構成の切り換えに使用する。具体的には、Yアドレス信号の第12ビット(Y12)は、×8構成においてハイレベルに固定され、×4構成ではY12(トルー)又は/Y12(バー)に切り換えが行われる。
【0046】
上記した点を考慮して、図3を参照して、図2(b)に示された半導体記憶装置の動作を説明する。図3では、図2(b)に示されたサブアンプ領域15のうち、活性化されたサブアンプ回路部20が示されると共に、当該サブアンプ回路部20に関連するセンスアンプセットSA1〜SA8、及び、メモリアレイMAYが図示されている。
【0047】
図3には、バンクの中央に集中的に位置付けられたサブアンプ領域15と、当該サブアンプ領域15の上部に配置された8つのメモリマットMMを4つずつ含むメモリアレイMAY1、MAY2と、下部に配置された8つのメモリマットMMを4つずつ含むメモリアレイMAY3、MAY4とが示されている。更に、各メモリアレイMAY1〜4の両側には、それぞれセンスアンプセットSA1、SA5:SA2、SA6:SA3、SA7:SA4、SA8が配置されている。
【0048】
各センスアンプセットには、それぞれ4つのメモリマットMMに対応した256×4個のセンスアンプが設けられている。図2(b)と同様に、列選択線YS0、YS512、YS1024、YS1536が活性化されるものとする。この場合、列選択線YSが1本選択されると、各メモリアレイMAYにおける4つのメモリマットマットMMのビット線ペアが活性化され、各メモリアレイMAYの両側に配置されたセンスアンプセット、例えば、SA1とSA5とがローカル入出力線LIOに接続される。即ち、列選択線Y0が選択されている場合、センスアンプセットSA1の2つのセンスアンブと、SA5の2つのセンスアンプがローカル入出力線LIOに接続され、4つのセンスアンプを通してメモリセルとLIOとの間で、データの入出力が行われる。
【0049】
図2(b)に示された列選択線YS0、512、1024、1536によって選択された上下合わせて16のメモリマットに対して、2つのサブアンプ回路部20a及び20bが設けられ、このサブアンプ回路部20a及び20bは、図3に示すように、選択された列選択線YSに対応すると共に、ワード線WLの両側にそれぞれ位置する4つのセンスアンプセットSA1〜4:SA5〜8にローカル入出力線対LIOを介して接続される。換言すれば、列選択線YS及びワード線WLが選択されると、ワード線WLに対応するメモリアレイMAYの両側に設けられた8つのセンスアンプセットSA1〜8が選択され、サブアンプ回路部20a及び20bに接続される(図3)。
【0050】
図2(b)に示されているように、サブアンプ領域15のサブアンプ回路部20a、20bはサブアンプ起動信号発生回路21に接続され、当該サブアンプ起動信号発生回路21によって発生されるサブアンプ起動信号SAEによって制御される。
【0051】
図3をも参照すると、ワード線WL及びYS線が選択されると、前述したようにそれぞれ4つのメモリアレイMAY1〜4がそれぞれ活性化される。続いて、これらメモリアレイMAYの左右両側(ここでは、左側をA側と呼び、右側をB側と呼ぶ)に配置された8つのセンスアンプセットSA1〜8が選択される。この結果、これらセンスアンプセットSA1〜4及びセンスアンプセットSA5〜8は、互いに異なるサブアンプ回路部20a及び20bにそれぞれ接続される。このうち、ワード線WLの左上部(A側上部)に配置された2つのセンスアンプセットSA1及び2は、それぞれサブアンプ回路部20aの2つのサブアンプ251及び252;253及び254に接続されている。このことは、センスアンプセットSA1は、2つのサブアンプ251、252に対して2ビットづつ入出力し、他方、センスアンプセットSA2は、2つのサブアンプ253、254に対して2ビットづつ入出力できることを示している(ここでは、図の上側に配置されたサブアンプ251〜254を総称して第1群のサブアンプと呼ぶ)。
【0052】
同様に、ワード線WLの左側(A側)、下部に位置付けられたセンスアンプセットSA3はサブアンプ回路部20aのサブアンプ257及び258に接続され、他方、センスアンプセットSA4はサブアンプ回路部20aのサブアンプ255、256に接続されている(ここでは、サブアンプ255〜258を第2群のサブアンプと呼ぶ)。
【0053】
上記したサブアンプ251〜258はサブアンプ起動信号SAEに応答して動作するサブアンプ制御回路27aに接続されている。この例では、サブアンプ起動信号SAEとして、Yアドレス信号の第12ビット(Y12バー)がサブアンプ制御回路27aに与えられている。
【0054】
更に、列選択線YS及びワード線WLが選択されると、選択されたメモリアレイMAYの右側(B側)に位置するセンスアンプセットSA5〜8も活性化され、この結果、センスアンプセットSA5及びSA6は、それぞれサブアンプ261、262:263、264(即ち、第1群のサブアンプ)に接続され、同様に、センスアンプ部SA7及びSA8は、それぞれサブアンプ267、268:265、266(即ち、第2群のサブアンプ)に接続される。これらサブアンプ261〜268はサブアンプ起動信号SAE(Y12トルー)に応答して動作するサブアンプ制御回路27bによって制御されている。
