JP2000302046A - 配膳車 - Google Patents

配膳車

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JP2000302046A
JP2000302046A JP11111082A JP11108299A JP2000302046A JP 2000302046 A JP2000302046 A JP 2000302046A JP 11111082 A JP11111082 A JP 11111082A JP 11108299 A JP11108299 A JP 11108299A JP 2000302046 A JP2000302046 A JP 2000302046A
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JP
Japan
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auxiliary wheel
wheels
auxiliary
vehicle body
wheel
Prior art date
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JP11111082A
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English (en)
Inventor
Seiji Okuma
精二 大熊
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OKUMA ENGINEERING KK
Original Assignee
OKUMA ENGINEERING KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 進行方向に直角の方向において、配膳車を容
易に移動させる。 【解決手段】 複数の補助輪4が車体1に支持され、補
助輪4は進行方向に直角の方向のものであり、ジャッキ
機構6,7,9,21が各補助輪4と車体1間に設けら
れ、ジャッキ機構6,7,9,21によって各補助輪4
が下降し、各補助輪4によって車体1が持ち上げられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば、病院など
の施設で配膳および集膳する配膳車に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術とその問題点】病院などの施設で配膳および
集膳する配膳車の場合、重量が大きく、その取り扱いは
容易ではない。たとえば、エレベータのスペースが限ら
れているとき、配膳車を進行方向に直角の方向に移動さ
せ、エレベータに積み込むことが要求されるが、配膳車
を進行方向に直角の方向に移動させることは相当困難で
あり、労力および時間が要求される。配膳車の保管場所
で配膳車を整列させるとき、それを進行方向に直角の方
向に移動させ、幅寄せすることも同様である。
【0003】
【発明の目的】したがって、この発明は、進行方向に直
角の方向において、配膳車を容易に移動させることを目
的としてなされたものである。
【0004】
【発明の構成】この発明によれば、複数の補助輪が車体
に支持される。補助輪は進行方向に直角の方向のもので
ある。さらに、ジャッキ機構が補助輪と車体間に設けら
れ、ジャッキ機構によって各補助輪が下降し、各補助輪
によって車体が持ち上げられ、支持される。
【0005】
【実施例の説明】以下、この発明の実施例を説明する。
【0006】図1において、これは病院などの施設で配
膳および集膳する配膳車であり、車体1、前輪2および
後輪3を有する。さらに、複数の補助輪4が車体1に支
持されている。この実施例では、図2に示すように、1
対の前輪2が車体1の前端に設けられ、1対の後輪3が
車体1の後端に設けられており、前輪2と後輪3間にお
いて、2対の補助輪4が前後方向および横方向に間隔を
置いて設けられ、車体1に支持されている。補助輪4は
進行方向に直角の方向のものである。
【0007】さらに、ジャッキ機構が補助輪4と車体1
間に設けられている。図3に示すように、ジャッキ機構
はねじシャフト式のもので、複数のギヤ5によってモー
タ6とねじシャフト7が連結され、モータ6は車体1に
取り付けられ、支持されている。ねじシャフト7につい
ては、ねじシャフト7とケーシング8間にスラストベア
リング9が設けられ、ケーシング8は車体1に取り付け
られ、ねじシャフト7は上下方向にのび、スラストベア
リング9およびケーシング8に支持され、回転可能に案
内されている。さらに、昇降シャフト10がケーシング
8に収容されており、キーみぞ11が昇降シャフト10
に形成され、まわり止めキー12がキーみぞ11にはめ
込まれ、昇降シャフト10は上下方向にのび、昇降可能
に案内されている。昇降シャフト10は中空のもので、
ねじシャフト7は昇降シャフト10に挿入され、ねじ合
わされ、補助輪4は昇降シャフト10に取り付けられ、
回転可能に支持されている。したがって、車体1、ケー
シング8、スラストベアリング9、ねじシャフト7およ
び昇降シャフト10によって補助輪4が支持されている
ものである。
【0008】さらに、図4に示すように、1対のマイク
ロスイッチ13,14がケーシング8に取り付けられて
いる。マイクロスイッチ13,14は補助輪4の位置を
検出するためのものである。たとえば、1対のくぼみ1
5,16が昇降シャフト10に形成されており、昇降シ
ャフト10の昇降にともない、くぼみ15,16がマイ
クロスイッチ13,14の位置に達したとき、くぼみ1
5,16によってマイクロスイッチ13,14が動作
し、これによって補助輪4の位置が検出される。さら
に、バッテリ17が車体1に支持され、図5に示すよう
に、切り換えスイッチ18がバッテリ17、マイクロス
イッチ13,14およびモータ6に接続されている。切
