JP6451981B2 - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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本発明は、車両用のヘッドアップディスプレイ装置に関し、例えば、車両のウィンドシールドに表示像を投影するヘッドアップディスプレイ装置として好適である。
運転手が運転中に視線をほとんど動かさずに車両情報(速度、走行速度等)を読み取れるようにするため、車両のウィンドシールド(フロントガラス)の前方に情報を虚像表示させるヘッドアップディスプレイ装置が、例えば、特許文献1に提案されている。
この車両用ヘッドアップディスプレイ装置は、車両のダッシュボード内に配置されており、このヘッドアップディスプレイ装置から投射する表示光がウィンドシールドにより反射され、車両利用者(運転者)は虚像を風景と重畳させて視認させることができる。
また、この種のヘッドアップディスプレイ装置によって、ウィンドシールドの透光部材越しに見える風景と重畳させて、ナビゲーション情報や車外の対象物に関する情報を表示し、AR(Augmented Reality)を実現することが行われている。
特開2011−121401号公報
上述のようなヘッドアップディスプレイ装置では、自車両の前方側に情報を表示するため、単に自車両よりも後方や側方に関する情報を表示した場合に、方向性を認識しづらいため、車両利用者に違和感を与えてしまうという問題点があった。
特に、通常時に車両前方側に関する情報を表示する場合や、ウィンドシールドよりも前方側に結像して虚像表示する場合に、車両利用者は、表示像の視認とともに車両前方側を意識してしまうため、後方や側方への関連付けが行い難く、違和感がより大きくなる可能性があった。
そこで本発明の目的は、上述した課題に着目し、自車両の後方または側方に関わる情報表示による車両利用者に与える違和感を低減できるヘッドアップディスプレイ装置を提供することにある。
本発明のヘッドアップディスプレイ装置は、
表示光を生成して出力する表示器を車両に備え、
前記表示光を運転席よりも前方側に設けられる透光性の被投影部に照射し、
その表示光を実景と重ねて視認させるヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記表示器は、
前記被投影部における表示光の照射エリアのうち中央よりも下側のエリアに、前記車両を模した車両画像を投影し、
さらに、前記車両の後方または側方に関する情報を入力し、この情報に基づく情報表示を、前記下側のエリアであって前記車両に対する前記情報の方向性を対応付けた位置に投影することを特徴とする。
また、前記表示器は、前記情報表示として前記車両に近づく他の車両の検出に基づく注意喚起情報を前記下側のエリアに表示
他の情報を前記下側のエリアよりも上側の照射エリアに表示することを特徴とする。
また、前記表示器は、前記下側のエリアのうち、前記情報の方向性を対応付けて、右側、中央、左側にわけて表示することを特徴とする。
また、前記被投影部として、前記車両のウィンドシールドを適用し、前記表示器は、前記ウィンドシールドよりも車両外側に結像表示することを特徴とする。
本発明は、車両用のヘッドアップディスプレイ装置に関し、自車両の後方または側方に関わる情報表示による車両利用者に与える違和感を低減できる。
本発明の実施形態におけるヘッドアップディスプレイ装置の車載概略図。 同上実施の形態のヘッドアップディスプレイ装置を示す断面図。 同上実施の形態の表示器を示す断面図。 同上実施の形態の制御システム構成を示すブロック図。 同上実施形態における表示例を示す図。 同上実施形態における表示例を示す図。 同上実施形態における表示エリアを示す概念図。 同上実施形態における表示例を示す図。 同上実施形態における表示例を示す図。
以下、添付の図面に基づいて、本発明の実施形態について説明する。
ヘッドアップディスプレイ装置1は、図1に示すように車両(自車両)2のダッシュボード3内に設けられ、生成した表示画像を表す表示光(表示像)Lをウィンドシールド(フロントガラス)4で反射させることにより、運転席5に着座した運転者6に車両情報等を表す表示画像の虚像Jを視認させる装置である。これにより、運転者6は、前方から視線を逸らさずに車両情報等を視認できる。
