JP2920907B2 - 車両用表示装置とその調整方法 - Google Patents

車両用表示装置とその調整方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用表示装置とその
調整方法に関し、特に表示デバイスからの表示パターン
を運転者前方の反射体で反射させて、虚像として表示さ
れた表示パターンを運転者が視認するようにした車両用
表示装置とその調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の天井部分に情報表示用の表
示デバイスをその表示パターン面を下方に向けて配置
し、この表示デバイスからの表示パターンを運転者前方
の反射体で反射させて、虚像として表示された表示パタ
ーンを視認するようにした車両用表示装置が多く用いら
れており、その技術については、例えば特開昭63−2
58233号公報、実開昭64−2628号公報等に開
示されている。
【0003】図6は従来の車両用表示装置の一例の断面
図である。車両のウィンドシールド1の内側に配置され
たダッシュボード2の上面には、反射板3が配設されて
おり、車両の天井面4には、車両の速度等を表示する表
示ユニット5がその表示部が反射板3に指向されるよう
に配置されている。ダッシュボード2の側面には、燃料
残量計等の各種の計器7が取付けられている。
【0004】表示ユニット5は、図7に示すように、前
面に表示デバイス11が設けられ、各種情報を表示する
パターンを反射板3に投影するようになっており、また
先端に球面部32を有する支持ロッド31と球面軸受3
3とからなる支持体に取付けられ、表示パターンが反射
板3に指向するように、任意の方向に向きを調整できる
ようになっている。表示デバイス11には、液晶表示デ
バイスの背面側に光源が配置されて各種情報を表示する
パターンを光源により反射板3に投影する型のもの、蛍
光表示管(VFT)を用い自発光で各種情報のパターン
を表示して反射板3に投影する型のもの等種々の型があ
る。
【0005】反射板3は、図8に示すように、矩形の平
面鏡で作られ、その底面に球面部35を有する支持ロッ
ド34と球面軸受36とからなる支持体が取付けられ、
任意の方向に向きを調整できるようになっている。
【0006】このような従来の車両用表示装置において
は、図6に示すように、車両速度等の所定の情報に基づ
いて表示ユニット5を動作させることにより、この表示
ユニット5により表示された表示像は反射板3に照射さ
れ、反射板3で反射され、ウィンドシールド1に投影さ
れる。表示像が投影される部分のウィンドシールド1
は、半透明半反射鏡(ハーフミラー)になっていて表示
像を運転者の視点8に反射する。運転者はウィンドシー
ルド1の前方に虚像として表示された表示像6を視認す
る。運転者が表示像6を視認できるように、表示ユニッ
ト5と反射板3の向きが調整される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の車両
用表示装置は、自動車等の車両の生産時に運転者が常に
表示像6を視認できるように表示ユニット5と反射板3
の向きが調整される。調整を行う時は、運転者席に作業
者が座り、表示ユニット5と反射板3の向きを調整す
る。この調整において、表示ユニット5と反射板3との
間の距離l1 及びウィンドシールド1の反射点から視点
8までの距離l2 が長いため、表示ユニット5と反射板
3の向きをほんの少し変えても表示像6の位置が大きく
ずれるので表示ユニット5と反射板3の向きの調整が非
常に難しく、調整に手間がかかるという問題があった。
【0008】また、表示デバイス11および反射板3の
外周が表示されていないから、反射板3の丁度真ん中に
表示パターンを投影することは非常に難しいという問題
があった。
【0009】本発明の目的は、表示像が正しい位置にあ
るように表示ユニットと反射板の向きを容易に調整する
ことができる車両用表示装置とその調整方法を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、運転者の前方
任意の方向に向きを調整されるようになった反射板を
配設すると共に、車両の天井部分に任意の方向に向きを
調整されるようになった表示デバイスを配設し、前記
示デバイスの表示パターンを前記反射板で反射させて、
虚像として遠方表示された前記表示パターンを運転者に
視認させるようにした車両用表示装置において、前記表
示デバイスの表示エリアの少なくとも四隅に設けられた
