JP2730523B2 - 手押し台車の位置決め装置 - Google Patents

手押し台車の位置決め装置

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JP2730523B2
JP2730523B2 JP7211719A JP21171995A JP2730523B2 JP 2730523 B2 JP2730523 B2 JP 2730523B2 JP 7211719 A JP7211719 A JP 7211719A JP 21171995 A JP21171995 A JP 21171995A JP 2730523 B2 JP2730523 B2 JP 2730523B2
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正純 福島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は手押し台車の位置決
め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スライドフォーク等の物品移載装
置を備えた手押し台車が知られている。このような手押
し台車は、スライドフォーク等によって荷降ろし台との
間で物品の受渡しを行うので、荷降ろし台に対して正確
に位置決めされる必要がある。手押し台車の位置決め装
置として、地上側に平面形状V字状の切欠きを有するブ
ロックを設け、台車側にその切欠きに嵌まり込むローラ
ーを設け、また、地上側に軸心を上下方向に向けたテー
パ孔を有する受け片を設け、台車側にそのテーパ孔に嵌
まり込む昇降自在なロッドを設けたものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の手押し台車においては、地上側のブロックに
設けられた平面形状V字状の切欠きに台車側のローラー
を嵌め込むので、一方向(V字の解放方向)から手押し
台車を押してきた場合しか位置決めすることができなか
った。
【0004】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、その目的は、前後どちらから押してきた場合でも手
押し台車を所定位置に正確に位置決めすることができる
手押し台車の位置決め装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、地上側に、前後に長い立上
り片と、嵌入孔とが設けられ、台車側に、前記立上り片
を左右から挟むことにより台車を左右方向に位置決めす
る内側ローラー及び外側ローラーと、前記嵌入孔に嵌ま
り込む昇降自在なロッドとが設けられ、前記内側ローラ
ーは台車の前端部及び後端部に配置され、前記外側ロー
ラーは台車の前後中央部に設けられている手押し台車の
位置決め装置とする。
【0006】請求項2記載の発明は、前記嵌入孔及びロ
ッドはそれぞれ前後2箇所に設けられているものとす
る。
【0007】請求項3記載の発明は、前記立上り片は断
面L字状部材の垂直部であり、前記嵌入孔はその断面L
字状部材の水平部に設けられているものとする。
【0008】
【0009】本発明は次のような作用をなすものであ
る。請求項1記載の発明では、台車側の内側ローラー及
び外側ローラーで地上側の立上り片を左右から挟むこと
により台車を左右方向に位置決めし、その状態で、台車
側の昇降自在なロッドを地上側の嵌入孔に嵌め込むこと
により台車を前後方向に位置決めすることができる。
【0010】
【実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面を用い
て説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実
施の形態に限定されるものではない。本実施の形態にお
いて、前とは図1上側を、後とは同図下側をいい、左と
は図1左側を、右とは同図右側をいい、上とは図1紙面
表側を、下とは同図紙面裏側をいう。
【0011】手押し台車1は、台車本体2及びその他の
周辺部材により構成されている。台車本体2はボックス
状となっており、その内部には後述する昇降機構等(図
示しない)が設けられている。
【0012】台車本体2の下面には、左右中央位置の前
後両端部2つ、前後中央位置の左右両端部に2つの計4
個のキャスター3が設けられている。これらのうち前後
