JP4319920B2 - 浴室周辺構造 - Google Patents

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Description

本発明は、戸外への開放感が得られる浴室周辺構造に関する。
従来一般的に、浴室と洗面室や脱衣室は北側で暗く狭いところでそれぞれ仕切られ、閉塞感があることが多く、また、覗かれるなどの問題から戸外に面する壁には小窓が多く、開閉戸を設けたものは無く開放感が少ないものとなっていた。
最近では、浴室と隣接する脱衣室との間仕切り及び開閉戸に大きな窓を設けて、入浴中の開放感が得られるようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。同様に入浴中の開放感が得られるようにするため、浴室と隣接する脱衣室及びトイレまたは洗面室との間仕切り及び開閉戸を透視可能な透光性を有する面材により構成するとともに、浴室の戸外に面する壁に横長の鏡を設けたものもある(例えば特許文献2、3参照)。
特開平9−302955号公報 特開平10−311151号公報 特開2003−336409号公報
しかし、浴室や脱衣室や洗面室は、戸外に面する壁に窓を設けていただけであり、戸外への開放感が得られようなものは従来なかった。
本発明の課題は、浴室と隣接して浴室に出入り可能で戸外に面する壁を備える脱衣室や洗面室において、戸外への開放感が得られるようにすることである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、例えば図1、図2、図5から図7に示すように、浴室1と隣接して浴室1に出入り可能な室(洗面室)2が戸外に面する壁を備える浴室周辺構造において、前記室2の戸外に面する壁に、床から天井に至る開口部23を形成し、前記浴室1の戸外に面する壁に、浴槽10の縁から天井に至る開閉窓14を設け、前記室2の開口部23と浴室1の開閉窓14を直交する二方向に向けて設け、戸外には、前記室2の床及び前記開口部23の下端に連続する同じ高さのバルコニー3を設けるとともに、浴槽10の縁及び前記開閉窓14の下端に連続する同じ高さのデッキ4を設け、さらに、これらデッキ4及びバルコニー3を囲む塀5を設け、このデッキ4をバルコニー3の一側部に連続させるとともに、前記浴室1の戸外に面する壁から該壁に対向して配置される塀5の近傍までの長さを有するようにして形成したことを特徴とする。
ここで、浴室と隣接して浴室に出入り可能な室としては、脱衣室や洗面室が挙げられ、また、トイレを設置した洗面室であっても良い。
このように、浴室と隣接して浴室に出入り可能な室の戸外に面する壁に、床から天井に至る開口部を形成したので、浴室と隣接する脱衣室や洗面室において、その戸外に面する壁に形成した開口部から外部光が床から天井まで入り込む一方、その床から天井に至る大きな開口部により戸外を見渡せる。
従って、脱衣室や洗面室では従来無かった戸外への開放感が得られる。
その結果、浴室と隣接する脱衣室または洗面室との間仕切り及び開閉戸を透視可能な透光性を有する面材により構成しておくことで、入浴中の開放感もより高められる。
また、このように、浴室の戸外に面する壁に、浴槽の縁から天井に至る開閉窓を設けたので、脱衣室や洗面室に隣接する浴室において、その戸外に面する壁に設けた開閉窓から外部光が浴槽の縁から天井まで入り込む一方、その浴槽の縁から天井に至る大きな開閉窓により戸外を見渡せる。
従って、浴室での戸外への開放感も得られる。
また、このように、浴槽の縁及び前記開閉窓の下端に連続する同じ高さのデッキを設けたので、浴室において、浴槽の縁から同じ高さのデッキによる戸外空間までの連続性が得られるとともに、デッキに座った足浴も可能になる。
また、前記室の開口部と浴室の開閉窓を直交する二方向に向けて設けたので、脱衣室や洗面室において、浴室との間仕切り及び開閉戸を透視可能な透光性を有する面材により構成しておけば、開口部と浴室の開閉窓との直交する二方向から外部光が広い範囲で取り入れられるとともに、開口部と浴室の開閉窓とによる直交する二方向の戸外への視界が得られる。
また、浴室において、その開閉窓による戸外への視界と反対側の脱衣室や洗面室への視界とが得られるとともに、脱衣室や洗面室の開口部から見え隠れする戸外の視界も得られる。
また、前記室の床及び前記開口部の下端に連続する同じ高さのバルコニーを設けたので、浴室と隣接する脱衣室や洗面室において、バルコニーによる戸外空間までの連続性が得られるとともに、バルコニーまで段差のないバリアフリースペースが得られる。
また、デッキ及びバルコニーを囲む塀を設けたので、デッキやバルコニーに裸で出てもプライバシーが保たれる。
