JPS6341374Y2 - - Google Patents

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JPS6341374Y2
JPS6341374Y2 JP1986066015U JP6601586U JPS6341374Y2 JP S6341374 Y2 JPS6341374 Y2 JP S6341374Y2 JP 1986066015 U JP1986066015 U JP 1986066015U JP 6601586 U JP6601586 U JP 6601586U JP S6341374 Y2 JPS6341374 Y2 JP S6341374Y2
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JP
Japan
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suction pad
chuck
long
chucking device
copper pipe
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JP1986066015U
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JPS61183327U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、パイプや丸棒などの長尺材料をロ
ール加工、ダイス加工などの加工部へ自動的に供
給するための装置に関するものである。
加工部に対する長尺材料の供給方式としては、
ストツク部の長尺材料を下から押し上げ、溢れて
来るものを一本毎に転がして取り出し、これを溝
やといに入れて差し出す方式が広く採用されてい
る。しかし、この方式は途中に転がりを利用して
いるため、転がりの悪い長尺材料、例えば細物、
焼鈍品等を対象とすることはできない。またこの
方式は、ストツクスペース、転がりスペース等大
きなスペースを要するだけでなく、規模の大きな
機械設備となり、コスト高になりかねない。
この考案の主目的は、前記した従来技術の欠点
を解消し、転がりにくい長尺材料であつても容易
に自動供給することのできる装置を提供すること
にある。
このような目的はこの考案によれば、減圧吸着
パツトとチヤツキング装置を併用し、前記吸着パ
ツトによつて持ち上げられた長尺材料をチヤツキ
ング装置で把持して加工部の材料受部まで移動さ
せることによつて達成することができる。
以下この考案を図面を参照して説明すると、こ
の考案に係る装置6は、第1図に示すように、そ
の主要部が加工部、例えば矯正機への材料受部で
あるピンチローラ28の手前に来るように設置さ
れる。しかしてこの装置6によつてピンチローラ
28へ供給される長尺材料、例えば焼鈍された銅
管Pはトレイ1上に集積され、その供給方向と直
交する方向に敷設されたレール5上を移動できる
台車2上にトレイ1ごと載置され、その片端側が
前記装置6の主要部下方にくるように用意され
る。台車2はリフタ3と、レベル検出器、例えば
光電管装置4とを備え、これらの作用で最上段に
くる銅管Pのレベルを保てるようになつていると
共に、供給装置6のフレーム7から延びる腕8の
先端部にシリンダ9を介して取り付けられたセン
サ10からの信号によりレール5上を左右に移動
できるようになつている。供給装置6はピンチロ
ーラ28の側方に端を発し、材料の供給方向と平
行に延びるフレーム7の先端部側方に配置され、
モータ11の作動でスクリユウ12を介して昇降
する昇降台13と、この昇降台に取り付けられた
モータ14の作動でスクリユウ15を介して前後
動する移動板16と、この移動板の側方の支持板
18に取り付けられた減圧吸着パツト24及びチ
ヤツキング装置25は、平面的にはピンチローラ
28とセンサ10を結ぶ線上に位置するように近
接配置されている。
昇降台13上のモータ14は、チヤツキング装
置25のチヤツク26が閉じた後作動して移動板
16をガイド棒17に沿つてピンチローラ28側
へ前進させて停止し、チヤツク26の解放後再び
作動して移動板16を後退させ復帰させるように
なつているが、これはエアシリンダ等を用いても
差し支えない。吸着パツト24及びチヤツキング
装置25を支える支持板18は、移動板16の側
方に設けられたガイド棒19にその受部との間に
バネ20を介してスライド可能に取り付けられ、
移動板16の前進にともなつて送給すべき銅管P
の先端がピンチローラ28に引張られたとき、そ
のシヨツク等を吸収緩和できるようになつてい
る。吸着パツト24はこの支持板18に取り付け
られたシリンダ21の先端にベース板22及びバ