位置合わせ用パターンと、前記反射板の周囲を囲み前記
反射板に着脱自在に取付けることのできる枠に前記反射
板の周囲位置を示すパターンを表示する位置合わせ用表
示器を設けた位置調整用治具とを備え、前記反射板で反
射され虚像として遠方表示された前記表示パターンを運
転者が視認できるように前記反射板及び前記表示デバイ
スの向きが調整されたとき、前記位置合わせ用表示器の
作るパターン内に前記表示デバイスの位置合わせ用パタ
ーンが入るようにしたことを特徴とする。
【0011】本発明は、前記位置合わせ用パターンが前
記四隅のほかに前記表示エリアの中央にも設けられてい
ることを特徴とする。
【0012】本発明は、前記位置合わせ用表示器が前記
位置調整用治具の四隅に設けられた発光素子からなるこ
とを特徴とする。
【0013】本発明は、前記位置合わせ用表示器が前記
位置調整用治具の四隅に設けられた発光素子と前記位置
調整用治具の中央に設けられた発光素子とからなること
を特徴とする。
【0014】本発明は、前記位置合わせ用表示器が一つ
の隅に設けられた発光素子と、この発光素子からの光を
反射して前記光が前記位置調整用治具を一周するように
残りの三隅に配置された反射鏡とからなることを特徴と
する。
【0015】本発明は、前記位置合わせ用表示器が一つ
の隅に設けられた発光素子と、この発光素子からの光を
反射して前記光が前記位置調整用治具を一周するように
残りの三隅に配置された反射鏡と、この反射鏡の中間に
配置され前記光の一部を前記位置調整用治具の中央に向
けて反射する少なくとも二つの半透明半反射鏡とからな
ることを特徴とする。
【0016】本発明は、前記発光素子が発光ダイオード
またはレーザ・ダイオードまたは発光ランプであること
を特徴とする。
【0017】本発明は、運転者の前方に反射板を配設す
ると共に、車両の天井部分より表示デバイスの表示パタ
ーンを前記反射板で反射させて、虚像として遠方表示さ
れた前記表示パターンを前記運転者が視認できるように
前記表示デバイスの向きと前記反射板の向きを調整する
車両用表示装置の調整方法において、前記表示デバイス
の表示エリアの少なくとも四隅に位置合わせ用パターン
を設け、前記反射板の周囲を囲む枠に前記反射板の周囲
位置を示す位置合わせ用表示器を設けた位置調整用治具
を前記反射板に着脱自在に取付け、前記運転者の視点に
電子カメラを設置し、前記電子カメラに映し出される映
像を見ながら前記位置調整用治具の位置合わせ用表示器
の作るパターン内に前記表示デバイスの位置合わせ用パ
ターンが左右上下均等に位置するように前記表示デバイ
スと前記反射板の向きを調整し、調整終了後に前記位置
調整用治具と前記電子カメラとを取り外し、前記位置合
わせ用パターンを不点灯にすることを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明では、表示デバイスと反射板の向きの調
整において、位置合わせ用表示器を設けた枠形の位置調
整用治具を反射板に取付けて反射板の周囲位置を示すパ
ターンを表示させ、位置合わせ用表示器が作るパターン
内に表示デバイスの表示エリアの少なくとも四隅に設け
られた位置合わせ用パターンが入るとき、反射板で反射
され虚像として遠方表示された表示パターンを運転者が
視認できるようになり、前表示デバイスと反射板の向き
が正しく調整されたことになる。このようにしたので、
位置合わせが極めて容易になる。
【0019】前記位置合わせ用パターンを前記表示エリ
アの四隅のほかに表示エリアの中央にも設けると、位置
合わせが一層容易になる。
【0020】前記位置合わせ用表示器に発光素子を用い
ると、発光素子からの光を虚像として視認できるので、
反射板の位置調整用治具の四隅に設けると位置調整用治
具の存在位置が明瞭になり、位置合わせが容易になる。
【0021】発光素子を位置調整用治具の位置調整用治
具の中央にも設けると、前記表示エリアの中央に設けた
位置合わせ用パターンと重ねることができ、表示エリア
の中心と反射板の中心とを正確に位置合わせすることが
できる。
【0022】位置合わせ用表示器を、位置調整用治具の
一つの隅に設けられた発光素子と、この発光素子からの
光を反射して前記光が前記位置調整用治具を一周するよ
うに残りの三隅に配置された反射鏡とで構成すると、発
光素子から出た光は隣の隅に置かれた反射鏡により90
°向きを変えて次の反射鏡に入り、この反射鏡により9
0°向きを変えて次の反射鏡に入るという動作を繰り返
して位置調整用治具を一周して位置調整用治具の存在場
