JPH11204749A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JPH11204749A
JPH11204749A JP10007824A JP782498A JPH11204749A JP H11204749 A JPH11204749 A JP H11204749A JP 10007824 A JP10007824 A JP 10007824A JP 782498 A JP782498 A JP 782498A JP H11204749 A JPH11204749 A JP H11204749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
semiconductor device
column
memory array
row
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10007824A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Fujino
毅 藤野
Masako Kobayashi
真子 小林
Kazutami Arimoto
和民 有本
Tetsushi Tanizaki
哲志 谷崎
Mitsuya Kinoshita
充矢 木下
Takahiro Tsuruta
孝弘 鶴田
Gen Morishita
玄 森下
Teruhiko Amano
照彦 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP10007824A priority Critical patent/JPH11204749A/ja
Publication of JPH11204749A publication Critical patent/JPH11204749A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大容量の半導体メモリとその半導体メモリを
利用して機能発揮する機能回路とを混載した高速動作す
る半導体装置を提供する。 【解決手段】 3行3列に半導体基板を分割した領域の
うち第2行第2列を除く領域に8つのメモリアレイを配
置し、第2行第2列には機能回路を配置する。機能回路
が多数のメモリアレイと接するのでデータの転送距離が
短くなり機能回路とメモリアレイとの間で高速なデータ
転送が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大規模半導体記
憶装置を搭載する半導体装置に関し、より特定的には、
大規模半導体記憶装置とその半導体記憶装置を利用して
機能を発揮する機能回路とを搭載する半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】計算機等の演算処理装置は、通常はマイ
クロプロセッサなどの機能回路がメモリを参照しながら
処理を実行する。しかし、近年汎用メモリデバイスは徐
々に高速化されてきているもののそれをはるかに超える
マイクロプロセッサ等の機能回路の処理能力の向上に伴
って、機能回路が要求するデータを、限られた数の端子
を介して機能回路が搭載されるボード上にあるメモリか
ら読出すことが難しくなってきた。
【0003】一方、半導体プロセスの微細化技術の進歩
に伴って、1チップの半導体装置に集積可能な素子数が
増大し、システムが要求する機能回路および大規模メモ
リを1チップの半導体装置上に混載することが可能とな
ってきた。
【0004】このような状況において、たとえばISS
CC1996ではマイクロプロセッサとダイナミックメ
モリを1チップの半導体装置に混載した発表がなされて
いる(T. Shimizu et al. Prceeding of the 1996 Inte
rnational Solid-State Circuits Conference pp 216-2
17)。
【0005】メモリとマイクロプロセッサは高速でかつ
頻繁にデータのやり取りを実施しなければならない。た
とえ単一の半導体上であっても、データ配線の長さが長
くなるとデータが長距離の配線長を伝播される際に遅延
が生じ、高速なデータ転送が不可能となる。そのため、
マイクロプロセッサとメモリとはできるだけ近傍に配置
されることが望ましい。
【0006】図13は、従来の汎用ダイナミックランダ
ムアクセスメモリ(DRAM)のメモリアレイの配置を
示す図である。このような配置は、たとえば培風館発行
の伊藤清男著「超LSIメモリ」の第19頁の図1、1
4に示されている。
【0007】図13を参照して、従来のDRAM302
は、長辺と短辺がほぼ1:2の比のメモリアレイ304
〜310を2行2列に配置して構成される。
【0008】この従来のDRAMのチップ上に、マイク
ロプロセッサを混載し、マイクロプロセッサとメモリを
できるだけ近接して配置することを考える。
【0009】図14はマイクロプロセッサとメモリアレ
イを混載するチップのレイアウトの例を示す図である。
【0010】先に述べたISSCC1996での発表で
は、図14に示す配置方法がとられている。図14を参
照して、半導体装置312はメモリアレイ304、30
6とメモリアレイ310、308との間の中央領域CR
Lにマイクロプロセッサ314を搭載する。このように
マイクロプロセッサを半導体装置の中央に配置すること
により、マイクロプロセッサからメモリまでの距離をで
きるだけ均等にかつ近接して配置するようにしている。
【0011】図15は、メモリアレイとマイクロプロセ
ッサを搭載する半導体装置の第2のレイアウト例を示す
図である。
【0012】図15を参照して、半導体装置316はメ
モリアレイ304、310とメモリアレイ306、30
8との中央領域CRSにマイクロプロセッサ318を搭
載する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大規模
なマイクロプロセッサとメモリとを混載しようとした場
合、図14に示した長辺側を延長する配置法において
は、チップの長辺と短辺の比が2以上となってしまう。
【0014】このようなチップの形状では、半導体装置
の製造段階において、半導体装置のパターンを転写する
際に転写装置のレンズの周辺部の歪みにより製造上の困
難が発生する。このような細長い形状は、チップをアセ
ンブリする際にも困難が発生する。
【0015】また図15に示した短辺側を延長する方法
においては、マイクロプロセッサの形状が非常に偏平な
ものとなる。マイクロプロセッサは非常に高速動作が要
求されるため、このような大規模チップの長辺方向に長
い配置では、高速性が要求されるマイクロプロセッサ内
のデータの通信に困難が生じるという問題点がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体装
置は、チップ状に分割された半導体基板の主表面に形成
される半導体装置であって、半導体基板の主表面の中心
を包囲するように配置される複数のメモリアレイを備
え、各メモリアレイは、複数のワード線と、複数のワー
ド線と交差する複数のビット線と、複数のワード線と複
数のビット線の交点にそれぞれ対応する複数のメモリセ
ルとを含み、半導体基板の主表面の中心部の中央領域
に、複数のメモリアレイに制御信号を与える制御手段
と、複数のメモリアレイと記憶データ授受を行なうとと
もに記憶データと外部からの入力信号とを用いて所定の
処理を行ない処理結果を外部に対して出力する機能回路
をさらに備える。
【0017】請求項2記載の半導体装置は、チップ状に
分割された半導体基板の主表面に形成される半導体装置
であって、半導体基板を3行3列に分割した領域のう
ち、その第2行第2列を除く領域にそれぞれ配置される
8つのメモリアレイを備え、各メモリアレイは、複数の
ワード線と、複数のワード線と交差する複数のビット線
と、複数のワード線と複数のビット線の交点にそれぞれ
対応する複数のメモリセルとを含み、第2行第2列の中
央領域に配置される、複数のメモリアレイに制御信号を
与える制御手段と、8つのメモリアレイと記憶データ授
受を行なうとともに記憶データと外部からの入力信号と
を用いて所定の処理を行ない処理結果を外部に対して出
力する機能回路をさらに備える。
【0018】請求項3記載の半導体装置は、チップ状に
分割された半導体基板の主表面に形成される半導体装置
であって、半導体基板を4行3列に分割した領域のう
ち、その第2行第2列およびその第3行第2列を除く領
域にそれぞれ配置される10個のメモリアレイを備え、
各メモリアレイは、複数のワード線と、複数のワード線
と交差する複数のビット線と、複数のワード線と複数の
ビット線の交点にそれぞれ対応する複数のメモリセルと
を含み、第2行第2列および第3行第2列を合わせた中
央領域に配置される、複数のメモリアレイに制御信号を
