JPH117772A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH117772A JPH117772A JP9162676A JP16267697A JPH117772A JP H117772 A JPH117772 A JP H117772A JP 9162676 A JP9162676 A JP 9162676A JP 16267697 A JP16267697 A JP 16267697A JP H117772 A JPH117772 A JP H117772A
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- Semiconductor Memories (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 デコーダ自体の消費電力を低減し、かつメイ
ンアンプ制御回路の共通化を図り、多ビット化を実現し
つつ低消費電力化を図ることができる半導体記憶装置を
提供する。 【解決手段】 階層形ワード線構成、多分割ビット線構
成を用いた64Mビットあるいは256MビットDRA
Mであって、メインローデコーダ領域、メインワードド
ライバ領域、カラムデコーダ領域、周辺回路/ボンディ
ングパッド領域、メモリセルアレー、センスアンプ領
域、サブワードドライバ領域、交差領域などが半導体チ
ップ上に形成され、列選択信号線YSで同時にアクセス
されるメモリセルの数を多くするため、1本の列選択信
号線YS0が4つのセンスアンプSAを制御する構成を
採用し、カラムデコーダYDは4ビットのデータに対し
て1つ、メインアンプ制御回路MACも4ビットのデー
タに対して1つとなっている。
ンアンプ制御回路の共通化を図り、多ビット化を実現し
つつ低消費電力化を図ることができる半導体記憶装置を
提供する。 【解決手段】 階層形ワード線構成、多分割ビット線構
成を用いた64Mビットあるいは256MビットDRA
Mであって、メインローデコーダ領域、メインワードド
ライバ領域、カラムデコーダ領域、周辺回路/ボンディ
ングパッド領域、メモリセルアレー、センスアンプ領
域、サブワードドライバ領域、交差領域などが半導体チ
ップ上に形成され、列選択信号線YSで同時にアクセス
されるメモリセルの数を多くするため、1本の列選択信
号線YS0が4つのセンスアンプSAを制御する構成を
採用し、カラムデコーダYDは4ビットのデータに対し
て1つ、メインアンプ制御回路MACも4ビットのデー
タに対して1つとなっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入出力構成が4ビ
ット以上の多ビット構成の半導体記憶装置の低消費電力
化を図るものである。多ビット化が進む半導体記憶装置
において、特にノート形パーソナルコンピュータなどの
バッテリ動作機器では低消費電力化が大きな課題であ
る。
ット以上の多ビット構成の半導体記憶装置の低消費電力
化を図るものである。多ビット化が進む半導体記憶装置
において、特にノート形パーソナルコンピュータなどの
バッテリ動作機器では低消費電力化が大きな課題であ
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば、本発明者が検討した技術とし
て、近年の半導体記憶装置の分野は多ビット化の傾向で
ある一方、ノート形パーソナルコンピュータなどの普及
により低消費電力化が必須という相反した特徴を持って
いる。一般的な半導体記憶装置は、×1/×4ビット品
に代表されるように比較的少数のビット構成であり、し
かもノート形パーソナルコンピュータなどのバッテリ動
作機器も一部で普及されているに過ぎなかったが、近年
では前記に述べたように多ビット化の要求が強く、しか
も低消費電力化が必須となっている。
て、近年の半導体記憶装置の分野は多ビット化の傾向で
ある一方、ノート形パーソナルコンピュータなどの普及
により低消費電力化が必須という相反した特徴を持って
いる。一般的な半導体記憶装置は、×1/×4ビット品
に代表されるように比較的少数のビット構成であり、し
かもノート形パーソナルコンピュータなどのバッテリ動
作機器も一部で普及されているに過ぎなかったが、近年
では前記に述べたように多ビット化の要求が強く、しか
も低消費電力化が必須となっている。
【0003】このような入出力ビット構成の半導体記憶
装置に関する技術としては、たとえば1994年11月
5日、株式会社培風館発行の「アドバンスト エレクト
ロニクスI−9 超LSIメモリ」P331〜P333
などの文献に記載される技術などが挙げられる。
装置に関する技術としては、たとえば1994年11月
5日、株式会社培風館発行の「アドバンスト エレクト
ロニクスI−9 超LSIメモリ」P331〜P333
などの文献に記載される技術などが挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記のよ
うな入出力ビット構成の半導体記憶装置において、この
入出力構成の多ビット化の傾向と、これに相反する低消
費電力化の傾向とについて検討し、以下において本発明
者によって検討した内容を図5を用いて説明する。
うな入出力ビット構成の半導体記憶装置において、この
入出力構成の多ビット化の傾向と、これに相反する低消
費電力化の傾向とについて検討し、以下において本発明
者によって検討した内容を図5を用いて説明する。
【0005】前記のような多ビット化および低消費電力
化の状況のなか、半導体記憶装置ではビット線選択を行
う列選択信号線YSは1個もしくは2個程度の少数のセ
ンスアンプが接続されているケースが多い。たとえば、
図5は入出力構成がDQ0〜DQ15の16ビット構成
のメモリで、そのうちDQ0〜DQ3の4ビットのみに
係るメモリセルアレー15、センスアンプSA、カラム
デコーダYD、メインアンプMAを示す。列選択信号線
YSに2個のセンスアンプSAが接続されている半導体
記憶装置の概略構成図である。
化の状況のなか、半導体記憶装置ではビット線選択を行
う列選択信号線YSは1個もしくは2個程度の少数のセ
