JP2001018231A - 金型交換用搬送台車および金型交換用搬送台車の運転方法 - Google Patents

金型交換用搬送台車および金型交換用搬送台車の運転方法

Info

Publication number
JP2001018231A
JP2001018231A JP11195226A JP19522699A JP2001018231A JP 2001018231 A JP2001018231 A JP 2001018231A JP 11195226 A JP11195226 A JP 11195226A JP 19522699 A JP19522699 A JP 19522699A JP 2001018231 A JP2001018231 A JP 2001018231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
molding machine
mounting frame
mounting
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11195226A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kubota
浩司 久保田
Masami Inamura
正美 稲村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP11195226A priority Critical patent/JP2001018231A/ja
Publication of JP2001018231A publication Critical patent/JP2001018231A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、成形機の金型を交換する搬送台車
に関し、金型を搭載する載置面を水平に保持するととも
に、この載置面の高さを低くし、大型化されている金型
の交換作業をより迅速に、より安全にする金型交換用搬
送台車を提供することにある。 【解決手段】 本発明では、載置フレーム4を、水平を
保持するよう、ベースフレーム11に複数の揺動レバー
6で連結して設けた。また、この揺動レバーを駆動する
油圧シリンダを具え、外部油圧源から油圧が供給され
る。更に、この揺動レバー6を上死点を越えて起立され
た角度で保持する位置決めストッパ75を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形機に装着する
金型の交換のため、金型収納保管場所と成形機との間を
走行し、または金型収納保管場所に金型を移送するため
の金型交換用搬送台車に関する。
【0002】
【従来の技術】 “成形機”とは、例えば、溶融した樹
脂材料を金型内に圧入し冷却して金型から取り出すこと
により、成形品を得るものである。樹脂成形工場におい
ては、多品種少量生産の要求に伴い、成形機に装着する
金型の交換頻度が増大するとともに、金型の大型化が進
む傾向にある。そのために、金型交換の省力化・迅速化
が要求されている。また、金型を収納しておく金型保管
場所と、金型を装着する成形機との間を走行する金型交
換用搬送台車が使用されている。その一例として特開平
09−169032号公報に記載された金型交換用搬送
台車の概要を以下に説明する。図10は上記公報の金型
交換用搬送台車を示す斜視図である。 図10におい
て、金型交換用搬送台車101は台車フレーム102下
部に立設された昇降手段104により、金型載置装置1
03が台車フレーム102の支柱のガイド部に係合し
て、昇降可能な状態で保持されており、台車フレーム1
02の側面に自走車105を装着して走行可能に構成さ
れている。台車フレーム102は、ベースフレーム11
1上に支柱112,113が立設され、支柱112,11
3の頂端を上部梁114で連梁することにより形成さ
れ、ベースフレーム111上に設けられた渡し板111
aの下面にキャスター116が装着されている。台車フ
レーム102の支柱112はコの字型断面形状に構成さ
れて、コの字型断面の内側側面に、摺動板を固設してガ
イド部を形成し、後述する金型載置装置103のガイド
ローラが係合して上下に移動する。また、支柱のうち支
柱113の後側面(左右)には、ラックが調整可能に固
設され、後述する金型載置装置103に設けたピニオン
が噛合し、水平手段を形成する。ベースフレーム111
の上面に固設された渡し板の上面には、昇降手段104
の油圧シリンダが立設され、昇降機構が構成されて金型
載置装置113を昇降させるものになっている。金型載
置装置103を構成するフレーム枠125の上面には、
フリーローラを回転自在に装着したコンベアフレーム1
26、ローラを回転自在に装着したガイドフレーム12
7,128および金型の押引金具を具えたチエンガイド
129が固着されている。また、自走車105と連結さ
れて、走行する台車フレーム102が成形機および金型
保管棚の側方まで移動し、下端前面側に枢着するカムフ
ロア121,122を成形機などの側方下部に敷設され
た位置決めレール106と係合させることで、受渡しの
位置決めがされたとき、位置決めレール106に設けら
れた穴に挿入することによって、台車フレーム102の
位置を固定するストッパ147が本体105aから前方
に突出して設けられている。このように、自走車105
に、金型載置装置103に昇降手段104を連結して組
込んだ台車フレーム102を連結して、走行可能な金型
交換用搬送台車が完成する。つぎに、上述のように構成
された金型交換用搬送台車101の作用を説明する。金
型交換用搬送台車101を連結して走行させる自走車1
05は、ハンドル146に装着された起動スイッチを操
作することで、一定速度によって移動可能となり、成形
機または金型保管棚の近傍まで移動させ、金型載置装置
