JP4306576B2 - バッテリ交換台車及びバッテリ交換台車の一体化方法 - Google Patents

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Description

この発明は、バッテリ交換台車とバッテリ交換台車の一体化方法に関する。
例えば、電気自動車やバッテリ式フォークリフト等のように、走行等の駆動源としてバッテリを備える電動車両にあっては、バッテリの充電等のためにバッテリを交換する必要がある。
特許文献1で開示された従来技術では、バッテリ5を搭載可能とするバッテリ交換台車1を用いてバッテリ5をフォークリフト11からバッテリ交換台車1上に引き出したり、あるいは、バッテリ5をバッテリ交換台車1からフォークリフト11に収容するようにしてバッテリ交換を行っている。
ここで、バッテリ交換台車1は、いわゆる運搬台車2のフォーク2a上に、バッテリ載置部3を四本の支柱19にて支持状態に固定することにより構成されている。バッテリ交換台車1の後方側には、操作手段としてのハンドル2bが設けられており、バッテリ交換台車1は、このハンドル2bを手で押して前後の車輪2c、2dを転動させることにより走行可能となっている。
バッテリ載置部3には、複数のローラ4が転動可能に保持されており、このローラ4上にバッテリ5を支持すると共に、フォークリフト11へ移載することが可能となっている。又、バッテリ載置部3の先端部には、一対のフック10が突設されており、このフック10をフォークリフト11の位置決め穴16に挿通させることにより、接続可能となっている。
従って、バッテリ5をフォークリフト11側の収納部に収容する場合は、バッテリ交換台車1を上記接続手段によりフォークリフト11と接続した後、バッテリ5をフォークリフト11側の収納部に向けてローラ4上をスライドさせ、前記収納部に移載する。
特開平9−161750号公報(第5−6頁、図1−図2)
しかしながら、上記したバッテリ交換台車1は、運搬台車2のフォーク2a上に、バッテリ載置部3が四本の支柱19にて支持固定されたバッテリ交換専用車であるため、バッテリ交換台車1をバッテリ交換時以外に運搬台車2として使用したい場合には、使用が困難であるという問題があった。このため、バッテリ交換専用のバッテリ交換台車1以外に通常の運搬作業用の運搬台車を準備する必要があり、作業効率が悪く、多くの運搬台車の待機スペースが必要となり、また経済面でも大きな負担を必要とする。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、バッテリ交換の際にはバッテリ交換台車として使用し、使用しないときには一般の運搬台車として使用することが可能なバッテリ交換台車及びバッテリ交換台車を構成するバッテリ受台の提供にある。
上記課題を達成するため、請求項1記載の発明は、バッテリ受台と、バッテリ受台とは別体かつ相対移動可能である運搬台車とから構成されるバッテリ交換台車であって、前記運搬台車は上昇可能なフォーク部を有し、前記バッテリ受台は移動規制部を有し、前記フォーク部及び前記バッテリ受台には突起部と開口部とのいずれかがそれぞれ形成されており、前記フォーク部の先端部と前記移動規制部とが当接することで互いの相対移動が規制される位置決め手段と、前記フォーク部の上昇により前記突起部と前記開口部が嵌合することにより運搬台車とバッテリ受台を固定する固定手段とを有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、バッテリ受台が運搬台車と別体構成となっているので、必要に応じて運搬台車とバッテリ受台とを一体化し、バッテリ交換台車として利用することが出来る。又、バッテリ交換台車として使用しないときには、バッテリ受台を取り外して一般の運搬台車として、別の荷物移動作業に利用することができるので、専用の運搬台車を持つ必要が無い。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のバッテリ交換台車において、前記フォーク先端部の前輪の上部に形成されている前輪開口部に前記開口部が形成され、前記バッテリ受台に前記突起部が形成されることを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、運搬台車へのバッテリ受台の位置決めが、運搬台車のフォーク先端部の開口にバッテリ受台の突起部を嵌め合わせるだけで簡単にできる。
