JP2015024798A - 死角補助装置 - Google Patents

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【課題】より容易に視認者が直接視認する像と連続して死角領域の像を映すことが可能であり、また、視認性を向上させることが可能な死角補助装置を提供する。
【解決手段】車両内の障害物によって遮られる死角領域の像を映す死角補助装置100であって、前記像を表す光Lを入射し、視認者側に設けられ光Lの一部を反射し一部を透過する半透過平面ミラー111と、光Lを半透過平面ミラー111へ反射する平面ミラー112とが互いに対向するように配置される一対の平行平面ミラー110と、半透過平面ミラー111の前記視認者側に設けられ、前記視認者側から所定の角度で入射する光SLを遮る遮光部140と、を備えてなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両内のフロントピラーなどの障害物によって遮られる死角領域の像を映す死角補助装置に関する。
従来、車両内のフロントピラーなどの障害物によって生じる死角を映す視認装置として、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。この視認装置は、車両前方を映す第1ミラーと、この第1ミラーに入射した光を運転者側に反射させる第2ミラーを備え、車両のフロントピラーを挟む直接視認エリアを通して運転者が見える像と前記第2ミラーに映る像が連続するように、前記第1ミラー及び/または前記第2ミラーを調整可能に構成したものである。
特開2006−231998号公報
しかしながら、特許文献1に係る視認装置では、運転者から見て第2のミラー及び風景を遮らないように第1,第2ミラーの互いの位置関係を調整する必要があり、設置作業や調整作業が煩雑であるという問題点があった。また、第2ミラーに死角を映す場合、死角領域の像を示す光以外にも外光が第2ミラーで反射して運転者の目に入り、視認性が損なわれるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、より容易に視認者が直接視認する像と連続して死角領域の像を映すことが可能であり、また、視認性を向上させることが可能な死角補助装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る死角補助装置は、車両内の障害物に配置され、前記障害物よって遮られる死角領域の像を映す死角補助装置であって、
前記像を表す光を入射し、視認者側に設けられ光の一部を反射し一部を透過する半透過ミラーと、光を前記半透過ミラーへ反射するミラーとが互いに対向するように配置される一対のミラーと、
前記半透過ミラーの前記視認者側に設けられ、前記視認者側から前記半透過ミラーに所定の角度で入射する光を遮る遮光部と、
を備えてなることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る死角補助装置は、車両内の障害物に配置され、前記障害物よって遮られる死角領域の像を映す死角補助装置であって、
前記像を表す光を入射し、視認者側に設けられ光の一部を反射し一部を透過する半透過ミラーと、光を前記半透過ミラーへ反射するミラーとが互いに対向するように配置される一対のミラーと、
前記半透過ミラーの前記視認者側の面に設けられ、前記視認者側から前記半透過ミラーに入射する光の角度を規制するルーバー部と、
を備えてなることを特徴とする。
本発明によれば、より容易に視認者が直接視認する像と連続して死角領域の像を映すことが可能となり、また、視認性を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態に係る死角補助装置が配置される車両の運転席付近の概観を示す図である。 同上死角補助装置の概観を示す平面図である。 同上死角補助装置を示す平面図である。 本発明の変形例に係る死角補助装置を示す部分正面図である。
本発明の一実施形態に係る死角補助装置を、図面を参照して説明する。
図1は本実施形態に係る死角補助装置100が配置される車両1の運転席付近の概観を示す図である。車両1は、図1に示すように、ステアリング10と、ウインドシールドガラス20と、サイドガラス30,40と、フロントピラー50,60と、を備える。また、21,22は、ウインドシールドガラス20の周辺部に印刷形成される遮光性の黒セラ(黒セラミック)部である。
車両1において、視認者(主に運転者)は、ウインドシールドガラス20(黒セラ部21の部分を除く)とサイドガラス30,40が配置される領域では風景を直接視認する一方、フロントピラー50,60と黒セラ部21,22が配置される領域ではフロントピラー50,60と黒セラ部21,22とによって視認者の視界が遮られ、風景を直接視認することができない死角領域が生じる。すなわち、フロントピラー50,60と黒セラ部21,22とは、本発明における車両1内の障害物に該当する。
