JP2017165163A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Takeshi Kawai
健 川合
高橋 祐一
Yuichi Takahashi
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【課題】 視認性の高い表示出力を行う車両用表示装置を提供する。【解決手段】 車両Aに搭載されるウインドシールドDに表示光Lを照射して虚像Vとして表示する車両用表示装置であって、ウインドシールドDの下部に設けられ表示光Lの出射部となる透光性カバー41と、この透光性カバー41を覆うようにウインドシールドDに向けて起立したルーバ5を備え、このルーバ5は、異なる傾斜角度のものが複数設けられる。また、ルーバ5は、ウインドシールドDからなる投影面を反射して、想定される視認者EのアイポイントEPに到達するべく傾斜角度に設定される【選択図】図2

Description

本発明は、車両用表示装置に関し、例えば、車両に搭載されるヘッドアップディスプレイとして好適である。
従来、表示光を反射させる反射ミラーを有するミラーユニットを用いた表示装置としては、ヘッドアップディスプレイがあり、例えば特許文献1に開示されている。かかる特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイは、車両のインストルメントパネルに取り付けられており、表示装置が発する表示光を車両のウインドシールドに投影し、車両の利用者(運転者)に対し虚像を表示するものが示されている。
前述した表示装置は、太陽光などの外光の入射によって、表示光が見えにくくなることを避けるため、表示光以外の光を妨げることを目的として光路遮断手段となるルーバを設けている。
特開平8−85363号公報
しかしながら、これら車両用表示装置に設けられるルーバ自体が、表示光とともに虚像として利用者に視認されると、表示の邪魔になってしまう可能性があるため、表示(表示光)の視認性を高めるための課題となっていた。
そこで本発明の目的は、前述の課題に着目し、視認性の高い表示出力を行う車両用表示装置を提供することにある。
本発明の車両用表示装置は、
車両に搭載される投影面に表示光を照射して虚像として表示する車両用表示装置であって、
前記投影面の下部に設けられ前記表示光の出射部となる透光性カバーと、この透光性カバーを覆うように前記投影面に向けて起立したルーバを備え、
このルーバは、異なる傾斜角度のものが複数設けられることを特徴とする。
また、前記ルーバは、前記投影面を反射して、想定される視認者のアイポイントに到達するべく傾斜角度に設定されることを特徴とする。
また、前記ルーバを各々異なる傾斜角度に調整可能な駆動手段と、この駆動手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記アイポイントを計測する視点検出手段からの視点情報を入力し、前記各ルーバが所望の傾斜角度になるように前記駆動手段を制御することを特徴とする。
また、前記投影面として、開口角度を調整可能な光透過性のコンバイナを備え、
前記ルーバは、前記コンバイナの前記開口角度に応じて傾斜角度が変更されることを特徴とする。
本発明の車両用表示装置は、視認性の高い表示出力を行うことができる。
本発明の実施形態によるヘッドアップディスプレイの概略図。 同実施形態による表示装置の断面図。 同実施形態によるルーバ位置の設定を説明するための概略図。 同実施形態によるルーバ虚像の見え方を示す概略図。 同実施形態によるルーバ高さの設定を説明するための概略図。 同実施形態によるルーバ厚さの設定を説明するための概略図。 同実施形態の別例を適用した場合の構成を示すブロック図。
以下、本発明の車両用表示装置を車両用のヘッドアップディスプレイに適用した実施形態について、図面を用いて説明する。
