JP4298136B2 - ウェハ移載ロボット着脱用台車 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウェハ移載装置の内壁面に略水平に取付けられたガイドレールに装着され、略水平方向に往復直線移動するウェハ移載ロボットを着脱するための台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7及び図8に示されるように、ウェハ移載装置Dは、ロードポート装置Lに載置されたウェハキャリアC内のウェハ(図示せず)を1枚ずつ取り出し、ウェハ処理部Eに移載させるための装置である。各ウェハは、チャンバ1の内部に配設されたウェハ移載ロボットRによって移載される。そして、ウェハ移載装置Dにおけるロードポート装置L側のチャンバ1の内側に配設された本体側ベースプレート2に、一対の本体側ガイドレール3が相上下して略水平に取付けられていて、該一対の本体側ガイドレール3に支持されたウェハ移載ロボットRが、リニアモータMによって往復直線移動する構成のウェハ移載装置Dが、特願平11-210017 号に示されている。
【0003】
ウェハ移載装置Dを構成するウェハ移載ロボットRに故障が発生した場合、或いは、定期点検等の際、該ウェハ移載ロボットRをウェハ移載装置Dから取り外す必要がある。このウェハ移載ロボットRは、重量物であるため、作業者による手作業だけで、的確な取り外し作業を行うことは困難である。
【0004】
図7に示されるように、ウェハ移載装置Dの両側に近接して壁面Wが設けられていたり、別の装置が設置されていたりする場合がある。このような場合、ウェハ移載装置Dと壁面Wとの間が狭く(60cm程度)、作業者による手作業だけで的確な作業を行うことは、更に困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した不具合に鑑み、ウェハ移載ロボットを、ウェハ移載装置から簡単に着脱することができるようにするための着脱用台車を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、ウェハ移載装置の内壁面に、ガイドレールが略水平に取付けられていて、前記ガイドレールに装着され、略水平方向に往復直線移動可能なウェハ移載ロボットを着脱するための台車であって、下面にキャスタが取付けられた支持台部と、該支持台部に立設された起立部とから成り、ウェハ移載装置のガイドレール上をスライドさせて取り外したウェハ移載ロボットを保持させるべく、前記起立部に、前記ガイドレールと接続可能にして設けられたレールを備えていることを特徴としている。
【0007】
本発明に係る着脱用台車を、ウェハ移載装置の一方側の側面部に近接して配置させる。そして、ウェハ移載装置のガイドレールと、着脱用台車のレールとを接続させる。ウェハ移載装置内に配置されているウェハ移載ロボットをそのままスライドさせて、ウェハ移載装置のガイドレール上から着脱用台車の起立部に設けられているレール上に移動させる。前記ウェハ移載ロボットはウェハ移載装置から取り外され、着脱用台車のレールに支持される。作業者は、重量物であるウェハ移載ロボットをガイドレールに沿ってスライドさせるだけで済むため、作業が簡単である。また、着脱用台車のレール上に移動されたウェハ移載ロボットは起立状態で支持されるため、安定状態で保持される。
【0008】
前記レールの上下方向の取付位置を調整するための調整手段が設けられている場合、ウェハ移載装置のガイドレールと着脱用台車のレールとの接続位置を微調整することができる。このため、作業者は、重量物であるウェハ移載ロボットをスムーズに移動させることができる。
【0009】
ウェハ移載装置と、該装置の側面部に近接して配置された着脱用台車との間に隙間が生じる場合、着脱用台車を構成するベースプレートに前記隙間を埋めるための接続レールが取付けられ、該接続レールを介してウェハ移載ロボットが、着脱用台車のレール上に移動される。この接続レールは、前記ベースプレートに対して着脱可能であるため、前記着脱用台車の走行路が狭い場合であっても支障はない。
【0010】
