JP2005340227A - 半導体記憶装置と半導体装置 - Google Patents

半導体記憶装置と半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 メモリの多バンク化と高速動作化を両立させた半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】 複数からなるデータ端子用パッドと、独立してメモリアクセスされる複数のメモリバンクとを備えた半導体記憶装置であって、上記複数のメモリバンクのそれぞれを複数のメモリバンクに分割するとともに、上記データ端子用パッドもそれに対応して複数に分割し、上記分割されたメモリバンクと上記分割されたデータ端子用パッドとからなるブロックが半導体チップ上において互いに重ならないように配置させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体記憶装置と半導体装置に関し、例えば多バンク構成のダイナミック型RAM(ランダム・アクセス・メモリ)及びそれを搭載した半導体装置等に利用して有効な技術に関するものである。
記憶容量の大規模化に適した半導体記憶装置として、3×3の9個の等しい面積の領域に分けて、中央部にメイン制御ブロックを配置し、周縁の8つの領域にメモリセルアレイ、データ入出力回路及びメモリ制御回路を含むメモリブロックを配置したものが特開平10−050958号公報に提案されている。
特開平10−050958号公報
本願発明者においては、独立してメモリアクセスができるようにアドレスラッチ回路を備えたメモリバンク(DRAMマクロセル)を複数個設け、1つのメモリバンクをアクセスしてから読み出し信号が得られるまでの間、他のメモリバンクを次々にアクセスするというパイプライン動作によって、特定のメモリバンクに対するアクセス開始から読み出しデータ等が得られるまでのアクセス時間を実質的に見えないようにしてDRAMの高速化を図ることを検討した。このとき、メモリバンク数を多くすると、チップの周辺部に配置されたデータ入出力用パッドに対して、それと反対側のチップ周辺部に設けられたメモリバンクとの信号伝達距離が長くなり、かかる信号伝達距離がメモリ動作速度を律束して高速動作を妨げる要因になることを見出した。
この発明の目的は、メモリの多バンク化と高速動作化を両立させた半導体記憶装置と半導体装置を提供することにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。すなわち、複数からなるデータ端子用パッドと、独立してメモリアクセスされる複数のメモリバンクとを備えた半導体装置であって、上記複数のメモリバンクのそれぞれを複数のメモリバンクに分割するとともに、上記データ端子用パッドもそれに対応して複数に分割し、上記分割されたメモリバンクと上記分割されたデータ端子用パッドとからなるブロックが半導体チップ上において互いに重ならないように配置させる。
多バンク化と高速動作とを両立させることができる。
図1には、この発明に係る半導体記憶装置の一実施例の概略レイアウト図が示されている。同図においては、この発明が適用されるダイナミック型RAMを構成する各回路ブロックのうち、その主要部が判るように示されており、それが公知の半導体集積回路の製造技術により、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上において形成される。この実施例では、半導体チップの長手方向に対して中央部分に周辺回路PERIを代表とするような周辺回路部が設けられて、かかる周辺回路部によって半導体チップが2分割される。上記2分割された半導体チップ上には、それぞれメモリバンクBNK0〜BNK15が設けられる。つまり、1つのメモリバンクBNK0は、周辺回路部の両側に配置された2つのメモリバンクBNK0から構成される。
上記半導体チップの長手方向に対して2分割された半導体チップは、それぞれが短手方向に2等分されて16個のメモリバンクが8個ずつ2に分けられる。上記半導体チップの長手方向に対して2分割された半導体チップのそれぞれには、4×4のように16個のメモリバンクBNK0〜15が設けられる。そして、メモリバンクは、BNK0、4、8、12のように半導体チップの長手方向に4つが並べられ、短手方向にもBNK0、1、2、3のように4つが並んで配置される。上記半導体チップの長手方向に並んだBNK0、4、8、12と、BNK1、5、9、13との間にデータ入出力用パッドが上記長手方向に並んで配置される。残りの長手方向に並んだBNK2、6、10、14と、BNK3、7、11、15との間にもデータ入出力用パッドが上記長手方向に並んで配置される。言い換えると、上記半導体チップは、チップ短手方向に2分割され、上記2分割された半導体領域は、その中央部に長手方向にデータ入出力用パッドが長手方向に並んで配置され、かかるデータ入出力用パッドを挟むように上記のように4個ずつのメモリバンクが配置される。
データ入出力用パッドは、半導体チップ全体として長手方向に18個のパッドが2列設けられる。これによって、この実施例のDRAMは、36ビットの単位でのデータの書き込みと読み出しが行われる。上記36ビットのデータのうち、2分割された18ビット分が、上記2分割されたメモリバンクBNK0〜BNK15のそれぞれに割り当てられており、全体として36ビットの単位での読み出し又は書き込みが可能にされる。
この実施例では、36ビットの単位でのデータの入出力の他に、ボンディングオプション等のような一部のマクス変更によって、18ビットの単位でのデータの入出力を行う製品への展開が可能にされる。それ故、0〜35からなるデータ入出力用パッドは、単純に上記2列に並べられるのではなく、同図に数字を付したように、0〜35のうち0〜17の18ビット分が、図面の下半分と上半分のエリアに0〜8と、9〜17のように振り分けられ、18〜35の18ビット分が図面の下半分と上半分のエリアに18〜26と、27〜35のように振り分けられる。
