JP4328404B2 - クランクシャフト用軸受及びその組立方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベースプレートに挿入された軸受外殻と、ベースプレートに取り外し可能に連結された少なくとも2つの突出部を有する軸受カバーとを含み、突出部は側方外面を有し、かつ、ベースプレートに側方接触面が、軸受カバーの突出部の側方外面に対向するように配置されて設けられているクランクシャフト用の軸受と、軸受外殻がベースプレート内に挿入され、次いで軸受カバーがベースプレートに向かってガイドされかつベースプレートに連結され、軸受カバーは少なくとも2つの突出部を有し、該突出部の各々が側方の外面を有し、軸受カバーがガイドされるときに、前記側方の外面が、それらに対応するベースプレートの側方の接触面に沿ってガイドされることができるクランクシャフト用軸受けの組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば造船において用いられるような大型のディーゼルエンジンは、概して3つの大きなハウジング部品を含む。これらのハウジング部品は、下から順に、いわゆるベースプレート(ベース本体)、ハウジング、及びシリンダージャケットである。これらの3つのハウジング部品は、連結棒を補助として互いに連結されている。このようにして、クランクシャフトの軸受部(ジャーナル)がベースプレート内に配置されている。
【0003】
クランクシャフトのための知られた軸受、例えば欧州特許出願公開第EP-A-0,773,376号に記載されているような軸受においては、軸受外殻がベースプレート内に配置されている。軸受カバーが側方に突出部を備えており、軸受カバーは、軸受が組立てられる間、軸受カバーの突出部がベースプレート内の軸受外殻上に支持されるまで軸受外殻に向かって上方から移動される。一般に、軸受カバー自体には軸受外殻が配置されておらず、その代わり、軸受面が鋳造軸受メタル(ホワイトメタル)の層から形成されている。軸受カバーの突出部は、ベースプレート内の軸受外殻上に支持されており、それゆえ、ベースプレート内の軸受外殻は、軸受カバーの突出部に対応するように厚く製造されなければならず、かつ、軸受カバーがベースプレートに固定されるときに突出部が軸受外殻を押圧する力に耐える金属(例えば鋳鋼)から構成される。ベースプレートに挿入された軸受外殻の滑り面は、軸受カバーの軸受面と同様に、鋳造軸受メタル(ホワイトメタル)の層から形成されている。このような構造は、軸受外殻の(ホワイトメタルと軸受外殻の基体を合わせた)厚さが大きいことにより、軸受外殻が製造上の観点からは良質でないかぎりにおいて不利である。
【0004】
さらに、また、軸受カバー内の軸受面への損傷が、操作中に生じる動的外力によって生じることがあり、そのため、軸受カバーの交換が必要であるほど損傷が激しければ、軸受カバー全体が交換されなければならない。これは、複雑で費用高な作業である。それゆえ、別の解決法がEP-A-0,773,376号に記載されており、それらは、軸受外殻が軸受カバーにも設けられている例示的な実施形態に関する。
【0005】
欧州特許出願公開第EP-A-0,773,376号に従えば、軸受の組立中に、軸受カバーと、該カバーに対応する側方のガイド面との間にわずかな組立間隙が生じる。ここで、軸受カバーは、ベースプレート内のガイド面に沿って、軸受カバーがベースプレート内の軸受外殻上に支持されるまでスライドする。次いで、軸受カバーはベースプレートにねじ締めされる。このねじ締めのために、突出部の上端部内に切り欠きが設けられており、かつ、該上端部の上にフランジが設けられており、それらを通じて軸受カバーがベースプレートにねじ連結される。ねじ締めの間、軸受カバーは、カバーの突出部の下端部が外方向に移動され、それにより組立間隙が埋め合わされて、軸受カバーがベースプレートの側方ガイド面に対して押し付けられるように締め付けられる。
【0006】
次いで軸受面が完全にできあがる。何故なら軸受面の全体は可能な限り円形でなければならないからである。しかし、軸受カバーの軸受面はいかなる場合にも、軸受外殻の軸受面よりも軸受内部に突出してはならない。一方、軸受カバーの軸受面は、また、軸受外殻の軸受面よりも軸受の外方向に凹み得る位置でかなりの凹みを有してはならない。凹みがあると、流体力学的圧力の発生が減少されるからである。
