JP4319911B2 - 印刷システム、印刷装置、データ出力装置、及び印刷方法 - Google Patents

印刷システム、印刷装置、データ出力装置、及び印刷方法 Download PDF

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Description

【0001】
【技術分野】
【0002】
本発明はプリンタとプリンタに接続されている機器(例えばデジタルテレビのセットトップボックス(以下STB))との間における電源切断の連携に関するものである。
【背景技術】
【0003】
一般に、複数の機器がIEEE1394等によってネットワーク接続されている場合、その複数機器の電源切断の連携を取るため、システムの運行状況を複数機器同士があるいは主機器が常に監視し、各機器で終了が出来る状態になったことを確認したうえで、各機器の電源切断を行っていた。例えば、図1に示すごとく、機器Aと機器BがIEEE1394でネットワーク接続されている場合、電源切断の連携を取るために機器Aから機器Bへ機器Bのシステムの運行状況を一定期間ごとに確認をとり、機器Bが終了可能であることの確認を得た上で、機器Aと機器Bの電源切断を行っていた。
【0004】
しかし、従来の方法では、電源切断の連携のために機器Aから機器Bを常に監視しておかねばならず、機器Aの負担が大きく、また、機器Aと機器Bの連携をとるための処理が複雑になってしまう問題があった。ここで機器AをSTB1、機器Bをプリンタ2として、STB1とこのプリンタ2を接続した際の電源連携を考えた場合にも、同様の複雑な処理が発生することはいうまでもない。
【発明の開示】
【0005】
そこで、本発明は、印刷装置と印刷されるデータをその印刷装置に出力するデータ出力装置とを含む印刷システムにおいて、その印刷装置とデータ出力装置とにおける電源切断の連携を簡単に行うことを目的とする。
【0006】
この目的を達成するために、外部から印刷命令と、当該印刷命令のあった印刷データと、電源切断命令とを受信する受信装置と、当該受信装置から当該印刷データを取得して印刷処理を実行するとともに当該受信装置から電源切断命令を受信すると電源切断を実行する印刷装置とを備えた印刷システムを前提とする。当該印刷システムにおいて、受信装置が、受信した印刷データを記憶する受信装置メモリを備える。又、当該受信装置が、印刷命令と、印刷データとを受信すると、当該印刷命令を前記印刷装置に送信し、前記印刷装置から印刷データの削除命令を受信すると、当該印刷データを前記受信装置メモリから削除し、電源切断命令を受信すると、当該電源切断命令を前記印刷装置に送信するとともに、前記受信装置メモリに記憶された印刷データが全て削除された時点で、受信装置の電源切断を実行する受信装置コントローラ部を備える。又、印刷装置が、前記受信装置から印刷命令を受信すると、印刷命令毎に前記受信装置メモリから印刷データを取得し、当該印刷データの取得が済むと、取得が済んだ印刷データを当該受信装置メモリから削除する削除命令を前記受信装置に送信し、前記受信装置から電源切断命令を受信すると、当該電源切断命令があるまでに受信した印刷命令のあった印刷データについて印刷処理が終了した時点で、印刷装置の電源切断を実行する印刷装置コントローラ部を備える。又、当該印刷システムにおいて、受信装置が、受信した印刷データを記憶する受信装置メモリを備える。又、当該受信装置が、印刷命令と、印刷データとを受信すると、当該印刷命令を前記印刷装置に送信する度に、当該印刷命令に対し管理番号を付し、当該印刷装置から印刷データの削除命令を受信すると、当該印刷データを前記受信装置メモリから削除し、電源切断命令を受信すると、前記印刷装置のJOB一覧に記憶された管理番号を定期的に監視し、JOB一覧から管理番号がなくなった時点で、受信装置の電源切断を実行する受信装置コントローラ部を備える。又、印刷装置が、印刷命令に付された管理番号を記憶するJOB一覧を備える。又、当該印刷装置が、前記受信装置から印刷命令を受信すると、当該印刷命令に付された管理番号を前記JOB一覧に記憶するとともに、印刷命令毎に前記受信装置メモリから印刷データを取得し、当該印刷データの取得が済むと、取得が済んだ印刷データを当該受信装置メモリから削除する削除命令を前記受信装置に送信するとともに、当該印刷データの印刷命令に対応する管理番号を前記JOB一覧から削除し、前記受信装置から電源切断命令を受信すると、当該電源切断命令があるまでに受信した印刷命令のあった印刷データについて印刷処理が終了した時点で、印刷装置の電源切断を実行する印刷装置コントローラ部を備える。当該構成により、例えばSTB1とプリンタ2とを含むシステムでは、STB1が電源切断命令をプリンタ2へ送ると、この命令により、プリンタ2はSTB1の処理とは別に電源切断に関する処理をすすめる。STB1における電源切断可能の判断はSTB1において印刷データがなくなることを判断した時点とし、プリンタ2における電源切断可能の判断は排紙が確認された時点とすることができる。
【0007】