図面の下半分のエリアにおいて、上記0〜8のデータ入出力用パッドは、図面の左右2列のデータ入出力用パッドに振り分けられて配置される。例えば、0、3、6、8の4ビット分が左側列に配置され、1、2、4、5、7の5ビット分が右側列に配置される。図面の上半分のエリアにおいて、上記9〜17のデータ入出力用パッドは、図面の左右2列のデータ入出力用パッドに振り分けられて配置される。例えば、10、12、13、15、16の5ビット分が左側列に配置され、9、11、14、17の4ビット分が右側列に配置される。これによって、18ビット構成の製品とされたときに、上記データ入出力用パッド0〜17に対応して設けられるデータ出力回路が、半導体チップ上を上記のように分散して動作することとなり、特定の箇所にデータ出力バッファの動作に伴うノイズが集中し、その近辺に設けられたメモリバンクの動作マージンを低下させてしまうという問題を回避することができる。
この実施例では、例えばメモリバンクBNK0に着目すると、同図に点線で示したような信号経路で最長の信号伝達経路が構成される。つまり、データ入出力用パッド8と35のそれぞれに対して、上記図面の上下に分割された2つのメモリバンクBNK0のそれぞれから上記パッド8と35に至るような信号経路が構成され、メモリバンクを上記のように2分割しない場合の約1/2に短くできる。例えば、上記メモリバンクを半導体チップの上下に2分割しない場合、例えば下側のメモリバンクBNK0とそれに隣接するメモリバンクBNK4により1つのメモリバンクを構成することになる。こうした場合、それと反対側のチップ端に設けられた上記パッド35に至るような信号伝達経路は、点線で示した場合の約2倍にもなってしまう。同図において、インバータ回路は、上記のような信号伝達経路での増幅回路を表している。
図1において、上記周辺回路部には、アドレスバッファや制御回路等の周辺回路RERIの他、BIST(テスト回路)、ステートマシン等及びCAP(電源安定化用のキャパシタ)が設けられる。これに対応してアドレス端子及び制御端子に対応したパッドが短手方向に並んで配置される。そして、長手方向のチップの両端には電源回路VGが設けられる。この電源回路は、例えば、内部降圧回路、昇圧回路及び基板バックバイアス回路等からなる。
図2には、図1の分割された下半分のチップ構成図が示されている。この実施例では、メモリバンクBNK8とBNK7に代表されるように、0〜8と18〜26のデータ端子を持つようにされる。メモリバンクBNK8について説明すると、これら18ビット分のデータ端子のうち、18、1、2、21、4、5、24、7及び26の9ビット分に対応したデータ端子は、それぞれから各パッドに至る信号経路によってデータ入出力用パッド18、1、2、21、4、5、24、7及び26に接続される。データ端子のうち残りの9ビット分のデータ端子0、19、20、3、22、23、6、25及び8は、メモリバンクBNK0において点線によって例示的に示されているのと同様に、上記メモリバンクBNK8に対向したメモリバンクBNK9、BNK10上を通過して、0、19、20、3、22、23、6、25及び8の9ビット分に対応したデータ入出力用パッドに接続される。
メモリバンクBNK7について説明すると、これら18ビット分のデータ端子のうち、上記メモリバンクBNK8とは逆に、18、1、2、21、4、5、24、7及び26の9ビット分に対応したデータ端子は、上記メモリバンクBNK7に対向したメモリバンクBNK6、BNK5上を通過して、18、1、2、21、4、5、24、7及び26の9ビット分に対応したデータ入出力用パッドに接続される。また、データ端子のうち残りの9ビット分のデータ端子0、19、20、3、22、23、6、25及び8は、それぞれから各パッドに至る信号経路によってデータ入出力用パッド0、19、20、3、22、23、6、25及び8に接続される。他のメモリバンクにおいても前記と同様である。また、前記のように18ビット構成にされるときには、アドレス情報によって0〜8の9ビット分の選択が行われて、上記のように分散して配置された0〜8の各データ入出力用パッドに接続される。
同図でメモリバンクBNK0について例示的に示されているように、読み出し系のデータパスの1つは、バッファB1を通してメモリバンクBNK1と2を通過して、3状出力回路を通して、チップ長手方向に延長されるデータバスを駆動するようにされる。このデータバスは、例えばデータ入出力用パッド8に接続される。上記3状出力回路は、それが活性化されたときに上記バッファB1を通した読み出しデータを増幅して、上記データバスを駆動する。それが非活性状態のときには、出力ハイインピーダンス状態となり、上記データバスは、他のメモリバンクからの読み出し信号の伝達に供される。
図3には、図1の半導体記憶装置の一実施例の全体レイアウト図が示されている。この実施例では、前記図1の実施例と同様にチップ全体を2分割するようにチップ長手方向の中央部に周辺回路が設けられ、上記長手方向の両側に電源回路が設けられる。そして、同図では省略されているが、半導体領域を短手方向に2分割してなる半導体領域の短手方向の中間部に長手方向に延びるような2列のデータ入出力用パッドを含むパッド列が設けられ、DQインターフェイス部とデータ制御回路が配置される。メモリバンクは、その主要部分として例示的に示されているようにメモリアレイ部と、メインワードデコーダ及びメインアンプが設けられる。