ヘッドアップディスプレイは、図1に示すように車両Aのインパネ(インストルメントパネル)B内部に配設された表示ユニットである表示装置Cが投射する表示光Lを投影部材である車両Aのウィンドシールド(投影面)Dで車両Aの利用者(以下、視認者と記す)Eの方向に反射させ、虚像Vの表示を行う。換言すれば、ヘッドアップディスプレイは、表示装置Cの後述する液晶表示器から発せられる表示光LをウインドシールドDからなる投影面に出射(投射)し、この出射によって得られた表示像(虚像)Vを視認者Eに視認させる。これにより運転者である視認者Eは、運転席前方に表示される虚像Vを風景と重畳させて観察できる。
表示装置Cは、図2に示すように液晶表示器1と、第1反射器2と、ミラーユニットである第2反射器3と、ハウジング4と、ルーバ5とから主に構成されている。
液晶表示器1は、配線基板11に実装された発光ダイオードからなる光源12の照明方向に対向して配置されるTFT型の液晶表示素子を適用してなり、光源12からの照明光を透過して表示光Lを発するように設けている。このことは、液晶表示器1の背後(表示光Lの出射と反対側)に光源12が設けられ、液晶表示器1は、光源12から発せられる光を透過して、所定情報を投影表示することを意味している。
かかる液晶表示器1は、表示光Lの出射側の面が第1反射器2の後述するコールドミラーに対向するようにしてハウジング4内に設けられ、表示光Lの光軸が前記コールドミラーに交わるような位置や向きにて固定保持される。
また、液晶表示器1は、図示しない素子駆動回路によって所定情報(例えば車両Aの速度やエンジン回転数、経路案内など車両情報)を、数値や文字、マーク等で画像形成する。液晶表示器1は、光源12からの照明光を利用して、可視波長域の光からなる表示光Lを出力する。例えば、白色光を発する光源12を適用し、液晶表示器1に設けられるカラーフィルタを介して、有色(赤色や緑色など)の表示光Lを形成できる。なお、液晶表示器1が画像形成する所定情報は、車両の速度やエンジン回転数などの車両情報に限らず、時刻や動画などあらゆる表示形態を採用できることは言うまでもない。
第1反射器2は、コールドミラー21と、このコールドミラー21を所定の固定手段を用いて取付固定するための固定部材22とを有している。コールドミラー21は、略矩形状のガラス基板の片面(第2反射器3の後述する凹面鏡と向かい合う面)に形成された反射層とからなる。この反射層は、膜厚が異なる多層の干渉膜からなるものであり、蒸着等の方法で形成されている。また、コールドミラー21は、液晶表示器1からの表示光Lを、第2反射器3(前記凹面鏡)側へ反射させるような位置に傾斜状態にて設けられる。
なお、コールドミラー21は、液晶表示器1の発光波長域を含む可視波長域(450〜750nm)の光を高い反射率(例えば80%以上)で反射し、前記可視波長域以外の光を低い反射率で反射するものが好適である。この場合、コールドミラー21は、前記可視波長域以外の特に赤外波長域の光(赤外線あるいは太陽光の熱線)を低い反射率(例えば15%以下)にて反射するものが適用される。なお、コールドミラー21の反射層にて反射されない光は、コールドミラー21を透過するように構成される。また固定部材22は、合成樹脂材料からなり、ハウジング4に固定される。
ミラーユニットである第2反射器3は、コールドミラー21からの表示光Lを反射させるべく、ハウジング4内に設けられた反射ミラーである凹面鏡31と、この凹面鏡31を保持するためのホルダ32と、凹面鏡31が実装されたホルダ32を回転駆動させ、凹面鏡31の傾き角度を調整する図示しないアクチュエータ(モータ)とを備えている。
凹面鏡31は、合成樹脂(例えばポリカーボネート)からなる板状の基板の前面部(つまりコールドミラー21と向かい合う面)に蒸着形成されるアルミニウム等の金属からなる反射膜とを備え、この反射膜により形成される反射面は、所定の曲率を有する凹状の曲面(凹面)となっている。なお、この場合、凹面鏡31の基板は、射出成形によって成形される。
従って、この凹面として形成された反射膜は、コールドミラー21からの表示光LをウインドシールドD側へ反射させるための光反射面となる。なお、凹面鏡31は、この反射面がコールドミラー21並びに上方のウインドシールドDに対向し、ハウジング4の後述する透光性カバーから臨める位置に傾斜状態にて設けられる。