【0055】
このように、図示された実施形態に係るサブアンプ回路部20a、20bは、センスアンプ列毎に8個のサブアンプ251〜258(又は261〜268)と、これらサブアンプを制御する1個のサブアンプ制御回路27a(又は27b)を一単位とした構成になっている。この場合、サブアンプの活性化はサブアンプ起動信号SAEによって制御され、当該サブアンプ起動信号SAEは、前述したように、×4構成時に割り付けられるYアドレス信号、即ち、カラムアドレスのY12から作られる。
【0056】
動作を説明すると、×8/×4構成に関係なく、列選択線YSが常に4本同時に活性化される。×8構成では、上述したように、サブアンプ起動信号SAEとしてのY12がハイレベルに維持される。このため、図3に示されたメモリアレイMAY1〜4の両側に設けられた2つのサブアンプ制御回路27a及び27bは共に8つのサブアンプ251〜258;261〜268を動作状態にし、サブアンプ251〜258並びに261〜268はそれぞれデータの送受可能な状態になる。
【0057】
一方、×4構成では、活性化されたメモリマットMMの両側のセンスアンプ部SA1〜8と、サプアンプ回路部20a、20bとの間で期待値データの送受が可能になることは×8構成の場合と同様である。しかし、サブアンプ回路部20a、20bのサブアンプ制御回路27a、27bはサブアンプ起動信号SAEにより制御されており、図示された例では、サブアンプ制御回路27a、27bのうち、いずれか一方だけが、サブアンプを動作可能な状態にする。即ち、サブアンプ制御回路27a又は27bは、A側又はB側の片側づつのサブアンプ回路部20a又は20bを独立して制御する。
【0058】
具体的に説明すると、サブアンプ制御回路27a及び27bには、サブアンプ起動信号SAEとして、Yアドレス信号の第12ビット(Y12バー(/Y12)及びY12トルー)がそれぞれ与えられている。即ち、サブアンプ制御回路27aは、/Y12がローレベルの時、不動作状態となり、/Y12がハイレベルの時、動作状態となる。他方、サブアンプ制御回路27bは、Y12がハイレベル及びローレベルの時、それぞれ動作状態及び不動作状態になる。この例では、サブアンプ制御回路27aにハイレベルの/Y12が与えられ、サブアンプ制御回路27bの対して、ローレベルのY12が与えられたものとする。
【0059】
この場合、図3に斜線で示すように、B側のサブアンプ制御回路27bに接続されたサブアンプ261〜268は不活性状態になり、A側のサブアンプ制御回路27a及び当該サブアンプ制御回路27aによって制御されるサブアンプ251〜258だけが活性化された状態になる。したがって、A側のサブアンプ251〜258がそれぞれ8本のメイン入出力線MIOに接続され、8ビットのデータがクロックの前縁に同期してメイン入出力線MIOに接続されたメインアンプMAとの間で、送受可能になる。結果的に、図1に示された出力回路18のバッファには、16ビットのデータが保持され、所定の入出力端子DQを通してデータの転送が行われる。
【0060】
図4に示された動作波形を参照して、上記した動作をより具体的に説明する。ワード線WLがハイレベルになることによって、当該ワード線WLに対応した16個のメモリマットMMのメモリセルが活性化されると、活性化されたメモリセルのデータがビット線対(T/B)上に送出され、対応するセンスアンプセットSA1〜SA8内のセンスアンプにより増幅される。この状態で、列選択線YSが選択されると、選択されたセンスアンプSA1〜SA8から、データがローカル入出力線LIO上に出力される。これらデータはサブアンプ251〜258:261〜268で増幅され、メインアンプMAへ出力される。
【0061】
×8構成の状態では、サブアンプ起動信号SAEであるY12がハイレベルにセットされているから、A側及びB側双方のサブアンプ251〜258:261〜268が活性化され、結果的に、16ビットのデータがメインアンプMAにメイン入出力線MIOを介して出力される。
【0062】
一方、図4に示すように、×4構成時、A側のサブアンプ回路部20aが選択される場合、サブアンプ制御回路27aには、YS線の選択信号と同期して、サブアンプ起動信号SAEとして、ハイレベルの/Y12が与えられ、他方、B側のサブアンプ制御回路27bには、ローレベルのY12がサブアンプ起動信号SAEとして与えられている。このため、A側のサブアンプ251〜258だけが活性化され、B側のサブアンプ261〜268は非活性の状態のままで停止した状態となる。結果的に、A側のサブアンプ251〜258からのみ、期待値データが送受される。
【0063】
