JP4439082B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体記憶装置に関し、より特定的には、同時に多数の入出力データを取扱うことが可能なメモリセルアレイの構成を有する半導体記憶装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の情報通信技術の発展に伴い、半導体記憶装置に関してはメモリ容量の大容量化のみならず、多数のデータを高速かつ並列に取扱えることが要求されるようになっている。たとえば、画像データに関するデータ処理を行なう用途として使用される場合がこの典型的なものである。
【0003】
このような要求に応えるものとして、独立して読出・書込動作が可能な複数のバンクを有し、多数並列に配置されるグローバルデータ線によって同時に多量のデータを取扱うことが可能な半導体記憶装置の構成が採用されるようになっている。
【0004】
また、大規模化されたメモリセルアレイを有する半導体記憶装置においては、製造時に生じた正規メモリセルの欠陥部分を、同一チップ上に予め設けられたスペアメモリセルによって救済する冗長救済技術が、製品の歩留まりを確保するうえで重要な技術となる。
【0005】
メモリ容量の大容量化の進展に伴って、冗長救済を効率的に行なうための技術として、たとえば特開平8−77793号公報に、独立してデータの読出・書込動作が可能な複数のメモリセルアレイ(バンクに相当)の間で冗長回路を救済することによって、効率的なレイアウト設計を行なう技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような多数のグローバルデータ線が配置される半導体記憶装置においては、多数配列に配置されるグローバルデータ線の寄生容量の増大が問題となる。これは、グローバルデータ線を並列に多数個設けることにより、グローバルデータ線の配置ピッチが短くなってしまうからである。したがって、このような構成の半導体記憶装置においては、グローバルデータ線の配置がデータ入出力の高速動作化および低消費電力化を図るうえで重要な要素となる。
【0007】
また、冗長救済に用いる回路は、一般にレイアウト面積を多く必要とするので、このような並列に多数のグローバルデータ線が配置されるメモリセルアレイにおいても、冗長救済のための回路を効率的に設けることは、レイアウト面積の削減のうえで意義が大きい。
【0008】
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、この発明の目的は、多数のグローバルデータ線を備えて同時に多量のデータを並列に入出力することが可能な半導体記憶装置において、グローバルデータ線の寄生容量を低減することが可能な構成およびその製造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の半導体記憶装置は、行列状に配置される複数のメモリセルブロックを有するメモリセルアレイを備え、各メモリセルブロックは、行列状に配置される複数のメモリセルを有し、列方向に隣接する複数のメモリセルブロック間で共有され、各々がL個(Lは自然数)のメモリセル列ごとに配置されて、メモリセルアレイから読出される読出データを伝達する複数のリードデータ線と、列方向に隣接する複数のメモリセルブロック間で共有され、各々がM個(Mは自然数)のメモリセル列ごとに配置されて、メモリセルアレイに書込まれる書込データを伝達する複数のライトデータ線と、各メモリセルブロックにおいてL個のメモリセル列から1個のメモリセル列を選択するための読出列選択信号を伝達する複数の読出コラム選択線と、各メモリセルブロックにおいてM個のメモリセル列から1個のメモリセル列を選択するための書込列選択信号を伝達する複数の書込コラム選択線と、各メモリセルブロックにおいてL個のメモリセル列ごとに設けられ、読出列選択信号に応答して選択されたメモリセル列の読出データを、対応する複数のリードデータ線のうちの1つに伝達するための読出選択ゲートと、各メモリセルブロックにおいてM個のメモリセル列ごとに設けられ、複数のライトデータ線のうちの1つが伝達する書込データを、書込列選択信号に応答して選択されたメモリセル列に伝達するための書込選択ゲートとを備える。そして、MはLよりも大きい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に従う半導体記憶装置1000の構成を示す概略ブロック図である。
【0022】
図1を参照して、半導体記憶装置1000は、アドレスビットA0〜Ai(i:自然数)から構成される(i+1)ビットのアドレス信号を受けるアドレス端子10と、ロウアドレスストローブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ信号/CASおよびライトイネーブル信号/WE等のコマンド制御信号を受ける制御信号入力端子12と、アウトプットイネーブル信号/OEを受けるアウトプットイネーブル端子14と、データビットDQ<0>〜DQ<n>(n:自然数)の(n+1)ビットの入出力データを入出力するデータ端子16とを備える。
【0023】
半導体記憶装置1000は、さらに、アドレス信号およびコマンド制御信号を受けて半導体記憶装置内部の動作を制御するためのコントロール回路20と、行列状に配置された複数のメモリセルを有するメモリセルアレイ40と、コントロール回路20が指示するロウアドレスおよびコラムアドレスに応答してメモリセルアレイ40内におけるメモリセル選択を実行するデコード回路30と、メモリセルアレイ40に入出力されるデータを処理するための周辺回路50と、周辺回路50とデータ端子16との間で、メモリセルアレイ40に入出力されるデータを伝達するためのデータバスが配置されるデータバス領域60とを備える。
【0024】
コントロール回路20は、アドレスビットA0〜Aiおよびコマンド制御信号/RAS,/CASおよび/WEに応じてロウアドレス信号RA0〜RAj(j:自然数)およびコラムアドレス信号CA0〜CAk(k:自然数)を生成してデコード回路30に供給する。コントロール回路20は、さらに、周辺回路50に対してデータ入出力を行なうためのクロック信号であるリードクロックRCLKおよびライトクロックWCLKを生成する。
【0025】
デコード回路30は、ロウアドレス信号RA0〜RAjおよびコラムアドレス信号CA0〜CAkに応じてメモリセルアレイ40内においてメモリセル選択を実行するための制御信号を生成する。詳細は後程説明するが、デコード回路30が生成する制御信号は、ワード線を活性化するための信号や、コラム選択を行なうための信号等を含む。
【0026】
デコード回路30は、冗長判定回路35を含む。冗長判定回路35は、たとえばヒューズ素子等で構成されるプログラム回路を含んでおり(図示せず)、動作テスト時に判明したメモリセルアレイ40中の不良個所に対応する不良アドレスおよび不良箇所の救済に必要な情報を不揮発的に記憶することができる。
【0027】
ロウアドレス信号およびコラムアドレス信号によって当該不良アドレスが選択された場合には、冗長判定回路35は、冗長制御信号によって周辺回路50を制御することにより、不良個所をメモリセルアレイ40内に予め設けられるスペアメモリセルによって冗長救済する。
【0028】
メモリセルアレイ40の詳細な構成については後ほど説明するが、メモリセルアレイ40上にはグローバルデータ線対GDLPが設けられる。本願発明においては、グローバルデータ線対は、読出データと書込データとで独立に設けられる。すなわち、グローバルデータ線対GDLPは、リードデータ線対RDLPおよびライトデータ線対WDLPを総称している。
【0029】
デコード回路30によって選択されたメモリセルと周辺回路50との間におけるデータ伝達は、グローバルデータ線対GDLPを介して実行される。周辺回路50は、グローバルデータ線対GDLPによって伝達されるメモリセルアレイ40への読出/書込データをデータバス領域60との間で授受する。この際に、冗長判定回路35によって冗長救済の実行が指示された場合には、周辺回路50は、冗長判定回路が生成する制御信号群に基づいて、データ線の接続選択による冗長救済動作を実行する。
【0030】
データバス領域60には、読出データを伝達するためのグローバルリードデータバス対GRDBPと、書込データを伝達するためのグローバルライトデータバス対GWDBPとが配置される。以下においては、グローバルリードデータバス対GRDBPおよびグローバルライトデータバス対GWDBPを合わせて、データバス群とも総称する。
【0031】
