JPH07164084A - 薄板の2枚同時送り込み方法及びその装置 - Google Patents

薄板の2枚同時送り込み方法及びその装置

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JPH07164084A
JPH07164084A JP34124593A JP34124593A JPH07164084A JP H07164084 A JPH07164084 A JP H07164084A JP 34124593 A JP34124593 A JP 34124593A JP 34124593 A JP34124593 A JP 34124593A JP H07164084 A JPH07164084 A JP H07164084A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロール成形機等に薄板を2枚同時に送り込む
方法及びその装置を提供する。 【構成】 多数積み重ねられた薄板を、上から順に2枚
ずつ同時にロール成形機等に送り込む方法において、上
の薄板の後端部を吸着して少し持ち上げると共に後方に
適量ずらして吸着を解除する工程と、このずらしにより
露出した下の薄板の前端部を吸着して少し持ち上げると
共に前記上の薄板を載せたまま前方にずらして送りロー
ラーの上で吸着を解除する工程と、を含む薄板の2枚同
時送り込み方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール成形機等に薄板
を2枚同時に送り込む方法及びその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、薄い鋼板から建材用波板等をロー
ル成形するには、生産性の向上から薄鋼板を2枚重ねて
ロール成形機に送り込み、その2枚を同時成形するよう
にしている。この場合、薄鋼板は予め所定の寸法に切断
されると共に、亜鉛メッキやカラー塗装等の表面処理が
施され、その表面がロール成形時に損傷しないように表
面同士を内側で面合わせして2枚の薄鋼板を重ね合わ
せ、この2枚の薄鋼板をロール成形機に同時に送り込む
ようにしている。この作業は従来手作業により行われて
おり、即ち前記のように表面合わせの2枚1組みの状態
で多数積み重ねられた薄鋼板のロットから、作業者が上
から順に2枚ずつ取り出してロール成形機に送り込んで
いる。これ以外にも、例えばアルミ板等の薄い金属板や
薄いプラスチック板等を成形機或は梱包機等に2枚ずつ
送り込むことがあるが、前記のように手作業によらざる
を得ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような手作業によ
ると、かなりの熟練と多大の労力を要するばかりか、作
業性及び生産性を低下させることになる。現在、薄板を
1枚ずつ送り込む装置は自動化されているが、2枚同時
に送り込む装置は自動化されていない。このため、例え
ば積み重ねられた薄板をセンサーで上から2枚ずつ検出
し、その2枚目の端部を機械爪で少し持ち上げてエアー
を吹き込んで他と分離し、その2枚を機械爪で把持して
押し出す方法が創案されたが、エアーの吹き込みにより
2枚の薄板が振動して不揃いになったり傷が付いたり
し、或は振動のため枚数のカウントが正確に出来ない等
の欠点があって巧く行かなかった。本発明は、このよう
な従来の事態に鑑みなされたもので、2枚の薄板をロー
ル成形機等に同時に送り込めるようにした方法及びその
装置を提供することを課題としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を技術的に解決
するための手段として、本発明は、多数積み重ねられた
薄板を、上から順に2枚ずつ同時にロール成形機等に送
り込む方法において、上の薄板の後端部を吸着して少し
持ち上げると共に後方に適量ずらして吸着を解除する工
程と、このずらしにより露出した下の薄板の前端部を吸
着して少し持ち上げると共に前記上の薄板を載せたまま
前方にずらして送りローラーの上で吸着を解除する工程