ンスアンプが接続されているケースが多い。たとえば、
図5は入出力構成がDQ0〜DQ15の16ビット構成
のメモリで、そのうちDQ0〜DQ3の4ビットのみに
係るメモリセルアレー15、センスアンプSA、カラム
デコーダYD、メインアンプMAを示す。列選択信号線
YSに2個のセンスアンプSAが接続されている半導体
記憶装置の概略構成図である。
【0006】図5(a) に詳細に示すように、列選択信号
線YS0,1にそれぞれ2個のセンスアンプSAが接続
され、2ビットのメモリセルにアクセスする構成におい
て、たとえば×16ビット品の読み出しを行う場合、8
セットのカラムデコーダYDを準備して8本の列選択信
号線YSを活性化する必要があり、さらにメインアンプ
制御回路MACも各メインアンプMA毎に1個ずつ、チ
ップ全体では16ビット入出力のために16セット必要
である。この際の消費電力は、列選択信号線YSの8本
の充放電、カラムデコーダYDの8セットおよびメイン
アンプ制御回路MACの16セット分必要となり、低消
費電力化の妨げとなる。
線YS0,1にそれぞれ2個のセンスアンプSAが接続
され、2ビットのメモリセルにアクセスする構成におい
て、たとえば×16ビット品の読み出しを行う場合、8
セットのカラムデコーダYDを準備して8本の列選択信
号線YSを活性化する必要があり、さらにメインアンプ
制御回路MACも各メインアンプMA毎に1個ずつ、チ
ップ全体では16ビット入出力のために16セット必要
である。この際の消費電力は、列選択信号線YSの8本
の充放電、カラムデコーダYDの8セットおよびメイン
アンプ制御回路MACの16セット分必要となり、低消
費電力化の妨げとなる。
【0007】そこで、本発明の目的は、近年の多ビット
化/低消費電力化の強い要求のもと、1本の列選択信号
線に接続されているセンスアンプの数を多くして列選択
信号線の数を減らすことにより、列選択信号線とデコー
ダ自体の消費電力を低減し、かつメインアンプ制御回路
の共通化による低電力化も図り、多ビット化と低消費電
力化の両立を図ることができる半導体記憶装置を提供す
るものである。
化/低消費電力化の強い要求のもと、1本の列選択信号
線に接続されているセンスアンプの数を多くして列選択
信号線の数を減らすことにより、列選択信号線とデコー
ダ自体の消費電力を低減し、かつメインアンプ制御回路
の共通化による低電力化も図り、多ビット化と低消費電
力化の両立を図ることができる半導体記憶装置を提供す
るものである。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0010】すなわち、本発明による半導体記憶装置
は、入出力構成が4ビット以上の多ビット品における動
作回路数の絞り込みによる低消費電力化を図るために、
1本の列選択信号線で制御されるセンスアンプの数を4
個以上にして、複数ビットの読み出し/書き込みを少な
い列選択信号線の動作で行うものである。
は、入出力構成が4ビット以上の多ビット品における動
作回路数の絞り込みによる低消費電力化を図るために、
1本の列選択信号線で制御されるセンスアンプの数を4
個以上にして、複数ビットの読み出し/書き込みを少な
い列選択信号線の動作で行うものである。
【0011】この方法をとれば、1本の列選択信号線で
アクセスされるメモリセルの数を多く(4ビット以上)
することにより、列選択信号線の数を減らすことができ
るので、カラムデコーダ自体の消費電力が低減できる。
さらに、メインアンプ制御回路を複数のメインアンプで
共通化することにより、多ビット化を実現しつつ低消費
電力化を図ることができる。
アクセスされるメモリセルの数を多く(4ビット以上)
することにより、列選択信号線の数を減らすことができ
るので、カラムデコーダ自体の消費電力が低減できる。
さらに、メインアンプ制御回路を複数のメインアンプで
共通化することにより、多ビット化を実現しつつ低消費
電力化を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一の部材には同一の符号を付
し、その繰り返しの説明は省略する。
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一の部材には同一の符号を付
し、その繰り返しの説明は省略する。
【0013】図1(a),(b) は本発明の一実施の形態であ
る半導体記憶装置を示すレイアウト図と部分拡大図、図
2は本実施の形態の半導体記憶装置におけるメモリセル
アレーとその周辺回路とを示す回路図、図3(a),(b) は
1本の列選択信号線で4ビットのメモリセルを同時にア
クセスする半導体記憶装置を示す概略構成図、図4は多
ビット展開の半導体記憶装置を示す概略構成図である。
る半導体記憶装置を示すレイアウト図と部分拡大図、図
2は本実施の形態の半導体記憶装置におけるメモリセル
アレーとその周辺回路とを示す回路図、図3(a),(b) は
1本の列選択信号線で4ビットのメモリセルを同時にア
クセスする半導体記憶装置を示す概略構成図、図4は多
ビット展開の半導体記憶装置を示す概略構成図である。
【0014】まず、図1により本実施の形態の半導体記
憶装置の構成を説明する。
憶装置の構成を説明する。
【0015】本実施の形態の半導体記憶装置は、たとえ
ば階層形ワード線構成、多分割ビット線構成を用いた6
4Mビットあるいは256MビットDRAMとされ、こ
のメモリチップ10には、メインローデコーダ領域1
1、メインワードドライバ領域12、カラムデコーダ領
域13、周辺回路/ボンディングパッド領域14、メモ
リセルアレー15、センスアンプ領域16、サブワード
ドライバ領域17、交差領域18などが周知の半導体製
造技術によって1個の半導体チップ上に形成されてい
る。この図1においては、水平方向が行方向(ワード線
方向)、垂直方向が列方向(ビット線方向)である。
ば階層形ワード線構成、多分割ビット線構成を用いた6
4Mビットあるいは256MビットDRAMとされ、こ
のメモリチップ10には、メインローデコーダ領域1
1、メインワードドライバ領域12、カラムデコーダ領
