JP2002230976A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2002230976A
JP2002230976A JP2001029215A JP2001029215A JP2002230976A JP 2002230976 A JP2002230976 A JP 2002230976A JP 2001029215 A JP2001029215 A JP 2001029215A JP 2001029215 A JP2001029215 A JP 2001029215A JP 2002230976 A JP2002230976 A JP 2002230976A
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データバスのデータ伝播特性が改善された半
導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 チップの中央領域CENの周囲に配置さ
れるメモリアレイの配置を工夫することによりデータバ
スの総延長を低減させることができる。中央領域CEN
に対して点対称な位置にある2つのメモリアレイの一方
を下位のDQ端子に対応するメモリアレイとし、他方を
上位DQ端子に対応するメモリアレイとする。好ましく
は、上位DQ端子に対応するメモリアレイと下位DQ端
子に対応するメモリアレイとをそれぞれ集合配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、より特定的には、メモリアレイがチップ中央の
周辺回路領域を取囲むように配置されている半導体記憶
装置のデータバスの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シンクロナスダイナミックランダ
ムアクセスメモリ(SDRAM)に代表されるダイナミ
ックランダムアクセスメモリ(DRAM)の記憶容量は
主に2のn乗ビットであった。この容量を実現するため
に、DRAMのメモリアレイまたはバンクは2×2構
成、つまり2行2列に配置される構成を取ることが主流
であった。
【0003】しかし、3年の期間でメモリ容量が4倍の
新規DRAMを開発するという従来のトレンドに沿った
メモリ容量の向上が、近年は技術的に難しくなってい
る。その一方、インターネットの普及など情報通信産業
の拡大に伴い、市場では旺盛なメモリ容量の需要が存在
する。このような状況下で、従来のトレンドから外れた
2の(2n+1)乗ビットの容量を持つDRAMが開発
されるケースが生じてきている。こうしたDRAMで
は、従来主流であった2行2列の配置構成ではなく、メ
モリアレイの変則的な配置構成を取ることも考えられ
る。
【0004】図14は、従来のメモリアレイの変則的な
配置の一例を示した図である。図14を参照して、半導
体記憶装置500は、4つのバンクすなわちバンクA〜
Dを含む。バンクA,B,C,Dは、それぞれ上位のデ
ータ入出力端子UDQに対応するメモリアレイAU,B
U,CU,DUと下位のデータ入出力端子LDQに対応
するメモリアレイAL,BL,CL,DLから構成され
ている。各メモリアレイの容量は64Mビットであり、
各バンクの容量は、128Mビットである。
【0005】すなわち、バンクA,B,CおよびDは、
それぞれ上位データ入出力端子に対応するメモリアレイ
AU,BU,CUおよびDUを含む。
【0006】バンクA,B,CおよびDは、さらに、そ
れぞれ下位のデータ入出力端子に対応するメモリアレイ
AL,BL,CLおよびDLを含んでいる。
【0007】メモリセルの単位ユニットの形状に起因し
て、複数のメモリセルが行列上に配列される各メモリア
レイは短辺がLで長辺が2Lのサイズを有している。各
メモリアレイの一方の短辺に沿ってコラムデコーダ帯C
PWが設けられる。コラムデコーダ帯CPWにはコラム
デコーダの他にプリアンプおよびライトドライバが含ま
れている。また、各メモリアレイには一方の長辺に沿っ
てロウデコーダ帯RDが設けられる。
【0008】半導体記憶装置500は、3行3列の領域
に分割される。第1行第1列,第1行第2列,第1行第
3列の領域にはそれぞれメモリアレイAL,DU,DL
が配置されている。第2行第1列、第2行第3列の領域
にはそれぞれメモリアレイAU,CUが配置されてい
る。第3行第1列、第3行第2列、第3行第3列の領域
にはそれぞれメモリアレイBL,BU,CLが配置され
ている。
【0009】第2行第2列の領域は中央領域CENであ
る。中央領域CENには、複数のパッドPDと図示しな
い周辺回路とが配置されている。複数のパッドPDは中
央領域CENの長辺に平行な2列に分割配置されてい
る。メモリアレイDUに近い第1列には下位のデータ入
出力端子LDQに対応するパッドが含まれる。メモリア
レイBUに近い側のパッドPDの第2列には、上位のデ
ータ入出力端子UDQに対応するパッドが含まれてい
る。
【0010】なお、データを授受するためのデータ入出
力端子が16ビットの信号DQ0〜DQ15を受ける場
合には、下位のデータ入出力端子LDQは信号DQ0〜
DQ7をそれぞれ受ける端子であり、上位のデータ入出
力端子UDQは信号DQ8〜DQ15をそれぞれ受ける
端子である。
【0011】このようなメモリアレイの配置に対応した
最も単純なデータバスの構成例が図14に示されてい
る。メモリアレイ内のI/O線とデータバスはメモリア
レイ短辺側に配置されるコラムデコーダ帯CPWに含ま
れているプリアンプおよびライトドライバを介して相互
に接続されるため、データバスはチップ短辺に平行に各
コラムデコーダ帯CPWに近接して設けられる部分を含
むことになる。これらの部分とデータ入出力端子との間
のデータ伝達が可能なように、これらの部分は相互に接
続される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図14に示した従来の
メモリアレイの配置は、データバスの総延長に対する検
討が十分になされていなかった。すなわち、図14で
は、3行3列の配置構成において半導体記憶装置500
には、下位データ入出力端子LDQにデータを伝達する
ためのデータバス502と、上位データ入出力端子UD
Qにデータを伝達するためのデータバス504とが設け
られている。
【0013】メモリアレイの配置をこのようにすると、
データバス502の長さの総延長は、メモリアレイ短辺
長をLとすれば8L程度になる。この場合はデータバス
の総延長が最も長くなってしまう。そして、データバス
自身の負荷が最も大きいので、半導体記憶装置のデータ
授受の際のCASレイテンシが短い場合には、読出動作
時の周波数特性を著しく悪化させてしまう可能性があ
る。また、実効的なデータ書込時間の増加にも繋がり、
メモリアレイに高速にデータを書込むことが困難とな
る。
【0014】以上のように、中央領域の周辺にメモリア
レイを配置する変則的なアレイ配置の構成では、単純な
メモリアレイ配置あるいはデータバス構成を採用するこ
とは必要な仕様を満たすことを困難にする可能性が高
い。
【0015】この発明の目的は、メモリアレイがチップ
中央の周辺回路領域を取囲むように配置されている場合
に、データバスの負荷を低減して動作周波数特性が改善
された半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
記憶装置は、半導体基板の主表面のメモリ領域に形成さ
れる半導体記憶装置であって、メモリ領域内の中央領域
にそれぞれ集合して配置される第1、第2の入出力端子
群と、中央領域を取り囲む周囲領域に配置され、第1の
入出力端子群とデータ授受を行なう複数の第1のメモリ
ブロックと、周囲領域内において、中央領域に対してそ
れぞれ複数の第1のメモリブロックと対称となる位置に
配置され、かつ、第1のメモリブロックと共に中央領域
を取り囲むように配置され、第2の入出力端子群とデー
タ授受を行なう複数の第2のメモリブロックと、第1の
入出力端子群と複数の第1のメモリブロックとを結ぶ第
1のデータバスと、第2の入出力端子群と複数の第2の
メモリブロックとを結ぶ第2のデータバスとを備える。
【0017】請求項2に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の構成において、周囲領域
は、第1、第2の領域に分割され、複数の第1のメモリ
ブロックは、第1の領域に集合的に配置され、複数の第
2のメモリブロックは、第2の領域に集合的に配置され
る。
【0018】請求項3に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の構成において、半導体記