請求項3記載の発明は、請求項記載のバッテリ交換台車において、前記位置決め手段は、前記バッテリ受台の下面に形成された開口穴と、該開口穴に挿入可能に前記運搬台車のフォーク部の上面に設けられた突起部とで構成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、運搬台車へのバッテリ受台の位置決めが、バッテリ受台の下面の開口穴に運搬台車のフォーク部上面の突起部を嵌め合わせるだけで簡単にできる。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のバッテリ交換台車において、前記位置決め手段は、前記バッテリ受台を前記運搬台車に載置する時に該運搬台車に対する案内のためのバッテリ受台に備えた案内手段を含むことを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、バッテリ受台が案内手段を備えているので、運搬台車との一体化をスムースに行うことが出来る。
請求項5記載の発明は、請求項記載のバッテリ交換台車において、前記案内手段は、前記運搬台車のフォーク部の両側面に当接するように配置された案内板であることを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、一体化に当たり、運搬台車のフォーク部にバッテリ受台の案内板を当接させて差し込めるので一体化の作業がスムースに確実にできる。
請求項6記載の発明は、バッテリ受台と、バッテリ受台とは別体かつ相対移動可能である運搬台車とから構成されるバッテリ交換台車の一体化方法であって、前記運搬台車は上昇可能なフォーク部を有し、前記バッテリ受台は移動規制部を有し、前記フォーク部及び前記バッテリ受台には突起部と開口部のいずれかがそれぞれ形成され、前記一体化方法は前記フォーク部の先端と前記移動規制部とを当接させることによる位置決め工程と、前記フォーク部を上昇させることにより前記突起部と開口部とを嵌合させる固定工程と、からなることを特徴とする。
以上詳述したように本発明によれば、バッテリ交換の際には、バッテリ交換台車を一般の運搬台車にバッテリ受台を載置して固定し、一体化することによりバッテリ交換台車として使用に供することができ、バッテリ交換しないときには一般の運搬台車として使用することが出来るので、利用効率の高いバッテリ交換台車を得ることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係るバッテリ交換台車を図1〜図5に基づいて説明する。
図1に示されるバッテリ交換台車1は、例えば、電動車両として表示したフォークリフト40(図5参照)に収容すべき充電後のバッテリM(図5参照)、あるいは充電等が必要となり電動車両から取り出されたバッテリMを運搬するためのものである。
なお、ここでいうバッテリMは、その詳細を図示しないが、箱状のバッテリケースにバッテリセルが搭載されているほか、プラグを備えた公知のものである。
この実施形態に係るバッテリ交換台車1は、運搬台車10の並列された二本のフォーク11a、11b上に、バッテリ受台20を支持固定することにより構成されている。
図2に示すように、運搬台車10は二本のフォーク11a、11bの各先端部下面に各々前輪13a、13bを備え、その上部は開口穴としての前輪開口部12a、12bが形成されている。
又、上記フォーク11a、11bが連結された根元部下面には後輪14を備えており、後輪14の側部から上方に伸びる棒状のアーム15bとその先端の取手部15aとでハンドル部15が形成されており、この取手部15aの回動操作により後輪14の方向操作を行えると共に、この取手部15aを手で押して前輪13a、13b及び後輪14を転動させることにより走行可能となっている。又、この取手部15aを上下方向に傾倒操作することによりフォーク上昇機構部16の加圧作用によりフォーク11a、11bが上昇する。更に、上記取手部15aの近傍のアーム15bの先端部には、後輪14のロックをするためのブレーキレバー17と、フォーク11a、11bの上昇と下降を切り替えるためのリフト操作切替レバー18が装着されている。
バッテリ受台20の上面には、一対の荷台フレーム21a、21b間に複数のローラ22が転動可能に水平に軸支されている。このため、これらのローラ22上においてバッテリMを支持することができるほか、転動自在のローラ22によりバッテリMの前後方向への進退の容易化が図られている。尚、ここでバッテリ交換台車1の進行方向でローラ22の軸と直角の方向を前後方向とし、ローラ22の軸と平行な方向を左右方向とする。