域13、周辺回路/ボンディングパッド領域14、メモ
リセルアレー15、センスアンプ領域16、サブワード
ドライバ領域17、交差領域18などが周知の半導体製
造技術によって1個の半導体チップ上に形成されてい
る。この図1においては、水平方向が行方向(ワード線
方向)、垂直方向が列方向(ビット線方向)である。
【0016】このDRAMにおいては、たとえば図1に
示すように、メモリチップ10の行方向における左側と
右側、列方向における上側と下側にメモリセルアレー1
5などからなるメモリ領域が分割して配置される。この
左側と右側とに配置されたメモリ領域は、それぞれのメ
モリ領域に対応するメインワードドライバ領域12を介
して中央に配置されたメインローデコーダ領域11を挟
んで対で配置されている。
示すように、メモリチップ10の行方向における左側と
右側、列方向における上側と下側にメモリセルアレー1
5などからなるメモリ領域が分割して配置される。この
左側と右側とに配置されたメモリ領域は、それぞれのメ
モリ領域に対応するメインワードドライバ領域12を介
して中央に配置されたメインローデコーダ領域11を挟
んで対で配置されている。
【0017】また、上側と下側に配置されたメモリ領域
の中央側には、それぞれのメモリ領域に対応するカラム
デコーダ領域13が配置されている。さらに、その中央
部には、周辺回路/ボンディングパッド領域14とし
て、ローアドレスバッファ、カラムアドレスバッファ、
プリデコーダ、タイミング発生回路、データ入出力回路
などが配置され、さらに外部接続用のボンディングパッ
ドが設けられている。
の中央側には、それぞれのメモリ領域に対応するカラム
デコーダ領域13が配置されている。さらに、その中央
部には、周辺回路/ボンディングパッド領域14とし
て、ローアドレスバッファ、カラムアドレスバッファ、
プリデコーダ、タイミング発生回路、データ入出力回路
などが配置され、さらに外部接続用のボンディングパッ
ドが設けられている。
【0018】メモリ領域は、メモリセルアレー15の列
方向にセンスアンプ領域16が配置され、また行方向に
サブワードドライバ領域17が配置され、このセンスア
ンプ領域16とサブワードドライバ領域17との交差領
域18にはFXドライバ、さらにセンスアンプ群の制御
回路(スイッチMOSトランジスタなど)も配置されて
いる。このメモリセルアレー15に対して、ワード線は
行方向、ビット線は列方向としている。これとは逆の配
置でも本発明を用いることができることは自明である。
方向にセンスアンプ領域16が配置され、また行方向に
サブワードドライバ領域17が配置され、このセンスア
ンプ領域16とサブワードドライバ領域17との交差領
域18にはFXドライバ、さらにセンスアンプ群の制御
回路(スイッチMOSトランジスタなど)も配置されて
いる。このメモリセルアレー15に対して、ワード線は
行方向、ビット線は列方向としている。これとは逆の配
置でも本発明を用いることができることは自明である。
【0019】図2は、メモリセルアレー15と、その周
辺回路とを単純化した回路図であり、メインローデコー
ダ領域11、メインワードドライバ領域12、カラムデ
コーダ領域13、メモリセルアレー15、センスアンプ
領域16、サブワードドライバ領域17、交差領域18
などの各領域内に含まれる回路と、入力回路51、プリ
デコーダ52、メインアンプ61、出力回路62などが
図示されている。
辺回路とを単純化した回路図であり、メインローデコー
ダ領域11、メインワードドライバ領域12、カラムデ
コーダ領域13、メモリセルアレー15、センスアンプ
領域16、サブワードドライバ領域17、交差領域18
などの各領域内に含まれる回路と、入力回路51、プリ
デコーダ52、メインアンプ61、出力回路62などが
図示されている。
【0020】メモリセルアレー15は、2次元的に配列
された複数、たとえば256サブワード線×256ビッ
ト線対の64Kビットのメモリセルからなり、メインワ
ード線MWB(BはMWの反転表記、他の信号線も同
様)、サブワード線SWが水平方向、ビット線BL,B
LB、列選択信号線YSが垂直方向に配置されている。
ワード線構成は階層形ワード線方式、センスアンプは2
サブアレー共用方式で、かつオーバードライブ方式、す
なわち高速化のためにセンスアンプ駆動線CSPを最初
はVDDの電圧レベルで、後にVDLの電圧レベルで2
段階で駆動する方式とする。これらは公知(IEEE Journ
al of Solid-State Circuit,Vol.31,No.9,Sep.1996,"A
29-ns 64-Mb DRAM with Hierarchical Array Architect
ure")の技術である。
された複数、たとえば256サブワード線×256ビッ
ト線対の64Kビットのメモリセルからなり、メインワ
ード線MWB(BはMWの反転表記、他の信号線も同
様)、サブワード線SWが水平方向、ビット線BL,B
LB、列選択信号線YSが垂直方向に配置されている。
ワード線構成は階層形ワード線方式、センスアンプは2
サブアレー共用方式で、かつオーバードライブ方式、す
なわち高速化のためにセンスアンプ駆動線CSPを最初
はVDDの電圧レベルで、後にVDLの電圧レベルで2
段階で駆動する方式とする。これらは公知(IEEE Journ
al of Solid-State Circuit,Vol.31,No.9,Sep.1996,"A
29-ns 64-Mb DRAM with Hierarchical Array Architect
ure")の技術である。
【0021】メモリセルアレー15の左右に隣接してサ
ブワードドライバ領域17が置かれ、そのサブワードド
ライバの入力がメインワード線MWBとプリデコーダ線
FXであり、その出力がサブワード線SWである。セン
スアンプ領域16とサブワードドライバ領域17との交
差領域18には、図示のようにセンスアンプドライバ
(図では3個のNMOSトランジスタであるが、充電側
はPMOSトランジスタを用いてもよい)やローカルI
O線LIO,LIOBとメインIO線MIO,MIOB
とのスイッチトランジスタIOSWが設けられている。