憶装置は、複数の上位側のビットと複数の下位側のビッ
トを含む複数ビットのデータを外部と授受し、第1の入
出力端子群は、複数の上位側のビットの授受を行ない、
第2の入出力端子群は、複数の下位側のビットの授受を
行なう。
【0019】請求項4に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の構成において、メモリ領
域は、3行3列の9領域に分割され、中央領域は、9領
域のうちの第2行第2列の領域であり、周囲領域は、第
2行第2列を取り囲む、9領域のうちの8領域であり、
8領域には、複数の第1、第2のメモリブロックのうち
の1つのメモリブロックがそれぞれ配置される。
【0020】請求項5に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、第1のデ
ータバスは、周囲領域における配線幅よりも配線幅が広
く、かつ、周囲領域における隣接配線との間隔が広く配
置されたデータ伝達線の部分を中央領域に含む。
【0021】請求項6に記載の半導体記憶装置は、半導
体基板の主表面のメモリ領域に形成される半導体記憶装
置であって、メモリ領域内の中央領域にそれぞれ集合し
て配置される第1、第2の入出力端子群と、中央領域を
取り囲む周囲領域に配置され、第1の入出力端子群とデ
ータ授受を行なう複数の第1のメモリブロックと、周囲
領域内において、第1のメモリブロックと共に中央領域
を取り囲むように配置され、第2の入出力端子群とデー
タ授受を行なう複数の第2のメモリブロックと、第1の
入出力端子群と複数の第1のメモリブロックとを結ぶ第
1のデータバスと、第2の入出力端子群と複数の第2の
メモリブロックとを結ぶ第2のデータバスとを備え、第
2のデータバスは、複数の第2のメモリブロックのうち
の1つとデータ授受する第1のサブデータバスと、複数
の第2のメモリブロックのうちの他の1つとデータ授受
する第2のサブデータバスとを含み、中央領域に配置さ
れ、アドレス信号に応じて、第1、第2のサブデータバ
スのいずれか一方を選択して、第2の入出力端子群とデ
ータ授受を行なう選択回路とを備える。
【0022】請求項7に記載の半導体記憶装置は、請求
項6に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、選択回路
は、アドレス信号に応じて第1、第2のサブデータバス
のいずれか一方を選択するセレクタと、セレクタを介し
て伝達される読出データを増幅するリードデータアンプ
と、リードデータアンプの出力を第2の入出力端子群に
出力する出力バッファと、第2の入出力端子群に外部か
ら与えられる入力データ信号を受ける入力バッファと、
アドレス信号に応じて第1、第2のサブデータバスのい
ずれか一方を選択し、入力バッファの出力に応じて選択
されたサブデータバスを駆動するバスドライバを含む。
【0023】請求項8に記載の半導体記憶装置は、請求
項6に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、選択回路
は、第2の入出力端子群とデータ授受を行なうメインデ
ータバスと、アドレス信号に応じてメインデータバスと
第1のサブデータバスとを接続する第1のスイッチ回路
と、アドレス信号に応じてメインデータバスと第2のサ
ブデータバスとを接続する第2のスイッチ回路とを含
む。
【0024】請求項9に記載の半導体記憶装置は、請求
項6に記載の半導体記憶装置の構成において、メモリ領
域は、3行3列の9領域に分割され、中央領域は、9領
域のうちの第2行第2列の領域であり、周囲領域は、第
2行第2列を取り囲む、9領域のうちの8領域であり、
8領域には、複数の第1、第2のメモリブロックのうち
の1つのメモリブロックがそれぞれ配置される。
【0025】請求項10に記載の半導体記憶装置は、請
求項6に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、第1の
データバスは、周囲領域における配線幅よりも配線幅が
広く、かつ、周囲領域における隣接配線との間隔が広く
配置されたデータ伝達線の部分を中央領域に含む。
【0026】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
同一符号は同一または相当部分を示す。
【0027】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1の半導体記憶装置1の構成を示す概略ブロック図
である。
【0028】図1を参照して、半導体記憶装置1は、各
々が行列状に配列される複数のメモリセルを有するメモ
リアレイバンクA〜Dと、外部から与えられるアドレス
信号A0〜A12およびバンクアドレス信号BA0〜B
A1をクロック信号CLKIに同期して取込み、内部行
アドレス、内部列アドレスおよび内部バンクアドレスを
出力するアドレスバッファ2と、外部からクロック信号
CLKおよびクロックイネーブル信号CKEを受けて半
導体記憶装置内部で用いられるクロック信号CLKI、
CLKQを出力するクロックバッファ4と、外部から与
えられる制御信号/CS、/RAS、/CAS、/WE
およびマスク信号DQMU/Lをクロック信号CLKI
に同期して取込む制御信号入力バッファ6とを含む。
【0029】半導体記憶装置1は、さらに、アドレスバ
ッファ2から内部アドレス信号を受け、かつ、制御信号
入力バッファ6からクロック信号に同期化された制御信
号int.RAS、int.CAS、int.WEを受
けてクロック信号CLKIに同期して各ブロックに制御
信号を出力するコントロール回路と、コントロール回路
で認識された動作モードを保持するモードレジスタとを
含む。図1においては、コントロール回路とモードレジ
スタとを1つのブロック8で示す。
【0030】コントロール回路は、内部バンクアドレス
信号int.BA0、int.BA1をデコードするバ
ンクアドレスデコーダと制御信号int.RAS、in
t.CAS、int.WEを受けてデコードするコマン
ドデコーダとを含んでいる。
【0031】半導体記憶装置1は、さらに、メモリアレ
イバンクA〜Dにそれぞれ対応して設けられ、アドレス
バッファ2から与えられた行アドレス信号Xをデコード
する行デコーダとこの行デコーダの出力信号に従ってメ
モリアレイバンクA〜Dの内部のアドレス指定された行
(ワード線)を選択状態へ駆動するためのワードドライ
バとを含む。図1では、行デコーダとワードドライバを
まとめてブロック10#0〜10#3として示す。
【0032】半導体記憶装置1は、さらに、アドレスバ
ッファ2から与えられた内部列アドレス信号Yをデコー
ドして列選択信号を発生する列デコーダ12#0〜12
#3と、メモリアレイバンクA〜Dの選択行に接続され
るメモリセルのデータの検知および増幅を行なうセンス
アンプ16#0〜16#3とをさらに含む。
【0033】半導体記憶装置1は、さらに、外部から書
込データを受けて内部書込データを生成する入力バッフ
ァ22と、入力バッファ22からの内部書込データを増
幅して選択メモリセルへ伝達するライトドライバと、選
択メモリセルから読出されたデータを増幅するプリアン
プと、このプリアンプからのデータをさらにバッファ処
理して外部に出力する出力バッファ20とを含む。
【0034】プリアンプおよびライトドライバはメモリ
アレイバンクA〜Dに対応してそれぞれ設けられてい
る。図1では、プリアンプとライトドライバは1つのブ
ロックとしてブロック18#0〜18#3として示され
る。
【0035】なお、入力バッファ22および出力バッフ
ァ20はクロックバッファ4からクロック信号CLKQ
を受けてこれに同期してデータ入出力端子DQ0〜DQ
15を介して外部とデータを授受する。
【0036】図2は、実施の形態1のメモリアレイ配置
およびデータバス引き回しの第1例である半導体記憶装
置40を説明するための配置図である。
【0037】図2を参照して、半導体記憶装置40は、
3行3列の領域に分割され、これらの領域うち中央に位
置する第2行第2列の領域を取り囲むように、メモリア
レイが各領域に配置される変則的なメモリアレイの配置
がとられている。
【0038】半導体記憶装置40は、4つのバンクすな
わちバンクA〜Dを含む。バンクA,B,C,Dは、そ
れぞれ上位のデータ入出力端子UDQに対応するメモリ
アレイAU,BU,CU,DUと下位のデータ入出力端
子LDQに対応するメモリアレイAL,BL,CL,D
Lから構成されている。各メモリアレイの容量は64M
ビットであり、各バンクの容量は、128Mビットであ