り換えスイッチ18は車体1の適所に設けられている。
【0009】なお、前輪2については、各前輪2が変向
可能に取り付けられ、ギヤおよびリンクによって前輪ス
テアリングハンドル19と前輪2が連結されており、配
膳車を前進させるとき、前輪ステアリングハンドル19
によって前輪2をステアリング操作することができる。
後輪3についても、各後輪3が変向可能に取り付けら
れ、ギヤおよびリンクによって後輪ステアリングハンド
ル20と後輪3が連結されており、配膳車を後退させる
とき、後輪ステアリングハンドル20によって後輪3を
ステアリング操作することができる。さらに、一方の後
輪3にモータ21が連結され、モータによって後輪3を
駆動し、回転させ、配膳車を前進および後退させること
ができる。
【0010】したがって、この配膳車の場合、切り換え
スイッチ18を操作し、切り換えると、各補助輪4のジ
ャッキ機構において、電流がバッテリ17から供給さ
れ、マイクロスイッチ13を通り、モータ6に導かれ、
これによってモータ6が駆動される。したがって、モー
タ6およびギヤ5によってねじシャフト7が回転し、そ
のねじ送り作用によって昇降シャフト10が下降する。
これによって各補助輪4が下降するものである。さら
に、各補助輪4が床面に押し付けられ、各補助輪4によ
って車体1が持ち上げられ、支持される。これと同時
に、昇降シャフト10の下降にともない、くぼみ15が
マイクロスイッチ13の位置に達し、くぼみ15によっ
てマイクロスイッチ13が動作し、開かれ、モータ6は
停止する。
【0011】その後、車体1を押すと、各補助輪4によ
って車体1が案内され、各補助輪4が床面に沿って転動
する。これによって配膳車を移動させることができる。
その方向は補助輪4の方向であり、進行方向に直角の方
向である。したがって、進行方向に直角の方向におい
て、配膳車を容易に移動させることができ、エレベータ
に積み込むとき、配膳車を容易に積み込むことができ
る。配膳車の保管場所で配膳車を整列させるとき、それ
を容易に整列させることもできる。
【0012】さらに、切り換えスイッチ18を操作し、
切り換えると、各補助輪4のジャッキ機構において、電
流がバッテリ17から供給され、モータ6を通り、マイ
クロスイッチ14に導かれ、これによってモータ6が駆
動され、逆転する。したがって、モータ6およびギヤ5
によってねじシャフト7が逆転し、昇降シャフト10が
上昇し、これによって各補助輪4が上昇する。さらに、
補助輪4がもとの位置まで上昇すると、昇降シャフト1
0の上昇にともない、くぼみ16がマイクロスイッチ1
4の位置に達し、くぼみ16によってマイクロスイッチ
14が動作し、開かれ、モータ6が停止し、補助輪4は
その位置に支持される。
【0013】したがって、その後、モータ21によって
後輪3を駆動し、回転させ、配膳車を前進および後退さ
せ、配膳車を目的位置まで進行させることができる。前
進させるとき、前輪ステアリングハンドル19によって
前輪2をステアリング操作することもでき、後退させる
とき、後輪ステアリングハンドル20によって後輪3を
ステアリング操作することもできる。
【0014】なお、この実施例では、ジャッキ機構にね
じシャフト式ジャッキ機構を使用したものを説明した
が、他の自動ジャッキ機構を使用してもよい。たとえ
ば、図6に示すように、ジャッキ機構に油圧またはエア
式のものを使用し、油圧またはエアシリンダ21を車体
に取り付け、補助輪4を油圧またはエアシリンダ21に
連結する。これによって各補助輪4を支持し、油圧また
はエアシリンダ21によって各補助輪4を下降させ、各
補助輪4を床面に押し付け、各補助輪4によって車体を
持ち上げ、支持するようにしてもよい。各補助輪4を共
通の支持板に取り付け、単一のジャッキ機構によって支
持板および補助輪4を下降させ、これによって車体を持
ち上げ、支持するようにしてもよい。補助輪4の数につ
いては、必ずしも2対の補助輪4を設ける必要はない。
3つの補助輪を前後方向および横方向に間隔を置いて設
け、ねじシャフト式ジャッキ機構または油圧またはエア
式ジャッキ機構によって各補助輪を下降させても、各補
助輪によって車体を持ち上げ、支持することができ、同
様の作用効果を得ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、各補助輪4によって車体1を持ち上げ、支持するこ
とができ、進行方向に直角の方向において、配膳車を容
易に移動させることができる。したがって、エレベータ
に積み込むとき、配膳車を容易に積み込むことができ、
配膳車の保管場所で配膳車を整列させるとき、それを容
易に整列させることもでき、所期の目的を達成すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す側面図である。
【図2】図1の配膳車の底面図である。
【図3】図1の配膳車のジャッキ機構の断面図である。
【図4】図3のマイクロスイッチの説明図である。
【図5】図3のモータの電気回路図である。
【図6】他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 車体 4 補助輪 6 モータ 7 ねじシャフト 10 昇降シャフト 21 油圧またはエアシリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 進行方向に直角の方向の複数の補助輪を
    車体に支持し、ジャッキ機構を前記補助輪と車体間に設
    け、前記ジャッキ機構によって前記各補助輪を下降さ
    せ、前記各補助輪によって前記車体を持ち上げ、支持す
    るようにしたことを特徴とする配膳車。
JP11111082A 1999-04-19 1999-04-19 配膳車 Pending JP2000302046A (ja)

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