JP2007001549A - 昇降式台車 - Google Patents

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勝美 谷川
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Abstract

【課題】 荷物を載せた台車を昇降リフト付きのトラックやフォークリフトを利用せずにトラックの荷台へ積み降ろし可能であって、積み降ろし作業時における作業者の移動が少なく、さらに、台車を破損させる危険性が少ない昇降式台車を提供する。
【解決手段】
荷物を載せる作業台2と、前記作業台2に取り付けられ長い距離を走行可能な主車輪3(3a,3b,3c,3d)と、前記作業台2を昇降させる昇降機構10とを備えた昇降式台車1において、前記作業台2の後部に取り付けられ下端に副車輪6を有する支持脚5と、前記作業台2を前記昇降機構10に対して水平方向へ移動可能に構成するスライド機構を設け、前記作業台2を上昇させたときに前記支持脚5を前記作業台に固定すると共に副車輪6を接地し、前記作業台2を前記昇降機構10に対して水平方向前方へスライドする。
【選択図】 図1

Description

荷物を載せた台車を昇降リフト付きのトラックやフォークリフトを利用せずにトラックの荷台などの段差部へ積み降ろしできる昇降式台車に関する。
例えば荷物を載せた台車をトラックなどの車両の荷台へ積み込むとき、または車両の荷台から降ろすときには、昇降リフト付きのトラックのリフトで台車を積み降ろししたり、フォークリフトで台車を積み降ろししていた。しかし、昇降リフト付きのトラックやフォークリフトは何時でも何処でも利用できるとは限らないことから、昇降リフト付きのトラックやフォークリフトを利用せずに荷物を載せたままトラックの荷台への積み降ろしできる台車が望まれていた。
そこで、長い距離を走行可能な主車輪を有する台車上に、荷物を載せるための作業台とこの作業台を昇降させる昇降機構を設け、前記作業台の前方に出没式の前車輪、作業台の後方に着脱式の後車輪をそれぞれ設け、荷物を載せた台車をトラックの荷台に積み込むときには前記昇降機構で作業台を上昇させ、前記前車輪を没入位置から前方へ突出すると共に荷台に乗り入れ、前記後車輪を路面に接地すると共に前記作業台の後方へ張り出して装着し、前記昇降機構で前記台車を引き上げて前記主車輪を荷台に乗り入れ、前記後車輪を作業台から外して荷物を載せた台車の積み込みを完了するものがある(特許文献1参照)。
このように昇降リフト付きのトラックやフォークリフトを利用せずに荷物を載せたままトラックの荷台への積み降ろしできる台車がある。
この発明の先行技術文献情報としては次のものがある。
特開2001−10502号公報
以上のように構成された特許文献1は、前記昇降機構で前記作業台を上昇させるとき作業者は前記台車の後方に配置するペダルを操作するため台車の後方に位置し、次に前記前車輪を没入位置から前方へ突出するとき作業者は台車の後方から前方に移動し、その後前記作業台に前記後車輪を装着するとき作業者は台車の前方から後方へ移動することから、作業者の移動が多く台車の積み降ろし作業が煩わしいものになっている。
また、前記台車を荷台へ乗り入れるときには前記前車輪と後車輪を前記主車輪よりも前後方向に張り出し、前記前車輪と後車輪で台車及び台車に置載する荷物の荷重を支えることから、前記前車輪を設けたアーム及びこのアームの取り付け部、前記後車輪を設けた脚柱及びこの脚柱の取り付け部に掛かる曲げモーメントや曲げ応力が大きい構造で、これら箇所を破損させる危険性が高い。特に、前記前車輪を設けたアームは該前車輪を荷台に乗り入れるために前記作業台の前方へ大きく張り出さなければならず、前記アームやアームの取り付け部へ掛かる曲げモーメントや曲げ応力が過大となる。