この場合、電源切断可能かどうかの判断がSTB1においてはSTB1における印刷データ(印刷用(に展開された)データ)の有無ででき、プリンタ2においては排紙が終了したか否かでできるため、STB1とプリンタ2との間で電源切断のための複雑な連携処理を用いることなくSTB1とプリンタ2間の電源切断の連携が取れる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図8に示すように、プリンタ2はデジタルテレビ3に接続されているSTB1に接続されており、プリンタ2、デジタルテレビ3、STB1それぞれに電源ボタン20、30、10がある。デジタルテレビ3を見ているユーザは各機器の電源切断をするために、デジタルテレビ3とSTB1それぞれのリモコン31、11からボタン操作をするか、それぞれの電源ボタン30、10を押す。STB1とプリンタ2とを含む印刷システムにおいて、プリンタ2の電源切断はSTB1の電源切断に連携する。プリンタ2とSTB1の電源切断の連携方法としては、図2に示すごとく、ユーザによりSTB1の電源ボタン10が押されて、STB1に接続されているプリンタ2の電源が切断されようとした時点で、STB1からプリンタ2に電源切断するように命令をする(以下、終了予約と記す)場合と、図3に示すごとく、STB1の電源ボタン10が押されて、STB1に接続されているプリンタ2の電源が切断されようとした後、STB1において印刷処理が終了した時点でSTB1からプリンタ2に終了予約をする場合がある。プリンタ2には、プルプリント型又はプッシュプリント型のプリンタを用いることができる。ここで、プルプリントとはプリンタにおける印刷処理においてデータが必要になった時点でプリンタ2からSTB1へデータ取得しにいき、印刷処理を完結する印刷方法のことで、印刷データをまとめてプリンタが受信した後、プリンタがローカルで印刷処理をするプッシュプリントと比較していう。
【0009】
(実施の形態1)
まず、図2に示す、ユーザによってSTB1の電源ボタン10が押された後すぐにプリンタ2の終了予約をする場合について述べる。印刷対象は図4に示すimage1.bmlとimage2.bmlのデータからなる2つのイメージであり、image1.bml、image2.bmlの順で印刷する。Image1.bml、image2.bmlはデータ放送向けのページ記述言語で記述されたファイルである。イメージは図4のように文字だけから構成されていても、画像と文字から構成されていても構わない。
【0010】
図10に示すデジタルテレビ3の画面上の印刷指示画面に従ってユーザは印刷の開始を指示する。デジタルテレビ3のリモコン受信部35から入力された印刷命令はSTB1を通じてプリンタ2に送られ、印刷処理が始まる。そしてプリンタ2はimage1.bmlの印刷処理、続いてimage2.bmlの印刷処理をする。なお、印刷命令はSTB2のリモコン受信部15から入力されてもかまわない。またプリンタ2の印刷命令受信部25からプリンタ2用のリモコンを用いて入力されても構わない。プッシュプリントの場合はImage1.bml、image2.bmlのデータをまとめてプリンタ2のメモリ24に記憶し、プルプリントの場合は印刷処理毎にプリンタ2のメモリ24に記憶することになる。プルプリントの場合、プリンタ2が、印刷される全てのデータを取得する前にSTB1の電源が切断されてしまうと、残りのデータを印刷することができなくなってしまうため、STB1とプリンタ2との電源切断の連携はより重要なものとなる。そこで、以下、プルプリントの場合で説明する。
【0011】
図9に示すように、デジタルテレビ3は、通信インターフェース32、画面表示部34、コントローラ部33、リモコン受信部35を有する。プリンタ2はSTB1と接続するための通信インターフェース22、メモリ24、エンジン部26、コントローラ部23、印刷命令受信部25を有する。STB1は、デジタルテレビ3及びプリンタ2と接続するための通信インターフェース12、メモリ14、コントローラ部13、リモコン受信部15を有する。図9の例では、STB1の記憶手段として、STB1に内蔵されたメモリ14を用いているが、その代わりに外部記憶装置などの他の記憶手段を用いることもできる。STB1は、受信したデータをメモリ14に記憶する。図4に示す2つのイメージも、STB1により受信されると、メモリ14上に記憶される。なお、放送番組終了に伴いSTB1上のメモリ14からimage1.bmlやimage2.bmlといった印刷対象のデータが消えてしまうと、印刷を続けられなくなるため、STB1にHDDを備え、メモリ14上のimege1.bmlやimage2.bmlといった印刷対象データをそのHDDに退避させ、退避されたHDD上のデータを用いて印刷処理を行っても構わない。また、STB1からプリンタ2へ送られる印刷対象データはプリンタ2で処理できるようにSTB1においてimage1.bmlやimage2.bmlを変換した後のデータでも、変換しないままのデータでも構わない。以下の説明ではSTB1では印刷対象データが変換されず、プリンタ2にはその変換されていない印刷対象データが送られるものとする。