前記ウェハ移載ロボットが、停電等の給電停止状態でブレーキが作動する構成であって、着脱用台車に前記ブレーキを解除するための補助電源が設けられている場合、ウェハ移載装置内のウェハ移載ロボットをスライドさせる際に、前記補助電源によってウェハ移載ロボットのブレーキを解除させることができる。このため、その場でウェハ移載ロボットのブレーキを解除させることができ、作業の効率化が図られる。また、ウェハ移載ロボットが着脱用台車のレール上に支持されたときに、該ウェハ移載ロボットにブレーキを作動させることによって、より安定状態で保持させることができ、着脱用台車の走行中にウェハ移載ロボットがスライドして落下するおそれがない。
【0011】
前記ガイドレール、前記レール、及び前記接続レールが、それぞれ相上下して略水平に取付けられた一対のレールから成る場合、ウェハ移載ロボットは、前記一対のレールによって、常に上下の部分が支持されるため、安定状態でスライドされる。
【0012】
前記ウェハ移載ロボットが、リニアモータにより駆動される場合、各レールの構成をコンパクトなものにすることができる。更に、ウェハ移載ロボットを着脱させる際に、そのままスライドさせるだけで済むため、作業が簡単である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。図1は本発明に係る着脱用台車Aの斜視図、図2は同じく正面図、図3は同じく側面図、図4は同じく一部を破断した背面図、図5は同じく平面図である。図1ないし図5に示されるように、本発明に係るウェハ移載ロボット着脱用台車A(以下、「着脱用台車A」と記載する)を構成するL字状の台車フレームFは、支持台部4と、該支持台部4の前端部に立設された起立部5とから成る。そして、前記支持台部4の底面部の四隅には、それぞれキャスタ6が取付けられていると共に、前記起立部5の上面には操作ハンドル7が取付けられている。前記支持台部4には、後述する接続レールSを収納するための収納部4aが設けられている。本実施例の着脱用台車Aの幅は、ウェハ移載装置Dと壁面Wの間を走行できるように設けられている(図7参照)。また、本実施例の着脱用台車Aの高さは、ウェハ移載装置Dに取付けられたオリエンタ10よりも低い(図8参照)。
【0014】
図1ないし図3に示されるように、前記起立部5の正面側には、着脱側ベースプレート8が昇降装置B(後述)によって昇降可能にして取付けられている。この着脱側ベースプレート8の正面側には、一対の着脱側レール9が相上下して水平に取付けられている。一対の着脱側レール9どうしの上下方向の間隔は、ウェハ移載装置Dの本体側ベースプレート2に取付けられた一対の本体側ガイドレール3どうしの上下方向の間隔と同一である。また、着脱側ベースプレート8の背面側で長手方向の両端部には、接続レールSを取付けるための各取付板11が、前記着脱側ベースプレート8の両端部に張り出した状態で固着されている。各取付板11には、接続レールSを取付けるための雌ねじ11aが、2箇所に設けられている。前記着脱側ベースプレート8の下端部には、ブレーキ板12が取付けられている。
【0015】
次に、昇降装置Bについて説明する。この昇降装置Bは、着脱側ベースプレート8を僅かに昇降させることによって、該着脱側ベースプレート8に取付けられた一対の着脱側レール9における高さ方向の位置を微調整するためのものである。図4及び図5に示されるように、台車フレームFの起立部5の内側には、左右方向(台車フレームFの幅方向)に沿ってねじ棒13が回転可能にして取付けられている。このねじ棒13の両端部には、該ねじ棒13を回転させるための昇降ハンドル14を回り止め状態で嵌着させるための各嵌着部13aが設けられていて、各嵌着部13aは、台車フレームFの起立部5から外側に突出されている。前記ねじ棒13の軸方向のほぼ中央部には、昇降ブロック15が螺合されている。そして、台車フレームFの起立部5の内側で、前記昇降ブロック15の直下には、ガイドブロック16が固着されていて、前記昇降ブロック15の底面部は、前記ガイドブロック16の上面部にほぼ接している。昇降ハンドル14によってねじ棒13が回転されるのに伴い、昇降ブロック15がガイドブロック16にガイドされて、左右方向に移動される。昇降ブロック15の底面部が、ガイドブロック16の上面に接しながら移動されるため、該昇降ブロック15が、ねじ棒13に連れ回りされることはない。
【0016】
