JPH06529U - 板材搬入用ローダ装置 - Google Patents

板材搬入用ローダ装置

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JPH06529U
JPH06529U JP4531692U JP4531692U JPH06529U JP H06529 U JPH06529 U JP H06529U JP 4531692 U JP4531692 U JP 4531692U JP 4531692 U JP4531692 U JP 4531692U JP H06529 U JPH06529 U JP H06529U
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JP
Japan
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plate material
loader
suction pad
positioning
pad
Prior art date
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Pending
Application number
JP4531692U
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English (en)
Inventor
秀之 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication of JPH06529U publication Critical patent/JPH06529U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行するローダ装置を軽量化し、搬送効率の
向上を図る。また、板材を吸着して持ち上げるときの分
離機能を向上させると共に、ローダに板材加工機に対す
る位置決め機能を持たせる。 【構成】 板材載置位置Pの上方に板材分離装置15と
可動ローラテーブル23とを設ける。架設レール7に沿
って走行可能なローダ8に、搬送用吸着パッド12およ
び位置決め用吸着パッド11を設ける。板材分離装置1
5は、最上段の板材Wの端部を吸着して持ち上げかつ昇
降動作を繰り返す装置である。可動ローラテーブル23
は、板材分離装置15によって持ち上げられた板材Wの
下方に進入してその板材Wを略水平に載せるテーブルで
ある。搬送用吸着パッド12および位置決め用吸着パッ
ド11は、可動ローラテーブル23上の板材Wを吸着す
るパッドである。位置決め用吸着パッド11は、ローダ
8に設けたパッド進退装置31で進退可能とし、搬送し
た板材Wを板材加工機の所定位置に位置決めさせるよう
にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 この考案は、パンチプレスやシアリング機,折曲機等の板材加工機に板材を搬 入する板材搬入用ローダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、板材搬入用ローダ装置として、架設レールに走行自在に設置したローダ に、昇降装置を介して複数の吸着パッドを設け、板材載置位置に積層された板材 を1枚ずつ吸着して板材加工機に搬入するものがある。前記昇降装置は、板材を 吸着して持ち上げるときに使用される。 しかし、走行するローダに昇降装置を搭載しているため、ローダの重量が重く なり、そのためローダの走行速度が低下してサイクルタイムが長くなるという問 題点がある。
【0003】 このような問題点を解消したものとして、本出願人は、板材載置位置から板材 を分離して持ち上げる板材分離装置を、走行するローダと独立して設けたものを 提案した(実願昭2−62625号)。これによれば、ローダが軽量化され、サ イクルタイムの向上が図れる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ローダで搬送した板材を板材加工機に対して位置決めするときに、ロ ーダに位置決めが機能がないために、使用に不便な場合があった。また、板材を 板材載置位置から持ち上げるときに、板材相互の密接のために二枚重なったまま で持ち上げられることがあった。
【0005】 この考案の目的は、ローダを簡略かつ軽量化し、搬送効率を向上させると共に 、板材加工機に対する位置決め機能が得られ、また板材持ち上げ時の分離の確実 化を図ることのできる板材搬入用ローダ装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案の板材搬送用ローダ装置は、板材載置位置の上方に板材分離装置と可 動ローラテーブルとを設け、架設レールに沿って走行可能なローダに、搬送用吸 着パッドおよび位置決め用吸着パッドを設け、かつこの位置決め用吸着パッドを 進退させるパッド進退装置を設けたものである。 前記板材分離装置は、最上段の板材の端部を吸着して持ち上げかつ昇降動作を 繰り返す装置である。前記可動ローラテーブルは、板材分離装置によって持ち上 げられた板材の下方に進入して前記板材を略水平に載せるテーブルである。前記 搬送用吸着パッドおよび位置決め用吸着パッドは、可動ローラテーブル上の板材 を吸着するパッドである。
【0007】
【作用】