データバス群によって伝達されるデータは、データ端子16を介して外部との間で授受される。また、半導体記憶装置1000をメモリ/ロジック混載チップ上に搭載する場合には、データバス領域60に配置されるデータバス群によって、直接これらのロジック部との間でデータの授受を実行する構成とすることも可能である。
【0032】
図2は、図1に示したメモリセルアレイ40およびその周辺回路の構成を説明するための図である。
【0033】
図2を参照して、メモリセルアレイ40は、センスアンプ帯110およびサブワードドライバ帯120に囲まれたメモリセルブロック100に細分化されている。メモリセルブロック100は、行列状に配置される。メモリセルアレイ40においては、このようなメモリセルブロック単位ごとに活性化することも可能である。
【0034】
各メモリセルブロック100においては、メモリセルMCが行列状に配置される。各メモリセル行ごとにサブワード線SWLが配置され、各メモリセル列ごとにビット線対BL,/BLが配置される。ビット線対BL,/BLによって伝達されるデータは、センスアンプ帯110に配置されるセンスアンプ回路130によって増幅される。
【0035】
センスアンプ回路130は、メモリセルブロック単位を挟んで交互に配置される構成となっている。L個(L:自然数)のセンスアンプ回路130に対応して、すなわちL個のメモリセル列ごとに、1組のリードデータ線対RDLPが設けられる。一方、M個(M:自然数)のセンスアンプ回路130に対応して、すなわちM個のメモリセル列ごとに、1組のライトデータ線対WDLPが設けられる。本発明の実施の形態1においては、これらのリードデータ線対およびライトデータ線対の配置単位であるメモリセル列の個数すなわちLおよびMが異なる数である点が特徴である。
【0036】
メインワード線MWLは、各メモリセルブロックをまたいで、行方向に隣接するメモリセルブロックに共通に設けられる。メインワードドライバ160は、メインワード線MWLに対応して設けられ、ロウアドレス信号に基づくデコード回路30からの指示に基づいて、対応するメインワード線MWLを選択的に活性化する。サブワード線SWLは、各メモリセルブロックにおいて各メモリセル行ごとに配置される。サブワードドライバ帯120に配置されたサブワードドライバ165は、メインワード線MWLおよびセグメントデコード線SGDLの指示に基づいて、対応するサブワード線SWLを活性化する。
【0037】
メモリセルブロック中の不良メモリセルを含む列を救済するためのスペアメモリセルアレイ45は、メモリセルブロック100で構成される正規メモリセルの領域に隣接して配置される。スペアメモリセルアレイ45は、メモリセルブロックの行に対応して、複数のスペアブロック210に分割される。スペアブロック210においても、行列状にメモリセルMCが配置され、各メモリセル列ごとにビット線対BL,/BLが配置される。
【0038】
スペアメモリセルアレイ45においては、スペアブロック210間で共通に、スペアリードデータ線対SRDLPおよびスペアライトデータ線対SWDLPが設けられる。スペアメモリセルアレイ45においても、L個のメモリセル列と1組のスペアリードデータ線対SRDLPとが対応づけられ、M個のメモリセル列ごとに1組のスペアライトデータ線対SWDLPが対応づけられる。
【0039】
メモリセルアレイ40に隣接して、リードデータ線対RDLP、ライトデータ線対WDLP、スペアリードデータ線対SRDLP、およびスペアライトデータ線対SWDLP(以下、メモリセルアレイ上に配置されるこれらのデータ線対をデータ線群とも総称する)に伝達されるデータを増幅するためのリード/ライトアンプ140と、データ線群とデータバス群との間の接続形態を設定するためのデータ線接続選択回路200と、インタフェース150とが配置される。
【0040】
データ線接続選択回路200は、冗長判定回路35による冗長救済制御に従って、信号伝達経路を制御するためにデータ線群とデータバス群との間の接続形態を設定する。データ線接続選択回路200によって設定された接続形態に応じて、読出/書込データの授受は、データ線群とデータバス群との間でリード/ライトアンプ140およびインタフェース150を介して実行される。データ線接続選択回路200、リード/ライトアンプ140およびインタフェース150は、図1に示した周辺回路50に含まれる。
【0041】
より詳しく説明すると、メモリセルアレイ40は、6行4列に配列されたメモリセルブロック100を有する。図2において、メモリセルブロックの配置を6行4列としたのは例示にすぎず、任意の個数のメモリセルブロックを行列状に配置することが可能である。
【0042】
データ線群が配置される方向に沿って、セグメントデコード線SGDLおよびYSセグメントデコード線YSGDLとが配置される。セグメントデコード線SGDLおよびYSセグメントデコード線YSGDLは、セグメントデコーダ180およびYSセグメントデコード185によってそれぞれ活性化される。セグメントデコード線SGDLは、サブワード線SWLの活性化範囲を制御するための信号を伝達する。セグメントデコード線SGDLは、サブワードドライバ帯を通過するように設けられ、バンク選択線BSLおよび選択線SLならびに列セット線RSLを含む。YSセグメントデコード線YSGDLは、同一のメインYS線に対応する領域のうち、一部の範囲を選択的に活性化するための信号を伝達する。
【0043】
まず、ロウ系の選択動作を説明する。行アドレス信号に応じて、メインワードドライバ160により、メインワード線MWLが選択的に活性化される。また、メインワード線MWLと、セグメントデコード線SGDLとによって、サブワードドライバ165が活性化され、対応するサブワード線SWLが活性化される。これに応じて、選択されたメモリセルに接続されているアクセストランジスタが導通状態となる。
【0044】
ここで、4本のサブワード線SWLが1本のメインワード線MWLと対応づけられるものとし、選択線SLは4本の選択線SL0〜SL3を総称するものとする。同様に、リセット線RSLは、4本のリセット線RSL0〜RSL3を総称するものとする。
【0045】
これに応じて、選択されたメモリ列に対応するビット線対BL,/BLにデータが出力される。スペアブロック210においては、メインワード線MWLの活性化に応じて、メモリセルの行選択が実行される。
【0046】
次にコラム系の選択動作を説明する。まずメインYSドライバ170によってメインYS線MYSLが活性化される。ここで、メインYS線MYSLは、リードソース線とライト活性化線とを含む。リードソース線は、データ読出時におけるコラム選択を実行するための信号を伝達し、ライト活性化線は、データ読出時におけるコラム選択を実行するための信号を伝達する。
【0047】
メインYS線MYSLすなわち、リードソース線およびライト活性化線は、各メモリセルブロック単位をまたいで、行方向に隣接するメモリセルブロックに対して共通に設けられる。リードソース線およびライト活性化線は、1本のリードデータ線対RDLPおよびライトデータ線対WDLPと対応づけられるメモリセル列の個数であるLおよびMに対応して、行方向に隣接するメモリセルブロック群ごとに、それぞれ設けられる。
【0048】
なお、以下では、必要に応じて、L本のリードソース線RGL0〜RGL(L−1)を総称してリードソース線RGLと称し、M本のライト活性化線WRL0〜WRL(M−1)を総称してライト活性化線WRLと称する。
【0049】
メインYS線MYSLに対しては、階層的に下位の選択線としてサブYS線SYSLが設けられる。サブYS線SYSLは、サブYSドライバ175によって活性化され、L本のサブリードソース線およびM本のサブライト活性化線とを含む。サブYS線SYSLは、同一のメインYS線MYSLに対応する領域のうち、一部の範囲を選択的に活性化するために設けられる。
【0050】
サブリードソース線は、サブYSドライバ175ごとに、リードソース線RGLにそれぞれ対応してL本設けられる。同様に、サブライト活性化線は、サブYSドライバ175ごとに、ライト活性化線WRLにそれぞれ対応してM本設けられる。なお、以下においては、必要に応じて、L本のサブリードソース線SRGL0〜SRGL(L−1)をサブリードソース線SRGLと総称し、M本のサブライト活性化線SWRL0〜SWRL(M−1)をサブライト活性化線SWRLと総称する。
【0051】
最終的には、サブYS線SYSLの活性化に応じて、対応する読出選択ゲート190は、L個のセンスアンプ回路のうちの1個を、リードデータ線対RDLPと接続する。同様に、書込選択ゲート195は、M個のセンスアンプ回路のうちの1個を、ライトデータ線対WDLPと接続する。