図5(a)及び(b)を参照して、バンク0〜3におけるメモリ領域と、入出力ピンDQ0〜7と割付関係を説明する。図5(a)には×8構成におけるDQピンの割付関係が示されている。バンク0を例に取ると、サブアンプ領域15及び列デコーダ領域(YDEC)11を中心として上下左右に4分割されると共に、4分割されたメモリ領域はそれぞれ2つのメモリアレイに分けられている。更に、サブアンプ領域15の上部にあるメモリアレイには、左上端から反時計回りにDQ4、DQ3、DQ1、及び、DQ6の入出力ピンが割り付けられており、他方、サブアンプ領域15の下部にあるメモリアレイには、同様に反時計回りに、DQ5、DQ2、DQ0、及び、DQ7の入出力ピンが割り付けられていることが判る。このことは、各メモリアレイから読み出された4ビットのデータが、対応する入出力ピンに出力され、他方、各入出力ピンからの4ビットデータは対応するメモリアレイに記憶されることを意味している。上記したメモリアレイと入出力ピンとの割付関係は、他のバンク1、2、3においても同様である。このように、メモリアレイと入出力ピンとの割付関係は、一対一に定められている。
【0064】
図5(b)には、×4構成におけるメモリアレイと入出力ピンとの割付関係が示されている。図からも明らかなように、×4構成では、各バンク0、1、2、3はサブアンプ領域15及びYDEC11を中心として4分割され、左上部から反時計回りにDQ3、DQ2、DQ0、DQ1の入出力ピンがそれぞれ割付られている。したがって、×4構成では、DQ4〜DQ7は使用されず、この場合にも、メモリ領域と入出力ピンDQ0〜3との割付関係は一対一に定められていることが判る。
【0065】
図5(a)及び(b)に示したメモリ領域と入出力ピンとの割付関係を考慮して、×8構成及び×4構成における割付関係をより詳細に説明する。図6(a)に示すように、以下では、バンク0の左上部(即ち、サブブロック0の上半分)のメモリ領域を例に取って説明する。
【0066】
図5(a)及び(b)からも明らかな通り、図6(a)、(b)に示された部分には、×8構成において、入出力ピンDQ4及びDQ3が割り付けられており、他方、×4構成において、入出力ピンDQ3が割り付けられている。即ち、×8構成では、バンク0の左上部のメモリ領域からのデータは入出力ピンDQ4及び3との間でデータの送受が行われ、×4構成では、バンク0の左上部のメモリ領域と入出力端子DQ3との間で、データの送受が行われる。
【0067】
図6(b)には、バンク0の左上部のメモリアレイMAY1及び2が、サブアンプ回路部20a、20b、及び、センスアンプセットSA1、SA2、SA5、SA6、及び、サブアンプ制御回路27a、27bと共に示されている。
【0068】
ここで、図6(b)に示されたメイン入出力線MIO0〜7は、それぞれメインアンプMA0〜7に接続されており、MIO0〜3及びMIO4〜7が一単位のDQ(この例では、DQ3及びDQ4)にそれぞれ接続される構成が採用されている。また、MIO0〜7は、ローカル入出力線LIO0〜7に一対一に対応付けられている。
【0069】
具体的に説明すると、図6(b)に示されたA側のサブアンプ251〜254及びB側のサブアンプ261〜264は、メイン入出力線MIO0〜7を介してそれぞれ8つのメインアンプMA0〜7に接続されている。尚、図6(b)の下側半分のサブアンプ255〜258、265〜268のレイアウトも、上側のサブアンプと同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0070】
図示された例では、A側のサブアンプ251及び252はそれぞれMIO4及び5に接続され、A側のサブアンプ253及び254はそれぞれMIO0及び1に接続されている。一方、B側のサブアンプ261及び262はそれぞれMIO6及び7に接続され、サブアンプ263及び264はMIO2及び3にそれぞれ接続されている。
【0071】
上記したMIO0〜7に対応したメインアンプMA0〜7は、Yアドレス信号のY0及びY1によって切り換えられる。また、図6(b)に示されたサブアンプ制御回路27a及び27bには、×4構成において、/Y12及びY12がそれぞれサブアンプ起動信号SAEとして与えられる。このことから、メインアンプMA0〜7は、×4構成でY0、Y1、Y12の3ビットによって選択されることが判る。
【0072】
まず、×8構成の動作を説明すると、ワード線WLが選択された状態で、1本の列選択線YS0が選択される。このとき、各センスアンプセットSA1及びSA5では、それぞれ2つのセンスアンプSA(0)及びSA(1)が選択され、メモリアレイMAY1の4本のビットペア線(T/B)0、1、2、3と、ローカル入出力線LIO4、5、6、7とが接続される。
【0073】
列選択線YS0の選択と同時に、列選択線YS512も選択されるから、各センスアンプセットSA2、SA6では、それぞれ2つのセンスアンプSA(0)、SA(1)が選択され、結果として、メモリアレイMAY2における4本のビットペア線(T/B)0、1、2、3とLIO0、1、2、3とが、各センスアンプセットSA2、SA6内の2つのセンスアンプSA(0)、SA(1)を介して接続された状態になる。
【0074】