通常、1組のローカルIO線LIO,LIOB、メイン
IO線MIO,MIOBはいずれもTrueBarの2
本の差動信号線からなる。
ブワードドライバ領域17が置かれ、そのサブワードド
ライバの入力がメインワード線MWBとプリデコーダ線
FXであり、その出力がサブワード線SWである。セン
スアンプ領域16とサブワードドライバ領域17との交
差領域18には、図示のようにセンスアンプドライバ
(図では3個のNMOSトランジスタであるが、充電側
はPMOSトランジスタを用いてもよい)やローカルI
O線LIO,LIOBとメインIO線MIO,MIOB
とのスイッチトランジスタIOSWが設けられている。
通常、1組のローカルIO線LIO,LIOB、メイン
IO線MIO,MIOBはいずれもTrueBarの2
本の差動信号線からなる。
【0022】また、本図では省略したが、一層の高性能
化のためにセンスアンプ駆動線CSP,CSN、ローカ
ルIO線LIO,LIOB、メインIO線MIO,MI
OBなどのプリチャージ回路やFXドライバが置かれる
こともある。これらの他に入力回路51、プリデコーダ
52、メインワードドライバ、カラムデコーダ、メイン
アンプ61、出力回路62などがある。また図2におい
て、SHR1,2はシェアドセンスアンプ分離信号線、
SAP1,2はセンスアンプ充電信号線、SANはセン
スアンプ放電信号線である。
化のためにセンスアンプ駆動線CSP,CSN、ローカ
ルIO線LIO,LIOB、メインIO線MIO,MI
OBなどのプリチャージ回路やFXドライバが置かれる
こともある。これらの他に入力回路51、プリデコーダ
52、メインワードドライバ、カラムデコーダ、メイン
アンプ61、出力回路62などがある。また図2におい
て、SHR1,2はシェアドセンスアンプ分離信号線、
SAP1,2はセンスアンプ充電信号線、SANはセン
スアンプ放電信号線である。
【0023】さらに、低電力化と微細デバイスの高信頼
化のために内部降圧方式を用い、周辺回路は電圧VPE
RI(2.5V)、メモリセル蓄積電圧は電圧VDL(2.
0V)と電源電圧VDD(3.3V)より低い電圧を用い
る。なお、入出力回路は外部とのインタフェースのため
に電圧VDDを用いる。公知であるが、メモリセルに電
圧VDLを書き込むためにはチャージポンピング動作で
昇圧した電圧VPPがサブワード線SWの選択電圧とし
て必要である。そこで、メインワードドライバやサブワ
ードドライバの動作電圧には電圧VPPを供給する。プ
レート電圧VPLTやビット線プリチャージ電圧VBL
Rは電圧VDLの1/2の1.0Vを供給する。また、基
板電圧VBBは−1.0Vである。
化のために内部降圧方式を用い、周辺回路は電圧VPE
RI(2.5V)、メモリセル蓄積電圧は電圧VDL(2.
0V)と電源電圧VDD(3.3V)より低い電圧を用い
る。なお、入出力回路は外部とのインタフェースのため
に電圧VDDを用いる。公知であるが、メモリセルに電
圧VDLを書き込むためにはチャージポンピング動作で
昇圧した電圧VPPがサブワード線SWの選択電圧とし
て必要である。そこで、メインワードドライバやサブワ
ードドライバの動作電圧には電圧VPPを供給する。プ
レート電圧VPLTやビット線プリチャージ電圧VBL
Rは電圧VDLの1/2の1.0Vを供給する。また、基
板電圧VBBは−1.0Vである。
【0024】この階層形ワード線構成は、ワード線を多
分割にしてサブワード線SWとし、1組のメインローデ
コーダとメインワードドライバ、サブワードドライバを
複数のサブワード線SWで共有することにより、メイン
ワード線(MW,MWB)、プリデコーダ線(FX,F
XB)の金属配線ピッチをメモリセルのピッチより緩和
し、金属配線の製造歩留まりを高めることができる。
分割にしてサブワード線SWとし、1組のメインローデ
コーダとメインワードドライバ、サブワードドライバを
複数のサブワード線SWで共有することにより、メイン
ワード線(MW,MWB)、プリデコーダ線(FX,F
XB)の金属配線ピッチをメモリセルのピッチより緩和
し、金属配線の製造歩留まりを高めることができる。
【0025】この階層形ワード線構成においては、行方
向に並ぶサブワード線SWはサブワードドライバの出力
であり、このサブワードドライバにはメインワードドラ
イバから出力されたメインワード線MWBまたはMW
と、FXドライバから出力されたプリデコーダ線FXお
よびFXBが入力され、論理動作を行う。ある特定のサ
ブワードドライバは、その入力であるメインワード線M
WBが選択され、さらにプリデコーダ線FX,FXBが
選択されると、サブワード線SWにHighレベルの電
圧が出力され、そのサブワード線SWに接続される全て
のメモリセルの読み出し動作、書き込み動作が開始され
る。
向に並ぶサブワード線SWはサブワードドライバの出力
であり、このサブワードドライバにはメインワードドラ
イバから出力されたメインワード線MWBまたはMW
と、FXドライバから出力されたプリデコーダ線FXお
よびFXBが入力され、論理動作を行う。ある特定のサ
ブワードドライバは、その入力であるメインワード線M
WBが選択され、さらにプリデコーダ線FX,FXBが
選択されると、サブワード線SWにHighレベルの電
圧が出力され、そのサブワード線SWに接続される全て
のメモリセルの読み出し動作、書き込み動作が開始され
る。
【0026】読み出し動作の際には、サブワードドライ
バによるサブワード線SWの選択、およびカラムデコー
ダによるビット線BL,BLBの選択により、メモリセ
ルアレー15内の任意のメモリセルを指定して、このメ
モリセルのデータはセンスアンプで増幅した後にローカ
ルIO線LIO,LIOB、メインIO線MIO,MI
OBに読み出され、メインアンプ61を介して出力回路
62から出力される。書き込み動作の際にも同様に、サ
ブワード線SWおよびビット線BL,BLBにより任意
のメモリセルを指定して、書き込み回路(メインアンプ
61に並列に設置、但し図2では省略)からメインIO
線MIO,MIOB、ローカルIO線LIO,LIO
B、センスアンプを経てメモリセルにデータを書き込む
