JP4325575B2 - モノトーン画像のための基準色調設定 - Google Patents

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Description

この発明は、モノトーン画像のための基準色調を設定する技術に関する。
インクジェットプリンタを用いて、カラー印刷やモノトーン印刷などの種々の印刷を行うことが可能である。モノトーン印刷としては、グレー階調のみを有する画像を再現する印刷(狭義の「モノクロ印刷」)と、グレー以外の色調が付与された画像を再現する印刷(狭義の「モノトーン印刷」)とがある。なお、本明細書では、特に断らない限り、「モノトーン印刷」は狭義のモノクロ印刷も含む広義の意味で使用される。モノトーン画像を印刷する技術は、例えば下記の特許文献に開示されている。
特開平11−196285号公報 特開2002−331693号公報 特開2002−337323号公報 特開2004−142423号公報
モノトーン画像の基準色調としては、ニュートラル調、ウォーム調、クール調、セピア調などの色調が用いられることが多い。しかし、従来は、モノトーン画像の基準色調をどのように設定すべきかについては、あまり工夫されていないのが実情であった。
本発明は、好ましいモノトーン画像を印刷できるように基準色調を設定する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による方法は、モノトーン画像のための色調を設定する方法であって、
(a)1つの指定点でモノトーン画像の色調を指定するための色調指定領域を含む色調設定画面を表示する工程と、
(b)前記色調指定領域内で指定された指定点の位置に応じて、前記モノトーン画像の色調を決定する工程と、
を備え、
前記色調指定領域は、
(i)L*a*b*表色系のa*b*平面上において定義されており、
(ii)ウォーム調とニュートラル調とクール調の3つの基準色調を示す3つの基準色調点は同じL*値を有し、前記3つの基準色調点が、前記色調指定領域内で予め直線的に配置されている、
ことを特徴とする。
この方法によれば、ウォーム調とニュートラル調とクール調の3つの基準色調点が色調指定領域内で予め直線的に配置されるので、一貫性のある好ましい基準色調を有するモノトーン画像を得ることが可能である。
前記ウォーム調の基準色調点とニュートラル調の基準色調点を結ぶ第1の直線と、前記ニュートラル調の基準色調点とクール調の基準色調点を結ぶ第2の直線と、のなす角度は20度以下であるものとしてもよい。
また、前記色調指定領域は、L*の値が40±10であるa*b*平面上において定義されているものとしてもよい。
前記ウォーム調とニュートラル調とクール調の3つの基準色調を示す3つの基準色調点が、a*b*平面のa*軸よりもb*軸に近い傾きを有する直線に沿って配置されていることが好ましい。
一般に、a*値の変化に関して人間の視覚は敏感であり、b*値の変化に関しては人間の視覚は鈍感なので、モノトーン画像の色調設定の際にb*値をa*値より大きく変化させても自然な色調を有するモノトーン画像として観察される傾向にある。従って、3つの基準色調点をa*軸よりもb*軸に近い傾きを有する直線に沿って配置すれば、自然な色調を有するモノトーン画像を得ることができる。
前記方法は、さらに、(c)前記設定された色調で印刷媒体上に前記モノトーン画像を印刷する工程、を備え、
前記印刷されたモノトーン画像においては、前記印刷媒体の色味に拘わらず、前記ウォーム調とニュートラル調とクール調の3つの基準色調がa*b*平面上において直線的に配置されるように印刷されるようにしてもよい。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、印刷方法および印刷装置、印刷制御方法および印刷制御装置、それらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の形態で実現することができる。
A.実施例:
図1は、本発明の一実施例としての画像処理システムを示すブロック図である。この画像処理システムは、コンピュータ10と、スキャナ20と、カラープリンタ30とを備えている。
