JPH11265573A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH11265573A
JPH11265573A JP10199001A JP19900198A JPH11265573A JP H11265573 A JPH11265573 A JP H11265573A JP 10199001 A JP10199001 A JP 10199001A JP 19900198 A JP19900198 A JP 19900198A JP H11265573 A JPH11265573 A JP H11265573A
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circuit
signal
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memory
memory blocks
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Withdrawn
Application number
JP10199001A
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English (en)
Inventor
Teruhiko Amano
照彦 天野
Takahiro Tsuruta
孝弘 鶴田
Kazutami Arimoto
和民 有本
Tetsushi Tanizaki
哲志 谷崎
Takeshi Fujino
毅 藤野
Mitsuya Kinoshita
充矢 木下
Gen Morishita
玄 森下
Masako Kobayashi
真子 小林
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2の奇数乗ビットの容量を有する半導体記憶
装置の高速動作を可能とする。 【解決手段】 マスタ制御回路MCTL1が4つのロー
カル制御回路を介して対応するメモリブロックをアクセ
スする構成とする。メモリブロックはマスタ制御回路お
よびローカル制御回路を囲むように配置され各メモリブ
ロックへの制御信号の遅延量はほぼ等しくなり、制御信
号のスキューが抑えられ、高速なDRAMを実現でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
関し、特に、半導体記憶装置におけるメモリブロックの
配置およびその周辺回路の配置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置、特にダイナミックラン
ダムアクセスメモリ(DRAM)は、大容量化が進んで
いる。DRAMは、汎用的なメモリであり、標準的なメ
モリモジュール(SIMM:single in-line memory mo
dule、DIMM:dual in-linememory module)に搭載
されて使用されることが多い。
【0003】図27は、64MbitDRAMのメモリ
ブロック配置の一例を示す図である。これは、たとえば
培風館発行の伊藤清男著「超LSIメモリ」の第19頁
の図1.14に示されている。
【0004】図27に示されるように、このDRAM
は、半導体基板2000と、半導体基板2000上に形
成された16MbitメモリブロックMB16a、MB
16b、MB16cおよびMB16dとを備える。
【0005】16MbitメモリブロックMB16a〜
MB16dは、コラムデコーダCDaと、ロウデコーダ
RRCaとをそれぞれ含む。
【0006】図27に示したDRAMでは縦横比が、ほ
ぼ1:2の16Mbitのメモリブロックが、2行2列
に4つ配置されているため、半導体基板2000の縦横
比も、ほぼ1:2となる。半導体基板2000の一方の
短辺の中央から対向する短辺の中央に向かって延在する
中央領域CRSには入出力用の入出力インターフェイス
回路(図示せず)やパッドが配置される。半導体基板2
000の一方の長辺の中央から対向する長辺の中央に向
かって延在する中央領域CRLにはメモリアレイの制御
用の周辺回路が配置されている。
【0007】入出力インターフェイス回路は、外部から
与えられた制御信号および書込データを内部信号に変換
して制御回路に供給したり、あるいはメモリブロックか
ら制御回路に転送された読出データを外部に出力する回
路である。
【0008】メモリブロックの制御用の周辺回路は、入
出力インターフェイス回路に与えられる制御信号または
データに基づいてメモリブロックを制御する。
【0009】さらに、16Mビットのメモリブロック
は、内部でサブブロックに分割され(図示せず)、X方
向のロウデコーダ、Y方向のコラムデコーダを含んで構
成されている。
【0010】現状のDRAMのパッケージは、ほぼ縦横
比が1:2になっている。これはDRAMのチップサイ
ズがほぼ縦横比が1:2になることからくるものであ
る。
【0011】図28は、一般的な1トランジスタ1キャ
パシタからなるDRAMのメモリセルの形状を説明する
ための図である。
【0012】図28を参照して、メモリセルMCは、セ
ルプレートCPとストレージノードSN1との間に接続
される情報を記憶するためのキャパシタMQ1と、スト
レージノードSN1をビット線BLへ接続するアクセス
トランジスタMT1を含む。ビット線BLは、対向電極
であるビット線/BLとともにセンスアンプSAに接続
される。ワード線WL1が活性化しキャパシタMQ1に
蓄積されていた情報がビット線BLに読出されると、セ
ンスアンプは対向電極であるビット線/BLとビット線
BLとの電位差を増幅し外部に対してデータを出力す
る。
【0013】したがって1メモリセルに接続されるビッ
ト線BLは1本であるが、センスアンプからデータを読
出すには対向電極であるビット線/BLが必要であるの
で、メモリアレイを構成する上ではワード線1本とビッ
ト線対1組(ビット線BL、/BL)で1ビット分のメ
モリセルを構成するのが一般的である。製造上ではワー
ド線とビット線はともに最小ルールで作製されるので1
ビットのメモリセルの縦横比はほぼ1:2になる。
【0014】図29は、メモリブロックの形状を説明す
るための模式図である。メモリブロックD44、D28
は2の偶数乗ビットの個数のメモリセルを配列してメモ
リブロックを作製する場合を示す。メモリブロックD4
4は縦横比が1:2のメモリセルを4行4列に配列した
場合を示し、メモリブロックD28は、メモリセルを8
行2列に配列した場合を示す。
【0015】この場合いずれもメモリブロックの長辺と
短辺比は2:1となる。メモリブロックD42、D24
は2の奇数乗ビットの個数のメモリセルを配列してメモ
リブロックを作製する例である。メモリブロックD42
はメモリセルを2行4列に配置した例であり、この場合
メモリブロックの長辺短辺比は4:1となる。メモリブ
ロックD24はメモリセルを4行2列に配置した例であ
り、この場合メモリブロックの形状はほぼ正方形とな
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】DRAMがメモリモジ
ュールに搭載される場合、DRAMの容量が大容量のも
のになったとしても、同一のパッケージに収納して使用
することが望ましい。従来はたとえば4Mbitから1
6MbitへとDRAMが4倍の容量になったとして
も、微細加工技術の進展によりDRAMのチップサイズ
そのものを小さくし、同じサイズのパッケージに収納す
ることができた。
【0017】パッケージの大きさが異なれば、それに合
わせてモジュール基板の作製をしなければならないが、
DRAMの世代が進み容量が増加しても、従来とパッケ
ージのサイズが同じにできれば、これまでのモジュール
基板を大きな変更なしに(もしくは、若干の変更だけ
で)使用できるため、大容量のメモリモジュールを作製
する上でもメリットが大きい。
【0018】しかし、現在の大容量の64MbitDR
AMの次世代の256MbitDRAMを現在の64M
bitDRAMと同じサイズのパッケージ(400mi
l幅パッケージ)に収納できるチップのサイズとするこ
とが可能な微細加工技術が実用化されるには、さらなる
時間を要すると思われる。
【0019】そこで、まずは、128Mbitの容量の
DRAMを現在の64MbitDRAMと同じサイズの
パッケージに収納できれば、大容量のメモリモジュール
の作製をする上で都合がよい。
【0020】ここで、128MbitDRAMのチップ
形状を考察する。128MbitのDRAMは容量が2
の奇数乗ビットであるから、先に説明したように、通常
に製作したのでは縦横比を1:2にすることは困難であ
る。
【0021】図30、図31は128MbitDRAM
のアレイ構成を考察するための図である。
【0022】図30を参照して、半導体基板2100上
には縦横比が1:2の64MbitメモリブロックMB
64が横1行に配列されている。このような構成をとる
と128MbitのDRAMのチップ形状は縦横比が
1:4となってしまう。
【0023】図31を参照して、この構成では半導体基
板2200上に64MbitメモリブロックMB64が
縦1列に配置されている。このような構成をとると12
8MbitDRAMは縦横比が1:1の正方形となって
しまう。
【0024】以上の場合、縦横比がほぼ1:2の汎用的
な64MbitDRAMのパッケージに収納しようとす
ると、単純に考えると64MbitDRAMを製作する
場合に比べて約2倍の縮小度の極めて高度な微細加工技
術が必要となり、実現が困難になるという問題がある。
【0025】図32は、従来のDRAMの周辺回路の配
置を説明するための図である。このDRAMは、半導体
基板2300と、半導体基板2300上に2行2列に配
置されたメモリブロックMBnと、半導体基板2300
の短辺についての中央領域CRSに配置される電源IP
S1、IPS2と、データ入出力インターフェイスDI
と、アドレス入力バッファABUFと、クロックバッフ
ァCKBと、クロックバッファからのクロックを受け同
位相の内部クロックを発生するPLL回路PLと、半導
体基板2300の長辺についての中央領域に配置される
制御回路CCとを備える。
【0026】このようなチップの構成では、PLL回路
PLをそれぞれのメモリブロックから等距離にある場所
に配置できるとは限らず、PLL回路PLで発生された