又、バッテリ受台20の下面には、下向きにコの字型の案内板23、24が前方部と後方部にそれぞれ取り付けられており、上記案内板23、24の左右のスカート部23a、23b及び24a、24bの内側面に当接するように運搬台車10のフォーク11a、11bを差し込むことによりバッテリ受台20の組み付け時における左右方向の位置決めが行われる。又、案内板23、24の下面部は前記フォーク11a、11bへの載置面23c、24cとなっている。
ここで、運搬台車10のフォーク11a、11bをバッテリ受台20の案内板23、24の下面に差し込む時、運搬台車10とバッテリ受台20の連結をスムースに行うために寸法上の制約がある。図3に示すようにフォーク高さの最低位のレベルをAmmとし、最高位のレベルをBmmとし、バッテリ受台20の案内板23、24の下面の前記フォーク11a、11bへの載置面23c、24cの高さをCmmとすれば、A<C<BとなるようにCの寸法を設定する必要がある。又、図2に示すようにフォーク11a、11bの外側の幅をDmmとし、前記案内板23、24の内側面間距離をEmmとすれば、D<EとなるようにEの寸法を設定する必要がある。
図4はバッテリ受台20に運搬台車10のフォーク部を差し込み固定する時の状態を下方から見たもので、前方部の案内板23の裏面部には左右2箇所に板状部材25が設けられており、この板状部材25は、運搬台車10のフォーク11a、11bを差し込んで連結する時に、フォーク11a、11bの前輪開口部12a、12bにそれぞれ嵌め合わせてバッテリ受台20を運搬台車10に固定するための突起部に相当する。又、フォーク11a、11bの先端部を突き当てるための位置決めプレート26が案内板23の下面前端部に設けられている。即ち、フォーク11a、11bの先端部分は、板状部材25と位置決めプレート26に挟まれて前後方向の位置が決められ、さらに運搬台車10に対するバッテリ受台20の固定がなされることになる。
一方、バッテリ受台20の前部には、電動車両との連結を図るための左右一対の係止具27a、27bと位置決め部材33が前方へ突出するように設けられている。
これらの係止具27a、27bは電動車両に対して係止されることから、鉤状の形態を呈しており、又、位置決め部材33は先端部が細くなったテーパ状の部材であり、電動車両に対するバッテリ交換台車1の左右上下の位置決めと電動車両に対するバッテリ交換台車1の連結を図るためのものである。
また、バッテリ受台20の後部において、操作レバー29が上方に立設されており、この操作レバー29と前記係止具27a、27bは、リンク機構部28により接続されており、セットフック機構を形成している。前記係止具27a、27bは、水平状態を維持したまま図示しないスプリングによって下方に付勢されており、前記操作レバー29を手前に引くことによって係止具27a、27bが上方に回動し電動車両との係止状態を解除可能となっている。
ところで、この実施形態のバッテリ受台20には、バッテリ交換台車1の移動の際に、ローラ22により支持されるバッテリMがローラ22上で移動しないようにするためのバッテリストッパ機構が備えられており、このバッテリストッパ機構は、バッテリ受台20の一側に沿って前後方向に軸支された回動軸30と、回動軸30の前端に備えられた板状のストッパ部材31と、回動軸30の後端に備えられたストッパレバー32とから構成されている。ストッパレバー32を操作して回動軸30を回動させることにより、ストッパ部材31をバッテリの前方に臨ませることによってバッテリの移動を規制したり、前方から退避させることによってバッテリの移動が可能となっている。
以上のように構成されたバッテリ交換台車1の作用について説明する。
初めに、運搬台車10とバッテリ受台20の一体化のための組立て手順について図2、図3に基づき説明する。
運搬台車10とバッテリ受台20は、それぞれが床面34に別々に設置されて組立て可能となっているとする。
まず、運搬台車10の取手部15aを操作して、バッテリ受台20の側面下方に設けられている案内板24の左右のスカート部24a、24bの内側面に当接するように運搬台車10のフォーク11a、11bを差し込む。
フォーク11a、11bを更に差し込むことによって、案内板24及び23の左右のスカート部24a、24b及び23a、23bに案内されて真っ直ぐ前方に進み、その先端部がバッテリ受台20の位置決めプレート26に突き当たる。