所を明示する。光が作る矩形枠の中に表示デバイスの位
置合わせ用パターンが左右上下均等に入るように調整す
れば良いので、表示デバイスと反射鏡の向きの調整が容
易になる。
【0023】上記の一つの発光素子と反射鏡とで構成し
た位置合わせ用表示器において、反射鏡と反射鏡の中間
に半透明半反射鏡を設けると、光の一部が位置調整用治
具の中心に向かって反射する。この反射光が直交するよ
うに半透明半反射鏡を二つ設けると、光の交点が位置調
整用治具の中心点となる。この中心点と表示エリアの中
央に設けた位置合わせ用パターンと重ねると、表示エリ
アの中心と反射板の中心とを正確に位置合わせすること
ができる。
【0024】発光素子として発光ダイオードまたはレー
ザ・ダイオードまたは発光ランプを用いるのが適当であ
る。
【0025】車両用表示装置の調整方法において、運転
者の視点の位置に電子カメラを設置すると、電子カメラ
に映し出される映像を見ながら表示デバイスと反射板の
向きを調整することができ、作業者は運転者席に座る必
要がなくなる。調整終了後に位置調整用治具と電子カメ
ラとを取り外し、位置合わせ用パターンを不点灯にす
る。位置調整用治具は取り外され、位置合わせ用パター
ンは不点灯であるので、車両の運転時には邪魔にならな
い。
【0026】
【実施例】図1は本発明の車両用表示装置の第1の実施
例の平面図である。
【0027】図1(a)に示すように、表示デバイス1
1の表示エリアの四隅に位置合わせ用パターン12a〜
12dを設ける。表示エリアの範囲を示すためには位置
合わせ用パターンは表示エリアの四隅にあれば良いが、
表示エリアの中央にも位置合わせ用パターン12eを設
けておくと、中心の位置合わせが容易になる。それ故、
本実施例では表示エリアの中央にも位置合わせ用パター
ン12eを設ける。
【0028】図1(b)に示すように、位置調整用治具
21は反射板3の周囲に嵌められる枠形に作られ、この
枠の四隅に位置合わせ用表示器22a〜22dが設けら
れる。反射板3の存在場所を示すためには位置合わせ用
表示器は位置調整用治具21の四隅にあれば良いが、位
置調整用治具21の中央にも位置合わせ用表示器22e
を設けておくと、中心の位置合わせが容易になる。それ
故、本実施例では位置調整用治具21の中央にも位置合
わせ用表示器22eを設ける。位置合わせ用表示器22
a〜22eには発光素子を用いる。発光素子として発光
ダイオードが適当であるが、レーザ・ダイオードまたは
発光ランプを用いることができる。
【0029】図1(c)に示すように、運転者はウィン
ドシールド1の前方に虚像として表示された位置合わせ
用表示器22a〜22eと位置合わせ用パターン12a
〜12eとを視認することができる。位置合わせ用表示
器22a〜22dの中に位置合わせ用パターン12a〜
12dが左右上下均等に位置するように表示デバイス1
1と反射板3の向きを調整する。表示エリアの中央にも
位置合わせ用パターン12eを、位置調整用治具21の
中央にも位置合わせ用表示器22eを設けておくと、パ
ターン12eと表示器22eとが重なるように調整すれ
ばよいので、調整が容易になる。
【0030】図2は図1の位置調整用治具を取付けた反
射板の斜視図である。
【0031】反射板3に図1(b)に示す位置調整用治
具21を上方から嵌め込んで取付ける。位置調整用治具
21は嵌め込むだけであるから着脱自在である。位置調
整用治具21の位置合わせ用表示器22a〜22dには
電源(図示せず)が接続される。
【0032】図3は本発明の車両用表示装置の調整方法
の第1の実施例を説明するための断面図である。
【0033】運転者の視点の位置に電子カメラとしてC
CDカメラ9を設置し、CCDカメラ9に図1(c)に
示す表示像6を映し出す。作業者はCCDカメラ9に映
し出された映像を見ながら位置合わせ用表示器22a〜
22dの中に位置合わせ用パターン12a〜12dが左
右上下均等に位置するように表示デバイス11と反射板
3の向きを調整する。表示エリアの中央の位置合わせ用
パターン12eと位置調整用治具21の中央の位置合わ
せ用表示器22eとを合わせると、位置調整が容易にな
る。位置調整終了後、位置調整用治具21と電子カメラ
9とを取り外し、位置合わせ用パターン12a〜12e
を不点灯にする。位置調整用治具21は次に生産される
車両の反射板に取付けられ、同じ作業が繰り返される。
位置合わせ用パターン12a〜12eは、調整作業時に
表示デバイス11の調整用スイッチ(図示せず)をオン