103の金型受部を、成形機または金型保管棚の金型出
入口部より高い位置にセットし、位置決めレール106
の溝に、台車フレーム102のカムフロア121,12
2を係合し、台車フレーム102を固定する。金型載置
装置103は、操作盤148のスイッチボタン操作によ
り、油圧シリンダを操作し下降すると、レベルブロック
138が成形機または金型保管棚の金型入口部に当接さ
せ停止し、金型受渡位置の位置決めが完了する。このよ
うな金型の受渡し可能な状態において、 (1) 成形機または金型保管棚より金型交換用搬送台
車101への金型の移載は、チエンガイド129に設け
られた押引手段を前進させ、金型交換用搬送台車101
のフックに引き金具を係合して、押引手段を後退するこ
とで、金型載置装置103のフリーローラ上に移載され
る。 (2) また、金型交換用搬送台車101より成形機ま
たは金型保管棚への金型移載は、押引手段をチエンガイ
ド129に沿って前進させ、押し金具の先端を金型の側
面に当接して、成形機または金型保管棚に送り込みをし
て、図示省略した引き金具と金型フックとの係合を解除
しながら、押引手段を後退させることで終了する。 上記の金型交換用搬送台車以外にも、特開平4−267
111号公報においても昇降手段を具えた金型交換用搬
送台車が提供されている。従来金型は1トン以下のもの
が殆どで、いずれも1トン以下、最大でも2トン程度ま
でに適用する金型交換用搬送台車である。また、金型を
2セット載置するには、昇降するフレームの水平安定に
不安感がある。
【発明が解決しようとする課題】成形機には、大型成形
できるようにという市場要求があり、使用される金型も
重量化(大型化)される傾向にある。成形の大型成形
は、成形品の製造をより高効率にするためである。よっ
て、より大型の金型に対応でき、高効率に金型交換がで
きる金型交換用搬送台車が求められている。具体的に
は、本発明は、重量金型の交換用搬送台車の載置面の高
さを成形機での金型受渡し可能で、金型移動時には金型
載置面の高さを低くし、重量化(大型化)された金型の水
平度を保持しながら、金型交換作業における金型搬送工
程での落下等の不安感を解消し、迅速で安心感の高い金
型交換用搬送台車を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明の第1の発明は、台車本体と、前記台車本体
に支持される金型載置フレームとを具え、成形機用金型
を搬送受渡しする金型交換用搬送台車において、前記金
型載置フレームを複数の揺動レバーで前記台車本体に連
結し、前記揺動レバーを駆動することで、前記金型載置
フレームを水平度を維持しながら昇降可能とした金型交
換用搬送台車にある。このように、金型載置フレームが
揺動レバーで連結されているので、金型載置フレームが
水平を保持して昇降させるのに適する。然るに、金型が
揺れたり転落しないよう安定化させることにより優れ、
大型の金型を載置したり、複数の金型を載置して効率的
な金型搬送をも可能ならしめる金型交換用搬送台車を提
供することができる。第2の発明は、上記金型交換用搬
送台車において、前記台車本体には複数の車輪を具え、
前記台車本体に設置した駆動装置により金型保管場所と
成形機との間を走行させて、交換する金型の受け渡しを
する金型交換用搬送台車にある。このように構成するこ
とにより、より容易に上記金型交換用搬送台車を提供で
き、第1の発明と同様に、金型が揺れたり転落しないよ
う安定化させることにより優れ、大型の金型を載置した
り、複数の金型を載置して効率的な金型搬送をも可能と
することができる。第3の発明は、金型載置フレーム
と、前記金型載置フレームの両側に中間部が軸支された
複数の揺動レバーと、前記揺動レバー下端部それぞれに
設けられた複数の車輪と、前記揺動レバーの上部を連結
する連結桿と、台車本体に前記金型載置フレームを連結
するよう設けられ前記金型載置フレームを上下方向には
摺動可能に支持するスライド機構とが具えられ、成形機
用金型を搬送受渡すため前記金型載置フレームを水平度
を維持しながら昇降する金型交換用搬送台車にある。こ
のように金型載置フレームと、前記金型載置フレームの
両側に中間部が軸支された複数の揺動レバーと、前記揺
動レバー下端部それぞれに設けられた複数の車輪と、前
記揺動レバーの上部を連結する連結桿と、台車本体およ
び前記金型載置フレームに相互に設けられたガイドレー
ルおよびガイドフレームとを具えることによっても、金
型載置フレームが上下方向にのみ摺動可能に支持される
ので、第1の発明と同様に、金型が揺れたり転落しない
よう安定化させることにより優れ、大型の金型を載置し
たり、複数の金型を載置して効率的な金型搬送をも可能
とすることができる。第4の発明は、上記金型交換用搬
送台車において、前記揺動レバーを駆動する油圧シリン
ダが具えられた金型交換用搬送台車にある。このように
揺動レバーを駆動する油圧シリンダが具えることは、金
型を昇降させる動力を大きくする上でより好ましい。第
5の発明は、上記金型交換用搬送台車において、外部油
圧源から油圧が供給される金型交換用搬送台車にある。
このように外部油圧源から油圧が供給される油圧シリン
ダを具えるので、揺動レバー駆動する油圧源を金型交換
用搬送台車に必ずしも搭載する必要は無く、搭載せず、
金型交換用搬送台車に付属する重量を低減することがで
きる。また、成形機が油圧駆動のものにあっては、成形
機の高圧油圧源を昇降駆動源に兼用できる。第6の発明
は、上記第1〜3いずれかの発明の金型交換用搬送台車
において、前記揺動レバーを駆動する駆動モータ及び伝
動ネジ機構が具えられた金型交換用搬送台車にある。こ
のように、駆動モータ及び伝動ネジ機構も用いても上記
第1〜3いずれかの発明と同様の金型交換用搬送台車を
提供することができる。そして、駆動モータを電動モー
タとすることで、例えば、電動成形機に対し用いて油圧
の使用を無くすことができる。また、伝動ネジ機構を用
