JP4315218B2 - 燃料噴射制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置に関する。
ディーゼルエンジンなどの圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置としては、従来から、コモンレールに蓄圧した高圧燃料を1燃焼行程中に各気筒内に複数回噴射するものが知られている(特許文献1乃至5参照)。
特開昭60−017250号公報 特開2001−193463号公報 特開2004−027939号公報 特開2006−274969号公報 特開平11−93735号公報
このようなディーゼルエンジンは、運転領域が軽負荷領域の場合には噴射される燃料が少ないため、気筒内の温度が低下しやすい。気筒内の温度が低下すると、燃焼が不安定となり、HCの生成量が増大する恐れがある。
このようなHCの生成量を抑制するために、メイン噴射に先立って微小の燃料を噴射するパイロット噴射を実行することにより、気筒内の温度低下を抑止でき、HC生成量を抑制することができる。また、パイロット噴射を複数回にわたって実行することにより、気筒内の温度の低減を効果的に抑制することができる。
しかしながら、例えば燃料カットが実行される前後でこのようなパイロット噴射を実行すると、パイロット噴射の噴射回数によっては、運転領域が、軽負荷領域から無噴射領域への移行、または、無噴射領域から軽負荷領域への移行時に、トルクショックが発生して、ドライバビリティが損なわれる恐れがある。
したがって本発明の目的は、HCの生成量を抑制しつつドライバビリティを確保できる圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することである。
上記目的は、燃料を複数回に分割して噴射可能な圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置であって、機関の運転領域が、燃料が噴射されない無噴射領域と少量の燃料が噴射される軽負荷領域とのいずれか一方から他方へと移行される場合に、前記軽負荷領域において、メイン噴射に先立って少なくとも1回のパイロット噴射を実行すると共に、機関温度、機関回転数、及び機関負荷のうち少なくとも1つに応じて、前記パイロット噴射の噴射回数を決定する、ことを特徴とする圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置によって達成できる。
軽負荷領域においてパイロット噴射を実行することにより、HCの発生量を低減することができる。また、機関温度に応じて、前記パイロット噴射の噴射回数を決定することにより、機関温度が比較的低い場合や、機関回転数、機関負荷が大きい場合には、機関のフリクションが大きい場合と判断でき、パイロット噴射回数を比較的多数に決定する。また、機関温度が比較的高い場合や、機関回転数、機関負荷が小さい場合には、機関のフリクションが比較的小さいと判断でき、パイロット噴射の噴射回数を比較的少数に決定する。これにより、HCの発生量を低減しつつ、機関の運転領域の移行に伴うトルクショックを抑制でき、ドライバビリティを維持できる。
また、上記目的は、燃料を複数回に分割して噴射可能な圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置であって、機関の運転領域が、燃料が噴射されない無噴射領域と少量の燃料が噴射される軽負荷領域とのいずれか一方から他方へと移行される場合に、前記軽負荷領域において、メイン噴射に先立って少なくとも1回のパイロット噴射を実行する燃料噴射制御手段と、機関の運転領域が移行する際に、背圧が上昇するように過給機の可変ノズルの開度を制御する可変ノズル制御手段とを備えている、ことを特徴とする圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置によっても達成できる。
軽負荷領域においてパイロット噴射を実行することにより、HCの発生量を低減することができる。また、パイロット噴射の噴射回数を比較的多数にする場合に、背圧が上昇するように可変ノズルの開度を制御することにより、トルクショックを抑制できる。
また、上記目的は、燃料を複数回に分割して噴射可能な圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置であって、機関の運転領域が、燃料が噴射されない無噴射領域と少量の燃料が噴射される軽負荷領域とのいずれか一方から他方へと移行される場合に、前記軽負荷領域において、メイン噴射に先立って少なくとも1回のパイロット噴射を実行すると共に、変速機による変速比に応じて、前記パイロット噴射の噴射回数を決定する、ことを特徴とする圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置によっても達成できる。