することで点灯し、調整終了後調整用スイッチをオフす
ることで消灯する様になっているので、通常の速度等の
表示時には位置合わせ用パターン12a〜12eが点灯
することはなく、車両の運転時には邪魔にならない。
【0034】図4は本発明の車両用表示装置の第2の実
施例の斜視図である。
【0035】位置調整用治具21の一隅に発光素子24
を設ける。発光素子として発光ダイオードまたはレーザ
・ダイオードまたは発光ランプのいずれを用いる。位置
調整用治具21の残りの三隅に反射鏡25a〜25cを
発光素子24からの光の光路27に対して45°傾けて
設ける。発光素子24からの光は反射鏡25aで直角に
曲がって反射鏡25bに入り、ここで再び直角に曲がっ
て反射鏡25cに入り、ここで再び直角に曲がって発光
素子24に向かい、光で矩形のパターンを描く。この矩
形のパターンが第1の実施例の位置合わせ用表示器22
a〜22dが描くパターンに対応する。従って、光が描
く矩形のパターンの中に表示デバイス11の位置合わせ
用パターン12a〜12dが左右上下均等に位置するよ
うに表示デバイス11の向きと反射板3の向きを調整す
ればよい。
【0036】反射鏡25aと反射鏡25bとの中間およ
び反射鏡25bと反射鏡25cとの中間に半透明半反射
鏡(ハーフミラー)26a,26bを光路27に対して
45°傾けて設けと、光の一部は半透明半反射鏡26
a,26bを通過して光路27に沿って進むが、残りの
光は反射されて直角に曲がってそれぞれ位置調整用治具
21の中心に向かって進む。その光路28aと28bの
交点28cが位置調整用治具21の中心であり、図1
(b)の位置合わせ用表示器22eに対応する。位置調
整用治具21の中央にも位置合わせ用に光の交点28c
を設けておくと、パターン12eと光の交点28cとが
重なるように調整すればよいので、調整が容易になる。
【0037】図5は本発明の車両用表示装置の調整方法
の第2の実施例を説明するための断面図である。
【0038】本発明は、表示ユニット5からの表示像を
反射板3で直接運転者の視点8に反射して、運転者が表
示像6を視認する型の表示装置にも適用できる。位置調
整用治具21に位置合わせ用表示器22a〜22eを設
け、表示デバイス11に位置合わせ用パターン12a〜
12eを設けることは、図1で説明した実施例と同じで
あり、また運転者の視点にCCDカメラ9を設けて表示
デバイス11の向きと反射板3の向きを調整することは
図3で説明した実施例と同じである。位置調整終了後、
位置調整用治具21と電子カメラ9とを取り外し、位置
合わせ用パターン12a〜12eを不点灯にする。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、反射板
の位置調整用治具に位置合わせ用表示器を設け、表示デ
バイスの表示エリアに位置合わせ用パターンを設け、位
置合わせ用表示器が作るパターン内に表示デバイスの位
置合わせ用パターンが入るように表示像を重ねるように
したので、表示デバイスと反射板の向きの調整が極めて
容易になる。
【0040】また、運転者の視点の位置に電子カメラを
設置し、電子カメラに位置調整用治具の位置合わせ用表
示器と表示デバイスの位置合わせ用パターンとを映し出
すようにしたので、電子カメラに映し出された映像を見
ながら表示デバイスと反射板の向きを調整でき、調整者
が運転者席に座ることなく調整できる。位置調整終了
後、位置調整用治具と電子カメラとを取り外し、位置合
わせ用パターンを不点灯にするので、車両の運転時には
邪魔にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用表示装置の第1の実施例の平面
図である。
【図2】図1の位置調整用治具を取付けた反射板の斜視
図である。
【図3】本発明の車両用表示装置の調整方法の第1の実
施例を説明するための断面図である。
【図4】本発明の車両用表示装置の第2の実施例の斜視
図である。
【図5】本発明の車両用表示装置の調整方法の第2の実
施例を説明するための断面図である。
【図6】従来の車両用表示装置の一例の断面図である。
【図7】図6に示す表示ユニットの斜視図である。
【図8】図6に示す反射板の斜視図である。
【符号の説明】
1 ウィンドシールド 2 ダッシュボード 3 反射板 4 天井面 5 表示ユニット 6 表示像 7 計器 8 視点 9 CCDカメラ 11 表示デバイス 12a〜12e 表示パターン 21 位置調整用治具 22a〜22e 表示器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60K 35/00 G02B 27/02 G09F 9/00 359