いていることで、金型の昇降中に動力を失うことが例え
あっても、その昇降途中で停止することができ、落下を
防止できる。第7の発明は、上記金型交換用搬送台車に
おいて、前記金型載置フレームに複数の金型をそれぞれ
載置し固定する複数の載置固定部が具えられた金型交換
用搬送台車にある。このように、金型載置フレームに複
数の金型をそれぞれ載置し固定する複数の載置固定部が
具えられているので、複数の金型を一度に搬送できる。
また、成形機に装着されていた金型を成形機から前記空
き載置固定部に受取った後、搬送してきた金型を載置固
定部から成形機に受渡して、成形機に装着されていた金
型を回収し、搬送する金型を成形機に新たに装着するよ
う受渡すように運転して、金型搬送の効率を向上させる
のに適する。第8の発明は、上記金型交換用搬送台車に
おいて、前記金型載置フレームの上昇停止位置は、前記
金型載置フレームに連結された揺動レバーの揺動上死点
を越えた位置とした金型交換用搬送台車にある。このよ
うに、金型載置フレームの上昇停止位置は、前記金型載
置フレームに連結された揺動レバーの揺動上死点を越え
た位置としたので、上昇停止位置で金型を載置している
とき、例え、金型載置フレームを昇降させる動力を喪失
しようとも金型載置フレームは落下するようなことはな
く、金型の落下防止及び転倒防止を向上させることがで
きる。第9の発明は、昇降可能に金型載置フレームが設
けられた金型交換用搬送台車の運転方法において、前記
金型載置フレームを上昇位置にして成形機と金型を受渡
し、前記金型載置フレームを下降位置にして走行をする
金型交換用搬送台車の運転方法にある。このように、金
型載置フレームを下降位置にして走行をするので、金型
を搬送するとき、金型の載置高さを低くするとともに、
金型載置フレームを上昇位置にして金型の高さが高いま
ま搬送されることを防止できる。第10の発明は、複数
の載置固定部が設けられた金型交換用搬送台車の運転方
法において、少なくとも1つの空き載置固定部を残して
金型を載置固定部に載置し、成形機まで搬送し、成形機
に装着されていた金型を成形機から前記空き載置固定部
に受取った後、搬送してきた金型を載置固定部から成形
機に受渡して、新たに装着する金型を成形機に搬送した
帰りに、装着されていた金型を回収して搬送することを
特徴とした金型交換用搬送台車の運転方法にある。この
ように、少なくとも1つの空き載置固定部を残して金型
を載置固定部に載置し、成形機まで搬送し、成形機に装
着されていた金型を成形機から前記空き載置固定部に受
取った後、搬送してきた金型を載置固定部から成形機に
受渡すので、成形機に装着されていた金型を回収するよ
う金型交換用搬送台車を運転し、その後、搬送する金型
を成形機に新たに装着するよう受渡すよう金型交換用搬
送台車を運転するように複数回の運転を、成形機に装着
されていた金型を回収し、搬送する金型を成形機に新た
に装着するよう受渡すよう1回の運転に集約でき、金型
搬送の効率を向上させることができる。然るに、本発明
は、金型受渡し時には金型を水平度を保ちながら昇降
し、金型搬送時には金型載置面の高さを低くすることに
優れており、金型交換をより迅速にするとともに、金型
の転倒防止及び落下防止を向上させて、金型の大型化
(重量増)に対応する金型交換用搬送台車を提供するも
のである。
【発明の実施の形態】本発明における低床式金型交換用
搬送台車の実施の形態を図面に基ずき説明する。図1は
本発明の実施例1にかかる金型交換用搬送台車の斜視
図、図2は図1に示す金型交換用搬送台車の上昇位置を
示す側面図、図3は図1に示す金型交換用搬送台車の下
降位置を示す側面図、図4は図1に示す金型交換用搬送
台車の上面図、図5は車輪部を示す断面図、図6は揺動
レバーの取付けを示す断面図、図7は実施例2にかかる
金型交換用搬送台車を示す側面図、図8は図7の揺動レ
バーの取付けを示す断面図、図9は実施例3にかかる昇
降手段を示す側断面図である。
【実施例1】図1〜5において、低床式の金型交換用搬
送台車1は、L字型の側面を形成する台車本体2が、複
数の溝付き車輪7によって二本のレール21上を走行可
能である。前記台車本体2の上方部には、金型載置装置
3が複数の揺動レバー6を介して連結されている。ここ
で揺動レバー6は平行リンクをなさしめており、金型載
置装置3は水平状態を維持しつつ昇降可能な状態で保持
されている。また、台車フレーム2の前部の立設フレー
ム部11aに油圧シリンダ8を装着し、前記油圧シリン
ダ8のロッドを前記揺動レバー6に連結して構成され、
前記金型交換用搬送台車1はレール21上を図示されな
い成形機と金型保管場棚間を往復移動するものである。
上記台車本体2は、ベースフレーム11の後方側 (図の
左側) に駆動機構を装着する立設フレーム部11aが一
体に形成され、下側には図5に示す駆動軸12と従動軸
13が軸受14によって回転自在に軸支され、それぞれ
の両端には車輪7が固着され、駆動軸12にはスプロケ
ット15が固着されている。立設フレーム部11a内に
は駆動モータ16が設けられ、前記駆動モータ16出力
軸にはスプロケット17が固着され、前記駆動軸12に
固定されたスプロケット15とチエン18を介して動力
を伝達するようになっている。また、図6に示すように
ベースフレーム11の両側面に設けられた軸受19に、
回転自在に軸支された軸20の両端に揺動レバー6の下
端部が回転可能に支持され、前記揺動レバー6の上端部
は、後述する載置フレーム4の両側面に設けられた軸受
19に、回転自在に軸支された軸22の両端に回転可能
に支持されている。立設フレーム部11aの上部両側面
に油圧シリンダ8が、ブラケット23によって回転自在
に保持され、シリンダロッド8aの先端が継手24を介
して揺動レバー6に連結されている。また、前記立設フ
レーム部11aの上部にはケーブルレール30に懸架さ
れた電源ケーブル31が接続されるとともに、油圧シリ
ンダ8への油圧供給パイプ32が設けられ、その先端に