同一センスアンプセット、例えば、SA1の互いに隣り合うビットペア線0、1は、図7に示すように、列アドレスビットY1によって識別することができる。他方、当該センスアンプセットSA1と同一のメモリアレイMAY1に接続され、センスアンプセットSA1と対をなすセンスアンプセットSA5のビットペア線2、3とは列アドレスビットY0によって識別できる。同様に、メモリアレイMAY2におけるビットペア線0、1、2、3もY1、Y0によって識別できる。
【0075】
×8構成においては、選択されたワード線WLの両側に位置付けられたサブアンプ回路部20a、20bの8つのサブアンプ251〜254、261〜264が全て動作状態にあるから、LIO0〜7はMIO0〜7に接続された状態にあり、何等、問題は生じない。
【0076】
一方、×4構成では、Y12及び/Y12によって、例えば、サブアンプ回路部20aが選択されると、LIO4、5、0、1がMIO4、5、0、1に接続され、他方、サブアンプ回路部20bが選択されると、LIO6、7、2、3がMIO6、7、2、3に接続される。選択されたMIOからのデータは、×4構成で、4ビットのバッファを備えた入出力端子DQ3に、Y1、Y0によって、個別のアドレス位置に格納される必要がある。
【0077】
しかしながら、例えば、MIO4、5及びMIO0、1をY1、Y0によって区別するためには、Y0、Y1の状態を変化させなければ区別できない。このことは、MIO2、3、6、7をY0、Y1によって区別する場合も同様である。即ち、Y1、Y0が同じ状態を取ったのでは、MIO4、5、0、1の組、或いは、MIO4、5及びMIO2、3、6、7の組をDQ3における4つの個別のアドレス位置に格納できず、アドレスの二重割り当てが生じてしまう。
【0078】
このことを更に具体的に図7を参照して説明する。MIO0〜7には、メインアンプMA0〜7がそれぞれ接続されている場合が示されている。まず、×8構成では、入出力ピンDQ3及びDQ4には、それぞれMIO0〜3及びMIO4〜7が接続され、他方、×4構成では、DQ3に、MIO0、1、4、5の組、或いは、MIO2、3、6、7の組が接続される。
【0079】
同一のセンスアンプセットからの隣接したビットペア線に対応したMIO4、5:0、1:6、7:2、3は、図からも明らかな通り、/Y1及びY1によって識別できる。また、同一メモリアレイMAY1又は2におけるメモリアレイ両側のセンスアンプセットSA1とSA5:SA2とSA6とは、/Y0及びY0によって識別できる。
【0080】
しかし、×4構成において、/Y12及びY12によって、MIO0、1、4、5の組、或いは、MIO2、3、6、7の組をサブアンブ制御回路27a又は27bの制御の下に選択する場合には、Y0とY12とが同一の状態を取ったのでは、前述したように、いずれか一方の組を選択することはできないと言う不都合が生じる。
【0081】
このことを考慮して、図7では、MIO4、5に対して、Y0(トルー)を割り当てると共に、MIO6、7に対して、/Y0を割り当てる。この結果、MIO0、1、4、5の組は、/Y1及びY1 と、MIO0、1側に割り当てられた/Y0、MIO4、5側に割り当てられたY0との組み合わせによって区別できる。他方、MIO2、3、6、7の組は、/Y1及びY1と、MIO2、3側に割り当てられたY0、MIO6、7側に割り当てられた/Y0との組み合わせによって区別できる。したがって、×4構成において、図6(b)の各サブアンプ回路部27a、27bの4個のサブアンプが所定のDQ3の4ビット端子と接続される。
【0082】
図7を更に詳細に説明すると、×4構成において、/Y12が論理”1”レベルのとき、MIO0、1、4、5に接続されたA側のサブアンプ253、254、251、252がサブアンプ制御回路27aによって動作状態になることが判る。このことは、図6(a)のA側のサブアンプ回路部20aが/Y12によって選択されることを意味している。他方、同様に×4構成において、Y12が論理”1”レベルになると、サブアンプ制御回路27bによって、B側のサブアンプ263、264、261、及び、262がMIO2、3、6、7とそれぞれ接続される。
【0083】
次に、A側のサブアンプ251〜254にMIO0、1、4、5が接続される場合、即ち、/Y12が論理”1”の場合について説明すると、/Y0及び/Y1が論理”1”のとき、MIO0、/Y0及びY1がそれぞれ論理”1”のとき、MIO1が選択される。また、Y0及び/Y1が論理”1”の場合、MIO4、Y0及びY1が論理”1”の場合、MIO5が選択される。
【0084】
同様に、B側のサブアンプ261〜264とMIO2、3、6、7との接続関係(即ち、Y12=1のときにおける接続関係)について説明すると、Y0及び/Y1が論理”1”のとき、MIO2、Y0及びY1が論理”1”のとき、MIO3がそれぞれ選択され、/Y0及び/Y1が論理”1”のとき、MIO6、/Y0及びY1が論理”1”のとき、MIO7がそれぞれ選択される。
【0085】
図7に示されたYアドレス割付を利用した図6(b)の半導体メモリ装置は、各メモリアレイMAY1、MAY2、センスアンプセットを同一のレイアウトによって構成できる。
【0086】
