JP4395245B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示源に表示された重畳用画像をダッシュボードの上方のフロントガラスやコンバイナ上に投影させることで、これらフロントガラスやコンバイナを透して視認される車両の前景と重畳用画像の虚像とを重畳視認させる投影ユニットを、車両のダッシュボードの内部に収容した車両用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、運転者が運転に際して求める情報の増加や多角化に伴って、メータユニット内ではスペースの関係上表示しきれない情報を、フロントガラスやその手前に配置したコンバイナ上に虚像表示させ、それらを透して視認される車両の前景と重畳視認させる、ヘッドアップディスプレイと呼ばれる投影型の補助表示ユニットが採用されている。
【0003】
このような投影型補助表示ユニットにおける情報の表示源は、天井に配置される場合もあるが、乗員の頭部に圧迫感を与えることもあることから、ダッシュボード内に収容されることが多く、その場合には、情報表示源を収容するスペースをダッシュボード内に確保する必要が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特にダッシュボードの車両前方側はエンジンルームと隣接しているため、これをさらに前方に拡張することは事実上不可能であり、また、フロントガラスやコンバイナ上での虚像の視認位置を運転者から車体左右方向にあまりずらすこともできない。
【0005】
そこで、結局、投影型補助表示ユニットの情報表示源を収容するスペースをダッシュボード内に確保する場合には、ダッシュボードを車両後方側に拡張するしかないことになる。
【0006】
ところが、ダッシュボードの車両後方側には、走行速度計やタコメータ等の計器類が配置されるので、それらの位置がダッシュボードの拡張に伴って後方にずれて運転者に近づくと、計器類を視認する際の焦点距離が車両の前景を視認する際の焦点距離よりも短くなることから、車両の前景との間で視線移動を行った際の焦点合わせが困難になってしまう。
【0007】
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、表示源に表示された重畳用画像をダッシュボードの上方のフロントガラスやコンバイナといった被投影部材上に投影させることで、この被投影部材を透して視認される車両の前景と重畳用画像の虚像とを重畳視認させる投影ユニットを、車両のダッシュボードの内部に収容するのに伴って、ダッシュボードを車体後方に拡張する必要が生じた場合であっても、走行速度計等の計器類を視認する際の焦点距離が車両の前景を視認する際の焦点距離よりも短くなってしまうのを防ぐことができる車両用表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項1に記載した本発明の車両用表示装置は、表示源に表示された重畳用画像を車両のダッシュボードの上方に配置された被投影部材上に投影させる投影ユニットを、前記ダッシュボードの内部に収容し、前記投影ユニットは、前記重畳用画像の像光を前記被投影部材に向けて反射させる第1の反射鏡を有し、前記投影ユニットは、前記表示源と対向して配置されて前記重畳用画像の像光を前記表示源に向けて反射させる第2の反射鏡をさらに備え、前記第1の反射鏡は、前記表示源から前記第2の反射鏡に向かう前記像光を半透過させると共に、該半透過した前記像光の前記第2の反射鏡による反射光を前記被投影部材に向けて反射させる半透過反射鏡を備えた、車内のアイポイントから前記被投影部材を透して視認される前記車両の前景と、前記被投影部材に投影される前記重畳用画像の虚像とを重畳視認させる車両用表示装置において、前記ダッシュボードの前記投影ユニットよりも前記アイポイント側の部分に、前記第2の反射鏡に隣接して、または、前記第2の反射鏡と一体化して、前記アイポイントから直接視認可能に配置された計器像用被投影部材と、前記ダッシュボードの前記計器像用被投影部材よりも前記アイポイント側の車両箇所に配置され、前記計器像用被投影部材に投影される前記車両の計器情報像を表示する計器像用表示源とを備え、前記計器像用被投影部材上に投影される前記計器情報像の虚像を前記アイポイントから視認させるようにしたことを特徴とする。