そこで、荷物を載せた台車を昇降リフト付きのトラックやフォークリフトを利用せずにトラックの荷台へ積み降ろし可能であって、積み降ろし作業時における作業者の移動が少なく、さらに、台車を破損させる危険性が少ない昇降式台車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の昇降式台車は、荷物を載せる作業台2と、前記作業台2に取り付けられ長い距離を走行可能な主車輪3(3a,3b,3c,3d)と、前記作業台2を昇降させる昇降機構10とを備えた昇降式台車1において、前記作業台2の後部に取り付けられ下端に副車輪6を有する支持脚5と、前記作業台2を前記昇降機構10に対して水平方向へ移動可能に構成するスライド機構を設け、前記作業台2を上昇させたときに前記支持脚5を前記作業台に固定すると共に副車輪6を接地し、前記作業台2を前記昇降機構10に対して水平方向前方へスライドすることを特徴とする(請求項1)。
また、前記作業台2の後部にガイド穴を形成した握持金具25を設けてこのガイド穴に前記支持脚5を挿通し、前記支持脚5の下端を前記ガイド穴の下方へ突設して副車輪6を取り付け、前記支持脚5を作業台2に対して垂直方向にスライド可能に構成したことを特徴とする(請求項2)。
前記支持脚5は、作業者が握持して台車を移動操作するハンドル部5bを備えた手押しハンドルであることを特徴とする(請求項3)。
前記スライド機構は、前記昇降機構10の上端に前後方向へ回転するローラ18,19を取り付け、前記作業台2に前記ローラ18,19が嵌るガイド部22を前後方向に延設し、前記昇降機構10の上端で前記作業台2を前記ローラ18,19及びガイド部22に沿ってスライドさせることを特徴とする(請求項4)。
前記昇降機構10と前記作業台2とを係脱する係合手段32を設け、この係合手段32は前記昇降機構10に対して前記作業台2を相対的に後方へスライドさせて係合する第1の係合位置32aと、前記昇降機構10に対して前記作業台2を相対的に前方へスライドさせて係合する第2の係合位置32bとを備えることを特徴とする(請求項5)。
以上説明した本発明の構成により、昇降リフト付きのトラックやフォークリフトを利用せずに荷物を載せた台車をトラックの荷台へ積み降ろしでき、作業者は、昇降機構の伸長及び縮小作業、支持脚のスライド作業、支持脚と作業台との固定作業、作業台のスライド作業など、台車を荷台へ積み降ろしする一連の作業を台車の後方で行うことができ、本発明に係る昇降式台車は作業者の移動を少なくすることができる。
また、本発明に係る昇降式台車は、台車を荷台へ乗り込ませるために、前記作業台を前記昇降機構に対して水平方向へ移動可能に構成するスライド機構を設けていることから、台車の前方へ大きく張り出す副車輪を設けてなく、この副車輪が破損する危険がない。
以下、本発明の昇降式台車の実施形態を図1から図6に基づいて説明する。
1.実施形態1
〔構成〕
図1は本発明に係る昇降式台車を上昇させた状態を示す側面図で、図2は図1における後面図、図3は図1中のA部拡大図、図4は図2中のB部拡大図、図5は図3において台車を前方へスライドさせた状態を示す図である。図1において図中左側は台車1の前方、右側は後方、手前側が左方、奥側が右方である。
図1の台車1は荷物40を載せる作業台2と長い距離を走行可能な主車輪3を備え、前記主車輪3(3a,3b,3c,3d)は前記作業台2の前後左右四隅の下面に取り付けている。本実施形態において前記作業台2の前部に配置される主車輪3a,3cは直進用の固定式で、前記作業台2の後部に配置される主車輪3b,3dは操舵用の自在式であるが、固定式と自在式の組み合わせはこれに限定されず、前記作業台2の前部に配置される主車輪3a,3cを自在式で、前記作業台2の後部に配置される主車輪3b,3dを固定式にしてもよく、また全ての主車輪3a,3b,3c,3dを自在式にしてもよい。
前記作業台2の下面に取り付けたそれぞれの主車輪3a,3b,3c,3d間には昇降機構10を配置し、この昇降機構10はX字型リンクを左右に並べて配置すると共に、このX字型リンク11を上下に連結し、下段X字型リンク11bの上端と上段X字型リンク11aの下端との連結箇所に、左右のX字型リンクを連結する連結軸(20a,20b)を前側と後側のそれぞれに設け、前側連結軸20aと後側連結軸20bとの間を直交するように螺子棒13を配設し、後側連結軸20bは螺子棒13を貫通すると共に軸方向の移動を制限して回転支持し、前側連結軸20aは螺子棒13の螺子山と螺合する螺子穴を形成していて、前記螺子棒13の回転により前側連結軸20aと後側連結軸20bとを近接又は離間してX字型リンクの開き角度を変更し、昇降機構10を伸縮するように構成している。前記螺子棒13の後端部にはこの螺子棒13を工具で回転させるための六角部14を形成している。