与える制御手段と、複数のメモリアレイと記憶データ授
受を行なうとともに記憶データと外部からの入力信号を
受け所定の処理を行ない処理結果を外部に対して出力す
る機能回路をさらに備える。
【0019】請求項4記載の半導体装置は、請求項2、
3のいずれかに記載の半導体装置の構成に加えて、第m
行に配置されるメモリアレイと第m+1行に配置される
メモリアレイ(m:自然数)との間に挟まれる境界領域
は、メモリアレイに授受される記憶データを伝達するデ
ータバスおよび記憶データのカラムアドレスを伝達する
カラムアドレスバスが配置される領域を含み、第n列に
配置されるメモリアレイと第n+1列に配置されるメモ
リアレイ(n:自然数)との間に挟まれる境界領域は、
記憶データのロウアドレスを伝達するロウアドレスバス
が配置される領域を含む。
【0020】請求項5記載の半導体装置は、請求項1〜
3のいずれかに記載の半導体装置の構成に加えて、中央
領域に配置され、入力信号を受ける端子と、中央領域に
配置され、処理結果を出力する端子と、中央領域に配置
される電源端子とをさらに備える。
【0021】請求項6記載の半導体装置は、請求項2〜
3のいずれかに記載の半導体装置の構成に加えて、中央
領域に配置される、メモリアレイに使用される電位を発
生する電圧発生回路をさらに備える。
【0022】請求項7記載の半導体装置は、請求項6記
載の半導体装置の構成に加えて、メモリアレイは、ビッ
ト線対の電位差を増幅するセンスアンプをさらに含み、
電圧発生手段は、メモリアレイのセンスアンプの電源電
位であるセンス電源電位を発生し、電圧発生手段から半
導体基板の外周にむかってビット線と同方向に伸び、セ
ンス電源電位が与えられる第1電源線と、第1電源線か
ら電源供給を受け、ワード線と同方向に伸びる第2電源
線と、第2電源線から電源供給を受け、ビット線対ごと
に設けられるセンスアンプに電源供給をする第3電源線
とをさらに備える。
【0023】請求項8記載の半導体装置は、請求項7記
載の半導体装置の構成に加えて、メモリアレイは、カラ
ムデコーダをさらに含み、第3電源線は、メモリアレイ
のカラムデコーダが配される辺と対向する辺上を横切っ
てセンスアンプに電源供給を行なう。
【0024】請求項9記載の半導体装置は、請求項6記
載の半導体装置の構成に加えて、電圧発生手段は、メモ
リアレイのワード線を活性化する昇圧電位を発生し、電
圧発生手段から昇圧電位を受け、ビット線と同方向に伸
びる第1電源線をさらに備え、メモリアレイ中のワード
線は、活性化時に第1電源線から昇圧電位をうける。
【0025】請求項10記載の半導体装置は、請求項1
〜3のいずれかに記載の半導体装置の構成において、機
能回路は、マイクロプロセッサを含む。
【0026】請求項11記載の半導体装置は、請求項1
0記載の半導体装置の構成に加えて、マイクロプロセッ
サは、マイクロプロセッサの外周部の複数領域に分割配
置されたキャッシュメモリを含む。
【0027】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、本発明
の実施の形態1の半導体装置1000の構成を示す図で
ある。
【0028】図1を参照して、半導体装置1000は、
3行3列の領域に分割され、第2行第2列の中央領域を
除く8つの領域にメモリアレイ2〜16がそれぞれ配置
されている。
【0029】第1行第1列にはメモリアレイ2が配置さ
れ、第1行第2列にはメモリアレイ4が配置され、第1
行第3列にはメモリアレイ6が配置され、第2行第3列
にはメモリアレイ8が配置される。
【0030】さらに、第3行第3列にはメモリアレイ1
0が配置され、第3行第2列にはメモリアレイ12が配
置され、第3行第1列にはメモリアレイ14が配置さ
れ、第2行第1列にはメモリアレイ16が配置される。
【0031】また、第2行第2列の中央領域にはメモリ
アレイ2〜16とデータをやり取りする機能回路18が
配置される。
【0032】半導体装置1000にはさらに、半導体基
板の長辺方向を3列に分割した領域の第1列と第2列と
の境界部の境界領域CRL1と、第2列と第3列との境
界部の境界領域CRL2とに各メモリアレイに対応して
設けられるカラムアドレスバスおよびデータバス(CD
B1〜6)が配置される。
【0033】また半導体装置1000には半導体基板を
短辺方向に3行に分割した第1行と第2行との境界領域
CRS1と、第2行と第3行との境界領域CRS2とに
各メモリアレイに対応して設けられるロウアドレスバス
RB1〜6が配置される。
【0034】メモリアレイ2、16には境界領域CRL
1に配置されるカラムアドレスバス(CDB1、CDB
3)を通じて機能回路18からそれぞれカラムアドレス
が与えられ、境界領域CRS1に配置されるロウアドレ
スバスRB1を通じて機能回路18からロウアドレスが
それぞれ与えられる。
【0035】メモリアレイ4、6には境界領域CRL2
に配置されるカラムアドレスバス(CDB2)を通じて
機能回路18からそれぞれカラムアドレスが与えられ、
境界領域CRS1に配置されるロウアドレスバスRB
2、RB3を通じて機能回路18からロウアドレスがそ
れぞれ与えられる。
【0036】メモリアレイ8、10には境界領域CRL
2に配置されるカラムアドレスバス(CDB4、CDB
6)を通じて機能回路18からそれぞれカラムアドレス
が与えられ、境界領域CRS2に配置されるロウアドレ
スバスRB6を通じて機能回路18からロウアドレスが
それぞれ与えられる。
【0037】メモリアレイ12、14には境界領域CR
L1に配置されるカラムアドレスバス(CDB5)を通
じて機能回路18からそれぞれカラムアドレスが与えら
れ、境界領域CRS2に配置されるロウアドレスバスR
B5、RB4を通じて機能回路18からロウアドレスが
それぞれ与えられる。
【0038】図2は、図1に示した半導体装置1000
のメモリアレイ2〜16を含むメモリ動作を行なうメモ
リ回路部の構成を示す図である。
【0039】図2を参照して、このメモリ回路部は、メ
モリセルアレイ46と、ロウアドレスデコーダ48と、
カラムアドレスデコーダ50と、ロウアドレスストロー
ブ(RAS)バッファ32と、カラムアドレスストロー
ブ(CAS)バッファ34と、ライトイネーブル(W
E)バッファ36と、アドレスバッファ38と、入出力
レジスタ40と、入力バッファ42と、出力バッファ4
4とを備える。
【0040】メモリセルアレイ46は、図1で示した8
つのメモリアレイに分割される。メモリセルアレイ46
は、複数のワード線、ワード線と交差する複数のビット
線、およびワード線とビット線との交点に対応する複数
のメモリセルを含む。
【0041】図2では、1本のワード線58と、1対の
ビット線54および56と、1つのメモリセル60とが
代表的に示されている。
【0042】メモリセルアレイ46はさらに、スペアメ
モリセルアレイ52を含む。スペアメモリセルアレイ5
2は、上記ワード線と置換可能な複数のスペアワード線
(図示せず)と、上記ビット線と置換可能な複数のスペ
アビット線(図示せず)と、上記メモリセルと置換可能
な複数のスペアメモリセル(図示せず)とを含む。
【0043】RASバッファ32、CASバッファ34
およびWEバッファ36は、図1に示した機能回路18
の外周部に配置され、機能回路18からメモリアレイに
与えられるロウアドレスストローブ信号/RAS、カラ
ムアドレスストローブ信号/CASおよびライトイネー
ブル信号/WEをそれぞれ受ける。
【0044】RASバッファ32は機能回路から与えら
れたロウアドレスストローブ信号/RASをラッチして
内部ロウアドレスストローブ信号/RASIを生成す
る。CASバッファ34は機能回路から与えられるカラ
ムアドレスストローブ信号/CASをラッチして内部カ
ラムアドレスストローブ信号/CASIを生成する。W
Eバッファ36は機能回路から与えられるライトイネー
ブル信号/WEをラッチして内部ライトイネーブル信号
/WEIを生成する。
【0045】アドレスバッファ38は機能回路から与え
られるアドレス信号ADをラッチしてアドレス信号AD
に応じたロウアドレス信号RADまたはカラムアドレス
信号CADを生成する。ロウアドレスデコーダ48は内
部ロウアドレスストローブ信号/RASIに応答してロ
ウアドレス信号RADを取込み、その取込まれたロウア
ドレス信号RADに応答してワード線を選択する。カラ
ムアドレスデコーダ50は内部カラムアドレスストロー
ブ信号/CASIに応答してカラムアドレス信号CAD
を取込み、その取込まれたカラムアドレス信号CADに
応答してビット線を選択する。
【0046】この半導体装置におけるメモリ部はさら
に、対応する8つのメモリブロックの欠陥を救済するた
めの冗長回路62を含む。
【0047】冗長回路62は、欠陥メモリセルのアドレ
スがプログラム可能なプログラム回路(図示せず)を含