板材載置位置に載置されている最上段の板材の端部は板材分離装置によって吸 着されて持ち上げられる。このとき、昇降動作を繰り返すことにより、板材が2 枚重なり状態で持ち上げられても、その下側の板材が分離される。次に、持ち上 げられた板材の下方に可動ローラテーブルが進入して、その上に板材が略水平に 載せられる。この板材はローダの搬送用吸着パッドおよび位置決め用吸着パッド によって吸着され、架設レールに沿うローダの走行によって板材加工機等に搬送 される。搬送された板材は、位置決め用吸着パッドの進退駆動によって板材加工 機の所定位置に位置決めされる。
【0008】
【実施例】
この考案の一実施例を図1ないし図7に基づいて説明する。 図3に平面図で示すように、板材加工機1の側方には、板材搬入用ローダ装置 2のフレーム3が設置されている。板材加工機1はタレットパンチプレスからな り、ワークテーブル4上の板材Wを把持するワークホルダ10aが、前後(Y方 向)移動するキャリッジ10に横(X方向)移動可能に設置されている。また、 ワークテーブル4の側端には、図7のように突没可能なピンからなるエンドロケ ータ33が設けてある。 図1および図2に正面図で示すように、板材搬入用ローダ装置2のフレーム3 の下方における所定の板材載置位置Pには、材料台車5が出入り可能に設置され 、その上に鉄パレット6aおよび木製のパレット6を介して材料となる板材Wが 積載されている。
【0009】 前記フレーム3にはレール7が、板材加工機1のワークテーブル4上に片持状 に突出するように設けられ、このレール7にローダ8が矢印A方向に走行自在に 設置されている。ローダ8には、位置決め用吸着パッド11と搬送用吸着パッド 12とがワークテーブル5とほぼ同レベルの所定高さに設けられると共に、モー タおよび駆動ローラからなる自走装置9が搭載されている。ローダ8の電源線お よび信号線は、ローダ8のダクト連結台14に連結した可撓性のケーブルダクト 13に挿通され、制御盤(図示せず)に接続される。 位置決め用吸着パッド11は、図5および図6に示すように、ローダ8に支軸 34回りで水平回動自在に取付けられたパッド進退シリンダ31のピストンロッ ドに、エアシリンダ35を介して昇降可能に取付けてある。パッド進退シリンダ 31は、ローダ走行方向に対して斜めに向く中立角度に、ばね部材(図示せず) によって旋回方向両側から引っ張り付勢されている。エアシリンダ35は、吸着 時にパッド11を若干下降させるために設けた小ストロークのものである。各搬 送用吸着パッド12も、前記と同様に小ストロークのエアシリンダ(図示せず) により吸着時に下降させるように設けてある。
【0010】 図2において、フレーム3には、板材台車5に載置した板材Wの端部上方に相 当する位置に板材分離装置15の基板18が固定され、分離用吸着パッド16を 有する昇降枠19が昇降装置20を介して基板18に設置されている。昇降装置 20は、複数本のガイドロッド21と昇降シリンダ22とからなる。
【0011】 図1に示すように、ローダ8の各吸着パッド11,12の下面高さには、多数 のローラ24を両端でチェーン25によりすだれ状に連結した可動ローラテーブ ル23が設けてある。図2に示すように、チェーン25はフレーム3の両端のス プロケット26に掛装され、一端のスプロケット26をモータ27で駆動するこ とにより、ボックス28内から水平方向に繰り出される。
【0012】 同図において、二枚検出器17は板材Wの厚さを検出するものであり、ローダ 8の走行方向に向けて進退駆動可能としてある。また、図1に示すように、板材 載置位置Pには、材料台車5に積層された板材Wの側面にマグネットフロータ3 6を押し付けるフロータユニット37が前記フレーム3(図2)に設置してある 。マグネットフロータ36は、積層された最上段の板材Wとその下の板材Wとを 重なり面が同一極性になるように磁化するものであり、これにより板材Wの相互 が分離し易くなる。マグネットフロータ36は複数個並設され、シリンダ装置等 で前記の押し付け方向に進退駆動される。図5および図6において、幅検出器3 2は、材料台車5に載置される板材Wの幅を検出するものであり、その検出幅に 応じて板材分離装置15の分離用吸着パッド16やローダ8の搬送用吸着パッド 12において吸着動作すべき吸着パッドが選択される。
【0013】 上記構成の動作を説明する。可動ローラテーブル23がボックス28に収納さ れた状態で、板材分離装置15の分離用吸着パッド16が降下し、板材台車5に 載置された最上段の板材Wの端部を吸着する。この板材Wの端部を、図1のよう に吸着パッド16が上昇して持ち上げる。この持ち上げ後、分離用吸着パッド1 6の昇降を繰り返して板材Wを波打ちさせることにより、板材Wが2枚重なり状 態に吸着されていても、下側の板材Wが落下して重なり状態が解消される。つい で、持ち上げられた板材Wが2枚重なり状態でないことを二枚検出器17で確認 し、その後、板材Wの下方に、同図矢印Bのように可動ローラテーブル23が進 入する。そのため板材Wは、ローダ8の位置決め用吸着パッド11および搬送用 吸着パッド12で吸着可能な高さまで全体が水平に持ち上げられる。
【0014】 可動ローラテーブル23上に載せられた板材Wは、ローダ8の各吸着パッド1 1,12で吸着され、この後、板材分離装置15の吸着パッド16による吸着を 解除してから、ローダ8を走行させることにより、可動ローラテーブル23上を 滑って板材加工機1のワークテーブル4上に搬入される。 搬入後、搬送用吸着パッド12による吸着を解除し、ローダ8の位置決め用吸 着パッド11を、パッド進退シリンダ31によって図7に白矢印で示すように斜 めに移動させる。これにより、板材Wはワークホルダ10aとエンドロケータ3 3とに押し付けられ、ワークテーブル4上に位置決めされる。位置決めが完了す ると、ワークホルダ10aで板材Wを把持した後、位置決め用吸着パッド11の 吸引を解除し、ローダ8を元の後退位置に戻す。