【0012】
以下、プリンタ2がimage1.bmlの印刷処理の途中でSTB1の電源が切断されようとしている状況の場合に関して説明する。この場合、STB1の電源ボタン10が押され、STB1の電源が直ぐに切断されてしまうと、印刷途中のimage1.bmlはプリンタ2のメモリ24にあっても、印刷処理されていないimage2.bmlはプルプリンタの処理上、STB1のメモリ14にのみ残っておりプリンタ2のメモリ24にはなく、プリンタ2における印刷が完了できないことになる。プリンタ2における印刷を完了するため、STB1は、電源切断をSTB1における印刷処理が完全に終了した時点で行う。一方、プリンタ2は、印刷が終了し、排紙が完了した時点で印刷終了とすれば、ユーザは問題なく印刷対象物を得ることが出来る。印刷終了の判断方法に関しては後に述べる。
【0013】
さらに、STB1とプリンタ2各々の処理について図11を用いて詳細に述べる。STB1の電源ボタン10が押されるとSTB1の電源はすぐには切れず、STB1のコントローラ部13においてSTB1での印刷処理が終了しているかどうかを判断し、印刷処理が終了していれば、電源切断を実行し、印刷処理が終了していない場合は、STB1の終了予約及びプリンタ2の終了予約を行う。プリンタ2の終了予約はSTB1の通信インターフェース12を通じてプリンタ2に命令されることによって行われる。ここでSTB1とプリンタ2のコントローラ部13、23において図13に示す終了フラグを立てる処理を行う。終了フラグの記憶はそれぞれのメモリ14、24で行う。一方、STB1における印刷処理が残っているので現在の印刷処理は続行する。そして印刷処理が終了するとSTB1は終了フラグが立っているのでSTB1自身の電源を切断する。プリンタ2においては、STB1から電源切断に関する命令、つまりSTB1では印刷処理を終了していないのでプリンタ2の終了予約命令が入力されることによってプリンタ2の電源切断に関する処理が始まる。
【0014】
なお、印刷対象がimage1.bmlしかない場合は、STB1では印刷処理を終了しているのでプリンタ2の終了許可命令が入力されることによってプリンタ2の電源切断に関する処理が始まる。各命令は図13に示す終了フラグと同様にそれぞれフラグとしてメモリ14、24上に記憶する。入力された命令がプリンタ2の終了許可命令であればプリンタ2は電源切断し、終了予約命令であれば印刷中の処理をした後プリンタ2における印刷終了を確認しフラグを確認した後、プリンタ2自身の電源切断を行う。
【0015】
さらに、入力された命令が終了許可命令であってもすぐに電源切断処理を行わず、プリンタ2における印刷処理が残っているか確認後電源処理を行うようにしてもよい。
【0016】
上記STB1における印刷処理が完全に終了した時点の判断は以下の2つの方法が考えられる。
【0017】
まず、第1の方法を図5に示す。図4のデータを印刷する場合で、image1.bmlが既にプリンタ2のメモリ24にあり、STB1のメモリ14上にはimage1.bmlとimage2.bmlがあり、プリンタ2においてimage1.bmlとimage2.bmlを印刷することになっている状態から考える。プリンタ2で処理する内容は例えば図7に示すJOB管理情報から得ることが出来る。Image1.bmlに関する印刷処理が終了した時点で、プリンタ2からSTB1へSTB1のメモリ14にあるimage1.bmlを削除してもよいという命令を出す。この命令を受けたSTB1はimage1.bmlをSTB1のメモリ14から削除する。この時点においてSTB1のメモリ14にはimage2.bmlが残っている。次にプリンタ2においてimage2.bmlが必要になり、プリンタ2からSTB1にimage2.bmlを取得しにいく。Image1.bmlと同様、image2.bmlに関する印刷処理が終了した時点で、プリンタ2からSTB1へSTB1のメモリ14にあるimage2.bmlを削除してもよいという命令を出す。この命令を受けたSTB1はimage2.bmlをSTB1のメモリ14から削除する。すると、STB1のメモリ14には印刷対象のデータが存在しなくなり、また、プリンタ2に対する処理がなくなるため、このSTB1のメモリ14から印刷データが全て消去された時点をもって、印刷処理終了とみなし、電源切断の準備が整ったと判断することができる。なお、上記で述べた印刷データはデジタルテレビ3の画面に表示するために用いたデータであっても、印刷用に別に保存した同じ内容のデータであっても構わない。
【0018】