内部クロックが各メモリブロックに到達するまでの時間
が不均等となり、各メモリブロックにおけるクロック時
間のずれ(スキュー)が発生するという問題もある。
【0027】この発明の目的は、128MbitのDR
AM(もしくは、容量が2の2m+1乗、mは自然数)
を製作する上で、チップの縦横比をほぼ1:2に保ち、
またDRAMとしての最適なメモリ構成と制御回路の配
置を有する半導体記憶装置を提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体記
憶装置は、チップ状に分割された半導体基板の主表面に
形成される半導体記憶装置であって、半導体基板の主表
面の中心を包囲するように配置される複数のメモリブロ
ックを備え、各メモリブロックは、複数のワード線と、
複数のワード線と交差する複数のビット線と、複数のワ
ード線と複数のビット線の交点にそれぞれ対応する複数
のメモリセルとを含み、半導体基板の主表面の中心部
に、複数のメモリブロックに制御信号を与える制御手段
をさらに備え、制御手段は、制御手段の中心に配置され
る、すべての複数のメモリブロックの制御の基準となる
基準信号を生成するマスタ制御手段と、マスタ制御手段
を包囲するように配置される、各々が基準信号を受けて
対応するメモリブロックに対し制御信号を出力する複数
のローカル制御手段を含む。
【0029】請求項2記載の半導体記憶装置は、チップ
状に分割された半導体基板の主表面に形成される半導体
記憶装置であって、半導体基板を3行3列に分割した領
域のうちの第2行第2列の領域を除く8つの領域にそれ
ぞれ配置される8つのメモリブロックを備え、各メモリ
ブロックは、複数のワード線と、複数のワード線と交差
する複数のビット線と、複数のワード線と複数のビット
線の交点にそれぞれ対応する複数のメモリセルとを含
み、第2行第2列の領域に配置される、8つのメモリブ
ロックに制御信号を与える制御手段をさらに備え、制御
手段は、制御手段の中心に配置される、すべての8つの
メモリブロックの制御の基準となる基準信号を生成する
マスタ制御手段と、第2行第2列の領域の4つのコーナ
部にそれぞれ配置される、基準信号を受け、対応するメ
モリブロックに対し制御信号を出力する4つのローカル
制御手段を含む。
【0030】請求項3記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置の構成に加えて、各メモリブロ
ックは独立して読出、書込動作が可能である。
【0031】請求項4記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置の構成に加えて、8つのメモリ
ブロックは、2つのメモリブロックの対ごとに独立して
読出、書込動作が可能である。
【0032】請求項5記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置の構成に加えて、第2行第2列
の領域に配置される、8つのメモリブロックに入出力さ
れるデータを外部との間で授受する入出力端子と、半導
体基板を3行3列に分割した領域のうち、第1列に配置
される領域と第2列に配置される領域との境界部に各前
記メモリブロックごとに対応して設けられる第1のデー
タバス群と、第2列に配置される領域と第3列に配置さ
れる領域との境界部に各前記メモリブロックごとに対応
して設けられる第2のデータバス群とをさらに備え、第
1および第2のデータバス群は、8つのメモリブロック
と入出力端子との間でやり取りされるデータを伝達す
る。
【0033】請求項6記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置の構成に加えて、外部クロック
を受けるクロック入力端子をさらに備え、マスタ制御手
段は、外部クロックに応じて内部クロックを発生する内
部クロック発生手段を含み、ローカル制御手段は、内部
クロックに応じて制御信号を出力する。
【0034】請求項7記載の半導体記憶装置は、請求項
6記載の半導体記憶装置の構成に加えて、内部クロック
発生手段は、外部クロックを受けて、外部クロックと位
相の揃った内部クロックを発生するPLL(phase-lock
ed loop )回路を含む。
【0035】請求項8記載の半導体記憶装置は、請求項
6記載の半導体記憶装置の構成に加えて、内部クロック
発生手段は、外部クロックを受けて遅延させ、外部クロ
ックと所定の位相差を持つ内部クロックを発生するDL
L(delayed-locked loop )回路を含む。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一
または相当部分を示す。
【0037】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1の半導体記憶装置のチップレイアウトを概略的に
示す図である。
【0038】図1を参照して、半導体記憶装置は、半導
体基板1000上に形成される。半導体基板1000
は、縦横それぞれ3分割される9つの領域に分かれる。
この3行3列の領域には、中央部の第2行第2列の中央
領域2を除いて、縦横比がほぼ1:2の16Mビットの
メモリブロックが8個配置され、この半導体記憶装置は
128Mビットのメモリを構成する。第1行第1列の領
域には、メモリブロックMB11が配置され、第m行第
n列の領域にはメモリブロックMBmnが配置される
(m、nは1〜3の自然数。ただし第2行第2列は除
く)。
【0039】第2行第2列の中央領域2には、外部との
入出力用パッドとインターフェイス回路やアドレス信
号、コントロール信号入力バッファ回路とメモリアレイ
の制御用回路、内部電源回路等を配置する。
【0040】図2は、図1の半導体記憶装置のメモリブ
ロックMB33の構成を概略的に示す図である。8個の
メモリブロックはそれぞれ同様の構成を取るので以降メ
モリブロックMB33を代表としてその構成を説明す
る。
【0041】図2において、メモリブロックMB33
は、各々が行列状に配置される複数のメモリセルを有す
る複数のメモリブロックMB♯0〜MB♯mに分割され
る。
【0042】これらのメモリブロックMB♯0〜MB♯
mの間に、活性化時に対応のメモリブロックの列状のデ
ータを検知し増幅するセンスアンプ帯SB♯1〜SB♯
mが配置され、さらにメモリブロックMB♯0およびM
B♯mの外側に、それぞれセンスアンプ帯SB♯0およ
びSB♯nが配置される。
【0043】すなわち、センスアンプ帯SB♯1は、そ
の両側のメモリブロックMB♯0およびMB♯1により
共有され、センスアンプ帯SB♯mは、メモリブロック
MB♯mと図示しないメモリブロックMB♯m−1によ
り共有される。
【0044】これらのセンスアンプ帯(センスアンプ帯
SB♯1〜SB♯mを総称的に示す)が両側のメモリブ
ロックに共有される構成は、「シェアードセンスアンプ
構成」として知られており、選択メモリブロック(選択
メモリセルを含むブロック)が対応のセンスアンプ帯に
接続され、他方の対をなす非選択メモリブロックは対応
のセンスアンプ帯から切離される。
【0045】センスアンプ帯両側のメモリブロックがと
もに非選択メモリブロック(選択メモリセルが含まれな
い)の場合には、これらのメモリブロックはセンスアン
プ帯に接続されて、プリチャージ状態を維持する。
【0046】このメモリブロックMB33の長辺方向に
沿ってメモリセルの行選択に関連する動作を行なうため
の行系回路RRCが配置され、また、センスアンプ帯S
B♯nに隣接して、コラムデコーダCDが配置される。
【0047】行系回路RRCは、メモリブロックMB♯
0〜MB♯mそれぞれに対応して設けられるロウデコー
ド回路を含む。このロウデコード回路は、後に説明する
経路を介して与えられるアドレス信号に従ってアドレス
指定されたメモリセル行に対応するワード線WLを選択
状態へ駆動する。
【0048】図2においては、メモリブロックMB♯1
において1つのワード線WLを代表的に示す。一方、コ
ラムデコーダCDは、図示しないアドレス信号をデコー
ドし、このアドレス指定された列を選択するための列選
択信号を生成する。コラムデコーダCDからの選択信号
は、列選択信号伝達線CSL上に伝達される。この列選
択信号伝達線CSLはメモリブロックMB♯0〜MB♯
mすべてに共有されるように、メモリブロックMB33
の長辺方向に沿ってすべてのメモリブロックMB♯0〜
MB♯m上にわたって延在して配置される。
【0049】図3は、図2に示すメモリブロックMB3
3に配置されるメモリブロックMB♯0〜MB♯mのう
ちの1つのメモリブロックとその両側のセンスアンプ帯
の構成を概略的に示す図である。図3においては、メモ
リブロックMB♯iについての構成を概略的に示す。
【0050】図3を参照して、メモリブロックMB♯i
は、行列状に配置される複数のメモリセルMCと、メモ
リセルの各行に対応して配置され、各々に対応の行のメ
モリセルMCが接続する複数のワード線WL0〜WLn
と、メモリセルMCの各列に対応して配置され、各々に
対応の列のメモリセルMCが接続する複数のビット線対
BLPを含む。
【0051】図3において、3つのビット線対BLP
0、BLP1およびBLP2を代表的に示す。ビット線
対BLP0〜BLP2の各々は、互いに相補なデータ信
号を伝達するビット線BLおよび/BLを含む。メモリ
セルMCは、ワード線WL(WL0〜WLnを総称的に
示す)と、ビット線BLおよび/BLとの交差部に対応
して配置される。
【0052】メモリブロックMB♯i−1およびMB♯
iの間に配置されるセンスアンプ帯SB♯iは、これら
のメモリブロックMB♯i−1およびMB♯iの奇数番
号のビット線対BLPj+1に対して設けられるセンス
アンプSAaj+1を含む。
【0053】図3においては、ビット線対BLP1に対
して設けられるセンスアンプSAa1を代表的に示す。
このセンスアンプSAa1に隣接して、活性化時対応の
ビット線対を所定の中間電位VBLにイコライズするた
めのビット線イコライズ回路EQaが設けられる。この
イコライズ回路についても、図3においては、センスア
ンプSAa1に隣接して設けられるイコライズ回路EQ
a1を代表的に示す。
【0054】センスアンプ帯SB♯iのセンスアンプ
(SAa1)は、ビット線分離制御信号BLIa0に応
答して導通するビット線分離ゲートIGcaを介してメ
モリブロックMB♯i−1の奇数番号のビット線対(B