【0052】
コラム選択と同様のタイミングにおいて、コラムアドレス信号について、冗長救済が必要か否かを判断するためのアドレスの一致比較判定が行なわれる。しかし、スペアメモリセルアレイにおけるコラム選択は、冗長判定回路35における不良アドレスの一致比較判定とは無関係に制御されるスペアYSデコーダ280と、正規メモリセルアレイの間で共通に設けられるメインYS線MYSLとに基づいて、スペアYSドライバ275によって実行される。スペアYSドライバ275は、スペアサブYS線を活性化する。すなわち、スペアサブYS線が活性化されることにより、読出選択ゲート190および書込選択ゲート195によって、L個およびM個のセンスアンプ回路のうちのそれぞれ1個が、スペアリードデータ線対SRDLPおよびスペアライトデータ線対SWDLPとそれぞれ接続される。
【0053】
冗長救済判定の結果に基づく冗長制御信号は、データ線接続選択回路200に伝達され、データ線群とデータバス領域60との接続選択に反映される。したがって、スペアサブYS線の活性化は、プログラムされた不良アドレスと入力されたアドレスとの間における冗長判定結果にかかわらず常に実行されるため、読出動作時のアクセスを高速化することができる。
【0054】
図3は、サブワードドライバ帯120の詳細な構成を説明するための回路図である。
【0055】
図3を参照して、サブワードドライバ165は、ゲートがバンク選択線BSLにより制御され、メインワード線と内部ノードn1との間に設けられる選択トランジスタ2001と、ノードn1にゲートが接続され選択線SLのうちの1つのSL0とサブワード線SWLとの間に接続されるトランジスタ2003と、ゲート電位がトランジスタ2003と同じ選択線SL0により制御され、サブワード線SWLとノードn1との間に接続されるトランジスタ2005とを含む。また、リセット線RSL0によりゲート電位が制御され、サブワード線と接地電位との間に設けられるトランジスタ2007をさらに含む。
【0056】
他のサブワードドライバにおいても、メインワード線MWLとサブワード線SWLとの間に同様の構成が存在する。このような構成とすることで、メインワード線MWLが活性化し、さらにバンク選択線BSLが活性化して、かつ選択線SLのいずれかが活性化することで、対応するワード線SWLが活性状態(高電位)とされる。一方、リセット線RSLが選択的に活性化することで、対応するサブワード線SWLが接地電位に放電される。
【0057】
図3に示した例においては、1つのワード線MWLが各バンクにおいて4本のワード線SWLを制御し、いずれのサブワード線SWLが選択されるかは、選択線SLのうちの1つの活性化により指定される。バンク選択線BSLは、活性化時には昇圧電Vppのレベルとなり、サブワード線SWLが活性化した後は、接地電位Vssレベルに変化する。この場合、トランジスタ2003および2005により構成されるラッチ回路により、このバンク選択線BSLの活性化の状態が保持されることになる。選択線SLとリセット線RSLとの電位レベルは、互いに相補となるように制御される。
【0058】
待機動作時においては、バンク選択線BSLが接地電位Vssレベルであり、選択線SLが接地電位Vssレベルであり、リセット線RSLは電源電位Vccレベルとなっている。活性化動作時においては、まず、対応するリセット線を接地電位Vssレベルとし、活性化すべきサブワード線SWLに対応するバンク選択線BSLが活性化されて、その電位レベルは昇圧電位のVppレベルとなる。
【0059】
続いて、メインワード線MWLが活性化され電源電位Vccレベルとなる。このメインワード線MWLの活性化とほぼ同時に、選択線SLのうちの1つが電源電位Vccレベルとなり、サブワード線SWLは、(Vcc−Vth)レベルとなる(Vthは、トランジスタ2001および2005のしきい電圧の和)。その後、バンク選択線BSLは、接地電位Vssレベルに変化し、サブワードドライバ中のトランジスタ2003および2005にによって形成されるラッチ回路に電荷が閉じ込められることになる。
【0060】
この電荷が、トランジスタ2003および2005により閉じ込められている状態で、選択線SLのうち選択されている1つの電位レベルを昇圧電位Vppレベルまで上昇させれば、サブワード線SWLのレベルは、昇圧電位Vppレベルまで変化することになる。
【0061】
リセット動作時には、バンク選択線を電源電位Vccレベルまで上昇させ、かつ選択線SLを接地電位Vssレベルとする。さらに、リセット線RSLを電源電位Vccレベルとすることで、サブワード線SWLに蓄えられた電荷を放電する。このような構成とすることで、サブワードドライバ165を構成する素子数は、NチャネルMOSトランジスタの4素子のみとすることが可能で、素子数を削減することができる。
【0062】
さらに、メインワード線MWLの活性化は、ワンショットパルス信号として行なわれる。すなわち、選択されたサブワード線SWLに対応するサブワードドライバ165中の、トランジスタ2003および2005によりメインワード線の活性状態が1度保持されると、メインワード線MWLの電位レベルはリセットされることになる。
【0063】
このような構成では、図2に示したように、複数のメモリセルブロックがメインワード線方向に並んでいる場合においても、バンク選択線BSLが活性化されないかぎり、メインワード線MWLの電位レベルは、サブワードドライバ165に影響を与えることがない。したがって、行方向に隣接する2つのメモリセルブロックは独立なバンクとして動作させることが可能となる。
【0064】
図4は、メモリセルブロック100におけるデータ線群の配置を説明するための回路図である。
【0065】
図4においては、4個のセンスアンプ回路と1対のリードデータ線対RDLPとが対応づけられ、8個のセンスアンプ回路と1対のライトデータ線対WDLPとが対応づけられるものとする。すなわち、上記のLおよびMについて、L=4かつM=8の場合を示している。これに対応して、サブリードソース線SRGLで総称される4本のサブリードソース線SRGL0〜SRGL3と、サブライト活性化線SWRLで総称される8本のサブライト活性化線SWRL0〜SWRL7とが配置される。
【0066】
リードデータ線対RDLPは、互いに相補なデータを伝達するデータ線RDLおよび/RDLを含む。同様に、ライトデータ線対WDLPは、データ線WDLおよび/WDLを含む。センスアンプ回路130の詳細な構成については省略するが、たとえば、センスアンプ回路130中にPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタのクロスカップル構成によるセンスアンプと、ビット線対BL,/BLのイコライズを行なうイコライズトランジスタとが存在する。ここでは、ビット線対とセンスアンプとの関係は、ビット線対の中央部にセンスアンプが設けられる構成となっている。これにより、メモリセルからセンスアンプノードまでの読出時間の高速化やイコライズ動作の高速化が可能となる。これは、センスアンプがビット線対の中央部にあることで、センスアンプノードからビット線端部までの抵抗が低減されることによる。
【0067】
一例として、ビット線対BL0,/BL0に対応するセンスアンプ回路130のセンスアンプノードと各データ線対とは、図2に示した読出選択ゲート190を構成するトランジスタゲート2010,2012、および書込選択ゲート195を構成するトランジスタゲート2020,2022を介して接続される。
【0068】
まず、リード動作における選択について説明する。センスアンプ回路130中のセンスアンプノードは、リードゲートトランジスタ2010,2012を介して、リードデータ線対RDL,/RDLと接続される。トランジスタ2010および2012のソースは、リードサブソース線SRGLにより、選択的に接地電位Vssとされ、トランジスタ2010および2012のゲートは、それぞれ対応するセンスアンプ回路130のセンスアンプノードと接続し、トランジスタ2010および2012のドレインは、それぞれ対応するリードデータ線対RDL,/RDLに接続される構成となっている。同様の構成が、ビット線対BL1,/BL1〜BL3,/BL3に対応するセンスアンプ回路とリードデータ線対との間にも設けられており、4個のセンスアンプ回路130が1つのリードデータ線対を共有する構成となっている。
【0069】