【0015】 この板材搬入用ローダ装置によると、このように板材分離装置15を、走行す るローダ8と独立して設けたため、ローダ8が軽量化され、ローダ8の走行速度 を速くしてサイクルタイムの向上を図ることができる。また、ローダ8によって 板材Wを持ち上げずに、そのまま可動ローラテーブル23上を移動させることか らも、サイクルタイムが向上する。しかも、ローダ8は位置決め用吸着パッド1 1と、これを進退させるパッド進退シリンダ31とを設けたため、ローダ8によ って板材Wを板材加工機4のワークテーブル4上に位置決めすることができ、板 材加工機4に位置決め機構を設けることが不要になる。さらに、板材分離装置1 5は、分離用吸着パッド16を繰り返して昇降させるようにしたため、板材Wが 2枚重なり状態で持ち上げられても、これを分離することができ、板材Wの1枚 分離が確実となる。したがって、2枚吸着による支障を生じることなく、板材加 工機1の自動運転を維持することができる。
【0016】
【考案の効果】
この考案の板材搬入用ローダ装置は、板材載置位置の上方に、最上段の板材の 端部を吸着して持ち上げる板材分離装置と、この持ち上げられた板材の下方に進 入して板材を略水平に載せる可動ローラテーブルとを設け、かつ架設レールに沿 って走行可能なローダに、可動ローラテーブル上の板材を吸着する搬送用吸着パ ッドおよび位置決め用吸着パッドを設けたため、ローダを簡単かつ軽量化できて 、走行速度の向上による搬送効率の向上が図れる。しかも、位置決め用吸着パッ ドは、パッド進退装置で進退駆動可能としたため、搬送した板材を板材加工機の ワークテーブル上に位置決めすることができ、板材加工機に複雑な位置決め機構 を設ける必要がなくなる。さらに、前記板材分離装置は、分離用吸着パッドを繰 り返して昇降させるようにしたため、板材が2枚重なり状態で持ち上げられても 、これを分離することができ、板材の1枚分離が確実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の部分拡大正面図である。
【図2】同実施例における全体の構成を示す正面図であ
る。
【図3】同実施例における全体の構成を示す平面図であ
る。
【図4】同実施例における全体の構成を示す斜視図であ
る。
【図5】その分離持上げ装置およびローダの部分拡大平
面図である。
【図6】同部分の正面図である。
【図7】同実施例の動作説明図である。
【符号の説明】
5…材料台車、7…レール、8…ローダ、11…位置決
め用吸着パッド、12…搬送用吸着パッド、15…板材
分離装置、16…分離用吸着パッド、23…可動ローラ
テーブル、31…パッド進退シリンダ(パッド進退装
置)、W…板材、P…板材載置位置
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 3/08 310 A 9148−3F 3/50 9148−3F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材載置位置の上方に、最上段の板材の
    端部を吸着して持ち上げかつ昇降動作を繰り返す板材分
    離装置を設け、この持ち上げられた板材の下方に進入し
    て前記板材を略水平に載せる可動ローラテーブルを設
    け、架設レールに沿って走行可能なローダに、前記可動
    ローラテーブル上の板材を吸着する搬送用吸着パッドお
    よび位置決め用吸着パッドを設け、かつこの位置決め用
    吸着パッドを進退させるパッド進退装置を設けた板材搬
    入用ローダ装置。
JP4531692U 1992-06-05 1992-06-05 板材搬入用ローダ装置 Pending JPH06529U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4531692U JPH06529U (ja) 1992-06-05 1992-06-05 板材搬入用ローダ装置

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JP4531692U JPH06529U (ja) 1992-06-05 1992-06-05 板材搬入用ローダ装置

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JPH06529U true JPH06529U (ja) 1994-01-11

Family

ID=12715901

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JP (1) JPH06529U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010052836A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Kyocera Corp 樹脂シート搬送装置および該装置を用いる樹脂シートの搬送方法
KR101247278B1 (ko) * 2012-10-18 2013-03-25 미원정밀공업(주) 프레스 성형용 소재 이송장치
WO2014136541A1 (ja) * 2013-03-06 2014-09-12 株式会社 アマダ ワーク搬送方法及びワーク搬送システム

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