はカップリング33が設けられて成形機本体の油圧配管
に脱着接続可能となっている。(図1参照)また、上記
立設フレーム部11a裏面(図の右側)には載置フレーム
4の上昇位置ストッパ29が設けられ、油圧シリンダ8
の縮小作動により複数の揺動レバー6を揺動させ金型載
置装置3の水平を保持しながら上昇させ、揺動レバー6
の上死点を過ぎた位置で、載置フレーム4の端部に当接
させて上昇停止の位置決めするようになっている。な
お、載置フレーム4の上面には金型10を載置するロー
ラコンベア25,26と、金型押引手段27で構成され
る金型載置スペース22,23が設置され、前記載置ス
ペース22,23に載置された金型10は図示されない
ストッパ手段により、ローラコンベア25,26上に載
置固定されている。次に、上述のように構成された金型
交換用搬送台車1の作用を図2、図3によって説明す
る。図3に示す状態は、金型載置装置3が下降位置、即
ち低床状態(図3のH1状態)においてベースフレーム1
1の両側に設けられた複数のストッパ36によって水平
を保持して停止している。カップリング33と油圧配管
と接続されていないため、シリンダロッド8aが伸長し
た無負荷状態である。金型載置装置3の載置スペース2
2のローラコンベア25,26上には成形機より取り出
された金型10が載置され、図示されないストッパによ
って固定されている。立設フレーム部11aに設置され
ている制御手段によって駆動モータ16を起動し、成形
機と金型保管場所間に敷設されたレール21上を車輪7
が回動しながら、金型を保管する金型保管棚に、載置ス
ペース22上の金型10が収納可能な位置まで走行して
停止する。次にベースフレーム11の先端部に設けられ
た位置決めストッパ28の作動によって、金型交換用搬
送台車1の停止が位置決めされる。金型載置装置3の図
示されないストッパによる金型固定を解除し、金型押引
手段27によって金型載置装置3の載置スペース22の
ローラコンベア25,26上より、指定された金型保管
棚のスペース内にに押し入れた後、押し引き手段27の
フック部を金型載置装置3内に引き戻して金型10の収
納が終了する。この時載置スペース22,23上には金
型10は載置されず、押し引き手段27と駆動モータの
起動停止は、立設フレーム部11aに設けられた制御手
段で操作される。次に、成形機で必要とする金型10が
収納されている金型保管棚の位置に、金型交換用搬送台
車1を載置スペース22に金型10が載置可能な位置ま
で移動させ、位置決めストッパ28の作動によって金型
交換用搬送台車1の停止位置を決め、図示されない金型
保管棚内の金型10を金型押引手段27によって、金型
収納棚より載置スペース22のローラコンベア25,2
6上に引き出して載置固定する。なお、載置スペースは
2個所設けられているが、いずれの載置スペースでも構
わないが、本実施の形態では載置スペース22とする。
また、金型保管場所が分散している場合は、クレーン等
によって吊り上げて載置スペース22,23のいずれか
に載置し、人手によって行うことができる。金型載置ス
ペース22に金型10の載置固定が終了すると、載置フ
レーム4の低床状態( 図3のH1寸度 )で金型搬送状
態を維持し、駆動モータ16を起動して金型10の交換
をする成形機の近傍に金型交換用搬送台車1を移動停止
し、成形機の油圧配管をカップリング33に接続し、制
御ボタンの操作により油圧シリンダ8の縮小作動によ
り、揺動レバー6を反時計方向に揺動して金型載置装置
3を上昇させ、ストッパ29に載置フレーム4の端面を
当接して(図2のH2の状態で)停止をする。なお、H2は
H1よりも500mm〜600mm高く設定されている。
金型の受渡し可能な高さに設定されたら、金型10の載
置されていない載置スペース23の位置を成形機の金型
取り出し可能な位置に移動し、位置決めストッパ28を
作動させて金型交換用搬送台車1の位置を固定する。次
に、金型載置装置3の押し引き手段27を起動して前進
作動させ、成形機の載置ローラ上にある金型10aに、
金型押引手段27のフックを係合させて後退作動するこ
とで、載置スペース23のローラコンベア25,26上
に引出し、図示されないストッパにより金型10aを固
定することで、金型10aの取り出し工程を(図2の金
型が2セット載置した状態で)終了する。次に、位置決
めストッパ28による金型交換用搬送台車1の固定を解
除し、載置スペース22の位置を成形機への金型受渡し
可能な位置に移動し、位置決めストッパ28により再度
金型交換用搬送台車1の位置を固定し、載置スペース2
2のローラコンベア25,26上の金型固定手段を解除
し、金型押引手段27によって載置スペース22のロー
ラコンベア25,26上より、成形機の金型装着部内に
押し入れて、押し引き手段27のフック部を金型載置装
置3内に引き戻して金型10の交換収納が終了する。成
形機での金型交換作業が終了すると、油圧シリンダ8の
伸長作動によって金型載置装置3を下降させて低床状態
とした後で、油圧配管との接続を解除し金型載置装置3
の低床状態を維持して、位置決めストッパ28を解除し
駆動モータ16を起動してレール21上を走行移動して
金型の搬送が可能となる。このようにして金型交換用搬
送台車1は成形機近傍においてのみ、油圧シリンダ8に
接続された油圧供給パイプ32を介してカップリング3
3には、成形機本体より油圧が供給され油圧シリンダの
8の作動により、金型載置装置3の昇降が可能である。
従って成形機近傍における金型載置装置3の上昇位置に
おいて、成形機との金型交換を行い、金型載置装置3を
下降させた低床位置において、駆動モータ16を起動し
てレール21上を走行移動し、金型保管場所で金型の保
管収納を行うものである。
【実施例2】図7,図8 において、低床式の金型交換
用搬送台車51は自動走行手段を具えた走行台車52
に、ガイドレール64とガイドブラケット66からなる
