JP2525759Y2 - 金型搬送台車 - Google Patents

金型搬送台車

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JP2525759Y2
JP2525759Y2 JP10868991U JP10868991U JP2525759Y2 JP 2525759 Y2 JP2525759 Y2 JP 2525759Y2 JP 10868991 U JP10868991 U JP 10868991U JP 10868991 U JP10868991 U JP 10868991U JP 2525759 Y2 JP2525759 Y2 JP 2525759Y2
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一郎 北浦
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相生精機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は金型搬送台車に関し、特
に手押しにより移動駆動される台車と、金型を載置支持
する為の1対の金型載置台であって、手動により台車側
に退入した退入位置と加工機械側に進出した進出位置と
に移動自在に台車に設けられた金型載置台とを備えた金
型搬送台車に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、射出成形機やプレス機械などの加
工機械に用いられる金型は金型搬送台車により搬送さ
れ、金型搬送台車と加工機械との間で金型の搬入・搬出
が行われている。金型搬送台車としては、工場フロアに
敷設されたレール上を自走する自動式のものと、手押し
により移動駆動される手押し式のものとが実用化されて
いる。一方、プラスチック製品を製造する射出成形工場
においては、一般に、複数の射出成形機を列状に配設
し、射出成形機列間のスペースを金型搬送台車の移動通
路とするとともに金型搬送台車の移動方向と金型搬送台
車と射出成形機との間の金型の搬入・搬出方向とが直交
するようにレイアウトされているが、フロアスペースに
制約があり、金型搬送台車の通路を広く取ることができ
ない場合には、大型の自動式の金型搬送台車を設備する
ことができないため、手押し式の金型搬送台車が用いら
れることが多い。
【0003】図6に示すように、従来の手動式の金型搬
送台車100は、支持輪を介して手押しにより移動駆動
される台車101と、台車101に設けられた手押し用
のハンドル102と、台車101上に昇降自在に配設さ
れた1対の昇降台103と、金型104を載置支持し手
動により台車101側に退入した退入位置(実線図示)
と射出成形機105側に進出した進出位置(2点鎖線図
示)とに移動自在に昇降台103に夫々設けられた1対
の金型載置台106と、台車101上に設けられ1対の
昇降台103を同時に昇降駆動する昇降装置107とを
備えている。金型104を射出成形機105に搬入・搬
出する場合には、作業者108がハンドル102を手押
して金型搬送台車100を矢印Aの方向へ移動させ、金
型104を搬入する射出成形機105に対応した所定位
置に停止させる。次に、昇降装置107を駆動して1対
の昇降台103を上昇させ、金型を載置していない金型
載置台106を射出成形機105の金型取付部に対応す
る所定位置に位置させる。次に、作業者108により金
型載置台106が退入位置から進出位置に切換えられ、
次に、作業者108が台車101の前端部側に移動して
金型取付部に取付けられていた金型を金型載置台106
に搬出する。次に、金型搬送台車100を矢印Aの方向
に所定距離移動させて金型104を載置した金型搬送台
106を金型取付部に対応する所定位置に位置させ、次
に、金型載置台106を進出位置に切換えた状態で作業
者108が金型104を金型載置台106から射出成形
機105側に搬入する。金型搬送台車100は、1対の
金型載置台106を、その退入位置と進出位置とに亙る
移動方向(金型104の金型取付部に対する搬入・搬出
方向)が台車101の移動方向と直交するように配設し
たものであるが、図7に示すように、1対の金型載置台
106Aを、その移動方向が台車101Aの移動方向と