LP1)に接続され、かつビット線分離制御信号BLI
a1に応答して導通するビット線分離ゲートIGaa
(IGaa1)を介してメモリブロックMB♯iの奇数
番号のビット線対(BLP1)に電気的に接続される。
【0055】センスアンプ帯SB♯i+1はメモリブロ
ックMB♯iおよび図示しないメモリブロックMB♯i
+1の偶数番号のビット線対(BLP0、BLP2、
…)に対して設けられるセンスアンプSAb(SAb
0、SAb2、…)を含む。
【0056】このセンスアンプ帯SBi+1は、さら
に、センスアンプSAb(SAb0、SAb2、…)に
隣接して設けられ、イコライズ指示信号φEQbの活性
化時、対応のビット線対BLP(BLP0、BLP2、
…)を中間電位レベルにプリチャージしかつイコライズ
するビット線イコライズ回路EQb(EQb0、EQb
1、…)を含む。
【0057】センスアンプ帯SB♯1+1のセンスアン
プSAb(SAb0、SAb2、…)は、ビット線分離
制御信号BLIbに応答して導通するビット線分離ゲー
トIGab(IGab0、IGab2、…)を介して対
応のメモリブロックMB♯iの偶数番号のビット線対B
LP(BLP0、BLP2、…)に電気的に接続され
る。このセンスアンプ帯SB♯i+1のセンスアンプS
Ab(SAb0、SAb2、…)はまた、図示しないメ
モリブロックMB♯i+1の偶数番号のビット線対に、
対応のビット線分離ゲートを介して電気的に接続され
る。
【0058】このメモリブロックMB♯iに対する行系
回路RRCは、内部アドレス信号(メモリブロック指定
アドレスを含む)をデコードし、アドレス指定された行
に対応するワード線を選択するため信号を発生するロウ
デコード回路RDと、ワード線WL0〜WLnそれぞれ
に対応して設けられ、ロウデコード回路RDからの行選
択信号に従って対応のワード線を選択状態へ駆動するた
めのワード線ドライブ回路WD0〜WDnを含む。
【0059】この行系回路RRCは、さらに、図示しな
いアドレス信号とタイミング信号とに従ってビット線分
離制御信号BLIa0を出力するビット線分離制御回路
BIGa0と、ブロックアドレス信号とセンスアンプ活
性化信号とに従って、センスアンプ活性化信号SOaを
活性化してセンスアンプ帯SB♯iの各センスアンプS
Aa(SAa1、…)へ与えるセンスアンプ制御回路S
ACaと、ブロックアドレス信号とタイミング信号とに
従って、センスアンプ帯SB♯iに含まれるイコライズ
回路EQa(EQa1、…)へイコライズ指示信号φE
Qaを与えるイコライズ制御回路EQCaと、ブロック
アドレス信号とタイミング信号とに従って、ビット線分
離制御信号BLIa1を出力して広線分離ゲートIGa
a(IGaa1、…)へ与えるビット線分離制御回路B
IGa1を含む。
【0060】行系回路RRCは、さらに、センスアンプ
帯SB♯i+1に対し、ブロックアドレス信号とタイミ
ング信号とに従ってビット線分離制御信号BLIbを出
力してビット線分離ゲートIGab(IGab0、IG
ab2、…)へ与えるビット線分離制御回路BIGb
と、ブロックアドレス信号とタイミング信号とに従って
イコライズ指示信号φEQbを出力してイコライズ回路
EQb(EQb0、EQb1、…)へ与えるイコライズ
制御回路EQCbと、ブロックアドレス信号とタイミン
グ信号とに従ってセンスアンプSAb(SAb0、SA
b2、…)へセンスアンプ活性化信号SObを出力する
センスアンプ制御回路SACbを含む。
【0061】これらの行系回路は、メモリブロックMB
♯iの行選択動作に関連して動作し、後に説明するロウ
アドレスストローブ信号/RASに従ってその活性化タ
イミングが決定される。
【0062】図4は行系回路RRCの構成を概略的に示
す図である。図4を参照して、行系回路RRCは、外部
から与えられるアドレス信号に応じて、チップ中央部に
配置される周辺回路にて生成される内部アドレス信号X
m、Xnとロウアドレスストローブ信号に応じて周辺回
路にて生成されるタイミング信号/RXTとに従ってブ
ロックアドレス信号BS(i−1)とビット線分離制御
信号BLIa0とタイミング信号/RST、NRXTと
を出力するビット線分離制御回路BIGa0と、ビット
線分離回路BIGa0が発生するブロックアドレス信号
BS(i−1)、タイミング信号XRSTとビット線分
離回路BIGa1が発生するブロックアドレス信号BS
(i)とに従ってイコライズ指示信号EQaを出力する
イコライズ制御回路EQCaと、ブロックアドレス信号
BS(i)、BS(i+1)とタイミング信号信号XR
STとに従ってイコライズ指示信号EQbを出力するイ
コライズ制御回路EQCbと、ブロックアドレス信号B
S(i−1)、BS(i)とロウアドレスストローブ信
号に応じて周辺回路にて生成されるセンスアンプ活性化
信号SOPM、/SONMとに従ってセンスアンプ活性
化信号SON、/SOPを活性化するセンスアンプ制御
回路SACaと、ブロックアドレス信号BS(i)、B
S(i+1)とセンスアンプ活性化信号SOPM、/S
ONMとに従って、センスアンプ活性化信号SON、/
SOPを活性化するセンスアンプ制御回路SACbと、
内部アドレス信号Xj、Xk,Xlとタイミング信号N
RXT、/RSTとに従ってワード線を活性化する行選
択信号WLSnを出力するロウデコード回路RDとを含
む。
【0063】ビット線制御分離回路BIGa0は、内部
アドレス信号Xm、Xnを受けるNAND回路RR1
と、NAND回路RR1の出力を受け反転しメモリブロ
ック選択信号BS(i−1)を出力するインバータRR
2と、メモリブロック選択信号BS(i−1)を受けレ
ベル変換するレベル変換回路RR7と、レベル変換回路
RR7の出力を受け反転しビット線分離制御信号BLI
a0を出力するインバータRR4とを含む。
【0064】ビット線制御分離回路BIGa0はさら
に、タイミング信号/RXTとメモリブロック選択信号
BS(i−1)とを受けるNAND回路RR3と、NA
ND回路RR3の出力を受け反転しタイミング信号NR
XTを出力するインバータRR6と、NAND回路RR
3の出力を受け反転するインバータRR5と、インバー
タRR5の出力を受けレベル変換しタイミング信号/R
STを出力するレベル変換回路RR8とを含む。
【0065】イコライズ制御回路EQCaは、ブロック
アドレス信号BS(i−1)、BS(i)を受けるNO
R回路RR11と、NOR回路RR11の出力とタイミ
ング信号XRSTとを受けるNOR回路RR12と、N
OR回路RR12の出力を受け反転しイコライズ指示信
号EQaを出力するインバータRR13とを含む。
【0066】イコライズ制御回路EQCbは、ブロック
アドレス信号BS(i)、BS(i+1)を受けるNO
R回路RR21と、NOR回路RR21とタイミング信
号XRSTとを受けるNOR回路RR22と、NOR回
路RR22の出力を受け反転しイコライズ指示信号EQ
bを出力するインバータRR23とを含む。
【0067】センスアンプ制御回路SACaは、ブロッ
クアドレス信号BS(i−1)、BS(i)を受けるN
OR回路RR31と、センスアンプ活性化信号/SON
Mを受けて反転するインバータRR38と、NOR回路
RR31の出力を受け反転するインバータRR32と、
インバータRR32の出力とインバータRR38の出力
とを受けるNAND回路RR33と、NAND回路RR
33の出力を受け反転しセンスアンプ活性化信号SON
を出力するインバータRR34と、インバータRR32
の出力とセンスアンプ活性化信号SOPMとを受けるN
AND回路RR35と、NAND回路RR35の出力を
受けセンスアンプ活性化信号/SOPを出力する直列に
接続されたインバータRR36、RR37とを含む。
【0068】センスアンプ制御回路SACbは、ブロッ
クアドレス信号BS(i)、BS(i+1)を受けるN
OR回路RR41と、センスアンプ活性化信号/SON
Mを受けて反転するインバータRR48と、NOR回路
RR41の出力を受け反転するインバータRR42と、
インバータRR42の出力とインバータRR48の出力
とを受けるNAND回路RR43と、NAND回路RR
43の出力を受け反転しセンスアンプ活性化信号SON
を出力するインバータRR44と、インバータRR42
の出力とセンスアンプ活性化信号SOPMとを受けるN
AND回路RR45と、NAND回路RR45の出力を
受けセンスアンプ活性化信号/SOPを出力する直列に
接続されたインバータRR46、RR47とを含む。
【0069】ロウデコード回路RDは、内部アドレス信
号Xk、Xlを受けるNAND回路RR53と、内部ア
ドレス信号Xjとビット線制御分離回路BIGa0が発
生するタイミング信号NRXTとを受けるNAND回路
RR51と、NAND回路RR51の出力を受け反転す
るインバータRR52と、インバータRR52の出力に
応じてNAND回路RR53の出力をノードNISnに
出力するNチャネルトランジスタRR54と、タイミン
グ信号/RSTに応じてノードNISnに内部昇圧電位
Vppを与えるPチャネルトランジスタRR55と、ノ
ードNISnがゲートに接続されソースが内部昇圧電位
Vppに結合されるPチャネルトランジスタRR57
と、ノードNISnがゲートに接続されソースが接地電
位に結合されドレインがPチャネルトランジスタRR5
7のドレインと接続されるNチャネルトランジスタRR
58と、PチャネルトランジスタRR57のドレインが
ゲートに接続されノードNISnを内部昇圧電位Vpp
とを結合するPチャネルトランジスタRR56とを含
む。PチャネルトランジスタRR57のドレインからは
行選択信号WLSnが出力される。
【0070】図4においては、n番目の行選択信号WL
Snを出力する部分をロウデコード回路RDの一部とし
て代表的に示した。行選択信号WLSnは、図3で説明
したワード線ドライブ回路WDnを介して対応するワー
ド線WLnを活性化する。
【0071】図5は、図3に示すメモリセルMCの構成
を概略的に示す図である。図5において、メモリセルM
Cは、情報を記憶するためのキャパシタMQと、ワード
線WLの信号電位に応答して、キャパシタMQのストレ
ージノードSNをビット線BL(または/BL)へ接続
するNチャネルトランジスタで構成されるアクセストラ
ンジスタMTを含む。メモリキャパシタMQのセルプレ
ートノードCPには、一定のセルプレート電位VCPが
与えられる。
【0072】図6は、図3に示すビット線イコライズ回