スライドユニットを介して、金型載置装置53の後端が
上下方向にのみ摺動可能に支持され、前記金型載置装置
53は溝付き車輪73を軸支した複数の揺動レバー56
に支えられるとともに、載置フレーム65の側面に装着
された油圧シリンダ58の作動によって昇降可能に構成
され、レール21上を図示されない成形機と金型保管棚
間を往復移動するものである。上記走行台車52の、ベ
ースフレーム61の上部に駆動機構を構成する駆動モー
タ16が設けられ、前記駆動モータ16の出力軸にはス
プロケット17が固着され、ベースフレーム61の側面
下部には駆動軸62と従動軸63が回転自在に軸支さ
れ、それぞれの両端には車輪7が固着され、駆動軸62
にはスプロケット15( 図5参照 )が固着され、前記
スプロケット17とチエン18の懸架によって動力を伝
達するようになっている。ベースフレーム61の立設部
61a後部壁にはスライドユニットを形成するガイドレ
ール64が鉛直に配設されている。前記金型載置装置5
3は、載置フレーム65の上面に金型の載置スペース2
2、23が装備されている。載置フレーム65の後端に
はガイドブラケット66が装着され、前記ガイドレール
64と係合して上下に摺動可能に保持されている。ま
た、載置フレーム65の両側面に設けられた軸受14
に、回転自在に軸支された軸74の両端に揺動レバー5
6の支点部が支持され、複数の前記揺動レバー56の上
端部は連結桿68によってそれぞれ連結され、連結桿6
8の後端はフリジョイントを設けた接続棒69前端が固
着され、接続棒69の後端は、載置フレーム65の両側
後部に設けられた油圧シリンダ58のシリンダロッド5
8aの先端が接続されている。前記油圧シリンダ58は
載置フレーム65に固定されたブラケット71に回転自
在に支持されている。前記揺動レバー56の下部には、
溝付きの車輪73が軸72によって回転自在に軸支さ
れ、レール21に係合して載置フレーム65の上下の停
止位置において、金型載置装置53に載置される金型1
0の重量を支えている。次に、上述のように構成された
低床式の金型交換用搬送台車51の作用を説明する。図
7に示す状態は、低床式の金型交換用搬送台車51が金
型交換をする成形機近傍に位置し、油圧シリンダ58に
は油圧が供給され縮小作動によって、揺動レバー56が
反時計に揺動し、車輪73の軸芯が下死点を過ぎた位置
となるように、揺動レバー56の上部アームがストッパ
75によって水平を保持して、成形機との金型交換が可
能な高さ( 図7のH3寸度 )で停止している。この状
態において、成形機への金型受渡し可能な位置に載置ス
ペース23に位置合せをし、位置決めストッパ75の作
動によって金型交換用搬送台車51の停止位置を決め、
載置スペース23上に金型の取り出しを行う。次に、駆
動モータ16を起動し載置スペース22に載置された金
型10の受渡し可能な位置に移動停止させて金型10の
成形機への収納を行う。成形機での金型10の取り出し
収納を終了すると、油圧シリンダ58の伸長作動によっ
て揺動レバー56を時計周りに揺動させ、金型載置装置
53を下降して所定の高さ( 図7のH4寸度 )と水平
を保持しストッパ76によって位置決めする。そして成
形機と油圧シリンダ58の油圧接続を切り離し、駆動モ
ータ16を起動させ金型保管棚方向へ走行移動し金型の
収納を行う。このようにして成形機近傍においてのみ、
油圧シリンダ58に接続された油圧供給パイプ32を介
してカップリング33には、成形機本体より油圧が供給
され油圧シリンダの58の作動により、金型載置装置5
3の昇降が可能である。従って成形機近傍における金型
載置装置53の上昇位置において、成形機との金型交換
を行い、金型載置装置53の下降位置において駆動モー
タ16を起動して走行移動し、金型保管場所で金型の保
管収納を行うものである。
【実施例3】本実施の形態は、実施例1における油圧シ
リンダの伸縮作動による金型載置装置の昇降手段を、モ
ータの正逆回転による金型載置装置の昇降手段とするも
のであり、その構造・作用を図9に基づいて説明する。
図9における昇降機構は、駆動モータ81(油圧または
電動)が減速歯車を内蔵するブラケツト82の側面に固
定され、前記ブラケット82は立設フレーム部11aの
両側面に支持穴82aを支点として回動自在に保持され
ている。尚、ブラケット82は左右対称の形状である
が、小歯車83および大歯車84は同一のものである。
前記ブラケット82の側壁82a,82bには、小歯車
83と大歯車84の両側に設けられたボス部83a,8
4aが回転自在に支持され、前記小歯車83の軸芯穴8
3bに駆動モータ81の出力軸81aが挿入され、図示
されないキーを介して固着され、大歯車84の軸芯には
雌ネジ84aが設けられ、前記雌ネジ84aにはネジ棒
88が螺合されている。揺動レバー6には継手85がピ
ン86によって回動自在に軸支され、一端には前記ネジ
棒88の先端が螺合されナット87で固定されて、本実
施の形態の昇降手段が構成されている。次にその作用を
説明する、駆動モータ81の正回転によって回転力は小
歯車83から大歯車84に伝達され、前記大歯車84の
回転によって螺合されたネジ棒88はA方向に移動し、
揺動レバー6が時計方向に揺動することで載置フレーム
4は、水平を保持しながら下降する。また、駆動モータ
81の逆回転によって回転力は小歯車83から大歯車8
4に伝達され、前記大歯車84の回転によって螺合され
たネジ棒88はB方向に移動し、揺動レバー6が反時計
方向に揺動することで載置フレーム4は、水平を保持し
ながら上昇する。なお、実施例2における油圧シリンダ
58に代えて上記機構を採用しても良い。
【発明の効果】従来金型交換用搬送台車は、金型載置フ
レームが四方それぞれで台車フレームに、上下スライド
のみするよう連結されており、金型及び金型載置装置が
傾かないよう拘束しようとするものである。そして、金
型載置フレームが両側辺の中間部でそれぞれ昇降手段に