また、凹面鏡31は、コールドミラー21からの表示光Lを拡大しつつ、前記透光性カバー(車両AのウインドシールドD)側へ反射(投射)させる。このことは、凹面鏡31が、コールドミラー21によって反射された表示光Lを拡大し、この拡大された表示光Lを前記透光性カバーを通じてウインドシールドDに投射することを意味している。また、この場合、凹面鏡31の反射面は、ウインドシールドDの曲面形状に合わせて虚像Vの歪みを低減するように補正できる曲面形状としている。
ホルダ32は、凹面鏡31を所定位置に保持するためのもので、ハウジング4の線膨張係数(熱膨張率)に近い金属材からなる、例えば、ホルダ32は、アルミダイカストやアルミニウム等の板金部材が好適である。
ハウジング4は、例えば黒色の遮光性合成樹脂材の成形部品や金属部材(アルミダイカスト)を組み合わせて、略箱型形状に形成され、その内部空間に液晶表示器1や第1、第2反射器2、3を保持して収容する。
また、ハウジング4は、第2反射器3における凹面鏡31の配設位置の上部(ウインドシールドD側)が開口し、この開口を塞ぐように透光部である透光性カバー41が配設されてなる。かかる透光性カバー41は、透光性の合成樹脂材料(例えば、ポリカーボネートやアクリル樹脂)からなり、湾曲形状(曲面形状)に形成され、凹面鏡31で反射された表示光Lが透過(通過)する光透過性部材としての機能を有している。つまり、凹面鏡31によって反射された表示光Lは、ハウジング4に形成された透光性カバー41を通じてウインドシールドDに投影され、これにより虚像Vの表示が視認者Eに対し行われることになる。
ルーバ5は、透光性カバー41の上部を覆うように複数設けれ、ハウジング4の外側に保持される。ルーバ5は、ウインドシールドDを透過して入射する太陽光等の外光が透光性カバー41に届きにくいようにする遮光手段であるとともに、ルーバ5間の隙間から表示光LをウインドシールドD側へ透過できる。
ルーバ5は、車両Aの前方から照射される外光が、透光性カバー41面で視認者E側に反射し、視認者Eが眩しくならないようにできればよく、これを想定した方向からの光を遮光するように、車両Aの左右方向に延びる板状の部材を透光性カバー41の面上に設けられる。また、ルーバ5は、所定間隔おいて複数設けることでルーバ5の高さを低減でき、視認者Eの視界を妨げない構成にできる。
また、ルーバ5は、ウインドシールドDを反射して、想定される視認者EのアイポイントEPへ到達するべく傾斜角度に設定され、それぞれ異なる傾斜角度で設けられる。これによって、略ルーバ5の厚み分だけがウインドシールドDに投影されて表示に影響を及ぼすが、これ以上に表示光Lを妨げることがなく、視認性の高い表示光Lを視認者Eに届けることができる。
次に、ルーバ5の形状設定について、図3乃至図6を用いて説明する。
まず、図3に示すように、虚像V面上で水平方向に任意の数の点Hiを決め、Hiと視認者EのアイポイントEPとを結んでできる直線とウインドシールドDとの交点Wiとし、さらに交点Wiで折り返した直線と透光性カバー41との交点Piとする。この交点Wi,Piからなる点群の近似平面をルーバ5の位置と角度(傾斜角度)とする。これにより、図4に示すように、ルーバ5のルーバ虚像5vの角度は、設定された位置において、視認者Eによる虚像Vの視認方向と略平行になるので、表示光Lを遮る面積が少なくなるため、虚像Vの輝度低下を抑制できる。
また、ルーバ5の長さ(高さ)の設定は、図5に示すように、交点Hiより上側に任意の間隔でHi+1を設定し、同様にi+1番目の近似平面を設定する。このとき、i+1番目の近似平面を透光性カバー41で折り返した平面とi番目の近似平面との交点(交線)Riをi番目のルーバ長さ(交点PiとRiとの間隔)に設定する。これにより、PiとPi+1との間に入射し、アイポイントEPへ到達するはずであった外乱光をi番目のルーバで遮ることができる。以上の手順を、表示される虚像Vの下端から上端まで全域で行うことでルーバ5の位置、角度(傾斜角度)、長さを開口部全域において設定できる。