変速比が小さいほど、ドライバーはトルクショックが感じにくいため、変速比が小さい場合には、パイロット噴射の噴射回数を比較的増やすことができる。また、変速比が大きい場合には、トルクショックが感じやすいため、パイロット噴射の噴射回数を比較的少なくすることにより、トルクショックを抑制できる。
また、上記構成において、前記機関温度は、機関冷却水の温度、機関潤滑油の温度及び外気温のうち少なくとも一つに応じて推定する、構成を採用できる。
また、上記構成において、前記パイロット噴射の各噴射量は、噴射可能な最小噴射量に設定している、構成を採用できる。
これにより、燃費の悪化を防止できる。
また、上記構成において、前記パイロット噴射の直後に後続して噴射される、メイン噴射又はパイロット噴射の噴射時期は、前記メイン噴射又はパイロット噴射の直前に噴射されたパイロット噴射の噴射時期を考慮して、生成されるHC量が最小となる時期に設定している、構成を採用できる。
これにより、HCの生成量の低減を図ることができる。
本発明によれば、HCの生成量を抑制しつつドライバビリティを確保できる圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置を提供できる。
以下、図面を参照して複数の実施例について説明する。
図1は、実施例1に係るエンジンシステムの構成図である。
エンジンシステムは、吸気通路10、排気通路20、エアクリーナ30、ターボ過給機40、インタクーラ50、サージタンク52、ディーゼルエンジン60、フィルタ85、ECU(電子制御ユニット)90などから構成される。
ECU90は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成され、各装置の作動を制御する。また、ROMに格納された制御プログラムに従って、後述する、パイロット噴射数決定処理を実行することが可能に構成されている。また、RAMには、パイロット噴射数決定処理の実行過程において取得された各種データが一時的に格納される構成となっている。
まず、吸気は、エアクリーナ30を通過しターボ過給機40のコンプレッサ41へ導かれる。コンプレッサ41を通過した吸気は加圧され、インタクーラ50を通過して冷却される。次に、サージタンク52へ供給された吸気は、分岐吸気通路を介してそれぞれ各気筒A〜Dに分配される。各気筒A〜Dにはそれぞれ、インジェクタ61が配置されている。インジェクタ61は、コモンレール62に高圧に蓄圧された燃料を各気筒A〜D内に噴射する。
インジェクタ61の噴射タイミングは、ECU90によってそれぞれ制御されている。詳細には、ECU90は、インジェクタ61の作動を制御することにより、メイン噴射の噴射量及び噴射タイミング、メイン噴射に先立って噴射されるパイロット噴射の噴射量、噴射タイミング、噴射回数を制御する。
また、ECU90には、ディーゼルエンジン60のクランクシャフト(不図示)の回転数Neを検出するエンジン回転数センサ71、アクセル開度を検出するアクセル開度センサ72、ディーゼルエンジン60を冷却する冷却水の温度を検出する水温センサ73、ディーゼルエンジン60の負荷を検出するトルクメータ74、変速機(不図示)のギア位置を検出するギア位置センサ75(変速比検出手段)からの検出信号が入力される。これらのセンサからの検出信号をECU90へと出力されることにより、ECU90は、現在のエンジン回転数Neや、機関温度、機関負荷、変速比などを検出することができる。
各気筒A〜Dは、排気通路20と連通し、排気通路20に排出された排気ガスは、タービン42へと送られる。タービン42を通過した排気ガスは、排気浄化用触媒を担持したフィルタ85を通過して、浄化されて排出される。
タービン42には、その入り口ノズル部に、タービン42に流入する流量を可変するための可変ノズル43が配設されている。可変ノズル43は、可変ノズルの開度を制御するためのアクチュエータ44によって作動が制御される。このアクチュエータ44は、ECU90からの出力によってその作動が制御されている。
ECU90は、機関の運転領域が、燃料が噴射されない無噴射領域と少量の燃料が噴射される軽負荷領域との何れか一方から他方へ移行される場合に、軽負荷領域において、メイン噴射に先立って少なくとも1回のパイロット噴射を実行すると共に、所定の条件に応じて、パイロット噴射の噴射回数を決定する。このパイロット噴射の噴射回数決定処理について以下に説明する。