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者の前方に任意の方向に向きを調整
    されるようになった反射板を配設すると共に、車両の天
    井部分に任意の方向に向きを調整されるようになった表
    示デバイスを配設し、前記表示デバイスの表示パターン
    を前記反射板で反射させて、虚像として遠方表示された
    前記表示パターンを運転者が視認するようにした車両用
    表示装置において、 前記表示デバイスの表示エリアの少なくとも四隅に設け
    られた位置合わせ用パターンと、 前記反射板の周囲を囲み前記反射板に着脱自在に取付け
    ることのできる枠に前記反射板の周囲位置を示すパター
    ンを表示する位置合わせ用表示器を設けた位置調整用治
    具とを備え、前記反射板で反射され虚像として遠方表示された前記表
    示パターンを運転者が視認できるように前記反射板及び
    前記表示デバイスの向きが調整されたとき、前記位置合
    わせ用表示器の作るパターン内に前記表示デバイスの位
    置合わせ用パターンが入るようにした ことを特徴とする
    車両用表示装置。
  2. 【請求項2】 前記位置合わせ用パターンが前記四隅の
    ほかに前記表示エリアの中央にも設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の車両用表示装置。
  3. 【請求項3】 前記位置合わせ用表示器が前記位置調整
    用治具の四隅に設けられた発光素子からなることを特徴
    とする請求項1記載の車両用表示装置。
  4. 【請求項4】 前記位置合わせ用表示器が前記位置調整
    用治具の四隅に設けられた発光素子と前記位置調整用治
    具の中央に設けられた発光素子とからなることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の車両用表示装置。
  5. 【請求項5】 前記位置合わせ用表示器が一つの隅に設
    けられた発光素子と、この発光素子からの光を反射して
    前記光が前記位置調整用治具を一周するように残りの三
    隅に配置された反射鏡とからなることを特徴とする請求
    項1記載の車両用表示装置。
  6. 【請求項6】 前記位置合わせ用表示器が一つの隅に設
    けられた発光素子と、この発光素子からの光を反射して
    前記光が前記位置調整用治具を一周するように残りの三
    隅に配置された反射鏡と、この反射鏡の中間に配置され
    前記光の一部を前記位置調整用治具の中央に向けて反射
    する少なくとも二つの半透明半反射鏡とからなることを
    特徴とする請求項1記載の車両用表示装置。
  7. 【請求項7】 前記発光素子が発光ダイオードまたはレ
    ーザ・ダイオードまたは発光ランプであることを特徴と
    する請求項3または請求項4または請求項5または請求
    項6記載の車両用表示装置。
  8. 【請求項8】 運転者の前方に反射板を配設すると共
    に、車両の天井部分より表示デバイスの表示パターンを
    前記反射板で反射させて、虚像として遠方表示された前
    記表示パターンを前記運転者が視認できるように前記表
    示デバイスの向きと前記反射板の向きを調整する車両用
    表示装置の調整方法において、前記表示デバイスの表示
    エリアの少なくとも四隅に位置合わせ用パターンを設
    け、前記反射板の周囲を囲む枠に前記反射板の周囲位置
    を示す位置合わせ用表示器を設けた位置調整用治具を前
    記反射板に着脱自在に取付け、前記運転者の視点に電子
    カメラを設置し、前記電子カメラに映し出される映像を
    見ながら前記位置調整用治具の位置合わせ用表示器の作
    るパターン内に前記表示デバイスの位置合わせ用パター
    ンが左右上下均等に位置するように前記表示デバイスと
    前記反射板の向きを調整し、調整終了後に前記位置調整
    用治具と前記電子カメラとを取り外し、前記位置合わせ
    用パターンを不点灯にすることを特徴とする車両用表示
    装置の調整方法。
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