スキャナ20は、原画から画像データDT2を読み取ってコンピュータ10へ出力する。コンピュータ10は、この画像データDT2に基づいてCRT22に画像を表示し、カラープリンタ30に画像を印刷させる。読み込んだ画像をカラーで印刷したい場合には、画像データDT2としてRGB信号が使用されるのが普通である。
コンピュータ10では、所定のオペレーティングシステムの下で、アプリケーションプログラム40が動作する。このオペレーティングシステムには、CRTドライバ17やプリンタドライバ41が組み込まれている。アプリケーションプログラム40からはプリンタドライバ41を介して、カラープリンタ30に転送するための画像データDT1が出力される。
アプリケーションプログラム40は、例えばフォトレタッチソフトであり、画像データDT2に対して画像のレタッチなどの処理を行う。アプリケーションプログラム40によって得られた処理済みの画像データDT3は、CRTドライバ17やプリンタドライバ41に与えられる。
アプリケーションプログラム40が印刷命令を発すると、コンピュータ10のプリンタドライバ41が、処理済みの画像データDT3を印刷信号DT1に変換してカラープリンタ30に送信する。印刷信号DT1は、複数種類のインクのドット形成状態を示すデータ(ドットデータ)と、副走査送り量とを有している。
プリンタドライバ41は、解像度変換モジュール41aと、色変換モジュール41bと、色変換テーブル41eと、ハーフトーンモジュール41cと、ラスタライザ41dとを備えている。
解像度変換モジュール41aは、アプリケーションプログラム40から得られた処理結果DT3の解像度を印刷解像度に変換して変換結果DT4を得る。色変換モジュール41bは、色変換テーブル41eを用いて、解像度変換後の画像データDT4に基づいて各画素毎にカラープリンタ30が使用する各インクの使用量を決定する。ハーフトーンモジュール41cは、いわゆるハーフトーン処理を実行する。ラスタライザ41dはカラープリンタ30に転送すべきデータ順にドットデータを並べ替え、最終的な印刷データとしての印刷信号DT1をカラープリンタ30に出力する。
色変換モジュール41bは、モノトーン画像印刷用の1次元ルックアップテーブルを生成するための1次元ルックアップテーブル生成部52と、色調設定画面を表示デバイス(CRT22)に表示するためのユーザインタフェース部54と、色調設定画面における設定に応じてモノトーン画像の色調を決定するための色調決定部56とを有している。色変換モジュール41bの機能の詳細については後述する。
色変換モジュール41bにおいて色調が付加される対象となるグレー画像は、例えばスキャナ20において読み込んだ画像がモノクロ画像(白黒画像)である場合にはそのモノクロ画像をそのまま用いることができる。あるいは、スキャナ20において読み込んだ画像がカラー画像であっても、アプリケーションプログラム40による色補正によってグレー画像に変換することができる。原画がカラー画像であっても、一旦モノクロ画像に変換されるので、後に色調が改めて付与されたモノトーン画像を得ることができる。
色変換テーブル41eは、カラー画像印刷用の3次元ルックアップテーブル(LUT:Look Up Table)411と、モノトーン画像印刷用の1次元ルックアップテーブル412、413とを有している。
図2は、モノトーン画像の印刷を行う手順を示すフローチャートである。また、図3は、処理の内容を示す説明図である。図2のステップT11では、アプリケーションプログラム40によって印刷対象となるグレー画像データ(図3(A))が生成される。なお、アプリケーションプログラム40の代わりに、プリンタドライバ41内の図示しないグレー画像生成部がこの処理を実行するようにしてもよい。