次に、ライト動作時について説明する。ライトデータ線対WDL,/WDLは、対応するビット線BLとライトデータ線対の一方WDLとの間およびビット線対の他方/BLと対応するライトデータ線対の他方/WDLとの間にそれぞれ接続されるトランジスタ2020および2022により選択的に接続される構成となっている。同様の構成が、ビット線対BL1,/BL1〜BL7,/BL7に対応するセンスアンプ回路とライトデータ線対との間にも設けられており、ビット線対BL0,/BL0〜BL7,/BL7にそれぞれ対応するセンスアンプ回路130のセンスアンプノードは、それぞれ対応するサブライト活性化線SWRL0〜SWRL7によりゲート電位が制御されるトランジスタ2020および2022によって選択的にライトデータ線対WDL,/WDLに接続される構成となっている。
【0070】
書込動作は、さらに、ライト制御線WCTLによりゲート電位が制御されるトランジスタゲート2030および2032を介して行なわれる。これらは、データマスク動作を行なうためのトランジスタゲートである。通常時は、ライト制御線WCTLを電源電位Vccレベルにプリチャージしておくことで、トランジスタ2030および2032はオンしており、サブライト活性化線SWRLによって選択されたセンスアンプ回路130にデータが書込まれる。しかし、部分的にデータ書込を中止したい場合、すなわちデータマスク動作を行ないたい場合においては、当該個所に対応するライト制御線WCTLを接地電位Vssレベルに変化させることで、ライト動作を強制的に非実行とすることができる。
【0071】
以上のような構成とすることで、データ読出動作時においては、リードデータ線対RDL,/RDLと対応するセンスアンプ回路のセンスアンプノードとは直接接続されず、トランジスタ2010および2012のゲートが、センスアンプノードの電位レベルによって駆動されることで、リードデータ線対RDL,/RDLのレベルが変化する構成となる。これにより、列アドレス信号によるメモリセル列の選択、すなわちサブリードソース線SRGLのうちのいずれかの選択動作がセンスアンプによる増幅動作とオーバーラップし、あるいはそれに先行する場合でも、データが破壊されることなく読出動作が可能である。このことは、上述したとおり読出動作の高速化が可能となることになる。さらに、センスアンプも限定された領域ごとに活性化すればよいため、動作電流ピークを抑制でき、消費電力の低下および雑音の低下等の効果を得ることができる。
【0072】
また、リードデータ線対RDL,/RDLが4個のセンスアンプ回路130ごとに配置される一方で、ライトデータ線対WDL,/WDLを8個のセンスアンプ回路ごとに配置する構成としたので、メモリセルアレイ40上に共通のグローバルデータ線として設けられるライトデータ線対WDL,/WDLの総本数を、リードデータ線対RDL,/RDLの総本数の半分とすることができ、ライトデータ線対WDL,/WDLの配線ピッチを緩和することが可能となる。これにより、ライトデータ線対WDL,/WDLの寄生容量を低減することができる。
【0073】
書込動作時においては、ライトデータ線対WDL,/WDLにおいて、フル振幅で書込信号がドライブされるので、寄生容量の低減により、書込データの伝達速度の向上による高速動作化に加えて、消費電力の低減が特に期待できる。
【0074】
このように、1組のデータ線対と対応づけられるセンスアンプ回路すなわちメモリセル列の個数を増やすことによって、データ線対の配線ピッチを緩和することができる。しかしながら、このような配線ピッチの緩和は、図2に示したメインYS線MYSL(リードソース線RGLおよびライト活性化線WRL)およびサブYS線(サブリードソース線SRGLおよびサブライト活性化線SWRL)の配線数の増加につながる。したがって、単純に1対のデータ線対と対応づけられるメモリセル列の個数を増加させていくことは、レイアウト面積の圧迫につながる。したがって、本発明の実施の形態1に従う半導体記憶装置1000は、1組のリードデータ線対RDLPおよび1組のライトデータ線対WDLPとそれぞれ対応づけられるメモリセル列の個数を異なる数とすることによって、データ線対の寄生容量の低下と、信号配線線の増加との調和を図ることを目的とするものである。
【0075】
図5は、半導体記憶装置1000における冗長救済制御を説明する図である。図5においては、各データ線対は1本の線で表記される。既に説明したように、8個のメモリセル列ごとに1組のライトデータ線対WDLPおよび2組のリードデータ線対RDLP0,RDLP1が配置される。
【0076】
メモリセルアレイ上に配置されるライトデータ線対のそれぞれと対応するように、グローバルライトデータバス対GWDBPは合計N組(N:自然数)設けられ、グローバルリードデータバス対GRDBPは合計2・N組設けられる。すなわち、正規メモリセルアレイ中のメモリセルブロック100が配置されるにおいて、ライトデータ線対WDLPは合計N組設けられ、リードデータ線対RDLPは合計2・N組設けられる。
【0077】
スペアメモリセルアレイ45についても、8個のメモリセル列ごとに1組のスペアライトデータ線対SWDLPおよび2組のスペアリードデータ線対SRDLP0,SRDLP1が配置される。以下においては、スペアライトデータ線対およびスペアリードデータ線対を合わせて、スペアデータ線群とも総称する。図5においては、スペアメモリセルアレイ45が8個のメモリセル列を有する場合を例示している。したがって、スペアライトデータ線対SWDLPおよびスペアリードデータ線対SRDLP0,SRDLP1によって、半導体記憶装置1000における冗長救済は実行される。
【0078】
図2に示すデータ線接続選択回路200は、第1シフト回路201R,201W、第2シフト回路202R,202Wおよび接続切換回路220とを含む。図5においては、第1シフト回路201Rおよび201Wを一体的に示しているが、第1シフト回路201Rは、リードデータ線対とグローバルリードデータバス対との間に配置されるシフトスイッチSFWを含み、第1シフト回路201Wは、ライトデータ線対とグローバルライトデータバス対との間に配置されるシフトスイッチSFWを含んでいる。第2シフト回路202Rおよび202Wの構成についても同様である。以下においては、第1シフト回路および第2シフト回路等の、データ線とデータバス群との間でシフト動作を行なうための回路を総称して、単にシフト回路とも称する。
【0079】
データ読出系およびデータ書込系のそれぞれに対応して、これらのシフト回路は、データ線群とデータバス群との間に直列に配置される。直列に配置するシフト回路の段数は、スペアメモリセルアレイ45に配置されるスペアライトデータ線対およびスペアリードデータ線対の本数のうちの多い方に対応する。図5の構成例においては、スペアリードデータ線対は、スペアライトデータ線対よりも多く、2組配置される。したがって、シフト回路は、第1シフト回路201R,201Wおよび第2シフト回路202R,202Wが2段に配置されている。図5においては、シフト回路を2段設ける場合について説明したが、本願発明の適用はこのような場合に限定されるものではない。すなわち、スペアメモリセルアレイ45により多くのメモリセル列を配置してスペアデータ線群をより多く配置し、これに応じてシフト回路の段数を増加させることにより、より多数の不良部に対しても冗長救済を行なうことが可能となる。
【0080】
第1シフト回路201R,201Wは、共通のシフト制御信号CSFT1に応じてシフト動作を実行し、第2シフト回路202R,202Wは、共通のシフト制御信号CSFT2に応じてシフト動作を実行する。
【0081】
図6は、シフト動作による冗長救済を説明するための概念図である。
図6を参照して、第1シフト回路201Rおよび第2シフト回路202Rは、通常時は、リードデータ線対をシフトさせることなくグローバルリードデータバス対とそれぞれ接続する。しかし、図中に黒丸で示した不良部が存在する場合には、不良部に対応するリードデータ線対をグローバルリードデータバス対と遮断する処置を行なう。このために、各シフト回路は、シフト制御信号をデコードしてシフト位置を認識し、シフト位置を境にリードデータ線対とグローバルリードデータバス対データ接続関係をシフトする。
【0082】
図6においては、説明を簡略化するために、グローバルリードデータバス対が合計16組設けられる構成について例示している。この場合には、メモリセルブロック100に対応してリードデータ線対RDLP0〜RDLP15が配置され、スペアメモリセルアレイ45に対応してスペアリードデータ線対SRDLP0,SRDLP1が配置される。
【0083】
図6に黒丸で示されるように、リードデータ線対RDLP8およびRDLP13対応する領域に不良部が存在する。第1シフト回路01Rは、リードデータ線対RDLP8とグローバルリードデータバス対との接続を中止すべく、リードデータ線対RDLP9を、本来リードデータ線対RDLP8と対応づけられるグローバルリードデータバス対と接続する。第1シフト回路01Rは、制御信号CSFT1で指定されるシフト位置を境にRDLP9以降のリードデータ線対を1つずつ上側にシフトする。