ことができる。
バによるサブワード線SWの選択、およびカラムデコー
ダによるビット線BL,BLBの選択により、メモリセ
ルアレー15内の任意のメモリセルを指定して、このメ
モリセルのデータはセンスアンプで増幅した後にローカ
ルIO線LIO,LIOB、メインIO線MIO,MI
OBに読み出され、メインアンプ61を介して出力回路
62から出力される。書き込み動作の際にも同様に、サ
ブワード線SWおよびビット線BL,BLBにより任意
のメモリセルを指定して、書き込み回路(メインアンプ
61に並列に設置、但し図2では省略)からメインIO
線MIO,MIOB、ローカルIO線LIO,LIO
B、センスアンプを経てメモリセルにデータを書き込む
ことができる。
【0027】図3は、本発明による実施の形態の半導体
記憶装置において、1本の列選択信号線で4ビットのメ
モリセルをアクセスする例を示す概略構成図である。図
3(a) は図5(a) に比べ、1本の列選択信号線YSが制
御するセンスアンプSAの数が2倍になる。列選択信号
線YSの繰返しピッチが2倍に緩くなるので配線不良が
起こりにくくなる。あるいは列選択信号線YSの間に別
の目的、たとえば電源線を追加することができる。
記憶装置において、1本の列選択信号線で4ビットのメ
モリセルをアクセスする例を示す概略構成図である。図
3(a) は図5(a) に比べ、1本の列選択信号線YSが制
御するセンスアンプSAの数が2倍になる。列選択信号
線YSの繰返しピッチが2倍に緩くなるので配線不良が
起こりにくくなる。あるいは列選択信号線YSの間に別
の目的、たとえば電源線を追加することができる。
【0028】図3(a) には、詳細に1本の列選択信号線
YS0で制御される4つのセンスアンプSAを示してい
る。図5(a) との違いは、1本の列選択信号線YS0で
センスアンプ領域の2個のセンスアンプSAを共通に制
御することである。図5(a)に比べ、列選択信号線YS
の数は半分となる。1つの64Kビットのメモリセルア
レー15上には64本の列選択信号線YSが配置され
る。
YS0で制御される4つのセンスアンプSAを示してい
る。図5(a) との違いは、1本の列選択信号線YS0で
センスアンプ領域の2個のセンスアンプSAを共通に制
御することである。図5(a)に比べ、列選択信号線YS
の数は半分となる。1つの64Kビットのメモリセルア
レー15上には64本の列選択信号線YSが配置され
る。
【0029】図3(b) に、64Kビットのメモリセルア
レー15が4つに分割される例を示す。この4つについ
てローカルIO線LIOが共有され、交差領域でメイン
IO線MIOとIOSWを介して接続される。列選択信
号線YSは各メモリセルアレー15で64本あり、4個
のメモリセルアレー15では256本ある。この中から
1本の列選択信号線YSを選ぶ。
レー15が4つに分割される例を示す。この4つについ
てローカルIO線LIOが共有され、交差領域でメイン
IO線MIOとIOSWを介して接続される。列選択信
号線YSは各メモリセルアレー15で64本あり、4個
のメモリセルアレー15では256本ある。この中から
1本の列選択信号線YSを選ぶ。
【0030】図3(b) は、4個のメモリセルアレー15
の周辺回路として、サブワード線SWの方向にサブワー
ドドライバSWDが配置され、ビット線BLの方向にセ
ンスアンプSA、カラムデコーダYD、メインアンプM
A、メインアンプ制御回路MACを示す。但し、全体の
配置は図1に示すようになる。図3(b) は図5(b) と比
べ、ローカルIO線LIOを延伸し、4個のメモリセル
アレー15で共有する。1つのセンスアンプ領域上では
2組のローカルIO線LIOを配置する。4ビットをア
クセスする時、図3(b) では1本の列選択信号線YSを
選択すればよいが、図5(b) では2本の列選択信号線Y
Sの選択が必要である。
の周辺回路として、サブワード線SWの方向にサブワー
ドドライバSWDが配置され、ビット線BLの方向にセ
ンスアンプSA、カラムデコーダYD、メインアンプM
A、メインアンプ制御回路MACを示す。但し、全体の
配置は図1に示すようになる。図3(b) は図5(b) と比
べ、ローカルIO線LIOを延伸し、4個のメモリセル
アレー15で共有する。1つのセンスアンプ領域上では
2組のローカルIO線LIOを配置する。4ビットをア
クセスする時、図3(b) では1本の列選択信号線YSを
選択すればよいが、図5(b) では2本の列選択信号線Y
Sの選択が必要である。
【0031】図3(b) の4個のメモリセルアレー15で
各1本のサブワード線SWが選択され、1本の列選択信
号線YSが選択されることにより、4ビットのアクセス
が可能である。列選択信号線YSの非選択列のメモリセ
ルは読み出し後再書き込みが行われるだけである。
各1本のサブワード線SWが選択され、1本の列選択信
号線YSが選択されることにより、4ビットのアクセス
が可能である。列選択信号線YSの非選択列のメモリセ
ルは読み出し後再書き込みが行われるだけである。
【0032】また、ローカルIO線LIOを共有した4
個のメモリセルアレー15では、カラム冗長セルを共有
できる。カラム冗長セルは、4つのメモリセルアレー1
5の全部または一部に設けるが、4つのメモリセルアレ
ー15内ではこのメモリセルアレー15間にまたがる正
規セルから冗長メモリセルへの置換が通常のヒューズに
よるプログラム救済で可能である。
個のメモリセルアレー15では、カラム冗長セルを共有
できる。カラム冗長セルは、4つのメモリセルアレー1
5の全部または一部に設けるが、4つのメモリセルアレ
ー15内ではこのメモリセルアレー15間にまたがる正
規セルから冗長メモリセルへの置換が通常のヒューズに
よるプログラム救済で可能である。
【0033】本実施の形態においては、1本の列選択信
号線YSでアクセスされるメモリセルの数を多くする構
成を採用しているために、列選択信号線YSを駆動する
カラムデコーダYDと、メインIO線MIOに接続され
るメインアンプMAを制御するメインアンプ制御回路M
ACの数も少なくできる。すなわち、カラムデコーダY