運搬台車10の取手部15aを上下方向に傾倒操作することにより、フォーク11a、11bを上昇させ、前輪開口部12a、12bにバッテリ受台20の前方部下面の案内板23の裏面部に設けられている左右2箇所の板状部材25をそれぞれ嵌め合わせる。
従って、フォーク11a、11bの先端部分が、板状部材25と位置決めプレート26に挟まれて、バッテリ受台20は前後方向を位置決めされるとともにフォーク11a、11bに固定されることになる。又、左右方向の位置決めと固定は、フォーク11a、11bの両側面に当接して設置されている案内板23、24によってなされる。
以上によって運搬台車10とバッテリ受台20は一体化され、バッテリ交換台車1としてバッテリ交換に使用することが可能となる。
次に、一体化されバッテリ交換のために使用されたバッテリ交換台車1を分解する時の手順について説明する。
バッテリ交換台車1を床面34に設置し、分解するためのスペースがあらかじめ確保されているとする。
運搬台車10の取手部15aの近傍に取り付けられているリフト操作切替レバー18を操作することにより、フォーク11a、11bを下降させる。
上記操作により、バッテリ受台20の前方部下面の案内板23の裏面部に設けられている左右2箇所の板状部材25と、フォーク11a、11bの前輪開口部12a、12bとの嵌め合いを解除し、運搬台車10とバッテリ受台20の結合を解除する。
運搬台車10の取手部15aを操作して引っ張ることにより、フォーク11a、11bをバッテリ受台20より引き抜く。
以上によってバッテリ交換台車1は運搬台車10とバッテリ受台20に分離され、運搬台車10は別の荷物移動作業に利用することが可能となる。
次に、前記手順により一体化されたバッテリ交換台車1を使用してバッテリ交換をする場合について図5に基づき説明する。
図5はフォークリフト40に搭載されているバッテリMを、バッテリ交換台車1に移載させる場合を示しており、まず初めにバッテリ交換台車1の前部をフォークリフト40のバッテリ収納部に対応する所定の位置へ向けて前進させる。
このとき、バッテリ交換台車1を操作する作業者は、取手部15aを両手で操作してバッテリ交換台車1の移動を図ることになる。
バッテリ交換台車1の先端部横の位置決め部材33をフォークリフト40の機体41下方に設けられている位置決め穴43に臨ませ、バッテリ交換台車1の上下及び左右方向の位置調整を行う。
バッテリ交換台車1を前進させて係止具27a、27bを係止部材42の図示しない溝に係止させることによって、フォークリフト40に対してバッテリ交換台車1が連結される。
そして、ストッパレバー32を操作してストッパ部材31を図において右方向に回動して退避させておき、次いで、フォークリフト40上のバッテリMをバッテリ交換台車1のバッテリ受台20へ移動させる。
ストッパレバー32を操作してストッパ部材31を図の左方向に回動して規制位置に戻しバッテリMがバッテリ交換台車1の前後方向に移動しないようにし、操作レバー29を操作して係止具27a、27bの係止を解除する。
バッテリ交換台車1を運転操作してバッテリMを充電ステーション等に運び、充電を行う。
なお、充電後のバッテリMをフォークリフト40に搭載する場合は前記操作と逆の手順によって行うことができる。そして、バッテリMの運搬を必要としない時期には前記したようにバッテリ交換台車1からバッテリ受台20を取り外し、運搬台車10は一般の荷物搬送用に利用される。
この実施形態に係るバッテリ交換台車1によれば以下の効果を奏する。
(1)バッテリ交換台車1が運搬台車10と別体のバッテリ受台20より構成されているので、必要に応じて運搬台車10とバッテリ受台20とを組立て、位置決め手段にて一体化し、バッテリ交換台車1として利用することが出来る。又、使用しないときには、バッテリ受台20を取り外して運搬台車10として、別の荷物移動作業に利用することができるので、専用の運搬台車10を持つ必要が無く、作業効率の向上や運搬台車の待機スペースの縮小化及び経済的負担軽減の面で優れている。
(2)一体化に当たり、運搬台車10のフォーク11a、11bをバッテリ受台20の案内板23,24に当接させて差し込めるので一体化の作業がスムースに確実にできる。
(3)運搬台車10へのバッテリ受台20の位置決めと固定が、運搬台車10のフォーク前輪開口部12a、12bにバッテリ受台20の案内板23の裏面に設けられた板状部材25を嵌め合わせるだけで簡単にできる。