同方向となるように配設した金型搬送台車100Aも実
用化されている。金型搬送台車101Aを用いて金型1
04Aを搬入・搬出する場合には、作業者108Aは、
台車101Aの右端部側及び左端部側から金型104A
の搬入・搬出作業を行う。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記金型搬送台車10
0においては、1対の金型載置台106は、その移動方
向が台車101の移動方向と直交するように配設されて
いるので、金型搬送台車100を移動させて射出成形機
105に対応した所定位置に停止させることは比較的簡
単に行えるが、作業者108が金型104を金型載置台
106から金型取付部に搬入するときに、台車101の
後端部側から金型104を搬入しようとすると、昇降装
置107が邪魔になり金型104を搬入することができ
ない。そのため、作業者108は金型搬送台車100と
射出成形機105間の非常に狭いスペースに入りこみ、
昇降装置107をさけるように手を伸ばして金型104
を引張り出して搬入しなければならず、搬入作業が著し
く困難になり且つ作業能率が大幅に低下するという問題
がある。金型104を射出成形機105に搬入するため
の金型載置台106と金型を射出成形機105から搬出
するための金型載置台106とを前記と逆にすることも
考えられるが、この場合、金型を射出成形機105から
金型載置台106の所定位置に搬出するときに、前記と
同様に搬出作業が著しく困難になるという問題がある。
一方、前記金型搬送台車100Aにおいては、作業者1
08Aは、昇降装置107Aに邪魔されることなく金型
104Aを簡単に射出成形機105Aに搬入することが
できるが、台車101Aの移動方向と金型載置台106
Aの移動方向とが同方向であるため、金型を射出成形機
105Aに搬入・搬出するときには、金型搬送台車10
0Aを射出成形機105A間の通路に矢印Bの方向へ移
動させ、次に、矢印Cで示したように、金型を搬入する
射出成形機105A近くで金型搬送台車100Aを旋回
させて射出成形機105Aと金型搬送台車100Aとの
間で金型の搬入・搬出ができるように所定位置に停止さ
せなければならない。このように、金型搬送台車100
Aを旋回させて所定位置に停止させることは非常に難し
く、金型搬送台車100Aの操作に手間取り作業能率が
著しく低下するという問題がある。更に、金型搬送台車
100Aを旋回させるために射出成形機105A間の通
路幅を広くしなければならず、フロアのスペース効率が
低下するという問題がある。
【0005】本考案の目的は、金型搬送台車と加工機械
との間の金型の搬入・搬出作業の作業能率を高め且つ加
工機械間の狭いスペースにおける操作性に優れた金型搬
送台車を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る金型搬送台
車は、加工機械に対して金型を搬入・搬出する為の金型
搬送台車であって、手押しにより支持輪を介して移動駆
動される台車と、台車に設けられた手押し用のハンドル
と、台車上に昇降自在に配設された1対の昇降台と、金
型を載置支持し手動により台車側に退入した退入位置と
加工機械側に進出した進出位置とに移動自在に昇降台に
夫々設けられた1対の金型載置台と、台車上に設けられ
各昇降台を昇降駆動する昇降装置とを備えた金型搬送台
車において、前記ハンドルを台車の後端部に設け、前記
1対の昇降台及び金型載置台を、金型載置台の移動方向
が台車の移動方向と直交するように台車の前部と後部に
夫々配設し、前記昇降装置を前後の昇降台及び金型載置
台の間の台車の略中央部に配設したものである。
【0007】
【作用】本考案に係る金型搬送台車においては、加工機
械に金型を搬入・搬出するときには、1対の金型載置台
の一方の金型載置台に加工機械に搬入する金型を載置
し、次に作業者がハンドルを押して金型搬送台車を加工
機械間の通路を金型を搬入する加工機械に対応する位置
まで移動させ、金型搬送台車を加工機械から金型を搬出
し得る所定位置に停止させる。このとき、1対の昇降台
及び金型載置台は、金型載置台の退入位置と進出位置と
に亙る移動方向が台車の移動方向と直交するように台車
に配設されているので、金型搬送台車の加工機械に対す
る位置決めを簡単に行うことが出来、また、金型搬送台