次に、第2の方法を図6に示す。第1の方法と同様、図4のデータを印刷する場合で、image1.bmlが既にプリンタ2のメモリ24にあり、STB1のメモリ14上にはimage1.bmlとimage2.bmlがある状態から考える。第2の方法では第1の方法とは違い、プリンタ2において管理されている印刷JOB情報をSTB1から監視する。プリンタ2における印刷JOBの管理は図7のように、image1.bml、image2.bmlそれぞれの印刷処理に対し管理番号(以下JOBID)がつけることによって行う。このJOBIDは印刷命令がプリンタ2に入力される度に付けられる。例えば、image1.bmlの印刷命令が入力されるとimage1.bmlの印刷処理としてJ1というJOBIDが付けられ、続いてimage2.bmlの印刷命令が入力されるとimage2.bmlの印刷処理としてJ2というJOBIDが付けられる。このJ1の印刷JOBが終了すると、JOB一覧からJ1が削除される。次にプリンタ2においてimage2.bmlの印刷処理であるJ2の印刷処理を実行する。プリンタ2はJ2に関する印刷処理が終了すると、JOB一覧からJ2を削除する。一方、STB1は定期的にプリンタ2のJOBIDを監視し、JOB一覧からJOBIDがなくなった時点で電源切断のための準備が完了したと判断することが出来る。STB1からのプリンタ2のJOB監視は、プリンタ2がSTB1から印刷対象データを取得したら行うようにしてもよい。
【0019】
上記の方法でSTB1の切断処理の終了判断が可能となり、未完成の印刷物が得られるといった問題なく電源切断することが可能となる。
【0020】
一方、プリンタ2における印刷処理が終了したことは、印刷命令のあった全てのデータについて印刷処理が終了したかどうかに基づいて基本的に判断するのがよい。この場合、プリンタ2に電源切断の命令があったときに、印刷命令のあったデータの一部がSTB1に残っていたとしても、上述の通り印刷命令のあった全てのデータについて印刷処理が終了してから、STB1及びプリンタ2の電源切断が行われる。
【0021】
他方、プリンタ2における印刷処理が終了したことは、印刷命令のあったデータのうち、プリンタ2に電源切断の命令があるまでにプリンタ2に入力された印刷ジョブ又は印刷ジョブを構成するページについて印刷処理が終了したかどうかに基づいて判断することもできる。この場合、印刷命令のあったデータのうち、プリンタ2に電源切断の命令があったときにSTB1に残っていたデータ(待ちジョブ又はページ)は、印刷されないことになる。この判断がプリンタ2により行われることが予め知らされている場合、STB1は、プリンタ2に電源切断を命令してから、スプールされたデータなどを必要に応じて消去しただけで、その電源切断を行ってもよい。STB1に予め知らされていない場合、プリンタ2の電源を切断する前にプリンタ2がその通知をSTB1に行い、その通知を受けると、STB1がその電源を切断するようにしてもよい。
【0022】
プリンタ2における印刷処理が終了したことについての前者の判断では、印刷命令のあった全てのデータについて印刷が行われることを考慮すると、一般的に前者の判断の方が後者の判断より好ましいが、STB1に残っていたデータの印刷が必要とされない可能性もあるため、状況によっては後者の判断も有用である。
【0023】
その状況はユーザの意図に依存することがあるため、例えばプリンタ2の機器設定項目として、どちらの判断を行うかをユーザが設定する項目を設け、その設定に従って、プリンタ2がどちらの判断を行うかを切り替えるようにしてもよい。
【0024】
さらに、プリンタ2の電源切断をより問題なく行うためには、印刷処理が完全に終了し、完成された印刷物が得られたことが分かった時点で電源切断する必要がある。プリンタ2の電源切断が可能かどうかの第1の判断方法として、上記JOB管理に排紙過程を加える方法、第2の判断方法として、前もって分かっている印刷ページ数の排紙処理が終わったことを確認する方法、第3の判断方法として、印字処理が終了してから一定時間後に終了する方法、第4の判断方法としてプリンタ2が有する排紙監視部で排紙を確認する方法が考えられる。
【0025】
まず、第1の判断方法によれば、印字処理が終わってから排紙処理が終わるまでの処理を1つのJOBとしてJOBIDで管理し、つまりSTB1とプリンタ2は互いにJOBIDを保持し、この共有するJOBID使ってプリンタ2の状態(現在の印刷が何ページ目とか何部目といった情報等)をSTB1は知ることができるのだが、このJOBIDのJOBが終了した時点で印刷処理が完全に終了したと判断することができる。
【0026】
第2の判断方法によれば、印刷処理する段階でJOBIDが有する情報により全部で何ページの印刷処理があるかが判断できるため、例えば、image1.bmlとimage2.bmlの処理がある場合は図7に示すように各々1ページの処理があり、全部で2ページの処理があり、2ページ分の排紙処理が終了したことが判断された時点で印刷処理が完全に終了したと判断する事が出来る。なお、すべてのJOBの印刷ページで判断しなくても、最後のJOBにおける印刷ページをもって判断する、例えば図7でいえばJ1処理中の際にJ2が残っているので終了判断する必要がなく、J2の処理になった際に1ページ分の排紙処理が終了した事が判断されれば、印刷処理が完全に終了したと判断する事が出来る。
【0027】