む。プログラムされたロウアドレス信号が与えられる
と、冗長回路62は、そのロウアドレス信号に応答して
選択されるべきワード線の代わりにスペアワード線を選
択するようにロウアドレスデコーダ48を制御する。
【0048】また、プログラムされたカラムアドレス信
号が与えられると、冗長回路62は、そのカラムアドレ
ス信号に応答して選択されるべきビット線の代わりにス
ペアビット線を選択するようにカラムアドレスデコーダ
50を制御する。
【0049】また、このメモリ回路部はさらに、対応す
る8つのメモリブロックをテストするためのテスト回路
64を含む。図1に示した配置においては、テスト回路
部はメモリに包囲された中央の領域に配置されるのが好
ましい。
【0050】ここでのテストとしては、たとえば複数の
メモリセルに同時に同じデータを書込んだ後、その複数
のメモリセルから読出されたデータの一致または不一致
を検出する、いわゆるマルチビットテストが挙げられ
る。
【0051】また、この半導体装置はさらに、昇圧電位
(Vpp)生成器66と、基板電位(Vbb)生成器6
8とを含む。
【0052】Vpp生成器66は、ワード線などを駆動
するための昇圧電位Vppを生成する。Vbb生成器6
8は、半導体基板に供給するための負の基板電位Vbb
を生成する。
【0053】図3は、図1に示した8つのメモリアレイ
の各構成を概略的に示す図である。図3を参照して、こ
のメモリアレイは、メモリセルアレイ88と、メモリセ
ルアレイ88の長辺方向に沿って配置され、メモリセル
の行選択に関連する動作を行なうためのロウアドレスデ
コーダ帯48と、メモリアレイ88の短辺方向に沿って
配置され、メモリセルの列選択に関連する動作を行なう
ためのカラムアドレスデコーダ帯50とを含む。
【0054】メモリセルアレイ88は、活性化時に対応
するメモリセルアレイの一部のデータを検知し増幅する
センスアンプ帯SB♯1〜SB♯n(n:自然数)によ
って長辺方向に分割される。また、メモリセルアレイ8
8はグローバルIO線GIO0〜GIO7により短辺方
向に8つの領域に分割される。
【0055】図3では、外部から入力されたアドレスが
プリデコードされた内部ロウアドレスを伝えるロウアド
レスバス82および外部から入力されたアドレス信号が
プリデコードされた内部カラムアドレスを伝えるカラム
アドレスバス84と、このメモリアレイから読出された
データを伝達する入出力線IOを便宜上示してある。
【0056】図3は、カラムアドレスデコーダ帯50と
ロウアドレスデコーダ帯48とによって該当するカラム
選択信号CLSとワード線WLがそれぞれ活性化されメ
モリアレイからグローバルIO線GIO1およびプリア
ンプ86を通じて入出力線IOにデータが読出される様
子を模式的に示している。
【0057】図2は示されないがワード線WLと平行し
て複数のワード線が配置されコラム選択線CSLと平行
して複数のカラム選択線が配置されている。
【0058】図4は、図3におけるA部のメモリセルア
レイ部の構成を概略的に示す図である。
【0059】図4を参照して、このメモリセルアレイ部
はメモリセル102、104と、メモリセルに接続され
るビット線BL、/BLをイコライズするイコライズ回
路106と、ビット線BL、/BL上に現われるメモリ
セルから読出されたデータを増幅するセンスアンプ10
8と、ビット線BL、/BLをカラム選択信号CSLの
活性化に応じてローカルIO線LIO、/LIOにそれ
ぞれ接続するNチャネルトランジスタ109、110
と、ローカルIO線を選択する選択信号LSLの活性化
に応じてローカルIO線LIO、/LIOをそれぞれグ
ローバルIO線GIO、/GIOに接続するNチャネル
トランジスタ112、114と、グローバルIO線GI
O、/GIO上に現れた読出データを増幅し外部に出力
するプリアンプ86とを含む。
【0060】メモリセル102は、ゲートがワード線W
L(n)に接続されその活性化に応じてビット線/BL
をストレージノードSNnに接続するNチャネルトラン
ジスタ118と、ストレージノードSNnとセルプレー
トCPとの間に接続されるキャパシタ120とを含む。
【0061】メモリセル104は、ワード線WL(n+
1)がゲートに接続されその活性化に応じてビット線B
LとストレージノードSN(n+1)を接続するNチャ
ネルトランジスタ122と、ストレージノードSN(n
+1)とセルプレートCPとの間に接続されるキャパシ
タ124とを含む。
【0062】イコライズ回路106は、ビット線イコラ
イズ信号BLEQをゲートに受けビット線BLとビット
線/BLとを接続するNチャネルトランジスタ126
と、ビット線イコライズ信号BLEQをゲートに受けビ
ット線BL、/BLをそれぞれプリチャージ電位VBL
にそれぞれ結合するNチャネルトランジスタ128、1
30とを含む。
【0063】次に図3、図4で示したメモリアレイの動
作を簡単に説明する。スタンバイ時においては、イコラ
イズ信号BLEQはハイ(H)レベルとなり、ビット線
BL、/BLはプリチャージ電位VBLにイコライズさ
れている。また、ワード線WL(n)、WL(n+1)
および列選択線CSLは、非選択レベルのロー(L)レ
ベルとなっている。
【0064】書込時においては、まずビット線イコライ
ズ信号BLEQがLレベルに立下げられて、ビット線B
L、/BLのイコライズが停止される。
【0065】次いでロウアドレスデコーダ帯48が、ロ
ウアドレスバス上の行アドレス信号に応答して行アドレ
ス信号に応じた行のワード線WL(n+1)をHレベル
に立上げ、メモリセル104のNチャネルトランジスタ
122を導通させる。
【0066】ワード線WL(n+1)がHレベルに立上
がるのと同時に選択信号LSLがHレベルに立上がり、
Nチャネルトランジスタ112、114が導通する。そ
して、ローカルIO線LIO、/LIOがグローバルI
O線GIO、/GIOにそれぞれ接続される。
【0067】次いで、カラムアドレスデコーダ帯50
が、カラムアドレスバス84上の列アドレス信号に応じ
た列のコラム選択線CSLを活性化しNチャネルトラン
ジスタ109、110を導通させる。機能回路部から与
えられた書込データは、データ入出力線IO、/IOお
よびグローバルデータ入出力線GIO、/GIOおよび
ローカルデータ入出力線LIO、/LIOを介して選択
された列のビット線BL、/BLに与えられる。選択さ
れたメモリセル104のキャパシタ124には、ビット
線BLの電位に応じた量の電荷が蓄えられる。
【0068】読出時においては、まずビット線イコライ
ズ信号BLEQがLレベルに立下げられて、ビット線B
L、/BLのイコライズが停止される。
【0069】ロウアドレスデコーダ帯48が、書込時と
同様にロウアドレスバス82上の行アドレス信号に対応
する行のワード線WL(n+1)をHレベルに立上げ
る。するとビット線BL、/BLの電位は、活性化され
たメモリセル104のキャパシタ124の電荷量に応じ
て微小量だけ変化する。
【0070】ワード線WL(n+1)がHレベルに立上
がるのと同時に選択信号LSLがHレベルに立上がり、
Nチャネルトランジスタ112、114が導通する。そ
して、ローカルIO線LIO、/LIOがグローバルI
O線GIO、/GIOにそれぞれ接続される。
【0071】次いで、センスアンプ108が活性化され
ビット線BLとビット線/BLとの電位差に応じてビッ
ト線の電位差を増幅しビット線BLの電位はプリチャー
ジ電位VBL付近からキャパシタ124が保持していた
電荷に応じてHレベルもしくはLレベルとなる。
【0072】次いでカラムアドレスデコーダ帯50がカ
ラムアドレスバス84上の列アドレス信号に対応して列
選択線CSLを活性化しNチャネルトランジスタ10
9、110を導通させる。
【0073】ビット線BL、/BL上に増幅されたデー
タは、Nチャネルトランジスタ112、114を介して
グローバルデータ入出力線GIO、/GIO上に出力さ
れプリアンプ86を介してデータ入出力線IO、/IO
を経由して機能回路に向けて出力される。
【0074】したがって、機能回路とメモリアレイとの
間で高速にデータ転送をするためには、ロウアドレスバ
ス、カラムアドレスバスおよびデータバスの長さが短い
ことが必要である。
【0075】図1に示したようなメモリアレイおよび機
能回路の配置をとることにより、数多くのメモリアレイ
が機能回路と近接して配置される。したがってメモリア
レイと機能回路との間の距離が短くなるためメモリアレ
イと機能回路との間のデータ転送を高速に行なうことが
可能である。
【0076】[実施の形態2]図5は、実施の形態2の
半導体装置2000の構成を概略的に示す図である。
【0077】図5を参照して、半導体装置2000は半
導体基板を4行3列に分割した領域のうち第2行第2列
の領域および第3行第2列の領域を除く10個の領域に
10個のメモリアレイ142〜160をそれぞれ備え
る。