図4には、図1の拡大レイアウト図が示されている。同図には、メモリバンクBNK0、1、2及び3の一部が例示的に示されている。メモリバンクBNK0〜3のそれぞれにおいて、上記DQインターフェイス部とデータ制御回路の上下に向かう部分に、メインアンプMA、ライトバッファWBが配置される。DQインターフェイス部には、前記のようなデータ入出力用パッド18、1及び0、19が設けられる。このDQインターフェイス部には、パッド,入力回路及,出力回路及び保護素子が設けられる。上記各メモリバンクBNK0〜3において、後述するようにメインワードデコーダMWD、メモリアレイMARY及びセンスアンプSAやサブワードデコーダSWDが設けられる。
上記DQインターフェイス部は、データ制御回路に対してチップ中央部から見ると外側、つまりはメモリバンクBNK0とBNK3側に配置される。これに対して、チップ中央部から見ると内側、つまりはメモリバンクBNK1とBNK2側に隣接する部分にデータ制御回路部が設けられる。このデータ制御回路部は、チップ縦方向(長手方向)にデータ入出力用の信号伝達を行うデータパスと、かかるデータパスを駆動するドライバ(中継増幅器)及びメインアンプ、ライトバッファとDQインターフェイス部とのデータのやりとりを制御する回路が設けられる。この実施例のようにデータ入出力用パッドを2列構成とする場合において、上記のようにDQインターフェイス部の内側に配置することにより、2列のデータ制御回路部同士がDQインターフェイス部に邪魔されること無く、メモリアレイ(メモリバンクBNK1と2)を挟んで向かいあう構成となり、縦方向のデータパスがより直線的にレアウトできるようになる。
図5には、図4のデータ制御回路部の一実施例のブロック図が示されている。同図には、ライトデータパスが例示的に示されている。データ制御回路部には、チップの長手方向に延長される複数のライトデータバスが配置される。データ入出力用パッドDQ0から入力されたライトデータは、ライトデータバスを経由し、バンクセレクト信号BS1により制御されるゲート回路G1及びドライバとしてのインバータ回路INV1を通してセレクタSEL1及びSEL2に伝えられる。データ入出力用パッドDQ18から入力されたライトデータは、ライトデータバスを経由し、バンクセレクト信号BS2により制御されるゲート回路G2及びドライバとしてのインバータ回路INV2を通してセレクタSEL1及びSEL2に伝えられる。セレクタSEL1は、所望のタイミングに応じてDQ0とDQ18のデータを選択し、同図に点線で示すようにメモリバンクBNK2とBNK3に対応したライトバッファWBにライトデータを伝える。セレクタSEL2は、同図に点線で示すようにメモリバンクBNK0とBNK1に対応したライトバッファWBにライトデータを伝える。
上記ゲート回路G1、G2に対応した点線で示した信号経路は、上記のようにデータ入出力用パッドDQ0、DQ18からフリップフロップ回路(クロック同期)したデータや、図示しないセレクタ(対テストモード)を経由したデータパスである。上記セレクタSEL1、SEL2に対応した点線で示した信号経路は、上記セレクタSEL1、SEL2により1つが選択されてライトバッファWBに伝えられるデータパスである。上記ゲート回路G1とG2に供給されるバンクセレクト信号BS1、BS2は、メモリバンクBNK1、BNK2の選択信号という意味ではなく、BNK0〜BNK3の4つのメモリバンクを選択する選択信号である。上記バンクセレクト信号BS1、BS2で選択された4つのメモリバンクBNK0〜3のうち、図示しない他のバンクセレクト信号によって、上記4つのメモリバンクBNK0〜3のうちの1つが選択される。
図6には、前記メモリバンクの一実施例のレイアウト図が示されている。メモリアレイは、複数のサブアレイARYに分割される。1つのサブアレイARYは、センスアンプ領域SA、サブワードデコーダ領域SWDにより分割される。上記センスアンプ領域SAと、上記サブワードデコーダ領域SWDの交差部は、交差領域(クロスエリア又はインターセクション)とされる。上記センスアンプ領域SAに設けられるセンスアンプは、シェアードセンス方式により構成され、サブアレイARYの両端に配置されるセンスアンプSAを除いて、センスアンプSAを中心にして左右に相補ビット線が設けられ、左右いずれかのサブアイレARYの相補ビット線に選択的に接続される。
上述のようにメモリアレイに対して、前記図3のメインワードデコーダ部に、X系制御回路XCONT、X冗長回路XRED、アレイコントロール回路ARYCONT及びメインワードデコーダMWDが設けられる。メインワードデコーダは、上記サブワードデコーダSWDにより分割される複数のサブアレイを貫通するように延長されるメインワード線の選択信号を形成する。また、上記メインワードドライバには、サブワード選択用信号を形成するXデコーダとドライバも設けられ、上記メインワード線と平行に延長されてサブワード選択線信号を形成する。また、前記図3のメインアンプ部に、メインアンプMA、ライトバッファWB及びセレクタSEL及びレジスタREGが設けられる。Rは、冗長用サブアレイである。
前記のように最大で36ビット単位でのデータ入出力を行うようにする場合、1つのメモリバンクBNK0が前記のように2分割されて構成されるので、18ビット構成での入出力が行われることが必要となる。したがって、メモリアレイは、ワード線方向に9分割されて9個のサブアレイARYが設けられる。後述するようにサブアレイARYのセンスアンプSAに沿って2対のデータ入力用及びデータ出力用のローカル入出力線が配置され、上記アレイARYの上層にビット線方向に延長される入出力線によって上記メインアンプMA、ライトバッファWBと接続される。例えば、同図の左端のサブアレイ列においては、同図に数字で付したように0と18のデータ入出力用パッドに向けたデータ入力用、データ出力用の2対ずつの入出力線が設けられる。