【0009】
また、請求項2に記載した本発明の車両用表示装置は、請求項1に記載した本発明の車両用表示装置において、記計器像用被投影部材が、反射鏡により構成された計器像用反射鏡で構成され、前記第2の反射鏡が、前記重畳用画像の像光の光軸方向に直交して延在するように配置された基板のうち前記表示源に対向する一方の面上に形成され、そして、前記計器像用反射鏡が、前記基板のうち前記アイポイント側に位置する他方の面上に形成されているものとした。
【0010】
さらに、請求項3に記載した本発明の車両用表示装置は、請求項1又は2に記載した本発明の車両用表示装置において、前記第1の反射鏡が、前記重畳用画像の像光の光軸方向に移動可能に構成されているものとした。
【0011】
また、請求項4に記載した本発明の車両用表示装置は、請求項1ないし3のいずれか一項に記載した本発明の車両用表示装置において、前記第2の反射鏡が、拡大反射鏡であるものとした。
【0012】
請求項1に記載した本発明の車両用表示装置によれば、アイポイント側のダッシュボード部分に配置される計器像用被投影部材を透して、車両の計器情報像が虚像として視認されるので、投影ユニットを内部に収容することによるダッシュボードの拡張でアイポイント側のダッシュボード部分の位置がアイポイント寄りに移動しても、計器像用表示源や実際の計器をアイポイント側のダッシュボード部分に配置して計器情報像の実像を視認させる場合のように、アイポイントから計器情報像を視認する際の焦点がアイポイント側に近づいて車両の前景を視認する際よりも焦点距離が短くなることはない。また、重畳用画像の像光の被投影部材に対する投影が反射鏡による反射を経て行われるとなると、投影ユニットを収容するのに必要なダッシュボードの内部スペースが、反射鏡を有さない投影ユニットよりも大きくなり、ダッシュボードの拡張に伴ってアイポイント側のダッシュボード部分の位置がアイポイント寄りに移動する度合いも増す。さらに、被投影部材を透して重畳用画像の虚像を視認する際の焦点が表示源と被投影部材との間隔に比べて格段に長くなるように、表示源から出射される重畳用画像の像光の被投影部材に至る光路が、半透過反射鏡から第2の反射鏡を経て半透過反射鏡に戻り被投影部材に至るように投影ユニットを構成すると、投影ユニットを収容するのに必要なダッシュボードの内部スペースが第2の反射鏡を有さない投影ユニットよりも大きくなり、ダッシュボードの拡張に伴ってアイポイント側のダッシュボード部分の位置がアイポイント寄りに移動する度合いもさらに増す。
【0013】
しかし、アイポイントから車両の計器に関する情報像を視認する際の焦点は、計器像用表示源から計器像用被投影部材までの計器情報像の光路長によってのみ定まることから、投影ユニットに反射鏡を設けることでアイポイント側のダッシュボード部分の位置がアイポイント寄りに移動する度合いが増しても、それに起因して計器情報像の焦点がアイポイント側に近づくことはない。また、計器像用表示源から計器像用被投影部材までの計器情報像の光路長によってのみ定まる、アイポイントから車両の計器に関する情報像を視認する際の焦点は、反射鏡を半透過反射鏡により構成して第2の反射鏡を投影ユニットにさらに設けることで、アイポイント側のダッシュボード部分の位置がアイポイント寄りに移動する度合いがさらに増しても、それに起因してアイポイント側に近づくことはない。
【0014】
また、請求項に記載した本発明の車両用表示装置によれば、請求項に記載した本発明の車両用表示装置において、計器像用被投影部材が反射鏡により構成された計器像用反射鏡である場合、重畳用画像の像光の光軸方向に直交して延在する基板の表示源と対向する一方の面上に第2の反射鏡を形成し、その基板のアイポイント側に位置する他方の面上に計器像用反射鏡を形成することで、第2の反射鏡と計器像用反射鏡とが単一部材で構成されることになる。
【0015】