路EQおよびセンスアンプSAの構成を示す図である。
【0073】図6を参照して、イコライズ回路EQは、
イコライズ指示信号φEQに応答して導通し、ノードN
xおよびNyを電気的に接続するNチャネルトランジス
タT1と、イコライズ指示信号φEQに応答して導通
し、所定のプリチャージ電位VBLをノードNxおよび
Nyへ伝達するNチャネルトランジスタT2、T3を含
む。
【0074】イコライズ回路EQは、図3に示すイコラ
イズ回路EQa1、EQb0およびEQb1に対応す
る。ノードNxおよびNyは、ビット線分離ゲートを介
して対応のビット線に電気的に接続される。
【0075】センスアンプSAは、ゲートおよびドレイ
ンが交差結合されるPチャネルトランジスタPQ1、P
Q2と、ゲートおよびドレインが交差結合されるNチャ
ネルトランジスタNQ1、NQ2と、センスアンプ活性
化信号/SOPに応答して導通し、Pチャネルトランジ
スタPQ1およびPQ2のソースへ電源電位VCCを結
合するPチャネルトランジスタPQ3と、センスアンプ
活性化信号SONに応答して導通し、Nチャネルトラン
ジスタNQ1およびNQ2のソースへ接地電圧GNDを
伝達するNチャネルトランジスタNQ3を含む。Pチャ
ネルトランジスタPQ1およびNチャネルトランジスタ
NQ1のドレインはノードNxに接続され、Pチャネル
トランジスタPQ2およびNチャネルトランジスタNQ
2のドレインはノードNyに接続される。
【0076】センスアンプ活性化信号SONおよび/S
OPが、図3に示すセンスアンプ活性化信号SOaまた
はSObに対応する。
【0077】実施の形態1では図2で示したメモリブロ
ックを図1で説明した配置とすることにより、縦横比が
ほぼ1:2の16Mビットのメモリブロックを8つ使用
する。結果としてチップ全体の縦横比がほぼ1:2の1
28MビットDRAMを実現できる。この128Mビッ
トのDRAMを従来の64MビットDRAMと同じパッ
ケージに収納するためにほぼ同等のチップサイズにする
ためには単純には64MビットDRAMに対し約1.5
倍の縮小度の微細化で済むことになる。
【0078】[実施の形態2]図7は、本発明の実施の
形態2の半導体装置の回路の配置を概略的に示す図であ
る。
【0079】図7を参照して、実施の形態2の半導体記
憶装置は、半導体基板1100の主表面上を3行3列に
分割した領域のうち第2行第2列を除く8つの領域に8
つのメモリブロックをそれぞれ配置する点は実施の形態
1と同様である。実施の形態2の半導体記憶装置はさら
に第2行第2列の領域に、8つのメモリブロックすべて
の制御の基準となる基準信号を生成するマスタ制御回路
MCTL1と、第2行第2列の領域の四隅に配置され、
マスタ制御回路MCTL1からの基準信号を受け各メモ
リブロックに伝達するローカル制御回路LC11、LC
12、LC21およびLC22と、外部とのデータのや
り取り、クロック入力、アドレス入力に用いられるパッ
ドPDとを含む。
【0080】実施の形態2の半導体記憶装置は、さら
に、メモリブロックMB11のカラムデコーダの側方に
沿って配置され、メモリブロックMB11に入出力され
るデータを伝達するデータバスDB1と、メモリブロッ
クMB21のカラムデコーダの側方に沿って配置され、
メモリブロックMB21に入出力されるデータを伝達す
るデータバスDB2と、メモリブロックMB31のカラ
ムデコーダに沿って配置され、メモリブロックMB31
に入出力されるデータを伝達するデータバスDB3と、
メモリブロックMB32のカラムデコーダに沿って配置
され、メモリブロックMB32に入出力されるデータを
伝達するデータバスDB4と、メモリブロックMB12
のカラムデコーダに沿って配置され、メモリブロックM
B12に入出力されるデータを伝達するデータバスDB
5と、メモリブロックMB13のカラムデコーダに沿っ
て配置され、メモリブロックMB13に入出力されるデ
ータを伝達するデータバスDB6と、メモリブロックM
B23のカラムデコーダに沿って配置され、メモリブロ
ックMB23に入出力されるデータを伝達するデータバ
スDB7と、メモリブロックMB33のカラムデコーダ
に沿って配置され、メモリブロックMB33に入出力さ
れるデータを伝達するデータバスDB8とをさらに含
む。
【0081】それぞれのメモリブロックは、そのブロッ
クの長辺方向の1辺に内部のロウアドレス信号に応答し
てワード線を選択する行系回路RRCと、短辺方向の1
辺に配置され内部のコラムアドレス信号に応答してビッ
ト線を選択するコラムデコーダとを有する。
【0082】メモリブロックMB12に入出力されるデ
ータバスDB5およびメモリブロック32に入出力され
るデータを伝達するデータバスDB4は、半導体基板の
長辺を3分割する中央領域CRL1、CRL2のいずれ
かに配置されておれば図7に示した配置には限定されな
い。たとえば、図7で示したメモリブロックMB32を
左右反転した配置とし、データバスDB4を中央領域C
RL2に設けてもよい。
【0083】データバスをこのような配置にすることに
より、図7のようなメモリブロック配置構成を有する半
導体記憶装置の外部とのデータのやり取りを最も最短の
経路にて実現できる。たとえば、メモリブロックMB1
1に入出力されるデータは、データバスDB1によって
ローカル制御回路LC11付近まで伝達され、ローカル
制御回路LC11近傍を通り、中央部のパッドPDまで
の経路を伝わる。
【0084】図7では、チップの短辺方向にデータバス
を配置する例を示したが、各メモリブロックの構成によ
っては短辺部を3分割する中央領域に、長辺方向にデー
タバスを配置することも可能である。
【0085】図8は、実施の形態2の半導体記憶装置の
回路構成を説明するための概略ブロック図である。
【0086】図8を参照して、実施の形態2の半導体記
憶装置は、メモリ動作を制御するための外部信号(/R
AS、/CAS、/WE、/OE)を受けるコントロー
ルクロック入力バッファBUF1と、外部から入力され
るアドレス信号A0〜Anを受けるアドレス入力バッフ
ァBUF2と、外部から入力されるバンクアドレスBA
0〜BA1を受けるアドレス入力バッファBUF3と、
外部から入力されるマスタクロックCLK、クロックイ
ネーブル信号CKE、および出力ディスエーブル信号D
QMを受けるクロック入力バッファBUF4と、アドレ
ス入力バッファBUF2、BUF3からアドレス信号を
受けコントロールクロック入力バッファBUF1からコ
ントロール信号を受けクロック入力バッファBUF4か
らクロック信号を受けるマスタ制御回路MCTL1と、
マスタ制御回路で生成されるプリデコード信号ADD
M、バンクアドレス信号BAAD、タイミング信号/R
XTM、XRSTM、センスアンプ活性化信号/SON
MM、SOPMMを受けるローカル制御回路LC11、
LC12、LC21およびLC22を含む。
【0087】ローカル制御回路は対応するメモリブロッ
クに内部アドレス信号ADDL、タイミング信号/RX
T、XRST、センスアンプ活性化信号/SONM、S
OPMを出力し制御する。ローカル制御回路LC11は
メモリブロックMB11およびMB21を制御し、ロー
カル制御回路LC12はメモリブロックMB12、MB
13を制御し、ローカル制御回路LC21はメモリブロ
ックMB31、MB32を制御し、ローカル制御回路L
C22はメモリブロックMB23、MB33を制御す
る。
【0088】図9は、図8に示したコントロールクロッ
ク入力バッファBUF1の構成の詳細を示す回路図であ
る。
【0089】図9を参照して、コントロールクロックバ
ッファBUF1は、入力信号Ext.Inと接地電位と
を受けるNOR回路NR1と、NOR回路NR1の出力
を受け反転するインバータIV1と、インバータIV1
の出力をゲートに受け、インバータIV1の入力と電源
電位とを結合するPチャネルトランジスタPQ4と、イ
ンバータIV1の出力をゲートに受け反転し出力信号I
nt.Inを出力するインバータIV2とを含む。
【0090】このコントロールクロック入力バッファB
UF1には、ロウアドレスストローブ信号/RASや、
カラムアドレスストローブ信号/CASや、書込指示信
号/WEや、出力活性化信号/OEが先に説明した入力
信号Ext.Inとして与えられる。
【0091】図10は、アドレス入力バッファBUF2
の構成の詳細を示す回路図である。図10を参照して、
アドレス入力バッファBUF2は、アドレス入力信号E
xt.ADと接地電位とを受けるNOR回路NR2と、
NOR回路NR2の出力を受け反転するインバータIV
3と、インバータIV3の出力をゲートに受け、インバ
ータIV3の入力と電源電位とを結合するPチャネルト
ランジスタPQ5と、インバータIV3の出力をゲート
に受け反転し内部アドレス信号/Int.ADを出力す
るインバータIV4と、アドレス取込信号/RALを受
け反転するインバータIV5と、後で説明するマスタ制
御回路MCTL1が発生するアドレス取込信号/RAL
をゲートに受け内部アドレス信号/Int.ADをノー
ドNA1に伝達するNチャネルトランジスタNQ4と、
インバータIV5の出力をゲートに受け内部アドレス信
号/Int.ADをノードNA1に伝達するPチャネル
トランジスタPQ6と、ノードNA1が入力に接続され
るインバータIV6と、インバータIV6の出力を受け
て反転しノードNA1にフィードバックするインバータ
IV7と、インバータIV6の出力およびアドレスイネ
ーブル信号RADEを受けるNAND回路ND1と、N
AND回路ND1の出力を受け反転しアドレス信号RA
を出力するインバータIV9と、インバータIV6の出
力を受け反転するインバータIV8と、インバータIV
8の出力および後で説明するマスタ制御回路MCTL1
が発生するアドレスイネーブル信号RADEを受けるN
AND回路ND2と、NAND回路ND2の出力を受け
反転しアドレス反転信号/RAを出力するインバータI
V10とを含む。
【0092】図10に示したアドレス入力バッファBU
F2にはアドレス信号としてA0〜Anが入力信号とし
て与えられる。また図には示さないがバンクアドレス信
号BA0〜BA1を受けるアドレス入力バッファBUF
3も同様の構成を取る。
【0093】図11は、図8に示したマスタ制御回路M
CTL1の構成の詳細を示す回路図である。
【0094】図11を参照して、マスタ制御回路MCT
L1は、コントロールクロック入力バッファから出力さ