る。
【0039】すなわち、バンクA,B,CおよびDは、
それぞれ上位データ入出力端子に対応するメモリアレイ
AU,BU,CUおよびDUを含む。
【0040】バンクA,B,CおよびDは、さらに、そ
れぞれ下位のデータ入出力端子に対応するメモリアレイ
AL,BL,CLおよびDLを含む。
【0041】メモリセルの単位ユニットの形状に起因し
て、複数のメモリセルが行列上に配列される各メモリア
レイは短辺がLで長辺が2Lのサイズを有している。各
メモリアレイに対応して、一方の短辺に沿ってコラムデ
コーダ帯CPWが設けられる。コラムデコーダ帯CPW
にはコラムデコーダの他にプリアンプおよびライトドラ
イバが含まれている。また、各メモリアレイに対応して
一方の長辺に沿ってロウデコーダ帯RDが設けられる。
【0042】第1行第1列,第1行第2列,第1行第3
列の領域にはそれぞれメモリアレイAL,DL,DUが
配置されている。第2行第1列、第2行第3列の領域に
はそれぞれメモリアレイAU,CLが配置されている。
第3行第1列、第3行第2列、第3行第3列の領域には
それぞれメモリアレイBL,BU,CUが配置されてい
る。
【0043】メモリアレイALに対応するコラムデコー
ダ帯CPWは、第1行第2列の領域に近い方のメモリア
レイALの短辺に沿って配置される。メモリアレイAL
に対応するロウデコーダ帯RDは、第2行第1列の領域
に近い方のメモリアレイALの長辺に沿って配置され
る。
【0044】メモリアレイDLに対応するコラムデコー
ダ帯CPWは、第1行第3列の領域に近い方のメモリア
レイDLの短辺に沿って配置される。メモリアレイDL
に対応するロウデコーダ帯RDは、第2行第2列の領域
に近い方のメモリアレイDLの長辺に沿って配置され
る。
【0045】メモリアレイDUに対応するコラムデコー
ダ帯CPWは、第1行第2列の領域に近い方のメモリア
レイDUの短辺に沿って配置される。メモリアレイDU
に対応するロウデコーダ帯RDは、第2行第3列の領域
に近い方のメモリアレイDUの長辺に沿って配置され
る。
【0046】メモリアレイAUに対応するコラムデコー
ダ帯CPWは、第2行第2列の領域に近い方のメモリア
レイAUの短辺に沿って配置される。メモリアレイAU
に対応するロウデコーダ帯RDは、第1行第1列の領域
に近い方のメモリアレイAUの長辺に沿って配置され
る。
【0047】メモリアレイCLに対応するコラムデコー
ダ帯CPWは、第2行第2列の領域に近い方のメモリア
レイCLの短辺に沿って配置される。メモリアレイCL
に対応するロウデコーダ帯RDは、第3行第3列の領域
に近い方のメモリアレイCLの長辺に沿って配置され
る。
【0048】メモリアレイBLに対応するコラムデコー
ダ帯CPWは、第3行第2列の領域に近い方のメモリア
レイBLの短辺に沿って配置される。メモリアレイBL
に対応するロウデコーダ帯RDは、第2行第1列の領域
に近い方のメモリアレイBLの長辺に沿って配置され
る。
【0049】メモリアレイBUに対応するコラムデコー
ダ帯CPWは、第3行第1列の領域に近い方のメモリア
レイBUの短辺に沿って配置される。メモリアレイBU
に対応するロウデコーダ帯RDは、第2行第2列の領域
に近い方のメモリアレイBUの長辺に沿って配置され
る。
【0050】メモリアレイCUに対応するコラムデコー
ダ帯CPWは、第3行第2列の領域に近い方のメモリア
レイCUの短辺に沿って配置される。メモリアレイCU
に対応するロウデコーダ帯RDは、第2行第3列の領域
に近い方のメモリアレイCUの長辺に沿って配置され
る。
【0051】第2行第2列の領域は中央領域CENであ
る。中央領域CENには、複数のパッドPDと図示しな
い周辺回路とが配置されている。複数のパッドPDは中
央領域CENの長辺に平行な2列に分割配置されてい
る。メモリアレイDLに近い第1列には下位のデータ入
出力端子LDQに対応するパッドが含まれる。メモリア
レイBUに近い側のパッドPDの第2列には、上位のデ
ータ入出力端子UDQに対応するパッドが含まれてい
る。
【0052】なお、データを授受するためのデータ入出
力端子が、たとえば16ビットの信号DQ0〜DQ15
を受ける場合には、下位のデータ入出力端子LDQは信
号DQ0〜DQ7をそれぞれ受ける端子であり、上位の
データ入出力端子UDQは信号DQ8〜DQ15をそれ
ぞれ受ける端子である。
【0053】図2に示した配置構成では、バンクを構成
するメモリアレイの配置を工夫することでデータバスの
総延長を8Lより短くすることが可能となっている。
【0054】たとえば、半導体記憶装置40の中央領域
46に対して点対称をなす位置に配置される2つのメモ
リアレイの一方が下位データ入出力端子LDQに対応し
たメモリアレイであるときは、他方は、上位データ入出
力端子UDQに対応したメモリアレイとなるようにメモ
リアレイを配置する。
【0055】具体的には、図2において第1行第1列の
メモリアレイALは下位データ入出力端子LDQに対応
したメモリアレイであり、中央領域46に対してメモリ
アレイALと点対称をなす位置である第3行第3列に配
置されるメモリアレイCUは、上位データ入出力端子U
DQに対応して設けられるメモリアレイCUである。ま
た、第1行第2列、第2行第3列、第3行第1列には下
位データ入出力端子に対応するメモリアレイDL,C
L,BLが配置されており、これらとそれぞれ点対称な
位置をなす第3行第2列、第2行第1列、第1行第3列
の領域には上位データ入出力端子に対応するメモリアレ
イBU,AU,DUが配置されている。このように配置
を行なうと、下位側のデータバス42および上位側のデ
ータバス44は、ともに総延長が7Lとなる。
【0056】図2の配置では、バンクを構成するメモリ
アレイが隣接し、かつロウデコーダ帯RD同士が向き合
うか、あるいは、コラムデコーダ帯CPW同士が向き合
うように配置されているため、バンク制御信号を発生す
る回路が配置される領域CROSS_S,CROSS_
Nのレイアウトが容易となる。
【0057】なお、領域CROSS_SはバンクAおよ
びBに対応する領域であり、領域CROSS_Nはバン
クCおよびDに対応する領域である。そして、領域CR
OSS_S,CROSS_Nから各メモリアレイまでの
信号配線も容易となる。
【0058】図3は、実施の形態1のメモリアレイ配置
およびデータバス引き回しの第2例である半導体記憶装
置50を説明するための図である。
【0059】図3を参照して、半導体記憶装置50上に
はメモリアレイDLに対応するコラムデコーダ帯CPW
が第1行第1列の領域にあるメモリアレイAL側に配置
され、メモリアレイBUに対応するコラムデコーダ帯C
PWが第3行第3列の領域にあるメモリアレイCU側に
配置される点が図2に示した半導体記憶装置40におけ
る配置例と異なっている。他のメモリアレイの配置や、
コラムデコーダ帯の配置、ロウデコーダ帯の配置は図2
に示した場合と同様であり説明は繰返さない。
【0060】図3に示したようなメモリアレイの配置を
採用すると、下位側のデータバス52はメモリアレイD
LとDUの間の部分を削減することが可能となる点が図
2に示したデータバス42と異なる。上位側のデータバ
ス54は、メモリアレイBLとメモリアレイBUとの間
の部分を削減することが可能となる点が図2に示したデ
ータバス44と異なる。この結果、データバス52,5
4のそれぞれの総延長はおよそ6Lとなり、さらに高速
なデータの伝達が可能となる。ただし、図2に示した場
合と比べてバンクBに含まれるメモリアレイBL,BU
のコラムデコーダ帯CPW同士が離れてしまうため制御
信号の配線負荷が大きくなるので、この点を考慮するこ
とが必要となる。バンクDについても同様なことがいえ
る。
【0061】図4は、実施の形態1のメモリアレイ配置
およびデータバス引き回しの第3例である半導体記憶装
置60を示した配置図である。
【0062】図4を参照して、半導体記憶装置60では
上位データ入出力端子UDQに対応するメモリアレイA
U,BU,CUおよびDUが集中して配置される。同様
に下位データ入出力端子LDQに対応するメモリアレイ
AL,BL,CLおよびDLが集中して配置される。
【0063】具体的には、メモリアレイAL,BL,C
L,DLはそれぞれ第1行第1列、第2行第1列、第3
行第1列、第3行第2列にそれぞれ配置される。また、
メモリアレイAU,BU,CU,DUはそれぞれ第3行
第3列、第2行第3列、第1行第3列、第1行第2列に
それぞれ配置される。