さらに、請求項に記載した本発明の車両用表示装置によれば、請求項1又は2に記載した本発明の車両用表示装置において、反射鏡を重畳用画像の像光の項軸方向に移動可能に構成すると、投影ユニットを収容するのに必要なダッシュボードの内部スペースが、反射鏡を移動不能とした投影ユニットよりも大きくなり、ダッシュボードの拡張に伴ってアイポイント側のダッシュボード部分の位置がアイポイント寄りに移動する度合いも増す。
【0016】
しかし、アイポイントから車両の計器に関する情報像を視認する際の焦点は、計器像用表示源から計器像用被投影部材までの計器情報像の光路長によってのみ定まることから、反射鏡を重畳用画像の像光の項軸方向に移動可能に構成することで、アイポイント側のダッシュボード部分の位置がアイポイント寄りに移動する度合いが増しても、それに起因して計器情報像の焦点がアイポイント側に近づくことはない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による車両用表示装置の実施形態を、図面を参照して説明する。
【0018】
図1は本発明の一実施形態に係る車両用表示装置の原理的な概略構成を示す断面図で、図1中引用符号Aで示す本実施形態の車両用表示装置は、補助情報用投影ユニット5と計器情報用投影ユニット7とを有している。
【0019】
このうち、前記補助情報用投影ユニット5(請求項中の投影ユニットに相当)は、ダッシュボード1の上面1aの上方に位置し車両の前後又は上下方向に対して略均一な傾斜のフロントガラス3(被投影部材に相当)上に、このフロントガラス3を透して視認される前景と重畳視認させる重畳用画像を投影させるもので、車両のダッシュボード1の内部に収容されている。
【0020】
そして、前記補助情報用投影ユニット5は、表示源51、拡大反射鏡53、半透過反射鏡55、移動機構57(図3参照)等を有している。
【0021】
このうち、前記表示源51は、自発光デバイス(例えば、FE〔フィールドエミッション〕ディスプレイ、蛍光表示管、EL〔エレクトロルミネッセンス〕ディスプレイ等)や、バックライト付きの液晶ディスプレイ等からなり、車両の後方に向けて配置された表示面51a上に、ナビゲーション装置の進行方向情報や走行速度といった、運転に必要な補助情報等の重畳用画像(図示せず)を発光表示させるように構成されている。
【0022】
また、前記拡大反射鏡53は、図2に拡大説明図で示すように、フレネルレンズ53aの平坦面53bと反射板53dの一方の面側に形成された反射面53e(請求項中の第2の反射鏡に相当)とを蒸着により密着させて構成されており、フレネルレンズ53aにおける平坦面53bの反対側に形成されたフレネル面53cが、図1に示すように、表示源51の表示面51aに正対するように、表示源51から車両の後方に間隔をおいて配置されている。
【0023】
前記半透過反射鏡55(請求項中の反射鏡に相当)は、前記移動機構57により保持されて、表示源51から拡大反射鏡53に向かう不図示の重畳用画像の像光の光軸L上に配設されている。
【0024】
この移動機構57は、詳しくは、図3に拡大斜視図で示すように、車両の前後方向に延在して平行に配置された2本のガイドシャフト57a,57aと、これらガイドシャフト57a,57aにより車両の前後方向にスライド可能に支持されたスライダ57bと、このスライダ57bに形成されたホルダー57cとを有している。
【0025】
そして、前記ホルダー57cに半透過反射鏡55を取り付けることで、図1に示すように、前記不図示の重畳用画像の像光の光軸Lに対する傾斜角が所定の角度となるように上端を表示源51側に傾けた状態で、表示源51と拡大反射鏡53との間の前記像光の光軸L上に、この光軸Lに沿った方向に、即ち、車両の前後方向に移動可能な状態で、半透過反射鏡55が配置される。
【0026】
また、図3に示すように、前記移動機構57は、ダッシュボード1側に設けられたピニオン57dと、このピニオン57dに噛合しスライダ57bに固着されたラック57eとをさらに有しており、前記ピニオン57dを電動(モータの作動等による)又は手動(操作ツマミの操作等による)で回転させることで、半透過反射鏡55共々スライダ57bが、図1に示すアイポイントI1 ,I3 の位置の上下方向の変化幅に応じた範囲で、車両の前後方向に移動するように構成されている。
【0027】
