JP4319864B2 - テーブルに対する幕板の取付装置 - Google Patents

テーブルに対する幕板の取付装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はテーブルに対する幕板の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テーブル、机など(以下テーブルという)において、図19に示すように、テーブル101の天板102の前側(着席側と反対の側)に、着席者の膝が相手側から見えないように隠す幕板103を付設するものが知られている。
【0003】
このような幕板103は一般に支脚104に対して取り外しを目的とすることなくボルト105で固着している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のように幕板103を支脚104に固着するものにおいては、支脚104を折り畳み式にした脚折れテーブルには適用できない。
【0005】
そこで本発明は、脚折れテーブルに対して、テーブルの使用時には幕板を容易かつ強固に付設でき、テーブルの不使用時に支脚を折り畳む際には幕板を容易に取り外すことができる幕板の取付装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、テーブルの天板の下面側における左右方向の両側に、支脚を回転可能に支持するヒンジ部材を設け、該ヒンジ部材の前側と取り付けられる幕板の裏面側の一方に凹部を、他方に前記凹部に嵌合する凸部を対向して設け、更に、幕板の裏面側にはロック部材を、幕板側を中心として水平方向に回転可能に備え、該ロック部材の回転により、該ロック部材を支脚における前記幕板の取付側面と反対の裏面に係止したり、分離するようにしたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記凹部と凸部を環状に形成したものである。
【0009】
請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記幕板側の凸部又は凹部を幕板の裏面上部に設け、幕板の裏面の下部に、前記支脚の前面に当接する弾性材からなる当接部材を設け、前記ロック部材を、前記凸部又は凹部と前記当接部材との中間の位置に設けたものである。
【0010】
請求項記載の発明は、請求項1又は2又は3記載の発明において、前記ロック部材に、該ロック部材を支脚の裏面に係止した状態において支脚の外側面に係止する係止爪を設けたものである。
【0011】
請求項記載の発明は、テーブルの天板の下面側における左右方向の両側に、支脚を回転可能に支持するヒンジ部材を設け、該ヒンジ部材の前側と取り付けられる幕板の裏面側の一方に凹部を、他方に前記凹部に嵌合する凸部を対向して設け、更に、幕板の裏面側には、該裏面と直交する方向へ突出した可撓性を有する係止板を設けるとともに該係止板の先部には、支脚における前記幕板の取付側面と反対の裏面に係止する係止爪を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項記載の発明は、テーブルの天板の下面側における左右方向の両側に、支脚を回転可能に支持するヒンジ部材を設け、該ヒンジ部材の前側と取り付けられる幕板の裏面側の一方に凹部を、他方に前記凹部に嵌合する凸部を対向して設け、更に、幕板の裏面側には、該裏面と直交する方向へ突出した係止板を設けるとともに該係止板にピン穴を形成し、また、前記支脚側には前記ピン穴に対応する位置に係止穴を形成し、前記ピン穴と係止穴とにピンを挿通するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を図1乃至図18に示す実施例に基づいて説明する。
【0014】
図1乃至図7は第1実施例を示す。
図1は本発明を脚折れテーブルに適用した実施例で、テーブル1は天板2と、該天板2の下面に折り畳み可能に備えた支脚3とからなる。支脚3は周知の折り畳み機構により図1の矢印方向に起倒可能に設けられている。図1において、4は幕板を示す。
【0015】
天板2の下面には、その前側(幕板が取り付けられる側)と後側に位置してアルミニウム製の取付枠5(図2参照)が天板2の左右方向に固設されている。この前後の取付枠5のうちの前側(幕板を取り付ける側)の取付枠5の左右端には図2及び図3に示すように、樹脂製の固定側のヒンジ部材6が、その螺棒7を取付枠5に螺着して固設されている。
【0016】
この一方の固定側ヒンジ部材6と幕板4の一方の側との取付構造について説明する。
【0017】