しかしながら、上記したようにY0、Y1アドレスを割り当てることは、各メモリアレイMAY1、2中のメモリマットMMを選択するためのY0、Y1アドレスが各メモリマット毎に異なっていることを意味している。このことは、半導体メモリ装置を利用する上では何等問題を生じないが、×8構成でメモリマット内を評価する場合、スキャンする方向が各メモリマット毎に変化してしまい、評価が時間を要することも考えられる。
【0087】
図8(a)及び(b)を参照して、本発明の他の実施形態に係る半導体メモリ装置を説明する。図示された半導体メモリ装置は、サブアンプ回路部20aに第1及び第2のサブアンプ制御回路27a1、27a2を設け、更にサブアンプ回路部20bに第1及び第2のサブアンプ制御回路27b1、27b2を設けた点で、図6(b)に示されたサブアンプ制御回路20a、20bと異なっている。図8(a)からも明らかな通り、バンク0の左上部のメモリ領域が示されている。また、図6(b)と同様に、図3に示された下半分のサブアンプ255〜258、265〜268は説明を簡略化するために省略されている。
【0088】
サブアンプ回路部20aの第2のサブアンプ制御回路27a2は、斜線で示されているように、メモリアレイMAY2のA側に設けられたセンスアンプセットSA2と、サブアンプ253、254との間の入出力を制御する。この例では、第2のサブアンプ制御回路27a2には、Y12がサブアンプ起動信号として与えられており、LIO0、1とMIO0、1とをサブアンプ253、254を介して選択的に接続する。
【0089】
他方、サブアンプ回路部20aの第1のサブアンプ制御回路27a1は、メモリアレイMAY1のA側に設けられたセンスアンプセットSA1とサブアンプ251、252との間の入出力を制御する。ここでは、第1のサブアンプ制御回路27a1には、サブアンプ起動信号として/Y12が与えられ、A側のサブアンプ回路部20aのサブアンプ251及び252を介して、LIO4及び5と、MIO4及び5とをそれぞれ選択的に接続制御する。
【0090】
更に、サブアンプ回路部20bの第2のサブアンプ制御回路27b2は、メモリアレイMAY2のB側に設けられたセンスアンプセットSA6と、サブアンプ263及び264との間の入出力を制御する。サブアンプ回路部20bにおける第2のサブアンプ制御回路27b2には、サブアンプ起動信号として、Y12が与えられ、メモリアレイMAY2のB側のサブアンプブロックSA6からのLIO2、3とMIO2、3とを選択的に接続する制御を行う。また、サブアンプ回路部20bの第1のサブアンプ制御回路27b1は、メモリアレイMAY1のB側に設けられたセンスアンプセットSA5と、サブアンプ261、262との間の入出力を制御する。この第1のサブアンプ制御回路27b1には、サブアンプ起動信号として/Y12が与えられ、メモリアレイMAY1のB側に設けられたサブアンプブロックSA5からのLIO6、7とMIO6、7とを選択的に接続制御する。
【0091】
このことからも明らかな通り、A側及びB側の第1のサブアンプ制御回路27a1及び27b1は、サブアンプ起動信号/Y12によって同時に動作状態になり、同様に、第2のサブアンプ制御回路27a2、27b2もサブアンプ起動信号Y12によって同時に動作状態となる。この結果、各メモリアレイMAY1の両側に設けられたセンスアンプセットのセンスアンプからのデータが、両側のサブアンプに与えられ、MIOに出力される。
【0092】
この構成では、各メモリアレイMAY1、2に含まれるメモリマットMM、各センスアンプセットSA1、2、5、6は同じ構成を有し、更に、ビットペア線とLIOとの接続関係は、全て同じである。
【0093】
上記したことからも明らかな通り、図示された実施形態は、×4構成時には、図8の上下に配置されたメモリアレイMAY1及び2を選択的に切り替え、DQ3の所定アドレス位置に各メモリアレイからのデータを導いていることが分かる。
【0094】
この構成を採用した場合、×4構成時には、A及びB側にそれぞれ2つずつ設けられた第1及び第2のサブアンプ制御回路27a1、27a2、27b1、27b2により不必要なサブアンプを選択的に非活性状態にすることができる。このように、サブアンプ制御回路を各サブアンプ回路部に2つづつ設けることにより、各メモリアレイMAY中におけるメモリマットMMのアドレスの割付を図6のように、変更することなく、同一にする構成をことができる。
【0095】
このことを図9をも参照して、更に具体的に説明する。まず、×8構成の際には、DQ3にMIO0〜3が接続され、DQ4にMIO4〜7が接続される。一方、×4構成では、論理”1”レベルのY12がサブアンプ起動信号として与えられると、サブアンプ回路部20a、20b内の第2のサブアンプ制御回路27a2、27b2が動作状態になり、それぞれメモリアレイMAY2のセンスアンプセットSA2、SA6に接続されたサブアンプ253、254:263、264を活性化する。換言すれば、サブアンプ起動信号(Y12)によって、メモリアレイMAY2が選択される。この状態では、メモリアレイMAY1に接続されたサブアンプ251、252、261、262は非活性状態に置かれている。