図2は、ECU90が実行するパイロット噴射の噴射回数決定処理の一例を示したフローチャートである。
まず、ECU90は、アクセル開度センサ72からの出力により、アクセルがオフになされたかどうかを判定する(ステップS1)。アクセルオフとは、アクセル開度がゼロとなる状態である。否定判定の場合には、この処理を終了する。
肯定判定の場合には、ECU90は、エンジン回転数センサ71からの出力により、現在のエンジン回転数Neが、燃料カットが実行される燃料カット回転数の近傍にあるかどうかを判定する(ステップS2)。否定判定の場合には、この処理を終了する。
肯定判定の場合には、ECU90は、トルクメータ73からの出力により、運転領域が軽負荷領域を通過するかどうかを判定する(ステップS3)。否定判定の場合には、この処理を終了する。
肯定判定の場合には、ECU90は、パイロット噴射数決定処理を実行する(ステップS4)。このパイロット噴射決定処理の詳細については、後述する。
次に、ECU90は、上記ステップS4において決定されたパイロット噴射数だけパイロット噴射を実行する(ステップS5)。これにより、軽負荷領域においてパイロット噴射が実行される。次にECU90は、エンジン回転数Neが、燃料カット回転数以下に至ったか否かを判定する(ステップS6)。否定判定の場合には、ステップS5の処理を実行する。
肯定判定の場合には、ECU90は、燃料カットを実行する(ステップS7)。このようにして、ECU90は、パイロット噴射が実行し、機関の運転領域を軽負荷領域から燃料が噴射されない無噴射領域へと移行する。
次に、ECU90は、エンジン回転数センサ71の出力により、現在のエンジン回転数Neが、燃料カットから燃料供給が復帰される復帰回転数以下又は、アクセル開度センサ73からの指示により燃料供給が復帰される場合であるか(アクセルオンにされた場合であるか)を判定する(ステップS8)。否定判定の場合には、継続して燃料カットが実行される。
肯定判定の場合は、運転領域が、軽負荷領域通過を通過するかどうかを判定する(ステップS9)。否定判定の場合にはこの処理を終了する。
肯定判定の場合には、ECU90は、パイロット噴射の噴射回数を決定する(ステップS10)。尚、この処理は、上記ステップS5の処理と略同様の処理であり、詳しくは後述する。
次に、ECU90は、上記ステップS10において決定されたパイロット噴射数だけパイロット噴射を実行する(ステップS11)。このようにして、ECU90は、機関の運転領域を燃料が噴射されない無噴射領域から軽負荷領域へと移行させ、パイロット噴射を実行する。
次に、パイロット噴射の噴射数、噴射タイミング、噴射量について説明する。
図3は、パイロット噴射数毎に、メイン噴射、及びパイロット噴射の噴射タイミングを説明するための説明図である。
図3の上方には、縦軸を総炭化水素量(THC)、横軸にエンジンクランク角度を示したグラフが示されている。クランク角度0°でピストン(不図示)は上死点に至る。また、図3のグラフは、機関が低温であり、大気圧が標準大気圧よりも低圧である環境下で実験した際の、THCの生成慮をマッピングしたグラフである。ここで、低圧とは、高度3000メートル程度での気圧を想定している。また、機関が低温であるとは、エンジン冷却水の水温Twが、25℃程度を想定している。
ここで、インジェクタ61は、ECU90からの制御信号により、1燃焼行程中において1パイロット〜3パイロットまで噴射可能に形成されている。1パイロットとは、パイロット噴射の噴射回数が1回、メイン噴射が1回であり、2パイロットとは、パイロット噴射の噴射回数が2回、メイン噴射が1回、3パイロットとは、パイロット噴射の噴射回数が3回、メイン噴射が1回の噴射である。
各パイロットにおいて、初回のパイロット噴射の噴射タイミングは、全て同一に設定されている。初回のパイロット噴射の噴射タイミングは、12°程度進角されている。また、各パイロット噴射による燃料噴射量は、噴射可能な最小噴射量に設定されている。また、メイン噴射についても燃料噴射量は、噴射可能な最小噴射量に設定されている。
図3のグラフ上には、曲線P1、P2、P3が示されている。初回のパイロット噴射を実行した後に、メイン噴射の噴射タイミングを変えて、その際のTHCの生成量の変動をマッピングしたものである。この場合、メイン噴射の噴射タイミングは、THCの生成量が最も少なくなるタイミングに設定されている。具体的には、メイン噴射の噴射タイミングは、7.5°程度進角した時期に設定されている。1パイロット噴射は、このタイミングでパイロット噴射及びメイン噴射が実行される。