尚、ダッシュボード1の上面1aには、ダッシュボード1の内部からフロントガラス3に向けて前記不図示の重畳用画像の像光を出射させるための開口1bが形成されている。
【0028】
一方、前記計器情報用投影ユニット7は、ダッシュボード1の前面1cに配置された反射鏡71(計器像用反射鏡に相当)と、ダッシュボード1の前面1cよりもやや下方の運転者寄り箇所に位置するステアリングコラム9上に配設された計器像用表示源73とを有している。
【0029】
そして、前記計器像用表示源73は、補助情報用投影ユニット5の表示源51と同様に、自発光デバイス(例えば、FE〔フィールドエミッション〕ディスプレイ、蛍光表示管、EL〔エレクトロルミネッセンス〕ディスプレイ等)や、バックライト付きの液晶ディスプレイ等からなり、反射鏡71に向けて配置されたその表示面73a上に、走行速度やエンジン回転数、燃料の残量、ラジエータ水温といった計器情報の視認用画像(図示せず)を発光表示させるように構成されている。
【0030】
また、ダッシュボード1の前面1cに対して前記反射鏡71は、アイポイントI1 ,I3 の位置からこの反射鏡71を見た際に計器像用表示源73の表示面73aの全体が映り込むように、その上端を車両の前方に所定角度傾けて配置されている。
【0031】
このように構成された本実施形態の補助情報用投影ユニット5では、図1中実線で示す位置に半透過反射鏡55が存在する場合、運転に必要な補助情報等の不図示の重畳用画像が表示源51に表示されてその像光が表示源51の表示面51aから出射されると、その像光は、表示面51aに対向する拡大反射鏡53との間に配置された半透過反射鏡55に到達する。
【0032】
ここで、半透過反射鏡55は、重畳用画像の像光の光軸Lに対する傾斜角が所定の角度となるように上端を表示源51側に傾けて配置されていることから、半透過反射鏡55に到達した重畳用画像の像光の一部はダッシュボード1の下方に向けて反射され、他の一部は、半透過反射鏡55を透過して拡大反射鏡53に到達する。
【0033】
そして、拡大反射鏡53に到達した重畳用画像の像光は、拡大反射鏡53の表示源51側に位置するフレネルレンズ53aのフレネル面53cから平坦面53bに向けてフレネルレンズ53aを透過し、平坦面53bに密着している反射鏡53dの反射面53eに到達して反射され、この反射された重畳用画像の像光は、平坦面53bからフレネル面53cに向けてフレネルレンズ53aを再び透過し、表示源51に向けて拡大反射鏡53から出射される。
【0034】
以上のようにして重畳用画像の像光がフレネルレンズ53a内を往復透過すると、像光の収束作用により重畳用画像が実質的に拡大され、この拡大された状態の重畳用画像の像光が、表示源51に向かう途中で再び半透過反射鏡55に到達する。
【0035】
そして、半透過反射鏡55に到達した重畳用画像の像光の一部は半透過反射鏡55を透過して拡大反射鏡53に到達し、他の一部は、ダッシュボード1の上方に向けて反射され、ダッシュボード1の上面1aの開口1bを通過してフロントガラス3に到達し、これにより、重畳用画像が投影される。
【0036】
すると、フロントガラス3上の重畳用画像の投影点P1 の真後ろのアイポイントI1 からフロントガラス3を透して、一般に運転者の視線の目標点と言われている車両の前方だいたい10〜20m以上先の前景を視認した際の視線L1 上の結像点に、フロントガラス3の投影点P1 に投影された重畳用画像の虚像S1 が視認されることになる。
【0037】
また、半透過反射鏡55を図1中実線で示す位置から想像線で示す位置、即ち、後方に移動させて、重畳用画像を表示源51の表示面51aに表示させると、重畳用画像の像光が半透過反射鏡55を透過しフレネルレンズ53a内を往復透過した後、表示源51に向かう途中で再び半透過反射鏡55に到達して、実質的に拡大された重畳用画像の像光の一部が、半透過反射鏡55によりダッシュボード1の上方に向けて反射され、ダッシュボード1の上面1aの開口1bを通過してフロントガラス3に投影される。
【0038】