ヘッドアップディスプレイ装置1は、図2に示すように、車両2のダッシュボード3の上部に埋め込まれるようにして設けられるハウジング11内に凹面鏡12や表示器13を備える。
ハウジング11は、遮光性の合成樹脂材からなり、凹面鏡12の配設位置の上部(ウィンドシールド側)を開口する窓部11aと、後述するヒートシンクを突出するための孔部11bと、が設けられている。また、ハウジング11内には、太陽光が直接表示器13に入射して虚像Jが見えにくくなること(ウォッシュアウト)を防止する遮光壁11cが設けられており、本実施の形態ではハウジング11と一体にして形成されている。また、ハウジング11の上部には、透光性の合成樹脂材(例えばアクリル)からなるカバー11dが、窓部11aを塞ぐようにして設けられる。
凹面鏡12は、凹面12aを有するポリカーボネートからなる合成樹脂基板に反射層を蒸着形成してなる。凹面鏡12は、凹面12aが表示器13とカバー11dとに対向するように設けられ、表示器13から投射される表示光Lをウィンドシールド4側に拡大させつつ反射させる。また、凹面鏡12は、ウィンドシールド4に投影される表示光Lを運転者6が視認し易いように角度調節可能に設けられている。
表示器13は、表示すべき情報を表示光Lとして発光出力するもので、表示光Lの出射側の面が凹面鏡12に対向するようにしてハウジング11内に設けられ、表示光Lの光軸が凹面鏡12の凹面12aに交わるような位置や向きにて固定保持される。また、表示器13は、図3に示すように、液晶表示素子131、光源132、拡散板133、ヒータ134、ホットミラー135、ヒートシンク136、筐体137、保持部材138と、から主に構成されている。
液晶表示素子131は、透明電極を備えた一対のガラス基板間に液晶を封入した液晶セル131aと、この液晶セル131aの前後側に設けられる偏光膜(偏光部材)131b,131cと、で構成され、光源132からの照明光を透過して表示像Lを出力する。偏光膜131b,131cは、この場合、液晶セル131aにおける照明光の入射側(光源132側)に設けられるヒータ134に保持される入射側偏光膜131bと、液晶セル131aにおける照明光の出射側(凹面鏡12側)に設けられるホットミラー135に保持される出射側偏光膜131cと、を備えている。液晶表示素子131は、例えば、透過可能なTFT型液晶表示素子が適用でき、後述する制御手段によって表示すべき情報(例えば、車両2の走行速度やエンジン回転数など)を、マークや数値、バーグラフなどの形態を示す表示画像を生成する。
また、液晶セル131aの両端面には、図示しない光反射防止層が形成され、反射光を干渉させて低減するだけでなく、液晶セル131aと空気との界面における光の損失を低減して効率よく照明光(表示光L)を透過できる。
光源132は、複数の発光ダイオードを適用することができ、配線基板139に保持されている。光源132は、液晶表示素子131を透過照明し凹面鏡12まで照明光(表示光L)が達するような向きおよび位置にて設けられる。
拡散板133は、少なくとも一方の面に凹凸加工がなされた、透光性の合成樹脂部材を適用することができ、光源132と液晶表示素子131との間に設けられる。この場合、拡散板133は、照明光が透過する面に凹凸な形状を施してなるものを適用したが、更に光源132の指向性や配置を考慮したレンズアレイを一体もしくは別体に設けることによって、より均一な照明による表示出力を期待できる。
ヒータ134は、液晶セル131aの背面側(光源132側)に所定間隔おいて設けられ、透明基板134aの表面上(液晶セル131aに対向する面上)にITO(Indium Tin Oxide)からなる透光性発熱層134bを形成している。入射側偏光膜131bは、透明基板134aの背面(光源132側の面)上に貼着されて保持される。ヒータ134は、例えば、氷点下での環境で車両2を使用する場合など、非常に低い温度の液晶に対して、適正温度範囲まで急速に温めることができる。