図7には、この発明に係る半導体記憶装置の一実施例のパッケージ図が示されている。この実施例では、前記のようにダイナミック型メモリセルを用いつつ、パッケージとしてはSRAM準拠とされる。つまり、この実施例のDRAMはSRAMとの置き換えを可能にする疑似SRAMとされる。SRAMの標準パッケージであるFCBGA153パッケージにおいて、データ入出力端子は、特に制限されないが、同図に数字1〜35で示したように配置される。同図のように、チップの長手方向に対して、中央部分には電源電圧VDD、接地電位VSS、クロックCLKや基準電圧VRF等のようにデータ入出力端子以外が配置され、これを挟むように両側にデータ入出力端子が配置される。それ故、前記図1の実施例に示したようなデータ入出力用パッドの2列配置との整合性がよく、短い配線により上記外部端子としての半田ボールと接続させることができる。
図8には、この発明に係る半導体記憶装置の一実施例のパッケージ図が示されている。同図には、図7の半導体チップのデータ入出力用パッド0〜35と、それに接続されるデータ入出力端子としての半田ボールとの信号線、アドレス信号等の信号線及び及びテスト用信号線が例示的に示されている。図8は、図7と同じパターンで上記数字1〜35で示したようにデータ入出力端子が配置されており、同図では、各半田ボールで形成される外部端子の識別が明確ではないが、図7と重ね合わせることにより、上記半導体チップのデータ入出力用パッド0〜35と、それに接続されるデータ入出力端子としての半田ボールとの信号線を区別することができる。同図は、図1の実施例に示したようなデータ入出力用パッドの2列配置との整合性を説明するためのものであるので、他の構成は大凡の様子が判る程度で説明を止めるものである。
図9には、この発明に係る半導体記憶装置の一実施例のパッド配置図が示されている。同図において、前記図1のデータ入出力用パッド0〜35は、同図において○を付して強調してその箇所を表している。同図のようにデータデータ入出力用パッド0〜35は、前記図1のレイアウトに対応してチップ長手方向に2列に配置される。他のパッドは、黒丸VSSを表し、白丸が信号端子とVDDQの電源端子端子である。また、白丸の中に十文字を付したのは、VDD端子である。また、前記図1の周辺回路に沿ってSA0〜SA21のようなアドレス端子やクロック端子等がチップ中央部の短手方向に配置されている。
図10には、この発明に係る半導体記憶装置の他の一実施例のパッケージ図が示されている。この実施例では、54ピン−プラスティックTSOP(II) パッケージが示されている。つまり、前記図7のようなSRAMではなく、DRAM向けの標準パッケージに搭載させる例である。データ端子は、DQ0〜DQ15の16ビット構成であるので、前記メモリバンクは16ビット単位でのデータ入出力が行われるようにすればよい。
図11には、この発明に係る半導体記憶装置の更に他の一実施例のパッケージ図が示されている。この実施例では、90ボールFBGAパッケージが示されている。つまり、前記図7のようなSRAMではなく、DRAM向けの標準パッケージに搭載させる例である。データ端子は、DQ0〜DQ31の32ビット構成であるので、前記メモリバンクは32ビット単位でのデータ入出力が行われるようにすればよい。
図12には、この発明に係る半導体記憶装置の他の一実施例の概略レイアウト図が示されている。この実施例では、メモリバンクBNK0〜7のように8個とされる。半導体チップの長手方向に対して中央部分に周辺回路PERIを代表とするような周辺回路部が設けられて、かかる周辺回路部によって半導体チップが2分割される。上記2分割された半導体チップ上には、それぞれメモリバンクBNK0〜BNK7が設けられる。そして、半導体チップの短手方向に対して中央部分に上記長手方向に沿って0〜17のパッド列が配置される。つまり、1つのメモリバンクBNK0は、周辺回路部の両側に配置された2つのメモリバンクBNK0から構成される。この構成においても、メモリバンクBNK0に着目すると、データ入出力用パッド8と17のそれぞれに対して、上記図面の上下に分割された2つのエリアに設けられたメモリバンクBNK0のそれぞれから上記パッド8と17に至るような信号経路が構成され、メモリバンクを上記のように2分割しない場合の約1/2に短くできる。パッド数は、前記のように18個の他に0〜15の16個であってもよい。
図13には、この発明に係る半導体記憶装置の更に他の一実施例の概略レイアウト図が示されている。この実施例では、メモリバンクBNK0〜7のように8個とされる。半導体チップの長手方向に対して中央部分に周辺回路PERIを代表とするような周辺回路部が設けられて、かかる周辺回路部によって半導体チップが2分割される。上記2分割された半導体チップ上には、それぞれメモリバンクBNK0〜BNK7が設けられる。そして、半導体チップの短手方向に対して中央部分で2分割されて上記メモリバンクBNK0と1のように2列に配置される。そして、半導体チップの短手方向の両側に長手方向に沿ってデータ入出力用パッド0〜35が前記図1と同様に分散して設けられる。この構成においても、メモリバンクBNK0に着目すると、データ入出力用パッド8と35のそれぞれに対して、上記図面の上下に分割された2つのメモリバンクBNK0のそれぞれから上記パッド8と35に至るような信号経路が構成され、メモリバンクを上記のように2分割しない場合の約1/2に短くできる。
図14には、図6のサブアレイの一実施例の回路図が示されている。メインワード線MWL0とMWL1には、特に制限されないが、8個ずつの合計16個のサブワードドライバが設けられるが、同図にはFX0,1及びFX4,5にそれぞれ対応した4個ずつ合計8個のサブワードドライバが例示的に示されている。このうち、メインワード線MWL0と1及びFX0に対応した2つのサブワードドライバを例にして説明すると、MOSFETQ30〜Q34から構成される。同図において、ゲート部に反転を意味する○を付加したのはPチャネルMOSFETの意味であり、かかる記号によってNチャネルMOSFETと区別される。