【0064】メモリアレイALに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイALの第2行第1列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイALに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイALの第1行
第2列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0065】メモリアレイBLに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイBLの第1行第1列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイBLに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイBLの第2行
第2列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0066】メモリアレイCLに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイCLの第2行第1列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイCLに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイCLの第3行
第2列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0067】メモリアレイDLに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイDLの第2行第2列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイDLに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイDLの第3行
第1列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0068】メモリアレイAUに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイAUの第2行第3列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイAUに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイAUの第3行
第2列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0069】メモリアレイBUに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイBUの第3行第3列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイBUに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイBUの第2行
第2列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0070】メモリアレイCUに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイCUの第2行第3列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイCUに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイCUの第1行
第2列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0071】メモリアレイDUに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイDUの第2行第2列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイDUに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイDUの第1行
第3列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0072】図4に示したメモリアレイの配置を採用す
ることで、下位側データバス62および上位側データバ
ス64は、それぞれ総延長を5Lにすることができる。
【0073】図5は、実施の形態1のメモリアレイ配置
およびデータバス引き回しの第4例である半導体記憶装
置70を説明するための配置図である。
【0074】図5を参照して、半導体記憶装置70は、
図4の半導体記憶装置60と同様、上位データ入出力端
子UDQに対応するメモリアレイAU,BU,CUおよ
びDUが集中して配置され、下位データ入出力端子LD
Qに対応するメモリアレイAL,BL,CLおよびDL
が集中して配置される。
【0075】具体的には、メモリアレイAL,BL,C
L,DLがそれぞれ第2行第1列、第1行第1列、第1
行第3列、第1行第2列の領域に配置される。またメモ
リアレイAU,BU,CU,DUは、それぞれ第3行第
1列、第3行第2列、第2行第3列、第3行第3列の領
域に配置される。
【0076】メモリアレイALに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイALの第1行第1列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイALに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイALの第2行
第2列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0077】メモリアレイBLに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイBLの第2行第1列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイBLに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイBLの第1行
第2列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0078】メモリアレイCLに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイCLの第2行第3列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイCLに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイCLの第1行
第2列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0079】メモリアレイDLに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイDLの第2行第2列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイDLに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイDLの第1行
第3列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0080】メモリアレイAUに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイAUの第1行第2列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイAUに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイAUの第3行
第2列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0081】メモリアレイBUに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイBUの第2行第2列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイBUに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイBUの第3行