【0007】
先に述べた3つのハウジング部品(ベースプレート、ハウジング、シリンダージャケット)を連結棒を補助として連結する間に、ここで以下の現象が生じる。ベースプレートは、連結棒が引張り力を生じるために、約十分の数ミリ外側に拡がり、それにより、軸受カバーとベースプレートのガイド面との間に、側方の間隙が再び生じる。しかし、軸受カバー上に水平力を作用させなければ、軸受カバーは、ベースプレートにねじ締めされているために変位されない。一方、操作中に生じる動的外力により、軸受カバーのこの間隙の枠内での移動が生じ得、また、軸受カバーがガイド面に突き当たるときに、力が急激に軸受カバー、特に軸受カバー内の軸受面に伝達され得る。これは、軸受カバーに損傷を与えることになり得、又は、少なくとも軸受カバーの平均寿命をかなり縮小させ得る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、上記の不利点を回避することにあり、特に、3つのハウジング部品(ベースプレート、ハウジング、シリンダージャケット)の連結後にも、軸受カバーと、該軸受カバーに対応するベースプレート内の側方の面との間に側方の間隙が生じない軸受を提供することにある。さらに、比較的薄い軸受外殻を用いることも、また可能であるべきである。何故なら、薄い軸受外殻は、製造上の観点から、より好ましい性質を有するからである。本発明は、また、かかる軸受の簡単な組立てを可能にする方法も提示する。
【0009】
このように、本発明に従って、軸受が、それに対応する独立特許請求項の特徴によって特徴づけられるように提示される。本発明に従う軸受の、有利な例示的な実施形態及びさらなる発展は、各々、従属請求項の特徴に従って生じる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に従う軸受において、軸受カバーの突出部が、ベースプレートに面する端部領域において、ベースプレートの側方接触面に近づく方向の圧縮応力を与えられ、そのため、突出部の側方の外側接触面が、ベースプレートの側方接触面に押し付けられる。突出部の側方外面に、ベースプレートの側方接触面に対する圧縮応力を与え、又は、該側方外面を該側方接触面に押し付けることにより、ハウジング部品(ベースプレート、ハウジング、シリンダージャケット)の連結時に軸受カバーとベースプレートとの間に側方の間隙が生じることが回避される。すなわち、軸受カバーに圧縮応力が与えられために、軸受カバーの突出部の外面は、ベースプレートがわずかに拡がるとベースプレートの側方接触面の外方向への拡がりに応じるため、軸受カバーの側方外面とベースプレートの側方外面との間には、側方の間隙が生じ得ず、それゆえ、先に述べた(例えば力の作用による軸受カバーへの損傷)が回避されることができる。
【0011】
本発明に従う軸受の1つの例示的な実施形態において、独立した締付装置を締結するための受容部が、突出部の、ベースプレートから離れた位置にある端部領域に設けられている。突出部は、これらの端部領域において、この締付装置によって締め付けられ、その締め付けは、突出部の、ベースプレートに面する端部領域が互いに近づく方向に移動し、それにより該領域に、ベースプレートの側方接触面に近づく方向の圧縮応力が与えられるように行われる。このようにして、望ましいように圧縮応力を与えることが簡単かつ容易に行われることができる。
【0012】
さらなる例示的な実施形態において、ベースプレートは側方のガイド面を有し、該ガイド面には、軸受カバーの側方外面が押し付けられる側方接触面が隣接している。軸受カバーとベースプレートの寸法は、軸受カバーが締付けられていない状態のときに、軸受カバーの突出部の両外面間の距離が、ベースプレートの両ガイド面間の距離よりもわずかに小さく、しかし、両接触面間の距離よりはわずかに大きくなるように選択されている。これにより、軸受カバーは、軸受の組立中に上方からガイドされることができる。最初に、軸受カバーは、側方のガイド面に沿って、側方の接触面上に上方から設置されるまでガイドされる。次いで、軸受カバーは、例えば上記の締付装置を補助として、軸受カバーが完全に着座されるまで突出部がベースプレートの接触面の間に滑り入ることができるように締付けられる。次いで、さらに締付装置が解除され、それにより、軸受カバーの突出部の側方の外面が、ベースプレートの側方の接触面に対して外方向に押し付けられる。次いで、軸受カバーがベースプレートに(例えばねじ連結により)固定される。このように、簡単な組立が可能である。