【0084】
さらに、リードデータ線対RDLP13に対応する不良部が存在するため、リードデータ線対RDLP13についてもグローバルリードデータバス対との接続を中止すべくシフト動作を行なう。このシフト動作は、第2シフト回路02Rによって実行され、具体的には、第2シフト回路02Rによってリードデータ線対RDLP14,15とグローバルリードデータバス対との対応づけが本来より、さらに1個ずつ上側にずらされることとなる。
【0085】
これらの第1シフト回路01Rおよび第2シフト回路02Rのシフト動作によって、リードデータ線対RDLP0〜RDLP7は、本来対応づけられるグローバルリードデータバスに対してデータを読出すこととなるが、リードデータ線対RDLP8の読出データは、グローバルリードデータバス対には伝達されない。
【0086】
また、リードデータ線対GRDLP9〜GRDLP12の読出データは、本来対応づけられるグローバルリードデータバス対より1個シフトしたものに対して伝達される。不良部に対応するリードデータ線対RDLP13のデータは、同様にグローバルリードデータバス対には伝達されない。そして、リードデータ線対RDLP14,RDLP15の読出データは、本来対応づけられるグローバルデータバス対から2個シフトされて、本来リードデータ線対RDLP12,13と対応づけられるグローバルリードデータバス対に伝達されることになる。
【0087】
このようなシフト動作を行なうことにより、不良部に対応するリードデータ線対の読出データは、グローバルリードデータバス対に伝達されない。これらの不良部については、スペアメモリセルアレイ中のスペアブロック210によって救済され、対応するデータはスペアリードデータ線対SRDLP0およびSRDLP1に読出される。
【0088】
スペアリードデータ線対とグローバルリードデータバス対との接続は、シフト回路を経由せずに接続切換回路220によって行なわれる。これにより、リードデータ線対のシフトによってデータが読出されないこととなったグローバルリードデータバス対について、スペアブロック210に記憶されていたデータが読出されることとなる。これら一連の動作により、メモリセル列の冗長救済が行なわれる。
【0089】
第1シフト回路01Rおよび第2シフト回路02Rにおけるシフト位置を指定するシフト制御信号CSFT1,CSFT2は、冗長判定回路35によって生成される。シフト制御信号CSFT1,CSFT2は、冗長救済をプログラムする際において、不良アドレスとともに外部より入力されて冗長判定回路35内に記憶される。
【0090】
このような構成とすることによって、シフト位置は不良列アドレスごとに任意に指定することができる。また、シフト制御信号CSFT1,CSFT2にによって、各シフト回路におけるシフト位置の設定をダイナミックに変更することができる。これにより、複数のメモリセルブロック100を同一のスペアブロック210と対応させて冗長救済することができ、救済効率を向上させることができる。また、単純なメモリセルの列アドレスごとの置換ではなく、データ線単位での冗長救済を行なっているため、多数のデータ線群を配置する構成のもと、効率的にコラム系の冗長救済動作を行なうことが可能である。
【0091】
さらに、スペアメモリセルアレイ45に対応して配置されるデータ線にシフト制御を実行していないため、階層YS線ごとすなわち図2で示したサブYSドライバ175に対応する単位ごとに、シフト動作を独立に制御することができる。これにより、メモリセルブロック100をまたいで、サブYSドライバ175に対応する領域ごとに、データ読出およびデータ書込の双方についてデータを補完して、不良部の置換救済を行なうことが可能となる。
【0092】
再び図5を参照して、データ読出時の冗長救済制御をさらに説明する。第1シフト回路201Rおよび第2シフト回路202Rを経由して伝達された読出データはラッチ回路206によってラッチされ、信号バッファ207で増幅されてグローバルリードデータバス対GRDBPに伝達される。
【0093】
一方、スペアリードデータ線対SRDLP0およびSRDLP1は、第1シフト回路201Rおよび第2シフト回路202Rを介さずに、接続切換回路220を介してグローバルリードデータバス対GRDBPのうちの2本と接続される。スペアリードデータ線対SRDLP0は、接続切換ユニット221を介して、2本のグローバルリードデータバス対GRDPのうちの1本にデータを読出すこととが可能である。同様に、スペアリードデータ線対SRDLP1は、接続切換ユニット222を介して、グローバルリードデータバス対の当該2本のうちのいずれか一方に読出データを伝達することができる。
【0094】
接続切換回路220と接続されるグローバルリードデータバス対の本数は、スペアリードデータ線対の数と対応する。すなわち、図5の構成において、接続切換回路220と接続されるグローバルリードデータバス対のうちの当該2本は、第1シフト回路201Rおよび第2シフト回路202Rの両方によってシフト動作が実行された場合に、リードデータ線対からデータが伝達されなくなるグローバルリードデータバス対に相当する。
【0095】
このような構成とすることにより、2・N組のリードデータ線対RDLPと2・N組のグローバルリードデータバス対GRDBPとの間を、不良部に対応する部分をシフトさせて接続することができる。また、シフト動作によってリードデータ線対RDLPからデータが伝達されないグローバルリードデータバスについては、接続切換回路220によって、スペアリードデータ線対SRDLP1,SRDLP2の一方あるいは両方から読出データの伝達を受けることが可能である。
【0096】
一方、データ書込の場合には、グローバルライトデータバス対GWDBPに伝達されるデータは、ラッチ回路206および信号バッファ207を介して、第1シフト回路201Wおよび第2シフト回路202Wに伝達される。第1シフト回路201Wおよび第2シフト回路202Wは、冗長判定回路35からのシフト制御信号CSFT1およびCSFT2をそれぞれデコードしてシフト動作を実行する。これにより、不良部に対するデータ書込が指示された場合には、対応するライトデータ線対WDLPには、書込データは伝達されない。この場合には、メモリセルブロック100に伝達されないデータは、N組のグローバルライトデータバス対GWDBPのうちの最後のGWDBP−Nによって伝達されるので、このGWDBP−Lに伝達される書込データを、ラッチ回路206および信号バッファ207を介してスペアメモリセルアレイ45中に格納する。これにより、不良部に対応するデータをスペアメモリセルアレイ45のスペアブロック210中に格納し、必要に応じて読出すことが可能となる。
【0097】
次に、シフト回路の具体的な構成について説明する。
図7は、シフト回路の構成を示すブロック図である。図7には、代表的に、第1シフト回路201R,201Wの構成を示している。
【0098】
図7を参照して、データ書込系の第1シフト回路201Wは、N組のグローバルライトデータバス対およびライトデータ線対の間に配置されるN個のシフトスイッチSFW−W(1)〜SFW−W(N)を有する。データ読出系の第1シフト回路201Rは、2・N組のグローバルリードデータバス対およびリードデータ線対の間に配置される2・N個のシフトスイッチSFW−W(1)〜SFW−W(2N)を有する。
【0099】
各シフトスイッチは、通常時においては、図中に実線で示す接続方向に従って、データ線群とデータバス群との間の対応する1組同士を接続する。シフト動作が指示されると、各シフトスイッチは、シフト動作時においては、図中に点線で示す接続方向に従って、データ線群とデータバス群との間の接続関係を1つシフトさせる。
【0100】
各シフトスイッチに対する接続方向の指示は、対応するデコード回路205−1〜205−2Nが生成するデコード信号によって実行される。各デコード回路は、シフト制御信号CSFT1に従って、対応するシフトスッチに対してデコード信号を供給する。シフト制御信号CSFT1は、2・N個のシフトスイッチのうちの1個をシフト位置に指定するためのJビット(Jは、2J=2・Nで示される自然数)の信号である。指定されたシフト位置を境に、各デコード回路が指示する接続方向は、通常時/シフト動作時に分けられる。
【0101】