なお、このX字型リンクの昇降機構10に代えて、1段X字型リンクの昇降機構や3段以上のX字型リンクの昇降機構、またはパンタグラフ式の昇降機構にしてもよく、また、マスト式の昇降機構を作業台の後部又は側部に配設するようにしてもよい。
また、本実施形態の昇降機構10は、螺子棒13の回転により伸縮するように構成しているが、X字型リンク11の開き角度を変更可能であれば、前記螺子棒13に代えて油圧シリンダにしてもよく、左右のX字型リンクを連結する連結軸(20a,20b)を例えば、上段X字型リンク11aの後側下端と交叉部の中間位置と、下段X字型リンク11bの前側上端と交叉部の中間位置とにそれぞれ設けてもよい。
下段X字型リンク11bの下端には接地板12が設けられ、前記下段X字型リンク11bの後側下端と接地板12とは固定軸16を介して回動可能に連結し、前記下段X字型リンク11bの前側下端には前後方向へ回転するローラ15を取り付け、このローラ15は前記接地板12に形成され前後方向に延在する断面コの字のガイド部内を転動する。前記接地板12のガイド部内であって前記下段X字型リンク11bの前側下端と後側下端との間にはストッパ17を設け、前記下段X字型リンク11bの前側下端に取り付けたローラの移動距離を規制し、昇降機構の伸長高さを決めている。
なお、前記主車輪3が接地した状態で前記作業台2の下面と路面との間に昇降機構10を収納できれば、前記接地板12の下面に車輪を設けたり、前記接地板を設けずに昇降機構の下端に車輪を設け、前記作業台2を上昇させた状態で路面を移動可能に構成してもよい。
前記上段X字型リンク11aの上端にはそれぞれ前後方向へ回転するローラ18,19を設けていて、このローラ18,19は前記作業台2の下面に取り付けた左右の主車輪3間に配置され前後方向に延在し平行する2本のガイド部22に嵌って転動し、これにより前記昇降機構10の上端で前記作業台2を前記ローラ18,19及びガイド部22に沿ってスライドさせるスライド機構を構成している。なお、本発明のスライド機構は、昇降機構10に対して作業台が水平方向へスライド可能な構成であればよく、例えば、昇降機構の上端に前記ガイド部を設け、作業台の下面にこのガイド部に嵌って転動するローラを取り付けてもよい。
前記上段X字型リンク11aは左右の後側上端を係止軸31で連結し、この係止軸31は係止板32に形成された凹部(32a,32b)に嵌り、前記係止板3は前記ガイド部22の後側下方に突出するリンクブラケット35とリンクプレート36を介して連結し、前記係止板32が前記リンクブラケット35に対して平行に揺動するように成っていて、前記係止板32の前側はスプリング34を介して前記作業台2の下面と連結し、前記係止板32が前側上方向へ付勢されている。
前記係止板32,リンクブラケット35,リンクプレート36,スプリング34は前記2本のガイド部22に沿って左右それぞれに設けられ、左右に配置された前記係止板32は操作レバー33を介して連結されている。
前記係止板32には、前記昇降機構10に対して前記作業台2を相対的に後方へスライドさせて前記係止軸31と係合する第1の凹部32aと、前記昇降機構10に対して前記作業台2を相対的に前方へスライドさせて前記係止軸31と係合する第2の凹部32bを前後方向に形成し、前記凹部(32a,32b)と前記係止軸31とが係合すると、前記上段X字型リンク11aの後側上端に設けた前記ローラ19が前記ガイド部22内を転動せずに前記作業台2と昇降機構10とを連結係合する。通常前記台車1を移動するときには前記係止板32の第1の凹部32aと前記係合軸31とを係合し、前記台車1を上昇し前記作業台2を前方へスライドしたときには前記係止板32の第2の凹部32bと前記係合軸31とを係合する。
前記係止板32に形成された第1の凹部32aと第2の凹部32bとは前記作業台2のスライド量を規制するものであって、このスライド量は作業台2の前端から作業台2の前部に配置された主車輪3a,3cの回転中心までの距離以上にすることが好ましい。また、前記昇降機構10に対して前記作業台2を前方へスライドさせて係合したときに、前記昇降機構の前端よりも前記作業台2の前部に配置された主車輪3a,3cを前方に位置させる。