2つのキャスター3,3は、上下軸回りに旋回自在とな
っている。
【0013】台車本体2の上面には、液晶カセット等の
搬送ケース10の底部角が嵌まる段落ち部4aを有する
支持ブロック4が、搬送ケース10の大きさに対応した
四角形の角部に位置するように設けられている。即ち、
4つの支持ブロック4の段落ち部4aによって物品載置
面が形成され、載置された搬送ケース10は水平方向に
動かないように位置規制される。尚、段落ち部4aによ
って形成される物品載置面は、右側下りとなるように少
し傾斜している。
【0014】台車本体2の上面において、4つの支持ブ
ロック4に挟まれた位置に、昇降自在且つ左右に進退自
在なスライドフォーク5が設けられている。台車本体2
の後面上部にはフォーク進退用のハンドル6が設けられ
ている。このハンドル6は台車本体2の内部に設けられ
たフォーク進退機構(図示しない)に連結されており、
作業者はハンドル6を回すことによりスライドフォーク
5を進退させることができる。尚、後述するスライドフ
ォーク5の昇降に伴ってハンドル6も昇降するようにな
っている。
【0015】また、台車本体2の後面にはフォーク上昇
用のペダル7及びフォーク下降用のノブ8が設けられて
いる。このペダル7及びノブ8は、台車本体2の内部に
設けられたフォーク昇降用の油圧シリンダの油圧切換え
弁(図示しない)に連結されている。このような構成に
よって、ペダル7を足で踏み付けてスライドフォーク5
を最下位置から最上位置まで上昇させ、ノブ8を操作し
て最上位置から最下位置まで下降させることができる。
尚、ペダル6は足で踏み付け易いように台車本体2の後
面右下部に設けられている。スライドフォーク5が最下
位置あるいは最上位置にあるとき、その上面は物品載置
面のやや下方あるいはやや上方にくるようになされてい
る。
【0016】台車本体2の前面上部及び後面上部には、
作業者が台車を押す際に掴む把手9,9が設けられてい
る。
【0017】以上のような構成によって、把手9を掴み
つつ搬送ケース10を載せた手押し台車1を荷降ろし台
30の右側方まで移動させ、後述する手段で手押し台車
1を所定位置に位置決めした状態で、ハンドル6,ペダ
ル7及びノブ8を操作することによって、搬送ケース1
0を荷降ろし台30に移載することができる。同様に、
搬送ケース10を載せていない手押し台車1を所定位置
に位置決めした状態で、ハンドル6,ペダル7及びノブ
8を操作することによって、搬送ケース10を荷降ろし
台30から受け取ることができる。
【0018】次に、手押し台車1の所定位置への位置決
めについて説明する。まず、台車側の位置決め装置につ
いて説明すると、台車本体2の左側側面下部において、
前端部及び後端部に内側ローラー11,11が、前後中
央部に外側ローラー12が設けられている。内側ローラ
ー11及び外側ローラー12は、必要なブラケット1
3,14を介して、台車本体2の下面より下方に軸心を
上下方向に向けて回転自在に設けられている。
【0019】台車本体2の前面左下部及び後面左下部に
は、必要なブラケットを介して、軸心を上下方向に向け
るようにしてガイド筒15,15が設けられ、このガイ
ド筒15,15に案内されて上昇位置及び下降位置間で
交互に停止可能なロッド16,16が設けられている。
ロッド16は、下降位置にあるときその下端部が後述の
嵌入孔23に嵌まり込み、上昇位置にあるときその下端
部が嵌入孔23から上方に外れた位置にくるようになさ
れている。
【0020】次に、地上側の位置決め装置について説明
すると、荷降ろし台30のすぐ右方の地上には、垂直部
21及びその垂直部21の下端から右側に折れ曲がった
水平部22より構成される断面L字状部材20が、長手
方向を前後方向として設けられている。断面L字状部材
20の垂直部21は、台車側の内側ローラー11及び外
側ローラー12が摺動することにより、手押し台車1を
前後方向に案内する立上り片である。断面L字状部材2
0の水平部21の前後端部には、前記ロッド16の直径
と同じ又はやや大きい直径の嵌入孔23,23が、手押
し台車1が所定位置にあるとき前後のロッド16,16
の真下にくるような位置に設けられている。
【0021】次に、このような位置決め装置による位置
決め動作について説明する。まず、前側の内側ローラー
11を断面L字状部材20の垂直部21の後端部の右側
面に当接させる(図1のA状態)。その後、前側の内側
ローラー11を垂直部21の右側面に摺動させつつ手押