【0078】第1行第1列にはメモリアレイ142が配
置され、第1行第2列にはメモリアレイ144が配置さ
れ、第1行第3列にはメモリアレイ146が配置され、
第2行第3列にはメモリアレイ148が配置され、第3
行第3列にはメモリアレイ150が配置される。
【0079】さらに、第4行第3列にはメモリアレイ1
52が配置され、第4行第2列にはメモリアレイ154
が配置され、第4行第1列にはメモリアレイ156が配
置され、第3行第1列にはメモリアレイ158が配置さ
れ、第2行第1列にはメモリアレイ160が配置され
る。
【0080】半導体装置2000は、第2行第2列の領
域および第3行第2列の領域を合せた領域に、メモリア
レイ142〜160とデータをやり取りする機能回路1
62をさらに備える。
【0081】第1行と第2行の境界領域CRS12には
メモリアレイ142、144、146、148および1
60に対応して設けられるロウアドレスバスRB21、
RB22、RB23が配置される。第3行と第4行との
境界領域CRS34にはメモリアレイ158、156、
154、152および150に対応するロウアドレスバ
スRB24、RB25、RB26が配置される。
【0082】第1列と第2列との境界の境界領域CRL
12にはメモリアレイ142、160、158、15
6、154に対応して設けられるカラムアドレスバスお
よびデータバス(CDB21、CDB23、CDB2
5、CDB27)が配置される。第2列と第3列との境
界領域CRL23にはメモリアレイ144、146、1
48、150、152に対応するカラムアドレスバスお
よびデータバス(CDB22、CDB24、CDB2
6、CDB28)が配置される。
【0083】メモリアレイ142、160には境界領域
CRL12に配置されるカラムアドレスバス(CDB2
1、CDB23)を通じて回路ブロック184からそれ
ぞれカラムアドレスが与えられ、境界領域CRS12に
配置されるロウアドレスバスRB21を通じて回路ブロ
ック184からロウアドレスがそれぞれ与えられる。
【0084】メモリアレイ144、146、148には
境界領域CRL23に配置されるカラムアドレスバス
(CDB22、CDB24)を通じて回路ブロック18
6からそれぞれカラムアドレスが与えられ、境界領域C
RS12に配置されるロウアドレスバスRB22、RB
23を通じて回路ブロック186からロウアドレスがそ
れぞれ与えられる。
【0085】メモリアレイ150、152には境界領域
CRL23に配置されるカラムアドレスバス(CDB2
6、CDB28)を通じて回路ブロック188からそれ
ぞれカラムアドレスが与えられ、境界領域CRS34に
配置されるロウアドレスバスRB26を通じて回路ブロ
ック188からロウアドレスがそれぞれ与えられる。
【0086】メモリアレイ154、152、158には
境界領域CRL12に配置されるカラムアドレスバス
(CDB27、CDB25)を通じて回路ブロック19
0からそれぞれカラムアドレスが与えられ、境界領域C
RS34に配置されるロウアドレスバスRB24、RB
24を通じて回路ブロック190からロウアドレスがそ
れぞれ与えられる。
【0087】そしてメモリアレイ154、156、15
8に授受されるデータは境界領域CRL12に配置され
るデータバス(CDB27、CDB25)および回路ブ
ロック190を介して機能回路162とやり取りされ
る。
【0088】メモリアレイ142〜160の構成は実施
の形態1の図2で示した構成と同様であり説明は繰返さ
ない。
【0089】このようなメモリアレイ配置とすることに
より実施の形態1の半導体装置と同様機能回路に対して
メモリアレイを数多く近接して配置することができるの
で、機能回路とメモリアレイとの間のデータ転送を高速
に行なう上で有利である。
【0090】[実施の形態3]図6は、本発明の実施の
形態3の半導体装置3000の構成を概略的に示す図で
ある。
【0091】実施の形態3の半導体装置は、実施の形態
1の半導体装置の構成において機能回路18はその四隅
に、メモリのアドレスを発生するアドレス発生回路(タ
イミング発生回路を含む)およびデータバッファを有す
る回路ブロック174、176、178および180を
含む。
【0092】半導体装置3000にはさらに、半導体基
板の長辺方向を3列に分割した領域の第1列と第2列と
の境界部の境界領域CRL1と、第2列と第3列との境
界部の境界領域CRL2とに各メモリアレイに対応して
設けられるカラムアドレスバスおよびデータバス(CD
B1〜6)が配置される。
【0093】また半導体装置3000には半導体基板を
短辺方向に3行に分割した第1行と第2行との境界領域
CRS1と、第2行と第3行との境界領域CRS2とに
各メモリアレイに対応して設けられるロウアドレスバス
RB1〜6が配置される。
【0094】メモリアレイ2はカラムアドレスデコーダ
帯が境界領域CRL1に接しロウアドレスデコーダ帯が
境界領域CRS1に接するように配置される。
【0095】メモリアレイ16はカラムアドレスデコー
ダ帯が境界領域CRL1に接しロウアドレスデコーダ帯
が境界領域CRS1に接するように配置される。
【0096】メモリアレイ2、16には境界領域CRL
1に配置されるカラムアドレスバス(CDB1、CDB
3)を通じて回路ブロック174からそれぞれカラムア
ドレスが与えられ、境界領域CRS1に配置されるロウ
アドレスバスRB1を通じて回路ブロック174からロ
ウアドレスがそれぞれ与えられる。
【0097】そしてメモリアレイ2、16に授受される
データは境界領域CRL1に配置されるデータバス(C
DB1、CDB3)および回路ブロック174を介して
機能回路18とやり取りされる。
【0098】メモリアレイ4はカラムアドレスデコーダ
帯が境界領域CRL2に接しロウアドレスデコーダ帯が
境界領域CRS1に接するように配置される。
【0099】メモリアレイ6はカラムアドレスデコーダ
帯が境界領域CRL2に接しロウアドレスデコーダ帯が
境界領域CRS1に接するように配置される。
【0100】メモリアレイ4、6には境界領域CRL2
に配置されるカラムアドレスバス(CDB2)を通じて
回路ブロック176からそれぞれカラムアドレスが与え
られ、境界領域CRS1に配置されるロウアドレスバス
RB2、RB3を通じて回路ブロック176からロウア
ドレスがそれぞれ与えられる。
【0101】そしてメモリアレイ4、6に授受されるデ
ータは境界領域CRL2に配置されるデータバス(CD
B2)および回路ブロック176を介して機能回路18
とやり取りされる。
【0102】メモリアレイ8はカラムアドレスデコーダ
帯が境界領域CRL2に接しロウアドレスデコーダ帯が
境界領域CRS2に接するように配置される。
【0103】メモリアレイ10はカラムアドレスデコー
ダ帯が境界領域CRL2に接しロウアドレスデコーダ帯
が境界領域CRS2に接するように配置される。
【0104】メモリアレイ8、10には境界領域CRL
2に配置されるカラムアドレスバス(CDB4、CDB
6)を通じて回路ブロック178からそれぞれカラムア
ドレスが与えられ、境界領域CRS2に配置されるロウ
アドレスバスRB6を通じて回路ブロック178からロ
ウアドレスがそれぞれ与えられる。
【0105】そしてメモリアレイ8、10に授受される
データは境界領域CRL2に配置されるデータバス(C
DB4、CDB6)および回路ブロック178を介して
機能回路18とやり取りされる。
【0106】メモリアレイ12はカラムアドレスデコー
ダ帯が境界領域CRL1に接しロウアドレスデコーダ帯
が境界領域CRS2に接するように配置される。
【0107】メモリアレイ14はカラムアドレスデコー
ダ帯が境界領域CRL1に接しロウアドレスデコーダ帯
が境界領域CRS2に接するように配置される。
【0108】メモリアレイ12、14には境界領域CR
L1に配置されるカラムアドレスバス(CDB5)を通
じて回路ブロック180からそれぞれカラムアドレスが
与えられ、境界領域CRS2に配置されるロウアドレス
バスRB5、RB4を通じて回路ブロック180からロ
ウアドレスがそれぞれ与えられる。
【0109】そしてメモリアレイ12、14に授受され
るデータは境界領域CRL1に配置されるデータバス
(CDB5)および回路ブロック180を介して機能回
路18とやり取りされる。
【0110】機能回路とメモリアレイとの間でデータを
やり取りするロウアドレスバス、カラムアドレスバス、
データバスの長さは、図14に示した従来例と図6に示
した実施の形態3の場合を比較すると、機能回路から最
も遠いメモリアレイまでのデータの移動経路の距離はほ
ぼ同一であるのに、メモリアレイの数が4から8へとほ
ぼ2倍とできる。
【0111】そのため同じ転送遅延時間ながら2倍のメ
モリ容量を確保できる効果がある。また各メモリアレイ
の容量を半分とすればロウアドレスバスまたはカラムア
ドレスバスのどちらか一方のバスの距離が半分にできる