D、メインアンプ制御回路MACは4ビットのデータに
つき1つとなっている。隣接する4個のメインアンプM
Aは、×4、×8、×16、×32ビットのいずれでも
同時に動作するのでメインアンプ制御回路MACは1個
で済む。
号線YSでアクセスされるメモリセルの数を多くする構
成を採用しているために、列選択信号線YSを駆動する
カラムデコーダYDと、メインIO線MIOに接続され
るメインアンプMAを制御するメインアンプ制御回路M
ACの数も少なくできる。すなわち、カラムデコーダY
D、メインアンプ制御回路MACは4ビットのデータに
つき1つとなっている。隣接する4個のメインアンプM
Aは、×4、×8、×16、×32ビットのいずれでも
同時に動作するのでメインアンプ制御回路MACは1個
で済む。
【0034】さらに、各列選択信号線YSは、センスア
ンプ列内の隣接する2つのセンスアンプSAに接続す
る。1つのメモリセルアレー15の上/下のセンスアン
プ列から4つのセンスアンプSAが制御される。4つの
センスアンプSAは4組のローカルIO線LIOに接続
される。4組のローカルIO線LIOは、4個のメモリ
セルアレー15のセンスアンプSAの間で互いに接続さ
れている。
ンプ列内の隣接する2つのセンスアンプSAに接続す
る。1つのメモリセルアレー15の上/下のセンスアン
プ列から4つのセンスアンプSAが制御される。4つの
センスアンプSAは4組のローカルIO線LIOに接続
される。4組のローカルIO線LIOは、4個のメモリ
セルアレー15のセンスアンプSAの間で互いに接続さ
れている。
【0035】このような構成において、たとえばカラム
デコーダYDにより列選択信号線YSを1本選択する
と、メモリセルアレー15から4ビットのデータがロー
カルIO線LIOを経てメインIO線MIOに出力され
る。この出力された4ビットのデータは、それぞれメイ
ンアンプMAに入力されて増幅され、データDQとして
出力される。この際に、4つのメインアンプMAに対し
てメインアンプ制御回路MACを1つに共通化すること
で、たとえば×16ビット品の読み出しを行う場合、4
セットのカラムデコーダYDおよびメインアンプ制御回
路MACを動作させればよい。
デコーダYDにより列選択信号線YSを1本選択する
と、メモリセルアレー15から4ビットのデータがロー
カルIO線LIOを経てメインIO線MIOに出力され
る。この出力された4ビットのデータは、それぞれメイ
ンアンプMAに入力されて増幅され、データDQとして
出力される。この際に、4つのメインアンプMAに対し
てメインアンプ制御回路MACを1つに共通化すること
で、たとえば×16ビット品の読み出しを行う場合、4
セットのカラムデコーダYDおよびメインアンプ制御回
路MACを動作させればよい。
【0036】これに対して図5においては、メインアン
プMAは1つにつき1つのメインアンプ制御回路MAC
を持っているため、同様に×16ビット品の読み出しを
行う場合、8セットのカラムデコーダYDおよびメイン
アンプ制御回路MACを16セット動作させる必要があ
る。よって、本実施の形態においては、図5の比較例に
対して動作デコーダ数を1/2、メインアンプ制御回路
数を1/4にでき、低消費電力化を実現することができ
る。
プMAは1つにつき1つのメインアンプ制御回路MAC
を持っているため、同様に×16ビット品の読み出しを
行う場合、8セットのカラムデコーダYDおよびメイン
アンプ制御回路MACを16セット動作させる必要があ
る。よって、本実施の形態においては、図5の比較例に
対して動作デコーダ数を1/2、メインアンプ制御回路
数を1/4にでき、低消費電力化を実現することができ
る。
【0037】図4は、4バンク構成のシンクロナスDR
AMで、入出力が×16ビット構成で、BANK0から
16ビットをアクセスする場合を示す。バンクBANK
0の列選択信号線YSを4本立てている。これは、図3
(b) の4つのメモリセルアレー15で1本ずつ、その他
の12個のメモリセルアレー15から列選択信号線YS
の3本を選択する。図4は、多ビット展開、たとえば図
3の×4ビット品から×16ビット品への構成の半導体
記憶装置を示す概略構成図である。列選択信号線YSを
4本立ち上げ、1本の列選択信号線YSから4ビットア
クセスするので、同時に16ビットのアクセスができ
る。これに付して、×4ビット構成では列選択信号線Y
Sを1本立ち上げるだけでよい。
AMで、入出力が×16ビット構成で、BANK0から
16ビットをアクセスする場合を示す。バンクBANK
0の列選択信号線YSを4本立てている。これは、図3
(b) の4つのメモリセルアレー15で1本ずつ、その他
の12個のメモリセルアレー15から列選択信号線YS
の3本を選択する。図4は、多ビット展開、たとえば図
3の×4ビット品から×16ビット品への構成の半導体
記憶装置を示す概略構成図である。列選択信号線YSを
4本立ち上げ、1本の列選択信号線YSから4ビットア
クセスするので、同時に16ビットのアクセスができ
る。これに付して、×4ビット構成では列選択信号線Y
Sを1本立ち上げるだけでよい。
【0038】この図4においては、バンクBANK0〜
BANK3による4バンク構成の半導体記憶装置を示し
ており、上側に配置されたバンクBANK0,2と下側
に配置されたバンクBANK1,3との中央側に、カラ
ムデコーダYD、メインアンプ制御回路MAC、メイン
アンプMAが配置されている。なお、バンクBANK0
〜BANK3には、メモリセルアレー15、センスアン
プSA、サブワードドライバSWDなどが含まれる。図
4は、×16ビット構成でバンクBANK0を選択して
いる場合である。このように選択するバンクBANK0
で列選択信号線YSを4本立ち上げる必要がある。非選
択のバンクBANK1〜BANK3では列選択信号線Y
Sは全て非選択である。従来、図5の方法では8本立ち
上げる必要がある。
BANK3による4バンク構成の半導体記憶装置を示し
ており、上側に配置されたバンクBANK0,2と下側
に配置されたバンクBANK1,3との中央側に、カラ
ムデコーダYD、メインアンプ制御回路MAC、メイン