次に、図1〜図3に基づいて本実施形態に係る死角補助装置100の構成について説明する。なお、図2及び図3は、死角補助装置100の概観を示す平面図である。
死角補助装置100は、図1及び図2に示すように、視認者側から見て右側(運転者側)のフロントピラー50に図示しないホルダ部材を介して配置され、フロントピラー50及び黒セラ部21によって遮られる死角領域の像を映すものである。なお、死角補助装置100は、視認者から見てフロントピラー50及び黒セラ部21と対向するように配置される。
死角補助装置100は、図2及び図3に示すように、一対の平行平面ミラー110と、充填部材120と、左右方向回動部130と、遮光部140と、を備える。
一対の平行平面ミラー110は、入射した光の一部を反射し一部を透過する半透過平面ミラー111と、平面ミラー112とが互いに平行に対向するように配置されることによって構成される。なお、半透過平面ミラー111と平面ミラー112は図示しないホルダ部材に配置されることで平行な位置関係で固定される。なお、本発明の一対のミラーは、互いに対向するように配置されるものであれば完全な平行に配置されなくともよく、また、平面ミラーでなく曲面ミラーであってもよい。
半透過平面ミラー111は、視認者2側に配置され、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレン、アクリル等の透光性の樹脂材料からなる基材の表面にアルミなどの金属を蒸着させることにより、所望の反射率を有するように反射率調整層を形成してなる。反射率調整層の厚さや種類などにより、反射率(透過率)が調整される。本実施形態の半透過平面ミラー111における透過光と反射光の光量比は、透過光:反射光=1:9である。なお、半透過平面ミラー111は、基材の表面に誘電体多層膜をコーティングして形成してもよい。半透過平面ミラー111は、平行ミラー112と対向する基部111aと基部111aから延設される延設部111bとを有し、半透過平面ミラー111と平行ミラー112とが水平方向に段違い状となるように配置される。
平面ミラー112は、その平面(反射面)が半透過平面ミラー111の平面(半透過反射面)と平行となるように配置されるものであり、例えば上述の透光性樹脂材料からなる基材の表面にアルミなどの金属を蒸着させてなる平面アルミ蒸着ミラーである。
充填部材120は、半透過平面ミラー111と平面ミラー112との間に充填される透光性部材であり、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレン、アクリル等の透光性の樹脂材料からなる。充填部材120により、一対の平行平面ミラー120は中実構造となる。なお、透光性の樹脂材料からなる基材(透光性部材)に一対の平行平面を設けて一方の平面に半透過面を形成し、他方の平面に反射面を形成して、中実構造の一対の平行平面ミラー110を構成してもよい。
左右方向回動部130は、車両1の水平方向と直交する軸部(図示しない)を有し、この軸部を中心として一対の平行平面ミラー110を左右に回動可能とするものである。本実施形態においては、左右方向回動部130は視認者が手動操作で一対の平行平面ミラー110を直接左右に回動させてその角度を調整する。なお、左右方向回動部130に電動モータ等を備え、リモコン等のスイッチによって一対の平行平面ミラー110の角度を調整する構成としてもよい。
遮光部140は、半透過平面ミラー111の視認者側の平面に設けられる非透光性部材であり、例えば黒色の合成樹脂材料からなる。遮光部140は、例えば接着などによって直接半透過平面ミラー111に固定されてもよいし、半透過平面ミラー111の視認者側の平面に配置されるように図示しないホルダ部材に固定されてもよい。遮光部140は、半透過平面ミラー111の視認者側の平面に沿って複数設けられる。また、遮光部140はその光Lの入射側(延設部111b側)の平面が視認者2側を向くように半透過平面ミラー111の平面(半透過面)の垂線Pに対して所定の角度θ傾いて配置される。遮光部140の作用については後で詳述する。
次に、図2及び図3を用いて、一対の平行平面ミラー110の作用について説明する。なお、図2は視認者2が運転席に着座した状態を示している。
図2において、視認者2の前方視界には、フロントピラー50(図示しないが黒セラ部21も含む)によって遮られる死角領域Dが生じる。したがって、視認者2は死角領域Dに存在する物体Mを直接視認することができない。
一方、物体Mからの光Lは、一対の平行平面ミラー110に入射し、一対の平行平面ミラー110の間で反射を繰り返しつつ、一部の光Lは一対の平行平面ミラー110から出射する(半透過平面ミラー111を透過する)。なお、一対の平行平面ミラー110に入射し、一対の平行平面ミラー110の間で反射を繰り返すのは一対の平行平面ミラー110の平行な平面に対して傾きを有する光である。一対の平行平面ミラー110から出射する光Lの一部は、視認者2の目に達する。したがって、視認者2は直接視認できる風景と連続して平面ミラー112に映る物体Mの像を半透過平面ミラー111越しに視認することができる。なお、死角領域Dのうちフロントピラー50の背面側の僅かな領域(ハッチングで示す部分)は、この領域からの光が一対の平行平面ミラー110に入射できず、その像を一対の平行平面ミラー110によって映すことができないが、それ以外の殆どの領域において死角領域Dの像を一対の平行平面ミラー110によって映すことができる。