れる内部ロウアドレスストローブ信号Int.RASを
受けるインバータIV11と、IV11の出力を受け遅
延させる直列に接続されたインバータIV12、IV1
3、IV14およびIV15と、後に説明するタイミン
グ信号/RXDを受ける直列に接続されたインバータI
V99〜IV104と、インバータIV15の出力およ
びインバータIV104の出力を受けるNAND回路N
D20と、NAND回路ND20の出力を受け反転し、
タイミング信号XRSTMを出力するインバータIV2
0と、インバータIV20の出力を受け反転しアドレス
イネーブル信号RADEを出力するインバータIV21
と、アドレスイネーブル信号RADEを受け遅延させる
直列に接続されたインバータIV22、IV23、IV
24およびIV25と、インバータIV25の出力およ
び内部ロウアドレスストローブ信号Int.RASを受
けるNAND回路ND21と、NAND回路ND21の
出力を受けタイミング信号/RXTMを出力する直列に
接続されたインバータIV105、IV106と、イン
バータIV20の出力を受けアドレス取込信号/RAL
を出力する直列に接続されたインバータIV27、IV
28とを含む。
【0095】マスタ制御回路MCTL1は、さらに、ア
ドレスイネーブル信号RADEを受け遅延させる直列に
接続されたインバータIV29、IV30、IV31お
よびIV32と、インバータIV32の出力を受け遅延
させる直列に接続されたインバータIV33、IV3
4、IV35およびIV36と、インバータIV32の
出力とインバータIV36の出力とを受けるNOR回路
NR3と、NOR回路NR3の出力を受け反転しタイミ
ング信号/RXDを出力するインバータIV107と、
NOR回路NR3の出力を受ける直列に接続されたイン
バータIV38、IV39と、インバータIV39の出
力を受け反転しセンスアンプ活性化信号/SONMMを
出力するインバータIV40と、インバータIV39の
出力を受け遅延させる直列に接続されたインバータIV
57、IV58、IV59およびIV60と、インバー
タIV39の出力とインバータIV60の出力とを受け
るNAND回路ND17と、NAND回路ND17の出
力を受け反転しセンスアンプ活性化信号SOPMMを出
力するインバータIV61とを含む。
【0096】マスタ制御回路MCTL1は、さらに、内
部アドレス信号/RA0および/RA1を受けるNAN
D回路ND4と、NAND回路ND4の出力を受け反転
しプリデコード信号XX0を出力するインバータIV4
1と、内部アドレス信号RA0および/RA1を受ける
NAND回路ND5と、NAND回路ND5の出力を受
け反転しプリデコード信号XX1を出力するインバータ
IV42と、内部アドレス信号/RA0およびRA1を
受けるNAND回路ND6と、NAND回路ND6の出
力を受け反転しプリデコード信号XX2を出力するイン
バータIV43と、内部アドレス信号RA0およびRA
1を受けるNAND回路ND7と、NAND回路ND7
の出力を受け反転しプリデコード信号XX3を出力する
インバータIV44とを含む。
【0097】プリデコード信号XX0およびXX1、X
X2、XX3は図8で説明したプリデコード信号ADD
Mに相当する。
【0098】マスタ制御回路MCTL1は、さらに、バ
ンクアドレス信号/BA0および/BA1を受けるNA
ND回路ND8と、NAND回路ND8の出力を受け反
転しバンク選択信号BAAD0を出力するインバータI
V45と、バンクアドレス信号BA0および/BA1を
受けるNAND回路ND9と、NAND回路ND9の出
力を受け反転しバンク選択信号BAAD1を出力するイ
ンバータIV46と、バンクアドレス信号/BA0およ
びBA1を受けるNAND回路ND10と、NAND回
路ND10の出力を受け反転しバンク選択信号BAAD
2を出力するインバータIV47と、バンクアドレス信
号BA0およびBA1を受けるNAND回路ND11
と、NAND回路ND11の出力を受け反転しバンク選
択信号BAAD3を出力するインバータIV48とを含
む。
【0099】図12は、図8で示したローカル制御回路
LC11の構成の詳細を示す回路図である。
【0100】ローカル制御回路LC11は、バンク選択
信号BAAD0を受けて反転するインバータIV53
と、インバータIV53の出力およびセンスアンプ活性
化信号/SONMMを受けるNOR回路NR4と、NO
R回路NR4の出力を受け反転しセンスアンプ活性化信
号/SONMを出力するインバータIV49と、センス
アンプ活性化信号SOPMMおよびバンク選択信号BA
AD0を受けるNAND回路ND12と、NAND回路
ND12の出力を受け反転しセンスアンプ活性化信号S
OPMを出力するインバータIV50と、タイミング信
号/RXTMおよびインバータIV53の出力を受ける
NOR回路NR5と、NOR回路NR5の出力を受け反
転しタイミング信号/RXTを出力するインバータIV
51と、インバータIV53の出力およびタイミング信
号XRSTMを受けるNOR回路NR6と、NOR回路
NR6を受け反転しタイミング信号XRSTを出力する
インバータIV52とを含む。
【0101】ローカル制御回路LC11は、さらに、プ
リデコード信号XX0およびバンク選択信号BAAD0
を受けるNAND回路ND13と、NAND回路ND1
3の出力を受け反転しプリデコード信号X0を出力する
インバータIV108と、プリデコード信号XX1およ
びバンク選択信号BAAD0を受けるNAND回路ND
14と、NAND回路ND14の出力を受け反転しプリ
デコード信号X1を出力するインバータIV54と、プ
リデコード信号XX2およびバンク選択信号BAAD0
を受けるNAND回路ND15と、NAND回路ND1
5の出力を受け反転しプリデコード信号X2を出力する
インバータIV55と、プリデコード信号XX3および
バンク選択信号BAAD0を受けるNAND回路ND1
6と、NAND回路ND16の出力を受け反転しプリデ
コード信号X3を出力するインバータIV56とを含
む。
【0102】プリデコード信号X0〜X3は図8に示し
たプリデコード信号ADDLに相当する。
【0103】また、ローカル制御回路LC12、LC2
1およびLC22は図12で示したLC11と同様の構
成を有する。
【0104】実施の形態2の半導体記憶装置が備える8
つのメモリブロックの構成は実施の形態1で説明した図
2、図3および図4と同様の構成を有しており説明は繰
返さない。
【0105】図13は、実施の形態2の半導体記憶装置
の動作の概略を説明するための動作波形図である。
【0106】図3、図13を参照して、メモリブロック
MB♯iのワード線WL0が選択されたときの状態を説
明する。
【0107】時刻t0以前において、ロウアドレススト
ローブ信号/RASがHレベルのとき、実施の形態2の
半導体記憶装置はスタンバイ状態にある。
【0108】この状態においては、イコライズ指示信号
φEQはHレベルにあり、イコライズ回路EQ(EQa
1、EQb0、EQb1)はすべて活性状態にあり、ノ
ードNxおよびNyは所定の中間電位VBLレベルにプ
リチャージされる。
【0109】また、ビット線分離制御信号BLI(BL
Ia0、BLIa1、およびBLIb)がHレベルにあ
り、ビット線分離ゲートIG(IGca、IGaa1、
IGab0、IGab2)は導通状態にあり、各ビット
線対BLP(BLP0〜BLP2)は、対応のビット線
分離ゲートを介してノードNxおよびNyに電気的に接
続され、イコライズ回路EQにより、所定の中間電位V
BLにプリチャージされる。
【0110】センスアンプ活性化信号/SOPはHレベ
ル、センスアンプ活性化信号SONはLレベルにあり、
図6に示すセンスアンプ活性化用のPチャネルトランジ
スタPQ3およびNチャネルトランジスタNQ3は非導
通状態にあり、センスアンプSAは非活性化状態にあ
る。またコラムデコーダからの列選択線CSL上の信号
電位もLレベルにある。
【0111】時刻t0において、ロウアドレスストロー
ブ信号/RASがLレベルに立下がると、メモリサイク
ルが始まる。
【0112】このロウアドレスストローブ信号/RAS
の立下がりに応答して、そのときに与えられたアドレス
信号がXアドレス信号としてアドレスバッファに取込ま
れ内部アドレス信号が生成される。この内部アドレス信
号はマスタ制御回路、ローカル制御回路によりプリデコ
ードされXアドレス信号となる。このXアドレス信号
は、メモリブロックを指定するブロックアドレス信号お
よびワード線を指定するロウアドレス信号を含む。
【0113】メモリブロックMB♯iが指定されたた
め、このメモリブロックMB♯iに対応して設けられた
センスアンプ帯SB♯iおよびSB♯i+1に対するビ
ット線イコライズ信号φEQ(φEQaおよびφEQ
b)がLレベルとなり、イコライズ回路EQが非活性状
態とされ、メモリブロックMB♯iに含まれるビット線
対BLPのプリチャージ動作が停止される。
【0114】また、ロウアドレスストローブ信号/RA
Sの立下がりに応答してマスタ制御回路MCTL1が出
力するタイミング信号/RXTMの反転信号であるRX
TMが立上がる。
【0115】また、このときビット線分離制御信号BL
Ia0がLレベルとなり、ビット線分離ゲートIGca
が非導通状態となり、メモリブロックMB♯i−1の各
ビット線対がセンスアンプ帯SB♯iから切離される。
同様に、図示しないメモリブロックMB♯i+1が、セ
ンスアンプ帯SB♯i+1から切離される。したがって
この状態において、センスアンプ帯SB♯iおよびSB
♯i+1はメモリブロックMB♯iに対してのみ接続さ
れる。
【0116】Xアドレス信号に従ってロウデコード回路
RD(図4参照)がデコード動作を行ない、メモリブロ
ックMB♯iのワード線WL0を指定する信号を発生す
る。応じてワード線ドライバWD0がこのワード線WL
0をHレベルへと駆動する。残りのワード線WL1〜W
Lnは、非選択状態にあり、その電位はLレベルに保持
される。
【0117】このワード線WL0が選択されると、選択
ワード線WL0に接続されるメモリセルMCのトランジ
スタMTが導通し、各メモリセルMCのキャパシタMQ
に格納されたデータが対応のビット線BL上に読出され
る。図13においては、Hレベルのデータがビット線B
Lまたは/BL上に読出された場合の波形が一例として
示される。ビット線対BLPにおいて、選択メモリセル
が接続しないビット線は、中間電位VBLを保持し、メ