【0013】
本発明に従う軸受のさらなる例示的な実施形態は、支持面が、ベースプレートに面する側の突出部の端部とベースプレートとの両方に形成されており、かつ、突出部の支持面がベースプレートの支持面に押しつけられていることを特徴とする。したがって、軸受カバーを確実にかつ比較的広い領域においてベースプレート上に支持することが可能である。軸受は、独立した支持面上で支持されるため、ベースプレート内の軸受外殻と、軸受カバー内に存在し得る軸受外殻は、共に比較的薄く設計されることができ、それは製造上の観点から好都合である。
【0014】
さらなる特別な発展において、軸受カバーはねじ連結部によってベースプレートに連結される。これらのねじ連結部は、突出部の、ベースプレートから離れた位置にある端部から延在し、突出部を通じ、かつ、突出部及びベースプレートの支持面を通ってベースプレート内に通じている。このようにして確実な締結が行生じ、さらに、ねじは、また、軸受カバーが設置された後に軸受を組立て又は分解するために容易にアクセス可能である。
【0015】
軸受外殻が、軸受カバーとベースプレートの両方に挿入されることができる。軸受外殻には、軸受カバー又はベースプレートの各々に対する圧縮応力が与えられることができる。したがって、軸受が組立てられて操作中に動的な軸受の力が生じるときに、軸受外殻は、ベースプレートに対しても、軸受カバーに対しても変位され得ない。このように、軸受外殻は正確に配置される。さらに、軸受外殻は、軸受カバーとベースプレートとのねじ連結が解除されて軸受カバーが持ち上げられても(例えば軸受外殻を検査するときに)、軸受外殻が軸受カバーから抜け落ちることがないように固定される。
【0016】
先に述べた、軸受カバーの支持面とベースプレートの支持面は、さらに、ほぼ水平に延在することができる。これにより、軸受カバーとベースプレートとの間で圧力伝達が簡単かつ良好に行われることができる。
【0017】
本発明に従えば、ディーゼルエンジン、特に、上記のように形成された軸受を少なくとも1つ含むクロスヘッドディーゼルエンジンが提示される。
組立工程に関しては、本発明に従って、軸受カバーを側方の接触面に沿ってガイドする前に、軸受カバーの突出部の、ベースプレートに面する端部領域を、互いに近づく方向に締付けて、それにより、該突出部に、締め付け方向と反対方向の圧縮応力を与えることが提示される。次いで、このように締付けられた軸受カバーを、ベースプレート上に完全にガイドする。そこでさらに突出部の締め付けを解除すると、圧縮応力が与えられたために、ベースプレートに面する突出部の端部領域がベースプレートの側方接触面に押しつけられる。
【0018】
次いで、軸受カバーはベースプレートに連結される。この方法を用いることにより軸受の簡単な組立てが可能になり、3つのハウジング部品(ベースプレート、ハウジング、シリンダージャケット)の連結中にベースプレートがわずかに拡がっても、圧縮応力を与えたことにより、軸受カバーの側方の外壁と、ベースプレートの側方の接触面との間に側方の間隙が生じることが防止される。
【0019】
本発明に従う方法の異なる実施形態において、軸受カバーの突出部に圧縮応力を与えるための独立した締付装置が、突出部の、ベースプレートから離れた位置にある端部領域に設けられている。突出部の該端部領域は、この締付装置によって、互いから離れる方向に締付けられる。このようにして、突出部に、互いに近づく方向の圧縮応力が与えられる。これにより、突出部の、ベースプレートに面する端部領域が、互いに近づく方向に締付けられ、それゆえ、該端部領域には、締付け方向と反対の方向の圧縮応力が与えられる。この変型例は、圧縮応力を与えることが、組立中に、簡単でかつ容易にアクセス可能に行われ得る限りにおいて有利である。