また、デッキをバルコニーの一側部に連続させたので、デッキとバルコニーを行き来でき、浴室からデッキに出て涼んだ後バルコニーを通り脱衣室や洗面室に入ったり、脱衣室や洗面室からバルコニーに出てデッキに座って足浴することも可能になる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の浴室周辺構造であって、例えば図1、図5及び図7に示すように、前記開口部23を前記室2の全幅に渡って形成したことを特徴とする。
このように、前記室の全幅に渡って開口部を形成したので、浴室と隣接する脱衣室や洗面室において、その戸外に面する壁の全面が大きな開口部となり、外部光を最大限に取り入れられるとともに、戸外への開放感が最大限に得られる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の浴室周辺構造であって、例えば図5から図7に示すように、前記開口部23に、透光性を有する面材24を設けたことを特徴とする。
このように、透光性を有する面材を開口部に設けたので、浴室と隣接する脱衣室や洗面室において、開口部に設けた透光性を有する面材を透して室内に光を取り入れたり戸外を見渡せる。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の浴室周辺構造であって、例えば図5から図7に示すように、前記開口部23に、透光性を有する面材を備える開閉戸24を設けたことを特徴とする。
このように、透光性を有する面材を備える開閉戸を開口部に設けたので、浴室と隣接する脱衣室や洗面室において、開閉戸を開けた状態で開口部から、あるいは閉めた状態では開閉戸の透光性を有する面材を透して室内に光を取り入れたり戸外を見渡せる他、開閉戸を開けて戸外への出入りも行える。
請求項に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の浴室周辺構造であって、例えば図5に示すように、浴室1と前記室2の内部及びバルコニー3を同じ色調(白等)の仕様としたことを特徴とする。
このように、浴室と前記室の内部及びバルコニーを同じ色調の仕様としたので、脱衣室や洗面室において、同じ色調により浴室及びバルコニーまでの連続性・一体感が得られる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の浴室周辺構造であって、例えば図5に示すように、浴室1と前記室2の床及び壁とバルコニー3をタイルなどの目地を有する仕様としたことを特徴とする。
このように、浴室と前記室の床及び壁とバルコニーをタイルなどの目地を有する仕様としたので、脱衣室や洗面室において、目地のラインにより浴室及びバルコニーまでの視覚的な焦点を強調した広がり感が得られる。
請求項1に記載の発明によれば、浴室と隣接する脱衣室や洗面室において、その戸外に面する壁に形成した開口部から外部光が床から天井まで入り込む一方、その床から天井に至る大きな開口部により戸外を見渡せるため、脱衣室や洗面室では従来無かった戸外への開放感を得ることができる。
従って、浴室と隣接する脱衣室または洗面室との間仕切り及び開閉戸を透視可能な透光性を有する面材により構成しておけば、入浴中の開放感もより高めることができる。
また、脱衣室や洗面室に隣接する浴室において、その戸外に面する壁に設けた開閉窓から外部光が浴槽の縁から天井まで入り込む一方、その浴槽の縁から天井に至る大きな開閉窓により戸外を見渡せるため、浴室での戸外への開放感も得ることができる。
また、浴室において、浴槽の縁から同じ高さのデッキによる戸外空間までの連続性を得ることができるとともに、デッキに座って足浴できるようになるといった利点が得られる。
また、脱衣室や洗面室において、浴室との間仕切り及び開閉戸を透視可能な透光性を有する面材により構成しておけば、開口部と浴室の開閉窓との直交する二方向から外部光を広い範囲で取り入れることができるとともに、開口部と浴室の開閉窓とによる直交する二方向の戸外への視界の得ることができる。
また、浴室において、その開閉窓による戸外への視界と反対側の脱衣室や洗面室への視界とを得ることができるとともに、脱衣室や洗面室の開口部から見え隠れする戸外の視界も得ることができる。
また、バルコニーによる戸外空間までの連続性を得ることができるとともに、バルコニーまで段差のないバリアフリースペースを得ることができるといった利点が得られる。
また、デッキやバルコニーに裸で出ても、その周りを囲んだ塀によりプライバシーを保つことができるといった利点が得られる。