車を位置決めする際に金型搬送台車を旋回させる必要が
ないので、加工機械間の狭いスペースにおいても金型搬
送台車を簡単に操作することが出来る。次に、昇降装置
を駆動して金型を載置していない金型載置台を昇降台を
介して加工機械の金型取付部に対応する位置に上昇さ
せ、次に、金型載置台を退入位置から進出位置に切換え
る。次に、金型取付部から金型を金型載置台に搬出す
る。このとき、作業者は台車1の前端側から金型を搬出
するが、昇降装置は、前後の昇降台及び金型載置台の間
の台車の略中央部に配設されているので、作業者が金型
を搬出するときに昇降装置が邪魔にならず、簡単に金型
を搬出出来る。次に、金型載置台を進出位置から退入位
置に切換え、その後昇降装置を駆動して金型載置台を所
定位置に下降させる。次に、金型搬送台車を所定距離移
動させ、加工機械に搬入する金型を載置した金型載置台
から金型を搬入し得る所定位置に金型搬送台車を位置さ
せる。次に、昇降装置を駆動して金型載置台を金型取付
部に対応する位置に上昇させ、次に金型載置台を退入位
置から進出位置に切換える。次に、金型を金型載置台か
ら金型取付部に搬入する。このとき、昇降装置が台車の
略中央部に配設されているので、作業者は台車の後端部
側から搬入作業をしても、昇降装置が邪魔にならず、作
業者は簡単に金型を搬入することが出来る。次に、金型
載置台を進出位置から退入位置に切換え、その後昇降装
置を駆動して金型載置台を所定位置に下降させる。
【0008】
【考案の効果】本考案に係る金型搬送台車によれば、以
上作用の項で説明したように、1対の昇降台及び金型載
置台を、金型載置台の移動方向が台車の移動方向と直交
するように台車に配設したので、金型を搬入・搬出する
ときに、金型搬送台車の加工機械に対する位置決めを簡
単に行うことが出来ること、金型搬送台車を位置決めす
る際に金型搬送台車を旋回させる必要がないので、加工
機械間の狭いスペースにおいても金型搬送台車を簡単に
操作することが出来ること、1対の昇降台及び金型載置
台を台車の前部と後部に夫々配設し、昇降装置を前後の
昇降台及び金型載置台の間の台車の略中央部に配設した
ので、作業者が金型を搬入・搬出するときに昇降装置が
邪魔にならず、簡単に金型を搬入・搬出出来、作業能率
を高めることが出来ること、などの効果が得られる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は射出成形機IMに用いられる金型
Dを搬送するための金型搬送台車HDに本考案を適用し
たものである。尚、金型搬送台車HDの移動方向を前方
として前後左右方向を定義して説明する。先ず、金型搬
送台車HDの台車1について説明する。図1〜図3に示
すように、台車1の後端部には手押し用のハンドル2が
設けられ、台車1の前部には左右1対の支持輪3が設け
られ、台車1の後部にはキャスター輪からなる左右1対
の支持輪4が設けられ、作業者がハンドル2を介して台
車1を前方に押すことにより台車1は支持輪3・4を介
して前方に移動するようになっている。尚、符号13・
14は夫々台車1に固着のブラケットとブラケット13
に上下動自在に装着されたストッパ部材、符号16はス
トッパ部材14が係合する係合孔を有する射出成形機I
Mに固着の係合板部材、符号17は射出成形機IMの金
型取付部、符号18は金型取付部17に設けられた搬送
ローラ部材である。尚、係合板部材16は前後方向に複
数設けられているものとする。次に、台車1の前部と後
部とに下降位置(図1に実線図示)と上昇位置(図1に
2点鎖線図示)とに昇降自在に夫々設けられた昇降台5
について説明する。尚、前後の昇降台5は同様な構成な
ので、台車1の後部に設けられた昇降台5について説明
する。昇降台5は、上端開放の箱状体に形成され左右の
幅が台車1の左右の幅と略同幅の台本体6と、台本体6
の前壁部6aに固着されたサイドフレーム7を備え、図
4・図5に示すように、台本体6の上下方向の途中部に
は固定板部材8が固着され、固定板部材8の上面には前
端部と後端部にガイド部9aを有するガイド部材9が固
着され、固定板部材9より上方の台本体6の上部は、後
述する金型載置台20を収容する収容部6bになってい
る。サイドフレーム7の左右の側壁部7aには、夫々上
下1対のガイド輪10が支軸11回りに回転自在に装着