【0020】
方法のさらに異なる実施形態において、軸受カバー及びベースプレートの寸法は、軸受カバーが上方からベースプレートに向かってガイドされているときに、最初に、突出部がガイド面よりも幅狭の寸法の側方接触面に上方から突き当たるまで、突出部の側方外面がベースプレート内の側方ガイド面に沿ってガイドされるように選択されている。次いで、突出部は、軸受カバーがベースプレート上に完全にガイドされるまで突出部がベースプレートの側方接触面に沿って滑ることができるように(例えば先に述べた締付装置によって)締め付けられる。次いで突出部の締め付けがさらに解除され、最後に、軸受カバーがベースプレートに連結される。このようにして簡単な組立てが可能である。
【0021】
さらに異なる実施形態において、軸受外殻は、最初に、ベースプレートと軸受カバー内に挿入される。軸受外殻の各々に、ベースプレートに対する圧縮応力と、軸受カバーに対する圧縮応力の各々が与えられる。これにより、各々の軸受外殻の、ベースプレート又は軸受カバーの各々に対する位置づけが常に維持される。さらに、軸受外殻は、また、軸受外殻が、軸受カバーの組立中又は分解中(例えば、軸受外殻の検査中)に抜け落ち得ないように固定される。一方、万一損傷が生じた場合、いずれの場合にも、交換が必要とされるのは軸受カバー全体ではなく、より早い時期に軸受が部分的に交換されるように、軸受外殻のみである。
【0022】
さらなる有利な実施形態が図面から示される。示された図の一部は概略図であり、かつ/又は一部は断面図である。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1に、クランクシャフトのための本発明に従う軸受の例示的な実施形態の断面図を見ることができる。図2の上面図を参照すると、図1の断面図を生じる切断線I−Iの経路が見られる。図1には、特に、ベースプレート1、軸受カバー2、及び、軸受カバー2上に締結された独立した締付装置3が見られる。
【0024】
軸受カバー2は、側方にある2つの突出部20及び21を含み、突出部20と21は、弧状に延在するウェブ22によって互いに連結されて、ウェブ22と共に軸受カバー2を形成している。2つの突出部20及び21は、各々、ベースプレート1に各々が面する端部領域200又は210と、ベースプレート1から各々離れた位置にある端部領域201又は211を含む。受容部211aが、締付装置3のために、又は、締付装置3の突出部30の端部30aの各々のために、端部領域201及び211に設けられている(切断線の経路により、図の左半分では突出部30の端部は実際には見えないために破線で示されている)。締付装置3自体は、弧状のウェブ22の平坦域220上の縦孔内に固定されている。また、軸受外殻23が軸受カバー2内に見られる。軸受外殻23には、軸受カバーに対する圧縮応力が与えられている。
【0025】
ベースプレート1は、側方ガイド面10及び11と、これらの側方ガイド面に隣接した(鉛直な)側方接触面12及び13を含み、それらは、突出部20及び21のそれぞれの側方外面202及び212に対応している。さらに、平坦な支持面14及び15がベースプレート1に水平に配置されており、軸受カバー2の突出部20及び21に設けられた、該支持面に対応する支持面203及び213が、各々、支持面14及び15に接触する。軸受カバー2とベースプレート1は、ねじSによって連結されている。ねじSは、軸受カバーの端部領域201及び211の各々から、該カバーの突出部20又は21の各々を通り、支持面203及び213の各々を通り、かつ、該支持面に対応するベースプレート1の支持面14及び15を通って、ベースプレート1内の、各ねじに対応する縦孔(図1には縦孔16のみを見ることができる)に入る。さらに、また、ベースプレート1に挿入された軸受外殻17が見られる。軸受外殻17には、ベースプレート1に対する圧縮応力が与えられている。
【0026】
突出部20の側方外面202と突出部21の側方外面212との距離は、軸受カバーが締め付けられていない状態では、ベースプレート1の側方ガイド面10とガイド面11との距離よりもわずかに小さい。しかし、外面202と外面212との距離は、2つの側方接触面12と13の距離よりもわずかに大きい。