すると、半透過反射鏡55が後方に移動していることから、フロントガラス3上の重畳用画像の投影点P3 は、半透過反射鏡55が図1中実線で示す位置に位置していた時の投影点P1 よりも上方に移動し、したがって、アイポイントI1 よりも上方に位置する投影点P3 の真後ろのアイポイントI3 からフロントガラス3を透して、車両の前方だいたい10〜20m以上先の前景を視認した際の視線L3 上の結像点に、フロントガラス3の投影点P3 に投影された重畳用画像の虚像S3 が視認されることになる。
【0039】
したがって、アイポイントが上方に移動した場合は半透過反射鏡55を後方に移動させ、アイポイントが下方に移動した場合は半透過反射鏡55を前方に移動させることで、それぞれのアイポイントから車両の前方だいたい10〜20m以上先の前景を視認した際の視線上の結像点に、重畳用画像の虚像が視認されることになる。
【0040】
尚、図1では図面の見易さのために虚像S1 と虚像S3 とを前後方向に若干ずらして記載しているが、虚像S1 と虚像S3 との前後方向位置は実際には同じである。
【0041】
一方、上述のように構成された本実施形態の計器情報用投影ユニット7では、走行速度やエンジン回転数、燃料の残量、ラジエータ水温といった計器情報の不図示の視認用画像が計器像用表示源73に表示されてその像光が計器像用表示源73の表示面73aから出射されると、その像光は、表示面73aが指向する反射鏡71によって反射されて、アイポイントI1 ,I3 に到達し、これにより、視認用画像が投影される。
【0042】
したがって、反射鏡71を透してその後方に視認用画像の虚像SがアイポイントI1 ,I3 から視認されることになる。
【0043】
次に、上述のように構成された本実施形態の車両用表示装置Aの作用について説明する。
【0044】
本実施形態の車両用表示装置Aでは、アイポイントI1 ,I3 からフロントガラス3を透して重畳用画像の実像でなく虚像S1 ,S3 を視認させるために、表示源51に表示される重畳用画像をフロントガラス3に投影させる補助情報用投影ユニット5をダッシュボード1の内部に収容していることから、この補助情報用投影ユニット5を収容するスペースを確保する分だけ、補助情報用投影ユニット5を内部に収容しないダッシュボード1よりも、内部スペースの拡張を図らなければならない。
【0045】
しかし、エンジンルームの存在により車両の前方に向けての内部スペースの拡張が事実上不可能であることから、本実施形態では、前面1cの位置を車両の後方にずらすことで、ダッシュボード1の内部スペースの拡張を図っている。
【0046】
よって、仮に、計器情報の表示源(デジタル式ならば計器像用表示源73と同種のもの、アナログ式ならば指針式計器類)を通常どおりダッシュボード1の前面1cに配置すると、前面1cの位置が車両の後方にずれるのに伴って、その表示源に表示される計器情報をアイポイントI1 ,I3 から視認する際の焦点も、車両の後方にずれてアイポイントI1 ,I3 に近づくことになり、よって、フロントガラス3を透して視認する車両の前景との焦点距離差が大きくなり、車両の前景と計器情報との間で視線移動を行う際の焦点合わせに苦労することになる。
【0047】
しかし、本実施形態の車両用表示装置Aでは、ダッシュボード1の前面1cに計器情報の表示源の代わりに反射鏡71を配置すると共に、ダッシュボード1の前面1cよりも運転者寄りのステアリングコラム9上に計器像用表示源73を配設し、計器像用表示源73の表示面73aに表示される計器情報の視認用画像を反射鏡71により反射させて、アイポイントI1 ,I3 から視認する視認用画像を反射鏡71上の虚像Sとする構成としたことから、ダッシュボード1の前面1cが車両の後方にずれても、それに起因して計器情報の視認用画像の焦点が運転者寄りにずれることはない。
【0048】
しかも、本実施形態の車両用表示装置Aでは、アイポイントI1 ,I3 からフロントガラス3を透して視認される重畳用画像の虚像S1 ,S3 の焦点距離を大きくするために、表示源51から車両の後方に間隔をおいて拡大反射鏡53を配置したり、表示源51からフロントガラス3に至るまでの重畳用画像の像光の光路長を稼ぐために、拡大反射鏡53と表示源51との間に配置された半透過反射鏡55を移動機構57により重畳用画像の像光の光軸L方向に移動可能に構成していることから、表示源51からの重畳用画像の像光を直接フロントガラス3に導くように構成する場合に比べて、車両の前後方向における補助情報用投影ユニット5の寸法が大きくなる。