より吊られており、金型及び金型載置装置の重量が支え
られるものである。ここで、金型が揺れないようにする
ひとつの手段は、金型及び金型載置装置が傾かないよ
う、台車フレームや金型載置フレームを台車フレームに
連結しているスライド機構の精度を上げることである。
しかしこの手段は、金型の重量が増す大型化に対し、台
車フレーム及びスライド機構の大型化と合わせて精度の
向上を要求することとなり、実用条件として、載置可能
重量に対するコスト比が累乗的に悪化する。また、従来
金型交換用搬送台車は、上記のように、金型載置フレー
ムを支持する支点が、台車フレームに連結された4点と
昇降手段に連結された2点の合計6点ある。しかしなが
ら、重量を支持しているのは昇降手段に連結された2点
のみである。これら2点支持では重量物の重心を支点間
に入れることが難しく、台車フレームに連結された支点
4点がもし無ければ、金型及び金型載置装置は揺れ易
い。これに対し、本発明によるものは、重量を支える複
数の支点を、好ましくは4点以上の支点を、これら支点
間の内側に重量物の重心がくるよう設けるものであり、
金型をより安定に載置することができる。そして、より
重量化に対応するよう大型化することも相似的に可能で
ある。本発明の第1の発明によれば、金型載置フレーム
が揺動レバーで連結されているので、金型載置フレーム
が水平を保持して昇降させるのに適する。然るに、金型
が揺れたり転落しないよう安定化させることにより優
れ、大型の金型を載置したり、複数の金型を載置して効
率的な金型搬送をも可能ならしめる金型交換用搬送台車
を提供することができる。第2の発明によれば、台車本
体には複数の車輪を具え、前記台車本体に設置した駆動
装置により金型保管場所と成形機との間を走行させて、
交換する金型の受け渡しをするので、より容易に本件発
明の金型交換用搬送台車を提供でき、第1の発明と同様
に、金型が揺れたり転落しないよう安定化させることに
より優れ、大型の金型を載置したり、複数の金型を載置
して効率的な金型搬送をも可能とすることができる。第
3の発明によれば、金型載置フレームと、前記金型載置
フレームの両側に中間部が軸支された複数の揺動レバー
と、前記揺動レバー下端部それぞれに設けられた複数の
車輪と、前記揺動レバーの上部を連結する連結桿と、台
車本体および前記金型載置フレームに相互に設けられた
ガイドレールおよびガイドフレームとを具えることによ
って、金型載置フレームが上下方向にのみ摺動可能に支
持されるので、第1の発明と同様に、金型が揺れたり転
落しないよう安定化させることにより優れ、大型の金型
を載置したり、複数の金型を載置して効率的な金型搬送
をも可能とすることができる。第4の発明によれば、揺
動レバーを駆動する油圧シリンダが具えることで、金型
を昇降させる動力を大きくする上でより好ましくするこ
とができる。第5の発明によれば、外部油圧源から油圧
が供給される油圧シリンダを具えるので、揺動レバー駆
動する油圧源を金型交換用搬送台車に必ずしも搭載する
必要は無く、搭載せず、金型交換用搬送台車に付属する
重量を低減することができる。 また、成形機が油圧駆
動のものにあっては、成形機の高圧油圧源を昇降駆動源
に兼用できる。第6の発明によれば、駆動モータ及び伝
動ネジ機構も用いても上記第1〜3いずれかの発明と同
様の金型交換用搬送台車を提供することができる。そし
て、駆動モータを電動モータとすることで、例えば、電
動成形機に対し用いて油圧の使用を無くすことができ
る。また、伝動ネジ機構を用いていることで、金型の昇
降中に動力を失うことが例えあっても、その昇降途中で
停止することができ、落下を防止できる。第7の発明に
よれば、金型載置フレームに複数の金型をそれぞれ載置
し固定する複数の載置固定部が具えられているので、複
数の金型を一度に搬送できる。また、成形機に装着され
ていた金型を成形機から前記空き載置固定部に受取った
後、搬送してきた金型を載置固定部から成形機に受渡し
て、成形機に装着されていた金型を回収し、搬送する金
型を成形機に新たに装着するよう受渡すように運転し
て、金型搬送の効率を向上させるのに適する。第8の発
明によれば、金型載置フレームの上昇停止位置は、前記
金型載置フレームに連結された揺動レバーの揺動上死点
を越えた位置としたので、上昇停止位置で金型を載置し
ているとき、例え、金型載置フレームを昇降させる動力
を喪失しようとも金型載置フレームは落下するようなこ
とはなく、金型の落下防止及び転倒防止を向上させるこ
とができる。第9の発明によれば、前記金型載置フレー
ムを上昇位置にして成形機と金型を受渡し、前記金型載
置フレームを下降位置にして走行をする金型交換用搬送
台車の運転方法としているので、金型を搬送するとき、
金型の載置高さを低くするとともに、金型載置フレーム
を上昇位置にして金型の高さが高いまま搬送されること
を防止できる。第10の発明によれば、複数の載置固定
部が設けられた金型交換用搬送台車の運転方法におい
て、少なくとも1つの空き載置固定部を残して金型を載
置固定部に載置し、成形機まで搬送し、成形機に装着さ
れていた金型を成形機から前記空き載置固定部に受取っ
た後、搬送してきた金型を載置固定部から成形機に受渡
して、成形機に装着されていた金型を回収し、搬送する
金型を成形機に新たに装着するよう受渡すので、成形機
に装着されていた金型を回収するよう金型交換用搬送台
車を運転し、その後、搬送する金型を成形機に新たに装
着するよう受渡すよう金型交換用搬送台車を運転するよ
うに複数回の運転を、成形機に装着されていた金型を回
収し、搬送する金型を成形機に新たに装着するよう受渡
すよう1回の運転に集約でき、金型搬送の効率を向上さ
せることができる。然るに、本発明は、金型受渡し時に
は金型を水平度を保ちながら昇降し、金型搬送時には金
型載置面の高さを低くすることに優れており、金型交換
をより迅速にするとともに、金型の転倒防止及び落下防