ホットミラー135は、表示器13から出射する表示光Lを(可視光)を効率よく透過するとともに、ウィンドシールド4やカバー11d、凹面鏡12を介して表示器13へ入射する太陽光のうち、赤外線(熱線)を反射して、液晶表示素子131の温度上昇を低減する。
ヒートシンク136は、アルミ等の熱伝導率の高い金属材を適用でき、ネジやボルトからなる固定部材(図示しない)を螺着することによって配線基板139を保持する。また、ヒートシンク136は、光源132の発熱を配線基板139を介して伝達し、ハウジング11の孔部11bから突出する放熱フィン136aによってハウジング11外の空気に熱を放散(放熱)できる。
筐体137は、液晶表示素子131と、ヒータ134と、ホットミラー135と、ヒートシンク136とをハウジング11の所定位置に保持するためのもので、この場合、両端を開口する筒状に形成された合成樹脂材からなる。
保持部材138は、液晶表示素子131が発する表示光Lの出射部を切り欠いた枠状であり、表面を黒色アルマイト処理されたアルミ等の金属材を適用でき、ネジやボルトからなる固定部材(図示しない)を螺着することによって保持される。
また、表示器13は、制御手段13aを備え、車両情報等に応じて最適な表示画像を生成し出力できる。制御手段13aは、図4に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置1とは別に車両2に搭載される後方/側方検出手段7や撮像手段8、電子制御ユニット(ECU)9、図示しないナビケーションシステムなどに接続され、これらからの情報に基づいて、ヘッドアップディスプレイ装置1内の表示器13、特に、液晶表示素子131、光源132、ヒータ134を駆動制御する。
制御手段13aは、演算処理部や記憶部を備えたマイクロコンピュータを適用でき、ハウジング11に固定保持される。制御手段13aは、通信線(信号線)を介して車両2の電子制御ユニット9等からの情報を得ることができる。
また、制御手段13aは、これら情報や、記憶部に格納された所定プログラムに基づいて演算処理を行い、例えば、ナビゲーションシステムからの道路情報や撮像手段8からの画像に基づいて、図5に示すように、道路標識を判別するなどして得られる制限速度を示す標識マークD1、電子制御ユニット9から得られる走行速度情報D2、ナビゲーションシステムや走行距離情報などの情報によって得られる道路案内情報D3を示す表示画像を表示光Lとして生成するように描画処理などの演算を行い液晶表示素子131や光源132を駆動制御できる。なお、道路案内情報D3は、ウィンドシールド4を透視して見える実際の路面と重ねて表示することで、拡張現実感があり、わかり易い表示にて運転支援できる。
後方/側方検出手段7は、例えば、ステレオカメラを適用でき、車両2の後方及び側方の対象物と、車両2との間の距離を検出し、制御手段13aに検出結果を出力する。なお、ステレオカメラではなく、レーダーや車車間通信等を用いることもできる。
撮像手段8は、CCDまたはCMOSなどの撮像素子を用いたカメラを適用でき、ウィンドシールド4越しに車両前方を撮像し、画像データを制御手段13aに送る。
また、制御手段13aは、後方/側方検出手段7からの情報に基づいて、接近車両の有無を判定し、接近車両がある場合には、注意喚起を示すアイコンD4と、「後方接近、注意」などの文章D5を、上述した情報表示D1〜D3の表示よりも下側のエリアN1に表示されるように、液晶表示素子131を制御する。
また、制御手段13aは、この際、全体の表示エリア(照射エリア)Nのうち中央よりも下側のエリアN1を区画するように、線D6を表示し、アイコンD4等の表示と上側の表示D1〜D3とが異なる種類であること(関連する情報ではないこと)を意識付けることができる。
なお、制御手段13aは、後方/側方検出手段7からの情報から、他の車両が自車両2の右側、中央側、左側の何れか、且つ後方から接近しているのかを判別でき、これら方向に対応させて、下側のエリアN1において、右側、中央側、左側を選択し、注意喚起を示すアイコンD4を表示させることもできる。
例えば、制御手段13aが、後方/側方検出手段7からの情報から、右後方から近づいた他の車両の存在を判別した場合、図6に示すように、下側のエリアN1の右側に表示することで注意方向を運転者6に意識付けることができる。