曲線P2は、初回、2回目のパイロット噴射を実行した後に、メイン噴射の噴射タイミングを変えて、その際のTHCの生成量の変動をマッピングしたものである。また、曲線P2においては、2回目のパイロット噴射の噴射タイミングは、曲線P1で示した最もTHCの生成量が少なくなるメイン噴射の噴射タイミングに一致させている。
曲線P2により示されているように、メイン噴射の噴射タイミングは、THCの生成量が最も少なくなる4°程度進角した時期に設定されている。2パイロット噴射は、このタイミングでパイロット噴射及びメイン噴射が実行される。
曲線P3は、初回、2回目、3回目のパイロット噴射が実行された後に、メイン噴射の噴射タイミングを変えて、その際のTHCの生成量の変動をマッピングしたものである。また、曲線P3においては、2回目のパイロット噴射の噴射タイミングは、曲線P1で示した最もTHCの生成量が少なくなるメイン噴射の噴射タイミングに一致させている。また、3回目のパイウロット噴射の噴射タイミングは、曲線P2で示した最もTHCの生成量が少なくなるメイン噴射の噴射タイミングに一致させいている。
曲線P3に示されているように、メイン噴射の噴射タイミングは、THCの生成量が最も少なくなる、ピストン(不図示)が上死点に到達する時期と略一致する時期に設定されている。3パイロット噴射は、このタイミングでパイロット噴射及びメイン噴射が実行される。
図3のグラフに示すように、パイロット噴射の噴射回数が多い方が、THCの生成量が減少される。これは、パイロット噴射の噴射回数が多い方が、燃料の噴霧周辺の温度を高温に維持することができるので、THCの生成が抑制されるからである。
以上のように、各パイロット噴射の噴射量は、燃料噴射が可能な最小の燃料噴射量に設定されているため、パイロット噴射の噴射回数が増大する側に設定されている場合であっても燃費の悪化を抑制できる。
また、1〜3パイロット噴射のいずれの場合にも、メイン噴射の噴射タイミングは、メイン噴射の直前に実行されたパイロット噴射の噴射時期を考慮して、生成されるHC量が最小となる時期に設定している。また、2パイロット噴射、3パイロット噴射における、初回以外のパイロット噴射の噴射タイミングのいずれについても、そのパイロット噴射の直前に実行されたパイロット噴射の噴射時期を考慮して、生成されるHC量が最小となる時期に設定している。これにより、HCの生成量の低減を図ることができる。
次に、図2のステップS4、S10の処理である、パイロット噴射数決定処理について具体的に説明する。図4は、エンジン冷却水の水温Twに応じてパイロット噴射の噴射回数を決定する場合の説明図であり、図4(a)は、エンジン冷却水の水温Tw毎に、ディーゼルエンジン60のフリクションと、エンジン回転数Neの関係を示したグラフである。図4(a)には、エンジン冷却水の水温Twが、0℃の場合と、80℃の場合とを示しており、水温Twが低い方が、フリクションが増大することを示している。これは、水温Twが低いと、即ちディーゼルエンジン60の温度が低いと、潤滑油の粘度が高くなり、この潤滑油に起因するフリクションが増加するからである。
図4(b)は、エンジン冷却水の水温Twに応じて決定されるパイロット噴射の噴射回数を示した図である。ECU90は、図2のステップS4、S10において、エンジン冷却水の水温Twが、Aよりも低い場合には、低水温であるとして、パイロット噴射を3回とし、Aよりも高くBよりも低い場合には、中水温であるとして、パイロット噴射を2回とし、Bよりも高い場合には、高水温であるとして、パイロット噴射1として決定する。尚、Aは、水温Twが低温であるか否かを判定するための基準となる温度であり、Bは、水温Twが高温であるか否かを判定するための基準となる温度である。また、これらの大小関係はA<Bである。
このように、水温Twが比較的低い場合には、パイロット噴射の噴射回数を比較的多数に設定し、水温Twが比較的高い場合には、パイロット噴射の噴射回数を比較的少数に設定する。
これは、例えば、機関の運転領域が、パイロット噴射が実行されてから無噴射領域に移行した場合に、パイロット噴射の噴射回数が比較的多数に設定した場合には、3パイロット噴射によって発生するトルクと、燃料カット時のトルクとの間のトルク段差が大きくなり、トルクショックが発生する恐れがある。このトルクショックの発生によりドライバビリティが悪化する恐れがある。これは、機関の運転領域は、無噴射領域から、燃料供給が復帰された場合も同様にトルクショックが発生する恐れがある。