と、を含む薄板の2枚同時送り込み方法を要旨とする。
又、多数積み重ねられた薄板を、上から順に2枚ずつ同
時にロール成形機等に送り込む装置において、薄板の後
端部を吸着して持ち上げ、後方にずらして吸着を解除す
る第1の吸着移行手段と、薄板の前端部を吸着して持ち
上げ、前方にずらして送りローラーの上で吸着を解除す
る第2の吸着移行手段と、を少なくとも備えている薄板
の2枚同時送り込み装置を要旨とする。更に、下の薄板
の前端部が吸着して持ち上げられ、上の薄板を載せたま
ま送りローラーの上までずらす工程において、上の薄板
がずれて3枚目の薄板の後端部が露出した時にその後端
部を吸着して次のサイクルが開始されること、第1、第
2の吸着移行手段は、それぞれ吸着パッドを上下動させ
るホルダーを有し、且つこのホルダーに対して吸着パッ
ドが上下動自在に形成されたこと、を要旨とするもので
ある。
【0005】
【作 用】多数積み重ねられた薄板を上から順に2枚ず
つ送り込むに際し、先ず上の薄板の後端部を吸着パッド
で吸着して少し持ち上げると共に、後方(送り出し方向
と反対方向)に適量ずらして吸着を解除し、このずらし
により露出した下の薄板の前端部を吸着パッドで吸着し
て少し持ち上げると共に、前方にずらして送りローラー
の上で吸着を解除すれば、上下の薄板を同時に送り込む
ことが出来る。尚、2枚の薄板は前端の位置がずれたま
ま搬送されるが、搬送路の途中に配設された昇降ストッ
パーによって前端が揃えられロール成形機等に送り込ま
れる。下の薄板の前端部が吸着して持ち上げられ、上の
薄板を載せたまま送りローラーの上までずらされる際
に、上の薄板がずれて3枚目の薄板の後端部が露出した
時にその後端部を吸着して次のサイクルが開始されるの
で、サイクルタイムが短縮され作業が極めて能率的であ
る。又、吸着パッドはホルダーに対して上下動自在に形
成されているので、薄板を吸着する際に吸着パットの接
触圧を緩和することで薄板の傷付きを未然に防止するこ
とが出来る。
【0006】
【実施例】以下、本発明を薄鋼板の2枚送りに実施した
例について添付図面を参照しながら詳説する。図1にお
いて、1はフレームであり、その上部に複数本の梁2が
前後方向(図の上下方向)に差し渡して固定され、第1
の吸着移行手段3と第2の吸着移行手段4とが設けられ
ている。
【0007】第1の吸着移行手段3は、シリンダー5
と、このシリンダー5のプランジャーロッド5aの先端
に取り付けられた横に長い作動板6とを有し、シリンダ
ー5を駆動してプランジャーロッド5aを出し入れする
ことにより作動板6を前後方向に平行移動出来るように
してある。
【0008】前記シリンダー5は図4、図5に示すよう
に、その取付台5bがフレーム1に設けられたねじ棒7
に螺合しており、図1に示すハンドル8によりねじ棒7
を回転させるとねじ棒7に沿って前後方向に移動させる
ことが出来る。
【0009】前記作動板6には、図4、図7に示すよう
に支持板9が要所に取り付けられ、この支持板9の内側
上部には図6、図7に示すようにラック10が前後方向
に且つその歯部を下向きにして固定され、前記梁2側に
設けられたピニオン11と噛合している。又、作動板6
の内側側部にはスライドしやすい滑動体12が取り付け
られ、この滑動体12は図7に示すように梁2の側部に
取り付けられたガイド部材13に摺動自在に係合してい
る。
【0010】従って、シリンダー5を駆動してプランジ
ャーロッド5aを押し出すと、作動板6と共に支持板9
が後方に移動させられる。この時、支持板9のラック1
0はピニオン11を回転させ、滑動体12はガイド部材
13に沿ってスライドする。このラック10とピニオン
11は作動板6の移動の際左右のぶれを防止する作用を
もなす。一方、プランジャーロッド5aを引っ込める
と、作動板6と共に支持板9が前方に移動させられる。
つまり、シリンダー5の駆動によって作動板6と共に支
持板9を前後方向に移動出来ることになる。尚、この場
合支持板9は図5に示すように左右対称に取り付けら
れ、向かい合わせに取り付けられた一対の梁2、2′に