前記昇降ブロック15の上面は傾斜面15aとなっていて、該傾斜面15aに対応する傾斜面17aを有する連結ブロック17が、前記傾斜面15aに接した状態で取付けられている。この連結ブロック17は、台車フレームFの起立部5の手前側に設けられた窓部5aを介して、起立部5の手前側に僅かに突出されている。前記起立部5の正面側の上部には、2本のガイドロッド18が、台車フレームFの左右方向に所定の間隔をおいて、上下方向に沿って取付けられている。各ガイドロッド18の上下端部は、起立部5の手前側に固着されたロッド支持部材19によって保持されている。そして、図5に示されるように、前記連結ブロック17は、台車フレームFの起立部5の手前側に配設された昇降ベース21と連結されている。該昇降ベース21における左右方向の両端部には、上記した2本のガイドロッド18が挿通されている。このため、該昇降ベース21は、2本のガイドロッド18にガイドされて昇降可能である。昇降ベース21の手前側には、前述した着脱側ベースプレート8が固着されている。
【0017】
図4に示されるように、昇降装置Bを構成するねじ棒13におけるいずれかの嵌着部13aに昇降ハンドル14を取付け、所定方向に回転させる。前記ねじ棒13が回転するのに伴い、昇降ブロック15が左右方向に沿って移動される。該昇降ブロック15の上面には傾斜面15aが形成されていて、該傾斜面15aに対応する傾斜面17aを有する連結ブロック17が接触状態で取付けられている。上記したように、この連結ブロック17は、2本のガイドロッド16にガイドされて昇降可能な昇降ベース21に固着されている。このため、前記昇降ブロック15が左右方向に移動されるのに伴い、連結ブロック17を介して昇降ベース21が僅かに昇降される。昇降ベース21の手前側には、着脱側ベースプレート8が固着されていて、この着脱側ベースプレート8は昇降ベース21と一体となって昇降される。この結果、着脱側ベースプレート8に取付けられた一対の着脱側レール9の高さ方向の位置が微調整可能である。
【0018】
次に、図6を参照しながら、接続レールSについて説明する。図7及び図8に示されるように、ウェハ移載装置Dのチャンバ1内に配設された一対の本体側ガイドレール3は、チャンバ1の端部にまで配設されていないため、一対の本体側ガイドレール3と、着脱用台車Aの一対の着脱側レール9との間に隙間が生じる場合がある。このような場合、ウェハ移載装置D内のウェハ移載ロボットRをスライドさせて、着脱用台車Aの一対の着脱側レール9上に移動させることは極めて困難である。このため、ウェハ移載装置Dにおける一対の本体側ガイドレール3と、着脱用台車Aにおける一対の着脱側レール9との間の隙間を埋めるべく、両者の間に接続レールSが取付けられる。
【0019】
図1、図5及び図6に示されるように、本実施例の接続レールSは、補助ベースプレート22の前面に、一対の補助レール23が固着された形態である。一対の補助レール23どうしの間隔は、ウェハ移載装置D内における一対の本体側ガイドレール3どうしの間隔と同一である。一対の補助レール23における一方側の端部23aは、前記補助ベースプレート22から大きく張り出している。また、前記補助ベースプレート22には、着脱用台車Aの各取付板11に設けられた雌ねじ11aに対応するねじ孔22aが設けられている。なお、図6において、24は、接続レールSを把持するための把手である。
【0020】
この接続レールSは、次のようにして、着脱用台車Aにおけるいずれかの取付板11に取付けられる。図7及び図8に示されるように、着脱用台車Aがウェハ移載装置Dの側面部に近接して配置されると、ウェハ移載装置Dの側の取付板11に、接続レールSが取付けられる。即ち、一対の着脱側レール9の接続端部9aと、一対の補助レール23の他方側の接続端部23bとがほぼ一直線状に接続された状態で、補助ベースプレート22の各ねじ孔22aと取付板11の雌ねじ11aとが合致され、両者が固定ボルト(図示せず)によって固着される。そして、昇降装置Bによって着脱側ベースプレート8の高さ方向の位置が微調整され、一対の補助レール23の一方側(補助ベースプレート22から大きく張り出している側)の接続端部23aが、一対の本体側ガイドレール3の接続端部3aとほぼ同一の高さに配置される。このようにして、ウェハ移載装置Dの一対の本体側ガイドレール3と着脱用台車Aの一対の着脱側レール9が、接続レールSを介してほぼ一直線状に連結される。この接続レールSは、通常の場合、台車フレームFの支持台部4に設けられた収納部4aに収納されている。このため、着脱用台車Aが狭い通路を走行する場合でも、障害となることはない。