なお、死角領域Dの像を一対の平行平面ミラー110によって映すに当たって、視認者2は、死角補助装置100をフロントピラー50の任意の高さ(視認者2の視線に合った高さ)に配置し、さらに、左右方向回動部130によって、一対の平行平面ミラー110に死角領域Dの像が映るように、すなわち、死角領域Dからの光Lが視認者2の目に達するように一対の平行平面ミラー110の角度を調整する。半透過平面ミラー111と平面ミラー112とは互いの位置関係が平行に固定されるため、一度の配置作業で一対の平行平面ミラー110を同時に配置することができ、また、一度の調整作業で一対の平行平面ミラー110の角度を同時に調整することができる。
ここで、半透過平面ミラー111における透過光と反射光の光量比は1:9である。したがって、図3に示すように、光Lが最初に半透過平面ミラー0111に入射した場合、一対の平行平面ミラー110からの最初の出射光(半透過平面ミラー111からの最初の透過光)である光L1は、その光量が最初に半透過平面ミラー111に入射した光Lの1/10となる。光L1は、光Lと比較して光量が異なるだけであるので、光L1は、光Lと同様に、物体Mの像を示す。一方、最初に半透過平面ミラー111に入射した光Lは、半透過平面ミラー111、平面ミラー112の順に反射され、再度(2回目)、半透過平面ミラー111に入射する。光Lが2回目に半透過平面ミラー111に入射した場合、最初の場合と同様に、一対の平行平面ミラー110から、物体Mの像を示す光L2が出射する。さらに、2回目に半透過平面ミラー111に入射した光Lは、半透過平面ミラー111、平面ミラー112の順に反射され、再度(3回目)、半透過平面ミラー111に入射する。光Lが3回目に半透過平面ミラー111に入射した場合、2回目までの場合と同様に、一対の平行平面ミラー110から、物体Mの像を示す光L3が出射する。
このように、光Lは一対の平行平面ミラー110の間で反射を繰り返すので、光Lが半透過平面ミラー111にn回入射した場合、物体Mの像を示す光L1〜Lnが1つの平行平面ミラー110から出射される。すなわち、一対の平行平面ミラー110からは視認者2の目の左右方向に沿って、n個の物体Mの像を示す光Lが出射することとなる。したがって、視認者2は左右方向の広い範囲で物体Mの像を視認することができる。
なお、半透過平面ミラー111における透過光と反射光の光量比は反射回数が増加することに伴う光Lの輝度の低下と光Lの入射初期の輝度との関係を考慮して適宜定められるものであって、透過光と反射光との光量比が例えば1:1や1:4などであってもよい。
次に、図2及び図3を用いて、遮光部140の作用について説明する。
一対の平行平面ミラー100には、物体Mからの光L以外に視認者2側からも外光が入射する。視認者2側から一対の平行平面ミラー110に入射する外光のうち、図2に示すように、特に半透過平面ミラー111の平面の垂線Pに対して光Lの入射側(延設部111b側)に傾いて半透過平面ミラー111に入射する光(以下、迷光SLという)は、その一部が半透過平面ミラー111で視認者2に向かって反射され、あるいは一部が半透過平面ミラー111を透過して平面ミラー112で反射されて半透過平面ミラー111から視認者2に向かって出射され、平面ミラー112に映る物体Mの像の視認性を低下させる要因となる。これに対し、死角補助装置100は、半透過平面ミラー111の視認者2側の平面に遮光部140を設けることによって、半透過平面ミラー111に入射する迷光SLを遮って高い視認性を確保することができる。なお、遮光部140の所定角度θは、半透過平面ミラー111によって視認者2に向けて反射されうる迷光SLを遮り、かつ、半透過平面ミラー111から視認者2に向かって出射する物体Mを示す光Lを遮らないように適宜定められる。なお、遮光部140を軸部を介して配置するなどして遮光部140の角度を手動などで調整可能に配設してもよい。また、迷光SLの全てが遮光部140で遮られることが望ましいが、一部が遮られる場合であっても視認性向上の効果を得ることができる。また、遮光部140の長さは遮光部140が視認者2から見て死角領域を除く車両前方の風景を遮らない長さとする。
以上の構成からなる死角補助装置100は、車両1内の障害物によって遮られる死角領域Dの像を映す死角補助装置100であって、
前記像を表す光Lを入射し、視認者2側に設けられ光Lの一部を反射し一部を透過する半透過平面ミラー111と、光Lを半透過平面ミラー111へ反射する平面ミラー112とが互いに対向するように配置される一対の平行平面ミラー110と、
半透過平面ミラー111の視認者2側に設けられ、視認者2側から半透過平面ミラー111に所定の角度で入射する迷光SLを遮る遮光部140と、