アンプMAが配置されている。なお、バンクBANK0
〜BANK3には、メモリセルアレー15、センスアン
プSA、サブワードドライバSWDなどが含まれる。図
4は、×16ビット構成でバンクBANK0を選択して
いる場合である。このように選択するバンクBANK0
で列選択信号線YSを4本立ち上げる必要がある。非選
択のバンクBANK1〜BANK3では列選択信号線Y
Sは全て非選択である。従来、図5の方法では8本立ち
上げる必要がある。
【0039】このような多ビット展開の構成において
も、たとえば×16ビット品の読み出しを行う場合に
は、列選択信号線YSを4本選択して4セットのメイン
アンプ制御回路MACと16個のメインアンプMAを動
作させる。同様に、×8ビット品の読み出しを行う場合
にも、それぞれ列選択信号線YSを2本選択して、2セ
ットのメインアンプ制御回路MACと8個のメインアン
プMAを動作させればよいので、多ビット化を実現しつ
つ低消費電力化を図ることができる。
も、たとえば×16ビット品の読み出しを行う場合に
は、列選択信号線YSを4本選択して4セットのメイン
アンプ制御回路MACと16個のメインアンプMAを動
作させる。同様に、×8ビット品の読み出しを行う場合
にも、それぞれ列選択信号線YSを2本選択して、2セ
ットのメインアンプ制御回路MACと8個のメインアン
プMAを動作させればよいので、多ビット化を実現しつ
つ低消費電力化を図ることができる。
【0040】さらに、図示はしないがシンクロナスDR
AMのDDR(Double Data Rate)技術、すなわちシン
クロナスDRAMの仕様を継承しつつ、1クロック内で
2回の入出力を行い、高速データ転送を実現しようとす
る半導体記憶装置への応用も可能であり、同様に1本の
列選択信号線YSに接続されるデータの数を4ビット以
上にすることによって低消費電力化を実現することがで
きる。
AMのDDR(Double Data Rate)技術、すなわちシン
クロナスDRAMの仕様を継承しつつ、1クロック内で
2回の入出力を行い、高速データ転送を実現しようとす
る半導体記憶装置への応用も可能であり、同様に1本の
列選択信号線YSに接続されるデータの数を4ビット以
上にすることによって低消費電力化を実現することがで
きる。
【0041】このように、本実施の形態の半導体記憶装
置によれば、1本の列選択信号線でアクセスされるメモ
リセルの数を多くすることにより、列選択信号線の数を
減らすことができるので、カラムデコーダ自体の消費電
力が低減することができる。さらに、メインアンプ制御
回路を共通化することにより、多ビット化を実現しつつ
低消費電力化を図ることができる。
置によれば、1本の列選択信号線でアクセスされるメモ
リセルの数を多くすることにより、列選択信号線の数を
減らすことができるので、カラムデコーダ自体の消費電
力が低減することができる。さらに、メインアンプ制御
回路を共通化することにより、多ビット化を実現しつつ
低消費電力化を図ることができる。
【0042】以上、本発明者によってなされた発明をそ
の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0043】たとえば、前記実施の形態においては、6
4Mビットあるいは256MビットDRAM、またはシ
ンクロナスDRAMの例で説明したが、これに限定され
るものではなく、他のビット数のより多ビット化、さら
に大容量化、高集積化のDRAMや、SRAM、RA
M、ROM、PROM、EPROM、EEPROMなど
の他の半導体記憶装置についても広く適用可能である。
4Mビットあるいは256MビットDRAM、またはシ
ンクロナスDRAMの例で説明したが、これに限定され
るものではなく、他のビット数のより多ビット化、さら
に大容量化、高集積化のDRAMや、SRAM、RA
M、ROM、PROM、EPROM、EEPROMなど
の他の半導体記憶装置についても広く適用可能である。
【0044】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0045】(1).1本の列選択信号線でアクセスされる
メモリセル数を多くし、選択の列選択信号線数を減らす
ことにより、デコーダ自体の消費電力を低減し、かつメ
インアンプ制御回路の共通化を図り、多ビット化を実現
しつつ低消費電力化を図ることができる。
メモリセル数を多くし、選択の列選択信号線数を減らす
ことにより、デコーダ自体の消費電力を低減し、かつメ
インアンプ制御回路の共通化を図り、多ビット化を実現
しつつ低消費電力化を図ることができる。
【0046】(2).多ビット品への展開/DDR技術への
応用においても、多ビット化とこれに相反する低消費電
力化とを両立させることができる。
応用においても、多ビット化とこれに相反する低消費電
力化とを両立させることができる。
【0047】(3).デコーダ数の減少により列選択信号線
ピッチを緩和できるので、列選択信号線に起因するビッ
ト線不良を低減することができる。
ピッチを緩和できるので、列選択信号線に起因するビッ
ト線不良を低減することができる。
【0048】(4).前記(1) 〜(3) により、入出力構成の
多ビット化の傾向を持つ半導体記憶装置において、この
多ビット化と低消費電力化とを実現し、特にノート形パ
ーソナルコンピュータなどのバッテリ動作機器に使用し
て好適な半導体記憶装置を得ることができる。
多ビット化の傾向を持つ半導体記憶装置において、この
多ビット化と低消費電力化とを実現し、特にノート形パ
ーソナルコンピュータなどのバッテリ動作機器に使用し
て好適な半導体記憶装置を得ることができる。
【図1】(a),(b) は本発明の一実施の形態である半導体
記憶装置を示すレイアウト図と部分拡大図である。
記憶装置を示すレイアウト図と部分拡大図である。
【図2】本発明の一実施の形態の半導体記憶装置におけ
るメモリセルアレーとその周辺回路とを示す回路図であ
る。
るメモリセルアレーとその周辺回路とを示す回路図であ
る。
【図3】(a),(b) は本発明の一実施の形態において、1
本の列選択信号線で4ビットのメモリセルを同時にアク