前記作業台2の後部に作業者が握持して台車1を移動操作する手押しハンドル5を配置し、前記作業台2上の後部にハンドル支持フレーム23を立設し、このハンドル支持フレーム23に対して前後方向に回動するハンドルブラケット24を設け、前記ハンドルブラケット24は支軸28を中心に回動し、角度調整レバー27で適宜角度に前記ハンドル支持フレーム23と締結し、前記ハンドルブラケット24にはガイド穴を形成する握持金具25を設けて、ガイド穴に前記手押しハンドル5の支柱部5aを挿通し、この握持金具25で支柱部5aを握持し、締結レバー26で手押しハンドル5を適宜高さに締結する。なお、手押しハンドル5は左右の支柱部5aの上端を把手部5bで一体的に連結した門型に形成され、前記ハンドル支持フレーム23,ハンドルブラケット24,握持金具25、締結レバー26、角度調整レバー27は前記作業台2の左右それぞれに設けられている。
前記手押しハンドル5の支柱部5aは左右の握持金具25のガイド穴にそれぞれ挿通し、前記支柱部5aの下端を握持金具25のガイド穴よりも下方へ突出して左右それぞれに副車輪6を取り付け、前記握持金具のガイド穴に沿って前記手押しハンドル5を垂直方向にスライドすることで、前記副車輪6が上下方向に移動する。
なお、前記副車輪6は前記作業台の後部に配置する主車輪3b,3dよりも後方に配置することが好ましい。
〔作用〕
次に図6に基づいて昇降式台車をトラックの荷台に載せる操作手順を説明する。
前記作業台2に荷物を載せた台車1を移動するときには、図6(a)に記載されているように前記作業台2を最低位置にして前記主車輪3を路面に接地し、前記手押しハンドル5の下端に取り付けられた車輪6を路面に接地するか又は路面から浮かせた状態で前記締結レバー26を操作して前記握持金具25を締め、前記作業台2に前記手押しハンドル5を固定する。作業者は前記手押しハンドル5の把手部5bを握り前記台車1の移動操作をする。
この台車1をトラックの荷台50へ載せるときには、台車1を荷台50の下側に入り込まない程度に近づけ、前記作業台2の後側下方に位置する前記螺子棒13を時計回りに回転させ前記昇降機構10を伸長させる。前記螺子棒13の軸端には前記六角部14を形成していることから、この六角部14に六角ソケットを装着した電動工具を嵌着して回転させる。このとき作業者は台車1の後方に位置する。
前記螺子棒13は後側連結軸20bで回転支持され前側連結軸20aの螺子穴に螺合していることから、前記螺子棒13を時計回りに回転すると後側連結軸20bに対して前側連結軸20aが近づき、これに伴い上段X字型リンク11aの前側上端に取り付けたローラ18が作業台2下面に形成するガイド部22内を後方へ転動すると共に、下段X字型リンク11bの前側下端に取り付けたローラ15が接地板12に形成するガイド部内を後方へ転動して昇降機構10を伸長する。また、前記螺子棒13を反時計回りに回転するとこれとは逆に後側連結軸20bに対して前側連結軸20aが遠ざかり昇降機構10が縮小する。
前記昇降機構10が伸長すると接地板12が作業台2の下面から下方へ下降して接地した後、作業台2が主車輪3と共に上昇する。昇降機構10は下段X字型リンクの前側下端に取り付けたローラ15が接地板12に設けたストッパ17に当接するまで上昇し、昇降機構10の昇降範囲内で作業台2を適宜高さに調節する。
図6(b)に記載されているように作業台2の前側に配置する主車輪3aの下端を荷台50と同じ高さに調整し、作業者は図3記載の操作レバー33を後側下方へ引いて、係止軸31と係止板32に形成する第1の凹部32aとの係合を外して作業台2を前方へ押し、作業台2の前側に配置する主車輪3a,3cを荷台50に乗り込ませ、図5に示すように係止板32に形成する第2の凹部32bと係止軸31とを係合し、締結レバー26を操作して握持金具を緩め手押しハンドル5の支柱部5aを握持金具に沿って下降し、支柱部分5aの下端に取り付けられた副車輪6を路面に接地し、前記締結レバー26を操作して前記握持金具25を締め、前記作業台2に前記手押しハンドル5を固定する。