【0027】
したがって、軸受カバー2の組立においては、最初に、軸受カバー2が、ベースプレート1の側方ガイド面10,11に沿ってガイドされる。軸受カバー2の寸法が側方接触面12及び13の寸法よりも大きいために、軸受カバー2は、ベースプレート1の側方接触面12及び13の各々に突き当たるまで上方からガイドされる。次いで、突出部20及び21の端部領域201と211を、締付装置3によって互いに引き離す。このようにして、領域201と211に、互いに近づく方向の圧縮応力が与えられる。この結果、端部領域200と210が、互いに近づく方向に移動され、そのため、端部領域200と210には、互いに離れようとする方向の圧縮応力が与えられることになる。端部領域200と210が、互いに近づく方向に移動することにより、突出部20及び21が側方接触面12と13の間に、突出部20及び21のそれぞれの支持面203及び213が支持面14及び15上に支持されるまで滑り入ることが可能になる。このようにして、軸受カバー2は、ベースプレート1まで完全にガイドされる。次いで、生じた圧縮応力がさらに締付装置3によって開放され、それにより、突出部20及び21の端部領域201と211が、圧縮応力が与えられたために、互いに近づくようにさらに移動する。また、端部領域200と210は、圧縮応力が与えられたために、互いから離れるようにさらに移動し、その結果、端部領域200及び210は、ベースプレート1の側方接触面12及び13に押しつけられる。ここで、軸受カバー2とベースプレート1を、ねじSによって連結する。そのようにして、軸受面、すなわち軸受外殻23と17の内面が現れて、円形の滑り面が得られ、かつ、クランクシャフトの流体力学的なジャーナル化が可能になる。
【0028】
軸受の組立後に、ハウジング部品(ベースプレート1、ハウジング(図示せず)及びシリンダージャケット(図示せず))が連結棒によって互いに連結されると、ベースプレート1が、そしてそれにより側方ガイド面10及び11もまた、そして特に、ベースプレート1の接触面12及び13もまた、わずかに外方向に、すなわち互いから離れる方向に拡げられ得る。それにより、側方の間隙が、軸受カバー2の突出部20及び21の各々の側方外面202及び212の各々と、該面に対応する、ベースプレート1の接触面12及び13の各々との間に生じ得る。しかし、圧縮応力が与えられたために、突出部20及び21の端部領域200と210は、拡がりに応じることができる。したがって、領域200及び210は、ハウジング部品の連結時に拡がりが生じ得るにもかかわらず、ベースプレート1の接触面12及び13に押し付けられた状態を維持する。ベースプレート1がこのわずかな間隙を有しても、軸受カバー2内の軸受外殻23の、ベースプレート1の軸受外殻17に対する位置は保持される。何故なら、軸受カバー2の突出部20及び21の各々は、圧縮応力が与えられたために、ベースプレートの拡がりに応じることができるからである。従って、ベースプレートの外方向への拡がりが、流体力学的なジャーナル部の形成を妨げることはない。
【0029】
図1の部分の詳細が図6に拡大して図示されており、締付装置3(図1)の挿入及び解除後に、軸受カバー2の突出部21の外面212が端部領域210においてどのように接触面13に押し付けられるかを示す。さらに、この図において、軸受カバー2の支持面213と、ベースプレート1の支持面15が、互いに支持し合っているのが理解される。
【0030】
図3は、図1のラインIII−IIIに沿った断面図である。図3からは、特に、締付装置3が、ねじ付きスタッド310を延長部として有するリング31によって作動されることができることが理解される。締付装置3を機能させる方法は、図1及び図3から直ちに明らかになる。リング31を回転させると、ねじ付きスタッド310が、弧状に延在するウェブ22の平坦域220内の縦孔内に又は該縦孔から(リング31の回転の方向に応じて)さらに移動される。ねじ付きスタッド310上に配置された締付装置胴部311は、リング31が回転されると、ねじ付きスタッド31及びリング31と共に、平坦域220に向かう方向又は平坦域220から離れる方向に移動するが、胴部311はリング31と共に回転しない。胴部311の移動の方向に応じて、締付装置3の突出部30は、軸受カバー2内で外方向に押され、それにより突出部20及び21の各々の端部領域201及び211の各々を外方向に押し、又は、突出部30は、圧縮応力が与えられたために、突出部20及び21の各々の端部領域201又は211によって内部方向に押される。