モリセルデータに対する基準電位を与える。
【0118】次いでこのビット線の電位差が十分な大き
さになると、マスタ制御回路で発生されたセンスアンプ
活性化信号/SONMM、SOPMMをもとに、センス
アンプ活性化信号SONおよび/SOPが活性化され、
それぞれHレベルおよびLレベルとなる。
【0119】応じて、図6に示すPチャネルトランジス
タPQ3およびNチャネルトランジスタNQ3が導通
し、センスアンプSAが活性化される。Pチャネルトラ
ンジスタPQ1およびPQ2は、ノードNxおよびNy
上に伝達されたビット線電位を作動的に増幅し、高電位
のノード(ビット線)を電源電位Vccに駆動し、一
方、NチャネルトランジスタNQ1、NQ2は、ノード
NxおよびNyに接続されるビット線対の低電位のビッ
ト線を接地電圧GNDレベルへ駆動する。
【0120】この行選択動作と並行して、時刻t1にお
いて、コラムアドレスストローブ信号/CASがLレベ
ルの活性状態に立下がり、列選択動作が開始される。コ
ラムアドレスストローブ信号/CASの立下がりに応答
して、そのときに与えられたアドレス信号がYアドレス
信号として取込まれ、コラムデコーダ/CDがデコード
動作を行ない、アドレス指定された列に対応する列選択
信号伝達線CSLを選択状態(Hレベル)へ駆動する。
【0121】次いで、アドレス指定されたワード線WL
0および列選択信号伝達線CSLの交差部に対応して設
けられたメモリセルに対するデータの書込/読出が行な
われる。データの読出はコラムアドレスストローブ信号
/CASの立下がりに応答して行なわれ、データ書込
は、コラムアドレスストローブ信号/CASおよびデー
タ書込を示すライトイネーブル信号/WEがともに活性
状態となったことに応答して行なわれる。
【0122】時刻t2において、ロウアドレスストロー
ブ信号/RASおよびコラムアドレスストローブ信号/
CASがHレベルの非活性状態となり、メモリサイクル
が完了する。
【0123】このロウアドレスストローブ信号/RAS
の立上がりに応答して、マスタ制御回路の出力するタイ
ミング信号RXTMおよびセンスアンプ活性化信号SO
PMMが立下がり、応じて選択ワード線WL0の電位が
Lレベルに立下がる。
【0124】次いでセンスアンプ活性化信号SOPおよ
びSONが非活性状態とされ、ビット線分離制御信号B
LIがすべてHレベルとなり、次いでイコライズ指示信
号φEQがHレベルとなり、メモリブロックMB♯i、
MB♯i−1およびMB♯i+1のビット線が、再びビ
ット線イコライズ回路により中間電位VBLにプリチャ
ージされる。
【0125】一方、コラムアドレスストローブ信号/C
ASの立上がりに応答して、コラムデコーダが非活性状
態となり、選択状態の列選択信号伝達線CSLの電位が
Lレベルに立下がる。
【0126】メモリの容量が少なくチップサイズが小さ
い場合は、制御回路をマスタ制御回路とローカル制御回
路とに分けなくても、半導体記憶装置の制御は可能であ
る。しかし、メモリの容量が増加し、また、チップサイ
ズ自体が大きくなってくると、制御回路からメモリブロ
ックに送信する信号の配線長が長くなり、制御回路のド
ライバの負担が大きくなり遅延が問題となる。
【0127】実施の形態2の半導体記憶装置は、制御回
路をマスタ制御回路とローカル制御回路とに分割し、第
2行第2列の中央部の領域の四隅にマスタ制御回路から
の制御信号を受けて各々のメモリブロックを制御するロ
ーカル制御回路が配置される。このようにローカル制御
回路を配置することで、各々のメモリブロックのどれか
1つのコーナ部にローカル制御回路が近接するので、8
つのメモリブロックすべてに対して制御信号の遅延が均
等になり、各メモリブロックに対して均等な制御が実現
できる。
【0128】[実施の形態3]図14は、実施の形態3
の半導体記憶装置の構成を説明するための図である。図
14を参照して、実施の形態3の半導体記憶装置では、
メモリブロックMB11、MB21を含むメモリバンク
MBK1と、メモリブロックMB12、MB13とを含
むメモリバンクMBK2と、メモリブロックMB23、
MB33とを含むメモリバンクMBK3と、メモリブロ
ックMB31、MB32とを含むメモリバンクMBK4
とを備えている。
【0129】メモリバンクMBK1はローカル制御回路
LC11によって制御され、メモリバンクMBK2はロ
ーカル制御回路LC12によって制御され、メモリバン
クMBK3はローカル制御回路LC22によって制御さ
れ、メモリバンクMBK4はローカル制御回路LC21
によって制御される。また、各バンクごとに対応して、
それぞれ独立して動作可能な読出系回路および書込系回
路が設けられている。
【0130】したがってメモリバンクMBK1〜MBK
4をそれぞれ独立して制御することが可能となる。この
場合も、マスタ制御回路からの信号遅延やスキューを、
各バンクに対しほぼ同程度にできるので、より高速なD
RAM動作を実現できる。
【0131】このバンク構成はクロック同期式のDRA
M(シンクロナスDRAM:SDRAM)において特に
用いられるものである。
【0132】また8つのメモリブロックはそれぞれロウ
デコーダRRCが独立しており独立動作が可能であるの
で、図15に示すようにそれぞれのメモリブロックをM
BK1a〜MBK8aの8つのバンクにそれぞれ割当て
ることも容易にできる。
【0133】[実施の形態4]図16は、実施の形態4
の半導体記憶装置の構成を説明するための図である。
【0134】実施の形態4の半導体記憶装置は、実施の
形態2の半導体記憶装置の構成において、マスタ制御回
路MCTL1に代えてMCTL2を含んでいる。さらに
マスタ制御回路MCTL2はその中心部にフェーズロッ
クループ回路PL1を含んでいる点が実施の形態2と異
なる。他の構成は実施の形態2と同様であるので説明は
繰返さない。
【0135】図17は、図16に示した、フェーズロッ
クループ回路PL1の構成を示す回路図である。
【0136】図17を参照して、フェーズロックループ
回路PL1は、外部クロック信号ext.CLKとこの
フェーズロックループ回路PL1が発生する内部クロッ
ク信号int.CLKとを比較しこれらの位相のずれに
応じた制御信号UPおよび/DOWNを出力する位相比
較回路B1と、位相比較回路の出力する制御信号UPお
よび/DOWNに応じてノードB2aに対して電荷を供
給したり、ノードB2aから電荷を引抜いたりするチャ
ージポンプ回路B2と、チャージポンプ回路B2の出力
ノードB2aの変化に応じて出力電位Vpを出力するル
ープフィルタB3と、ループフィルタB3の出力電位V
pを受けこの出力電位Vpに応じた出力電位Vnを出力
する電流調整電位出力回路B4と、出力電位Vpおよび
出力電位Vnを受け対応する周波数の内部クロック信号
int.CLKを発生するリングオシレータB5とを含
む。
【0137】チャージポンプ回路B2は、電源電位Vc
cが与えられる電源ノードとノードB2bとの間に定電
流を流すための定電流回路B2cと、ゲートに制御信号
UPを受けノードB2bとノードB2aとを接続するP
チャネルトランジスタB2dと、ゲートに制御信号/D
OWNを受けノードB2aとノードB2eとを接続する
NチャネルトランジスタB2fと、ノードB2eから接
地電位電源GNDに対して定電流を流す定電流回路B2
gとを有する。
【0138】ループフィルタB3は、ノードB2aとノ
ードB3aとを接続する抵抗B3bと、ノードB3aと
ノードB3cとを接続する抵抗B3dと、ノードB3c
と接地電位との間に接続されるキャパシタB3eとを有
する。
【0139】ノードB3aの電位はループフィルタの出
力する出力電位Vpとなる。電流調整電位出力回路B4
は、ゲートに出力電位Vpを受け、電源電位Vccとノ
ードB4aとを結合するPチャネルトランジスタB4b
と、ゲートとドレインがノードB4aに接続され、ソー
スが接地電位に結合されるNチャネルトランジスタB4
eとを含む。ノードB4aの電位は出力電位Vnとな
る。
【0140】リングオシレータB5は、奇数個の直列に
接続され最終段の出力が初段の入力に接続されたインバ
ータB6を含む。
【0141】インバータB6は、電源電位Vccが与え
られる電源ノードから流れ込む電流を出力電圧Vpに応
じて制限する、ゲートに出力電圧Vpを受けソースが電
源電位Vccに結合されドレインがノードB6aに接続
されるPチャネルトランジスタB6bと、ノードB6f
から接地電源電位GNDに対して流れ出す電流を出力電
圧Vnに応じて制限する、ゲートに出力電位Vnを受け
ドレインがB6fに接続されソースが接地電位GNDに
結合されるNチャネルトランジスタB6hと、入力ノー
ドB6dの電位をゲートに受けソースがノードB6aと
接続されドレインが出力ノードB6cに接続されるPチ
ャネルトランジスタB6eと、入力ノードB6dの電位
をゲートに受けソースがノードB6fと接続されドレイ
ンが出力ノードB6cに接続されるNチャネルトランジ
スタB6gとを有する。
【0142】図18は、図17のフェーズロックループ
回路PL1の動作を説明するための動作波形図である。
【0143】図17、図18を参照して、時刻t1にお
いてはチップ中央部のパッドに外部より与えられる外部
クロック信号ext.CLKが内部クロック信号in
t.CLKに先んじて立上がるため、位相比較回路B1
は制御信号DOWNをLレベルからHレベルへと立上げ
る。
【0144】時刻t2においては内部クロック信号in
t.CLKがLレベルからHレベルへと立上がるのに応
じて、位相比較回路の出力する制御信号DOWNはLレ
ベルへと立下がる。
【0145】これによってノードB3aからは制御信号
DOWNのパルス幅に応じた電荷が引抜かれるため、ル
ープフィルタの出力電位Vpは時刻t1から時刻t2に
かけその電位が下降する。
【0146】時刻t3において、外部クロック信号ex
t.CLKが内部クロック信号int.CLKに先んじ
て立下がるため、位相比較回路B1の出力する制御信号
DOWNはHレベルへと立上がる。
【0147】時刻t4において、内部クロック信号in
t.CLKがLレベルへと立下がるのに応じて制御信号
DOWNはLレベルへと立下がる。
【0148】時刻t3〜t4では制御信号DOWNのパ
ルス幅に応じて出力電位Vpはさらに電位が下がる。そ
してこれに応じてリングオシレータ発振周波数は低くな
るため時刻t5〜t8では、外部クロック信号ext.