ステップT12では、ユーザインタフェース部54によって色調設定画面100(図3(B))がCRT22に表示され、ユーザが色調設定画面100内のカラーサークル110を用いてモノトーン画像の色調を設定する。カラーサークル110を用いた色調の設定方法については後述する。色調が設定されると、ステップT13において、1次元LUT生成部52が基準1次元ルックアップテーブル412(図3(C))からモノトーン画像印刷用1次元ルックアップテーブル413(図3(D))を生成する。基準1次元LUT412は、ニュートラル調のモノトーン画像(狭義の「モノクロ画像」)を印刷する場合に使用されるLUTである。横軸にはグレー画像の明度の階調値(以下「グレー階調値」または「明度階調値」と称する)Qを、縦軸には各インクの使用量を、それぞれ採っている。なお、グレー階調値Qは、大きい値を採るほど明度が高い。
図3(C)の例では無彩色インクとして明度の異なる三種のインクを採用しており、それぞれ明度の低い方から順に使用量K1,K2,K3で表している。また、有彩色インクとしてシアン、マゼンタ、イエローの三色を採用しており、それぞれ使用量C,M,Yで表している。グレー階調値Qに対応して、基準1次元ルックアップテーブル412に記憶されたインクの使用量K1,K2,K3,C,M,Yを用いれば、ニュートラル調の画像を印刷することができる。なお、「1次元LUT」という名称は、入力が1次元(グレー階調値のみ)であることを意味している。1次元LUTの出力は、モノトーン印刷に使用される複数種類のインクの使用量を表す複数の値となる。
1次元LUT生成部52(図1)は、基準1次元LUT412から、カラーサークル110で設定された色調を有するモノトーン画像印刷用1次元LUT413を生成する。なお、「色調(tint)」とは、「色相(hue)」と「彩度(saturation)」の組合せを意味している。図3(D)に示すモノトーン画像印刷用1次元LUT413は、無彩色インクの使用量K1,K2,K3が基準1次色LUT412と同一であり、有彩色インクの使用量C’,M’,Y’の少なくとも1つが基準1次色LUT412と異なっている。換言すれば、モノトーン画像印刷用1次元LUT413は、基準1次元LUT412における有彩色インクの使用量C,M,Yを調整することによって生成される。
有彩色インクの使用量C’,M’,Y’は、例えば以下の(1a)〜(1c)に従って決定される。
C’=C×Ck …(1a)
M’=M×Mk …(1b)
Y’=Y×Yk …(1c)
ここで、Ck,Mk,Ykはカラーサークル110を用いて設定された色調を実現するための各インク量の調整値である。
図2のステップT14では、設定された色調でモノトーン画像が印刷される。この際、色変換モジュール41bは、ステップT13で作成された印刷用1次元LUT413を用いて、印刷対象のグレー画像の画像データを複数種類のインクの使用量に変換する。そして、ハーフトーンモジュール41cとラスタライザ41dとによって、プリンタ30に供給する印刷データDT1が生成される。
図4は、色調設定画面100を拡大して示す説明図である。この色調設定画面100は、カラーサークル110と、見本画像表示領域120と、色調決定ボタン140と、4つの基準色調設定ボタン150,160,170,180とを有している。カラーサークル110内の各画素は、カラーサークル110内の位置に応じて予め決められた色調で表示されている。モノトーン画像の色調は、カラーサークル110内で指定される任意の指定点Pccの位置に応じて設定される。見本画像表示領域120は、指定点Pccに応じた色調が付された見本画像を表示するための領域である。この見本画像は、印刷対象画像(図3(A))の縮小画像とすることが好ましいが、所定の標準的な画像を見本画像として使用することも可能である。
基準色調設定ボタン150,160,170,180は、ニュートラル調、ウォーム調、クール調、セピア調をそれぞれ基準として色調を設定したモノトーン画像を得るためのボタンである。これらのボタンのいずれかを選択した場合には、カラーサークル110上に基準色調を表す特定のマーク(例えば黒点)が表示される。本明細書では、基準色調を示すマークの位置を、「基準色調点」とも呼ぶ。4つの基準色調ボタンのいずれかを押した後に色調決定ボタン140を押したときには、その基準色調がモノトーン画像の色調としてそのまま採用される。一方、色調の再調整を行いたいときには、1つの基準色調設定ボタンを押した後に、カラーサークル110内の他の位置を指定することができる。このとき、基準色調のマークを残したまま、新たな指定点Pccの位置を基準色調のマークとは異なるマークで表示することが好ましい。あるいは、基準色調のマークを消去して、新たな指定点Pccのマークのみを表示するようにしてもよい。なお、基準色調設定ボタンを選択せずに、単にカラーサークル110内の位置を指定することによって、モノトーン画像の色調を設定することも可能である。