第1列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0082】メモリアレイCUに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイCUの第3行第3列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイCUに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイCUの第2行
第2列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0083】メモリアレイDUに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイDUの第2行第3列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイDUに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイDUの第3行
第3列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0084】このようなメモリアレイの配置を採用すれ
ば、図4に示した場合と同様データバスの総延長はそれ
ぞれ5Lにすることができる。
【0085】加えて領域CROSS_Sはメモリバンク
AおよびメモリバンクBに属するメモリアレイの近傍に
配置されることになる。同様に領域CROSS_Nはメ
モリバンクCおよびメモリバンクDに属するメモリアレ
イの近傍に配置されることになる。したがって、バンク
A,Bの制御回路を領域CROSS_Sに集中配置させ
ることができ、バンクC,Dの制御回路を領域CROS
S_Nに集中配置させることができ、信号配線を含めた
バンク制御系のレイアウト面積を図4に説明した場合よ
り小さくすることも可能となる。
【0086】以上説明したように、1つのバンクが複数
のメモリアレイから構成される場合に、各バンクメモリ
アレイの配置に工夫を加えることによりデータバスの総
延長をより短くすることができる。したがってデータバ
ス上のデータ伝播特性を改善することができる。
【0087】[実施の形態2]実施の形態1において
は、データバスの総延長を短くするためにメモリアレイ
の配置を工夫した。その結果、データバスの総延長を8
Lから最短で5Lにまで改善でき、データバスのデータ
伝播特性が改善されるという効果が得られた。
【0088】しかし、メモリアレイの配置が図14に示
した場合に比べると複雑になっており、バンク制御はむ
しろ困難になる可能性がある。また、バンクが1つのメ
モリアレイから構成される場合には適用できない。
【0089】そこで、メモリアレイ配置と独立してデー
タバスの総延長抑制を可能とする構成について検討す
る。実施の形態2では、あるデータ入出力端子に対応す
るデータバスをチップ内で複数のサブデータバスSDB
に分割することとして、データのやり取りをするサブデ
ータバスをデータ入出力端子のパッド近辺で選択するこ
とを考える。
【0090】図6は、実施の形態2のデータバス構成例
である半導体記憶装置80の説明をするための配置図で
ある。
【0091】図6を参照して、半導体記憶装置80は、
3行3列の領域に分割される。第1行第1列,第1行第
2列,第1行第3列の領域にはそれぞれメモリアレイA
L,DU,DLが配置されている。第2行第1列、第2
行第3列の領域にはそれぞれメモリアレイAU,CUが
配置されている。第3行第1列、第3行第2列、第3行
第3列の領域にはそれぞれメモリアレイBL,BU,C
Lが配置されている。
【0092】第2行第2列の領域は中央領域CENであ
る。中央領域CENには、複数のパッドPDと図示しな
い周辺回路とが配置されている。複数のパッドPDは中
央領域CENの長辺に平行な2列に分割配置されてい
る。メモリアレイDUに近い第1列には下位のデータ入
出力端子LDQに対応するパッドが含まれる。メモリア
レイBUに近い側のパッドPDの第2列には、上位のデ
ータ入出力端子UDQに対応するパッドが含まれてい
る。
【0093】各データ入出力端子の近傍には、2本のサ
ブデータバスSDB_S、SDB_Nのうち一方を選択
し、データ入出力端子との間でデータ授受を行なう選択
回路SELが配置される。図6では、代表的に1つの選
択回路SELが示されている。
【0094】メモリアレイALに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイALの第2行第1列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイALに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイALの第1行
第2列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0095】メモリアレイBLに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイBLの第2行第1列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイBLに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイBLの第3行
第2列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0096】メモリアレイCLに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイCLの第2行第3列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイCLに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイCLの第3行
第2列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0097】メモリアレイDLに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイDLの第2行第3列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイDLに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイDLの第1行
第2列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0098】メモリアレイAUに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイAUの第1行第1列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイAUに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイAUの第2行
第2列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0099】メモリアレイBUに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイBUの第2行第2列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイBUに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイBUの第3行
第1列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0100】メモリアレイCUに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイCUの第3行第3列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイCUに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイCUの第2行
第2列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0101】メモリアレイDUに対応するロウデコーダ
帯RDは、メモリアレイDUの第2行第2列の領域側の