さらに、第3の判断方法によれば、印字処理が終了したかどうかはimage1.bmlやimage2.bmlの印刷JOBがなくなったかどうかで判断できるため、このJOBがなくなってから排紙するのに十分な時間、例えば10秒後に印刷処理が完全に終了したと判断することができる。
【0028】
第4の判断方法によれば、図7に示すプリンタ2が有する排紙監視部において用紙の端を検出し、用紙が完全に排出されたことがわかった時点をもって印刷処理が完全に終了したと判断する事が出来る。
【0029】
本実施の形態1で示したように、STB1とプリンタ2における印刷処理に注目し、電源切断の時を判断するための処理がSTB1、プリンタ2それぞれの印刷処理の終了をもとに行われるため、印刷処理の途中で電源切断処理をしてしまうことがなくなる。また、電源切断の時点の判断も印刷処理をもとに行うため明確であり、電源切断の連携をとるためのSTB1からプリンタ2への命令は1度でよく、電源切断を連携するために複雑な処理を設計する必要がなくなる。さらに、プリンタ2の電源切断の判断を印刷対象物の排紙が終了した時点をもって行うと、未完成の印刷物がえられる問題や、用紙がプリンタ2から排出されないまま終了する問題がなくなる。
【0030】
なお、上記実施の形態1ではプルプリントの場合について説明したが、プッシュプリントの場合で印刷データがSTB1からプリンタ2へ送信され済みの場合、プリンタ2からSTB1へのデータ取得の処理が発生しないため、STB1は終了予約後すぐに電源を切断しても構わない。
【0031】
また、印刷処理が終了してから一定時間経ってから電源切断を実行するようにすることにより、いったんすべての印刷処理が終了した後に新たに印刷処理が発生しても、この新たな印刷処理を行ってから終了することができるようにすることも可能である。
【0032】
上記実施の形態1では、STB1の電源ボタン10が押されることによって、STB1からプリンタ2へプリンタ2の電源切断の命令が実行されたが、STB1のリモコン11が有するSTB1の電源ボタンが押されてから同様に命令が実行されてもよく、プリンタ2またはプリンタ2のリモコンが備えるプリンタ2の電源ボタンが押されることによってSTB1とプリンタ2の電源切断の連携をとるようにしてもよい。さらに、プリンタ2またはプリンタ2のリモコンが備えるSTB1の電源ボタンが押されることによってSTB1とプリンタ2の電源切断の連携をとるようにしてもよい。なお、電源が切れるとは省エネモードに移行することも含む。
【0033】
(実施の形態2)
次に、図3に示す、ユーザによってSTB1の電源ボタン10が押された後すぐに終了予約せず、STB1での印刷処理が終了してからプリンタ2の終了予約をする場合について述べる。印刷対象は実施の形態1で示した図4と同じである。実施の形態1とは、STB1からプリンタ2に終了予約の命令が入力される時点が異なる。本実施の形態2におけるSTB1とプリンタ2各々の処理を図12に示しているが、STB1の電源ボタン10が押されると、STB1では印刷処理が終了しているかどうかを判断する。もし印刷処理が終了していれば、電源切断を実行する。もし印刷処理が終了していない場合は、印刷処理を続行し、STB1での印刷処理が終了後、STB1からプリンタ2へプリンタ2の終了予約を行う。この後、STB1は電源切断を実行する。
【0034】
以上、本実施の形態2で示した処理により、実施の形態1と同様の効果を得ることが出来る。
【0035】
なお、本実施の形態1ではImage1.bmlが印刷中にSTB1の電源ボタン10が押される場合について述べたが、プリンタ2が印刷中でなくても同様に処理することができ、例えば、図14に示すように印刷処理をしていない際にSTB1の電源ボタン10が押されたらプリンタ2の電源を切断する命令をSTB1からプリンタ2に入力しプリンタ2の電源を切断することができる。さらに、STB1にもプリンタ2にも電源が入っていない状態でSTB1(あるいはプリンタ2)の電源が入れられた際にプリンタ2(あるいはSTB1)の電源を入れる電源連携をとることも可能である。
【0036】
また、いったん終了予約しても、再度STB1の電源ボタンを押せばプリンタ2へ終了予約解除の命令を出し、STB1の終了予約も解除することができるようにすることも可能である。
【0037】
また、プリンタ2の電源切断の際にも、プリンタへのユーザの指示に対して応答する必要性を考慮して、プリンタ2の制御部分についてのみ電源を投入しておくようにしてもよい。
【0038】
また、本実施の形態1、2ではプリンタ2とSTB1を接続した例で電源の連携について説明したが、STB1を内蔵したデジタルテレビ3とプリンタ2を接続した場合でも同様に処理が可能で、デジタルテレビ3とプリンタ2の電源が連携されることになる。また、プリンタ2はSTB1と接続する場合だけでなく、電子レンジや冷蔵庫といった情報家電やその他のデータ出力装置とプリンタ2とを接続してもよい。データ出力装置は、記憶していたり外部から得るなどしたデータをプリンタ2に出力し、プリンタ2はこのデータを印刷する。さらに、プリンタ2に代えて、ファクシミリや複合機など、その他の印刷装置とデータ出力装置とを接続してもよい。