前記固定側のヒンジ部材6は上面から見てコ字状に形成され、その中央の溝部には回転側のヒンジ部材8が回転可能に嵌合されている。固定側のヒンジ部材6と回転側のヒンジ部材8は水平の回転軸9により連結され、該回転側のヒンジ8に支脚3が固設されている。したがって、支脚3は回転軸9を中心として矢印A−B方向に回転し、支脚3を矢印A方向に回転することにより天板2の下面側に起立させ、矢印B方向に回転することにより倒伏するようになっている。また、この支脚3の起立状態と折り畳み状態は図示しない周知の折り畳み機構により保持されるようになっている。
【0018】
前記固定側のヒンジ6の前側壁6aには、前側が開口する環状の凹部10が形成され、また後側壁6bには、後側が開口する環状の凹部11が形成されている。すなわち、中央部に前記の回転軸9を挿通する円形の支持部10aと、該支持部10aの外部に、支持部10aを中心とする円形の突部10bによって円形の環状の凹部10が形成されている。また、凹部11側も同様に形成されている。
【0019】
幕板4は天板2の左右方向と略同等の長さで、所定の上下方向の幅を有する硬質の板状に形成されており、その主体はアルミニウムなどの軽量材で形成されている。該幕板4の裏面側における左右方向の端部には樹脂製のハンガー12がネジ13により固設されている。該ハンガー12の上部には、幕板4の裏側方向(天板2側方向)に向かって突出する環状の凸部14が一体に形成されている。該環状の凸部14は前記環状の凹部10に、ほぼ一ぱいに嵌合するように円形の環状に形成されている。
【0020】
更に、前記ハンガー12の下部には樹脂製のロック部材15がヒンジ部16により水平面、すなわち天板2の裏面と直交する面内において回転するように備えられている。より詳しくは、前記ハンガー12に、U字突起17を縦方向に形成して縦穴部17aを形成し、該縦穴部17aに金属棒からなるヒンジ18の縦軸18aを回転可能に挿通し、該ヒンジ18の下部を水平に折曲し、該折曲部18bの先部にロック部材15を、折曲部18bに対して直交する水平方向に配置して固設されている。該ロック部材15におけるハンガー12と対面する係止面15aは、図2に示すように、前記ヒンジ18の折曲部18bを幕板4の面と直交する方向に起立した状態において、ハンガー12の面と略平行するように、すなわち、支脚3の裏面3aと略平行するように形成されている。
【0021】
更に、前記ロック部材15における前記ヒンジ18の折曲部18bと反対の側には、その前記係止面15aよりも表側へ突出する係止爪15bが形成されており、ロック部材15を図4に示すように支脚3の裏面3aに当接した場合に、係止爪15bが支脚3の外側面3bに弾力的に係止するようになっている。
【0022】
なお、前記ハンガー12には、前記U字突起17の下部に位置して、前後方向に弾性を有するヒンジ受け19が形成されており、前記ヒンジ18の縦軸18aを縦穴17aに下から圧入するのみで、ヒンジ18をヒンジ受け19で落下することなく、かつ、回転可能に保持するようになっている。前記ハンガー12、環状の凸部14、U字突起17、ヒンジ受け19は樹脂により一体成形されている。
【0023】
前記ヒンジ部16、ヒンジ18及びロック部材15によりロック手段30を構成している。
【0024】
また、前記幕板4の裏面における前記ハンガー12の下方の位置には、図3乃至図6に示すように、弾性材料、例えばゴムなどからなる当接部材20が固設されている。該当接部材20は、前記天板2に固設されたハンガー12の凸部14を前記凹部10に嵌合して幕板4を取り付けた状態において、当接部材20が支脚3の前面3cに当接する位置に設けられている。
【0025】
また、ハンガー12からのロック部材15の突出量L1は、図3に示すように、凸部14を凹部10に嵌合し、当接部材20を支脚3の前面3cに当接した状態において、ロック部材15を支脚3の裏面3aに係止した際に、ロック部材15の係止面15aが支脚3の裏面3aに圧接するように設定されている。すなわち、凸部10及び当接部材20とロック部材15とで支脚3を圧着的に挟持するようになっている。更に、ロック部材15を、凸部10と当接部材20との中間に位置させて、支脚3の挟持を有効に行うようになっている。
【0026】
前記の天板2側のヒンジ部材6は、前記取付枠5の他方にも同様に設けられて支脚を支持しており、また、幕板4側の前記ハンガー12、ロック部材15、当接部材20なども幕板4の左右方向の他方にも同様に設けられている。
【0027】
以上の構造において、図2に示すように幕板4がテーブル1側から分離された状態より、幕板4をテーブル1側へ付設する場合について説明する。
【0028】