長辺に沿って設けられる。メモリアレイDUに対応する
コラムデコーダ帯CPWは、メモリアレイDUの第1行
第3列の領域側の短辺に沿って設けられる。
【0102】ここで第1列に近いチップの短辺側をS側
と呼び、第3列に近いチップの短辺側をN側と呼ぶこと
にする。
【0103】図6では、S側に対応するサブデータバス
82とN側に対応するサブデータバス84とが設けられ
ている。サブデータバス82はメモリバンクA,Bとパ
ッドとの間でデータの伝達を行なうデータバスである。
サブデータバス84はメモリバンクC,Dとパッドとの
間でデータの伝達を行なうデータバスである。サブデー
タバス82はその中点付近でサブデータバスSDB_S
と接続されている。サブデータバスSDB_Sはパッド
とサブデータバス82との間でデータの伝達を行なう。
サブデータバス84はその中点付近でサブデータバスS
DB_Nと接続されている。サブデータバスSDB_N
はパッドとサブデータバス84との間のデータ伝達を行
なう。
【0104】ただし、図6に示したデータバスの構成は
下位のデータ入出力端子側に対応したデータバスについ
て代表的に示したものである。また、中央領域CENを
通過するサブデータバスSDB_S,SDB_Nの配置
は端子LDQに対応するパッド群と端子UDQに対応す
るパッド群との間の領域を通過しているがこれらのパッ
ド群の外側の領域を通過しても構わない。
【0105】図6に示した配置では、DQパッドがチッ
プ中央からN側よりにあるため、サブデータバスSDB
_Sおよびサブデータバス82を介してメモリアレイA
LまたはメモリアレイBLに至る長さがデータバスのデ
ータ伝播特性を決める。その長さは最長でも5Lであ
る。
【0106】図7は、図6における選択回路SELの構
成を示したブロック図である。図7を参照して、選択回
路SELは、サブデータバスSDB_S、サブデータバ
スSDB_Nから与えられる読出データのいずれか一方
を制御信号RDAI_S,RDAI_Nに応じて選択す
るセレクタ92と、セレクタ92の出力を増幅するリー
ドデータアンプ94と、リードデータアンプ94の出力
をパッド98に出力する出力バッファ96とを含む。
【0107】選択回路SELは、さらに、外部からパッ
ド98に与えられた入力データを受ける入力バッファ1
00と、制御信号WDT_Sの活性化に応じて入力バッ
ファ100の出力をサブデータバスSDB_Sに伝達す
るバスドライバ102と、制御信号WDT_Nの活性化
に応じて入力バッファ100の出力をサブデータバスS
DB_Nに出力するバスドライバ104とを含む。
【0108】制御信号RDAI_Sは、外部からリード
コマンドが与えられ、かつ、バンクAまたはBが指定さ
れた場合に活性化される。制御信号RDAI_Nは外部
からリードコマンドが与えられ、かつ、バンクDまたは
Cが指定された場合に活性化される。
【0109】制御信号WDT_Sは外部から書込コマン
ドが与えられ、かつ、バンクAまたはBが指定された場
合に活性化される。制御信号WDT_Nは外部から書込
コマンドが与えられ、かつ、バンクCまたはDが指定さ
れた場合に活性化される。このように外部から入力され
るコマンドに付随するバンク情報を参照し、サブデータ
バスSDB_S,SDB_Nのいずれか一方が選択され
る。
【0110】簡単に動作を説明すると、リードデータが
メモリアレイから選択回路SELに伝達される場合に、
そのデータがS側からかあるいはN側からかにより制御
信号RDAI_SあるいはRDAI_Nが活性化され
る。
【0111】応じてセレクタ92が一方のサブデータバ
スのみをリードデータアップに接続する。
【0112】逆に、ライトデータがチップ外部からパッ
ド98を経由してメモリアレイに書込まれる場合、指定
されたバンク情報に応じて制御信号WDT_Sあるいは
WDT_Nが活性化され、S側に対応したバスドライバ
102またはN側に対応したバスドライバ104のいず
れかが活性化され、然るべきサブデータバスにデータが
伝達される。
【0113】図8は、データバス構成の変形例である半
導体記憶装置110を示した配置図である。
【0114】図8を参照して、半導体記憶装置110に
は、図5で示した半導体記憶装置70と同様なメモリア
レイの配置が採用されている。そしてメモリアレイBL
とメモリアレイALに対してデータの伝達を行なうため
のサブデータバス112は、その中点付近でサブデータ
バスSDB_Sと接続される。サブデータバスSDB_
Sは、サブデータバス112とデータ入出力端子LDQ
との間でデータの伝達を行なう。メモリアレイDLおよ
びメモリアレイCLにデータを伝達するためのデータバ
ス114は、サブデータバスSDB_Nに接続される。
サブデータバスSDB_Nは、サブデータバス114と
データ入出力端子LDQとの間のデータの伝達を行な
う。
【0115】なお、図6、図8では、下位側データ入出
力端子LDQに対応するデータバスのみが代表的に図示
されているが、上位側のデータ入出力端子UDQに対し
ても同様なサブデータバスの構成を採用している。
【0116】すなわち、図示しないが図6に示した構成
では、メモリアレイAU,BUにデータ伝達を行なうた
めの第1のサブデータバスがサブデータバス82に沿っ
て設けられ、メモリアレイDU,CUにデータ伝達を行
なうための第2のサブデータバスがサブデータバス84
に沿って設けられている。そして、これら2つのサブデ
ータバスのいずれか1つを選択し上位側のデータ入出力
端子UDQとの間でデータの授受を行なう選択回路が設
けられている。
【0117】同様に、図示しないが図8では、メモリア
レイAU,BUにデータ伝達を行なうための第1のサブ
データバスと、メモリアレイDU,CUにデータ伝達を
行なうための第2のサブデータバスが設けられている。
図8に示したような構成を採用すると、サブデータバス
の最大長さを4Lに抑制することができる。
【0118】以上説明したように、実施の形態2では、
あるデータ入出力端子に対応するデータバスを複数のサ
ブデータバスから構成し、たとえばパッド近傍に設けら
れた選択回路でそのうちの1つを選択することでデータ
バス総延長を抑制できる。したがってデータバス上のデ
ータ伝播特性を改善することができる。また、より好ま
しくは、メモリアレイの配置に工夫を加えることでさら
に一層のデータバスの総延長の特性が可能となる。
【0119】[実施の形態3]実施の形態2では、サブ
データバスの構成を採用することでデータバスの総延長
を抑制した。同様な効果を得られる別のデータバス形式
としてデータバスを階層化することが考えられる。
【0120】図9は、実施の形態3のデータバスの構成
例である半導体記憶装置120の説明をするための配置
図である。
【0121】図9を参照して、半導体記憶装置120に
は、図6で示したメモリアレイの配置、コラムデコーダ
帯CPWの配置、ロウデコーダ帯RDの配置と同様な配
置が採用されている。
【0122】半導体記憶装置120には、中央領域CE
NをS側からN側に向けて貫通するメインデータバス1
26およびメモリアレイALとメモリアレイBLにデー
タを伝達するためのローカルデータバス122と、メモ
リアレイDLとメモリアレイCLにデータを伝達するた
めのローカルデータバス124とが設けられる。
【0123】半導体記憶装置120には、さらに、メイ
ンデータバス126をローカルデータバス122に接続
するためのスイッチ128とメインデータバス126と
ローカルデータバス124とを接続するためのスイッチ
130とが設けられる。
【0124】スイッチ128,130とメインデータバ
スとは、図7で説明した選択回路SELと同様な働きを
する。つまり、スイッチ128,130の接続制御は、
実施の形態2のサブデータバスSDB_S,SDB_N
と同様外部から入力されるコマンドに付随するバンク情
報を参照することにより行なわれる。
【0125】このデータバス構成ではデータバスの総延
長はスイッチによりローカルデータバス122、124
のいずれか一方が分離されるため総延長が5Lとなる。
【0126】したがって、スイッチを設けることによる
負荷増があるものの、図14に示したデータバスの構成
と比べるとデータバス上のデータ伝播特性は大幅に改善
される。また、S側とN側とでデータバスの総延長が同
じになるため、イコライズ回路の配置が単純になる。ま
た、パッド近傍に設けられる入出力バッファ回路も単純
化することができる。
【0127】図10は、実施の形態3のデータバス構成
の変形例である半導体記憶装置140を示した配置図で
ある。
【0128】図10を参照して、半導体記憶装置140
上には図5で示した半導体記憶装置70と同様なメモリ