(4)バッテリ受台20は、その上面に転動自在の複数のローラ22を備えているので、バッテリMの移載をスムースに行うことができる。
(5)バッテリ交換台車1をフォークリフト40の機体41にセットするためのセットフック機構及び前記機体41より移載されたバッテリMを保持するためのバッテリストッパ機構を備えているので、機体41に対してバッテリ交換台車1を確実にセットしてからバッテリMを移動させることができ、又、バッテリ受台20に支持されたバッテリMを動かない様に規制して運ぶことができる。
(6)バッテリ交換台車1として運搬台車10の持つ機能を生かして使うことが出来る。即ち、フォーク部の自在な高さ調整が可能であり、フォークリフト40に搭載されているバッテリMの収納部の高さに応じてバッテリ受台20の高さ調整ができるので便利である。又、機体41のタイヤ磨耗があって高さが変化しても対応可能である。
(7)バッテリ交換台車1として運搬台車10の持つ機能を生かして使うことが出来る。即ち、方向転換等の動きに対する軽い操作力の操舵方式となっており、従来形式のキャスタを使用したときの方向転換時の突っかかりが解消される。
(8)バッテリ交換台車1として運搬台車10の持つ機能を生かして使うことが出来る。即ち、フォーク部下面に取り付けられた小型の前輪13a、13bと、後方に配置された後輪14により、車輪が運搬台車10の横に張り出すことなく配置されているので、バッテリ交換台車1の高さを低くでき、又幅を小さくできる。
(9)バッテリ交換台車1として運搬台車10の持つ機能を生かして使うことが出来る。即ち、手元で簡単操作のブレーキレバー17を備えているので、ブレーキレバー17を手で操作するだけで車輪固定が簡単にでき、従来形式のキャスタに用いられている足踏み式車輪固定装置の操作の煩わしさが解消できる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るバッテリ交換台車1について図6に基づき説明する。
この実施形態では、運搬台車10とバッテリ受台20とを一体化するための位置決め手段として、第1実施形態における運搬台車10のフォーク部上面に形成された開口穴と、該開口穴に挿入可能なように前記バッテリ受台20の下面に設けられた突起部の形状を変更したものである。
従って、ここでは、説明の便宜上、先の説明で用いた符号を一部共通して用い、共通する構成についてはその説明を省略し、変更した個所のみ説明を行う。
図6はバッテリ受台20に運搬台車10のフォーク部を差し込み固定する時の状態を下方から見た時のもので、バッテリ受台20の下面前方部の案内板23の裏面部には左右2箇所に位置決めピン51が設けられており、この位置決めピン51は、運搬台車10のフォーク11a、11bを差し込んで連結する時に、フォーク11a、11bの先端部上方に設けられている左右2箇所の開口穴52にそれぞれ嵌め合わせて固定するための突起部である。又、フォーク11a、11bの先端部を突き当てるための位置決めプレート26が案内板23の下面前端部に設けられている。
よって、フォーク11a、11bの先端部分を位置決めプレート26に突き当たるまで差し込んで、取手部15aを上下方向に傾倒操作することにより、フォーク11a、11bを上昇させ、左右2箇所の位置決めピン51が左右2箇所の開口穴52にそれぞれ嵌め合わされ運搬台車10とバッテリ受台20との位置決め及び固定がなされることになる
この実施形態に係るバッテリ交換台車1によれば以下の効果を奏する。
尚、第1実施形態の(1)、(2)、(4)〜(9)の効果は共通なので省略し、それ以外の効果を記す。
(1)運搬台車10へのバッテリ受台20の位置決めと固定が、運搬台車10のフォーク先端部上方の開口穴52にバッテリ受台20の案内板23の裏面に設けられた位置決めピン51を嵌め合わせるだけで簡単にできる。
(2)運搬台車10のフォーク部11の先端部上方に開口穴52が形成されていない場合であっても、位置決めピン51に嵌合するようにフォーク11a、11bの該当する位置にそれぞれ穴加工を行えば良く、簡単に実施できるメリットを持つ。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 第1、第2の実施形態では、運搬台車のフォーク部の開口穴にバッテリ受台の下面に設けた突起部を嵌め合わすことにより位置決め及び固定を行うとして説明したが、バッテリ受台の下面に開口穴を設け、該開口穴に嵌合可能なように運搬台車のフォーク部に突起部を設けても良い。