まず、幕板4を、そのロック部材15を図2の鎖線で示すように幕板4の裏面側に開いた状態で、テーブルの天板2の前側に位置させて、幕板4における左右方向の両側に付設した左右のハンガー12,12の夫々の凸部14,14を、テーブル側の左右方向の両側に固設したヒンジ部材6,6の凹部10,10に嵌合する。これにより、天板2に対する幕板4の左右方向と上下方向の位置決めがされるとともに、幕板4が仮保持される。
【0029】
次に前記のように開いていたロック部材15を、幕板4の面と直交する方向に回転して図4に示すように起立させる。この回転時には、弾性材からなる当接部材20の弾性とロック部材15の樹脂からなる係止爪15bの弾性により、係止爪15bが支脚3の裏面3aを圧接状態で乗り越え、係止爪15bが支脚3の外側面3bに位置すると、前記弾性力により係止爪15bが外側面3bに係止して連結される。このような連結は、幕板4の左右の両側において行われる。
【0030】
以上のように、幕板4側の環状の凸部14をテーブル側の環状の凹部10に嵌合することによって、幕板4の裏面の方向、すなわち上下、左右方向の位置ズレ及びガタつきが阻止され、また、ロック部材15を支柱3に係止することにより、前記凸部14と当接部材20が支脚3側へ圧接されて幕板4の前後方向のガタつきが阻止される。また、ロック部材15の係止爪15bの支脚3への引っ掛かりにより、幕板4の連結状態が維持される。
【0031】
したがって、幕板4をテーブル側へ容易に、かつ、ガタつきなく強固に取り付けることができる。
【0032】
また、ロック部材15を前記のように凸部14と当接部材20との中間に配置したことにより、幕板4を支脚3に対して安定した状態に強固に取り付けることができる。
【0033】
次に、前記の付設された幕板4を取り外す場合には、前記の操作と逆の操作により幕板4を容易に外すことができる。
【0034】
このように取り外された幕板4を部屋の隅等に積み重ねて置く際には、ロック部材15を図2の鎖線で示すように開くことにより、1つの幕板4部の厚みを、ロック部材15が起立のままの場合に比べて薄くすることができ、積み重ね収納の占有空間を少なくすることができる。
【0035】
また、前記実施例のように幕板4をテーブル1側に取り付け、取り外し可能にしたので、まず、テーブル1を購入し、その後に必要により幕板4を購入して、幕板4を前記のように取り付けて使用することができる。
【0036】
なお、前記実施例においては、凹部10をテーブル1側に設け、凸部14を幕板4側に設けたが、凹部10を幕板4側に設け、凸部14をテーブル1側に設けてもよい。
【0037】
図8乃至図12は第2実施例を示す。
図8は幕板4をテーブルの支脚3に取り付けた状態の略平面図、図9は図8において右側から見た側面図、図10は幕板4の裏面と幕板4と支脚3との係止部を示す図、図11は支脚部の側面図、図12は幕板4の側面図である。
【0038】
テーブル1の天板2と支脚3は前記第1実施例と同様の構造であるため、前記と同一部分には前記と同一の符号を付してその説明を省略する。
【0039】
したがって、本第2実施例においても、支脚3の上端にヒンジ6が設けられ、該ヒンジ6の前側壁6aと後側壁6bに前記第1実施例と同様の環状の凹部10,11が形成されている。
【0040】
幕板4は前記第1実施例の幕板4と同様であり、該幕板4の裏面の上部には前記第1実施例と同様の環状の凸部14が固設され、また、幕板4の裏面の下部には前記第1実施例と同様の当接部材20が固設されている。
【0041】
幕板4の裏面には前記第1実施例のロック手段30とは異なるロック手段30Aが設けられている。このロック手段30Aについて説明する。
【0042】
該ロック手段30Aは、幕板4の裏面に固着した基板41と、該基板41から幕板4の裏面と直交する方向へ突出するように起立させた係止板42と、該係止板42の先端部において幕板の左右方向の外側へ突出した係止爪43とからなり、これらが樹脂で一体に形成されており、その係止板42が幕板4の左右方向に弾性を有して撓むように可撓性を有している。また、該ロック手段30Aは、前記凸部14と当接部材20との中間に配置されている。
【0043】
前記ロック手段30Aは、幕板4の左右方向の両側に図8及び図10に示すように設けられており、その両ロック手段30A,30Aにおける両係止板42,42の外面間寸法L2は、左右方向の支脚3,3における内面間寸法L3より若干短く設定され、更に、両係止板42,42における両係止爪43,43の先端間寸法L4は、前記寸法L3よりも長く設定されている。
【0044】