アレイが配置がなされている。各ロウデコーダ帯RDお
よびコラムデコーダ帯CPWも図5に示した場合と同様
な配置がなされている。
【0129】下位側データ入出力端子LDQに対応して
メインデータバス146が設けられる。メモリアレイA
L,BLにデータを伝達するためのローカルデータバス
142と、ローカルデータバス142とメインデータバ
ス146とを接続するためのスイッチ148とが設けら
れている。
【0130】半導体記憶装置140には、さらに、メモ
リアレイCL,DLとデータを伝達するためのローカル
データバス144と、ローカルデータバス144とメイ
ンデータバス146とを接続するためのスイッチ150
とが設けられている。
【0131】図10に示したようなメモリアレイ配置お
よび階層データバスの構成を採用することで、ローカル
データバスとメインデータバスとの総延長を最大で4L
までに抑制することができる。
【0132】なお、図9、図10では、下位側データ入
出力端子LDQに対応するデータバスのみが代表的に図
示されているが、上位側のデータ入出力端子UDQに対
しても同様なサブデータバスの構成を採用している。
【0133】すなわち、図示しないが図9に示した構成
では、メモリアレイAU,BUにデータ伝達を行なうた
めの第1のサブデータバスがサブデータバス122に沿
って設けられ、メモリアレイDU,CUにデータ伝達を
行なうための第2のサブデータバスがサブデータバス1
24に沿って設けられている。そして、これら2つのサ
ブデータバスのいずれか1つを選択し上位側のデータ入
出力端子UDQとの間でデータの授受を行なうために、
中央領域に配置され、上位側のデータ入出力端子UDQ
に接続されるメインデータバスと、その両端に配置され
る2つのスイッチが設けられている。
【0134】同様に、図示しないが図10では、メモリ
アレイAU,BUにデータ伝達を行なうための第1のサ
ブデータバスと、メモリアレイDU,CUにデータ伝達
を行なうための第2のサブデータバスが設けられてい
る。そして、これら2つのサブデータバスのいずれか1
つを選択し上位側のデータ入出力端子UDQとの間でデ
ータの授受を行なうために、中央領域に配置され、上位
側のデータ入出力端子UDQに接続されるメインデータ
バスと、その両端に配置される2つのスイッチが設けら
れている。
【0135】以上説明したように、実施の形態3では、
データバスを階層化することでデータバスの総延長を抑
制でき、データバス上のデータ伝播特性を改善すること
ができる。また、メモリアレイの配置に工夫を加えるこ
とで、より一層のデータバスの総延長の抑制が可能とな
る。
【0136】[実施の形態4]今まで説明してきた3行
3列の領域のうちの周囲の8領域にメモリアレイを配置
するような構成の場合には、少なくとも中央部の周辺回
路を配置する中央領域はレイアウト的には余裕がある。
したがって、中央領域の配線幅と配線間隔に対する設計
ルールの制限が緩い。そこで、データバスの一部で配線
幅と配線間隔とを変更することにより、データバスに寄
生する容量負荷および抵抗負荷を低減できる。するとデ
ータバス上のデータ伝播特性を改善することができる。
【0137】図11は、実施の形態4の半導体記憶装置
のデータバス配置を説明するための配置図である。
【0138】図11を参照して、半導体記憶装置160
上には図6で示したメモリアレイと同様なメモリアレイ
の配置が採用されている。ロウデコーダ帯RDおよびコ
ラムデコーダ帯CPWも図6と同様に配置されている。
【0139】図11において、下位側データ入出力端子
LDQに対応したデータバスが代表して示されている。
データバスは、メモリアレイAL,BLとデータを授受
するための部分162と、メモリアレイCL,DLとデ
ータを授受するための部分166と、部分162と部分
166とを接続し端子群LDQに対してデータを伝達す
るための部分164とを含む。メモリアレイBLから端
子群LDQに至るまでの経路が実線で示されている。こ
のようなデータバスにおいて、部分164の配線幅およ
び配線間隔(ラインL、スペースS)を他の部分に対し
て緩和する。部分164は、データバス総延長の4分の
1にしかすぎないが、メモリアレイBLから端子LDQ
に至る直接経路の最大長4Lのうちの約半分にあたるた
め、実際には4分の1の区間での改善以上の効果が期待
できる。
【0140】図12は、図11に示したデータバスの部
分162の断面を示した断面図である。
【0141】図13は、図11におけるデータバスの部
分164の断面を示した断面図である。
【0142】図12、図13を参照して、部分162に
おけるデータバス線180の配線幅L1に対して部分1
64におけるデータバス線190の配線幅L2を太くす
る。これにより配線抵抗が低減されるのでデータバスの
負荷が低減される。また、データバス線180と隣接す
る配線182,184との間の配線の間隔をS1とする
と、データバス線190と隣接する配線192,194
との配線間隔S2を配線間隔S1よりも大きくする。こ
れによりデータバス線に寄生する配線相互の寄生容量を
低減させることができる。したがってデータバス線の負
荷を減らすことができる。
【0143】また、チップ長辺の制約が厳しくない場合
には、図11に示したデータバスの全区間での配線幅・
ピッチを緩和すればよい。
【0144】なお、データバスの配線幅・配線間隔の一
部あるいは全部を緩和することは実施の形態1〜実施の
形態3で例示したデータバスの構成にも適用でき、デー
タバスの総延長低減との相乗効果によりデータバス上の
データ伝播特性を大幅に改善することができる。
【0145】以上説明したように、データバスの配線幅
・配線間隔を一部あるいは全区間で緩和することによ
り、データバス寄生負荷が低減でき、データバス上のデ
ータ伝播特性を改善することができる。
【0146】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0147】
【発明の効果】請求項1、2に記載の半導体記憶装置
は、メモリアレイの配置が中央領域を取り囲むような変
則的な配置の場合に、データバスの総延長を短くでき、
高速にデータ授受を行なうことができる。
【0148】請求項3に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、デ
ータ端子が上位側ビット、下位側ビットでそれぞれ集合
配置されている場合に、データバスの総延長を短くする
ことができる。
【0149】請求項4に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、メ
モリ領域が3行3列に分割され、第2行第2列を中央領
域としたときに、データバスの総延長を短くすることが
できる。
【0150】請求項5に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、デ
ータバスの寄生容量を減らすことにより、さらに、高速
にデータ授受を行なうことができる。
【0151】請求項6〜8に記載の半導体記憶装置は、
メモリアレイの配置が中央領域を取り囲むような変則的
な配置の場合に、複数のメモリブロックに対して複数の
サブデータバスを設けることにより、一本あたりのサブ
データバスの総延長を短くでき、高速にデータ授受を行
なうことができる。
【0152】請求項9に記載の半導体記憶装置は、請求
項6に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、メ
モリ領域が3行3列に分割され、第2行第2列を中央領
域としたときに、データバスの総延長を短くすることが
できる。
【0153】請求項10に記載の半導体記憶装置は、請
求項6に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、
データバスの寄生容量を減らすことにより、さらに、高
速にデータ授受を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体記憶装置1の
構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 実施の形態1のメモリアレイ配置およびデー
タバス引き回しの第1例である半導体記憶装置40を説
明するための配置図である。
【図3】 実施の形態1のメモリアレイ配置およびデー
タバス引き回しの第2例である半導体記憶装置50を説
明するための図である。
【図4】 実施の形態1のメモリアレイ配置およびデー
タバス引き回しの第3例である半導体記憶装置60を示
した配置図である。