前記係止板32はスプリング34で前側上方へ付勢されていることから、係止軸31に係止板32の凹部(32a,32b)が係合する方向に付勢力が作用し、作業者が操作レバー33を放し係止板32の凹部(32a,32b)を係合軸31の位置に移動すると前記付勢力により係止板32が係止軸31に係合する。
前記係止軸31と係止板32に形成する第1の凹部32aとの係合を外して作業台2を前方へ押すと、前記上段X字型リンク11aの上端に取り付けたローラ18,19が作業台2の下面に設けた2本のガイド部22内を転動し、これにより作業台2が昇降機構10の上端を前記ローラ18,19及びガイド部22に沿って水平方向前方へスライドする。
次に図6(c)に示すように作業者は螺子棒13を反時計回りに回転して昇降機構10を縮小し、接地板12を上昇させて作業台2の下面に収納する。この状態で昇降機構10を縮小し接地板12を路面から浮かせると台車の荷重と台車に載せた荷物の荷重が作業台2の前側に配置した主車輪3a,3cと手押しハンドル5の下端に取り付けた副車輪6とに加わるが、作業台2の前側に配置した主車輪3a,3cは長い距離を移動可能な車輪であり作業台2との取り付けも頑丈である。
そして、接地板12を作業台2の下面に収納して台車1を前方へ押し、作業台2の後側に配置する主車輪3b,3dを荷台50に乗り込ませ、締結レバー26を操作して握持金具を緩め手押しハンドル5の支柱部分5aを握持金具に沿って上昇し、支柱部分5aの下端に取り付けられた副車輪6を荷台よりも高くし、前記締結レバー26を操作して前記握持金具25を締め、前記作業台2に前記手押しハンドル5を固定し、台車1を前方へ押して全体を荷台50に乗り込ませる。
なお、トラックの荷台50から台車1を降ろすときには、前述した台車1をトラックの荷台50に載せる逆の手順で操作を行う。
本発明に係る昇降式台車を上昇させた状態を示す側面図 図1における後面図 図1中のA部拡大図 図2中のB部拡大図 図3において台車を前方へスライドさせた状態を示す図 本発明に係る昇降式台車を荷台に載せる操作手順を説明する図
符号の説明
1 台車
2 作業台
3 主車輪
5 手押しハンドル
6 車輪
10 昇降機構
12 接地板
13 螺子棒
18 ローラ
19 ローラ
22 ガイド部
25 握持金具
26 締結レバー
31 係止軸
32 係止板
33 操作レバー
40 荷物
50 荷台

Claims (5)

  1. 荷物を載せる作業台と、前記作業台に取り付けられ長い距離を走行可能な主車輪と、前記作業台を昇降させる昇降機構とを備えた昇降式台車において、
    前記作業台の後部に取り付けられ下端に副車輪を有する支持脚と、前記作業台を前記昇降機構に対して水平方向へ移動可能に構成するスライド機構を設け、前記作業台を上昇させたときに前記支持脚を前記作業台に固定すると共に副車輪を接地し、前記作業台を前記昇降機構に対して水平方向前方へスライドすることを特徴とする昇降式台車。
  2. 前記作業台の後部にガイド穴を形成してこのガイド穴に前記支持脚を挿通し、前記支持脚の下端を前記ガイド穴の下方へ突設して副車輪を取り付け、前記支持脚を作業台に対して垂直方向にスライド可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の昇降式台車。
  3. 前記支持脚は、作業者が握持して台車を移動操作する把手部を備えた手押しハンドルであることを特徴とする請求項2記載の昇降式台車。
  4. 前記スライド機構は、前記昇降機構の上端に前後方向へ回転するローラを取り付け、前記作業台に前記ローラが嵌るガイド部を前後方向に延設し、前記昇降機構の上端で前記作業台を前記ローラ及びガイド部に沿ってスライドさせることを特徴とする請求項1から3何れか1項記載の昇降台車。
  5. 前記昇降機構と前記作業台とを係脱する係合手段を設け、この係合手段は前記昇降機構に対して前記作業台を相対的に後方へスライドさせて係合する第1の係合位置と、前記昇降機構に対して前記作業台を相対的に前方へスライドさせて係合する第2の係合位置とを備えることを特徴とする請求項1から4何れか1項記載の昇降台車。
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