しかしながら、水温Twが比較的低い場合にはフリクションは比較的大きく、このフリクションはパイロット噴射によって発生するトルクに対して大きな抵抗となるように作用する。従って、パイロット噴射の噴射回数が比較的多い場合であっても、前述したトルク段差は比較的小さいままに維持される。
一方、水温Twが比較的高温の場合には、フリクションは比較的小さいので、パイロット噴射によって発生するトルクに対しての抵抗は僅かなものとなる。従って、水温Twが比較的高温である場合に、パイロット噴射の噴射回数についても比較的多いと、パイロット噴射によって発生したトルクが、ディーゼルエンジン60の駆動に大きく影響を及ぼし、前述したトルク段差が大きくなる恐れがある。従って、図4(b)に示したように、ECU90は、水温Twが高温の場合には、パイロット噴射の噴射回数を少なくし、水温Twが低温の場合には、パイロット噴射の噴射回数を多く決定する。これにより、HCの生成量を抑制しつつ、トルクショックについても抑制することができる。
また、既存のエンジンシステムを用いて、トルクショックの抑制とHCの生成の抑制が可能であるため、コストの増大を抑制できる。また、トルクショックを抑制しつつ、パイロット噴射の噴射回数を最大限に設定することができるので、燃費が向上する。
次に、パイロット噴射数決定処理の第1の変形例について説明する。
図5は、外気温に応じてパイロット噴射の噴射回数を決定する場合の説明図であり、フリクションと外気温との関係を示したグラフである。ECU90は、外気温に基づいて決定してもよい。外気温が低い場合にも、ディーゼルエンジン60の温度が低くこの場合もフリクションが増大すると考えられるからである。例えば、外気温センサ(不図示)を設けて、この外気温センサからの出力により、ECU90は、パイロット噴射の噴射回数を決定してもよい。また、潤滑油の温度を検出する油温センサ(不図示)からの温度に基づいて、上記と同様にパイロット噴射の噴射回数を決定してもよい。
次に、パイロット噴射数決定処理の第2の変形例について説明する。
図6は、エンジン回転数Neに基づいてパイロット噴射の噴射回数を決定する場合の説明図であり、図6(a)は、エンジン回転数Ne毎に、ディーゼルエンジン60のフリクションと、エンジン冷却水の水温Twとの関係を示したグラフである。図6(a)には、エンジン回転数Neが3400回転(rpm)の場合と、1000回転(rpm)の場合とを示しており、エンジン回転数Neが高い方が、フリクションが増大することを示している。
図6(b)は、エンジン回転数Neに応じて決定されるパイロット噴射の噴射回数を示した図である。
ECU90は、エンジン回転数Neが、Cよりも低い場合には、低回転であるとして、パイロット噴射を1回とし、Cよりも高くDよりも低い場合には、中回転として、パイロット噴射を2回とし、Dよりも高い場合には、高回転としてパイロット噴射を3回として決定する。尚、Cは、エンジン回転数Neが低回転であるか否かを判定するための基準となる回転数であり、Dは、エンジン回転数Neが高回転であるか否かを判定するための基準となる回転数である。また、これらの大小関係は、C<Dである。
このように、ECU90は、エンジン回転数Neが低い場合には、パイロット噴射の噴射回数を少なくし、エンジン回転数Neが高い場合には、パイロット噴射の噴射回数を多く決定する。これによっても、トルクショックの抑制と、HCの生成量についても抑制することができる。
次に、パイロット噴射数決定処理の第3の変形例について説明する。
図7は、エンジン冷却水の水温Twと機関負荷とに応じてパイロット噴射の噴射回数を決定する場合の説明図である。まず、図4に示したように、ECU90は、水温Twに基づいてパイロット噴射数を決定する。次に、ECU90は、トルクメータ74から検出された負荷トルクTQに応じてパイロット噴射数を決定する。そして、ECU90は、水温Twに応じて決定されたパイロット噴射数と、負荷トルクTQに応じて決定されたパイロット噴射数の多い方を、最終的に実行されるパイロット噴射数に決定する。尚、負荷トルクTQとは、燃料カット実行中にディーゼルエンジン60に作用するトルクである。
機関負荷に応じてパイロット噴射数を決定する場合は、図7に示すように、機関負荷TQが、0からxの間の場合には、負荷トルクが小さいとして、パイロット噴射を1回とし、xからyの間の場合には、負荷トルクが中程度であるとして、パイロット噴射を2回とし、yよりも小さい場合には、負荷トルクが大きいとして、パイロット噴射を3回に決定する。尚、x、yは、いずれもマイナスの値であり、大小関係は、y<xである。