ため、機能回路とメモリアレイとの高速なデータ転送が
可能となる。
【0112】図6では、ロウアドレスバスをチップの長
辺方向に、カラムアドレスバスをチップの短辺方向にむ
けて配置した例を示したが、各メモリアレイの構成を変
えることによって、ロウアドレスバスをチップの短辺方
向に、カラムアドレスバスをチップの長辺方向にむけて
配置することも可能である。
【0113】[実施の形態4]図7は、実施の形態4の
半導体装置4000の構成の概略を示す図である。
【0114】実施の形態4の半導体装置4000は、半
導体基板が4行3列に分割される領域のうち第2行第2
列および第3行第2列の領域を除いた他の領域に10個
のメモリアレイを備え、第2行第2列の領域と第3行第
2列の領域とを合せた領域に機能回路162が配置され
る。
【0115】第1行と第2行の境界領域CRS12には
メモリアレイ142、144、146、148および1
60に対応して設けられるロウアドレスバスRB21、
RB22、RB23が配置される。第3行と第4行との
境界領域CRS34にはメモリアレイ158、156、
154、152および150に対応するロウアドレスバ
スRB24、RB25、RB26が配置される。
【0116】第1列と第2列との境界の境界領域CRL
12にはメモリアレイ142、160、158、15
6、154に対応して設けられるカラムアドレスバスお
よびデータバス(CDB21、CDB23、CDB2
5、CDB27)が配置される。第2列と第3列との境
界領域CRL23にはメモリアレイ144、146、1
48、150、152に対応するカラムアドレスバスお
よびデータバス(CDB22、CDB24、CDB2
6、CDB28)が配置される。
【0117】メモリアレイ142はカラムアドレスデコ
ーダ帯が境界領域CRL12に接しロウアドレスデコー
ダ帯が境界領域CRS12に接するように配置される。
【0118】メモリアレイ160はカラムアドレスデコ
ーダ帯が境界領域CRL12に接しロウアドレスデコー
ダ帯が境界領域CRS12に接するように配置される。
【0119】メモリアレイ142、160には境界領域
CRL12に配置されるカラムアドレスバス(CDB2
1、CDB23)を通じて回路ブロック184からそれ
ぞれカラムアドレスが与えられ、境界領域CRS12に
配置されるロウアドレスバスRB21を通じて回路ブロ
ック184からロウアドレスがそれぞれ与えられる。
【0120】そしてメモリアレイ142、160に授受
されるデータは境界領域CRL12に配置されるデータ
バス(CDB21、CDB23)および回路ブロック1
84を介して機能回路162とやり取りされる。
【0121】メモリアレイ144はカラムアドレスデコ
ーダ帯が境界領域CRL23に接しロウアドレスデコー
ダ帯が境界領域CRS12に接するように配置される。
【0122】メモリアレイ146はカラムアドレスデコ
ーダ帯が境界領域CRL23に接しロウアドレスデコー
ダ帯が境界領域CRS12に接するように配置される。
【0123】メモリアレイ148はカラムアドレスデコ
ーダ帯が境界領域CRL23に接しロウアドレスデコー
ダ帯が境界領域CRS12に接するように配置される。
【0124】メモリアレイ144、146、148には
境界領域CRL23に配置されるカラムアドレスバス
(CDB22、CDB24)を通じて回路ブロック18
6からそれぞれカラムアドレスが与えられ、境界領域C
RS12に配置されるロウアドレスバスRB22、RB
23を通じて回路ブロック186からロウアドレスがそ
れぞれ与えられる。
【0125】そしてメモリアレイ144、146、14
8に授受されるデータは境界領域CRL23に配置され
るデータバス(CDB22、CDB24)および回路ブ
ロック186を介して機能回路162とやり取りされ
る。
【0126】メモリアレイ150はカラムアドレスデコ
ーダ帯が境界領域CRL23に接しロウアドレスデコー
ダ帯が境界領域CRS34に接するように配置される。
【0127】メモリアレイ152はカラムアドレスデコ
ーダ帯が境界領域CRL23に接しロウアドレスデコー
ダ帯が境界領域CRS34に接するように配置される。
【0128】メモリアレイ150、152には境界領域
CRL23に配置されるカラムアドレスバス(CDB2
6、CDB28)を通じて回路ブロック188からそれ
ぞれカラムアドレスが与えられ、境界領域CRS34に
配置されるロウアドレスバスRB26を通じて回路ブロ
ック188からロウアドレスがそれぞれ与えられる。
【0129】そしてメモリアレイ150、152に授受
されるデータは境界領域CRL23に配置されるデータ
バス(CDB26、CDB28)および回路ブロック1
88を介して機能回路162とやり取りされる。
【0130】メモリアレイ154はカラムアドレスデコ
ーダ帯が境界領域CRL12に接しロウアドレスデコー
ダ帯が境界領域CRS34に接するように配置される。
【0131】メモリアレイ156はカラムアドレスデコ
ーダ帯が境界領域CRL12に接しロウアドレスデコー
ダ帯が境界領域CRS34に接するように配置される。
【0132】メモリアレイ158はカラムアドレスデコ
ーダ帯が境界領域CRL12に接しロウアドレスデコー
ダ帯が境界領域CRS34に接するように配置される。
【0133】メモリアレイ154、152、158には
境界領域CRL12に配置されるカラムアドレスバス
(CDB27、CDB25)を通じて回路ブロック19
0からそれぞれカラムアドレスが与えられ、境界領域C
RS34に配置されるロウアドレスバスRB24、RB
24を通じて回路ブロック190からロウアドレスがそ
れぞれ与えられる。
【0134】そしてメモリアレイ154、156、15
8に授受されるデータは境界領域CRL12に配置され
るデータバス(CDB27、CDB25)および回路ブ
ロック190を介して機能回路162とやり取りされ
る。
【0135】以上の点で実施の形態4の半導体装置40
00は実施の形態2の半導体装置2000と構成が異な
る。
【0136】メモリアレイ142〜160の構成は実施
の形態2と同様であるので説明は繰返さない。
【0137】このようなアレイ配置とすることにより実
施の形態3の半導体装置に対して1.25倍のメモリ容
量を確保できる。また機能回路の配置面積を2倍にする
ことができるので、機能回路部により多くの回路を搭載
することが可能である。
【0138】図7では、ロウアドレスバスをチップの長
辺方向に、カラムアドレスバスをチップの短辺方向にむ
けて配置した例を示したが、各メモリアレイの構成を変
えることによって、ロウアドレスバスをチップの短辺方
向に、カラムアドレスバスをチップの長辺方向にむけて
配置することも可能である。
【0139】[実施の形態5]図8は、本発明の実施の
形態5の半導体装置5000の構成の概略を示す図であ
る。
【0140】実施の形態5の半導体装置5000は実施
の形態2の半導体装置2000において第2行第2列お
よび第3行第2列の領域の中央部に内部電源発生回路2
02と、内部電源発生回路202のチップ長辺側の両側
方にパッドPDを含む点で実施の形態2の半導体装置と
異なる。メモリアレイ104〜160は、特にDRAM
の場合は単にデータを保持する場合においてもワード線
のGNDレベルが0Vから+側にシフトするとセルデー
タがリークされるためノイズに弱い。
【0141】一方、近年のDRAMには、外部から与え
られる電源電圧より高い電圧を発生する昇圧電源や、内
部から与えられる電源電圧より低い電圧を発生する降圧
電源等の内部電源発生回路が使用される。これらの内部
電源発生回路は、一般にDRAMの安定動作を阻害する
ノイズ発生源となる。
【0142】実施の形態5の半導体装置5000におい
ては、この内部電源発生回路をメモリアレイからなるべ
く距離を置いた機能回路部の中央に配置することで、安
定なメモリの動作を確保できる効果がある。
【0143】半導体装置5000はまた内部電源発生回
路の側方に半導体装置と外部との信号のやり取りや外部
から電源電位を受けるのに使用されるパッドが配置され
る。
【0144】従来の機能回路を搭載する半導体装置では
パッドはチップの外周に配置されることが多かったが、
実施の形態5の半導体装置5000ではチップ中央部に
パッドが配置されているので汎用DRAMに使用される
ことが多いLOC(Lead OnChip)構造を用いることが
できる。これにより、機能回路から外部へ入出力される
信号の遅延を最小にでき、またチップ外周へ外部信号を
引き回す必要がなくなるので、チップ面積の節約になる
という効果がある。
【0145】また、電力を消費する内部電源発生回路と
外部電源電位を受けるパッドが近接して配置されるため
外部から内部電源発生回路への電源供給が容易となる。
【0146】また、チップ中央部からのパッドの情報を
外部へ引出す例として、LOC構造以外にチップ上に直