対し両側から抱き込むような状態になっている。
【0011】前記支持板9は図1、図2に示すように複
数本の梁2に関連させて横に長い作動板6にそれぞれ取
り付けられ、各梁2の側部に取り付けられたガイド部材
13に沿ってそれぞれ滑動出来るようにしてある。即
ち、作動板6の動きに伴って全部の支持板9が同時に動
かされることになる。
【0012】これら複数の支持板9の下部には回転シャ
フト14が挿通して設けられ、この回転シャフト14の
両端部には図6、図7に示すように歯車15が取り付け
られ、これらの歯車15は後記ラック23とそれぞれ噛
合している。
【0013】図6に示すように吸着機構16は支持板1
7に取り付けられ、この支持板17に固定されたホルダ
ー18と、このホルダー18に摺動自在に挿通された管
体19を有し、この管体19の下端部には吸着パッド2
0が取り付けられる。尚、図示は省略したが吸引手段は
真空ポンプ等の真空発生機による。
【0014】21は横に長い取付板であり、この取付板
21の中央部の下方端は図5(イ) に示すように上下動用
シリンダー37のプランジャーロッド37aの先端に固
定されている。上下動用シリンダー37の上端部は、両
側の支持板9に差し渡して固定したステー38に取り付
けられている。又、取付板21の背面側には係合筒22
が一定の間隔をあけて取り付けられ、両端部には前記歯
車15と噛合するラック23が上下方向にそれぞれ取り
付けられ、図2に示すように前記複数の支持板9の下端
部に差し渡して取り付けた連結板24に一定の間隔をあ
けて立設されているガイド棒25に、係合筒22をそれ
ぞれ摺動自在に嵌合してある。更に、取付板21には図
8に示すように、前記吸着機構16の支持板17を取付
板21に沿って横方向に摺動自在に取り付けてある。
【0015】従って、前記上下動用シリンダー37によ
り取付板21をガイド棒25に沿って上下動させること
が出来、この取付板21に取り付けられた複数個の吸着
機構16を同時に上下動させることが出来る。この際、
前記ラック23と歯車15は取付板21の移動の際上下
のぶれを防止する作用をなす。
【0016】吸着機構16は、取付板21が下降して前
記吸着パット20が被吸着物(薄鋼板)Wに接触すると
それ以上下降しないようになっている。即ち、取付板2
1が下降停止後にやや下がったとしても前記ホルダー1
8が管体19に沿ってスリップして少し下降するだけで
あるから、管体19はその位置のまま保持され、その下
端部に取り付けられた吸着パット20も動かないことに
なる。これは吸着時に被吸着物Wを強く押して生じる傷
付きを防止する配慮からである。
【0017】前記第2の吸着移行手段4も第1の吸着移
行手段3とほぼ同じ構成を有するので詳しい説明は省略
するが、第2の吸着移行手段4のシリンダー26の向き
が逆であり、且つ図4に示すようにシリンダー26は梁
2の上に固定されていて不動である点が異なっている。
第1の吸着移行手段3におけるシリンダー5を動ける構
成にしたのは、被吸着物Wの大きさに応じて作動板6、
27の間隔を調整出来るようにしたものである。
【0018】この第2の吸着移行手段4において、シリ
ンダー26を駆動してプランジャーロッド26aを出し
入れすると、作動板27を前後方向に移動させることが
出来、従って複数個の吸着機構28を作動板27と共に
同時に前後移動させることが可能である。又、上下動用
シリンダー(図略)により取付板30を介して複数個の
吸着機構28を同時に上下動させることが出来る。吸着
機構28の支持板が取付板30に対して横方向に移動す
るのも前記と同様であり、これは被吸着物Wの大きさに
応じて吸着機構の適正な位置を容易に調整するためであ
り、又吸着時には前記と同様にホルダーのスリップ現象
が生じて吸着パットの停止状態が保持され、被吸着物W
を傷付けないようにしてある。
【0019】本発明に係る装置は上記のように構成さ
れ、次にこの装置を用いて薄鋼板を2枚ずつロール成形
機に送り込む方法について詳説する。図3に示すよう
に、薄鋼板は2枚ずつ表面が傷付かないように内側で面