【0039】
また、図15に示すように、STB1と携帯電話5がインターネットなどの電気通信回線を通じて接続されている場合に、リモコン11などの代わりに携帯電話5を用いてSTB1を操作するようにしてもよい。ユーザが、携帯電話5のボタン51を押して電源切断を指示する操作を行った場合、携帯電話5は、ユーザの指示に従ってSTB1に電源切断の要求を行う。STB1は、この要求を受信すると、プリンタ2に電源切断を命令する。STB1は、印刷処理と電源切断の間に、携帯電話5に対して通知を行うこともできる。ユーザは、携帯電話5のディスプレイ52に表示された通知の内容を確認することによって、STB1やプリンタ2のそばにいなくても、電源切断が行われたかどうかを判断することができる。既に説明したように、データ出力装置及び印刷装置のそれぞれで印刷処理が行われた後に電源の切断が行われるのであれば、通知の内容に、電源が切断されたことだけでなく、印刷処理が終了したことも含めることができる。
【0040】
さらに、携帯電話5は、リモコン11と異なり、それ自体について電源の切断が行われる。データ出力装置及び印刷装置の電源切断だけでなく、携帯電話の電源切断や待機状態への移行も連携させるようにしてもよい。この場合、携帯電話5は、要求を行うと、直ぐにその電源を切断してもよいし、STB1から通知がある場合には、その通知を待って電源切断を行ってもよい。
【0041】
さらに、データ出力装置がウェブクライアントを有しているような場合には、携帯電話5や個人情報端末などデータ出力装置と通信を行う通信端末を、電源切断の要求を行うためだけでなく、印刷されるウェブコンテンツの選択などのために用いてもよい。例えばユーザが、携帯電話5を操作することによって、印刷されるウェブコンテンツの選択、そのコンテンツを印刷するプリンタの選択を行ってから、そのウェブコンテンツを印刷する指示することが考えられる。この場合、携帯電話5は、選択されたウェブコンテンツの印刷要求をSTB1に送信する。STB1のウェブクライアントは、その要求に含まれるURLアドレスを参照して、そのウェブコンテンツを取得する。そして、プリンタ2は、取得されたウェブコンテンツを印刷する。このような場合に、STB1が、印刷要求があると、待ち状態から復帰し、その要求に対する印刷処理をSTB1及びプリンタ2でそれぞれ行ってから、STB1及びプリンタ2を上述の通りに待ち状態に移行させるようにしてもよい。なお、この場合、印刷要求を送信した携帯電話5から見ると、STB1における印刷処理にはウェブコンテンツの取得も含まれることになる。
【0042】
以上説明したように、本発明によって、STB1に接続されたプリンタ2が印刷処理中に、STB1の電源を切断しようとしても印刷処理を完結した上で、STB1とプリンタ2の電源切断を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】 従来の技術における電源連携を示す図。
【図2】 本実施の形態1におけるSTB1とプリンタ2の連携関係における終了予約のタイミングを示す図。
【図3】 本実施の形態2におけるSTB1とプリンタ2の連携関係における終了予約のタイミングを示す図。
【図4】 本実施の形態1、2における印刷対象データを示す図。
【図5】 STB1において印刷処理終了を判断するための第1の処理フローを示す図。
【図6】 STB1において印刷処理終了を判断するための第2の処理フローを示す図。
【図7】 プリンタ2上のJOB管理情報を示す図。
【図8】 本実施の形態1、2で用いるデジタルテレビ3、STB1、プリンタ2の関係を示す図。
【図9】 本実施の形態1、2で用いるデジタルテレビ3、STB1、プリンタ2のそれぞれの構成を示す図。
【図10】 デジタルテレビ3の画面上に表示される印刷指示画面を示す図。
【図11】 本実施の形態1におけるSTB1とプリンタ2それぞれの処理フローを示す図。
【図12】 本実施の形態2におけるSTB1とプリンタ2それぞれの処理フローを示す図。
【図13】 本実施の形態1、2における終了予約のフラグを示す図。
【図14】 本実施の形態2におけるSTB1とプリンタ2の連携及びそれぞれの処理フローを示す図。
【図15】 携帯電話を含む印刷システムを示す図である。

Claims (17)

  1. 外部からデータを受信するとともにユーザからの電源切断指示を受ける受信装置と、当該受信装置から印刷のためのデータである印刷データを取得して当該印刷を行うとともに当該受信装置から当該電源切断指示に基づく電源切断命令を受信して電源を切断する印刷装置とを備えた印刷システムにおいて、
    受信装置が、
    受信したデータを記憶する受信装置メモリと、
    印刷データを受信すると、当該印刷データを前記受信装置メモリに記憶させるとともに印刷命令を前記印刷装置に送信して前記印刷装置に当該印刷データの取得をさせ、当該印刷データの取得がされると、当該印刷データを前記受信装置メモリから削除し、ユーザからの電源切断指示を受けると、電源切断命令を前記印刷装置に送信するとともに、前記受信装置メモリに、当該電源切断命令を送信するまでに記憶させた印刷データが全て当該受信装置メモリから削除された時点で、受信装置の電源切断を実行する受信装置コントローラ部と、