なお、ヘッドアップディスプレイ装置1による全体の表示エリアNは、図7の点線にて示すようにウィンドシールド4の一部であるが、実際にはその境界が表示されない。従って、特に上側の表示が少ない場合に、基準点を設け難いため左右の関係がわかりづらいが、運転者6は、線D6やこの両端部とアイコンD4との相対的な位置関係を読み取ることで、右側、中央側、左側の何れかに表示されているかを判断し易い。
また、制御手段13aは、図8に示すように、撮像手段8からの撮像データに基づいて画像処理し、路面の境界線D7や障害物の位置を示す枠D8などをウィンドシールド4を透視して見える実際の路面と重ねて表示させたり、赤外撮影された映像とともに表示することで、車両2の前方情報をわかりやすく表示できる。この際においても、下側のエリアN1には、右側のエリアNR、中央のエリアNC、左側のエリアNLの何れかに(この場合、中央のエリアNCに)注意喚起を示すアイコンD4を表示することで、後方の情報も合わせて表現できる。
また、全体表示エリアNのうち、下側のエリアN1の境界を示すために、図5,6に示す表示例にあっては、線D6を表示するものを示したが、自車両2の後側を模した画像D9を表示することで、自車両画像D9の上側のエリアN2とは別に、後方の注意間情報を示す下側のエリアN1があることや、車両後側部分を示す自車両画像D9との相対的な位置関係から左右、中央の方向性を運転者6に意識付けできる。
なお、ヘッドアップディスプレイ装置内の表示光Lの光路や凹面鏡12の形状を工夫することによって、虚像の結像距離が異なるように構成することもでき、この場合、上側のエリアN2が、奥側(車両2の前方の遠く側)に表示され、下側のエリアN1が、上側のエリアN2よりも手前側に表示されるようにして、表示種類を結像距離によってわけて、車両2の前後関係を対応付けることも考えられる。
また、例えば、後方から接近する車両等の情報がない場合には、下側のエリアN1を設けずに、上側のエリアN2の表示内容を表示エリアNの全体を用いて表示させることもできる。この際、車両2の前方の近い路面まで拡張表現できる。また、表示項目の数や、表示に必要な面積に応じて、レイアウトを調整することもできる。
逆に、上側のエリアN2の表示内容を表示する必要がない場合には、下側のエリアN1を広く取るようにレイアウトし、アイコンD4だけでなく、後方または側方の注意喚起に関する他の情報、例えば、注意内容や付加情報を示す文面などを付与して表現できる。従って、表示エリアNをより有効に使えるため、多くの情報を表示できる。
また、制御手段13aは、図9に示すように、下側のエリアN1に自車両2の後ろ部分を上から見たような自車両2に模した画像(鳥瞰画像)D10を表示させることもできる。また、例えば、他の車両が後方右側から接近して自車両2を追い抜いた場合には、単に注意喚起を示すアイコンD4を消すのではなく、移動状態がわかるようにしてから消すことで、接近状態から外れた他の車両と差別化できる。
この場合、図9に示すように、注意喚起を示すアイコンD4と同じものを予測表示D11として該アイコンD4よりも上側に同時表示させたり、あるいは、アイコンD4または予測表示D11を点滅表示させたり、表示位置を移動させるなどしてから消すことで実現できる。
斯かるヘッドアップディスプレイ装置1は、表示光Lを生成して出力する表示器13を車両2に備え、表示光Lを運転席5よりも前方側に設けられる透光性のウィンドシールド(被投影部)4に照射し、その表示光Lを実景と重ねて視認させるヘッドアップディスプレイ装置であって、表示器13は、車両2の後方または側方に関する情報を入力し、この情報に基づく表示光Lをウィンドシールド4における表示光Lの表示エリアNのうち中央よりも下側のエリアN1に照射する。
従って、ヘッドアップディスプレイ装置1が自車両の前方側に情報D1〜D3を表示する場合であって、方向性を認識しやすくできるため、運転者6に与える違和感を低減できる。
また、表示器13は、前記情報として車両2に近づく他の車両の検出に基づく注意喚起情報D4を下側のエリアN1に表示され、他の情報を下側のエリアN1よりも上側のエリアN2に表示されるように表示光Lを出力することによって、方向性を伴う表示であっても、運転者に与える違和感を低減できる。