合わせした状態で多数積み重ねられ、前記フレーム1の
下方に配設されたリフター31の上に載置される。3
2、33は薄鋼板の位置ずれを防止するために前後に設
けられたストッパー板であり、34はマグネットローラ
ーであり、図9に示す搬送装置35を介して薄鋼板をロ
ール成形機(図略)に送り込めるようにしてある。
【0020】図9を用いてその動作を説明すると、先ず
(イ) のように前記リフター31により薄鋼板の高さ調整
を行う。次に上下動用シリンダー37のプランジャーロ
ッド37aを押し出して取付板21を下降させ、(ロ) に
示すように第1の吸着移行手段3の吸着機構16により
1枚目の薄鋼板W1 (表面を内側で面合わせした2枚の
薄鋼板のうち上の薄鋼板)の後端部を吸着する。
【0021】吸着後に、上下動用シリンダー37のプラ
ンジャーロッド37aを引き込んで取付板21を上昇さ
せ、図9(ハ) のように吸着機構16を上げて1枚目の薄
鋼板W1 の後端部を少し持ち上げると共に、前記シリン
ダー5を駆動しプランジャーロッド5aを後方に押し出
すことにより(ニ) のように吸着機構16を所定距離だけ
後退させて1枚目の薄鋼板W1 を後方にずらす。このず
らしによって2枚目の薄鋼板W2 の前端部が表面に露出
するので、前記上下動用シリンダー(図略)のプランジ
ャーロッドを押し出して取付板30を下降させ、第2の
吸着移行手段4の吸着機構28を下降させることにより
2枚目の薄鋼板W2 の前端部を吸着する。
【0022】この後、図9(ホ) に示すように第1の吸着
移行手段3の吸引機構16は吸着が解除され、シリンダ
ー5のプランジャーロッド5aを引き込むことにより元
の位置に復帰させられ、第2の吸着移行手段4の吸引機
構28は2枚目の薄鋼板W2の前端部を少し持ち上げ
る。この時、1枚目の薄鋼板W1 の後端部は後ストッパ
ー板33の真上よりやや後方に突出し、前方部は2枚目
の薄鋼板W1 の前端部により持ち上げられた状態にな
る。
【0023】この状態を保持して、前記シリンダー26
を駆動しプランジャーロッド26aを前方に押し出すこ
とにより図9(ヘ) のように吸着機構28を所定距離だけ
前進させて、2枚目の薄鋼板W2 を1枚目の薄鋼板W1
を載せた状態で前方にずらす。このずらしによって3枚
目の薄鋼板W3 の後端部が表面に露出するので、第1の
吸着移行手段3の吸着機構16を再び下降させることに
よりその3枚目の薄鋼板W3 の後端部を吸着する。
【0024】この後、図9(ト) に示すように第2の吸着
移行手段4の吸引機構28は吸着が解除され、シリンダ
ー26のプランジャーロッド26aを引き込むことによ
り元の位置に復帰させられ、第1の吸着移行手段3の吸
引機構16は3枚目の薄鋼板W3 の後端部を少し持ち上
げる。1枚目の薄鋼板W1 と2枚目の薄鋼板W2 は重な
り合ったまま前記マグネットローラー34によって搬送
装置35に送り込まれる。搬送装置35の要所には昇降
ストッパー36が設けられており、1枚目の薄鋼板W1
と2枚目の薄鋼板W2 との先端を揃えてからロール成形
機に送り込むようになっている。
【0025】このような工程により1サイクルが終了
し、引き続き図9(ト) から図9(ニ) の工程に移り、(ホ)
、(ヘ) 、(ト) の工程順にサイクルが連続的に遂行さ
れ、表面が内側で面合わせされた薄鋼板を上から順に2
枚ずつロール成形機に同時に送り込むことが出来る。
【0026】この場合、第1の吸着移行手段3の吸引機
構16と第2の吸引移行手段4の吸引機構28とを交互
に作動させ、2枚の薄鋼板のうち上の鋼板の後端部を吸
着して後にずらしている間に下の鋼板の前端部を吸着
し、その下の鋼板の前端部を持ち上げて搬送装置に送り
込んでいる間に、次の2枚の薄鋼板のうち上の鋼板の後
端部が吸着されて次のサイクルが開始されるので、サイ
クルタイムが非常に短くなり、ロール成形機への薄鋼板
の2枚同時送り込み作業の自動化が達成出来るばかりで
なく、その作業能率を著しく高めることが出来る。
【0027】尚、前記実施例では薄鋼板をロール成形機
に2枚同時に送り込む場合について説明したが、本発明