【0096】
この結果、図9にハッチングで示すように、LIO0〜3とMIO0〜3とがサブアンプ253、254、263、264を介して接続され、更に、メインアンプMA0〜3が接続される。メインアンプMA0〜3に対応したDQ3のデータは、図9に示されているように、/Y1、Y1、/Y0、Y0アドレスによって識別され、所定のDQのアドレス位置に保持される。
【0097】
他方、×4構成で、論理”1”レベルの/Y12がサブアンプ起動信号として、第1のサブアンプ制御回路27a1及びb1に与えられ、起動されると、メモリアレイMAY1両側のセンスアンプセットSA1、SA5に接続されたサブアンプ251、252、261、262だけが活性化され、残りのサブアンプは非活性状態に保たれる。この結果、LIO4、5とMIO4、5とが接続されると共に、LIO6、7とMIO6、7とが接続される。
【0098】
この状態は、図9に示すように、/Y12によってメモリアレイMAY1の両側のセンスアンプセットSA1、SA5を選択したことと等価であり、結果的に、LIO4〜7はMIO4〜7を介してそれぞれDQ3に対応したメインアンプMA4〜7に接続される。MIO4〜7を介して出力されるデータは、前述したように、/Y1、Y1、/Y0、Y0を使用してDQ3の所定のアドレス位置に保持されることができる。
【0099】
このように、この実施形態では、M0、1、2、3の組をY12で選択し、M4、5、6、7の組を/Y12で選択することができる。換言すれば、メモリアレイMAY1、2がY12によって切り替えられている。更に、この構成においては、Y1、Y0のアドレスの割付を各センスアンプセットに含まれているメモリマットMM毎に変更する必要がない。したがって、×8構成時に、Yアドレスをスキャンしてメモリマットを評価する場合、アドレススキャンの順番を変更する必要は無いと言う利点がある。
【0100】
図8(b)に示された実施形態では、各メモリアレイ毎にYアドレスの順番を変更することなくアドレススキャンを行うことができるが、各サブアンプ回路部20a、20bに、2つのサブアンプ制御回路27a1、27a2:27b1、27b2を設ける必要があるため、面積が若干増加してしまう。
【0101】
図8に示された例に比較して面積の増加を防止できる半導体メモリ装置を構成することも可能である。例えば、メモリアレイ内におけるビットペア線とセンスアンプセットとの接続関係を隣接するメモリセル毎に変化させることにより、×4構成時に、メモリマットの片側のセンスアンプセットを選択し、メモリアレイにおけるアドレス割付を同一にすることもできる。
【0102】
図10及び11を参照して、図3及び図6(b)に示された各サブアンプ回路部20a、20bの具体的な回路構成を説明する。図10では、サブアンプ回路部20aとして使用されるものとして説明する。図3及び図6(b)に示された対応する部分には、同一の参照符号が使用され、図3と同様に、バンク0の上側及び下側のサブアンプ251〜258が示され、各サブアンプ251〜258は、ローカル入出力線LIOとメイン入出力線MIOとの間に設けられている。尚、上側のサブアンプ251〜254と、下側のサブアンプ255〜258とは同様に動作するので、以下では、主に上側のサブアンプ251〜254に限って説明する。
【0103】
図示されたサブアンプ回路部20aには、サブアンプ起動信号発生回路21からサブアンプ起動信号SAEとして、ライト起動信号DIOWET、リード起動信号DIORETが供給されると共に、I/O線イコライズ信号DIOEQB及びビット線イコライズ信号FBLEQTも供給されている。更に、各サブアンプ251〜254は同様な回路構成を備えているから、ここでは、サブアンプ252を例に取り説明する。図示されているように、サブアンプ252は、LIOイコライズ回路41、ライトバッファ回路42、サブアンプ部43、及び、MIOイコライズ回路44とによって構成され、LIOT(5)、LIOB(5)と、MIOT(5)、MIOB(5)との間に接続されているものとする。この場合、LIOイコライズ回路41はLIOT(5)及びLIOB(5)に接続され、メモリアレイの活性化時、VCLの電位にプリチャージされ、メモリアレイ非活性時、VBLRにプリチャージされる。他方、MIOイコライズ回路44はMIO(T)及び(B)に接続され、VCLにプリチャージされている。
【0104】
図10及び図11を参照して、図10の回路の×4構成時における動作を説明する。図11では、×4構成におけるA側及びB側のサブアンプ回路部20a、20bの読出時における動作波形が示されている。図11からも明らかな通り、B側のサブアンプ回路部20bはサブアンプ起動信号SAEとして与えられるDIORETがローレベル(L)に固定されている。即ち、B側のサブアンプ駆動信号であるY12がローレベルに固定されているため、MIO線(T/B)はハイレベル(H)に固定されている。
【0105】
