JPH0870342A - 車載用アダプタ - Google Patents

車載用アダプタ

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Publication number
JPH0870342A
JPH0870342A JP6225986A JP22598694A JPH0870342A JP H0870342 A JPH0870342 A JP H0870342A JP 6225986 A JP6225986 A JP 6225986A JP 22598694 A JP22598694 A JP 22598694A JP H0870342 A JPH0870342 A JP H0870342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
lock
latch piece
mobile phone
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6225986A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsufumi Takayasu
徹文 高安
Osamu Utsunomiya
修 宇都宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Publication of JPH0870342A publication Critical patent/JPH0870342A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品点数の少ない又機構の簡単な車載用アダプ
タのロック機構を提供する。 【構成】携帯電話機2の基部を保持する基椀部4を設け
ると共に携帯電話機の先端部を保持する先椀部5を設
け、前記先椀部に出入り可能なラッチ片22を摺動自在
に嵌設し、該ラッチ片をロックバネ24により突出方向
に付勢し、前記携帯電話機の先端部に前記ラッチ片が嵌
脱可能なロック穴13を形成した構成であり、携帯電話
機の基部を基椀部に保持させた状態で、先端部をロック
バネに抗して先椀部に押込むとラッチ片がロック穴に嵌
合して先端部を保持し、前記携帯電話機の取外し方向に
ロックバネに抗した力を加えることでラッチ片とロック
穴との嵌合が解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯電話機の車載用アダ
プタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機を自動車内で使用する場合、
不使用時に携帯電話機を保持する車載用アダプタが必要
となる。該車載用アダプタは自動車走行中に発生する振
動、衝撃に耐えるだけの携帯電話機保持力を有すると共
に容易に着脱できる機構が要求される。
【0003】図5、図6、図7に於いて従来の車載用ア
ダプタを説明する。
【0004】図5、図6、図7中、1は車載用アダプ
タ、2は携帯電話機である。
【0005】車載用アダプタ1は携帯電話機2を保持す
ると共に携帯電話機2を充電する機能を有し、車載用ア
ダプタ1は携帯電話機2を先端部と基端部とで保持し、
両側部は携帯電話機2が着脱できる様開放されている。
更に、前記車載用アダプタ1の裏面には車体等に車載用
アダプタ1を固定する為の取付け金具3が設けられてい
る。
【0006】図8〜図12に於いて詳述する。
【0007】前記車載用アダプタ1の基部には前記携帯
電話機2の基部が嵌合する基椀部4が形成され、車載用
アダプタ1の先端部には前記携帯電話機2の先端を保持
する先椀部5が形成されている。前記基椀部4には前記
携帯電話機2に接続されるコネクタ6が干渉しない様に
凹部8が形成され、前記先椀部5には携帯電話機2のア
ンテナ7が干渉しない様に逃溝9が形成されている。
【0008】前記携帯電話機2の底面には係合穴10が
形成され、前記車載用アダプタ1の基椀部4には前記係
合穴10に係合する係合突起11が突設されている。前
記先椀部5の嵌合面には出入り可能にロック爪12が設
けられ、前記携帯電話機2の先端部には前記ロック爪1
2に嵌脱可能なロック穴13が形成されている。
【0009】前記車載用アダプタ1のケースの先端内部
天井よりボス14が垂設され、該ボス14の下面に図1
1(A)(B)(C)で示すロックバネ15を設ける。
該ロックバネ15は上方に立上げられた2本の角状の板
バネ部16を有し、該板バネ部16は先端部が円弧状に
形成され、該板バネ部16は前記先椀部5の嵌合面側に
傾倒している。又前記ロックバネ15の両側には軸受片
17が折上げられており、該軸受片17に左右一対の前
記ロック爪12が軸18を介してそれぞれ回転自在に軸
支されている。前記ロック爪12は略T字状をしてお
り、該ロック爪12の水平部分の一端が前記先椀部5よ
り外部に突出し、ロック爪12の突出部の下面は傾斜し
ている。