ネ23を介して取り付けられ、シリンダ21の作
動で降下したとき下方の銅管Pとの衝突を緩和で
きるようになつているが、ベース板22との間は
スライド式にせず、ゴムホースのような可撓性の
あるホースやパイプを介して真空ポンプに接続さ
れ、ピツキング開始信号によるシリンダ21の作
動で降下しながら、または降下した後内部が減圧
され、直下に位置する銅管Pの表面に吸着し、シ
リンダ21の復帰により上昇して一本の銅管の片
端側を所定の高さまで持上げ、チヤツキング装置
25が作動してチヤツク26が閉じた後、減圧が
解かれるようになつている。この吸着パツト24
に隣接して配置されるチヤツキング装置25はチ
ヤツク26がエアによつて開閉できるものからな
り、チヤツク26は通常解放されている。しかし
て吸着パツト24が銅管Pの片端を持上げてその
途中が内に入つたことを知つて閉じ、移動板16
が前進して停止した後開いて銅管Pの把持を解放
できるようになつている。
以上のような配置構成において、ピンチローラ
28とチヤツキング装置25のレベルを合せてお
く。しかして銅管Pが集積されたトレイ1をリフ
タ3上の所定位置に載置し、台車2を所定の位置
まで移動させる。この後リフタ3を作動させてト
レイ1を昇降させて、光電管装置4との作用で最
上段部における銅管のレベルを供給装置6の作動
レベルに合せる。この最上段の銅管のレベル確保
は台車2が所定位置まで移動する前、または移動
中に行つても差し支えない。この後、シリンダ9
を作動させてセンサ10を降下させ、最上段側部
の銅管が直下にくるように台車2を寸動させてセ
ンサ10を復帰させると共に、シリンダ21を作
動させて吸着パツト24をその内部を減圧しなが
ら降下させる。これによりパツト24は第2図に
示すように、直下の銅管Pの途中に吸着するので
シリンダ21を復帰させれば、パツト24に吸着
された銅管Pは第3図に示すように、片端側が持
ち上げられ、その途中が隣接するチヤツキング装
置25の開いているチヤツク26内に入る。シリ
ンダ21の復帰によりチヤツキング装置25が作
動してチヤツク26を閉じ、パツト24の吸着が
解かれた後モータ14が作動する。これによりス
クリユウ15を介して移動板16が前進するの
で、片端側が持ち上げられた銅管Pはチヤツク2
6に把持されたままピンチローラ28側へ引か
れ、第4図に示すように、先端がラツパ状のガイ
ド27を通つてピンチローラ28へ導かれる。こ
のとき銅管Pは、チヤツク26によつて途中を強
固に把持されているので、沢山の中を引いてもチ
ヤツク26から外れるようなことはない。
移動板16が前進し銅管Pの先端がピンチロー
ラ28に達するとモータ14が停止し、ピンチロ
ーラ28が駆動すると共に、チヤツク26が開放
されるので、銅管Pはピンチローラ28に引かれ
トレイ1上から加工部たる矯正機へ送給される。
ピンチローラ28の引張りとチヤツク26の開
放のタイミングが多少ずれた場合、チヤツキング
装置25が銅管Pと共にピンチローラ28側へ引
かれる恐れがあるが、チヤツキング装置25を支
える支持板18と移動板16との間にはバネ20
が介装されているので、これにより引かれたとき
のシヨツク等は吸収緩和することができる。場合
によつてはチヤツク26はチヤツキング装置25
が銅管Pと共に引かれ、支持板18が移動したと
きに開放されるようにしても差し支えない。
チヤツク26が開放されると、モータ14が再
び作動するので、移動板16は復帰した吸着パツ
ト24及びチヤツキング装置25をともなつて後
退して復帰し次の動作に待機する。
移動板16の復帰とピンチローラ28に引かれ
た銅管の後端がトレイ1上から離脱するのを待つ
て再びセンサ10と台車2が共働して次に持上げ
るべき銅管を吸着パツト24の下方に位置させる
ので、装置6の各部は再び前記した動作を順次行
う。これを繰り返すことにより最上段の銅管がな
くなると、光電管装置4からの信号によりリフタ
3が作動して次の段の銅管を所定の位置まで上昇
させる。しかしてセンサ10と台車2が共働して
次の段の銅管の給送が開始される。この場合、次
の段の給送開始側は待ち時間を短縮する意味で前
の段の終了側とするが、前の段の開始側と同じ側
としても差し支えない。
第5図は吸着パツトの別の例を示している。こ
の例の場合、チヤツク26が開いているときのそ
の開先端間の寸法にほぼ等しい幅内に複数、例え
ば三個の吸着パツト24が互いにラツプするよう
にずらして配置されている。各パツト24はベー
ス板29に対してゴムホース30及び軟らかいバ
ネ31を介して取り付けられ、減圧源たる真空ポ
ンプに対しては切換弁を介して接続され、ある吸
着パツトの下に吸着し得る銅管が無ければ次の吸
着パツトが減圧されるようになつている。この場