先ず、図11に示されているように、LIO線(T/B)はA及びB側ともVBLRレベルにプリチャージされ、これによって、各メモリマットてが非活性状態の時におけるビットペア線のプリチャージレベルと同等に保持されている。
【0106】
この状態で、ロウアドレス選択コマンドACTVが入力されると、活性化されたメモリマットMMのビット線イコライズ信号FBLEQTがリセットされる。ロウアドレス選択コマンドACTVの入力と共に、選択されたワード線がハイレベルになり、セット状態となる。選択されたワード線に接続されているメモリセルからデータがビットペア線(T/B)上に読み出される。このデータの読出は、A側及びB側の双方で行われる。
【0107】
この時、LIO線はビット線イコライズ信号FBLEQTがリセットされているため、VBLRレベルからVCLレベルにブリチャージされ、読出コマンドREADを待つ。この状態で、読出コマンドREADが入力されると、選択されたYS線に接続されたセンスアンプのビットペア線からLIO線に期待値データが読み出される。但し、YS線がセットされるのと同時に、I/Oイコライズ信号DIOEQBがリセットされ、勝、サブアンプ起動信号DIORETが同時にセットされる。即ち、YS線がセットされると同時に、ビットペア線のデータはLIO線に読み出され、サブアンプ43で増幅された後、MIO線も読み出される。その後、MIO線に、ある程度、信号量が読み出された状態で、メインアンプを起動して出力回路のバッファに出力される。
【0108】
一方、ライト起動信号DIOWETがサブアンプ起動信号としてサブアンプ制御回路27aに与えられた場合、図10に示されたサブアンプ部43を経由することなく、直接、データはMIO線からライトバッファ回路42に格納する動作が行われるが、この動作は本発明とは直接には関係がないので、ここでは、詳述しない。
【0109】
【発明の効果】
本発明によれば、サブアンプ領域をメモリアレイ、即ち、バンク中央に集中配置することで、バンクの上下に位置する複数のサブアンプによってサブアンプ制御回路を共通に使用することができ、サブアンプ制御回路に要するレイアウト面積を縮小できると言う効果がある。実際、サブアンプ領域のレイアウト面積を縮小することにより、チップの一辺を28.8μmだけ縮小できた。更に、×4構成時、本発明では、サブアンプ起動信号によって、読出不要のサブアンプ(×8構成時の半分)を停止状態にすることができるため、×8動作時と比較して×4動作時は消費電流を低減できる。結果として、×4構成時の消費電流を×8構成時に比較して、13.3mAだけ低減できた。
【0110】
また、本発明の実施形態では、サブアンプ制御回路を各サブアンプ回路部に2つ備えることにより、評価時におけるアドレススキャンを容易に行うことができる半導体メモリ装置が得られ、更に、メモリアレイのビットペア線とサブアンプブロックとの接続を行うレイアウトパターンを2種類備えることにより、サブアンプ制御回路の数を増加させることなく、各メモリアレイにおけるアドレスの割付を変更する必要のない半導体メモリ装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体メモリ装置の全体の概略構成を示すレイアウト図である。
【図2】(a)及び(b)は、それぞれ図1に示された本発明に係る半導体メモリ装置の要部を拡大して示す図である。
【図3】図2(b)に示された半導体メモリ装置におけるサブアンプ回路部を更に詳細に説明するためのブロック図である。
【図4】図3に示されたサブアンプ回路部の動作を説明するための波形図である。
【図5】(a)、(b)は、本発明に係る×8構成及び×4構成におけるメモリ領域と入出力ピンとの割付関係を示す図である。
【図6】(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係る半導体メモリ装置を説明するための図であり、(a)は対象となるメモリ領域の位置を示す図であり、(b)はその構成を具体的に示すブロック図である。
【図7】×8構成と×4構成時におけるアドレスの割付関係を示す図である。
【図8】(a)は本発明の別の実施形態に係る半導体メモリ装置のメモリ領域の位置を示す図であり、及び(b)はそのレイアウト構成を示すブロック図である。
【図9】図8(b)に示されたレイアウト構成における×8構成及び×4構成におけるアドレスの割付関係を示す図である。
【図10】図3及び図6(b)に示されたサブアンプ回路部の具体的構成を示す回路図である。
【図11】図10に示された回路の動作を説明するための波形図である。
【符号の説明】
11 列デコーダ
15 サブアンプ領域
18 出力回路
LIO ローカル入出力線
MIO メイン入出力線
GIO グローバル入出力線
MA メインアンプ
SA センスアンプセット
MM メモリマット
20、20a、20b サブアンプ回路部
21 サブアンプ起動信号発生部
251〜258、261〜268 サブアンプ
27a、27b、27a1、27a2、27b1、27b2 サブアンプ制御部

Claims (11)

  1. 隣接して配置された複数のメモリアレイを有するバンクと、