PチャネルMOSFETQ30とNチャネルMOSFETQ31は、CMOSインバータ回路を構成し、MOSFETQ30とQ31のゲートは、メインワード線MWL0に接続される。同様に、PチャネルMOSFETQ32とNチャネルMOSFETQ33は、CMOSインバータ回路を構成し、MOSFETQ32とQ33のゲートには、メインワード線MWL1に接続される。上記2つのサブワードドライバのPチャネルMOSFETQ30とQ32のドレイン、つまりはCMOSインバータ回路の動作電圧端子には、ワード線選択信号FXT0が共通に供給される。
上記2つのサブワードドライバの出力端子の間には、NチャネルMOSFETQ34が設けられ、そのゲートにはワード線選択信号FXB0が供給される。以下、同様にメインワード線MWL0と1を共通にして、ワード線選択信号FXT1、FX4,FX5のそれぞれに対して、上記同様なサブワードドライバが3組(合計6個)設けられる。ワード線選択信号FX2,3及びFX6,7に対応した残り8個のサブワードドライバは省略されている。
MOSFETQ30とQ31で構成されたサブワードドライバの出力端子は、FG層からなる第1サブワード線SWL1の一端に接続される。この上記第1サブワード線SWL1の他端は、セルアレイの中間部まで延びて終端している。それ故、前記のようにセルアレイには256対のビット線BLが設けられるものであるが、上記第1サブワード線SWL1は、そのうちの半分の128対のビット線と交差するように配置される。したがって、上記第1サブワード線SWL1には128個のメモリセルが接続されることになる。
上記サブワードドライバの出力端子は、上記第1サブワード線SWL1に並行に延長されM1配線の一端に接続される。このM1配線の他端は、上記第1サブワード線SWL1の延長方向に延長される第2サブワード線SWL2の一端に接続される。この第2サブワード線SWL2は、前記第1サブワード線SWL1と同様にFG層から構成され、上記セルアレイの中間部から上記サブワードドライバの反対側のセルアレイ端部まで延びて、残り半分の128対のビット線と交差するように配置される。したがって、上記第2サブワード線SWL2にも128個のメモリセルが接続されることになる。
上記第1サブワード線SWL1と第2サブワード線SWL2とは、M1配線を介して相互に接続されているので、1つのサブワードドライバにより、256個のメモリセルを選択状態にすることができる。しかしながら、M1配線はFG層からなるサブワード線SWL1に比べて低抵抗値とすることができるから、サブワードドライバに十分な電流駆動能力を持たせることにより、サブワード線SWL1の遠端部のメモリセルと、サブワード線SWL2の遠端部のメモリセルとの選択遅延時間をほぼ等しくすることができる。
言い換えるならばFG層からなるサブワード線に256個のメモリセルを接続した場合の遠端部のメモリセルの選択に費やされる遅延時間に比べ、上記のように128個のメモリセルが接続された2つのサブワード線SWL1とSWL2に分割させることにより、サブワードドライバの出力インピーダンスを無視すれば、それぞれの遠端部のメモリセルの選択に費やされる遅延時間を半分にすることができる。高速動作を優先させる場合には、上記サブワード線SWL2を省略して、1つのサブワード線SWL1としてメモリセルの数を128個のように減らすようにしてもよい。
上記サブワード線SWL1とSWL2の選択動作は、次の通りである。メインワード線MWL0がロウレベルの選択状態にされ、ワード線選択信号FXT0がハイレベルの選択状態のときには、PチャネルMOSFETQ30がオン状態となり、上記ワード線選択信号FXT0のハイレベルをサブワード線SWL1、SWL2に伝える。非選択のメインワード線MWL1に対応したサブワードドライバでは、NチャネルMOSFETQ33がオン状態となり、サブワード線をロウレベルの非選択レベルにする。このとき、FXB0のロウレベルによりMOSFETQ34はオフ状態になっている。上記ワード線選択信号FXT0がハイレベルの選択状態であり、メインワード線MWL0が非選択のハイレベルで、メインワード線MWL1が選択のロウレベルのときは、上記隣接するサブワード線が選択される。
メインワード線MWL0がロウレベルの選択状態にされ、ワード線選択信号FXT0がロウレベルの非選択状態のときには、PチャネルMOSFETQ30がオン状態となるが、上記ワード線選択信号FXT0にはPチャネルMOSFETQ30のしきい値電圧が残り、接地電位のようなロウレベルにすることができない。このときには、FXB0のハイレベルによりMOSFETQ34がオン状態となっており、上記非選択のメインワード線MWL1に対応したサブワードドライバのNチャネルMOSFETQ33のオン状態で形成されたロウレベルが、上記サブワード線SWL1とSWL2に伝えられる。このときには、ワード線選択信号FX1(FXT1,FXB1)ないしFX7(FXT7,FXB7)のいずれかで他のサブワード線が選択状態にされる。
図15には、図6のサブアレイの一実施例の回路図が示されている。同図においては、代表として2つのセンスアンプとそれに関連したビット線対及びプリチャージ回路、読み出し系回路及び書き込み系回路等が代表として例示的に示されている。この実施例では、特に制限されないが、サブアレイが2つのメモリマットMAT0,MAT1に分割される。メモリマットMAT0に例示的に示されているように、ダイナミック型メモリセル(Memory Cell) は、アドレス選択用MOSFETQmと記憶用キャパシタCsから構成される。アドレス選択用MOSFETQmのゲートは、前記のようなサブワード線SWL0に接続され、このMOSFETQmの一方のソース,ドレインがビット線対のうちのビット線BLB0に接続される。他方のソース,ドレインが情報記憶キャパシタCsのストレージノードと接続される。情報記憶用キャパシタCsの他方の電極は共通化されてプレート電圧が与えられる。