CLKと内部クロック信号int.CLKとはほぼ同周
波数、同位相となり、フェーズロックループがロックイ
ンする。
【0149】このようなフェーズロックループ(PL
L)回路はクロック周波数が100MHz以上の高速で
動作するSDRAMにて使用される場合が多い。
【0150】クロック端子から入力された外部クロック
信号を半導体記憶装置内部でバッファにより増幅して内
部クロック信号として使用すると、そのバッファによる
遅延のため内部クロック信号が外部クロック信号に対し
遅れを生じ、外部と高速にデータをやり取りするSDR
AMではこの遅れが動作マージンを狭めるからである。
【0151】図16で示したように内部クロック信号を
発生するPLL回路を半導体記憶装置の中央部に配置す
ることにより、8つの各メモリブロックの制御回路部が
受信する内部クロック信号の位相のずれやスキューを小
さくすることができ、より高速で安定した制御を実現で
きる。
【0152】[実施の形態5]図19は、実施の形態5
の半導体記憶装置の構成を説明するための図である。
【0153】図19を参照して、実施の形態5の半導体
記憶装置は、実施の形態2の半導体記憶装置のマスタ制
御回路MCTL1に代えてMCTL3を含み、マスタ制
御回路MCTL3は、その中央部にディレイロックルー
プ回路DL1を有している点で実施の形態2と異なる。
他の構成は実施の形態2の半導体記憶装置と同様である
ので説明は繰返さない。
【0154】図20は、図19に示したDLL回路の構
成を示すブロック図である。図20を参照して、DLL
回路DL1は、チップ中央部のパッドに外部から与えら
れる外部クロック信号ext.CLKを受けるクロック
バッファB11と、クロックバッファB11が出力する
クロック信号ECLKと中間クロック信号RCLKとを
比較し、位相差に応じて制御信号/UPおよびDOWN
を出力する位相比較器B12と、制御信号/UPおよび
DOWNを受けるチャージポンプB13と、チャージポ
ンプB13の出力を受け制御電圧VCOinを出力する
ループフィルタB16と、クロックバッファB11の出
力するクロック信号ECLKを受け制御電圧VCOin
に応じて遅延させ、遅延クロックECLK′を出力する
電圧制御ディレイ回路B15と、遅延クロックECL
K′を受け中間クロック信号RCLKおよび内部クロッ
ク信号int.CLKを出力するクロックバッファB1
4とを含む。
【0155】図21は、位相比較器B12の構成を示す
回路図である。図21を参照して、位相比較器B12
は、クロック信号ECLKを受け反転するインバータB
12aと、インバータB12aの出力およびノードNl
の電位を受け、その出力がノードNfに接続されるNA
ND回路B12fと、ノードNf、Nr、およびNgが
入力に接続されその出力がノードNlに接続されるNA
ND回路B12lと、ノードNfおよびNhが入力に接
続されその出力がノードNgに接続されるNAND回路
B12gと、ノードNgおよびNrが入力に接続されそ
の出力がノードNhに接続されるNAND回路B12h
と、入力がノードNlに接続され制御信号/UPを出力
する直列に接続されたインバータB12c、B12dと
を含む。
【0156】位相比較器B12は、さらに、中間クロッ
ク信号RCLKを受けるインバータB12bと、インバ
ータB12bの出力とノードNnの電位を受けてその出
力がノードNkに接続されるNAND回路B12kと、
入力にノードNj、NrおよびNkが接続されその出力
がノードNnに接続されるNAND回路B12mと、ノ
ードNiおよびNkが入力に接続されその出力がノード
Njに接続されるNAND回路B12jと、入力にノー
ドNrおよびNjが接続されその出力がノードNiに接
続されるNAND回路B12iと、入力にノードNg、
Nf、NkおよびNjが接続されその出力がノードNr
に接続されるNAND回路B12nと、入力がノードN
nに接続され制御信号DOWNを出力するインバータB
12eとを含む。
【0157】図22は、クロックバッファB11の構成
を示す回路図である。図20を参照して、クロックバッ
ファB11は、直列に接続されたm個(mは自然数)の
インバータIa1〜Iamを含み、外部クロック信号e
xt.CLKを増幅してクロック信号ECLKを出力す
る。インバータIa1〜Iamのシンボルの大きさは、
各インバータの負荷駆動能力の大きさを表しており、イ
ンバータの負荷駆動能力は出力段に向かって徐々に増大
している。インバータIa1〜Iamの段数mは位相比
較器B12および電圧ディレイ回路B15の入力容量に
応じて設定される。
【0158】図23は、クロックバッファB14の構成
を示す回路図である。クロックバッファB14は、直列
接続されたn個(nは自然数)のインバータIb1〜I
bnを含み、電圧制御ディレイ回路が出力する遅延クロ
ックECLK′を増幅して内部クロック信号int.C
LKおよび中間クロック信号RCLKを出力する。内部
クロック信号int.CLKは、各メモリブロックを制
御する制御回路部に供給される。
【0159】クロックバッファB14を構成するインバ
ータIb1〜Ibnの負荷駆動能力も、クロックバッフ
ァB11と同様に、出力段に向かって徐々に増大してい
る。
【0160】インバータIb1〜Ibnの段数nは負荷
容量の大きさに応じて設定される。中間クロック信号R
CLKを出力するインバータ(図ではIb4)は、外部
クロック信号ext.CLKと内部クロック信号in
t.CLKの位相差が所定の値になるように選択され
る。
【0161】図24は、図20に示したチャージポンプ
B13およびループフィルタB16の構成を示す回路図
である。
【0162】図24を参照して、チャージポンプB13
は電源電位Vccが与えられる電源ノードと接地ノード
との間に直列接続された定電流源B13a、Pチャネル
トランジスタB13b、NチャネルトランジスタB13
cおよび定電流源B13dを含む。
【0163】PチャネルトランジスタB13bのゲート
は制御信号/UPを受け、NチャネルトランジスタB1
3cのゲートは制御信号DOWNを受ける。Pチャネル
トランジスタB13bとNチャネルトランジスタB13
cとの接続ノードN13がチャージポンプB13の出力
ノードとなる。ループフィルタB16は、チャージポン
プB13の出力ノードN13と接地ノードとの間に直列
接続された抵抗B16aおよびキャパシタB16bとを
含む。
【0164】図25は、図20で示した電圧ディレイ回
路B15の構成を示す回路図である。
【0165】図25を参照して、この電圧制御ディレイ
回路B15は、バイアス発生回路B21と、直列接続さ
れたk個(kは自然数)の遅延時間可変インバータB2
21〜B22kを含む。
【0166】バイアス発生回路B21はゲートに制御電
圧VCOinを受け、ソースが接地電位に結合されたN
チャネルトランジスタB21cと、ゲートおよびドレイ
ンがNチャネルトランジスタB21cのドレインと接続
され、ソースが電源電位Vccに結合されたPチャネル
トランジスタB21aと、ゲートにNチャネルトランジ
スタB21cのドレインの電位を受け、ソースが電源電
位Vccに結合されたPチャネルトランジスタB21b
と、ドレインとゲートがPチャネルトランジスタB21
bに接続されそのソースが接地電位と結合されるNチャ
ネルトランジスタB21dとを含む。
【0167】NチャネルトランジスタB21cのドレイ
ンの電位は制御電位Vp1となり、Pチャネルトランジ
スタB21bのドレインの電位は制御電位Vnとなる。
【0168】遅延時間可変インバータB22k(kは自
然数)は制御電位Vp1をゲートに受け、電源電位Vc
cが与えられる電源ノードからの電流を制限するPチャ
ネルトランジスタB22akと、ゲートに制御電位Vn
を受け接地ノードへ流れ出す電流を制限するNチャネル
トランジスタB22dkと、PチャネルトランジスタB
22akのドレインと、NチャネルトランジスタB22
dkのドレインとの間に直列接続されるPチャネルトラ
ンジスタB22bkおよびNチャネルトランジスタB2
2ckとを有する。
【0169】PチャネルトランジスタB22bkのゲー
トとNチャネルトランジスタB22ckのゲートは接続
され、この遅延時間可変インバータの入力ノードとな
り、PチャネルトランジスタB22bkのドレインはこ
の遅延時間可変インバータの出力ノードとなる。
【0170】次に図25に示した電圧制御ディレイ回路
B15の動作について説明する。Pチャネルトランジス
タB22a1〜B22akのゲートにはともに制御電圧
Vp1が与えられ、NチャネルトランジスタB22d1
〜B22dkのゲートにはともに制御電圧Vnが与えら
れているので、各遅延時間可変インバータB221〜B
22kにも制御電圧VCOinに応じた電流が流れる。
制御電圧VCOinが増大して電流が増大すると、イン
バータの反転時間が短くなり、電圧制御ディレイ回路B
15の遅延時間が短くなる。また、制御電圧VCOin
が減少して電流が減少すると、各インバータの反転時間
が長くなり電圧制御ディレイ回路B15の遅延時間が長
くなる。
【0171】次に、図20に示したDLL回路の動作に
ついて説明する。中間クロック信号RCLKの位相がク
ロック信号ECLKよりも遅れている場合は、位相比較
器B12はクロック信号ECLKと中間クロック信号R
CLKの位相差に応じたパルス幅の制御信号/UPと、
所定のパルス幅の制御信号DOWNを出力する。応じて
チャージポンプB13の働きによって、ループフィルタ
の出力である制御電圧VCOinが上昇し、電圧制御デ
ィレイ回路B15の遅延時間が短くなる。したがって、
中間クロック信号RCLKの位相が進み、クロック信号
ECLKと中間クロック信号RCLKの位相差は小さく
なる。
【0172】逆に、中間クロック信号RCLKの位相が
クロック信号ECLKよりも進んでいる場合は、位相比
較器B12は中間クロック信号RCLKとクロック信号
ECLKの位相差に応じたパルス幅の制御信号DOWN
と、所定のパルス幅の制御信号/UPを出力する。応じ
てループフィルタB16からチャージポンプB13に電
荷が引抜かれ、これにより制御電圧VCOinが下降し
電圧制御ディレイ回路B15の遅延時間が長くなる。し
たがって、中間クロック信号RCLKの位相が遅れ、中
間クロック信号RCLKとクロック信号ECLKの位相
差が小さくなる。
【0173】このような過程を繰返し、遂には中間クロ
ック信号RCLKとクロック信号ECLKの位相差が一
致する。このとき図26に示すように、外部クロック信
号ext.CLKに比べて所望の値だけ位相が進んだ内
部クロック信号int.CLKがクロックバッファB1
4から出力される。
【0174】以上説明したDLL回路も、PLL回路と
同様クロック周波数が高いSDRAMにて用いられるも
のである。
【0175】このDLL回路も図19に示したような位
置に配置することにより各メモリブロックまでの距離を
ほぼ等しくできるため、8つの各メモリブロックの制御