カラーサークル110内の複数の基準色調点は、印刷に使用する印刷用紙の種類に拘わらず、一定の位置にそれぞれ配置されることが好ましい。ユーザインタフェース部54(図1)には、複数の基準色調点の位置が予め登録されている。
図5は、カラーサークル110における基準色調点の位置を示す説明図である。この例では、カラーサークル110は、L*=40におけるa*b*平面上で定義されている。すなわち、このカラーサークル110内の任意の点は、L*=40であり、a*とb*の値がカラーサークル110の位置に応じて決定される。
ニュートラル調の基準色調点Pneutralは、a*=b*=0の位置に設定されることが好ましい。ウォーム調の基準色調点Pwarmは、a*及びb*の値が共にプラスの位置に設定される。クール調の基準色調点Pcoolは、a*及びb*の値が共にマイナスの位置に設定される。
本実施例では、ウォーム調とニュートラル調とクール調の3つの基準色調点Pneutral,Pwarm,Pcoolは、直線的に配置されている。この理由は、このような配置を採用すると、これらの3つの基準色調の相対的な色調が一貫性を持ったものとして観察されるので、好ましい色調のモノトーン画像が得られ易いからである。
なお、3つの基準色調点Pneutral,Pwarm,Pcoolは、ウォーム調の基準色調点Pwarmとニュートラル調の基準色調点Pneutralとを結ぶ第1の直線L1と、ニュートラル調の基準色調点Pneutralとクール調の基準色調点Pcoolを結ぶ第2の直線L2とのなす角度が、20度以下であることが好ましく、10度以下であることが特に好ましい。このような設定を採用すれば、3つの色調の一貫性を実現することができる。なお、「3つの基準色調点Pneutral,Pwarm,Pcoolは直線的に配置される」という文言は、このように2つの直線L1,L2が0でない小さな角度をなす場合を含んでいる。
セピア調の基準色調点Psepiaは、他の3つの基準色調との一貫性が要求されないので、3つの基準色調点Pneutral,Pwarm,Pcoolの直線的配置から外れた位置に配置することができる。例えば、ニュートラル調の基準色調点Pneutralとセピア調の基準色調点Psepiaとを結ぶ直線L3は、ウォーム調の基準色調点Pwarmとニュートラル調の基準色調点Pneutralとを結ぶ第1の直線L1から10度〜40度の範囲の角度でa*側に傾いた位置に設定されることが好ましい。なお、直線L1〜L3は仮想的な線であり、色調設定画面には表示されないことが好ましい。
また、ウォーム調とニュートラル調とクール調の3つの基準色調点Pneutral,Pwarm,Pcoolは、a*b*平面のa*軸よりもb*軸に近い傾きを有する直線に沿って配置されていることが好ましい。これは以下の理由による。a*値の変化に関して人間の視覚は敏感なので、モノトーン画像の色調設定の際にa*の値を大きく変化させると、赤あるいは緑の色が画像全体にかぶり、モノトーン画像として観察されない可能性がある。一方、b*値の変化に関しては人間の視覚は鈍感なので、モノトーン画像の色調設定の際にb*値をa*値より大きく変化させても自然な色調を有するモノトーン画像として観察される傾向にある。従って、a*軸よりもb*軸に近い傾きを有する直線に沿って3つの基準色調点Pneutral,Pwarm,Pcoolを配置すれば、好ましい自然な色調を有するモノトーン画像を得ることができる。
図5の例では、さらに、ウォーム調の基準色調点Pwarmとニュートラル調の基準色調点Pneutralとの間の距離(すなわち色差)ΔEn-wと、ニュートラル調の基準色調点Pneutralとクール調の基準色調点Pcoolとの間の距離ΔEn-cとがほぼ等しく設定されている。こうすれば、デフォール値(初期設定値)としてのウォーム調とクール調が、等しい程度のウォーム感及びクール感を与えることことができる。
ところで、カラーサークル110内の基準色調のa*値とb*値は、印刷用紙(「印刷媒体」とも呼ぶ)に色味が付いていない純粋な白色である場合の値である。実際の印刷用紙はそれぞれ多少の色味が付いているので、印刷されたモノトーン画像を測色すると、そのa*値とb*値は図5に示したものから多少ずれた値となるのが普通である。
図6(A)は、薄青色の色調を有する印刷用紙(「薄青色メディア」とも呼ぶ)に印刷したモノトーン画像によって実現される基準色調を示す説明図である。薄青色メディアに印刷したモノトーン画像では、4つの基準色調点Pneutral,Pwarm,Pcool,Psepiaが、図5の位置よりもやや左下側(すなわち青色側に)にシフトしている。この結果、ニュートラル調モノトーン画像の色調Pneutralは、a*,b*が共にマイナスの値になる。
但し、薄青色メディアに印刷したモノトーン画像においても、ウォーム調とニュートラル調とクール調の3つの基準色調点Pneutral,Pwarm,Pcoolが直線的に配置される点は図5のカラーサークル110と同じである。但し、薄青色メディアを使用した場合には、ウォーム調の基準色調点Pwarmとニュートラル調の基準色調点Pneutralとの間の距離ΔEn-wは、ニュートラル調の基準色調点Pneutralとクール調の基準色調点Pcoolとの間の距離ΔEn-cよりも大きくなることが好ましい。このような配置を実現すれば、ウォーム調が暖かい印象を与え、かつ、クール調が冷たい印象を与えるという視覚的効果を確保することができる。
図6(B)は、薄青色メディアに印刷したニュートラル調モノトーン画像のa*b*値がL*値によって変化する様子を示すグラフである。この例では、L*=40ではa*,b*が共にマイナスである。但し、L*の値が増加するとa*値とb*値がともに減少する。ここでは、L*=95は紙白Wに相当し、L*=8は黒ベタBKに相当するものとしている。紙白Wのa*,b*の値は印刷用紙自身の色を示しており、この例では薄青色メディアの紙白Wのa*,b*の値は共にマイナスであると仮定している。一方、黒ベタBKのa*,b*の値は印刷用紙によらない黒インク自身の色を示しており、この例では黒インクのa*,b*の値は共にプラスであると仮定している。
図7(A)は、薄黄色の色調を有する印刷用紙(「薄黄色メディア」とも呼ぶ)に印刷したモノトーン画像によって実現される基準色調を示す説明図である。薄黄色メディアに印刷したモノトーン画像では、4つの基準色調点Pneutral,Pwarm,Pcool,Psepiaが、図5の位置よりもやや右上側にシフトしている。この結果、ニュートラル調モノトーン画像の色調Pneutralは、a*,b*が共にプラスの値になる。
薄黄色メディアに印刷したモノトーン画像においても、ウォーム調とニュートラル調とクール調の3つの基準色調点Pneutral,Pwarm,Pcoolが直線的に配置されている点は図5のカラーサークル110や図6(A)の薄青色メディアと同じである。但し、薄黄色メディアを使用した場合には、薄青色メディアとは逆に、ウォーム調の基準色調点Pwarmとニュートラル調の基準色調点Pneutralとの間の距離ΔEn-wは、ニュートラル調の基準色調点Pneutralとクール調の基準色調点Pcoolとの間の距離ΔEn-cよりも小さくなることが好ましい。このような配置を実現すれば、ウォーム調が暖かい印象を与え、かつ、クール調が冷たい印象を与えるという視覚的効果を確保することができる。
図7(B)は、薄黄色メディアに印刷したニュートラル調モノトーン画像のa*b*値がL*値によって変化する様子を示すグラフである。この例では、L*=40ではa*,b*が共にプラスである。薄青色メディアの場合と同様に、紙白Wのa*,b*の値は印刷用紙自身の色を示しており、この例では薄黄色メディアの紙白Wのa*,b*の値は共にプラスであると仮定している。一方、黒ベタBKのa*,b*の値は印刷用紙によらない黒インク自身の色を示しており、この例では黒インクのa*,b*の値は共にプラスであると仮定している。黒ベタBKのa*,b*の値は図6(B)に示したものと同じである。