止を向上させて、金型の大型化(重量増)に対応する金
型交換用搬送台車を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1にかかる金型交換用搬送台車を示す
斜視図
【図2】 実施例1にかかる金型交換用搬送台車の上昇
位置を示す側面図
【図3】 実施例1にかかる金型交換用搬送台車の下降
位置を示す側面図
【図4】 実施例1にかかる金型交換用搬送台車の上面
【図5】 実施例1にかかる車輪部を示す断面図(図2
のV矢視図)
【図6】 実施例1にかかる揺動レバーを示す断面図
(図2のVIや視図)
【図7】 実施例2にかかる金型交換用搬送台車を示す
側面図
【図8】 実施例2にかかる揺動レバーを示す断面図
(図7のVIII−VIII矢視図)
【図9】 実施例3にかかる昇降手段を示す側断面図
【図10】 従来技術にかかる金型交換用搬送台車を示
す斜視図
【符号の説明】
1,51 金型交換用搬送台車 2 台車本体 3,53 金型載置装置 4,65 載置フレーム 6,56 揺動レバー 7,73 車輪 8,58 油圧シリンダ 10,10a 金型 11,61 ベースフレーム 12,62 駆動軸 13,63 従動軸 14,19 軸受 15,17 スプロケット 16 駆動モータ 17 チエン 21 レール 22,23 載置スペース 25,26 ローラコンベア 27 金型押引手段 28,75 位置決めストッパ 32 油圧供給パイプ 33 カップリング 52 走行台車

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車本体と、前記台車本体に支持される
    金型載置フレームとを具え、成形機用金型を搬送受渡し
    する金型交換用搬送台車において、前記金型載置フレー
    ムを複数の揺動レバーで前記台車本体に連結し、前記揺
    動レバーを駆動することで、前記金型載置フレームを水
    平度を維持しながら昇降可能としたことを特徴とする金
    型交換用搬送台車。
  2. 【請求項2】 前記台車本体には複数の車輪を具え、前
    記台車本体に設置した駆動装置により金型保管場所と成
    形機との間を走行させて、交換する金型の受け渡しをす
    る請求項1に記載の金型交換用搬送台車。
  3. 【請求項3】 金型載置フレームと、前記金型載置フ
    レームの両側に中間部が軸支された複数の揺動レバー
    と、前記揺動レバー下端部それぞれに設けられた複数の
    車輪と、前記揺動レバーの上部を連結する連結桿と、台
    車本体に前記金型載置フレームを連結するよう設けられ
    前記金型載置フレームを上下方向には摺動可能に支持す
    るスライド機構とが具えられ、成形機用金型を搬送受渡
    すため前記金型載置フレームを水平度を維持しながら昇
    降することを特徴とする金型交換用搬送台車。
  4. 【請求項4】 前記揺動レバーを駆動する油圧シリンダ
    が具えられたことを特徴とする請求項1乃至3いずれか
    に記載の金型交換用搬送台車。
  5. 【請求項5】 前記油圧シリンダには、外部油圧源から
    油圧が供給されることを特徴とする請求項4に記載の金
    型交換用搬送台車。
  6. 【請求項6】 前記揺動レバーを駆動する駆動モータ及
    び伝動ネジ機構が具えられたことを特徴とする請求項1
    乃至3いずれかに記載の金型交換用搬送台車。
  7. 【請求項7】 前記金型載置フレームに複数の金型をそ
    れぞれ載置し固定する複数の載置固定部が具えられたこ
    とを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の金型交
    換用搬送台車。
  8. 【請求項8】 前記金型載置フレームの上昇停止位置
    は、前記金型載置フレームに連結された揺動レバーの揺
    動上死点を越えた位置としたことを特徴とする請求項1
    乃至7いずれかに記載の金型交換用搬送台車。
  9. 【請求項9】 昇降可能に金型載置フレームが設けられ
    た金型交換用搬送台車の運転方法において、前記金型載
    置フレームを上昇位置にして成形機と金型を受渡し、前
    記金型載置フレームを下降位置にして走行をすることを
    特徴とした金型交換用搬送台車の運転方法。
  10. 【請求項10】 複数の載置固定部が設けられた金型交
    換用搬送台車の運転方法において、少なくとも1つの空
    き載置固定部を残して金型を載置固定部に載置し、成形
    機まで搬送し、成形機に装着されていた金型を成形機か
    ら前記空き載置固定部に受取った後、搬送してきた金型
    を載置固定部から成形機に受渡して、新たに装着する金
    型を成形機に搬送した帰りに、装着されていた金型を回
    収して搬送することを特徴とした金型交換用搬送台車の
    運転方法。
JP11195226A 1999-07-09 1999-07-09 金型交換用搬送台車および金型交換用搬送台車の運転方法 Withdrawn JP2001018231A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11195226A JP2001018231A (ja) 1999-07-09 1999-07-09 金型交換用搬送台車および金型交換用搬送台車の運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11195226A JP2001018231A (ja) 1999-07-09 1999-07-09 金型交換用搬送台車および金型交換用搬送台車の運転方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001018231A true JP2001018231A (ja) 2001-01-23