【0031】
さらに、図3に(図1にも)見られるように、潤滑油が供給されることができる溝221と、さらに潤滑油が輸送されることができる溝231が、また、軸受カバー2と軸受外殻23の軸受面の両方に設けられている。軸受外殻23内の最も高い位置に通路孔230が設けられており、通路孔230を通って、潤滑油が、軸受カバー2内の溝221から、軸受外殻23とクランクシャフトとの間に入ることができる。次いで潤滑油は、さらに軸受外殻内の溝231内に輸送され、又は、回転するクランクシャフトによってさらに運ばれることができる。
【0032】
クランクシャフトと軸受外殻23及び17の各々との間に、上部から下部に向って徐々に幅狭になる間隙がある。間隙がこのように楔形であることにより、クランクシャフトと軸受外殻との間に高圧力が生じ、それにより、クランクシャフトの流体力学的なジャーナル部がもたらされる。これを可能にするためには、軸受外殻23は、いかなる場合にも軸受外殻17よりも内側に突出していてはならない。本発明のように2つの軸受外殻が面一である配置、すなわち円形の滑り面が、この種の流体力学的な軸受の形成には最適である(原則として、最大でも軸受外殻23が軸受外殻17よりもわずかに外側に変位する程度が、クランクシャフトの流体力学的なジャーナルを圧潰しない許容範囲であろう)。
【0033】
図4は図1の線IV−IVに沿った断面図である。この断面図を参照すると、軸受カバー2とベースプレート1とが互いに、軸受カバー2の突出部の各々の側にて、2つのねじによって連結されていることが容易に理解される。図4では特に突出部21の側の連結が見られる。さらに、下方から通じている通路18が見られ、この通路を通じて潤滑油が供給されることができる。潤滑油は、次いで、軸受カバー内の溝221内に入り、軸受外殻23内の最も高い位置にある開口部230を通って、クランクシャフトと軸受外殻23の間に入る(これに関しては図1,3を参照のこと)。
【0034】
図5(a)及び図5(b)は、軸受外殻17がベースプレート1内でどのようにして圧縮応力を与えられ、かつ/又は固定されるかを示す。図5(a)では、軸受外殻17がホワイトメタルの軸受面17aと共に、圧縮応力が与えられていない状態で上向きに突出してベースプレート1より上の位置にある様子が見られる。すなわち、軸受外殻17は、ベースプレート1から上方向にはみ出す寸法につくられている。これは、軸受カバー2内の軸受外殻23に関しても同様である。ここで軸受カバー2とベースプレート1が互いに連結されると、それらの内部で、軸受外殻17にはベースプレート1に対する圧縮応力が与えられ、軸受外殻23には軸受カバー2に対する圧縮応力が与えられる。
【0035】
図5(a),(b)を見ると、軸受外殻17がねじNを補助として所定の位置に固定されているのが分かる。その反対側にも、軸受外殻17を位置づけるための対応するねじNが同様に設けられている。軸受外殻17は、これらのねじによって所定の位置に固定されているため、ベースプレート1に対して移動することができない。これは、軸受カバー2内の軸受外殻23に関しても同様である。軸受外殻17がねじNによって固定されているため、軸受カバー2が持ち上げられても(例えば軸受外殻23を検査するときに)、軸受外殻17が軸受カバーから抜け落ちることはない。図5(a)は、かなり強調された描画であることが留意されるべきである。実際には、圧縮応力が与えられていない状態で、軸受外殻17はベースプレート1内の窪みの上縁部からごくわずかに(すなわち、例えば十分の数ミリだけ)突出している。
【0036】