を備えてなる。
これにより、一対の平行平面ミラー110の一方に半透過平面ミラー111を用いたため、視認者2は半透過平面ミラー111越しに平面ミラー111に映る物体Mの像及び風景を視認することができ、一対の平行平面ミラー110の配置位置の自由度が増し、より容易に視認者2が直接視認する像(風景)と連続して死角領域Dの像を映すことが可能となる。また、死角領域を撮像するカメラ及び撮像画像を表示する表示器が不要であるためこれらを使用する場合と比較して安価である。また、遮光部140によって迷光SLが半透過平面ミラー111に入射することを防ぐことができ、視認性を向上させることができる。
また、遮光部140は、半透過平面ミラー111の視認者2側の面に沿って複数設けられてなる。
これにより、1つの遮光部140を伸長とすることなく迷光SLの入射を防ぐことができ、遮光部140自身が視認者2の死角領域を生じさせることを抑制することができる。なお、遮光部140の個数は半透過平面ミラー111の光Lの入射方向の長さに応じて適宜定められる。
次に、変形例に係る死角補助装置について、図4を用いて説明する。なお、前述の実施形態と同一あるいは相当箇所には同一の符号を付してその詳細は省略する。
変形例に係る死角補助装置101は、図4に示すように、半透過平面ミラー111の視認者2側の平面に設けられ、視認者2側から半透過平面ミラー111に入射する光の角度を規制するルーバー部150を備えてなる。ルーバー部150は、板状の部材(板材)であり、所定範囲の傾きで入射した光を吸収する(遮る)遮光層151と、前記所定範囲の傾き以外の角度で入射した光を透過させる透過層152を前記板材の面内方向に交互に積層して構成されるものである。本実施形態においては、遮光層151は、視認者2側から一対の平行平面ミラー110に入射する外光のうち、特に半透過平面ミラー111の平面の垂線Pに対して光Lの入射側(延設部111b側)に傾いて半透過平面ミラー111に入射する迷光SLを吸収する。また、透過層152は、半透過平面ミラー111から視認者2に向かって出射する物体Mを示す光Lを透過する。そのため、遮光層151は、その光Lの入射側(延設部11b側)の平面が視認者2側を向くように半透過平面ミラー111の平面の垂線Pに対して所定の角度傾いて形成される。
かかるルーバー部150によっても、迷光SLが半透過平面ミラー111に入射することを防ぐことができ、視認性を向上させることができる。また、ルーバー部150は、半透過平面ミラー111に設けられる板状の部材であるため、ルーバー部150自身によって視認者2の死角領域を生じさせることがない。
なお、本発明は上記実施形態及び図面によって限定されるものではない。上記実施形態及び図面に変更(構成要素の削除も含む)を加えることができるのはもちろんである。本実施形態の死角補助装置100,101は車両1の運転席側から見て右側のフロントピラー50に配置されるものであったが、左側のフロントピラー60にも同様の死角補助装置が配置されてもよい。また、車両内の障害物として、フロントピラーの他にもセンターピラーやリアピラーなどに配置され、これらによって遮られる死角領域の像を映す死角補助装置であってもよい。
本発明は、車両内の障害物によって遮られる死角領域の像を映す死角補助装置に好適である。
1 車両
2 視認者
100、101 死角補助装置
110 一対の平行平面ミラー
111 半透過平面ミラー
111a 基部
111b 延設部
112 平面ミラー
120 充填部材
130 左右方向回動部
140 遮光部
150 ルーバー部

Claims (3)

  1. 車両内の障害物に配置され、前記障害物よって遮られる死角領域の像を映す死角補助装置であって、
    前記像を表す光を入射し、視認者側に設けられ光の一部を反射し一部を透過する半透過ミラーと、光を前記半透過ミラーへ反射するミラーとが互いに対向するように配置される一対のミラーと、
    前記半透過ミラーの前記視認者側に設けられ、前記視認者側から前記半透過ミラーに所定の角度で入射する光を遮る遮光部と、
    を備えてなることを特徴とする死角補助装置。
  2. 前記遮光部は、前記半透過ミラーの前記視認者側の面に沿って複数設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の死角補助装置。
  3. 車両内の障害物に配置され、前記障害物よって遮られる死角領域の像を映す死角補助装置であって、
    前記像を表す光を入射し、視認者側に設けられ光の一部を反射し一部を透過する半透過ミラーと、光を前記半透過ミラーへ反射するミラーとが互いに対向するように配置される一対のミラーと、
    前記半透過ミラーの前記視認者側の面に設けられ、前記視認者側から前記半透過ミラーに入射する光の角度を規制するルーバー部と、
    を備えてなることを特徴とする死角補助装置。
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