されている。尚、符号12は下降位置に位置した昇降台
5を支持する支持部材である。
【0010】次に、前後の昇降台5に夫々設けられた金
型載置台20について説明する。尚、前後の金型載置台
20は同様な構成なので後側の昇降台5に設けられた金
型載置台20について説明する。図4に示すように、台
本体6の収容部6bには、左右の幅が台本体6の左右の
幅と略同幅で前後の幅が台本体6の前後の幅より少し小
さい可動部材21が配設され、可動部材21の前後の側
壁部21aの上部には、金型Dを載置支持するための複
数のローラ部材22が左右方向に所定間隔おきに回転自
在に装着され、前後の側壁部21aの下部には、夫々左
右方向に所定間隔おきに複数のガイド輪23が回転自在
に装着され、前後のガイド輪23は夫々ガイド部材9の
前後のガイド部9aに転動自在に配設されている。可動
部材21の前後のフランジ部21bには、ローラ部材2
2上に載置された金型Dの前後方向の移動を規制するた
めのコ字形断面の規制部材24が夫々固着され、前後の
規制部材24の右端部近傍には、金型Dの右方向への移
動を規制するためのコ字形断面の規制部材25が固着さ
れ、後側の規制部材24の左右方向の途中部には、金型
Dの左方向への移動を規制するための左右2組のストッ
パ部材26が規制位置(図4に実線図示)と非規制位置
(図4に2点鎖線図示)とに回動自在に設けられてい
る。このように構成された金型載置台20は、台本体6
の収容部6bに退入した退入位置(図2に実線図示)と
台本体6から左方に進出した進出位置(図2に2点鎖線
図示)とに台車1の移動方向と直交する方向に移動自在
になっている。尚、符号27は、ストッパ部材26を規
制位置に位置させるためのストッパ部材26に固着され
たボルト部材である。ここで、金型載置台20の左方向
の移動を規制するための規制機構について説明する。図
5に示すように、可動部材21の底壁部21bの右端部
にはブロック部材28が固着され、ブロック部材28に
は摺動孔29aを有する筒状部材29が螺着され、筒状
部材29の下端部は可動部材21の底壁部21bを挿通
してガイド部材9に当接するとともに、筒状部材29の
摺動孔29aに摺動自在に装着されたストッパ部材30
は、摺動孔29aに装着されたバネ部材31のバネ力に
より固定板部材8とガイド部材9とに夫々形成された係
合孔8a・9bに係合している。尚、符号30aはスト
ッパ部材30を操作するための操作部である。
【0011】次に、前後の昇降台5を下降位置と上昇位
置とに昇降駆動するために前後の昇降台5に対応させて
台車1の略中央部に配設された前後1対の昇降装置40
について説明する。尚、各昇降装置40は同様な構成な
ので後側の昇降装置40について説明する。図1・図2
に示すように、台車1上の略中央部には油圧シリンダ4
1が立向きに設けられ、油圧シリンダ41のロッド41
aには枢支部材42が固着され、枢支部材42にはプー
リ43が左右方向向きの支軸42aを介して回転自在に
設けられている。油圧シリンダ41の前側には立壁部材
44が設けられ、油圧シリンダ41のシリンダ本体と立
壁部材44とに固着されて固定部材45が設けられ、台
本体6に固着されたサイドフレーム7の後壁部7bのう
ち油圧シリンダ41に対応する部分には固定部材46が
設けられ、有端チェーン47がその両端部を固定部材4
5・46に夫々固定されてプーリ43に掛装されてい
る。台車1上の右端部と左端部には、夫々立壁部材44
と同高さのC字形断面のガイド部材48が立設され、サ
イドフレーム7に装着された左右のガイド輪10は左右
のガイド部材48に転動自在に係合している。また、台
車1の右端部には、油圧シリンダ41へ油圧を供給する
油圧ユニット49が設けられている。尚、符号49aは
油圧ユニット49の操作部である。
【0012】以上のように構成された金型搬送台車HD
の作用について説明する。射出成形機IMに金型Dを搬
入・搬出するときには、前後の金型載置台20を下降位
置に位置させた状態で後側の金型載置台20に射出成形
機1Mに搬入する金型Dを載置する。次に、作業者がハ
ンドル2を押して金型搬送台車HDを射出成形機IM間
の通路を金型Dを搬入する射出成形機IMに対応する位
置まで移動させて射出成形機IMの金型取付部17から
前側の金型載置台20に金型Dを搬出し得る所定位置に