合、最も左(または右)から順次切替えられるこ
とが望ましい。
このようなパツト構成であれば、これが降下し
たとき銅管との衝突が緩和できるだけでなく、吸
着すべき銅管との位置関係が多少ずれてもフイツ
トさせることができる。
以上のような例に代表されるこの案の装置によ
れば、次のような効果があり、その実用価値は極
めて大きい。
(1) 転がり方式に比べて転がり部のスペースか不
要となる。
(2) 転がりにくい材料であつても一本毎のピツキ
ングが可能である。
(3) 材料がランダムに置かれた状態であつても複
数の吸着パツトを用いることにより長尺材料を
確実に送給できる。
(4) 引き上げた後前進させる方式であるため、長
尺材料のピンキング方式として適当であり、ピ
ンキングが安定している。
(5) 減圧吸着による引上のため、長尺材料の材質
に制限されない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る装置の一実施例を示す
斜視図、第2図乃至第4図は夫々各部の動作状態
を示す説明図、第5図は吸着パツトの別の例を示
す説明図である。 1……トレイ、2……台車、3……リフタ、4
……光電管装置、6……供給装置、9及び21…
…シリンダ、10……センサ、11及び14……
モータ、12及び15……スクリユウ、16……
移動板、18……支持板、20,23及び31…
…バネ、24……吸着パツト、25……チヤツキ
ング装置、26……チヤツク、28……ピンチロ
ーラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 材料受部の手前にあつて材料の供給方向と直交
    する方向に移動可能な台車と、該台車上に載置さ
    れた複数本の長尺材料の中の1本の途中に吸着し
    て当該長尺材料の先端側を持ち上げることのでき
    る減圧吸着パツトと、該吸着パツトが上下する位
    置と前記材料受部との間にあつて吸着パツトが持
    ち上げた長尺材料の先端側の途中を把持し、その
    まま前記材料受部に向けて前進して当該長尺材料
    の先端を材料受部に案内するチヤツキング装置
    と、持ち上げるべき長尺材料の1本を選んで当該
    長尺材料が前記吸着パツトの下方に位置するよう
    に前記台車を移動させるセンサーとを備え、前記
    吸着パツトとチヤツキング装置は平面的に前記材
    料受部とセンサーを結ぶ線上に配置されているこ
    とを特徴とする長尺材料供給装置。
JP1986066015U 1986-04-30 1986-04-30 Expired JPS6341374Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986066015U JPS6341374Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JP1986066015U JPS6341374Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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Publication Number Publication Date
JPS61183327U JPS61183327U (ja) 1986-11-15
JPS6341374Y2 true JPS6341374Y2 (ja) 1988-10-31

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ID=30598525

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5604259B2 (ja) * 2010-10-25 2014-10-08 本田技研工業株式会社 曲がりパイプ製造装置
JP2020044603A (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 東洋自動機株式会社 物品移送方法及び物品移送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5125261Y2 (ja) * 1972-04-08 1976-06-28

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Publication number Publication date
JPS61183327U (ja) 1986-11-15

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