【0010】前記各板バネ部16の先端は前記ロック爪
12の杆部にそれぞれ当接し、該ロック爪12を個々に
突出側に付勢している。
【0011】先ず、携帯電話機2を車載用アダプタ1に
装着する場合は、前記係合穴10を前記係合突起11に
嵌合させ、携帯電話機2を該携帯電話機2の基部を中心
に回動させ、先端部を前記先椀部5に押込む。先端部を
前記先椀部5に押込むことで、前記ロック爪12が前記
板バネ部16に抗して後退し、次に前記ロック穴13に
嵌合する。前記板バネ部16がロック爪12をロック穴
13側に付勢して嵌合状態を維持する。該板バネ部16
によるロック爪12とロック穴13との嵌合力は自動車
走行中に発生する振動、衝撃に耐える様に設定されてい
る。
【0012】前記ロック爪12は個々に独立して回転す
るので左右で嵌合状態が異なることが防止される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記車載用アダプタで
はロック機構の2つのロック爪12が軸18を介して独
立して回転できる様に設けられる機構である為、部品点
数が多く、部品の形状が複雑であり、機構が複雑となっ
ていると共に占有スペースも大きいという問題があっ
た。
【0014】本発明は斯かる実情に鑑み、部品点数が少
なく機構の簡単な車載用アダプタのロック機構を提供し
ようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、携帯電話機の
基部を保持する基椀部を設けると共に携帯電話機の先端
部を保持する先椀部を設け、前記先椀部に出入り可能な
ラッチ片を摺動自在に嵌設し、該ラッチ片をロックバネ
により突出方向に付勢し、前記携帯電話機の先端部に前
記ラッチ片が嵌脱可能なロック穴を形成したことを特徴
とするものである。
【0016】
【作用】携帯電話機の基部を基椀部に保持させた状態
で、先端部を先椀部に押込むとラッチ片が後退し、次に
該ラッチ片がロック穴に嵌合して先端部を保持する。携
帯電話機を取外す場合は前記ロックバネに抗した力を加
えることでラッチ片とロック穴との嵌合が解除される。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を
説明する。
【0018】図1に於いて図9で示したものと同様のも
のには同符号を付してある。
【0019】ロック爪20を車載用アダプタ1のケース
21に対して摺動自在に且先端がケース21より出入自
在に設ける。前記ロック爪20は図4に示す様に、逆凸
字状のラッチ片22をU字状のランナ23により対称的
に連結したものであり、ロック爪20自体の材質は自己
潤滑性を有する合成樹脂であり、又前記ランナ23は前
記ラッチ片22の摺動方向に対して充分に薄い帯状であ
り、前記ラッチ片22が独立して動き得る柔軟性を有す
ると共に所要の剛性を有しU字形状を維持する。前記ラ
ッチ片22のケース21から突出する側は、下面が傾斜
しており、又反突出側端面とケース21との間隙は前記
ラッチ片22の最大ストロークとなるように設定してあ
る。前記ラッチ片22はランナ23により一体となって
おり、ラッチ片22の取付け間隔も前記ランナ23で保
持されているので取扱いが容易で小部品であるラッチ片
22を個々に嵌込む等の面倒な作業が避けられる。
【0020】ケース21の天井面より垂設したボス14
の下面にロックバネ24を固着する。該ロックバネ24
は取付け座部25の両端より2本の板バネ部16が上方
に向かって立設され、上端部は円弧状に形成され、前記
板バネ部16は角形状をしている。更に、該板バネ部1
6はケース21の突出方向に傾倒している。前記取付け
座部25には2つの取付け用孔26と3つの位置決め用
孔27が穿設されており、前記ケース21からは前記ボ
ス14の他に前記位置決め用孔27に嵌合する位置決め
突起28が突設されている。
【0021】前記ラッチ片22を前記ケース21に摺動
自在に嵌合した状態で、前記ロックバネ24を前記ボス
14にビス29により固定すると、前記ロックバネ24
の板バネ部16の先端が前記ラッチ片22に当接し、該
ラッチ片22を突出方向に付勢し、該ラッチ片22に外
力が作用してない状態ではラッチ片22の突出状態を維
持する。又、前記ロックバネ24の固定は、前記位置決
め用孔27と前記位置決め突起28との嵌合で調整する
ことなく直ちに位置が決定される。
【0022】尚、特に図示していないが、携帯電話機2
の基部の保持は前記した従来例と同様係合穴10と係合
突起11によって行われる。
【0023】携帯電話機2を車載用アダプタ1に装着す
る場合は、係合穴10を係合突起11に嵌合させ、携帯
電話機2を該携帯電話機2の基部を中心に回動させ、先
端部を前記先椀部5に押込む。先端部を前記先椀部5に
押込むことで、前記ラッチ片22が前記板バネ部16に
抗して後退し、次に前記ロック穴13に嵌合する。更
に、前記ラッチ片22は最大ストロークでケース21に
当接する様に設定してあるので、前記板バネ部16に過