    を備え、
    印刷装置が、
    前記受信装置から印刷命令を受信すると、印刷データが必要になった時点でかつ印刷の対象毎に前記受信装置メモリから印刷データを取得し、前記受信装置から電源切断命令を受信すると、当該電源切断命令があるまでに受信した印刷命令のあった印刷データについて印刷を行う印刷装置コントローラ部を備えることを特徴とする印刷システム
  2. 前記印刷装置コントローラ部は、印刷データの取得が済むと、取得が済んだ印刷データを前記受信装置メモリから削除させる削除命令を前記受信装置に送信し、
    前記受信装置コントローラ部は、削除命令を受信すると、前記受信装置メモリに記憶されている印刷データを当該受信装置メモリから削除することを特徴とする請求項記載の印刷システム。
  3. 前記印刷装置コントローラ部は、前記印刷装置での印刷が終了した、当該印刷の対象を記述する印刷データが含まれたファイルを前記受信装置メモリから消去させる削除命令を前記受信装置に送信し、
    前記受信装置コントローラ部は、削除命令を受信すると、ファイルを前記受信装置メモリから消去して当該ファイルに含まれていた印刷データを削除することを特徴とする請求項記載の印刷システム。
  4. 外部からデータを受信するとともにユーザからの電源切断指示を受ける受信装置と、当該受信装置から印刷のためのデータである印刷データを取得して当該印刷を行うとともに当該受信装置から電源切断命令を受信して電源を切断する印刷装置とを備えた印刷システムにおいて、
    受信装置が、
    受信したデータを記憶する受信装置メモリと、
    印刷データを受信すると、当該印刷データを前記受信装置メモリに記憶させるとともに印刷命令を前記印刷装置に送信して当該印刷装置に当該印刷データの取得をさせ、ユーザからの電源切断指示を受けると、電源切断命令を前記印刷装置に送信するとともに、前記印刷装置における、各印刷命令に係る印刷ジョブを管理するための印刷ジョブ情報に対して印刷ジョブ毎に付された管理情報を定期的に監視し、当該印刷ジョブ情報から管理情報がなくなった時点で、受信装置の電源切断を実行する受信装置コントローラ部と、
    を備え、
    印刷装置が、
    前記受信装置から印刷命令を受信すると、その度に当該印刷命令に係る印刷ジョブについての前記管理情報を前記印刷ジョブ情報に対して付すとともに印刷データをそれが必要になった時点でかつ印刷の対象毎に前記受信装置メモリから取得し、印刷ジョブ毎に当該印刷データに基づく印刷が終了すると、当該印刷データの印刷命令に対応する前記管理情報を前記印刷ジョブ情報から削除し、前記受信装置から電源切断命令を受信すると、当該電源切断命令があるまでに受信した印刷命令のあった印刷データについて印刷を行う印刷装置コントローラ部、
    を備えることを特徴とする印刷システム
  5. 前記受信装置コントローラ部は、当該受信装置の電源が入っている状態で、前記電源切断指示として、前記受信装置が有する前記受信装置の電源操作をするボタンが押されるか前記受信装置のリモコンが有する前記受信装置の電源操作をするボタンが押されると、前記印刷装置に前記電源切断命令を送信することを特徴とする請求項1又は4に記載の印刷システム。
  6. 前記受信装置コントローラ部は、前記受信装置の電源が入っている状態で、前記電源切断指示として、前記印刷装置が有する前記受信装置の電源操作をするボタンが押されるか前記印刷装置のリモコンが有する前記受信装置の電源操作をするボタンが押されると、前記印刷装置に前記電源切断命令を送信することを特徴とする請求1又は4項記載の印刷システム。
  7. 前記受信装置は、デジタル放送を受信するセットトップボックス(STBであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の印刷システム。
  8. 前記印刷データはデジタル放送に含まれる印刷コンテンツのデータであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の印刷システム。
  9. 前記受信装置は、前記受信装置コントローラ部が、印刷データを受信した後に、ユーザからの前記電源切断指示を受けると、当該印刷データに係る、当該受信装置における印刷処理が終了した後に、前記電源切断命令を前記印刷装置に送信することを特徴とする請求項1乃至8に記載の印刷システム。
  10. 前記受信装置コントローラ部が前記印刷装置に前記電源切断命令を送信したときには
    前記印刷装置は、当該電源切断命令が送信された時までに前記印刷命令のあった全ての印刷データについての、当該印刷装置での印刷の終了後当該印刷装置の電源を切断する
    ことを特徴とする請求項1又は4記載の印刷システム。