また、互いに連続するデッキとバルコニーを行き来でき、浴室からデッキに出て涼んだ後バルコニーを通り脱衣室や洗面室に入ったり、脱衣室や洗面室からバルコニーに出てデッキに座って足浴することもできるといった利点が得られる。
請求項2に記載の発明によれば、浴室と隣接する脱衣室や洗面室において、請求項1に記載の発明により得られる効果に加え、戸外に面する壁全面の開口部によって、外部光を最大限に取り入れることができるとともに、戸外への開放感を最大限に得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、浴室と隣接する脱衣室や洗面室において、請求項1または2に記載の発明の開口部に設けた透光性を有する面材を透して室内に光を取り入れたり戸外を見渡すことができる。
請求項4に記載の発明によれば、浴室と隣接する脱衣室や洗面室において、請求項1または2に記載の発明により得られる効果に加え、開閉戸を開けた状態で開口部から、あるいは閉めた状態では開閉戸の透光性を有する面材を透して室内に光を取り入れたり戸外を見渡すことができる他、開閉戸を開けて戸外へも出入できるようになるといった利点が得られる。
請求項に記載の発明によれば、脱衣室や洗面室において、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明により得られる効果に加え、同じ色調により浴室及びバルコニーまでの連続性・一体感を得ることができる。
請求項に記載の発明によれば、脱衣室や洗面室において、請求項1〜5のいずれか一項に記載の発明により得られる効果に加え、目地のラインにより浴室及びバルコニーまでの視覚的な焦点を強調した広がり感を得ることができる。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
本発明を適用した浴室周辺構造の一実施形態の構成を示す図1において、1は浴室、2は洗面室、3はバルコニー、4はデッキ、5は塀である。
図示のように、浴槽10を備える浴室1と洗面台20を備える脱衣室兼用の洗面室2が隣接していて、その間仕切り部分は、図3、図5及び図7にも示すように、浴室1の全幅に渡って床から天井に至るまでの大きな開口部11となっている。この開口部11は、半幅部分に間仕切り板として透光性を有する面材であるガラス板12が固定されて、残る半幅部分に開閉戸として透光性を有する面材である片開きのガラス戸13が組み付けられている。なお、浴槽10と洗面台20とは互いに対向する壁面に沿って平行に設けられている。
浴室1及び洗面室2が並ぶ側は戸外に面する壁となっていて、浴室1の浴槽10に沿った側も戸外に面する壁となっており、浴槽1及び洗面室2の他の壁は他の居室等との間仕切り壁となっている。図示例では、洗面室2の戸外に面する壁と対向する壁に片引きの入口戸21が設けられていて、この入口戸21と洗面台との間に便器22が設置されている。
そして、洗面室2の戸外に面する壁には、図2、図5及び図7にも示すように、洗面室2の全幅に渡って床から天井に至るまでの大きな開口部23となっている。この開口部23には、開閉戸として透光性を有する面材である引違いのガラス戸24が組み付けられている。
また、浴室1の浴槽10に沿って戸外に面する壁には、図3から図5及び図7にも示すように、浴室1の全幅に渡って浴槽10の縁から天井に至るまでの大きな開閉窓14が設けられている。この開閉窓14は、透光性を有する面材である引き違いのガラス戸15により構成されている。
さらに、浴室1内に横長の鏡16が設けられるともに、洗面室2内にも横長の鏡26が設けられている。即ち、浴室1の戸外に面する壁と対向する壁面に、図3及び図6に示すように、浴槽10及び洗い場の上方に渡って位置する横長の鏡16が取り付けられている。洗面室2の洗面台20側の壁面にも、図2及び図7に示すように、洗面台20の上方に同幅で位置する横長の鏡26が取り付けられている。
そして、戸外には、浴室1及び洗面室2が並ぶ側の外壁に沿ったバルコニー3が設けられるとともに、浴室1の開閉窓14を設けた外壁に沿ったデッキ4が設けられている。即ち、浴室1及び洗面室2が並ぶ外壁に沿って、図5及び図6に示すように、洗面室2の床と開口部23の下端に連続する同じ高さのバルコニー3が設けられている。
また、浴室1の開閉窓14を有する外壁に沿っては、図4、図5及び図7に示すように、浴槽10の縁と開閉窓14の下端に連続する同じ高さの木製によるデッキ4が設けられている。このデッキ4は、バルコニー3の一側部に対し直角方向に連続している。
さらに、これら直角方向に連続するバルコニー3及びデッキを、図1に示したように三方向から囲む塀5が設けられている。