上記のようにサブアレイが2つのメモリマットMAT0とMAT1に分割され、それぞれにビット線BLB0とBLT0とBLB1,BLT1が、同図に示すように平行に配置される。センスアンプに近く配置されたメモリマットMAT0の相補ビット線BLB0とBLT0は、シェアードスイッチ(又はBLスイッチ)MOSFETQ1とQ2によりセンスアンプの入出力ノードBLB−SA,BLT−SAと接続される。センスアンプに遠く配置されたメモリマットMAT1の相補ビット線BLB1とBLT1に設けられたシェアードスイッチ(又はBLスイッチ)MOSFETQ3とQ4は、上記相補ビット線BLB0とBLT0と並行に延長されるM2配線を介してセンスアンプの入出力ノードBLB−SA,BLT−SAと接続される。つまり、サブアレイにおいて、ビット線方向の中央部に設けられた上記BLスイッチ部により2つのメモリマットMAT0とMAT1に分割される。
センスアンプを構成する単位回路は、ゲートとドレインとが交差接続されてラッチ形態にされたNチャンネル型MOSFETQ5,Q6及びPチャンネル型MOSFETQ7,Q8からなるCMOSラッチ回路により構成される。Nチャンネル型MOSFETQ5とQ6のソースは、センスアンプ活性化MOSFETQ1が設けられて接地電位が与えられる。Pチャンネル型MOSFETQ7とQ8のソースは、センスアンプ活性化MOSFETQ2が設けられて動作電圧が与えられる。
上記センスアンプ活性化MOSFETQ2のゲートにはセンスアンプ活性化信号SAEBが供給されて、上記信号SAEPのロウレベルに同期してオン状態にされ、動作電圧を上記PチャネルMOSFETQ7,Q8のソースに与える。上記センスアンプ活性化MOSFETQ1のゲートにはセンスアンプ活性化信号SAETが供給され、上記信号SAETのハイレベルに同期してオン状態にされ、回路の接地電位をNチャネルMOSFETQ5,Q6のソースに与える。
上記Nチャンネル型MOSFETQ5とQ6のソースを、他のセンスアンプの同様なMOSFETのソースと共通に接続して、複数のセンスアンプに共通に上記センスアンプ活性化MOSFETQ1を設けて接地電位を供給し、Pチャンネル型MOSFETQ7とQ8のソースを、他のセンスアンプの同様なMOSFETのソースと共通に接続して、複数のセンスアンプに共通に上記センスアンプ活性化MOSFETQ2を設けられて動作電圧が与えるようにしてもよい。
上記センスアンプの入出力ノードBLB−SAとBLT−SAは、読み出し系回路を構成するダイレクトセンス回路と、書き込み系回路を構成するライトアンプ回路とが設けられる。上記ダイレクトセンス回路は、NチャネルMOSFETQ13〜Q16により構成される。上記ライトアンプ回路は、NチャネルMOSFETQ17〜Q20により構成される。
上記ダイレクトセンス回路は、上記センスアンプの入出力ノードBLB−SAとBLT SAにゲートが接続された増幅MOSFETQ14、Q16と、ゲートにカラム選択線YST0<0>に接続されたMOSFETQ13とQ14がそれぞれ直列に接続される。増幅MOSFETQ14のドレインは、相補の読み出し用信号線(ローカル入出力線)RIOB1に接続され、増幅MOSFETQ16のドレインは、読み出し用信号線(ローカル入出力線)RIOT1に接続される。MOSFETQ13とQ15のソースには回路の接地電位が供給される。
上記ライトアンプ回路は、上記センスアンプの入出力ノードBLB−SAとBLT−SAと相補の書き込み用信号線WIOB1とWIOT1との間に設けられた、MOSFETQ17、Q18及びMOSFETQ19とQ20の直列回路により構成される。カラムスイッチとしてのMOSFETQ18とQ20のゲートは、上記カラム選択線YST0に接続される。MOSFETQ17とQ19のゲートには、動作タイミング信号線WST0<0>に接続される。
この実施例のセンスアンプは、上記入出力ノードBLB−SAとBLT−SAに対して、左右のサブアレイのそれぞれ二対ずつの相補ビット線が設けられるという、いわゆるシェアードセンスアンプとされる。つまり、同図に例示的に示されている一方のサブアレイにおいて、上記入出力ノードBLB−SAとBLT−SAに対してシェアードスイッチMOSFETQ1とQ2を介して近い方のビット線BLB0とBLT0に接続され、上記M2配線及びシェアードスイッチMOSFETQ3とQ4を介して遠い方のビット線BLB1,BLT1に接続される。
この実施例では、かかるシェアードスイッチMOSFETQ1とQ2及びQ3とQ4のゲートには、選択信号SHRLB0とSHRLB1が印加され、かかる選択信号SHRLB0とSHRLB1の選択レベルをサブワード線SWL等の選択レベルと同じく昇圧電圧のようなハイレベルにする。なお、センスアンプの他方にも同様なサブアレイが設けられる。また、サブアレイのビット線方向の両側にセンスアンプが配置されおり、上記ビット線BLB0,BLT0及びBLB1,BLT1に隣接するビット線は、メモリマットMAT1に隣接する図示しないセンスアンプと接続される。
上記一方の相補ビット線BLB0,BLT0には、図示しないハーフプリチャージ電圧を供給するスイッチMOSFETQ12とQ13と、BLB0,BLT0を短絡するMOSFETQ11かなるプリチャージ回路が設けられる。これらのMOSFETQ11〜Q13のゲートは、共通にプリチャージ信号BLEQLTが供給される。上記他方の相補ビット線BLB1,BLT1にも、図示しないハーフプリチャージ電圧を供給するスイッチMOSFETQ22とQ23と、BLB1,BLT1を短絡するMOSFETQ21かなるプリチャージ回路が設けられる。これらのMOSFETQ21〜Q23のゲートは、共通にプリチャージ信号BLEQLTが供給される。