【0049】
したがって、本実施形態の車両用表示装置Aにおいては、補助情報用投影ユニット5を、拡大反射鏡53や半透過反射鏡55、移動機構57を設けず表示源51からの重畳用画像の像光を直接フロントガラス3に導く構成とする場合に比べて、前面1cの位置を車両の後方にずらしてダッシュボード1の内部スペースの拡張を図る度合いが増すことになる。
【0050】
しかし、アイポイントI1 ,I3 から視認する視認用画像が反射鏡71上の虚像Sであることから、ダッシュボード1の前面1cを車両の後方にずらす度合いが増しても、それに起因して計器情報の視認用画像の焦点がより一層運転者寄りにずれることはない。
【0051】
このように本実施形態の車両用表示装置Aによれば、表示源51の表示面51aに表示させた重畳用画像の像光を半透過反射鏡55により反射させてフロントガラス3に重畳用画像を投影させ、フロントガラス3を透した車両の前景に重畳用画像の虚像S1 ,S3 を重畳して視認させる補助情報用投影ユニット5を、ダッシュボード1の内部に収容するに当たり、ダッシュボード1の前面1cに計器情報の表示源の代わりに反射鏡71を配置すると共に、ダッシュボード1の前面1cよりも運転者寄りのステアリングコラム9上に計器像用表示源73を配設し、計器像用表示源73の表示面73aに表示される計器情報の視認用画像を反射鏡71により反射させて、アイポイントI1 ,I3 から視認する視認用画像を反射鏡71上の虚像Sとする構成とした。
【0052】
このため、アイポイントI1 ,I3 からダッシュボード1の前面1cに視線を向けることで視認される計器情報の視認用画像が、実像でなく虚像Sとなるようにして、補助情報用投影ユニット5を内部に収容することでダッシュボード1の前面1cの位置が車両の後方にずれても、それに起因して計器情報の視認用画像の焦点が運転者寄りにずれて、フロントガラス3を透して視認する車両の前景との焦点距離差が大きくなることがないようにし、車両の前景と計器情報の視認用画像との間で視線移動を行っても容易に焦点を合わせるようにすることができる。
【0053】
尚、上述した拡大反射鏡53の反射板53dを反射鏡71と共通部品化して、図4に要部拡大説明図で示すように、表示源51の表示面51aに対向する反射板53dの一方の面側に反射面53eを形成すると共に、反対側のアイポイントI1 ,I3 側に位置する面に反射面71A(計器像用被投影部材、計器像用反射鏡に相当)を形成して反射鏡71に代える構成としてもよい。
【0054】
また、本実施形態では、反射面53eや半透過反射鏡55での反射により重畳用画像の像光をフロントガラス3に導く構成の補助情報用投影ユニット5を、ダッシュボード1の内部に収容する場合を例に取って説明したが、本発明は、半透過反射鏡55を単なる反射鏡としてその反射鏡での反射により重畳用画像の像光をフロントガラス3に導く構成としたり、或は、表示源51の表示面51aから重畳用画像の像光をフロントガラス3に直接導く構成とした補助情報用投影ユニットを、ダッシュボード1の内部に収容する場合にも、同様に適用可能である。
【0055】
さらに、補助情報用投影ユニット5を、反射面53eや半透過反射鏡55での反射により重畳用画像の像光をフロントガラス3に導く構成とする場合、移動機構57により半透過反射鏡55を重畳用画像の像光の光軸L方向に移動可能とし、運転者の体格やドライビングポジションの相違によるアイポイントI1 ,I3 の上下位置の変化に対応して、フロントガラス3上の重畳用画像の投影点P1 ,P3 を上下方向に変位させることができるようにする構成は、省略してもよい。
【0056】
また、本発明は、フロントガラス3上の重畳用画像の投影点P1 ,P3 を上下方向に変位させる構成を、半透過反射鏡55の傾斜角を調整可能とすることで実現したものにも適用可能である。
【0057】
さらに、フレネルレンズ53aにより重畳用画像を拡大してフロントガラス3に導く構成は、省略してもよい。
【0058】