本第2実施例において、取り外された幕板4をテーブル1に取り付ける場合には、幕板4を、その裏面に設けた両係止板42,42を支脚3,3間に位置させてテーブル1側へ押し込み、幕板4の上部に設けた凸部14,14をテーブル1側の凹部10,10に嵌合する。このとき、係止板42,42の挿入時には係止板42,42がその弾性により内側へ撓み、凸部14と凹部10の嵌合終了時に係止板42,42がその弾性により復元し、その両係止爪43,43が両支脚3の裏面3aに図8及び図10に示すように係止する。
【0045】
以上のように、幕板4の凸部14がテーブル1側の凹部10に嵌合することによって、幕板4の裏面方向、すなわち、上下左右方向の位置ズレ及びガタつきが阻止され、また、ロック手段30Aの係止爪43が支脚3の裏面3aに係止することによって、前記凸部14と当接部材20が支脚3側へ圧接されて幕板4の前後方向のガタつきが阻止される。また、ロック手段30Aの係止爪43の支脚3への引っ掛かりにより、幕板4の連結状態が維持される。
【0046】
したがって、幕板4をテーブル1側へ容易に、かつ、ガタつきなく強固に取り付けることができる。
【0047】
また、ロック手段30Aを前記のように凸部14と当接部材20との中間に配置したことにより、幕板4を支脚3に対して安定した状態に強固に取りつけることができる。
【0048】
次に、前記の付設された幕板を取り外すには、両係止爪43,43を手操作で内側へ押して支脚3,3より外し、幕板4を前側へ引くことにより取り外すことができる。
【0049】
また、本第2実施例においても、まず、テーブル1を購入し、その後に必要により幕板4を購入して、幕板4を前記のように取り付けて使用することができる。
【0050】
また、本第2実施例においても、凹部10を幕板4側に設け、凸部14をテーブル1側に設けてもよい。
【0051】
図13乃至図18は第3実施例を示す。
図13は幕板4の取り付け前の状態を示す略平面図、図14は幕板4を取り付けた状態の略平面図、図15は図14における右側から見た側面図、図16は幕板4の裏面と幕板4と支脚3との係止部を示す図、図17は支脚部の側面図、図18は幕板4の側面図である。
【0052】
本第3実施例も前記第2実施例と同様に、第1実施例のロック手段30を他の構造のロック手段30Bとしたもので、このロック手段30B以外の構造は前記第1実施例と同様であるため、前記と同一部分には前記と同一の符号を付してその説明を省略する。
【0053】
本第3実施例のロック手段30Bは、幕板4の裏面に固着した基板51と、該基板51から幕板4の裏面と直交する方向へ突出して起立させた係止板52と、該係止板52に形成したピン穴53と、該ピン穴53に挿通、取り外し可能に備えたピン54とからなる。
【0054】
前記ロック手段30Bは幕板4の裏面の左右に設けられているとともに、両係止板52,52は、両支脚3,3の内側に位置するように設定されている。
【0055】
また、両支脚3,3の内側壁3dには、前記ピン54が嵌る係止穴55が形成されている。
【0056】
本第3実施例において、取り外された幕板4をテーブル1に取り付ける場合には、図13に示すようにピン54を内側へ移動させた状態の幕板4を、その裏面に設けた両係止板52,52が支脚3,3間に位置するようにしてテーブル1側へ近接させ、幕板4の上部に設けた凸部14,14をテーブル1側の凹部10,10に嵌合する。
【0057】
この嵌合状態において、支脚3,3の間に挿入された両係止板52,52に備えたピン54,54を支脚3,3に形成した係止穴55,55に図14に示すように嵌入する。
【0058】
以上のように、幕板4の凸部14がテーブル1側の凹部10に嵌合することによって、幕板4の裏面方向、すなわち上下、左右方向の位置ズレ及びガタつきが阻止され、また、ロック手段30Bのピン54,54と係止穴55,55の係合により、前記凸部14と当接部材20が支脚3側へ圧接されて幕板4の前後方向のガタつきが阻止される。また、そのピン54,54と係止穴55,55の係止により幕板4の連結状態が維持される。
【0059】
したがって、幕板4をテーブル1側へ容易に、かつ、ガタつきなく強固に取り付けることができる。
【0060】
また、ロック手段30Bを前記のように凸部14と当接部材20との中間に配置したことにより、幕板4を支脚3に対して安定した状態に強固に取り付けることができる。
【0061】
次に、前記の付設された幕板4を取り外すには、前記と逆の操作により取り外すことができる。
【0062】
また、本第3実施例においても、まず、テーブル1を購入し、その後に必要により幕板4を購入して、幕板4を前記のように取り付けて使用することができる。
【0063】
また、本第3実施例においても、凹部10を幕板4側に設け、凸部14をテーブル側に設けてもよい。
【0064】
【発明の効果】