サブアレイのMAT0が選択されたときには、信号SHRLB0によりMOSFETQ1とQ2がオン状態を維持し、信号SHRLB1がロウレベルにされてメモリマットMAT1のビット線BLB1,BLT1の切り離しが行われる。他方のサブアレイのビット線も同様に切り離される。上記メモリマットMAT1が選択されたときには、信号SHRLB1によりMOSFETQ3とQ4がオン状態を維持し、信号SHRLB0がロウレベルにされてメモリマットMAT0のビット線BLB0,BLT1の切り離しが行われる。メモリアクセスが終了したプリチャージ期間では、上記信号SHRLB0、SHRLB1及び他方のサブアレイに対応した信号も共にハイレベルになっている。このプリチャージ期間では、前記信号BLEQLTによりビット線のプリチャージが行われる。
この実施例では、センスアンプの増幅時に接続されるビット線は、上記のような選択動作によって選択されたサブアレイにおいて、ビット線BLB0,BLT0又はBLB1,BLT1のいずれか一方のみとなる。この結果、選択ビット線に接続されるメモリセルの数を128個のように半分にすることができる。このため、ビット線の寄生容量が減少してメモリセルの記憶キャパシタCsとの容量比を小さくできる。言い換えるならば、記憶キャパシタCsの情報電荷に対応したビット線のプリチャージ電位に対する変化量を大きくすることができる。これにより、センスアンプに入力される信号量が増大し、センスアンプの高速化及び消費電力を低減させることができる。
ビット線に接続されるメモリセルの数を128のように少なくすれば、上記同様にセンスアンプの高速化及び低消費電力化を図ることができる。しかしながら、セルアレイの分割数が増加し、ビット線方向においてはセンスアンプが設けられる数が2倍にも増加してしまう。このため、サブアレイ全体の面積が増大してしまう。この実施例では、BL層からなるビット線をセルアレイの中間部で切断し、センスアンプから遠い方に配置されるビット線に対しては、センスアンプに近く配置されるビット線と並行に配置される低抵抗のM2配線により上記センスアンプと接続することにより、前記のようにセンスアンプに接続されるメモリセルの数を半分にすることができるので高集積化が図られる。
この実施例の各メモリバンクは、前記レジスタREG等で示したようにX,Yアドレスバッファ又はアドレスラッチを備える。これにより、1つのメモリバンクに対してアドレスを供給し、そのメモリ動作とは無関係に異なるメモリバンクに対して引き続きアドレスを供給することができる。つまり、DRAMではアドレスを入力してからデータが取り出すまでに時間がかかるので、複数のメモリバンクに対してパイプライン的にメモリアクセスを行うようにすることにより、個々のメモリバンクでの読み出し動作に費やされる時間をみかけ上ゼロにすることができる。
上記のようなパイプライン動作と、前記のようなSRAMに準拠したパッケージに搭載とによって、DRAMをキャッシュメモリとして利用することができる。つまり、SRAMとの比較において、上記DRAMは記憶容量を約4倍に大きくすることができる。その反面メモリアクセスは約4倍長くなる。しかしながら、上記の記憶容量の増大によってキャッシュのヒット率を大幅に高くすることができる。それ故、SRAMを用いた場合でのミスヒットを考慮した場合の全体での動作速度は、この発明に係るDRAMを用いた場合の方が有利となる場合が多い。特に、比較的小容量の信号処理を行うマイクロコンピュータ等においては有利となる。
以上本発明者によってなされた発明を、前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、メモリセルはダイナミック型メモリセルの他にスタティック型メモリセルであってもよい。つまり、本願は前記のように多メモリバンク構成のときにメモリバンクからデータ入出力用パッドに至る信号伝達経路を短くすることにより、高速化を実現するものであるので、SRAMにも同様に適用することができる。バンク構成は、前記のよう8や16等種々の実施形態を取ることができる。また、キャッシュメモリを構成する上で必要な制御回路を内蔵させるものであってもよい。この発明は、半導体記憶装置及び半導体装置として広く利用できる。
この発明に係る半導体記憶装置の一実施例を示す概略レイアウト図である。 図1の分割された下半分のチップ構成図である。 図1の半導体記憶装置の一実施例を示す全体レイアウト図である。 図1の拡大レイアウト図である。 図4のデータ回路部の一実施例を示すブロック図である。 図1のメモリバンクの一実施例を示すレイアウト図である。 この発明に係る半導体記憶装置の一実施例を示すパッケージ図である。 この発明に係る半導体記憶装置の一実施例を示すパッケージ図である。 この発明に係る半導体記憶装置の一実施例を示すパッケージ図である。 この発明に係る半導体記憶装置の他の一実施例を示すパッケージ図である。 この発明に係る半導体記憶装置の更に他の一実施例を示すパッケージ図である。 この発明に係る半導体記憶装置の他の一実施例を示す概略レイアウト図である。 この発明に係る半導体記憶装置の更に他の一実施例を示す概略レイアウト図である。 図6のサブアレイの一実施例を示す回路図である。 図6のサブアレイの一実施例を示す回路図である。
BNK0〜BNK15…メモリバンク、G1,G2…ゲート回路、INV1,INV2…インバータ回路、SEL1,SEL2…セレクタ、SA…センスアンプ、ARY…サブアレイ、SWD…サブワードデコーダ、MWD…メインワードデコーダ、MA…メインアンプ、WB…ライトバッファ、Q1〜Q34…MOSFET、MWL0,1…メインワード線、SWL1,2…サブワード線、MAT1,2…メモリマット。

Claims (14)

  1. 複数からなるデータ端子用パッドと、
    独立してメモリアクセスされる複数のメモリバンクとを備え、
    上記複数のメモリバンクのそれぞれは、複数のサブメモリバンクに分割され、