接バンプなどでパッドとの接点をとるCSP(Chip Sca
le Package)構造を使用することも可能である。
【0147】図8では、内部電源発生回路から各メモリ
アレイに電源供給する電源ラインの引回し例を示してい
る。
【0148】メモリセル電源線は、メモリアレイ上のセ
ンスアンプすべてに電源を供給するために内部電源発生
回路と各メモリアレイを結ぶ。そして、メモリアレイ上
にメッシュ状に配置される。
【0149】メモリセル電源線は、内部電源発生回路か
らチップの一方の短辺に向けて幹線204aが伸びる。
そして、チップ周辺部にチップ短辺と平行に副幹線20
4bが延在する。副幹線204bからはメモリアレイ1
46、148、150、および152内のセンスアンプ
の電源を供給する支線204cが各メモリアレイ内に向
けて延びている。
【0150】メモリセル電源線の幹線204aからはさ
らにメモリアレイ154に電源を供給するためチップの
長辺にむかって、副幹線204b2が伸びている。
【0151】メモリセル電源線は、さらに内部電源発生
回路からチップの他方の短辺に向けて幹線205aが伸
びる。そして、チップ周辺部にチップ短辺と平行に副幹
線205bが延在する。副幹線205bからはメモリア
レイ156、158、160、および142内のセンス
アンプの電源を供給する支線205cが各メモリアレイ
内に向けて延びている。
【0152】メモリセル電源線の幹線205aからはさ
らにメモリアレイ144に電源を供給するためチップの
長辺にむかって、副幹線205b2が伸びている。
【0153】メモリセル電源線をメモリアレイに供給す
る経路としては、コラムデコーダ回路と反対側から入れ
ることが、パターンレイアウト上容易である。このメモ
リセル電源線の電位は、たとえば0.25μmルールの
デバイスでは通常2.0V程度に設定される。
【0154】このメモリ電源線とは別に、機能回路およ
びメモリアレイのデコーダに電源を供給する周辺電源線
と、メモリアレイのロウデコーダのワード線を活性化す
るために使用される昇圧電源線も別ルートで各メモリア
レイに接続される。
【0155】昇圧電源線は、メモリセル内のキャパシタ
とビット線とを接続するトランジスタのゲートに接続さ
れる、ワード線の昇圧に使用される。したがって、通常
ロウデコーダのワード線の駆動回路のみで使用される。
0.25μmルールのデバイスでは、通常4.0V程度
に設定される。
【0156】昇圧電圧線は、内部電源発生回路から境界
領域CRS12に向けて幹線208aが伸びる。そし
て、境界領域CRS12にチップを横断して設けられる
副幹線208bに接続される。副幹線208bからはメ
モリアレイ142、144、146、148および16
0のロウデコーダ内のワード線の駆動回路に電源を供給
する。
【0157】同様に、昇圧電圧線は、内部電源発生回路
から境界領域CRS34に向けて幹線209aが伸び
る。そして、境界領域CRS34にチップを横断して設
けられる副幹線209bに接続される。副幹線209b
からはメモリアレイ150、152、154、156お
よび158のロウデコーダ内のワード線の駆動回路に電
源を供給する。
【0158】周辺電源線は、ロウデコーダ、コラムデコ
ーダとアレイをコントロールする周辺回路および機能回
路内のその他の回路で使用される。0.25μmルール
のデバイスでは通常2.5V程度に設定される。
【0159】周辺電源線は、内部電源発生回路から機能
回路内に電源供給する電源線206aが境界領域CRL
12、CRL23、CRS12およびCRS34に配置
される幹線206bにむかって伸びる。幹線206bは
各メモリブロックのロウデコーダ、コラムデコーダに電
源を供給する。
【0160】図8に示したような電源配線の構成とする
ことにより、電源線がチップ内に占める面積を抑えるこ
とができ、チップ面積の小さくすることができる。
【0161】[実施の形態6]図9は、本発明の実施の
形態6の半導体装置6000の構成の概略を示す図であ
る。
【0162】実施の形態6の半導体装置6000は、チ
ップの中央部に内部電源発生回路202、アドレス発生
回路218と機能回路として演算器212、レジスタ2
14、キャッシュメモリ216を含むマイクロプロセッ
サとを搭載する点で実施の形態2の半導体装置2000
と異なる。
【0163】近年マイクロプロセッサとDRAMとの間
のデータ転送速度(転送周波数およびデータバス幅)の
遅さがシステム全体の性能におけるボトルネックとなっ
ている。またマイクロプロセッサの動作周波数の高速化
に従ってボード上にマイクロプロセッサとDRAMを搭
載する場合、設計マージンが少なくなってしまい、新し
いインターフェイスを持つDRAM等が提案されている
例もある。
【0164】実施の形態6の半導体装置6000は、マ
イクロプロセッサを中央部に配置し、マイクロプロセッ
サと接するようにメモリアレイをその周囲に配置してあ
るので、アドレスバスおよびデータバスの距離が短くて
済むため、データ遅延時間も少なく、またデータバスの
幅も広く取り易いのでマイクロプロセッサとメモリアレ
イとの間の高速なデータ転送が可能となる。
【0165】[実施の形態7]図10は、実施の形態7
の機能回路部の構成の概略を示す図である。
【0166】実施の形態7の半導体装置は実施の形態6
の半導体装置6000の機能回路部に配置されたキャッ
シュメモリ216がキャッシュメモリ216aとキャッ
シュメモリ216bとの2つに分割されて内部電源線回
路および演算器、レジスタを上下に挟み込むような配置
となる点で実施の形態6の半導体装置6000と異な
る。
【0167】図10では、キャッシュメモリ216aは
メモリアレイ144と対向するように配置され、キャッ
シュメモリ216bは、メモリアレイ154と対向する
ように配置される。
【0168】このような配置とすることで、メモリアレ
イと演算器との中間位置にキャッシュメモリが配置され
るので、演算器とキャッシュメモリの間の情報転送およ
びキャッシュメモリと機能回路部の外側に配置されるD
RAMとの間のデータ転送の経路が短くなるため全体と
してデータの高速転送が可能となる。
【0169】[実施の形態7の変形例1]図11は、実
施の形態7の変形例1の半導体装置の機能回路部の配置
を示す図である。
【0170】図11では、キャッシュメモリ216dは
メモリアレイ160、158と対向するように配置さ
れ、キャッシュメモリ216cは、メモリアレイ14
8、152と対向するように配置される。このような配
置としても、DRAMと演算器との中間位置にキャッシ
ュメモリが配置されるので、演算器とキャッシュメモリ
とのデータの転送経路およびキャッシュメモリとDRA
Mとの間のデータの転送経路が短くなるため高速なデー
タ転送が可能となる。
【0171】[実施の形態7の変形例2]図12は、実
施の形態7の変形例2の機能回路部の回路配置を示す図
である。
【0172】実施の形態7の変形例2では図11に示し
た実施の形態7の変形例1の配置に加えてさらにメモリ
アレイ144、154にそれぞれ対向するようにキャッ
シュメモリ216a、216bをそれぞれ配置する。し
たがってマイクロプロセッサの演算器部はその配置上D
RAMとの間に必ずキャッシュメモリが存在する構成で
あるのでキャッシュメモリとDRAMとの間のてて転送
経路がより最短にできるため、さらにマイクロプロセッ
サとDRAMとの間の高速なデータ転送が可能になる。
【0173】以上本発明の実施の形態を述べた。上記メ
モリアレイはDRAMを例として説明したが、これに限
定されるものではない。たとえば、メモリアレイはスタ
ティックメモリ(SRAM)、フラッシュメモリ、強誘
電体メモリ(FRAM)、リードオンリーメモリ(RO
M)などの他のメモリでも同様に構成することができ
る。
【0174】
【発明の効果】請求項1、2および3記載の半導体装置
は、数多くのメモリアレイが機能回路と近接して配置さ
れる。したがってメモリアレイと機能回路との間の距離
が短くなるためメモリアレイと機能回路との間のデータ
転送を高速に行なうことが可能である。
【0175】請求項4記載の半導体装置は、請求項2、
3のいずれかに記載の半導体装置が奏する効果に加え
て、メモリアレイと機能回路とが短い経路でアドレスバ
ス、データバスによって結ばれる。したがってメモリア
レイと機能回路との間のデータ転送を高速に行なうこと
が可能である。
【0176】請求項5記載の半導体装置は、請求項1、
2および3のいずれかに記載の半導体装置が奏する効果
に加えて、機能回路から外部へ入出力される信号の遅延
を最小にできるとともに、チップ外周へ外部信号を引き
回す必要がなくなるので、チップ面積の節約になる。
【0177】請求項6記載の半導体装置は、請求項2、
3のいずれかに記載の半導体装置が奏する効果に加え
て、内部電源発生回路をメモリアレイからなるべく距離