このように、ECU90は、負荷トルクTQが小さい場合には、パイロット噴射の噴射回数を少なくし、負荷トルクTQが大きい場合には、パイロット噴射の噴射回数を多く決定する。この理由は、負荷トルクが大きい場合には、燃料カット復帰後に実行されるパイロット噴射によって発生する出力トルクが大きい場合であっても、出力トルクが負荷トルクによって相殺され、トルク段差が大きくならないためである。これにより、ドライバビリティを考慮しつつ、パイロット噴射の噴射回数を最大限に決定でき、HCの生成量を抑制することができる。
次に、パイロット噴射数決定処理の第4の変形例について説明する。
図8は、変速比に応じてパイロット噴射の噴射回数を決定する場合の説明図である。ECU90は、ギア位置センサ75により、現在の変速比を検出する。次に、ECU90は、ギア位置が1速の場合には、変速比が大きいとして、パイロット噴射を1回とし、ギア位置が2速の場合には、変速比が中程度であるとして、パイロット噴射を2回とし、ギア位置が3速以上の場合には、変速比が小さいとして、パイロット噴射を3回として決定する。
このように、ECU90は、変速比が小さい場合には、パイロット噴射の噴射回数を多く決定し、変速比が大きい場合には、パイロット噴射の噴射回数を少なくする。変速比が大きい場合よりも小さい場合の方が、ドライバーはトルクショックを感じにくいからである。また、変速比が大きい場合には、トルクショックが顕著になるからである。これによっても、トルクショックの抑制と、HCの生成量についても抑制することができる。
次に、実施例2に係るエンジンシステムについて説明する。実施例2に係るエンジンシステムの構成は、実施例1に係るエンジンシステムと略同様であるため、その説明は省略する。
実施例2に係るエンジンシステムのECU90は、機関の運転領域が、燃料が噴射されない無噴射領域と少量の燃料が噴射される軽負荷領域とのいずれか一方から他方へと移行される場合に、軽負荷領域において、メイン噴射に先立って少なくとも1回のパイロット噴射を実行すると共に、機関の運転領域が移行する際に、背圧が上昇するように過給機の可変ノズル43の開度を制御する。以下に、可変ノズル制御処理について説明する。
図9は、実施例2に係るECU90が実行する可変ノズル制御処理の一例を示したフローチャートである。尚、図2に示した、パイロット噴射の噴射回数決定処理と同様の処理については、その説明を省略する。
機関の運転領域が軽負荷領域を通過する場合(ステップS3でYes、又はステップS9でYes)には、ECU90は、可変ノズル43を所定の開度を制御する(ステップS4a、S10a)。次に、ECU90は、パイロット噴射の噴射回数を、最大限である3回に決定して実行する(ステップS5a、S11a)。
次に、可変ノズル43の開度とディーゼルエンジン60に作用するマイナストルクとの関係について説明する。図10は、可変ノズル43の開度とディーゼルエンジン60に作用するマイナストルクとの関係についての説明図である。可変ノズル43の開度は、図10において、右側に行くほど閉じられる。従って、図10は、可変ノズル43の開度が閉じ側に制御されると、ディーゼルエンジン60に作用するマイナストルクは大きくなることを示している。これは、可変ノズル43の開度が閉じ側に設定されていると、背圧が上昇し、これにより吸入空気量も減少して、パイロット噴射による出力に対してマイナストルクとして作用する。
従って、マイナストルクが大きい場合には、パイロット噴射の噴噴射回数が比較的多い場合であっても、トルクショックが抑制されることになる。従って、ECU90は、可変ノズル43の開度を閉じ側に設定し、パイロット噴射の噴射回数を3回として実行することにより、トルクショックを抑制しつつ、HCの生成量を抑制する。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明は、特に圧縮比が小さいディーゼルエンジンへの採用が好適である。例えば、圧縮比が15.8以下のディーゼルエンジンである。圧縮比が小さいと、圧縮による吸入空気の温度上昇の度合が小さいため、気筒内の温度が上昇しにくく、燃焼が不安定でありHCの生成量が多いからである。
また、外気圧センサを設け、標準気圧よりも低い所定の気圧以下での場合にのみ、パイロット噴射数決定処理などを実行するようにしてもよい。気圧が低い環境下では、吸入空気量が減少して、気筒内の温度が上昇しにくいからである。
また、パイロット噴射数を決定するために、エンジン回転数と機関負荷とに応じて決定しもよい。例えば、図6及び図7に示したように、エンジン回転数と、機関負荷とに応じてそれぞれパイロット噴射数を決定し、そのうちパイロット噴射数の多い方を最終的なパイロット噴射数として決定するようにしもよい。