    上記データ端子用パッドは、分割されたサブメモリバンクに対応して複数に分割され、 上記分割されたサブメモリバンクと上記分割されたデータ端子用パッドは、それぞれが半導体チップ上において互いに重ならない1つのブロック内に配置されてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 請求項1において、
    上記半導体チップの第1方向の中央部において第2方向に周辺回路部が配置され、
    上記周辺回路部により2分割された半導体チップ上に上記データ端子用パッドとサブメモリバンクとが上記周辺回路部を挟んで第1方向に2分割されて配置されることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 請求項2において、
    上記半導体チップは、第2方向の中央部において2分割され、
    上記第2方向に2分割された第1及び第2半導体領域の夫々の第2方向における中央部に上記データ端子用パッドが第1方向に並んで配置されてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 請求項3において、
    上記データ端子用パッドは、基本Nビットバス幅に対応したパッドが上記第1方向に上位ビットと下位ビットに2分割され、
    上記上位及び下位に2分割されたパッドは、それぞれが第2方向において均等に分散されて配置されてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 請求項4において、
    更に上位Nビットバス幅に対応したパッドを有し、
    上記2Nビットバス幅に対応したパッドは、上記基本Nビットバス幅と同様に第1方向に上位ビットと下位ビットに2分割されて配置され、かつ、それぞれが第2方向において均等に分散されて配置されてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 請求項3において、
    上記メモリバンクは、ダイナミック型メモリセルを用いて構成され、
    上記半導体チップは、スタティック型RAMに対応したパッケージに搭載されてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  7. 請求項6において、
    上記分割された複数のサブメモリバンクのうち第1半導体領域に形成されたサブメモリバンクは、他のメモリバンク上を通過して上記第2半導体領域に形成されたデータ端子用パッドに至るデータ伝達経路を有するものを含むことを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 請求項7において、
    上記分割された複数のサブメモリバンクのそれぞれは、データ端子用パッド列に対向する領域にデータ出力用メインアンプ及びデータ入力用ライトアンプが配置されてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  9. 請求項8において、
    上記分割されたメモリバンクは、ワード線方向にN/4分割され、ビット線方向に複数に分割されたサブアレイを有し、
    1つのサブアレイは、サブワード線とビット線の交点に前記ダイナミック型メモリセルが配置され、
    サブアレイのワード線方向の両側にはサブワードドライバが設けられ、メインワード線とサブワード線選択線によりサブアレイのサブワード線が選択され、
    サブアレイのビット線方向の両側にはセンスアンプが設けられてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  10. 請求項9において、
    上記サブアレイ上を書き込み用及び読み出し用の入出力線がビット線方向に延長されて前記メインアンプ及びライトアンプと接続されることを特徴とする半導体記憶装置。
  11. 第1領域に形成される第1メモリバンクと、
    第2領域に形成される第2メモリバンクと、
    前記第1領域に設けられる複数の第1データ入出力パッドと、
    前記第2領域に設けられる複数の第2データ入出力パッドとを一つの半導体基板上に形成した半導体装置であって、
    前記半導体装置は、前記半導体装置の外部からアクセスがあった場合に、前記第1メモリバンクから第1データを読み出し前記複数の第1入出力パッドから前記第1データを出力するのと並列して、前記第2メモリバンクから第2データを読み出し前記複数の第2入出力パッドから前記第2データを出力することを特徴とする半導体装置。
  12. 請求項11において、
    前記半導体装置は、前記第1領域と前記第2領域の間に第3領域を有し、
    前記第1領域と前記第2領域は、隣接しないことを特徴とする半導体装置。
  13. 請求項11において、
    前記第1データは、前記外部からのアクセスに応答して出力すべきデータの上位ビットであり、前記第2データは、前記外部からのアクセスに応答して出力すべきデータの下位ビットであることを特徴とする半導体装置。
  14. 請求項11において、
    前記第1領域は、第3、第4及び第5メモリバンクを更に含み、
    前記複数の第1データ入出力パッドは、第1パッド列と第2パッド列に分割して配置され、
    前記第1パッド列は、前記第1及び第3メモリバンクの間に設けられ、
    前記第2パッド列は、前記第4及び第5メモリバンクの間に設けられ、
    前記第3メモリバンクと前記第4メモリバンクは、隣接して配置され、
    前記第1メモリバンクと前記第5メモリバンクの間には、前記第3及び前記第4メモリバンクが配置されることを特徴とする半導体装置。
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