を置いた機能回路部の中央に配置することで、安定なメ
モリの動作を確保できる効果がある。
【0178】請求項7、8および9記載の半導体装置
は、請求項6記載の半導体装置が奏する効果に加えて、
最適な電源配線経路をとることにより電源配線の面積が
少なくてすむため、チップサイズを小さく抑えることが
できる。
【0179】請求項10記載の半導体装置は、請求項
1、2および3のいずれかに記載の半導体装置が奏する
効果に加えて、マイクロプロセッサを中央部に配置し、
マイクロプロセッサと接するようにメモリアレイをその
周囲に配置してあるので、アドレスバスおよびデータバ
スの距離が短くて済むため、データ遅延時間も少なく、
またデータバスの幅も広く取り易いのでマイクロプロセ
ッサとメモリアレイとの間の高速なデータ転送が可能と
なる。
【0180】請求項11記載の半導体装置は、請求項8
記載の半導体装置が奏する効果に加えて、メモリアレイ
と演算器との中間位置にキャッシュメモリが配置される
ので、演算器とキャッシュメモリの間の情報転送および
キャッシュメモリと機能回路部の外側に配置されるDR
AMとの間のデータ転送の経路が短くなるため全体とし
てデータの高速転送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体装置1000
の構成の概略を示す図である。
【図2】 実施の形態1のメモリアレイ部の構成を示す
概略ブロック図である。
【図3】 図1におけるメモリアレイ6の概略の構成を
示す図である。
【図4】 図3に示したメモリアレイのメモリセルアレ
イ部の構成を示す概略回路図である。
【図5】 実施の形態2の半導体装置2000の概略構
成を示す図である。
【図6】 実施の形態3の半導体装置3000の概略構
成を示す図である。
【図7】 実施の形態4の半導体装置4000の概略構
成を示す図である。
【図8】 実施の形態5の半導体装置5000の概略構
成を示す図である。
【図9】 実施の形態6の半導体装置6000の概略構
成を示す図である。
【図10】 実施の形態7の半導体装置7000の概略
構成を示す図である。
【図11】 実施の形態7の変形例1の半導体装置の機
能回路部の概略構成を示す図である。
【図12】 実施の形態7の変形例2の機能回路部の概
略構成を示す図である。
【図13】 従来のDRAMのメモリアレイの配置を示
す図である。
【図14】 従来のマイクロプロセッサとメモリの混載
チップのメモリアレイ配置を示す図である。
【図15】 従来のマイクロプロセッサとメモリアレイ
の混載した半導体装置の配置の第2例を示す図である。
【符号の説明】
1000,2000,3000,4000,5000,
6000 半導体装置、2〜16、142〜160 メ
モリアレイ、18,162 機能回路、32RASバッ
ファ、34 CASバッファ、36 WEバッファ、3
8 アドレスバッファ、40 入出力レジスタ、42
入力バッファ、44 出力バッファ、62 冗長回路、
64 テスト回路、66 Vpp生成器、68 Vbb
生成器、50 カラムアドレスデコーダ帯、48 ロウ
アドレスデコーダ帯、54,56 ビット線、58 ワ
ード線、60 メモリセル、82 ロウアドレスバス、
84 カラムアドレスバス、86 プリアンプ、IO
入出力線、SB♯1〜SB♯n センスアンプ帯、GI
O0〜7 グローバルIO線、102,104メモリセ
ル、106 イコライズ回路、108 センスアンプ、
174〜180回路ブロック、184〜190 回路ブ
ロック、CRL1,CRL2,CRL23 境界領域、
CRS1,CRS2,CRS12,CRS23,CRS
34境界領域、CDB1〜CDB6,CDB21〜CD
B28 カラムアドレスバスおよびデータバス、RB1
〜RB6,RB21〜RB26 ロウアドレスバス、P
D パッド、202 内部電源発生回路、204 メモ
リセル電源線、206周辺電源線、208 昇圧電源
線、204a 幹線、204b 副幹線、204c 支
線、216,216a,216b,216c,216d
キャッシュメモリ、212 演算器、214 レジス
タ、218 アドレス発生回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/822 H01L 27/10 681E 27/108 21/8242 (72)発明者 谷崎 哲志 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 木下 充矢 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 鶴田 孝弘 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 森下 玄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 天野 照彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ状に分割された半導体基板の主表
    面に形成される半導体装置であって、 前記半導体基板の主表面の中心を包囲するように配置さ
    れる複数のメモリアレイを備え、 各前記メモリアレイは、 複数のワード線と、 前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、 前記複数のワード線と前記複数のビット線の交点にそれ
    ぞれ対応する複数のメモリセルとを含み、 前記半導体基板の主表面の中心部の中央領域に、前記複
    数のメモリアレイに制御信号を与える制御手段と、 前記複数のメモリアレイと記憶データ授受を行なうとと
    もに前記記憶データと外部からの入力信号とを用いて所
    定の処理を行ない処理結果を外部に対して出力する機能
    回路をさらに備える半導体装置。
  2. 【請求項2】 チップ状に分割された半導体基板の主表
    面に形成される半導体装置であって、 前記半導体基板を3行3列に分割した領域のうち、その
    第2行第2列を除く領域にそれぞれ配置される8つのメ
    モリアレイを備え、 各前記メモリアレイは、 複数のワード線と、 前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、 前記複数のワード線と前記複数のビット線の交点にそれ
    ぞれ対応する複数のメモリセルとを含み、 前記第2行第2列の中央領域に配置される、前記複数の
    メモリアレイに制御信号を与える制御手段と、 前記8つのメモリアレイと記憶データ授受を行なうとと
    もに前記記憶データと外部からの入力信号とを用いて所
    定の処理を行ない処理結果を外部に対して出力する機能
    回路をさらに備える半導体装置。
  3. 【請求項3】 チップ状に分割された半導体基板の主表
    面に形成される半導体装置であって、 前記半導体基板を4行3列に分割した領域のうち、その
    第2行第2列およびその第3行第2列を除く領域にそれ
    ぞれ配置される10個のメモリアレイを備え、 各前記メモリアレイは、 複数のワード線と、 前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、 前記複数のワード線と前記複数のビット線の交点にそれ
    ぞれ対応する複数のメモリセルとを含み、 前記第2行第2列および前記第3行第2列を合わせた中
    央領域に配置される、前記複数のメモリアレイに制御信
    号を与える制御手段と、 前記複数のメモリアレイと記憶データ授受を行なうとと
    もに前記記憶データと外部からの入力信号を受け所定の
    処理を行ない処理結果を外部に対して出力する機能回路
    をさらに備える半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第m行に配置される前記メモリアレ
    イと前記第m+1行に配置される前記メモリアレイ
    (m:自然数)との間に挟まれる境界領域は、 前記メモリアレイに授受される前記記憶データを伝達す
    るデータバスおよび前記記憶データのカラムアドレスを
    伝達するカラムアドレスバスが配置される領域を含み、 前記第n列に配置される前記メモリアレイと前記第n+
    1列に配置される前記メモリアレイ(n:自然数)との
    間に挟まれる境界領域は、 前記記憶データのロウアドレスを伝達するロウアドレス
    バスが配置される領域を含む、請求項2、3のいずれか
    に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記中央領域に配置され、前記入力信号
    を受ける端子と、 前記中央領域に配置され、前記処理結果を出力する端子
    と、 前記中央領域に配置される電源端子とをさらに備える、