【0021】
本発明に係る着脱用台車Aの作用について説明する。図7に示されるように、ウェハ移載装置Dのチャンバ1と壁面Wとの間を、前記壁面Wに沿って着脱用台車Aを走行させる。そして、チャンバ1の一方側の側面部の近傍に配置させる。着脱用台車Aの走行中、接続レールSは台車フレームFの支持台部4に設けられた収納部4aに収納されているため、着脱用台車Aの走行に支障が生ずることはない。また、図8に示されるように、着脱用台車Aの高さは、オリエンタ10よりも低いため、着脱用台車Aとオリエンタ10とが干渉することはない。
【0022】
着脱用台車Aが、ウェハ移載装置Dのチャンバ1の側面部に近接して配置されたら、各キャスタ6をロックさせて着脱用台車Aを静止させる。そして、図8に示されるように、接続レールSを、着脱用台車Aにおけるチャンバ1と相対向する側の取付板11に固着させる。このとき、一対の着脱側レール9の接続端部9aと、相対向する一対の補助レール23の他方側の接続端部23bとが、ほぼ一直線状になるようにして固着させる。続いて、一対の補助レール23の一方側(補助ベースプレート22から大きく張り出している側)の接続端部23aと、一対の本体側ガイドレール3の接続端部3aとを接続させる。このとき、一対の本体側ガイドレール3と一対の補助レール23との高さがずれている場合、昇降ハンドル14を所定方向に回転させて着脱側ベースプレート8を昇降させて、両者の高さ方向の位置を合致させる。一対の補助レール23において補助ベースプレート22から張り出した部分を、固定ボルト(図示せず)によって、本体側ベースプレート2に固着させる。このようにして、接続レールSは、本体側ベースプレート2と着脱側ベースプレート8との両方によって支持されるため、重量物であるウェハ移載ロボットRを的確に走行させることができる。
【0023】
本実施例の着脱用台車Aには、24V電源(図示せず)が設置されている。該電源に接続された電源ケーブル25を引き出し、ウェハ移載ロボットRに電源を供給する。図7に示されるように、この電源ケーブル25は、通常の場合、台車フレームFの支持台部4に設けられた収納部4aに収納されている。すると、ウェハ移載ロボットRのブレーキ26(図3参照)が解除されるため、該ウェハ移載ロボットRを人手によって走行させることができる。図9に示されるように、前記ウェハ移載ロボットRを、一対の本体側ガイドレール3上から一対の補助レール23を介して一対の着脱側レール9上に移動させ、電源の供給を停止させる。ウェハ移載ロボットRは、一対の着脱側レール9上に起立状態で保持される。そして、電源の供給を遮断すると、この状態でウェハ移載ロボットRのブレーキ26が作動する。この結果、ウェハ移載ロボットRは、着脱用台車Aの一対の着脱側レール9上に安定状態で保持される。続いて、接続レールSを取り外し、台車フレームFの支持台部4の収納部4aに収納させる。そして、図10に示されるように、ウェハ移載ロボットRを保持した着脱用台車Aを後退させる。ウェハ移載ロボットRを、ウェハ移載装置Dの一対の本体側ガイドレール3に取付ける場合、上記と逆の手順で作業を行う。
【0024】
本明細書では、ウェハ移載装置Dと着脱用台車Aとの隙間を埋めるため、接続レールSが着脱可能にして取付けられる構成の場合について説明した。しかし、前記接続レールSを使用しない構成であっても構わない。例えば、一対の着脱側レール9が取付けられた着脱側ベースプレート8を、ウェハ移載装置Dの側にスライドさせて、直接一対の本体側ガイドレール3と一対の着脱側レール9とを接続させても構わない。
【0025】
本実施例では、本体側ガイドレール3、着脱側レール9及び補助レール23が相上下して略水平に取付けられた一対のレールから成る場合について説明した。この場合、ウェハ移載ロボットRは、常に上下の部分が各レール3,9,23に寄って支持されるため、安定状態でスライドされるという利点がある。しかし、上記した各レールが1本であっても構わない。
【0026】