この場合に、シフト制御信号CSFT1の1ビットを、2・N個のシフトスイッチのうちの、第1〜第N番目のグループと第(N+1)〜第(2N)番目のグループのいずれか一方を選択するためのビットとすると、データ読出系とデータ書込系との間で、シフト制御信号を共通とすることができ、さらに、データ書込系のシフト回路201−W中のシフトスイッチに対応するデコード回路250−1〜250−Nを、データ読出系のシフト回路201−Rとの間で共有することができる。
【0102】
以上説明したように、第1シフト回路201R,201W、第2シフト回路202R,202W、接続切換回路220、ラッチ回路206および信号バッファ207によってデータ線接続選択回路200を構成することによって、同一個数のメモリセル列に対応して設けられるリードデータ線対とライトデータ線対の数が異なる場合においても、冗長判定回路35を共有することができ、特にデータ読出時とデータ書込時とにおいて、制御信号およびデコーダ回路を共有して、シフトリダンダンシによる冗長救済制御を効率的に行なうことができる。
【0103】
[実施の形態1の変形例]
図8は、実施の形態1の変形例に従うメモリセルブロック100におけるデータ線群の配置を説明するための回路図である。
【0104】
図8においては、図4の場合と反対に、L=8かつM=4である場合を示している。すなわち、8個のメモリセル列に対応して、1組のリードデータ線対RDL,/RDLおよび2組のライトデータ線対WDL,/WDLが配置される。これに対応して、サブリードソース線SRGLで総称される8本のサブリードソース線SRGL0〜SRGL7と、サブライト活性化線SWRLで総称される4本のサブライト活性化線SWRL0〜SWRL3とが配置される。その他の部分の構成および動作については、図4の場合と同様なので説明は繰返さない。
【0105】
このような構成とすることによって、実施の形態1の変形例においては、図4に示す実施の形態1に従う場合とは反対に、リードデータ線対RDL,/RDLの配線ピッチを緩和し、寄生容量を低減させることができる。特に、リードデータ線対RDL,/RDLには、最終的にリードアンプで増幅するために微小振幅の電圧信号が伝達されるため、この寄生容量を低減することは動作の高速化に特に効果が大きい。
【0106】
このように、実施の形態1および実施の形態1の変形例のいずれかに従う構成とすることによって、リードデータ線対およびライトデータ線対のいずれか一方について、コラム選択のための信号配線数の著しい増大を回避しつつ、配線ピッチを緩和して寄生容量を低減することができる。いずれの配線ピッチを緩和するかについては、既に述べたデータ書込時の動作高速化および消費電力低減の効果と、データ読出時の動作高速化効果とのいずれを重視するかによって決定すればよい。
【0107】
図9は、実施の形態1の変形例に従うメモリセルアレイに対応する冗長救済制御を説明する図である。
【0108】
図9においては、図5の場合とは反対に、グローバルライトデータバス対GWDBPおよびライトデータ線対WDLPが合計2・N組設けられ、グローバルリードデータバス対GRDBPおよびリードデータ線対RDLPが合計N組設けられる。
【0109】
スペアメモリセルアレイ45についても、同様に、8個のメモリセル列ごとに2組のスペアライトデータ線対SWDLP0,SWDLP1および1組のスペアリードデータ線対SRDLPが配置される。図9においても、スペアメモリセルアレイ45が8個のメモリセル列を有する場合を例示している。したがって、スペアライトデータ線対SWDLP0,SWDLP1およびスペアリードデータ線対SRDLPによって、冗長救済は実行される。
【0110】
図5の場合と同様に、データ線群とデータバス群との間には第1シフト回路201R,201Wおよび第2シフト回路202R,202Wが設けられる。これらのシフト回路の構成・配置およびシフト制御信号によるシフト位置のデコード等については、図5および図6で説明した内容について、データ読出系およびデータ書込系を入替えて適用すればよい。また、シフト回路の各々の基本的な動作は、図6で説明したとおりであるので詳細な説明は繰返さない。
【0111】
図9の構成においては、図5に示される接続切換回路220に代えて、接続切換回路230が配置される。接続切換回路230と接続されるグローバルライトデータバス対の本数は、スペアライトデータ線対の数と対応する。すなわち、図9の構成において、接続切換回路230と接続されるグローバルライトデータバス対GWDBP−2NおよびGWDBP−(2N−1)は、第1シフト回路201Wおよび第2シフト回路202Wの両方によってシフト動作が実行された場合に、ライトデータ線対にデータが伝達されなくなるグローバルライトデータバス対に相当する。
【0112】
接続切換回路230は、グローバルライトデータバス対GWDBP−2NおよびGWDBP−(2N−1)とスペアライトデータ線対SWDLP0およびSWDLP1との間に設けられる。接続切換回路230は、接続切換ユニット231および232を有し、グローバルライトデータバス対GWDBP−2NおよびGWDBP−(2N−1)に伝達される書込データのそれぞれを、スペアライトデータ線対SWDLP0,SWDLP1のいずれにも伝達することが可能である。
【0113】
このような構成とすることにより、2・N組のライトデータ線対WDLPと2・N組のグローバルリードライトバス対GWDBPとの間を、不良部に対応する部分をシフトさせて接続することができる。また、シフト動作によってライトデータ線対WDLPに伝達されなくなったデータは、接続切換回路230によって、スペアライトデータ線対SWDLP0あるいはSWDLP1に伝達される。
【0114】
一方、データ読出に関する冗長救済制御を実行するために、グローバルリードデータバス対GRDBP−Nに対応する信号バッファ207−Nと、スペアリードデータ線対SRDLPに対応する信号バッファ207−Sに対して、冗長判定信号CRDによる制御が実行される。ここで、グローバルリードデータバス対GRDBP−Nは、シフト回路によってシフト動作が実行された場合に、リードデータ線対から読出データが伝達されなくなるグローバルリードデータバス対に相当する。
【0115】
データ読出時において、冗長救済のためにシフト動作が実行される場合においては、信号バッファ207−Nは非活性化され、信号バッファ207−Sが活性化される。これにより、不良部に対応するリードデータ線対を除く(N−1)組のリードデータ線対から、GWDBP−Nを除く(N−1)組のグローバルリードデータバス対に読出データがそれぞれ伝達され、リードデータ線対からのデータ伝達を受けないGWDBP−Nに対しては、スペアリード線対SRDLPからの読出データが信号バッファ207−Sを経由して伝達されることになる。
【0116】
一方、冗長救済が不要でシフト動作冗長救済動作が実行されない場合においては、信号バッファ207−Nを活性化して、N組のリードデータ線対のデータをそのままN組のグローバルリードデータバス対GRDBPの全てにそれぞれ伝達する。そして、信号バッファ207−Sを非活性化することによって、スペアメモリセルアレイ45からの読出データがグローバルリードデータバス対に伝達されることを防止する。
【0117】
図9においては、スペアメモリセルアレイに配置されるスペアリードデータ線の数が1である場合について説明したが、スペアリードデータ線対がK組(K:2以上の自然数)設けられる場合においては、リードデータ線対のうちのK組とグローバルリードデータバス対GRDBPのうちのK組との間、ならびにK組のスペアリードデータ線対とグローバルリードデータバス対GRDBPのうちのK組との間にそれぞれ、冗長判定回路によって制御可能な信号バッファを配置して、冗長判定回路は、冗長救済制御に従って、これらの2・K個の信号バッファのうちのK個を選択的に活性化する構成とすればよい。
【0118】
このような構成とすることにより、リードデータ線対RDL,/RDLの配線ピッチを緩和する場合においても、冗長判定回路35を共有することができ、特にデータ読出時とデータ書込時とにおいて、制御信号およびデコーダを共有してシフトリダンダンシィによる冗長救済制御を行なうことが可能となる。
【0119】
[実施の形態2]
実施の形態1においては、メモリセルアレイ40上に配置されるグローバルデータ線について、水平方向の配線ピッチを緩和して寄生容量を抑制する構成について説明した。実施の形態2においては、半導体基板上に形成されるこれらのデータ線の高さ方向の配線ピッチを緩和することによって、寄生容量を抑制する構成について説明する。
【0120】