セスする半導体記憶装置を示す概略構成図である。
本の列選択信号線で4ビットのメモリセルを同時にアク
セスする半導体記憶装置を示す概略構成図である。
【図4】本発明の一実施の形態において、多ビット展開
の半導体記憶装置を示す概略構成図である。
の半導体記憶装置を示す概略構成図である。
【図5】(a),(b) は本発明の前提となる半導体記憶装置
において、1本の列選択信号線で2ビットのメモリセル
をアクセスする半導体記憶装置を示す概略構成図であ
る。
において、1本の列選択信号線で2ビットのメモリセル
をアクセスする半導体記憶装置を示す概略構成図であ
る。
10 メモリチップ 11 メインローデコーダ領域 12 メインワードドライバ領域 13 カラムデコーダ領域 14 周辺回路/ボンディングパッド領域 15 メモリセルアレー 16 センスアンプ領域 17 サブワードドライバ領域 18 交差領域 51 入力回路 52 プリデコーダ 61 メインアンプ 62 出力回路 MW,MWB メインワード線 FX,FXB プリデコーダ線 SW サブワード線 BL,BLB ビット線 YS 列選択信号線 LIO,LIOB ローカルIO線 MIO,MIOB メインIO線 SHR シェアドセンスアンプ分離信号線 PCB ビット線プリチャージ信号線 CSP,CSN センスアンプ駆動線 SAP センスアンプ充電信号線 SAN センスアンプ放電信号線 SWD サブワードドライバ SA センスアンプ YD カラムデコーダ MA メインアンプ MAC メインアンプ制御回路 BANK0〜BANK3 バンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 27/10 681A 681B (72)発明者 橘川 五郎 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 三島 通宏 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 出井 陽治 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 加藤 茂信 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 石松 学 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 多分割ビット線構造の複数のメモリセル
アレー、センスアンプ、ワード線、列選択信号線を有
し、入出力構成が4ビット以上の多ビットアクセス方式
の半導体記憶装置であって、前記列選択信号線の各々は
4個のセンスアンプを制御することにより、4ビットの
メモリセルに同時にアクセスするものとし、1本のワー
ド線と1本の列選択信号線との選択により、入出力ビッ
ト数の4ビット以上に対応する4ビットのメモリセルに
同時にアクセスすることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置であっ
て、前記1本の列選択信号線で制御される4個のセンス
アンプは列選択信号線に沿って前記メモリセルアレーの
両側に2個ずつ隣接して存在し、前記センスアンプと接
続されるIO線はセンスアンプ領域上に2組配置される
ことを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の半導体記憶装置であっ
て、前記入出力構成が4ビット、8ビット、16ビッ
ト、32ビットの各々の時は、1読み出し/書き込みサ
イクルにおいて、前記列選択信号線の選択数は各々1
本、2本、4本、8本であることを特徴とする半導体記
憶装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の半導体記憶装置であっ
て、前記1本の列選択信号線で読み出し/書き込みされ
る4ビットの情報の読み出し用メインアンプと書き込み
回路は4組毎に共通の制御回路で制御されることを特徴
とする半導体記憶装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の半導体記憶装置であっ
て、前記センスアンプとメインアンプ、書き込み回路と
を接続するIO線はローカルIO線、メインIO線の階
層構成をとり、前記ワード線はメインワード線とサブワ
ード線とからなる階層ワード線構成をとる時、前記セン
スアンプとサブワードドライバに囲まれた前記メモリセ
ルアレーの4個にわたり4組のローカルIO線が共有さ
れ、前記メインIO線は交差領域において前記ローカル
IO線と直角方向となるようにスイッチMOSを介して
接続されることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の半導体記憶装置であっ
て、前記ローカルIO線を共有する4個のメモリセルア
レー間でカラム系冗長メモリセルを共有することを特徴
とする半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9162676A JPH117772A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9162676A JPH117772A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH117772A true JPH117772A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15759183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9162676A Withdrawn JPH117772A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH117772A (ja) |
-
1997
- 1997-06-19 JP JP9162676A patent/JPH117772A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |