JP4323698B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のダッシュボード内の表示源に表示された重畳用画像をダッシュボードの上方のフロントガラスやコンバイナ上に投影させることで、これらフロントガラスやコンバイナを透して視認される車両の前景と重畳用画像の虚像とを重畳視認させる車両用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ヘッドアップディスプレイと呼ばれるこの種の車両用表示装置は、運転に必要な補助情報等を車両の前景と重畳視認させるもので、運転中に大きな視線移動を行うことなく補助情報等を認識できるという特徴を有している。
【0003】
そして、このような車両用表示装置については、運転者の体格やドライビングポジション等によるアイポイントの上下方向の相違を補償するものとして、特開平5−229366号、特開平6−48218号、特開平6−144082号、並びに、特開平7−144557号の各公報に代表される提案が、既に公知となっている。
【0004】
そして、これらの各提案では、表示源からの重畳用画像の像光をフロントガラスやコンバイナに向けて反射させる反射ミラーの傾斜角を調整可能とすることで、フロントガラスやコンバイナ上の重畳用画像の投影点を上下に調整できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように反射ミラーの傾斜角を調整して、フロントガラスやコンバイナ上の重畳用画像の投影点を上下に調整すると、反射ミラーによる反射光の通過するダッシュボード箇所が変化することになるので、それに応じた開口部をダッシュボードに設ける必要が生じる。
【0006】
しかし、そうなると、本来は塵埃や異物の進入を防ぐ意味で小さければ小さいに越したことのないダッシュボードの開口を、大きくしなければならなくなるので、塵埃や異物の進入を抑制する対策を別途講じる必要が生じる。
【0007】
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、運転者の体格やドライビングポジションによりアイポイントの上下位置が変化すること等に合わせて、表示源に表示された重畳用画像をダッシュボードの上方のフロントガラスやコンバイナに向けて反射させる反射鏡を、傾斜角の調整等により変位させるのに伴って、反射鏡による反射光の通過するダッシュボード箇所が変化する場合であっても、反射光を通過させるダッシュボードの開口からの塵埃や異物の進入を好適に抑制することができる車両用表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項1に記載した本発明の車両用表示装置は、表示源に表示された重畳用画像の像光を反射させて車両のダッシュボードの上方に配置された被投影部材上に前記重畳用画像を投影させる反射鏡を、前記ダッシュボード内で変位させることで、前記被投影部材上における前記重畳用画像の投影箇所を変位させる車両用表示装置において、前記ダッシュボードの上面に設けられ、前記反射鏡により反射された前記像光を前記被投影部材に向けて前記ダッシュボード内から出射させるための開口窓と、前記被投影部材上における前記重畳用画像の投影箇所の変位方向に応じた方向に、前記上面に対して前記開口窓を移動させるための開口窓移動機構とを備えることを特徴とする。
【0009】
また、請求項に記載した本発明の車両用表示装置は、前記反射鏡が、前記表示源からの前記重畳用画像の像光の光軸方向に対して所定角度傾斜していて、前記光軸方向に移動することで前記ダッシュボード内で変位するように構成されており、前記開口窓移動機構が前記光軸方向に沿って前記開口窓を移動させるように構成されているものとした。
【0010】
さらに、請求項に記載した本発明の車両用表示装置は、前記反射鏡がホルダーにより前記光軸方向に対して前記所定角度傾斜するように支持されており、前記開口窓が、前記上面に対して前記光軸方向に沿って移動可能に支持されたカバー本体に形成されており、前記開口窓移動機構が、前記カバー本体と前記ホルダーとを連結する連結部材を有しているものとした。
【0011】
また、請求項に記載した本発明の車両用表示装置は、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、前記開口窓が、前記上面に対して前記被投影部材上における前記重畳用画像の投影箇所の変位方向に応じた方向に移動可能に支持されたカバー本体に形成されており、該カバー本体が、前記カバー本体の移動方向と交わる方向に沿って延在する折り曲げ線を介して互いに折り曲げ可能に連結された複数の帯状板を有して構成されているものとした。
【0012】
さらに、請求項に記載した本発明の車両用表示装置は、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、前記開口窓を開閉する窓開閉部材をさらに備えているものとした。
【0013】
また、請求項に記載した本発明の車両用表示装置は、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、前記開口窓が、前記ダッシュボードの上方に露出する表面に反射抑制処理を施された透光性のカバーにより覆われているものとした。
【0014】
さらに、請求項に記載した本発明の車両用表示装置は、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、前記開口窓を覆う透光性のカバーと、前記上面に交わる方向に延在し前記開口窓の周縁部に連なる遮光壁とをさらに有しており、前記ダッシュボードの上方に露出する前記カバーの表面が、該表面に照射された光を前記遮光壁に向けて反射させるように構成されているものとした。
【0015】
請求項1に記載した本発明の車両用表示装置によれば、ダッシュボード内での反射鏡の位置や角度に応じて変位する被投影部材上での重畳用画像の投影箇所に応じて、反射鏡により反射されて被投影部材に向かう重畳用画像の像光をダッシュボードの外側に出射させる開口窓の位置を、開口窓移動機構により調整することで、反射鏡の位置や角度に応じたダッシュボードの上面箇所に、被投影部材に向かう重畳用画像の像光をダッシュボードの外側に出射させる開口部が、常に最小限の寸法で確保されることになる。
【0016】
また、請求項に記載した本発明の車両用表示装置によれば、開口窓移動機構によってダッシュボードの上面に対する開口窓が、表示源からの重畳用画像の像光の光軸方向に移動されることになる。
【0017】
さらに、請求項に記載した本発明の車両用表示装置によれば、反射鏡を支持するホルダーと共に反射鏡を、表示源からの重畳用画像の像光の光軸方向に移動させると、連結部材によりホルダーに連結されたカバー本体や、このカバー本体に形成された開口部が、反射鏡の移動に連動して、ダッシュボードの上面に対して表示源からの重畳用画像の像光の光軸方向に移動することになる。
【0018】
また、請求項に記載した本発明の車両用表示装置によれば、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、カバー本体の移動範囲がダッシュボードの上面のうち平坦面でない部分に及ぶとしても、帯状板どうしが折り曲げ線を介して折れ曲がることで、平坦面でないダッシュボード部分に差し掛かったカバー本体部分がその平坦面でないダッシュボード部分に沿って配置されることになる。
【0019】
さらに、請求項に記載した本発明の車両用表示装置によれば、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、反射鏡により反射されて被投影部材に向かう重畳用画像の像光をダッシュボードの外側に出射させる開口窓が、窓開閉部材を開放させることで必要に応じて確保され、窓開閉部材を閉塞させると、開口窓からダッシュボードの内部への塵埃や異物の進入が阻止されることになる。
【0020】
また、請求項に記載した本発明の車両用表示装置によれば、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、開口窓からダッシュボードの内部への塵埃や異物の進入がカバーにより阻止され、かつ、ダッシュボードの外部からカバーの表面に照射される光の、ダッシュボードの上方の被投影部材に向かう反射が、カバーの表面に施された反射抑制処理により抑制されることになる。
【0021】
さらに、請求項に記載した本発明の車両用表示装置によれば、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、開口窓からダッシュボードの内部への塵埃や異物の進入がカバーにより阻止され、かつ、ダッシュボードの外部からカバーの表面に照射される光の反射光の、ダッシュボードの上方の被投影部材への到達が、開口窓の周縁部に連なる遮光壁により阻止されることになる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による車両用表示装置の実施形態を、図面を参照して説明する。
【0023】
図1は本発明の一実施形態に係る車両用表示装置の原理的な概略構成を示す断面図で、図1中引用符号5で示す本実施形態の車両用表示装置は、ダッシュボード1の上面1aの上方に位置し車両の前後又は上下方向に対して略均一な傾斜のフロントガラス3(被投影部材に相当)上に、このフロントガラス3を透して視認される前景と重畳視認させる重畳用画像を投影させるもので、車両のダッシュボード1の内部に収容されている。
【0024】
そして、前記車両用表示装置5は、表示源51、拡大反射鏡53、半透過反射鏡55、移動機構57(図3参照)、カバーユニット59等を有している。
【0025】
このうち、前記表示源51は、自発光デバイス(例えば、FE〔フィールドエミッション〕ディスプレイ、蛍光表示管、EL〔エレクトロルミネッセンス〕ディスプレイ等)や、バックライト付きの液晶ディスプレイ等からなり、車両の後方に向けて配置された表示面51a上に、ナビゲーション装置の進行方向情報や走行速度といった、運転に必要な補助情報等の重畳用画像(図示せず)を発光表示させるように構成されている。
【0026】
また、前記拡大反射鏡53は、図2に拡大説明図で示すように、フレネルレンズ53aの平坦面53bと反射鏡53dの反射面53eとを蒸着により密着させて構成されており、フレネルレンズ53aにおける平坦面53bの反対側に形成されたフレネル面53cが、図1に示すように、表示源51の表示面51aに正対するように、表示源51から車両の後方に間隔をおいて配置されている。
【0027】
前記半透過反射鏡55(請求項中の反射鏡に相当)は、前記移動機構57により保持されて、表示源51から拡大反射鏡53に向かう不図示の重畳用画像の像光の光軸L上に配設されている。
【0028】
この移動機構57は、詳しくは、図3に拡大斜視図で示すように、車両の前後方向に延在して平行に配置された2本のガイドシャフト57a,57aと、これらガイドシャフト57a,57aにより車両の前後方向にスライド可能に支持されたスライダ57bと、このスライダ57bに形成されたホルダー57cとを有している。
【0029】
そして、前記ホルダー57cに半透過反射鏡55を取り付けることで、図1に示すように、前記不図示の重畳用画像の像光の光軸Lに対する傾斜角が所定の角度となるように上端を表示源51側に傾けた状態で、表示源51と拡大反射鏡53との間の前記像光の光軸L上に、この光軸Lに沿った方向に、即ち、車両の前後方向に移動可能な状態で、半透過反射鏡55が配置される。
【0030】
尚、図3に示すように、前記移動機構57は、ダッシュボード1側に設けられたピニオン57dと、このピニオン57dに噛合しスライダ57bに固着されたラック57eとをさらに有しており、前記ピニオン57dを電動(モータの作動等による)又は手動(操作ツマミの操作等による)で回転させることで、半透過反射鏡55共々スライダ57bが、図1に示すアイポイントI1 ,I3 の位置の後述する上下方向の変化幅に応じた範囲で、車両の前後方向に移動するように構成されている。
【0031】
前記カバーユニット59は、ダッシュボード1の上面1aに形成された開口1bを覆うカバー本体59aと、このカバー本体59aに形成された開口窓59bとを有している。
【0032】
そして、本実施形態では、ダッシュボード1の上面1aの前記開口1bが、上述した車両の前後方向へのスライダ57bの移動範囲に応じた前後方向幅で形成されており、ダッシュボード1の開口1b内に開口窓59bが位置する範囲に移動範囲が制限されるように、カバー本体59aがカバー支持機構59cによって車両の前後方向に移動可能に支持されている。
【0033】
即ち、図4に裏側(内側)から見たダッシュボード1の上面1aの斜視図で示すように、前記カバー支持機構59c(開口窓移動機構に相当)は、ダッシュボード1の上面1aの裏面に開口1bを挟んで各々取着された略L字状の左右のガイドレール59d,59dを有しており、これら左右のガイドレール59d,59dによってカバー本体59aの左右両側が、前後方向にのみ移動可能に支持されている。
【0034】
尚、各ガイドレール59dの前後両端にはストッパ片59e,59eが折曲形成されており、このストッパ片59eによりカバー本体59aの前後方向への移動が、ダッシュボード1の開口1bから開口窓59bが前後にはみ出さない範囲に規制されている。
【0035】
次に、上述のように構成された本実施形態の車両用表示装置5の作用について説明する。
【0036】
まず、図1中実線で示す半透過反射鏡55の車両の前後方向における位置に開口窓59bの位置が合うように、カバーユニット59のカバー本体59aの前後方向位置が既に調整されているものとして、運転に必要な補助情報等の不図示の重畳用画像が表示源51に表示されてその像光が表示源51の表示面51aから出射されると、その像光は、表示面51aに対向する拡大反射鏡53との間に配置された半透過反射鏡55に到達する。
【0037】
ここで、半透過反射鏡55は、重畳用画像の像光の光軸Lに対する傾斜角が所定の角度となるように上端を表示源51側に傾けて配置されていることから、半透過反射鏡55に到達した重畳用画像の像光の一部はダッシュボード1の下方に向けて反射され、他の一部は、半透過反射鏡55を透過して拡大反射鏡53に到達する。
【0038】
そして、拡大反射鏡53に到達した重畳用画像の像光は、拡大反射鏡53の表示源51側に位置するフレネルレンズ53aのフレネル面53cから平坦面53bに向けてフレネルレンズ53aを透過し、平坦面53bに密着している反射鏡53dの反射面53eに到達して反射され、この反射された重畳用画像の像光は、平坦面53bからフレネル面53cに向けてフレネルレンズ53aを再び透過し、表示源51に向けて拡大反射鏡53から出射される。
【0039】
以上のようにして重畳用画像の像光がフレネルレンズ53a内を往復透過すると、像光の収束作用により重畳用画像が実質的に拡大され、この拡大された状態の重畳用画像の像光が、表示源51に向かう途中で再び半透過反射鏡55に到達する。
【0040】
そして、半透過反射鏡55に到達した重畳用画像の像光の一部は半透過反射鏡55を透過して表示源51に到達し、他の一部は、ダッシュボード1の上方に向けて反射され、カバー本体59aの開口窓59bを通過してフロントガラス3に到達し、これにより、重畳用画像が投影される。
【0041】
すると、フロントガラス3上の重畳用画像の投影点P1 の真後ろのアイポイントI1 からフロントガラス3を透して、一般に運転者の視線の目標点と言われている車両の前方だいたい10〜20m以上先の前景を視認した際の視線L1 上の結像点に、フロントガラス3の投影点P1 に投影された重畳用画像の虚像S1 が視認されることになる。
【0042】
また、半透過反射鏡55を図1中実線で示す位置から想像線で示す位置、即ち、後方に移動させると共に、これに開口窓59bの位置が合うようにカバーユニット59のカバー本体59aを後方に移動させて、重畳用画像を表示源51の表示面51aに表示させると、重畳用画像の像光が半透過反射鏡55を透過しフレネルレンズ53a内を往復透過した後、表示源51に向かう途中で再び半透過反射鏡55に到達して、実質的に拡大された重畳用画像の像光の一部が、半透過反射鏡55によりダッシュボード1の上方に向けて反射され、カバー本体59aの開口窓59bを通過してフロントガラス3に投影される。
【0043】
すると、半透過反射鏡55が後方に移動していることから、フロントガラス3上の重畳用画像の投影点P3 は、半透過反射鏡55が図1中実線で示す位置に位置していた時の投影点P1 よりも上方に移動し、したがって、アイポイントI1 よりも上方に位置する投影点P3 の真後ろのアイポイントI3 からフロントガラス3を透して、車両の前方だいたい10〜20m以上先の前景を視認した際の視線L3 上の結像点に、フロントガラス3の投影点P3 に投影された重畳用画像の虚像S3 が視認されることになる。
【0044】
したがって、アイポイントが上方に移動した場合は、半透過反射鏡55を後方に移動させると共にカバーユニット59のカバー本体59aを後方に移動させて半透過反射鏡55の位置に開口窓59bの位置を合わせ、アイポイントが下方に移動した場合は半透過反射鏡55を前方に移動させると共にカバーユニット59のカバー本体59aを前方に移動させて半透過反射鏡55の位置に開口窓59bの位置を合わせることで、それぞれのアイポイントから車両の前方だいたい10〜20m以上先の前景を視認した際の視線上の結像点に、重畳用画像の虚像が視認されることになる。
【0045】
尚、図1では図面の見易さのために虚像S1 と虚像S3 とを前後方向に若干ずらして記載しているが、虚像S1 と虚像S3 との前後方向位置は実際には同じである。
【0046】
このように本実施形態によれば、表示源51の表示面51aに表示させた重畳用画像の像光を半透過反射鏡55により反射させ、この反射光をダッシュボード1の上面1aに配置されたカバー本体59aの開口窓59bからダッシュボード1の上方に向けて出射させて、フロントガラス3に重畳用画像を投影させると共に、半透過反射鏡55を車両の前後方向に移動させて重畳用画像の投影点P1 ,P3 を上下に変化させ、アイポイントI1 ,I3 からの視線L1 ,L3 上の車両の前景に、重畳用画像の虚像S1 ,S3 を重畳して視認させる車両用表示装置5において、カバー本体59aをカバー支持機構59cによって、ダッシュボード1の上面1aに対して前後方向に移動可能に支持する構成とした。
【0047】
このため、開口窓59bを必要最低限の大きさで構成して、開口窓59bからダッシュボード1の内部への塵埃や異物の進入を最小限に抑制しつつ、前後方向における半透過反射鏡55の位置に合わせて開口窓59bを常に配置して、半透過反射鏡55により反射された重畳用画像の像光を確実にダッシュボード1の上方に向けて出射させることができる。
【0048】
尚、カバー本体59aの開口窓59bは、本実施形態のように常時開放であってもよく、或は、図5に裏側(内側)から見たダッシュボード1の上面1aの斜視図で示すように、カバー本体59aの裏側に左右のガイドレール59k,59kを介して取り付けられた遮光性の開閉蓋59m(窓開閉部材に相当)を設け、重畳用画像の重畳視認を行わないときに開閉蓋59mにより開口窓59bを閉じるように構成してもよい。
【0049】
そして、そのように構成すれば、開口窓59bからダッシュボード1内に塵埃や異物等が進入するのを、開口窓59bを閉じた状態の開閉蓋59mにより確実に防ぐことができ、また、不使用時の表示源51に車外からの光が射し込んで熱による故障等を引き起こさないようにすることができる等、有利である。
【0050】
また、開口窓59bに開閉蓋59mを設ける代わりに、図6に拡大斜視図で示すように、開口窓59bの周囲のカバー本体59a部分に遮光壁59fを立設し、遮光壁59fの内側に透光性の曲面カバー59gを嵌合して、この曲面カバー59gに照射される車外からの光を遮光壁59fに反射させてダッシュボード1内に差し込むのを防ぐ構成としてもよく、或は、図7に要部断面図で示すように、曲面カバー59gの代わりに、表面にアンチリフレクション(AR)処理を施した透光性のカバー59hを嵌合する構成としてもよい。
【0051】
さらに、カバー本体59aは、その移動範囲がダッシュボード1の上面1aに収まらない場合には、図8に模式的な斜視図で示すように、多数の帯状板59jをつなげて任意の箇所にて折り曲げ可能に構成することが望ましい。
【0052】
ちなみに、本実施形態では、カバーユニット59のカバー本体59aが半透過反射鏡55とは独立に、車両の前後方向に移動可能にカバー支持機構59cによってダッシュボード1の上面1aに支持されているものとしたが、車両の前後方向への半透過反射鏡55の移動に連動してカバー本体59aが車両の前後方向に移動し、開口窓59bが半透過反射鏡55の位置に合わせた箇所に配置されるように構成してもよい。
【0053】
そのための具体的な構造としては、例えば、図9に斜視図で示すように、移動機構57のホルダー57cの両側に略T字状の支持部材57f,57f(連結部材に相当)の下端を取着し、各支持部材57fの上端にカバー本体59aの両側縁を取着する構造等を挙げることができる。
【0054】
また、本実施形態では、半透過反射鏡55を移動機構57により車両の前後方向に移動可能とした場合を例に取って説明したが、半透過反射鏡55を車両の前後方向に間隔をおいて複数準備し、それらのうち単一の半透過反射鏡55を選択的に、表示源51と拡大反射鏡53との間の重畳用画像の光路上に進出させ、他の半透過反射鏡55は光路から退避させることのできるように、各半透過反射鏡55に反射鏡進退機構(図示せず)を設けるように構成した場合や、半透過反射鏡55の傾斜角を調整可能に構成した場合にも、本発明は適用可能である。
【0055】
さらに、拡大反射鏡53の反射鏡53dによる重畳用画像の像光の反射によってその光路長を稼ぐ構成を省略し、半透過反射鏡55を単なる反射鏡に変えると共に表示源51を拡大反射鏡53の位置に配置して、表示源51からの重畳用画像の像光を半透過反射鏡55の位置の反射鏡によりフロントガラス3側に反射させるように構成した場合にも、本発明は適用可能である。
【0056】
また、本実施形態で所定の角度として説明した半透過反射鏡55の傾斜角は、実際には、フロントガラス3の投影点P1 ,P3 における傾斜角や、車両の前後方向及び上下方向におけるフロントガラス3の投影点P1 ,P3 と半透過反射鏡55との位置関係、アイポイントI1 ,I3 からの運転者の視線L1 ,L3 の方向等を、総合的に加味して決定され、この半透過反射鏡55の傾斜角によって、ダッシュボード1の上面1aに対するカバー本体59a乃至開口窓59bの前後方向位置が決定されることになる。
【0057】
さらに、本実施形態では、車両の前後方向に移動可能な半透過反射鏡55に合わせて、開口窓59bを有するカバー本体59aを車両の前後方向に移動可能に構成したが、フロントガラス3の投影点が車両の左右方向に変位可能となるように、半透過反射鏡55の移動や傾斜角調整、或は、使用する半透過反射鏡55の変更により、ダッシュボード1の上面1aにおける、フロントガラス3に向けて反射される重畳用画像の像光の通過箇所が車両の左右方向に移動するように構成された車両用表示装置についても、本発明は適用可能であり、その場合には、開口窓59bを有するカバー本体59aも車両の左右方向に移動可能に構成されることになる。
【0058】
また、本実施形態では、被投影部材がフロントガラス3である場合を例に取って説明したが、本発明は、フロントガラス3の手前に配設したコンバイナを被投影部材として用いてこれに重畳用画像を投影する車両用表示装置についても、同様に適用可能であることは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載した本発明の車両用表示装置によれば、表示源に表示された重畳用画像の像光を反射させて車両のダッシュボードの上方に配置された被投影部材上に前記重畳用画像を投影させる反射鏡を、前記ダッシュボード内で変位させることで、前記被投影部材上における前記重畳用画像の投影箇所を変位させる車両用表示装置において、前記ダッシュボードの上面に設けられ、前記反射鏡により反射された前記像光を前記被投影部材に向けて前記ダッシュボード内から出射させるための開口窓と、前記被投影部材上における前記重畳用画像の投影箇所の変位方向に応じた方向に、前記上面に対して前記開口窓を移動させるための開口窓移動機構とを備える構成とした。
【0060】
このため、運転者の体格やドライビングポジションによりアイポイントの上下位置が変化すること等に合わせて、表示源に表示された重畳用画像をダッシュボードの上方のフロントガラスやコンバイナに向けて反射させる反射鏡を、傾斜角の調整等により変位させるのに伴って、反射鏡による反射光の通過するダッシュボード箇所が変化する場合であっても、被投影部材に向かう重畳用画像の像光をダッシュボードの外側に出射させる開口窓を、反射鏡の位置や角度に応じたダッシュボードの上面箇所に、常に最小限の寸法で確保されるようにして、開口窓からダッシュボードの内部への塵埃や異物の進入を、好適に抑制することができる。
【0061】
また、請求項に記載した本発明の車両用表示装置によれば、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、前記反射鏡が、前記表示源からの前記重畳用画像の像光の光軸方向に対して所定角度傾斜していて、前記光軸方向に移動することで前記ダッシュボード内で変位するように構成されており、前記開口窓移動機構が前記光軸方向に沿って前記開口窓を移動させるように構成されているものとした。
【0062】
このため、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、反射鏡の移動方向である表示源からの重畳用画像の像光の光軸方向に沿って開口窓を移動させることで、開口窓の位置を反射鏡の位置に確実に合わせることができる。
【0063】
さらに、請求項に記載した本発明の車両用表示装置によれば、請求項に記載した本発明の車両用表示装置において、前記反射鏡がホルダーにより前記光軸方向に対して前記所定角度傾斜するように支持されており、前記開口窓が、前記上面に対して前記光軸方向に沿って移動可能に支持されたカバー本体に形成されており、前記開口窓移動機構が、前記カバー本体と前記ホルダーとを連結する連結部材を有している構成とした。
【0064】
このため、請求項に記載した本発明の車両用表示装置において、反射鏡の移動に連動して開口窓を移動させて、開口窓を常に反射鏡の位置に合った箇所に位置させることができる。
【0065】
また、請求項に記載した本発明の車両用表示装置によれば、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、前記開口窓が、前記上面に対して前記被投影部材上における前記重畳用画像の投影箇所の変位方向に応じた方向に移動可能に支持されたカバー本体に形成されており、該カバー本体が、前記カバー本体の移動方向と交わる方向に沿って延在する折り曲げ線を介して互いに折り曲げ可能に連結された複数の帯状板を有して構成されているものとした。
【0066】
このため、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、カバー本体の移動範囲がダッシュボードの上面のうち平坦面でない部分に及ぶとしても、平坦面でないダッシュボード部分に差し掛かったカバー本体部分がその平坦面でないダッシュボード部分に沿って配置されるようにして、平坦面でない部分を上面に連なって有するダッシュボード上においても、反射鏡の位置に合った箇所への開口窓の移動を確実に可能とすることができる。
【0067】
さらに、請求項に記載した本発明の車両用表示装置によれば、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、前記開口窓を開閉する窓開閉部材をさらに備えている構成とした。
【0068】
このため、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、重畳用画像の被投影部材への投影を行わない際に、開口窓を窓開閉部材により閉塞させて、異物のダッシュボード内への進入や外光の表示源への照射をより一層抑制することができる。
【0069】
さらに、請求項に記載した本発明の車両用表示装置によれば、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、前記開口窓が、前記ダッシュボードの上方に露出する表面に反射抑制処理を施された透光性のカバーにより覆われている構成とした。
【0070】
このため、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、重畳用画像の被投影部材への投影の妨げとならないように開口窓をカバーで覆って、異物のダッシュボード内への進入や外光の表示源への照射をより一層抑制しつつ、このカバーの表面に外光が照射されても、被投影部材で反射されてアイポイントに向かう外光の反射光の発生を抑制して、開口窓に照射される外光に対する防眩性を確保することができる。
【0071】
また、請求項に記載した本発明の車両用表示装置によれば、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、前記開口窓を覆う透光性のカバーと、前記上面に交わる方向に延在し前記開口窓の周縁部に連なる遮光壁とをさらに有しており、前記ダッシュボードの上方に露出する前記カバーの表面が、該表面に照射された光を前記遮光壁に向けて反射させるように構成されているものとした。
【0072】