図10は、メモリセルアレイ40の構成を概念的に示す図である。図10を参照して、メモリセルアレイ40は、メモリセルMCが行列状に配置される領域(a)と、その周辺に位置するセンスアンプ帯110等が配置される領域(b)とに分類される。メモリセルMCの各行にはワード線WLが配置され、各メモリセル列に対応してビット線BLが配置される。メモリセルアレイ上を横断して、メモリセルへの読出/書込データを伝達するためのグローバルデータ線GDLが配置される。グローバルデータ線GDLは、データ読出/データ書込間で共有されるグローバルI/O線GIOや、データ読出およびデータ書込専用にそれぞれ設けられるグローバルリードデータ線RDLおよびグローバルライトデータ線WDLを総称するものである。
【0121】
図11は、メモリセルMCの構成例を示す回路図である。図11には、1トランジスタ−1キャパシタタイプのメモリセル構成が例示される。
【0122】
図11を参照して、メモリセルMCは、アクセストランジスタ310と、データを記憶するためのキャパシタ305とを含む。キャパシタ305は、誘電体膜DFを挟んで対向するように配置されるセルプレートCPと電荷蓄積ノードSNとを有する。セルプレートCPは、複数のメモリセル間で共有され、共通の基準電位Vssと結合される。電荷蓄積ノードSNには、メモリセルMCに記憶されるデータのレベルに応じて電荷が蓄積される。すなわち、メモリセルMCが “1”のデータが保持される場合には、電荷蓄積ノードSNは,アクセストランジスタ310を介してビット線BLによって充電された電荷を保持する。一方、メモリセルMCが“0”のデータを保持する場合には、ビット線BLには電荷が供給されず、電荷蓄積ノードSNの電荷は、アクセストランジスタ310を介して放電される。
【0123】
再び図10を参照して、メモリセルアレイ40上における半導体記憶装置の構造は、既に説明した領域(a)および(b)および領域(a)と(b)との境界部に存在するセルプレートCPの電位を固定するための領域(c)とにおいて異なる。
【0124】
図12は、一般的な半導体記憶装置の構造を説明する断面図である。
図12を参照して、主基板300上に、高さh1までトランジスタ領域が設けられ、領域(a)および(b)において、その上にメモリセルを構成するためのキャパシタ層が高さh2まで形成される。さらに、その上層に領域(a)〜(c)に共通して、金属配線層M1(高さh3〜h4)、M2(高さh5〜h6)およびM3(高さh7〜h8)が配置されている。各層間や素子が配置されていない領域には、たとえば二酸化シリコンによる絶縁層が形成される。
【0125】
領域(a)においては、トランジスタ層は、アクセストランジスタ310を含む。アクセストランジスタ310は、ソース/ドレイン領域320および330と、ゲート電極340とを有する。ゲート電極340は、ワード線WLと接続され、ソース/ドレイン領域の一方330は、ビット線BLと接続されている。ソース/ドレイン領域の他方320は、トランジスタ層の上層に形成される電荷蓄積ノードSNと結合される。電荷蓄積ノードSNの上層には、誘電体膜DFを挟んでセルプレートCPが形成される。電化蓄積ノードSN、誘電体膜DFおよびセルプレートCPによってメモリセルMC中のキャパシタが形成される。
【0126】
領域(b)においても、同様に、アクセストランジスタ310が形成されるトランジスタ層上に、メモリセルを形成するためのキャパシタ層が形成されている。セルプレート層と金属配線層M1との間の距離(h2〜h3の高さ差)はS1であり、金属配線層M1と金属配線層M2との間の距離(h4〜h5の高さ差)はS2であり、金属配線層M2と金属配線層M3との距離(h6〜h7の高さ差)はS3である。
【0127】
一般的には、第1の金属配線層M1には、センスアンプ回路と列選択ゲートとの間を接続するようなごく短い距離の配線が配置されることが多く、メモリセルアレイ上を横断して設けられるグローバルデータ線GDLは、M2で示される第2の金属配線層M2に配置されることが多い。第3の金属配線層M3には、一般的には、コラム選択等を実行するための信号配線が配置される。
【0128】
領域(b)においては、第1の金属配線層M1とキャパシタ層との間に形成されるコンタクトホール365を介して、セルプレートCPの電位レベルを固定するための配線350が、セルプレートCPと接続される。一方、領域(c)においては、トランジスタとに対する配線は、第1の金属配線層M1とトランジスタ層との間に設けられるコンタクトホール360を介して形成される。
【0129】
しかしながら、このような構成とすれば、第1の金属配線層M1に対して設けられるコンタクトホール360および365の縦/横寸法比であるアスペクト比が領域によって大きく異なるため、コンタクトホールを設けるための製造プロセスの制御が非常に困難なものとなってしまう。
【0130】
さらに、メモリセル上の領域(a)においても、第1の金属配線層M1を共通に設ける構成としているため、高さ方向のレイアウトが圧迫されて、グローバルデータ線GDLが配置される第2の金属配線層M2の高さ方向の配線ピッチを緩和することも困難である。このため、グローバルデータ線GDLの寄生容量を抑制することが困難であった。
【0131】
図13は、本発明の実施の形態2に従う半導体記憶装置の構造を示す断面図である。
【0132】
図13を参照して、領域(a)〜(c)は、図11および図12で説明した領域(a)〜(c)とそれぞれ対応する。
【0133】
領域(b)において、セルプレートCPを基準電位に固定するための配線350は、第1の金属配線層M1に形成される。実施の形態2に従う半導体記憶装置においては、第1の金属配線層M1は、セルプレートが形成される層(以下、セルプレート層とも称する)と高さ方向に重なるように配置される。すなわち、第1の金属配線層M1の下面および上面にそれぞれ対応する高さh3およびh4は、h3<h2およびh4>h2となるように設定される。これにより、セルプレートCPを基準電位に固定するための配線350は、コンタクトホールを介さずに、セルプレートCPと直接電気的に結合される。
【0134】
これにより、領域(b)において、アスペクト比が大きく周りと異なるコンタクトホールを作り分けるという困難なプロセスの制御を実行する必要がなくなるため、製造プロセスを容易化できる。
【0135】
さらに、実施の形態2に従う半導体記憶装置においては、領域(a)において第1の金属配線層M1を設けないので、グローバルデータ線GDLが形成される第2の金属配線層M2の高さ方向(セルプレートCPとの間)の配線ピッチを、S2からS2+ΔSに拡大することができる。ここで、ΔSは、セルプレート層CPの上面(高さh2)と、第1の金属配線層M1の上面(高さh4)との高さの差に相当する。
【0136】
これにより、図12の場合と比較して、グローバルデータ線GDLが形成される第2の金属配線層M2の寄生容量を低減することができる。この結果、読出/書込動作時におけるデータ読出/書込動作の高速化および、特に書込動作時における消費電力の低減といった効果を享受することが可能となる。
【0137】
次に、領域(b)において、図13で説明したような第1の金属配線層M1を形成する方法について説明する。
【0138】
図14は、実施の形態2に従う第1の金属配線層M1の製造方法の一例を説明するフローチャートである。図15は、図14のフローチャートを説明するための概念図である。
【0139】
半導体基板300上にトランジスタ層が形成され(ステップS100)、さらにその上面にセルプレートCPの配線層が形成されると(ステップS110)、次に図15(a)に示されるように、さらにその上面に層間絶縁(二酸化シリコン)層380が形成される(ステップS120)。
【0140】
その後、セルプレートCPを基準電位に固定するための配線350が設けられる領域をセルプレートの一部を研削して確保する。図14に示す製造方法においては、第1の金属配線層M1を形成するために層間絶縁層380を化学的機械研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)によって研磨する(ステップS130a)。CMPによる研磨は、図15(b)に示されるように、金属配線層M1が形成される領域において、セルプレートCPの配線層を削り込むように実行される。CMPによる研磨が終了すると、次に、図15(c)に示されるように金属配線層M1を形成するための金属膜390が、たとえばスパッタリングによって形成される(ステップS140a)。
【0141】
形成された金属膜に対して、フォトリソグラフィによる配線パターニングが実行されて、パターンが露光されない部分についてはエッチングによるレジスト剥離が実行される(ステップS150a)。これにより、配線350を、第1の金属配線層M1に形成することができる(ステップS200)。このようにして、セルプレートCPを基準電位に固定するための配線350は、図15(d)に示すように、セルプレートCPと一体的に形成される。