このように、上記実施例では、印刷媒体の色味に拘わらず、ウォーム調とニュートラル調とクール調の3つの基準色調点Pneutral,Pwarm,Pcoolが直線的に配置されているので、これらの3つの基準色調の相対的な色調が一貫性を有するモノトーン画像を得ることが可能である。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
B1.変形例1:
上記実施例では、円形を有するカラーサークル110を用いてモノトーン画像の色調を設定していたが、色調を設定する領域(「色調設定領域」と呼ぶ)は円形に限らず、任意の形状を有することが可能である。また、色調設定領域の色空間としては、L*a*b*色空間などの均等色空間を利用することが好ましいが、他の色空間を利用することも可能である。
B2.変形例2:
上記実施例では、C,M,Y,K1,K2,K3の6種類のインクを用いて印刷を行う場合について説明したが、本発明は、任意の種類のインクを用いる場合に適用可能である。
B3.変形例3:
上記実施例では、インクジェットプリンタに本発明を適用した例を説明したが、本発明はレーザプリンタなどの他の種類のプリンタにも適用可能である。また、本発明は、一般にカラー印刷機能とモノトーン印刷機能を有する装置に適用可能であり、ファクシミリやコピー機にも適用可能である。
本発明の一実施例としての画像処理システムを示すブロック図である。 モノトーン画像の印刷を行う手順を示すフローチャートである。 モノトーン画像の印刷処理の内容を示す説明図である。 色調設定画面を拡大して示す説明図である。 カラーサークルにおける基準色調点の位置を示す説明図である。 薄青色メディアに印刷した場合の基準色調を示す説明図である。 薄黄色メディアに印刷した場合の基準色調を示す説明図である。
符号の説明
10…コンピュータ
17…CRTドライバ
20…スキャナ
22…CRT
30…カラープリンタ
40…アプリケーションプログラム
41…プリンタドライバ
41a…解像度変換モジュール
41b…色変換モジュール
41c…ハーフトーンモジュール
41d…ラスタライザ
41e…色変換テーブル
54…ユーザインタフェース部
56…色調決定部
100…色調設定画面
110…カラーサークル(色調指定領域)
120…見本画像表示領域
140…色調決定ボタン
150,160,170,180…基準色調設定ボタン

Claims (13)

  1. モノトーン画像のための色調を設定する方法であって、
    (a)1つの指定点でモノトーン画像の色調を指定するための色調指定領域を含む色調設定画面を表示する工程と、
    (b)前記色調指定領域内で指定された指定点の位置に応じて、前記モノトーン画像の色調を決定する工程と、
    を備え、
    前記色調指定領域は、
    (i)L*a*b*表色系のa*b*平面上において定義されており、
    (ii)ウォーム調とニュートラル調とクール調の3つの基準色調を示す3つの基準色調点は同じL*値を有し、前記3つの基準色調点が、前記色調指定領域内で予め直線的に配置されている、
    ことを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の方法であって、
    前記ウォーム調の基準色調点とニュートラル調の基準色調点を結ぶ第1の直線と、前記ニュートラル調の基準色調点とクール調の基準色調点を結ぶ第2の直線と、のなす角度は20度以下である、方法。
  3. 請求項1又は2記載の方法であって、
    前記色調指定領域は、L*の値が40±10であるa*b*平面上において定義されている、方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の方法であって、
    前記ウォーム調とニュートラル調とクール調の3つの基準色調を示す3つの基準色調点が、a*b*平面のa*軸よりもb*軸に近い傾きを有する直線に沿って配置されている、方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の方法であって、さらに、
    (c)前記設定された色調で印刷媒体上に前記モノトーン画像を印刷する工程、