このため、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、重畳用画像の被投影部材への投影の妨げとならないように開口窓をカバーで覆って、異物のダッシュボード内への進入や外光の表示源への照射をより一層抑制しつつ、このカバーの表面に外光が照射されても、カバーの表面で反射されて被投影部材に向かう外光の反射光を遮光壁で遮光して、開口窓に照射される外光に対する防眩性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用表示装置の原理的な概略構成を示す断面図である。
【図2】図1に示す拡大反射鏡の拡大説明図である。
【図3】図1に示す半透過反射鏡の移動機構の拡大斜視図である。
【図4】図1に示すダッシュボードの裏側(内側)から見た上面の斜視図である。
【図5】図1のカバーユニットに設けた開閉蓋を示すダッシュボードの裏側(内側)から見たダッシュボードの上面の斜視図である。
【図6】図1のカバーユニットの変形例を示す拡大斜視図である。
【図7】図1のカバーユニットの変形例を示す要部断面図である。
【図8】図1のカバーユニットの変形例を模式的に示す斜視図である。
【図9】図1の半透過反射鏡の移動機構にカバーユニットのカバー本体を連結した本発明の変形実施形態を示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 ダッシュボード
1a ダッシュボード上面
3 フロントガラス(被投影部材)
5 車両用表示装置
51 表示源
55 半透過反射鏡(反射鏡)
57 移動機構
57c ホルダー
57f 支持部材(連結部材)
59a カバー本体
59b 開口窓
59c カバー支持機構(開口窓移動機構)
59f 遮光壁
59g,59h カバー
59j 帯状板
59m 開閉蓋(窓開閉部材)
L 光軸

Claims (5)

  1. 表示源に表示された重畳用画像の像光を反射させて車両のダッシュボードの上方に配置された被投影部材上に前記重畳用画像を投影させる反射鏡を、前記ダッシュボード内で変位させることで、前記被投影部材上における前記重畳用画像の投影箇所を変位させる車両用表示装置であって
    前記ダッシュボードの上面に設けられ、前記反射鏡により反射された前記像光を前記被投影部材に向けて前記ダッシュボード内から出射させるための開口窓と、
    前記被投影部材上における前記重畳用画像の投影箇所の変位方向に応じた方向に、前記上面に対して前記開口窓を移動させるための開口窓移動機構と、
    を備えた車両用表示装置において、
    前記反射鏡が、前記表示源からの前記重畳用画像の像光の光軸方向に対して所定角度傾斜していて、前記光軸方向に移動することで前記ダッシュボード内で変位するように構成され、
    前記開口窓移動機構が、前記光軸方向に沿って前記開口窓を移動させるように構成され、
    前記反射鏡が、ホルダーにより前記光軸方向に対して前記所定角度傾斜するように支持され、
    前記開口窓が、前記上面に対して前記光軸方向に沿って移動可能に支持されたカバー本体に形成され、そして、
    前記開口窓移動機構が、前記カバー本体と前記ホルダーとを連結する連結部材を有している
    ことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記開口窓は、前記上面に対して前記被投影部材上における前記重畳用画像の投影箇所の変位方向に応じた方向に移動可能に支持されたカバー本体に形成されており、該カバー本体は、前記カバー本体の移動方向と交わる方向に沿って延在する折り曲げ線を介して互いに折り曲げ可能に連結された複数の帯状板を有して構成されている請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記開口窓を開閉する窓開閉部材をさらに備えている請求項1に記載の車両用表示装置。
  4. 前記開口窓は、前記ダッシュボードの上方に露出する表面に反射抑制処理を施された透光性のカバーにより覆われている請求項1に記載の車両用表示装置。
  5. 前記開口窓を覆う透光性のカバーと、前記上面に交わる方向に延在し前記開口窓の周縁部に連なる遮光壁とをさらに有しており、前記ダッシュボードの上方に露出する前記カバーの表面は、該表面に照射された光を前記遮光壁に向けて反射させるように構成されている請求項1に記載の車両用表示装置。
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