また、上述のように近似平面を利用したが、視認方向とルーバ5の傾斜角度を合わせるという方法であれば、他の手法を用いることもできる。
次に、ルーバ5の厚さ設定について説明する。
虚像Vの任意の点Va,Vb,Vcから出る光と、ルーバ虚像5v、視認者の瞳直径Edの関係は図6のように表わすことができる。ルーバ5の厚さが厚過ぎる場合、虚像V上の1点(Va,Vb,Vc)から出る光のうち、瞳に入射する光を全てルーバ虚像5vが遮ってしまいその点の虚像を視認できなくなるといった問題が起きる。よって、ルーバ5の厚さは適切に設定される必要がある。ここで、ルーバ虚像5vの厚さをt、ルーバ虚像位置をL2、瞳直径をEd、虚像距離をL1とすると、次式(数1)の関係となる。
Figure 2017165163
また、瞳に入る光をルーバ虚像が完全に遮らないようにするためのtは次式(数2)で定義できる。
Figure 2017165163
ここで、ルーバ虚像5vは曲面を有するウインドシールドDにより拡大されているので、ウインドシールドDによる拡大倍率をmとすると、虚像ではない本来のルーバ厚さt0は次式(数3)で定義される。
Figure 2017165163
斯かる表示装置Cは、車両Aに搭載されるウインドシールドDに表示光Lを照射して虚像Vとして表示する車両用表示装置であって、ウインドシールドDの下部に設けられ表示光Lの出射部となる透光性カバー41と、この透光性カバー41を覆うようにウインドシールドDに向けて起立したルーバ5を備え、このルーバ5は、異なる傾斜角度のものが複数設けられる。
また、ルーバ5は、ウインドシールドDを反射して、想定される視認者EのアイポイントEPに到達するべく角度に設定される。
従って、ルーバ5によって太陽光等の外光による照り返しを防ぐことができるだけでなく、ルーバ5が表示光Lの邪魔になりにくい角度に設定できる、虚像Vとして視認性が高い表示出力ができる車両用表示装置となる。
上述実施形態では、透光性カバー41上に上述設定による形状にて固定保持されたルーバ5を備えるものを例に挙げて説明したが、ルーバ5の傾斜角度を視認者Eにあわせて最適に調整できるようにすることもできる。また、視認者EのアイポイントEP位置を検出し、これに応じた最適なルーバ5の傾斜角度に自動調整させることもできる。
この場合、図7に示すように、ルーバ5を各々異なる傾斜角度に調整可能な駆動手段6と、この駆動手段6を制御する制御手段7と、を備え、制御手段7は、アイポイントEPを計測する視点検出手段8からの視点情報を入力し、各ルーバ5が所望の傾斜角度になるように駆動手段6を制御するように構成することで実現できる。
なお、駆動手段6は、通電により駆動力を発生するステッピングモータの回動を利用して、ルーバ5の傾斜角度を変化させることができる。なお、駆動手段6は、リードスクリュータイプ、ラックアンドピニオンタイプ、またはステッピングモータが、ギア等を介して各ルーバ5の軸部を回動させる構成であっても適用できる。
制御手段7は、プログラムデータや演算結果等を格納する記憶部と、視点情報などの入力や該プログラムに従って演算処理を行う演算部を備えたマイクロコンピュータを適用できる。制御手段7は、予め定められた式やテーブルデータに基づいて、該視点位置に基づく最適なルーバ5の傾斜角度を定めて、この角度になるように駆動手段6を制御できる。
視点検出手段8は、視認者Eに対向して設けられるカメラなどを適用することができ、パターンマッチング等用いて、視点位置を検出し、視点情報として制御手段7へ出力できる。なお、ステレオカメラ等を用いて3次元での視点位置を求めることもできる。
即ち、斯かる表示装置Cは、ルーバ5を各々異なる傾斜角度に調整可能な駆動手段6と、この駆動手段6を制御する制御手段7と、を備え、制御手段7は、アイポイントEPを計測する視点検出手段8からの視点情報を入力し、各ルーバ5が所望の傾斜角度になるように駆動手段6を制御する。