【図5】 実施の形態1のメモリアレイ配置およびデー
タバス引き回しの第4例である半導体記憶装置70を説
明するための配置図である。
【図6】 実施の形態2のデータバス構成例である半導
体記憶装置80の説明をするための配置図である。
【図7】 図6における選択回路SELの構成を示した
ブロック図である。
【図8】 データバス構成の変形例である半導体記憶装
置110を示した配置図である。
【図9】 実施の形態3のデータバスの構成例である半
導体記憶装置120の説明をするための配置図である。
【図10】 実施の形態3のデータバス構成の変形例で
ある半導体記憶装置140を示した配置図である。
【図11】 実施の形態4の半導体記憶装置のデータバ
ス配置を説明するための配置図である。
【図12】 図11に示したデータバスの部分162の
断面を示した断面図である。
【図13】 図11におけるデータバスの部分164の
断面を示した断面図である。
【図14】 従来のメモリアレイの変則的な配置の一例
を示した図である。
【符号の説明】
1,40,50,60,70,80,110,120,
140,160 半導体記憶装置、2 アドレスバッフ
ァ、4 クロックバッファ、6 制御信号入力バッフ
ァ、8,10,18 ブロック、12 列デコーダ、1
6 センスアンプ、20,96 出力バッファ、22,
100 入力バッファ、42,44,52,54,11
4 データバス、46 中央領域、62 下位側データ
バス、64上位側データバス、82,84,112,1
14 サブデータバス、92 セレクタ、94 リード
データアンプ、98,PD パッド、102,104
バスドライバ、122,124,142,144 ロー
カルデータバス、126,146 メインデータバス、
128,130,148,150 スイッチ、162,
164,166 部分、180,190 データバス
線、182,184,192,194 配線、A,B,
C,D メモリアレイバンク、AL,BL,CL,D
L,AU,BU,CU,DU メモリアレイ、CEN
中央領域、CPWコラムデコーダ帯、CROSS_N,
CROSS_S 領域、LDQ データ入出力端子、R
D ロウデコーダ帯、SDB_S,SDB_N サブデ
ータバス、SEL 選択回路、UDQ データ入出力端
子。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の主表面のメモリ領域に形成
    される半導体記憶装置であって、 前記メモリ領域内の中央領域にそれぞれ集合して配置さ
    れる第1、第2の入出力端子群と、 前記中央領域を取り囲む周囲領域に配置され、前記第1
    の入出力端子群とデータ授受を行なう複数の第1のメモ
    リブロックと、 前記周囲領域内において、前記中央領域に対してそれぞ
    れ前記複数の第1のメモリブロックと対称となる位置に
    配置され、かつ、前記第1のメモリブロックと共に前記
    中央領域を取り囲むように配置され、前記第2の入出力
    端子群とデータ授受を行なう複数の第2のメモリブロッ
    クと、 前記第1の入出力端子群と前記複数の第1のメモリブロ
    ックとを結ぶ第1のデータバスと、 前記第2の入出力端子群と前記複数の第2のメモリブロ
    ックとを結ぶ第2のデータバスとを備える、半導体記憶
    装置。
  2. 【請求項2】 前記周囲領域は、第1、第2の領域に分
    割され、 前記複数の第1のメモリブロックは、前記第1の領域に
    集合的に配置され、 前記複数の第2のメモリブロックは、前記第2の領域に
    集合的に配置される、請求項1に記載の半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 前記半導体記憶装置は、複数の上位側の
    ビットと複数の下位側のビットを含む複数ビットのデー
    タを外部と授受し、 前記第1の入出力端子群は、前記複数の上位側のビット
    の授受を行ない、 前記第2の入出力端子群は、前記複数の下位側のビット
    の授受を行なう、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリ領域は、3行3列の9領域に
    分割され、 前記中央領域は、前記9領域のうちの第2行第2列の領
    域であり、 前記周囲領域は、前記第2行第2列を取り囲む、前記9
    領域のうちの8領域であり、 前記8領域には、前記複数の第1、第2のメモリブロッ
    クのうちの1つのメモリブロックがそれぞれ配置され
    る、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のデータバスは、 前記周囲領域における配線幅よりも配線幅が広く、か
    つ、前記周囲領域における隣接配線との間隔が広く配置
    されたデータ伝達線の部分を前記中央領域に含む、請求
    項1に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板の主表面のメモリ領域に形成
    される半導体記憶装置であって、 前記メモリ領域内の中央領域にそれぞれ集合して配置さ
    れる第1、第2の入出力端子群と、 前記中央領域を取り囲む周囲領域に配置され、前記第1
    の入出力端子群とデータ授受を行なう複数の第1のメモ
    リブロックと、 前記周囲領域内において、前記第1のメモリブロックと
    共に前記中央領域を取り囲むように配置され、前記第2
    の入出力端子群とデータ授受を行なう複数の第2のメモ
    リブロックと、 前記第1の入出力端子群と前記複数の第1のメモリブロ
    ックとを結ぶ第1のデータバスと、 前記第2の入出力端子群と前記複数の第2のメモリブロ
    ックとを結ぶ第2のデータバスとを備え、 前記第2のデータバスは、 前記複数の第2のメモリブロックのうちの1つとデータ
    授受する第1のサブデータバスと、 前記複数の第2のメモリブロックのうちの他の1つとデ
    ータ授受する第2のサブデータバスとを含み、 前記中央領域に配置され、アドレス信号に応じて、前記
    第1、第2のサブデータバスのいずれか一方を選択し
    て、前記第2の入出力端子群とデータ授受を行なう選択
    回路とを備える、半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記選択回路は、 前記アドレス信号に応じて前記第1、第2のサブデータ
    バスのいずれか一方を選択するセレクタと、 前記セレクタを介して伝達される読出データを増幅する
    リードデータアンプと、 前記リードデータアンプの出力を前記第2の入出力端子
    群に出力する出力バッファと、 前記第2の入出力端子群に外部から与えられる入力デー
    タ信号を受ける入力バッファと、 前記アドレス信号に応じて前記第1、第2のサブデータ
    バスのいずれか一方を選択し、前記入力バッファの出力
    に応じて選択されたサブデータバスを駆動するバスドラ
    イバを含む、請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記選択回路は、 前記第2の入出力端子群とデータ授受を行なうメインデ
    ータバスと、 前記アドレス信号に応じて前記メインデータバスと前記
    第1のサブデータバスとを接続する第1のスイッチ回路
    と、 前記アドレス信号に応じて前記メインデータバスと前記
    第2のサブデータバスとを接続する第2のスイッチ回路
    とを含む、請求項6に記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記メモリ領域は、3行3列の9領域に
    分割され、 前記中央領域は、前記9領域のうちの第2行第2列の領
    域であり、 前記周囲領域は、前記第2行第2列を取り囲む、前記9
    領域のうちの8領域であり、 前記8領域には、前記複数の第1、第2のメモリブロッ
    クのうちの1つのメモリブロックがそれぞれ配置され
    る、請求項6に記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記第1のデータバスは、 前記周囲領域における配線幅よりも配線幅が広く、か
    つ、前記周囲領域における隣接配線との間隔が広く配置
    されたデータ伝達線の部分を前記中央領域に含む、請求
    項6に記載の半導体記憶装置。
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