回路のそれぞれが受信する内部クロックの位相のずれや
スキューが小さくなり高速なDRAMの安定した制御を
実現できる。
【0176】
【発明の効果】請求項1および2に記載の半導体記憶装
置は、128MbitのDRAM(もしくは容量が2の
(2m+1)乗ビット(mは自然数)を製作する上で、
チップの縦横比をほぼ1:2に保ち、またDRAMとし
ての最適なメモリ構成と制御回路の配置を有する半導体
記憶装置を提供できる。
【0177】請求項3および4記載の半導体記憶装置
は、請求項2記載の半導体記憶装置が奏する効果に加
え、マスタ制御回路からの信号遅延やスキューを、各バ
ンクに対しほぼ同程度にできるのでより高速な動作がで
きるDRAMを実現できる。
【0178】請求項5記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置は奏する効果に加え、各メモリ
ブロックのY方向のコラムデコーダの近傍にメモリブロ
ックごとに独立したデータバスを容易に配置できる。そ
のためそれぞれのメモリブロックごとに独立した制御が
容易に実現できる。
【0179】請求項6、7および8の半導体記憶装置
は、請求項1記載の半導体記憶装置が奏する効果に加
え、外部クロックに対し遅延を生じない内部クロックを
発生する回路をチップの中央部に備えるので、各メモリ
ブロックの制御回路部がそれぞれ受信する内部クロック
の位相のずれやスキューを小さくすることができるため
より高速で安定した制御を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体記憶装置の構
成を示す図である。
【図2】 図1に示したメモリブロックMB33の構成
を示す概略配置図である。
【図3】 図2に示したメモリブロックの一部を拡大し
て示した回路図である。
【図4】 図3に示した行系回路RRCの構成を示す回
路図である。
【図5】 図3に示したメモリセルMCの構成を示す回
路図である。
【図6】 図3に示したセンスアンプSAおよびイコラ
イズ回路EQの構成を示す回路図である。
【図7】 実施の形態2の半導体記憶装置のメモリブロ
ックおよび制御回路の配置を示す図である。
【図8】 実施の形態2の半導体記憶装置の構成を示す
ブロック図である。
【図9】 図8に示したコントロールクロック入力バッ
ファBUF1の構成の詳細を示す回路図である。
【図10】 図8に示したアドレス入力バッファBUF
2の構成の詳細を示す回路図である。
【図11】 図8に示したマスタ制御回路MCTL1の
構成の詳細を示す回路図である。
【図12】 図8に示したローカル制御回路LC11の
構成の詳細を示す回路図である。
【図13】 実施の形態2の半導体記憶装置の動作を説
明する動作波形図である。
【図14】 実施の形態3の半導体記憶装置の構成を示
す図である。
【図15】 実施の形態3の半導体記憶装置の変形例の
構成を示す図である。
【図16】 実施の形態4の半導体記憶装置の配置を説
明するための配置図である。
【図17】 図16に示したPLL回路PL1の構成を
示す回路図である。
【図18】 図17のPLL回路PL1の動作を説明す
るための動作波形図である。
【図19】 実施の形態5の半導体記憶装置の配置を示
す図である。
【図20】 図19に示したDLL回路DL1の構成を
示すブロック図である。
【図21】 図20に示した位相比較器B12の構成を
示す回路図である。
【図22】 図20に示したクロックバッファB11の
構成を示す回路図である。
【図23】 図20に示したクロックバッファB14の
構成を示す回路図である。
【図24】 図20に示したチャージポンプB13およ
びループフィルタB16の構成を示す回路図である。
【図25】 図20に示した電圧制御ディレイ回路B1
5の構成を示す回路図である。
【図26】 図20に示したDLL回路DL1の動作を
説明するための動作波形図である。
【図27】 従来の64MビットDRAMの構成例を示
すための図である。
【図28】 メモリセル、センスアンプ、ワード線、ビ
ット線の配置を説明するための図である。
【図29】 メモリブロックの形状を説明するための図
である。
【図30】 従来の方法で128MビットDRAMを構
成した場合の形状の第1例である。
【図31】 従来の方法で128MビットDRAMを構
成した場合の形状の第2例である。
【図32】 従来のDRAMの周辺回路の配置例を示す
図である。
【符号の説明】
MB11,MB12,MB13,MB21,MB23,
MB31,MB32,MB33 メモリブロック、2
中央領域、RRC 行系回路、SB♯0〜SB♯n セ
ンスアンプ帯、MB♯0〜MB♯m メモリブロック、
CD コラムデコーダ、BIGa0、BIGa1、BI
Gb ビット線制御分離回路、EQCa,EQCb イ
コライズ制御回路、SACa,SACb センスアンプ
制御回路、RD ロウデコーダ回路、MC メモリセ
ル、SA センスアンプ、EQ イコライズ回路、MC
TL1〜MCTL3 マスタ制御回路、LC11,LC
12,LC21,LC22 ローカル制御回路、DB1
〜DB8 データバス、MBK1〜MBK4,MBK1
a〜MBK8a メモリバンク、PL1 PLL回路、
DL1 DLL回路、B11,B14 クロックバッフ
ァ、B12 位相比較器、B13 チャージポンプ、B
15 電圧制御ディレイ回路、B16 ループフィル
タ。
フロントページの続き (72)発明者 谷崎 哲志 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 藤野 毅 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 木下 充矢 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 森下 玄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小林 真子 兵庫県伊丹市荻野1丁目132番地 大王電 機株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ状に分割された半導体基板の主表
    面に形成される半導体記憶装置であって、 前記半導体基板の主表面の中心を包囲するように配置さ
    れる複数のメモリブロックを備え、 各前記メモリブロックは、 複数のワード線と、 前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、 前記複数のワード線と前記複数のビット線の交点にそれ
    ぞれ対応する複数のメモリセルとを含み、 前記半導体基板の主表面の中心部に、前記複数のメモリ
    ブロックに制御信号を与える制御手段をさらに備え、 前記制御手段は、 前記制御手段の中心に配置される、すべての前記複数の
    メモリブロックの制御の基準となる基準信号を生成する
    マスタ制御手段と、 前記マスタ制御手段を包囲するように配置される、各々
    が前記基準信号を受けて対応する前記メモリブロックに
    対し前記制御信号を出力する複数のローカル制御手段を
    含む、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 チップ状に分割された半導体基板の主表
    面に形成される半導体記憶装置であって、 前記半導体基板を3行3列に分割した領域のうちの第2
    行第2列の領域を除く8つの領域にそれぞれ配置される
    8つのメモリブロックを備え、 各前記メモリブロックは、 複数のワード線と、 前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、 前記複数のワード線と前記複数のビット線の交点にそれ
    ぞれ対応する複数のメモリセルとを含み、 前記第2行第2列の領域に配置される、前記8つのメモ
    リブロックに制御信号を与える制御手段をさらに備え、 前記制御手段は、 前記制御手段の中心に配置される、すべての前記8つの
    メモリブロックの制御の基準となる基準信号を生成する
    マスタ制御手段と、 前記第2行第2列の領域の4つのコーナー部にそれぞれ
    配置される、前記基準信号を受け、対応する前記メモリ
    ブロックに対し前記制御信号を出力する4つのローカル
    制御手段を含む、半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 各前記メモリブロックは独立して読出、
    書込動作が可能である、請求項2記載の半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 前記8つのメモリブロックは、2つの前
    記メモリブロックの対ごとに独立して読出、書込動作が
    可能である、請求項2記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記第2行第2列の領域に配置される、
    前記8つのメモリブロックに入出力されるデータを外部
    との間で授受する入出力端子と、 前記半導体基板を3行3列に分割した領域のうち、第1
    列に配置される領域と第2列に配置される領域との境界
    部に各前記メモリブロックごとに対応して設けられる第
    1のデータバス群と、 前記第2列に配置される領域と第3列に配置される領域
    との境界部に各前記メモリブロックごとに対応して設け
    られる第2のデータバス群とをさらに備え、 前記第1および第2のデータバス群は、前記8つのメモ
    リブロックと前記入出力端子との間でやり取りされるデ
    ータを伝達する、請求項2記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 外部クロックを受けるクロック入力端子
    をさらに備え、 前記マスタ制御手段は、 前記外部クロックに応じて内部クロックを発生する内部
    クロック発生手段を含み、 前記ローカル制御手段は、前記内部クロックに応じて前
    記制御信号を出力する、請求項1記載の半導体記憶装
    置。
  7. 【請求項7】 前記内部クロック発生手段は、前記外部
    クロックを受けて、前記外部クロックと位相の揃った前
    記内部クロックを発生するPLL(phase-locked loop
    )回路を含む請求項6記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記内部クロック発生手段は、前記外部
    クロックを受けて遅延させ、前記外部クロックと所定の
    位相差を持つ前記内部クロックを発生するDLL(dela
    yed-locked loop )回路を含む請求項6記載の半導体記
    憶装置。
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