度の荷重が掛り板バネ部16を損傷することが防止され
る。
【0024】前記ラッチ片22のロック穴13への嵌合
後は、前記板バネ部16がラッチ片22をロック穴13
側に付勢して嵌合状態を維持する。前記板バネ部16に
よるロック爪12とロック穴13との嵌合力は自動車走
行中に発生する振動、衝撃に耐える様に設定されてい
る。更に、前記ロック爪12は個々に独立して摺動する
ので左右で嵌合状態が異なることが防止される。
【0025】尚、前記ランナ23はU字形状であるが、
角型等種々の形状とし得ることはいう迄もなく、更に取
付ける空間、周囲の部品に対応させて種々変更し得るこ
とは言う迄もない。
【0026】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、車載用
アダプタに於けるロック機構が回転ヒンジを使用してい
ないので軸支持機構が省略でき、機構が簡略化できると
共に部品点数が減少し、コストの低減が図れると共に占
有スペースが減少するので設計上の制約が緩和される等
の種々の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】本実施例に使用されるロックバネを示す図であ
り、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は正面図
である。
【図4】本実施例に使用されるロック爪を示す図であ
り、(A)は正面図、(B)は底面図、(C)は側面図
である。
【図5】車載用アダプタ及び携帯電話機を示す平面図で
ある。
【図6】車載用アダプタ及び携帯電話機を示す側面図で
ある。
【図7】車載用アダプタ及び携帯電話機を示す正面図で
ある。
【図8】従来例を示す図5のB−B矢視図である。
【図9】従来例を示す図5のC−C矢視図である。
【図10】従来例を示す図5のD−D矢視図である。
【図11】従来例で使用されるロックバネを示す図であ
り、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は正面図
である。
【図12】従来例で使用されるロック爪を示す図であ
り、(A)は正面図であり、(B)は側面図である。
【符号の説明】
1 車載用アダプタ 2 携帯電話機 4 基椀部 5 先椀部 16 板バネ部 20 ロック爪 22 ラッチ片 23 ランナ 24 ロックバネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機の基部を保持する基椀部を設
    けると共に携帯電話機の先端部を保持する先椀部を設
    け、前記先椀部に出入り可能なラッチ片を摺動自在に嵌
    設し、該ラッチ片をロックバネにより突出方向に付勢
    し、前記携帯電話機の先端部に前記ラッチ片が嵌脱可能
    なロック穴を形成したことを特徴とする車載用アダプ
    タ。
  2. 【請求項2】 ラッチ片が2つであり、該ラッチ片が屈
    撓自在なランナにより連結され、ロックバネが2本の角
    状板バネ部を有し、各板バネ部が前記ラッチ片を個々に
    突出方向に付勢する請求項1の車載用アダプタ。
JP6225986A 1994-08-26 1994-08-26 車載用アダプタ Pending JPH0870342A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6225986A JPH0870342A (ja) 1994-08-26 1994-08-26 車載用アダプタ

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JP6225986A JPH0870342A (ja) 1994-08-26 1994-08-26 車載用アダプタ

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JPH0870342A true JPH0870342A (ja) 1996-03-12

Family

ID=16838009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6225986A Pending JPH0870342A (ja) 1994-08-26 1994-08-26 車載用アダプタ

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JP (1) JPH0870342A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009033748A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Lg Electronics Inc 携帯端末機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040406