    各メモリアレイに設けられたセンスアンプと、
    前記センスアンプに接続されたサブアンプと、
    前記サブアンプを制御するサブアンプ制御回路と、
    前記サブアンプに接続されたメインアンプと、を備えた半導体メモリ装置であって、
    前記バンクが、第1の部分領域のメモリアレイと第2の部分領域のメモリアレイとに分割され、
    前記サブアンプと前記サブアンプ制御回路とが、前記第1の部分領域及び第2の部分領域のメモリアレイの間に配置され、
    前記サブアンプ制御回路が、前記第1の部分領域及び第2の部分領域のメモリアレイの夫々に対応して設けられた前記サブアンプを共通に制御することを特徴とする半導体メモリ装置。
  2. 前記サブアンプ制御回路が、前記第1の部分領域及び第2の部分領域のメモリアレイの夫々に対応して設けられた前記サブアンプの間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ装置。
  3. 前記第1の部分領域及び第2の部分領域のメモリアレイが、複数のメモリマットから構成され、
    前記センスアンプが、前記メモリマットの両端に配置されると共に、
    前記サブアンプが、前記メモリマットの一端に配置されたセンスアンプに対応する第1群のサブアンプと、前記メモリマットの他の一端に配置されたセンスアンプに対応する第2群のサブアンプとに分割され、
    前記第1群のサブアンプに対する第1のサブアンプ制御回路と、前記第2群のサブアンプに対する第2のサブアンプ制御回路とが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体メモリ装置。
  4. 前記第1の部分領域及び第2の部分領域のメモリアレイが、複数のメモリマットから構成され、
    前記メモリマットが、メモリマット毎に第1群及び第2群のメモリマットに分割されると共に、
    前記サブアンプが、前記第1群のメモリマットに配置されたセンスアンプに対応する第1群のサブアンプと、前記第2群のメモリマットに配置されたセンスアンプに対応する第2群のサブアンプとに分割され、
    前記第1群のサブアンプに対する第1のサブアンプ制御回路と、前記第2群のサブアンプに対する第2のサブアンプ制御回路とが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体メモリ装置。
  5. 前記第1及び第2のサブアンプ制御回路に対して、互いに異なるサブアンプ起動信号を供給するサブアンプ起動信号発生回路を有することを特徴とする請求項3又は4に記載の半導体メモリ装置。
  6. 前記第1群及び第2群のサブアンプが、前記サブアンプ起動信号により選択的に動作状態或いは不動作状態となることを特徴とする請求項5に記載の半導体メモリ装置。
  7. 前記サブアンプ制御回路は、メモリマットに対するデータの書込/読出を識別し、書込の場合には、前記各サブアンプ内の増幅部をバイパスするような制御を行い、他方、読出の場合には、前記各サブアンプ内の増幅部を動作状態にするような制御を行うことを特徴とする請求項5に記載の半導体メモリ装置。
  8. 前記第1の部分領域及び第2の部分領域のメモリアレイが、複数のメモリマットから構成され、
    前記メモリマットの両端に前記センスアンプが配置され、
    前記メモリマットが、メモリマット毎に第1群及び第2群のメモリマットに分割されると共に、
    前記サブアンプが、前記1群のメモリマットの一端に配置されるセンスアンプに対応する第1群のサブアンプと、前記2群のメモリマットの一端に配置されるセンスアンプに対応する第2群のサブアンプと、前記1群のメモリマットの他端に配置されるセンスアンプに対応する第3群のサブアンプと、前記2群のメモリマットの他端に配置されるセンスアンプに対応する第4群のサブアンプとに分割され、
    前記第1〜4群のサブアンプに対して第1〜4のサブアンプ制御回路が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体メモリ装置。
  9. 前記第1及び第3のサブアンプ制御回路に対して第1のサブアンプ起動信号を供給し、前記第2及び第4のサブアンプ制御回路に対して第2のサブアンプ起動信号を供給する、サブアンプ起動信号発生回路を有することを特徴とする請求項8に記載の半導体メモリ装置。
  10. 前記第1群及び第3群のサブアンプと前記第2群及び第4群のサブアンプとが、前記第1及び第2のサブアンプ起動信号により選択的に動作状態或いは不動作状態となることを特徴とする請求項9に記載の半導体メモリ装置。
  11. 前記サブアンプ制御回路は、メモリマットに対するデータの書込/読出を識別し、書込の場合には、前記各サブアンプ内の増幅部をバイパスするような制御を行い、他方、読出の場合には、前記各サブアンプ内の増幅部を動作状態にするような制御を行うことを特徴とする請求項9に記載の半導体メモリ装置。
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