以上において、浴室1内と洗面室2内とバルコニー3は、同じ色調による仕上げ仕様となっている。即ち、浴室1及び洗面室2の床、壁及び天井とバルコニー3は、同様の材料や材質を用いた仕上げにより例えば白等の同じ色彩に統一されている。
そして、図示したように、浴室1及び洗面室2の床とバルコニー3は、タイルなどの目地を有する仕様となっていて、その目地のラインが揃えられている。また、浴槽10と浴室1及び洗面室2の壁は、床及びバルコニー3よりも細かな目地を有する仕様となっている。
以上の浴室周辺構造によれば、浴室1と隣接する洗面室2の戸外に面する壁に、洗面室2の全幅に渡って床から天井に至る大きな開口部23を形成して全面的にガラス戸24を設けたので、浴室1と隣接する脱衣室兼用の洗面室2において、最大限に開口部23から外部光がガラス戸24を透して床から天井まで入り込むようになる。従って、洗面室2において、ガラス戸24の開閉に関わらず、従来の脱衣室や洗面室では無かった外部光の採光が最大限に得られるものとなる。
反対に、洗面室2からは壁全面のガラス戸24を透して最大限に戸外を見渡せるようになる。従って、洗面室2において、従来の脱衣室や洗面室では無かった戸外への開放感が最大限に得られるものとなる。
さらに、ガラス戸24を開けて洗面室2とバルコニー3との間を行き来することもできる。
そして、浴室1と洗面室2との間は、浴室1の全幅に渡って床から天井に至るまでの大きな開口部11となっていて全面的にガラス板12及びガラス戸13を設けたので、入浴中の開放感も従来より高められる。
即ち、浴室1に入浴中において、ガラス板12及びガラス戸13を透して洗面室2内が最大限に見渡せて空間の連続性が得られることに加えて、前述した洗面室2のガラス戸24を透した外部光の採光と戸外への見通しが得られることから、開放感も従来より高められるものとなる。
また、洗面室2の床及び開口部23の下端に連続する同じ高さのバルコニー3となっているので、洗面室2において、バルコニー3による戸外空間までの連続性が得られるとともに、バルコニー3まで段差のないバリアフリースペースとなって、車椅子利用や歩行障害者や高齢者にも容易に利用できる。
しかも、浴室1と洗面室1の床、壁及び天井とバルコニーが白等の同じ色で統一されているので、洗面室2において、浴室1及びバルコニー3まで同じ色による連続性・一体感が得られるものとなる。
その上、浴室1と洗面室2の床及び壁とバルコニー3がタイルなどの目地を揃えた仕様となっているので、洗面室2において、目地のラインにより浴室1及びバルコニー3まで視覚的な焦点を強調した広がり感が得られるものとなる。
また、浴室1の浴槽10に沿って戸外に面する壁には、浴室1の全幅に渡って浴槽10の縁から天井に至る開閉窓14が設けられているので、浴室1において、最大限に開閉窓14から外部光がガラス戸15を透して浴槽10の縁から天井まで入り込むようになる。従って、浴室1において、ガラス戸15の開閉に関わらず、外部光の採光が最大限に得られるものとなる。
反対に、浴室1からは大きなガラス戸15を透して最大限に戸外を見渡せるようになる。従って、浴室1においても、戸外への開放感が最大限に得られるものとなる。
さらに、ガラス戸15を開けて浴室1とデッキ4との間を出入りすることもできる。
しかも、浴室1の開閉窓14は洗面室2の開口部23と直交方向に向いているので、洗面室2には、開口部23からと浴室1の開閉窓14からとによる直交する二方向から外部光が広い範囲で取り入れられるものとなっている。即ち、洗面室2には、前述した開口部23からガラス戸24を透して外部光が取り入れられることに加え、開閉窓14から浴室1、ガラス板12及びガラス戸13を透して外部光が取り入れられる。従って、洗面室2には、直交する二方向から広い範囲で外部光が取り入れられる。
反対に、洗面室2からは、開口部23と浴室1の開閉窓14とによる直交する二方向の戸外への視界が得られるものとなっている。
また、浴室1において、その開閉窓14による戸外への視界と反対側の洗面室2への視界とが得られるとともに、洗面室2の開口部23から見え隠れする戸外の視界も得られるものとなっている。
さらに、図示例では、洗面室2の便器22に座った状態においても、開口部23による戸外への視界に加え、浴室1の開閉窓14から見え隠れする戸外への視界が得られるものとなっている。
また、浴室1から浴槽10の縁及び開閉窓14の下端に連続する同じ高さのデッキ4が設けられているので、浴室1において、浴槽10の縁から同じ高さのデッキ4による戸外空間までの連続性が得られるものとなっている。
さらに、図4に仮想線で示したように、デッキ4に座った状態で浴槽10に足を入れることにより、足浴することもできるようになる。