はこれに限定されずに例えばアルミ板等の薄い金属板を
2枚同時に送り込む場合や、プラスチック板を包装機等
に2枚同時に送り込む場合等に広く適用出来るものであ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多数積み重ねられた薄板を上から順に2枚ずつロール成
形機等に自動的に送り込むことが出来、しかもその作業
のサイクルタイムが非常に短いので能率的であり、ロー
ル成形等の生産性を著しく高める効果を奏する。又、本
発明の送り込み装置は構成が簡単であるから安価に製造
することが出来、吸着パッドはホルダーに対して上下動
自在に形成されているので、薄板を吸着する際に吸着パ
ットの接触圧を緩和し薄板の傷付きを未然に防止する等
の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る送り込み装置の平面図である。
【図2】 同、正面図である。
【図3】 同、側面図である。
【図4】 その吸着移行手段の側面図である。
【図5】 (イ) は図4におけるA−A線断面図、(ロ) は
B−B線断面図である。
【図6】 図3における要部の拡大図である。
【図7】 図6におけるC−C線断面図である。
【図8】 (イ) は吸着機構の正面図、(ロ) はその一部を
破断した側面図、(ハ) は薄鋼板を吸着した時の状態図で
ある。
【図9】 (イ) 〜(ト) は送り込み作業を工程順に示す説
明図である。
【符号の説明】
1…フレーム 2…梁 3…第1の吸着移行手段
4…第2の吸着移行手段 5…シリンダー 5a
…プランジャーロッド 6…作動板 7…ねじ棒
8…ハンドル 9…支持板 10…ラック 1
1…ピニオン 12…滑動体 13…ガイド部材 14…回転シャ
フト 15…歯車 16…吸着機構 17…支持板 18…ホルダー
19…管体 20…吸着パッド 21…取付板
22…係合筒 23…ラック 24…連結板
25…ガイド棒 26…シリンダー 26a…プラ
ンジャーロッド 27…作動板 28…吸着機構 29…回転シャフ
ト 30…取付板 31…リフター 32、33…ストッパー板 34
…マグネットローラー 35…搬送装置 36…昇
降ストッパー 37…上下動用シリンダー 37a…プランジャーロッド 38…ステー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数積み重ねられた薄板を、上から順に
    2枚ずつ同時にロール成形機等に送り込む方法におい
    て、上の薄板の後端部を吸着して少し持ち上げると共に
    後方に適量ずらして吸着を解除する工程と、このずらし
    により露出した下の薄板の前端部を吸着して少し持ち上
    げると共に前記上の薄板を載せたまま前方にずらして送
    りローラーの上で吸着を解除する工程と、を含む薄板の
    2枚同時送り込み方法。
  2. 【請求項2】 下の薄板の前端部が吸着して持ち上げら
    れ、上の薄板を載せたまま送りローラーの上までずらす
    工程において、上の薄板がずれて3枚目の薄板の後端部
    が露出した時にその後端部を吸着して次のサイクルが開
    始される、請求項1記載の薄板の2枚同時送り込み方
    法。
  3. 【請求項3】 多数積み重ねられた薄板を、上から順に
    2枚ずつ同時にロール成形機等に送り込む装置におい
    て、薄板の後端部を吸着して持ち上げ、後方にずらして
    吸着を解除する第1の吸着移行手段と、薄板の前端部を
    吸着して持ち上げ、前方にずらして送りローラーの上で
    吸着を解除する第2の吸着移行手段と、を少なくとも備
    えている薄板の2枚同時送り込み装置。
  4. 【請求項4】 第1、第2の吸着移行手段は、それぞれ
    吸着パッドを上下動させるホルダーを有し、且つこのホ
    ルダーに対して吸着パッドが上下動自在に形成された、
    請求項3記載の薄板の2枚同時送り込み装置。
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