以上のようであるから、本発明によれば、幕板をテーブルに対して容易に着脱できるので、脚折れテーブルに幕板を取り付けることができる上に、幕板をテーブル側に取り付けた状態においては、凹部と凸部の嵌合により幕板の面方向、すなわち上下方向及び左右方向のガタつきを防止し、ロック手段により幕板の面方向と直交する前後方向のガタつきを防止することができ、幕板を所定位置に強固にテーブル側へ取り付けることができる。
【0065】
また、幕板の上部に前記の凹部又は凸部を設け、下方に支脚への当接部材を設け、この凹部又は凸部と当接部材の中間の位置にロック部材を配置することにより、幕板を支脚に安定した状態で強固に取り付けることができる。
【0066】
更に、ロック部材に係止爪を設けることにより、ロック部材によるロック状態の保持が確実となる。
【0067】
また、請求項及び記載の発明においても前記と同様の効果を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した幕板付きのテーブルを示す斜視図。
【図2】本発明の幕板取付装置の実施例を示す斜視図。
【図3】図2の取付装置において幕板をテーブル側に取り付けた側断面図。
【図4】図3におけるC−C線断面図。
【図5】本発明の幕板の裏面図で、中央部は省略されている。
【図6】図5における左側面図。
【図7】本発明のハンガーを示すもので、(a)は裏面図、(b)は(a)におけるD−D線断面図。
【図8】本発明の第2実施例を示すもので、幕板を支脚に取り付けた状態の略平面図。
【図9】図8における右側面図。
【図10】図9の幕板の裏面側を示す図。
【図11】図9のテーブル側を示す側面図。
【図12】図9の幕板を示す側面図。
【図13】本発明の第3実施例を示すもので、幕板を外した状態の幕板と支脚の略平面図。
【図14】図13において幕板を支脚に取り付けた状態の略平面図。
【図15】図14における右側面図。
【図16】図14の幕板の裏面側を示す図。
【図17】図15のテーブル側を示す側面図。
【図18】図15の幕板を示す側面図。
【図19】従来の幕板付テーブルを示す斜視図。
【符号の説明】
1 テーブル
2 天板
3 支脚
4 幕板
6 ヒンジ部材
10 凹部
12 ハンガー
14 凸部
15 ロック部材
15b 係止爪
16 ヒンジ部
18 ヒンジ
20 当接部材
30,30A,30B ロック手段
42,52 係止板
43 係止爪
53 ピン穴
54 ピン
55 係止穴

Claims (6)

  1. テーブルの天板の下面側における左右方向の両側に、支脚を回転可能に支持するヒンジ部材を設け、該ヒンジ部材の前側と取り付けられる幕板の裏面側の一方に凹部を、他方に前記凹部に嵌合する凸部を対向して設け、更に、幕板の裏面側にはロック部材を、幕板側を中心として水平方向に回転可能に備え、該ロック部材の回転により、該ロック部材を支脚における前記幕板の取付側面と反対の裏面に係止したり、分離するようにしたことを特徴とするテーブルに対する幕板の取付装置。
  2. 前記凹部と凸部を環状に形成した請求項記載のテーブルに対する幕板の取付装置。
  3. 前記幕板側の凸部又は凹部を幕板の裏面上部に設け、幕板の裏面の下部に、前記支脚の前面に当接する弾性材からなる当接部材を設け、前記ロック部材を、前記凸部又は凹部と前記当接部材との中間の位置に設けた請求項1又は2記載のテーブルに対する幕板の取付装置。
  4. 前記ロック部材に、該ロック部材を支脚の裏面に係止した状態において支脚の外側面に係止する係止爪を設けた請求項1又は2又は3記載のテーブルに対する幕板の取付装置。
  5. テーブルの天板の下面側における左右方向の両側に、支脚を回転可能に支持するヒンジ部材を設け、該ヒンジ部材の前側と取り付けられる幕板の裏面側の一方に凹部を、他方に前記凹部に嵌合する凸部を対向して設け、更に、幕板の裏面側には、該裏面と直交する方向へ突出した可撓性を有する係止板を設けるとともに該係止板の先部には、支脚における前記幕板の取付側面と反対の裏面に係止する係止爪を設けたことを特徴とするテーブルに対する幕板の取付け装置。
  6. テーブルの天板の下面側における左右方向の両側に、支脚を回転可能に支持するヒンジ部材を設け、該ヒンジ部材の前側と取り付けられる幕板の裏面側の一方に凹部を、他方に前記凹部に嵌合する凸部を対向して設け、更に、幕板の裏面側には、該裏面と直交する方向へ突出した係止板を設けるとともに該係止板にピン穴を形成し、また、前記支脚側には前記ピン穴に対応する位置に係止穴を形成し、前記ピン穴と係止穴とにピンを挿通するようにしたテーブルに対する幕板の取付け装置。
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