上述構成にて、制御手段7は、視点位置に基づいて最適なルーバ5の傾斜角度となるように調整できる。また、ネットワーク接続した車載ECU(電子制御ユニット)9から情報、例えば、車両の起動、ドア開閉、またはドアロック情報などを用いて、視認者Eの搭乗状態(乗車や降車)を判定し、乗車していない場合には、ルーバ5を倒して、表示装置C内に外光が入ることや、透光性カバー41が埃等で汚れることを防止することもできる。
また、上述実施の形態では、ウインドシールドDを表示光Lの投影面として適用するものを示したが、ウインドシールドDとは、別体の透光性の部材(例えば、ハーフミラー)からなる専用のコンバイナを適用することもでき、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、例えば、開口角度(傾き角度)を調整できる開閉式のコンバイナを適用する場合には、この開口角度に応じて、最適なルーバ5の傾斜角度に調整することもでき、視認性の高い表示を視認者へ届けることができる。
なお、本発明の車両用表示装置Cを上述した実施の形態の構成にて例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の構成においても、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良、並びに表示の変更が可能なことは勿論である。例えば、上述実施の形態にあっては、光源12の照射光を利用して表示像を形成する液晶表示器20を例に挙げて説明したが、照明光としてレーザー光を走査させて適用したり、DMD(デジタルミラーデバイス)を利用したプロジェクタ方式を適用することもでき、上記ルーバを組み合わせることで、上述実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、上述のコールドミラー21にあっては、温度条件(光源等の電子部品の発熱)や太陽光の照射条件などによって、これを省くことができ、例えば、液晶表示器1からの表示光を凹面鏡による反射を介してフロントガラスに投影する構成であっても上述実施の形態と同様の効果を得ることができる。
本発明は、車両用表示装置に関して、例えば、自動車やオートバイ、あるいは農業機械や建設機械を備えた移動体に搭載され、車両情報やターンバイターン表示等の道路情報などを投影表示する車載用ヘッドアップディスプレイとして好適である。
1 液晶表示器
2 第1反射器
3 第2反射器
31 凹面鏡
32 ホルダ
4 ハウジング
41 透光性カバー
5 ルーバ
C 表示装置
D ウインドシールド(投影面)
E 視認者
L 表示光
V 虚像
EP アイポイント

Claims (4)

  1. 車両に搭載される投影面に表示光を照射して虚像として表示する車両用表示装置であって、
    前記投影面の下部に設けられ前記表示光の出射部となる透光性カバーと、この透光性カバーを覆うように前記投影面に向けて起立したルーバを備え、
    このルーバは、異なる傾斜角度のものが複数設けられることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記ルーバは、前記投影面を反射して、想定される視認者のアイポイントに到達するべく傾斜角度に設定されることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記ルーバを各々異なる傾斜角度に調整可能な駆動手段と、この駆動手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記アイポイントを計測する視点検出手段からの視点情報を入力し、前記各ルーバが所望の傾斜角度になるように前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記投影面として、開口角度を調整可能な光透過性のコンバイナを備え、
    前記ルーバは、前記コンバイナの前記開口角度に応じて傾斜角度が変更されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の車両用表示装置。
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