また、本実施形態では、被投影部材がフロントガラス3である場合を例に取って説明したが、本発明は、フロントガラス3の手前に配設したコンバイナを被投影部材として用いてこれに重畳用画像を投影する車両用表示装置についても、同様に適用可能であることは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載した本発明の車両用表示装置によれば、表示源に表示された重畳用画像を車両のダッシュボードの上方に配置された被投影部材上に投影させる投影ユニットを、前記ダッシュボードの内部に収容し、前記投影ユニットは、前記重畳用画像の像光を前記被投影部材に向けて反射させる第1の反射鏡を有し、前記投影ユニットは、前記表示源と対向して配置されて前記重畳用画像の像光を前記表示源に向けて反射させる第2の反射鏡をさらに備え、前記第1の反射鏡は、前記表示源から前記第2の反射鏡に向かう前記像光を半透過させると共に、該半透過した前記像光の前記第2の反射鏡による反射光を前記被投影部材に向けて反射させる半透過反射鏡を備えた、車内のアイポイントから前記被投影部材を透して視認される前記車両の前景と、前記被投影部材に投影される前記重畳用画像の虚像とを重畳視認させる車両用表示装置において、前記ダッシュボードの前記投影ユニットよりも前記アイポイント側の部分に、前記アイポイントから直接視認可能に配置された計器像用被投影部材と、前記ダッシュボードよりも前記アイポイント側の車両箇所に配置され、前記計器像用被投影部材に投影される前記車両の計器情報像を表示する計器像用表示源と、を備え、前記計器像用被投影部材上に投影される前記計器情報像の虚像を前記アイポイントから視認させるように構成した。
【0060】
このため、投影ユニットに反射鏡を設けることでアイポイント側のダッシュボード部分の位置がアイポイント寄りに移動する度合いが増しても、それに起因して計器情報像の焦点がアイポイント側に近づくことがないようにして、計器情報像を視認する際の焦点距離が短くなって車両の前景の焦点距離との間に大きな開きが生じ、車両の前景と計器情報像との間で視線を移動した際に焦点合わせが困難になるのを防ぐことができる。また、前記投影ユニットが、前記重畳用画像の像光を前記被投影部材に向けて反射させる反射鏡を有している構成とした。
【0061】
このため、投影ユニットに反射鏡を設けることでアイポイント側のダッシュボード部分の位置がアイポイント寄りに移動する度合いが増しても、それに起因して計器情報像の焦点がアイポイント側に近づくことがないようにして、計器情報像を視認する際の焦点距離が短くなって車両の前景の焦点距離との間に大きな開きが生じ、車両の前景と計器情報像との間で視線を移動した際に焦点合わせが困難になるのを、より一層防ぐことができる。
【0062】
さらに、前記投影ユニットが、前記表示源と対向して配置されて前記重畳用画像の像光を前記表示源に向けて反射させる第2の反射鏡をさらに備えており、前記反射鏡が、前記表示源から前記第2の反射鏡に向かう前記像光を半透過させると共に、該半透過した前記像光の前記第2の反射鏡による反射光を前記被投影部材に向けて反射させる半透過反射鏡により構成されているものとした。
【0063】
このため、反射鏡を半透過反射鏡により構成して第2の反射鏡を投影ユニットにさらに設けることで、アイポイント側のダッシュボード部分の位置がアイポイント寄りに移動する度合いがさらに増しても、それに起因して計器情報像の焦点がアイポイント側に近づくことがないようにして、計器情報像を視認する際の焦点距離が短くなって車両の前景の焦点距離との間に大きな開きが生じ、車両の前景と計器情報像との間で視線を移動した際に焦点合わせが困難になるのを、さらに一層防ぐことができる。
【0064】
また、請求項に記載した本発明の車両用表示装置によれば、請求項に記載した本発明の車両用表示装置において、前記計器像用被投影部材が、反射鏡により構成された計器像用反射鏡であり、前記第2の反射鏡が、前記重畳用画像の像光の光軸方向に直交して延在するように配置された基板のうち前記表示源に対向する一方の面上に形成されており、前記計器像用反射鏡が、前記基板のうち前記アイポイント側に位置する他方の面上に形成されている構成とした。
【0065】
このため、計器像用被投影部材が反射鏡により構成された計器像用反射鏡である場合に、第2の反射鏡と計器像用反射鏡とを単一部材で構成して、構成の簡略化を図ることができる。