【0142】
この場合における金属配線層M1の上面とセルプレートCPとの上面との高さの差はΔSとなるように、CMP工程(ステップS120)における研磨量が制御される。
【0143】
図14および図15で説明したような金属配線層の形成は、AL合金に代表される比較的グレインの大きい金属に対して用いられる。
【0144】
図16は、実施の形態2に従う第1の金属配線層M1の製造方法の他の例を説明するフローチャートである。図17は図16のフローチャートを説明するための概念図である。
【0145】
図16および図17においては、金属配線をいわゆるダマシン加工によって溝埋込み配線として形成する場合について説明する。
【0146】
トランジスタ層の形成(ステップS100)、セルプレートCPの配線層の形成(ステップS110)、および層間絶縁(二酸化シリコン)層380の形成(ステップS120)については、図14および図15(a)で説明した内容と同様であるので説明は繰返さない。
【0147】
その後、図14に示した製造方法と同様に、セルプレートCPを基準電位に固定するための配線350が設けられる領域をセルプレートの一部を研削して確保する。図16に示す製造方法においては、形成された層間絶縁層に対して、ダマシン加工(象嵌加工)によって、配線溝が形成される(ステップS130b)。図17(b)に示すように、配線溝はセルプレートCP層を削り込むように形成される。配線溝が形成されると、図17(c)に示すように、第1の金属配線層M1を形成するための金属膜395が、たとえば化学気相成長法(CVD:Chemical Vapor Deposition)によって形成される(ステップS140b)。金属膜が形成されると、CMPによる研磨が実行されて、配線溝以外の領域における金属膜は削除される(ステップS150b)。これにより、図17(d)に示されるように、セルプレートの電位を固定するための配線350を、第1の金属配線層M1に、セルプレートCPと一体的に形成することができる(ステップS200)。
【0148】
すなわち図16に示す半導体記憶装置の製造方法は、図14に示す半導体記憶装置の製造方法と同様のステップ群を有するが、配線350が設けられる領域をセルプレートの一部を研削して確保するためにステップ130aに代えてステップ130bを有し、金属膜を形成するためにステップ140aに代えてステップ140bを有し、金属膜から配線パターンを形成するためにステップ150aに代えてステップ150bを有する点が異なる。
【0149】
図16および図17に示す半導体記憶装置の製造方法によっても、第1の金属配線層M1の上面とセルプレートCPの上面との高さの差ΔSは、ダマシン加工時の配線溝の深さによって制御すればよい。
【0150】
図16および図17に示した金属配線層の形成は、微細加工が可能なグレインの比較的小さい金属、たとえばCu(銅)によって配線を形成する場合に用いられる。
【0151】
このように、図14もしくは図16によって説明した半導体記憶装置の製造方法によって、図13によって説明した、領域(b)におけるセルプレートCPの電位を固定するための配線350を第1の金属配線層M1に形成することが可能となる。
【0152】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0153】
【発明の効果】
請求項1記載の半導体記憶装置は、複数の読出コラム選択線および複数の書込コラム選択線の配線数を著しく増加させることなく、複数のリードデータ線および複数のライトデータ線のいずれか一方について、水平方向の配線ピッチを緩和することによって、寄生容量を抑制することができる。この結果、データ読出動作およびデータ書込動作のいずれか一方について、高速化および低消費電力化を図ることができる。さらに、複数のライトデータ線の配線ピッチを緩和して寄生容量を低減することができるので、フル振幅の信号が伝達されるデータ書込動作の低消費電力化および高速化に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に従う半導体記憶装置1000の構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 メモリセルアレイ40およびその周辺回路の構成を説明するための図である。
【図3】 サブワードドライバ帯120の詳細な構成を説明するための回路図である。
【図4】 メモリセルブロック100におけるデータ線群の配置を説明するための回路図である。
【図5】 半導体記憶装置1000における冗長救済制御を説明する図である。
【図6】 シフト動作による冗長救済を説明するための概念図である。
【図7】 シフト回路の構成を示すブロック図である。
【図8】 実施の形態1の変形例に従うメモリセルブロック100におけるデータ線群の配置を説明するための回路図である。
【図9】 実施の形態1の変形例に従うメモリセルアレイに対応する冗長救済制御を説明する図である。
【図10】 メモリセルアレイ40の構成を概念的に示す図である。
【図11】 メモリセルMCの構成例を示す回路図である。
【図12】 一般的な半導体記憶装置の構造を説明する断面図である。
【図13】 本発明の実施の形態2に従う半導体記憶装置の構造を説明する断面図である。
【図14】 実施の形態2に従う第1の金属配線層M1の製造方法の一例を説明するフローチャートである。
【図15】 図14のフローチャートを説明するための概念図である。
【図16】 実施の形態2に従う第1の金属配線層M1の製造方法の他の例を説明するフローチャートである。
【図17】 図16のフローチャートを説明するための概念図である。
【符号の説明】
30 デコード回路、35 冗長判定回路、40 メモリセルアレイ、45 スペアメモリセルアレイ、100 メモリセルブロック、110 センスアンプ帯、130 センスアンプ回路、140 リード/ライトアンプ、150 インタフェース、160 メインワードドライバ、165 サブワードドライバ、170 メインYSドライバ、175 サブYSドライバ、190 読出選択ゲート、195 書込選択ゲート、200 データ線接続選択回路、201R,201W 第1シフト回路、202R,202W 第2シフト回路、205−1〜205−2N デコード回路、210 スペアブロック、220,230 接続切換回路、275 スペアYSドライバ、280 スペアYSデコーダ、300 主基板、310 アクセストランジスタ、320,330 ソース/ドレイン領域、340 ゲート、350,360 コンタクトホール、380 層間絶縁層、390,395 金属膜、WL ワード線、BL ビット線、SN 電荷蓄積ノード、DF 誘電体膜、CP セルプレート、M1,M2,M3 金属配線層。

Claims (1)

  1. 行列状に配置される複数のメモリセルブロックを有するメモリセルアレイを備え、
    各前記メモリセルブロックは、行列状に配置される複数のメモリセルを有し、
    列方向に隣接する複数の前記メモリセルブロック間で共有され、各々がL個(Lは自然数)のメモリセル列ごとに配置されて、前記メモリセルアレイから読出される読出データを伝達する複数のリードデータ線と、
    列方向に隣接する複数の前記メモリセルブロック間で共有され、各々がM個(Mは自然数)の前記メモリセル列ごとに配置されて、前記メモリセルアレイに書込まれる書込データを伝達する複数のライトデータ線と、
    各前記メモリセルブロックにおいてL個の前記メモリセル列から1個の前記メモリセル列を選択するための読出列選択信号を伝達する複数の読出コラム選択線と、
    各前記メモリセルブロックにおいてM個の前記メモリセル列から1個の前記メモリセル列を選択するための書込列選択信号を伝達する複数の書込コラム選択線と、
    各前記メモリセルブロックにおいてL個の前記メモリセル列ごとに設けられ、前記読出列選択信号に応答して選択されたメモリセル列の前記読出データを、対応する前記複数のリードデータ線のうちの1つに伝達するための読出選択ゲートと、
    各前記メモリセルブロックにおいてM個の前記メモリセル列ごとに設けられ、前記複数のライトデータ線のうちの1つが伝達する前記書込データを、前記書込列選択信号に応答して選択されたメモリセル列に伝達するための書込選択ゲートとを備え、
    MはLよりも大きい、半導体記憶装置。
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