Family

ID=16337578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11195226A Withdrawn JP2001018231A (ja) 1999-07-09 1999-07-09 金型交換用搬送台車および金型交換用搬送台車の運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001018231A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106042330A (zh) * 2016-07-12 2016-10-26 德玛克(长兴)包装机械有限公司 一种塑料吹瓶机模具安装平台
KR101787268B1 (ko) * 2016-06-21 2017-10-18 현대제철 주식회사 더미바 어뎁터 세팅용 지그 장치
JP2017217934A (ja) * 2016-06-03 2017-12-14 株式会社 メンテック 搬送台車
CN107891096A (zh) * 2018-01-03 2018-04-10 广东江友智能科技有限公司 一种用于汽车零配件的弯曲机智能换模系统
US10518449B2 (en) 2016-07-22 2019-12-31 Pascal Engineering Corporation Mold conveyance trolley
CN110967065A (zh) * 2019-11-01 2020-04-07 陕西众策网络科技发展有限公司 基于伺服控制技术的产品质量检测台
JP2021098326A (ja) * 2019-12-23 2021-07-01 ニチエツ株式会社 金型交換装置
CN114734525A (zh) * 2022-05-10 2022-07-12 山东交通学院 一种轻质墙板模具运输车及墙板传送方法
CN114734525B (zh) * 2022-05-10 2024-04-26 山东交通学院 一种轻质墙板模具运输车及墙板传送方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017217934A (ja) * 2016-06-03 2017-12-14 株式会社 メンテック 搬送台車
KR101787268B1 (ko) * 2016-06-21 2017-10-18 현대제철 주식회사 더미바 어뎁터 세팅용 지그 장치
CN106042330A (zh) * 2016-07-12 2016-10-26 德玛克(长兴)包装机械有限公司 一种塑料吹瓶机模具安装平台
US10518449B2 (en) 2016-07-22 2019-12-31 Pascal Engineering Corporation Mold conveyance trolley
CN107891096A (zh) * 2018-01-03 2018-04-10 广东江友智能科技有限公司 一种用于汽车零配件的弯曲机智能换模系统
CN110967065A (zh) * 2019-11-01 2020-04-07 陕西众策网络科技发展有限公司 基于伺服控制技术的产品质量检测台
CN110967065B (zh) * 2019-11-01 2022-02-18 广东省工业边缘智能创新中心有限公司 基于伺服控制技术的产品质量检测台
JP2021098326A (ja) * 2019-12-23 2021-07-01 ニチエツ株式会社 金型交換装置
CN114734525A (zh) * 2022-05-10 2022-07-12 山东交通学院 一种轻质墙板模具运输车及墙板传送方法
CN114734525B (zh) * 2022-05-10 2024-04-26 山东交通学院 一种轻质墙板模具运输车及墙板传送方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7461722B2 (en) Elevating transport apparatus
JP5475004B2 (ja) 取鍋搬送あけかえ台車および溶湯搬送ライン
JP5472824B2 (ja) 自動車組立てラインにおける車体搬送台車
CN113247559A (zh) 一种重力积放链系统
TW202313443A (zh) 氣體容器搬送用台車
JP3333169B2 (ja) 輪軸圧抜装置と輪軸圧入装置と輪軸着脱装置
JP2001018231A (ja) 金型交換用搬送台車および金型交換用搬送台車の運転方法
JPH09169032A (ja) 金型交換用搬送台車
JP2573699B2 (ja) 自走体使用の搬送設備
JP2002248560A (ja) レードルターレットの軸受交換設備および方法
JPH11199013A (ja) 金型交換システム
JP2001018232A (ja) エア浮上式金型交換搬送装置
JPH11278603A (ja) 金型保管システム
JP3451860B2 (ja) 車体へのタイヤ装着設備
CN112923726A (zh) 用于冶炼炉的自动加料系统
JPS5853334A (ja) プレス機の金型移送装置
CN217125973U (zh) 一种举升传送装置
CN115417058B (zh) 一种纺织品卷材用立体库系统
CN110732664B (zh) 简易无箱式型砂自动化造型生产线及其方法
CN110273364A (zh) 在架梁工位上架梁的方法
CN216511204U (zh) 收板机板架装载装置
CN211870569U (zh) 一种放料机用放料小车
CN217596413U (zh) 一种用于桁架楼层板的预装装置
CN219192280U (zh) 一种便于卸货的手推车
JP2012245845A (ja) 自動車組立てラインにおける車体搬送台車

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061003