    請求項1〜3のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記中央領域に配置され、前記メモリア
    レイに使用される電位を発生する電圧発生手段をさらに
    備える、請求項2〜3のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記メモリアレイは、前記ビット線対の
    電位差を増幅するセンスアンプをさらに含み、 前記電圧発生手段は、前記メモリアレイのセンスアンプ
    の電源電位であるセンス電源電位を発生し、 前記電圧発生手段から前記半導体基板の外周にむかって
    前記ビット線と同方向に伸び、前記センス電源電位が与
    えられる第1電源線と、 前記第1電源線から電源供給を受け、前記ワード線と同
    方向に伸びる第2電源線と、 前記第2電源線により供給される前記センス電源電位を
    受け、前記ビット線対ごとに設けられるセンスアンプに
    それぞれ伝達する複数の第3電源線とをさらに備える、
    請求項6記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記メモリアレイは、 前記メモリアレイの第1辺に設けられるカラムデコーダ
    をさらに含み、 前記第3電源線は、前記メモリアレイの前記第1辺と対
    向する辺上を横切って前記センスアンプに電源供給を行
    なう、請求項7記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記電圧発生手段は、前記メモリアレイ
    の前記ワード線を活性化する昇圧電位を発生し、 前記電圧発生手段から前記昇圧電位を受け、前記ビット
    線と同方向に伸びる第1電源線をさらに備え、 前記メモリアレイ中のワード線は、活性化時に前記第1
    電源線から前記昇圧電位をうける、請求項6記載の半導
    体装置。
  10. 【請求項10】 前記機能回路は、 マイクロプロセッサを含む、請求項1〜3のいずれかに
    記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記マイクロプロセッサは、 前記マイクロプロセッサの外周部の複数領域に分割配置
    されたキャッシュメモリを含む、請求項10記載の半導
    体装置。
JP10007824A 1998-01-19 1998-01-19 半導体装置 Withdrawn JPH11204749A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10007824A JPH11204749A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10007824A JPH11204749A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11204749A true JPH11204749A (ja) 1999-07-30

Family

ID=11676356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10007824A Withdrawn JPH11204749A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11204749A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002230976A (ja) * 2001-02-06 2002-08-16 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
KR20030026215A (ko) * 2001-09-25 2003-03-31 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 반도체 기억 장치
WO2004013909A1 (ja) * 2002-08-02 2004-02-12 Hitachi, Ltd. メモリを内蔵した半導体集積回路
KR100437468B1 (ko) * 2002-07-26 2004-06-23 삼성전자주식회사 9의 배수가 되는 데이터 입출력 구조를 반도체 메모리 장치
CN110299367A (zh) * 2018-03-22 2019-10-01 东芝存储器株式会社 半导体存储装置
JP2021006392A (ja) * 2019-06-28 2021-01-21 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置、駆動回路、及び集積回路

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002230976A (ja) * 2001-02-06 2002-08-16 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
KR20030026215A (ko) * 2001-09-25 2003-03-31 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 반도체 기억 장치
KR100437468B1 (ko) * 2002-07-26 2004-06-23 삼성전자주식회사 9의 배수가 되는 데이터 입출력 구조를 반도체 메모리 장치
WO2004013909A1 (ja) * 2002-08-02 2004-02-12 Hitachi, Ltd. メモリを内蔵した半導体集積回路
CN110299367A (zh) * 2018-03-22 2019-10-01 东芝存储器株式会社 半导体存储装置
CN110299367B (zh) * 2018-03-22 2023-01-06 铠侠股份有限公司 半导体存储装置
JP2021006392A (ja) * 2019-06-28 2021-01-21 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置、駆動回路、及び集積回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9640233B2 (en) Semiconductor memory device having inverting circuit and controlling method there of
JP4646106B2 (ja) 半導体集積回路装置
KR100820294B1 (ko) 반도체기억장치
JPH0955482A (ja) 半導体記憶装置
US9530459B2 (en) Semiconductor memory device including a repeater circuit on main data lines
JP4439082B2 (ja) 半導体記憶装置
US20060158918A1 (en) Semiconductor memory device
JP2001084754A (ja) 半導体集積回路および当該半導体集積回路を備えるメモリモジュール
US8369162B2 (en) Input-output line sense amplifier having adjustable output drive capability
US5586076A (en) Semiconductor memory device permitting high speed data transfer and high density integration
JPH11111943A (ja) 半導体記憶装置
JPH07135301A (ja) 半導体記憶装置
JPH11204749A (ja) 半導体装置
JP3345282B2 (ja) 半導体集積回路装置の設計方法
JPH08138378A (ja) 半導体記憶装置
JP4146662B2 (ja) 半導体記憶装置
US7403408B2 (en) Semiconductor memory device and semiconductor device
JP3732111B2 (ja) 半導体装置
JP5998814B2 (ja) 半導体記憶装置
KR100703834B1 (ko) 고속 동작을 위한 메모리 칩 아키텍쳐
TW202401264A (zh) 具有合併在基板上的記憶庫的記憶體裝置,以及操作記憶體裝置的方法
JPH06162762A (ja) 半導体記憶装置
JP4420919B2 (ja) 半導体記憶装置
JPH117772A (ja) 半導体記憶装置
JPH0554691A (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050405