【0066】
さらに、請求項に記載した本発明の車両用表示装置によれば、請求項1又は2に記載した本発明の車両用表示装置において、前記反射鏡が、前記重畳用画像の像光の光軸方向に移動可能に構成されているものとした。
【0067】
このため、反射鏡を重畳用画像の像光の項軸方向に移動可能に構成することで、アイポイント側のダッシュボード部分の位置がアイポイント寄りに移動する度合いが増しても、それに起因して計器情報像の焦点がアイポイント側に近づくことがないようにして、計器情報像を視認する際の焦点距離が短くなって車両の前景の焦点距離との間に大きな開きが生じ、車両の前景と計器情報像との間で視線を移動した際に焦点合わせが困難になるのを、さらに一層防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る車両用表示装置の原理的な概略構成を示す断面図である。
【図2】 図1に示す拡大反射鏡の拡大説明図である。
【図3】 図1に示す半透過反射鏡の移動機構の拡大斜視図である。
【図4】 図1に示す補助情報用投影ユニットの反射鏡と計器情報用投影ユニットの反射鏡とを単一部品化する場合を示す、本発明の変形実施形態に係る車両用表示装置の要部拡大説明図である。
【符号の説明】
1 ダッシュボード
3 フロントガラス(被投影部材)
5 補助情報用投影ユニット(投影ユニット)
51 表示源
53d 反射板(基板)
53e 反射面(第2の反射鏡)
55 半透過反射鏡
71 反射鏡(計器像用被投影部材)
71A 反射面(計器像用被投影部材、計器像用反射鏡)
73 計器像用表示源
A 車両用表示装置
1 ,I3 アイポイント
L 光軸
S,S1 ,S3 虚像

Claims (4)

  1. 表示源に表示された重畳用画像を車両のダッシュボードの上方に配置された被投影部材上に投影させる投影ユニットを、前記ダッシュボードの内部に収容し、前記投影ユニットは、前記重畳用画像の像光を前記被投影部材に向けて反射させる第1の反射鏡を有し、前記投影ユニットは、前記表示源と対向して配置されて前記重畳用画像の像光を前記表示源に向けて反射させる第2の反射鏡をさらに備え、前記第1の反射鏡は、前記表示源から前記第2の反射鏡に向かう前記像光を半透過させると共に、該半透過した前記像光の前記第2の反射鏡による反射光を前記被投影部材に向けて反射させる半透過反射鏡を備えた、車内のアイポイントから前記被投影部材を透して視認される前記車両の前景と、前記被投影部材に投影される前記重畳用画像の虚像とを重畳視認させる、車両用表示装置において、
    前記ダッシュボードの前記投影ユニットよりも前記アイポイント側の部分に、前記第2の反射鏡に隣接して、または、前記第2の反射鏡と一体化して、前記アイポイントから直接視認可能に配置された計器像用被投影部材と、
    前記ダッシュボードの前記計器像用被投影部材よりも前記アイポイント側の車両箇所に配置され、前記計器像用被投影部材に投影される前記車両の計器情報像を表示する計器像用表示源と、を備え、
    前記計器像用被投影部材上に投影される前記計器情報像の虚像を前記アイポイントから視認させるようにした、
    ことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記計器像用被投影部材が、反射鏡により構成された計器像用反射鏡で構成され、前記第2の反射鏡が、前記重畳用画像の像光の光軸方向に直交して延在するように配置された基板のうち前記表示源に対向する一方の面上に形成され、そして、前記計器像用反射鏡が、前記基板のうち前記アイポイント側に位置する他方の面上に形成されている請求項1記載の車両用表示装置。
  3. 前記第1の反射鏡が、前記重畳用画像の像光の光軸方向に移動可能に構成されている請求項1又は2記載の車両用表示装置。
  4. 前記第2の反射鏡が、拡大反射鏡である請求項1ないし3のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
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