○ 第1、第2の実施形態では、運搬台車とバッテリ受台を一体化するにあたり、運搬台車のフォーク部をバッテリ受台の案内板の間に差し込んで、フォーク上昇機構を作動させ位置決めと固定を行うとして説明したが、バッテリ受台を直接運搬台車のフォーク部に移動し、載置してからバッテリ受台の位置決めと固定をしても構わない。
○ 第1、第2の実施形態では、運搬台車を手動式として説明したが、駆動源付きのものを用いても構わない。
○ 第1、第2の実施形態では、パーキングブレーキ機構を操作レバー式として説明したが、足踏み式等の別形式のものでも構わない。
○ 第1、第2の実施形態では、リフト操作切替機構を操作レバー式として説明したが、足踏み式等の別形式のものでも構わない。
○ 第1、第2の実施形態では、フォークリフト等の電動車両に連結するバッテリ交換台車として説明したが、電気自動車、バッテリ式産業車両、バッテリ式有軌道台車等のように、搭載されるバッテリの電力を駆動力に換えて走行する車両であれば、本発明を適用することができる。
第1の実施形態に係るバッテリ交換台車の組立て斜視図である。 第1の実施形態に係るバッテリ交換台車の分解斜視図である。 第1の実施形態に係る運搬台車とバッテリ受台の寸法条件を説明するための分解側面図である。 第1の実施形態に係る運搬台車とバッテリ受台との位置決め固定方法を説明するための斜視図である。 第1の実施形態に係るバッテリ交換台車を機体へのセット状態を示す斜視図である。 第2の実施形態に係る運搬台車とバッテリ受台との位置決め固定方法を説明するための斜視図である。
符号の説明
1 バッテリ交換台車
10 運搬台車
11a、11b フォーク
12a、12b 前輪開口部
13a、13b 前輪
14 後輪
15a 取手部
16 フォーク上昇機構部
20 バッテリ受台
21a、21b 荷台フレーム
22 ローラ
23、24 案内板
25 板状部材
M バッテリ






















Claims (6)

  1. バッテリ受台と、バッテリ受台とは別体かつ相対移動可能である運搬台車とから構成されるバッテリ交換台車であって、
    前記運搬台車は上昇可能なフォーク部を有し、前記バッテリ受台は移動規制部を有し、前記フォーク部及び前記バッテリ受台には突起部と開口部とのいずれかがそれぞれ形成されており、
    前記フォーク部の先端部と前記移動規制部とが当接することで互いの相対移動が規制される位置決め手段と、
    前記フォーク部の上昇により前記突起部と前記開口部が嵌合することにより運搬台車とバッテリ受台を固定する固定手段とを有することを特徴とするバッテリ交換台車。
  2. 前記フォーク先端部の前輪の上部に形成されている前輪開口部に前記開口部が形成され、前記バッテリ受台に前記突起部が形成されることを特徴とする請求項1記載のバッテリ交換台車。
  3. 前記位置決め手段は、前記バッテリ受台の下面に形成された開口穴と、該開口穴に挿入可能に前記運搬台車のフォーク部の上面に設けられた突起部とで構成されていることを特徴とする請求項1記載のバッテリ交換台車。
  4. 前記位置決め手段は、前記バッテリ受台を前記運搬台車に載置する時に該運搬台車に対する案内のためのバッテリ受台に備えた案内手段を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のバッテリ交換台車。
  5. 前記案内手段は、前記運搬台車のフォーク部の両側面に当接するように配置された案内板であることを特徴とする請求項4記載のバッテリ交換台車。
  6. バッテリ受台と、バッテリ受台とは別体かつ相対移動可能である運搬台車とから構成されるバッテリ交換台車の一体化方法であって、
    前記運搬台車は上昇可能なフォーク部を有し、前記バッテリ受台は移動規制部を有し、前記フォーク部及び前記バッテリ受台には突起部と開口部のいずれかがそれぞれ形成され、
    前記一体化方法は
    前記フォーク部の先端と前記移動規制部とを当接させることによる位置決め工程と、
    前記フォーク部を上昇させることにより前記突起部と開口部とを嵌合させる固定工程と、
    からなることを特徴とするバッテリ交換台車の一体化方法
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