    を備え、
    前記印刷されたモノトーン画像においては、前記印刷媒体の色味に拘わらず、前記ウォーム調とニュートラル調とクール調の3つの基準色調がa*b*平面上において直線的に配置されるように印刷される、方法。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の方法であって、
    薄青色の印刷媒体を使用する場合には、前記ウォーム調の基準色調点と前記ニュートラル調の基準色調点との間の距離ΔEn-wを、前記ニュートラル調の基準色調点と前記クール調の基準色調点との間の距離ΔEn-cよりも大きくする、方法。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の方法であって、
    薄黄色の印刷媒体を使用する場合には、前記ウォーム調の基準色調点と前記ニュートラル調の基準色調点との間の距離ΔEn-wを、前記ニュートラル調の基準色調点と前記クール調の基準色調点との間の距離ΔEn-cよりも小さくする、方法。
  8. モノトーン画像の印刷のための色調を設定する装置であって、
    1つの指定点でモノトーン画像の色調を指定するための色調指定領域を含む色調設定画面を表示するユーザインターフェース部と、
    前記色調指定領域内で指定された指定点の位置に応じて、前記モノトーン画像の色調を決定する色調決定部と、
    を備え、
    前記色調指定領域は、
    (i)L*a*b*表色系のa*b*平面上において定義されており、
    (ii)ウォーム調とニュートラル調とクール調の3つの基準色調を示す3つの基準色調点は同じL*値を有し、前記3つの基準色調点が、前記色調指定領域内で予め直線的に配置されていることを特徴とする、装置。
  9. 請求項8記載の装置であって、
    前記色調決定部は、薄青色の印刷媒体を使用する場合には、前記ウォーム調の基準色調点と前記ニュートラル調の基準色調点との間の距離ΔEn-wを、前記ニュートラル調の基準色調点と前記クール調の基準色調点との間の距離ΔEn-cよりも大きくする、装置。
  10. 請求項8又は9記載の装置であって、
    前記色調決定部は、薄黄色の印刷媒体を使用する場合には、前記ウォーム調の基準色調点と前記ニュートラル調の基準色調点との間の距離ΔEn-wを、前記ニュートラル調の基準色調点と前記クール調の基準色調点との間の距離ΔEn-cよりも小さくする、装置。
  11. 画像データから印刷データを作成するためのプリンタドライバであって、
    1つの指定点でモノトーン画像の色調を指定するための色調指定領域を含む色調設定画面を表示するユーザインターフェース部と、
    前記色調指定領域内で指定された指定点の位置に応じて、前記モノトーン画像の色調を決定する色調決定部と、
    前記色調が決定されたモノトーン画像の印刷データを作成する印刷データ作成部と、
    を備え、
    前記色調指定領域は、
    (i)L*a*b*表色系のa*b*平面上において定義されており、
    (ii)ウォーム調とニュートラル調とクール調の3つの基準色調を示す3つの基準色調点は同じL*値を有し、前記3つの基準色調点が、前記色調指定領域内で予め直線的に配置されている、
    ことを特徴とするプリンタドライバ。
  12. 請求項11記載のプリンタドライバであって、
    前記色調決定部は、薄青色の印刷媒体を使用する場合には、前記ウォーム調の基準色調点と前記ニュートラル調の基準色調点との間の距離ΔEn-wを、前記ニュートラル調の基準色調点と前記クール調の基準色調点との間の距離ΔEn-cよりも大きくする、プリンタドライバ。
  13. 請求項11又は12記載のプリンタドライバであって、
    前記色調決定部は、薄黄色の印刷媒体を使用する場合には、前記ウォーム調の基準色調点と前記ニュートラル調の基準色調点との間の距離ΔEn-wを、前記ニュートラル調の基準色調点と前記クール調の基準色調点との間の距離ΔEn-cよりも小さくする、プリンタドライバ。
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