し台車1を前方に移動させて、外側ローラー12を垂直
部21の後端部の左側面に当接させる(図1のB状
態)。その後、前側の内側ローラー11及び外側ローラ
ー12を垂直部21の右側面及び左側面に摺動させつつ
手押し台車1を前方に移動させて、後側の内側ローラー
11を垂直部21の後端部の右側面に当接させる。この
状態で手押し台車1は、水平方向の傾きが規制されるこ
とにより正確に向きが固定されて、所定位置に対する左
右方向の位置決めが完了される。尚、このとき手押し台
車1を移動させる際、前側の内側ローラー11及び外側
ローラー12によって垂直部21を左右から挟んだ状態
にあり、左右方向の移動が規制されつつ前後方向に案内
されるので、容易に手押し台車1を前方に押すことがで
きる。その後、手押し台車1を少し前方の所定位置に位
置させて、前後のロッド16,16を前後の嵌入孔2
3,23の真上に位置させる(図1のC状態)。その
後、後側(近い方)のロッド16を下降させて嵌入孔2
3に嵌め込むことにより、手押し台車1を前後方向に位
置決めする。
【0022】以上に手押し台車1を後方から押してきた
場合の位置決めについて説明したが、前方から押してき
た場合も同様に行えばよい。
【0023】尚、スライドフォーク5の昇降及び進退の
ためのハンドル6,ペダル7及びノブ8に代えて押しボ
タン式等にしてもよい。また、これらの操作用部材を台
車本体2の前後両面に設けてもよい。さらに、物品移載
装置としてスライドフォーク5に代えて物品移載ロボッ
トを使用してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるので、
以下のような効果を奏する。請求項1記載の発明によれ
ば、台車側の内側ローラー及び外側ローラーで地上側の
立上り片を左右から挟むことにより台車を左右方向に位
置決めし、その状態で、台車側の昇降自在なロッドを地
上側の嵌入孔に嵌め込むことにより台車を前後方向に位
置決めすることができる。従って、前後どちらからも台
車を所定位置に正確に位置決めすることができる。
に、その際には、必要最小限のローラーで簡単且つ正確
に台車を左右方向に位置決めすることができる。
【0025】請求項2記載の発明によれば、前記嵌入孔
及びロッドは前後2箇所に設けられているので、前後ど
ちらから台車を押してきた場合でも、近くにある方のロ
ッドを嵌入孔に嵌め込むことによって、台車の前後方向
の位置決めを素早く行うことができる。
【0026】請求項3記載の発明によれば、水平部に嵌
入孔が形成された断面L字状部材を地上に設置すること
により、同時にその断面L字状部材の垂直部が立上り片
となるので、効果的に地上側に立上り片及び嵌入孔を設
けることができる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の位置決め動作を模式的に説明す
るための簡略平面図である。
【図2】所定位置にある手押し台車を示す背面図であ
る。
【図3】所定位置にある手押し台車を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 手押し台車 2 台車本体 10 搬送ケース 11 内側ローラー 12 外側ローラー 20 断面L字状部材 21 水平部 22 垂直部 23 嵌入孔

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上側に、前後に長い立上り片と、嵌入
    孔とが設けられ、台車側に、前記立上り片を左右から挟
    むことにより台車を左右方向に位置決めする内側ローラ
    ー及び外側ローラーと、前記嵌入孔に嵌まり込む昇降自
    在なロッドとが設けられ、前記内側ローラーは台車の前
    端部及び後端部に配置され、前記外側ローラーは台車の
    前後中央部に設けられている手押し台車の位置決め装
    置。
  2. 【請求項2】 前記嵌入孔及びロッドはそれぞれ前後2
    箇所に設けられている請求項1記載の手押し台車の位置
    決め装置。
  3. 【請求項3】 前記立上り片は断面L字状部材の垂直部
    であり、前記嵌入孔はその断面L字状部材の水平部に設
    けられている請求項1又は2記載の手押し台車の位置決
    め装置。
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