図7,8はそれぞれ破断線VII−VII、VIII−VIIIの各々に沿った断面図を示す。図7及び図8には、特に、ベースプレート1内の軸受外殻17と軸受カバー2内の軸受外殻23のためのねじNの配置が見られる。ねじNのこの配置は図1にも見られる。図7をより詳細に見ると、2つのねじに加えて、2つの軸受外殻17と23を互いに対して位置づけることを容易にする位置づけピンPがあるのが分かる。さらに、軸受カバー2内の溝221の端部(図3も参照のこと)がみられる。また、図8には、潤滑油が供給される通路18の端部(図3も参照のこと)が、また見られる。
【0037】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によると、3つのハウジング部品(ベースプレート、ハウジング、シリンダージャケット)の連結後にも、軸受カバーと、該軸受カバーに対応するベースプレート内の側方の面との間に側方の間隙が生ずることがないという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるクランクシャフト用軸受の断面図。
【図2】 図1に示した軸受の平面図。
【図3】 図1の線III−IIIにおける断面図。
【図4】 図1の線IV−IVに沿った断面図である。
【図5】 (a)は軸受外殻が挿入され、かつ軸受外殻に圧縮応力が与えられていないベースプレートの断面図、(b)は図1のV部をより詳細に示す断面図。
【図6】 図1のVI部の拡大断面図。
【図7】 図1の線VII−VIIにおける拡大断面図。
【図8】 図1の線VIII−VIIIにおける拡大断面図。
【符号の説明】
1…ベースプレート、2…軸受カバー、12,13…側方接触面、17…軸受外殻、20,21…突出部、200,210…端部領域、202,212…側方外面。
Claims (10)
- ベースプレート(1)に挿入された軸受外殻(17)と、ベースプレート(1)に取り外し可能に連結された少なくとも2つの突出部(20,21)を有する軸受カバー(2)とを含み、突出部(20,21)は側方外面(202,212)、並びにベースプレート(1)から離間した位置にある端部領域(201,211)、及びベースプレート(1)に面し、端部領域(201,211)の反対側に設けられる端部領域(200,210)を有し、かつ、ベースプレート(1)に側方接触面(12,13)が、軸受カバー(2)の突出部(20,21)の側方外面(202,212)に対向するように配置されて設けられているクランクシャフト用の軸受において、
突出部の、ベースプレート(1)から離れた位置にある前記端部領域(201,211)に、締め付けにより応力を生じさせる独立した応力発生装置(3)を締結するための受容部(211a)が設けられており、該応力発生装置(3)によって、非組立状態において、突出部(20,21)の端部領域(201,211)が互いに離間するように押圧されることが可能であり、その押圧により、突出部の、ベースプレート(1)に面する端部領域(200,210)が互いに近づく方向に移動され、該押圧が解除されることにより端部領域(200,210)に対して応力が生じ、それゆえ組立状態において突出部(20,21)の側方外面(202,212)がベースプレート(1)の側方接触面(12,13)に対して押しつけられることを特徴とする軸受。 - ベースプレート(1)が側方ガイド面(10,11)を有し、該ガイド面に側方接触面(12,13)が隣接し、該接触面に軸受カバー(2)の突出部(20,21)の外面(202,212)が押し付けられ、かつ、
軸受カバー(2)とベースプレート(1)の寸法が、軸受カバーが解除された状態のときに、軸受カバー(2)の突出部(20,21)の側方外面(202,212)の互いの距離が、ベースプレート(1)の側方ガイド面(10,11)の互いの距離よりもわずかに小さく、しかし、側方接触面(12,13)の互いの距離よりはわずかに大きくなるように選択されることを特徴とする請求項1に記載の軸受。 - 支持面(203,213,14,15)が、突出部(20,21)の、ベースプレート(1)に面する前記端部(200,210)と、ベースプレート(1)との両方に形成され、かつ、突出部(20,21)の支持面(203,213)はベースプレート(1)の支持面(14,15)に押しつけられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の軸受。