また、本実施例では、リニアモータMによってウェハ移載ロボットをスライドさせる場合について説明した。この場合、本体側ガイドレール3の構成がコンパクトになり、ウェハ移載ロボットRを着脱する際に、そのままスライドさせるだけで済むという利点がある。このため、作業が簡単である。しかし、それ以外のモータを使用し、例えばラックとピニオンによってスライドさせる構成であっても構わない。
【0027】
【発明の効果】
本発明に係るウェハ移載ロボット着脱用台車は、ウェハ移載装置の内壁面に取付けられガイドレールに装着されたウェハ移載ロボットを着脱するための台車であって、台車を構成する起立部に、前記ウェハ移載ロボットを保持させるために、前記ガイドレールと接続可能にして設けられたレールを備えている。このため、作業者は、重量物であるウェハ移載ロボットを前記ガイドレールに沿ってスライドさせるだけで済むため、作業が簡単である。また、着脱用台車のレール上に移動されたウェハ移載ロボットは起立状態で支持されるため、安定状態で保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る着脱用台車Aの斜視図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】同じく一部を破断した背面図である。
【図5】同じく平面図である。
【図6】接続レールSの斜視図である。
【図7】本発明に係る着脱用台車Aを、ウェハ移載装置Dの側面部に配置させる状態の作用説明図である。
【図8】同様の状態の正面図である。
【図9】接続レールSを介してスライドさせたウェハ移載ロボットRを、台車フレームFの一対の着脱側レール9上に設置させた状態の作用説明図である。
【図10】ウェハ移載ロボットRが設置された着脱用台車Aを後退させる状態の作用説明図である。
【符号の説明】
A:着脱用台車
B:昇降装置(調整手段)
D:ウェハ移載装置
M:リニアモータ
R:ウェハ移載ロボット
S:接続レール
W:壁面
3:本体側ガイドレール(ガイドレール)
4:支持台部
5:起立部
6:キャスタ
8:着脱側ベースプレート
9:着脱側レール(レール)
22:補助ベースプレート
25:電源ケーブル(補助電源)
26:ブレーキ
Claims (6)
- ウェハ移載装置の内壁面に、ガイドレールが略水平に取付けられていて、前記ガイドレールに装着され、略水平方向に往復直線移動可能なウェハ移載ロボットを着脱するための台車であって、
下面にキャスタが取付けられた支持台部と、該支持台部に立設された起立部とから成り、
ウェハ移載装置のガイドレール上をスライドさせて取り外したウェハ移載ロボットを保持させるべく、前記起立部に、前記ガイドレールと接続可能にして設けられたレールを備えていることを特徴とするウェハ移載ロボット着脱用台車。 - 前記レールの上下方向の取付位置を調整するための調整手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のウェハ移載ロボット着脱用台車。
- 前記着脱用台車を構成するベースプレートに対して着脱可能に取付けられ、ウェハ移載装置におけるガイドレールと、着脱用台車におけるレールとの隙間を埋めるための接続レールを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のウェハ移載ロボット着脱用台車。
- 前記ウェハ移載ロボットは、電源が切断された状態でブレーキが作動する構成であり、該ウェハ移載ロボットのブレーキを解除させるための補助電源が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のウェハ移載ロボット着脱用台車。
- 前記ガイドレール、前記レール、及び前記接続レールは、それぞれ相上下して略水平に取付けられた一対のレールから成ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のウェハ移載ロボット着脱用台車。
- 前記ウェハ移載ロボットは、リニアモータにより駆動されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のウェハ移載ロボット着脱用台車。
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