停止させ、その後、ストッパ部材14を係合板部材16
に係合させる。このとき、前後の金型載置台20は、そ
の退入位置と進出位置とに亙る移動方向(金型Dの金型
取付部17に対する搬入・搬出方向)が台車1の移動方
向と直交するように配設されているので、簡単に金型搬
送台車DHを所定位置に位置決めすることが出来る。ま
た、金型搬送台車DHを旋回させる必要がないので、左
右の射出成形機IM間の狭いスペースにおいても金型搬
送台車DHを簡単に操作することが出来る。次に、昇降
装置40を駆動して前側の昇降台5を上昇位置に切換
え、金型Dを載置していない金型載置台20を射出成形
機IMの金型取付部17に対向状に位置させ、次に、規
制機構のストッパ部材30をバネ部材31のバネ力に抗
して上方に引張ることにより、ストッパ部材30と係合
孔8a・9bとの係合を解除し、その状態でストッパ部
材30を介して金型載置台20を左方に押してその左端
部が搬送ローラ部材18に当接する進出位置に切換え
る。次に、作業者が台車1の前端部側に移動し、金型取
付部17から金型Dを金型載置台20側に押して金型載
置台20の所定位置に搬出する。このとき、昇降装置4
0は台車1の略中央部に配設されているので、昇降装置
40に邪魔されることなく、作業者は金型Dを金型載置
台20側に押し出して簡単に金型Dを搬出することが出
来る。次に、金型載置台20を進出位置から退入位置に
切換える。次に、ストッパ26を非規制位置から規制位
置に切換えるとともにストッパ部材30を係合孔8a・
9bに係合させる。その後昇降装置40を駆動して昇降
台5を下降位置に切換え、金型Dが搬出された金型載置
台20を所定位置に下降させる。次に、金型搬送台車H
Dを所定距離前方に移動させ、後側の金型載置台20か
ら金型取付部17に金型Dを搬入し得る所定位置に停止
させる。次に、前記同様の手順で金型Dを金型載置台2
0から金型取付部17に搬入する。このとき、作業者は
台車1の後端部側に移動して金型Dを搬入するが、昇降
装置40は台車1の略中央部に配設されているので、昇
降装置40に邪魔されることなく、作業者は金型Dを金
型取付部17側に引張り出すことにより簡単に搬入する
ことが出来る。金型Dの搬入後、前記同様に金型載置台
20を進出位置から退入位置に切換え、その後金型載置
台20を所定位置に下降させる。尚、後側の金型載置台
20を金型Dの搬出用に、前側の金型載置台20を金型
Dの搬入用に用いることもあり得る。また、金型搬送台
車HDは、射出成形機IMの金型Dの搬送に限らず、プ
レス機械に用いられる金型の搬送に適用出来ることは勿
論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】金型搬送台車の側面図である。
【図2】同台車の平面図である。
【図3】同台車の正面図である。
【図4】図2の4−4線断面図である。
【図5】図2の5−5線断面図である。
【図6】従来の技術に係る金型搬送台車の平面図であ
る。
【図7】従来の技術に係る金型搬送台車の平面図であ
る。 IM 射出成形機 D 金型 1 台車 2 ハンドル 3・4 支持輪 5 昇降台 20 金型載置台 40 昇降装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工機械に対して金型を搬入・搬出する
    為の金型搬送台車であって、手押しにより支持輪を介し
    て移動駆動される台車と、台車に設けられた手押し用の
    ハンドルと、台車上に昇降自在に配設された1対の昇降
    台と、金型を載置支持し手動により台車側に退入した退
    入位置と加工機械側に進出した進出位置とに移動自在に
    昇降台に夫々設けられた1対の金型載置台と、台車上に
    設けられ各昇降台を昇降駆動する昇降装置とを備えた金
    型搬送台車において、 前記ハンドルを台車の後端部に設け、 前記1対の昇降台及び金型載置台を、金型載置台の移動
    方向が台車の移動方向と直交するように台車の前部と後
    部に夫々配設し、 前記昇降装置を前後の昇降台及び金型載置台の間の台車
    の略中央部に配設したことを特徴とする金型搬送台車。
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