また、表示器13は、下側のエリアN1のうち、前記情報の方向性を対応付けて、右側、中央、左側にわけて表示することによって、運転者による目視確認など迅速に行うための手立てとなる。
また、表示器13は、下側のエリアN1に、車両2を模した車両画像D9,D10が表示されるように、表示光Lを出力することによって、相対的な位置関係がわかりやすく表現できるため、方向性を伴う情報表示であっても、運転者に与える違和感を低減できる。
また、被表示部として、車両2のウィンドシールド4を適用し、表示器13は、ウィンドシールド4よりも車両外側に結像表示する。
なお、本発明のヘッドアップディスプレイ装置を上述した実施の形態の構成にて例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の構成においても、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良、並びに設計の変更が可能なことは勿論である。例えば、上述実施の形態では、被投影部であるウィンドシールド4に表示光Lを反射させて運転者6がこの表示光Lを視認するヘッドアップディスプレイを例に挙げたが、被投影部として専用に設けられる表示部材(コンバイナ)を用いるものであってもよい。
また、表示器13としてレーザー光Cを走査させるものや、DMD(デジタルミラーデバイス)素子を用いて表示光を形成するものであってもよく、部分的な輝度調整が簡易な構成で精密に制御できる。
また、注意喚起を示すアイコンD4を例にあげて説明したが、例えば、接近する他の車両との距離や、該他の車両の走行速度や自車両との相対速度差、危険度などを数値表示したり、アイコンの大きさや、色変化、異なる周期による点滅を行うことで、表現を多様化させることもできる。
本発明は、ヘッドアップディスプレイ装置に関し、例えば、自動車やオートバイ、あるいは農業機械や建設機械を備えた移動体に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置として適用できる。
1 ヘッドアップディスプレイ装置
12 凹面鏡
13 表示器
131 液晶表示素子
132 光源
2 車両(自車両)
4 ウィンドシールド(被投影部)
6 運転者
D4 アイコン
N 表示エリア(照射エリア)
N1 下側のエリア
L 表示光(表示像)

Claims (4)

  1. 表示光を生成して出力する表示器を車両に備え、
    前記表示光を運転席よりも前方側に設けられる透光性の被投影部に照射し、
    その表示光を実景と重ねて視認させるヘッドアップディスプレイ装置であって、
    前記表示器は、
    前記被投影部における表示光の照射エリアのうち中央よりも下側のエリアに、前記車両を模した車両画像を投影し、
    さらに、前記車両の後方または側方に関する情報を入力し、この情報に基づく情報表示を、前記下側のエリアであって前記車両に対する前記情報の方向性を対応付けた位置に投影することを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記表示器は、前記情報表示として前記車両に近づく他の車両の検出に基づく注意喚起情報を前記下側のエリアに表示
    他の情報を前記下側のエリアよりも上側の照射エリアに表示することを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 前記表示器は、前記下側のエリアのうち、前記情報の方向性を対応付けて、右側、中央、左側にわけて表示することを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 前記被投影部として、前記車両のウィンドシールドを適用し、前記表示器は、前記ウィンドシールドよりも車両外側に結像表示することを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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