- 軸受カバー(2)がねじ連結(S)によってベースプレート(1)に連結され、ねじ連結(S)は、突出部(20,21)の、ベースプレート(1)から離れた位置にある前記端部(201,211)から延在し、突出部(20,21)を通じ、突出部(20,21)及びベースプレート(1)の支持面(203,213,14,15)を通ってベースプレート(1)内に通じていることを特徴とする請求項3に記載の軸受。
- 軸受外殻(23)と軸受外殻(17)が、軸受カバー(2)とベースプレート(1)に挿入され、かつ、軸受外殻(23)には軸受カバー(2)に対する応力が与えられ、軸受外殻(17)にはベースプレート(1)に対する応力が与えられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の軸受。
- 支持面(203,213,14,15)が、軸受カバー(2)及びベースプレート(1)にて実質的に水平に延在する請求項3〜5のいずれか1項に記載の軸受。
- 請求項1〜6のいずれか1項に従う軸受を少なくとも1つ含む、特にクロスヘッドディーゼルエンジンであるディーゼルエンジン。
- 軸受外殻(17)がベースプレート(1)内に挿入され、次いで軸受カバー(2)がベースプレート(1)に向かってガイドされかつベースプレート(1)に連結され、軸受カバー(2)は少なくとも2つの突出部(20,21)を有し、該突出部の各々が側方の外面(202,212)、並びにベースプレート(1)から離間した位置にある端部領域(201,211)、及びベースプレート(1)に面し、端部領域(201,211)の反対側に設けられる端部領域(200,210)を有し、軸受カバー(2)がガイドされるときに、前記側方の外面が、それらに対応するベースプレート(1)の側方の接触面(12,13)に沿ってガイドされることができるクランクシャフト用軸受けの組立方法において、
軸受カバー(2)を側方の接触面(12,13)に沿ってガイドする前に、突出部(20,21)の端部領域(201,211)に設けられ、締め付けにより応力を生じさせる独立した応力発生装置(3)により、突出部(20,21)の、端部領域(201,211)は互いに離れる方向に押圧されることによって、ベースプレート(1)に面する端部領域(200,210)が、互いに近づく方向に移動され、それにより、該突出部の端部領域(200,210)に、同端部領域(200,210)の移動方向と反対方向の応力が与えられることと、
前記のように応力を付与された端部領域(200,210)を有する突出部を備える軸受カバー(2)が、次いで、ベースプレート(1)の側方接触面(12,13)に沿ってベースプレート(1)上に完全にガイドされることと、
突出部(20,21)の応力が解除されると、応力が与えられたために、突出部の、ベースプレート(1)に面する端部領域(200,210)は、ベースプレート(1)の側方接触面(12,13)に押し付けられることと、
軸受カバー(2)がベースプレート(1)に連結されること
とからなることを特徴とする軸受の組立方法。 - 軸受カバー(2)及びベースプレート(1)の寸法は、軸受カバー(2)が上方からベースプレート(1)に向かってガイドされているときに、最初に、突出部(20,21)がガイド面より幅狭の寸法の側方接触面(12,13)上に上方から突き当たるまで、突出部(20,21)の側方外面(202,212)がベースプレート(1)内の側方ガイド面(10,11)に沿ってガイドされるように選択されており、
突出部(20,21)は、軸受カバー(2)がベースプレート(1)上に完全にガイドされるまで突出部(20,21)がベースプレート(1)の側方接触面(12,13)に沿って滑ることができるように応力を発生させることと、突出部(20,21)の予め発生させた応力が弛められることと、軸受カバー(2)がベースプレート(1)に連結されることとを特徴とする請求項8に記載の方法。 - 軸受外殻(17,23)がベースプレート(1)と軸受カバー(2)内に挿入され、
軸受外殻(17)にはベースプレート(1)に対する応力が与えられ、軸受外殻(23)には軸受カバー(2)に対する応力が与えられることを特徴とする請求項8又は9に記載の方法。
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