実施例1に係るエンジンシステムの構成図である。 ECUが実行するパイロット噴射の噴射回数決定処理の一例を示したフローチャートである。 パイロット噴射数毎に、メイン噴射、及びパイロット噴射の噴射タイミングを説明するための説明図である。 エンジン冷却水の水温に応じてパイロット噴射の噴射回数を決定する場合の説明図である。 外気温に応じてパイロット噴射の噴射回数を決定する場合の説明図である。 エンジン回転数に基づいてパイロット噴射の噴射回数を決定する場合の説明図である。 エンジン冷却水の水温と機関負荷とに応じてパイロット噴射の噴射回数を決定する場合の説明図である。 変速比に応じてパイロット噴射の噴射回数を決定する場合の説明図である。 実施例2に係るECUが実行する可変ノズル制御処理の一例を示したフローチャートである。 可変ノズルの開度とディーゼルエンジンに作用するマイナストルクとの関係についての説明図である。
符号の説明
10 吸気通路
20 排気通路
30 エアクリーナ
40 ターボ過給機
43 可変ノズル
50 インタクーラ
60 ディーゼルエンジン
61 インジェクタ
62 コモンレール
71 エンジン回転数センサ
72 アクセル開度センサ
73 水温センサ
74 トルクメータ
75 ギア位置センサ
90 ECU

Claims (6)

  1. 燃料を複数回に分割して噴射可能な圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置であって、
    機関の運転領域が、燃料が噴射されない無噴射領域と少量の燃料が噴射される軽負荷領域とのいずれか一方から他方へと移行される場合に、前記軽負荷領域において、メイン噴射に先立って少なくとも1回のパイロット噴射を実行すると共に、機関温度、機関回転数、及び機関負荷のうち少なくとも1つに応じて、前記パイロット噴射の噴射回数を決定する、ことを特徴とする圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置。
  2. 燃料を複数回に分割して噴射可能な圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置であって、
    機関の運転領域が、燃料が噴射されない無噴射領域と少量の燃料が噴射される軽負荷領域とのいずれか一方から他方へと移行される場合に、前記軽負荷領域において、メイン噴射に先立って少なくとも1回のパイロット噴射を実行する燃料噴射制御手段と、
    機関の運転領域が移行する際に、背圧が上昇するように過給機の可変ノズルの開度を制御する可変ノズル制御手段とを備えている、ことを特徴とする圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置。
  3. 燃料を複数回に分割して噴射可能な圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置であって、
    機関の運転領域が、燃料が噴射されない無噴射領域と少量の燃料が噴射される軽負荷領域とのいずれか一方から他方へと移行される場合に、前記軽負荷領域において、メイン噴射に先立って少なくとも1回のパイロット噴射を実行すると共に、変速機による変速比に応じて、前記パイロット噴射の噴射回数を決定する、ことを特徴とする圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置。
  4. 前記機関温度は、機関冷却水の温度、機関潤滑油の温度及び外気温のうち少なくとも一つに応じて推定する、ことを特徴とする請求項1に記載の圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置。
  5. 前記パイロット噴射の各噴射量は、噴射可能な最小噴射量に設定している、ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置。
  6. 前記パイロット噴射の直後に後続して噴射される、メイン噴射又はパイロット噴射の噴射時期は、前記メイン噴射又はパイロット噴射の直前に噴射されたパイロット噴射の噴射時期を考慮して、生成されるHC量が最小となる時期に設定している、ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の圧縮着火式内燃機関の燃料噴射制御装置。
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