  11. 前記印刷装置は、前記電源切断命令がされた時前記印刷命令のあった印刷データの一部が前記受信装置メモリに残っている場合、残った印刷データも含めて当該印刷命令のあった全ての印刷データについて前記印刷を終了してから、当該印刷装置の電源を切断することを特徴とする請求項10記載の印刷システム。
  12. 前記受信装置が前記印刷装置に前記電源切断命令を送信したときには、
    前記印刷装置は、当該電源切断命令が送信された時までに前記印刷命令のあった印刷データのうち、当該電源切断命令の送信がされた時までに取得していた印刷命令に係る印刷ジョブ又は印刷ジョブを構成するページについて、当該印刷装置での印刷を終了してから、当該印刷装置の電源を切断することを特徴とする求項1又は4記載の印刷システム。
  13. 前記印刷装置は、前記受信装置が当該印刷装置に前記電源切断命令を送信したときに、前記印刷命令のあった印刷データのうち、当該電源切断命令が送信された時までに当該印刷装置が取得していた印刷命令に係る印刷ジョブ又は印刷ジョブを構成するページについて、当該印刷装置での印刷が終了してから、当該印刷装置の電源を切断するか、当該電源切断命令が送信されたに、前記印刷命令のあった印刷データの一部が前記装置メモリに残っている場合には、残った印刷データも含めて前記印刷命令のあった全ての印刷データについて当該印刷装置での印刷が終了してから、当該印刷装置の電源を切断するかを、あらかじめ為された設定に従って切り替えることを特徴とする請求項1又は4記載の印刷システム。
  14. 前記印刷装置コントローラ部は、前記印刷装置の電源を切断する代わりに、待機状態に移行することを特徴とする請求項1乃至13に記載の印刷システム。
  15. 前記印刷装置コントローラ部は、前記受信装置から印刷命令を受信すると、前記印刷装置の電源を入れることを特徴とする請求項1乃至14に記載の印刷システム。
  16. 受信装置メモリを具備しており外部からデータを受信するとともにユーザからの電源切断指示を受ける受信装置と、当該受信装置から印刷のためのデータである印刷データを取得して当該印刷を行うとともに当該受信装置から当該電源切断指示に基づく電源切断命令を受信して電源を切断する印刷装置とを備えた印刷システムの電源切断方法において、
    受信装置が、
    印刷データを受信すると、受信した印刷データを受信装置メモリに記憶させるステップと、
    印刷命令を前記印刷装置に送信して前記印刷装置に当該印刷データの取得をさせるステップと、
    印刷データの取得がされると、当該印刷データを前記受信装置メモリから削除するステップと、
    ユーザからの電源切断指示を受けると、電源切断命令を前記印刷装置に送信するとともに、前記受信装置メモリに、当該電源切断命令を送信するまでに記憶させた印刷データが全て当該受信装置メモリから削除された時点で、受信装置の電源切断を実行するステップと、
    を備え、
    印刷装置が、
    前記受信装置から印刷命令を受信すると、印刷データが必要になった時点でかつ印刷の対象毎に前記受信装置メモリから印刷データを取得するステップと、
    前記受信装置から電源切断命令を受信すると、当該電源切断命令があるまでに受信した印刷命令のあった印刷データについて印刷を行うステップと、
    を備えることを特徴とする電源切断方法。
  17. 受信装置メモリを具備しており外部からデータを受信するとともにユーザからの電源切断指示を受ける受信装置と、当該受信装置から印刷のためのデータである印刷データを取得して当該印刷を行うとともに当該受信装置から当該電源切断指示に基づく電源切断命令を受信して電源を切断する印刷装置とを備えた印刷システムの電源切断方法において、
    受信装置が、
    印刷データを受信すると、受信した印刷データを受信装置メモリに記憶するステップと、
    印刷命令を前記印刷装置に送信して前記印刷装置に当該印刷データの取得をさせるステップと、
    ユーザからの電源切断指示を受けると、電源切断命令を前記印刷装置に送信するとともに、前記印刷装置における、各印刷命令に係る印刷ジョブを管理するための印刷ジョブ情報に対して印刷ジョブ毎に付された管理情報を定期的に監視し、当該印刷ジョブ情報から管理情報がなくなった時点で、受信装置の電源切断を実行するステップと、
    を備え、
    印刷装置が、
    前記受信装置から印刷命令を受信すると、その度に当該印刷命令に係る印刷ジョブについての前記管理情報を前記印刷ジョブ情報に対して付すとともに、印刷データをそれが必要になった時点でかつ印刷の対象毎に前記受信装置メモリから取得するステップと、
    印刷ジョブ毎に当該印刷データに基づく印刷が終了すると、当該印刷データの印刷命令に対応する前記管理情報を前記印刷ジョブ情報から削除するステップと、
    前記受信装置から電源切断命令を受信すると、当該電源切断命令があるまでに受信した印刷命令のあった印刷データについて印刷を行うステップと、
    を備えることを特徴とする電源切断方法。
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