また、洗面室2には、浴室1の開閉窓14と反対方向で洗面台20の上方に同幅で位置する横長の鏡26が取り付けられているので、浴室1からは、ガラス板12及びガラス戸13を透して鏡26に浴室1側も映し込まれて、視界に広がりと奥行き感を与えるものとなっている。
さらに、浴室1にも、浴槽10及び洗い場の上方に渡って位置する横長の鏡16が取り付けられているので、ガラス板12及びガラス戸13を透して鏡16に洗面室2側も映し込まれて、視界に広がりと奥行き感を与えるものとなっている。
また、バルコニー3の一側部にデッキ4が連続しているので、バルコニー3とデッキ4を行き来できるものとなっている。従って、浴室1からデッキ4に出て涼んだ後バルコニー3を通り洗面室2に入ったり、反対に、洗面室2からバルコニー3に出てデッキ4に座って足浴することも可能である。
そして、以上のバルコニー3及びデッキ4を囲む塀5が設けられているので、バルコニー3やデッキ4に裸で出ても塀5により外部から覗かれる心配が無くプライバシーが保たれるものとなっている。
ここで、塀5は、図示例ではデッキ4の一端側で開放されているが、この部分は植栽や他のもので隠しておけば良い。また、バルコニー3の一側部において、塀5に出入口を設けても良い。
なお、以上の実施形態においては、脱衣室兼用の洗面室としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、脱衣室であっても良い。また、洗面室の開口部は透光性を有する面材を固定した構成であっても良い。透光性を有する面材もガラスに限らず透明樹脂や半透明樹脂であっても良い。
さらに、その他、浴槽や洗面台のレイアウト、戸の開閉方式、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明を適用した浴室周辺構造の一実施形態の構成を示すもので、浴室、洗面室、バルコニー及びデッキ部分の平面図である。 図1の洗面室の浴室と反対側壁面を示した正面図である。 図1の浴室の一壁面を示した正面図である。 図1のデッキ部分の縦断面図である。 図1の洗面室から浴室及びバルコニーを見た斜視図である。 図1のバルコニーから洗面室及び浴室とデッキを見た斜視図である。 図1のデッキから浴室及び洗面室を見た斜視図である。
符号の説明
1 浴室
10 浴槽
11 洗面室との開口部
12 間仕切り板(透光性を有する面材)
13 開閉戸(透光性を有する面材)
14 開閉窓
15 開閉戸(透光性を有する面材)
16 鏡
2 洗面室(浴室と隣接して浴室に出入り可能な室)
20 洗面台
21 入口戸
22 便器
23 戸外への開口部
24 開閉戸(透光性を有する面材)
26 鏡
3 バルコニー
4 デッキ
5 塀

Claims (6)

  1. 浴室と隣接して浴室に出入り可能な室が戸外に面する壁を備える浴室周辺構造において、
    前記室の戸外に面する壁に、床から天井に至る開口部を形成し、
    前記浴室の戸外に面する壁に、浴槽の縁から天井に至る開閉窓を設け、
    前記室の開口部と浴室の開閉窓を直交する二方向に向けて設け、
    戸外には、前記室の床及び前記開口部の下端に連続する同じ高さのバルコニーを設けるとともに、浴槽の縁及び前記開閉窓の下端に連続する同じ高さのデッキを設け、さらに、これらデッキ及びバルコニーを囲む塀を設け、
    このデッキをバルコニーの一側部に連続させるとともに、前記浴室の戸外に面する壁から該壁に対向して配置される塀の近傍までの長さを有するようにして形成したことを特徴とする浴室周辺構造。
  2. 前記開口部を前記室の全幅に渡って形成したことを特徴とする請求項1に記載の浴室周辺構造。
  3. 前記開口部に、透光性を有する面材を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の浴室周辺構造。
  4. 前記開口部に、透光性を有する面材を備える開閉戸を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の浴室周辺構造。
  5. 浴室と前記室の内部及びバルコニーを同じ色調の仕様としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の浴室周辺構造。
  6. 浴室と前記室の床及び壁とバルコニーをタイルなどの目地を有する仕様としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の浴室周辺構造。
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