JP2001055147A - リフトトラック - Google Patents

リフトトラック

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JP2001055147A
JP2001055147A JP11231030A JP23103099A JP2001055147A JP 2001055147 A JP2001055147 A JP 2001055147A JP 11231030 A JP11231030 A JP 11231030A JP 23103099 A JP23103099 A JP 23103099A JP 2001055147 A JP2001055147 A JP 2001055147A
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frame
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取扱い操作性の向上並びに荷役作業の
省力化及び能率向上などを図る。 【解決手段】 前後輪(3)(6)を設ける台車フレ
ーム(5)にマスト(2)を立設させ、前記マスト
(2)に昇降フレーム(9)を昇降自在に取付けるリフ
トトラックにおいて、走行輪(38)を有する手押車
(1)を前記昇降フレーム(9)に着脱自在に取付けた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばマストに荷台
を取付けて荷物を昇降及び運搬する荷役用のリフトトラ
ックに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、マスト下端部後
側に左右走行輪を設け、マスト前側に荷台を昇降自在に
取付け、荷台に荷物を載せて運搬またはトラック荷台へ
の積降し作業などを行っていたが、一方に長い長尺物を
運搬時、約90度方向転換させる走行移動を容易に行い
得ないと共に、荷台をトラック荷台に載せて荷物を積降
すとき、荷台の荷物を作業者が手で持上げる必要があ
る。また、テーブル形荷台またはフォーク形荷台に手押
車などを載せて荷物を積降すことにより、作業者による
荷物の持上げが不要になるが、荷台を上昇させて移動す
るとき、荷台から手押車が滑落し易い不具合があり、取
扱い操作性の向上並びに荷役作業の省力化及び能率向上
などを容易に図り得ない等の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、前後
輪を設ける台車フレームにマストを立設させ、前記マス
トに昇降フレームを昇降自在に取付けるリフトトラック
において、走行輪を有する手押車を前記昇降フレームに
着脱自在に取付けたもので、昇降フレームに手押車を直
接支持させることにより、手押車取付け構造の簡略化並
びに手押車支持強度の確保などを容易に行い得ると共
に、手押車の分離取外しによって長尺物の移動またはト
ラック荷台など高所への荷物の積降し及び移動を容易に
行い得、取扱い操作性の向上並びに荷役作業の省力化及
び能率向上などを容易に図り得るものである。
【0004】また、手押車と略同一形状の係合体をテー
ブル形荷台またはフォーク形荷台に設け、前記手押車及
び荷台を昇降フレームに互換自在に取付けたもので、前
記手押車と荷台の互換によって態様の異なる荷役作業を
容易に行い得、荷役作業性の向上などを容易に図り得る
ものである。
【0005】また、昇降フレームと手押車の係合連結を
維持させるロック部材を設けたもので、前記手押車を下
降時、手押車が障害物などに衝突して持上げ力が作用し
ても、手押車の離脱をロック部材によって容易に防止し
得、昇降フレームと手押車の連結構造の簡略化並びに手
押車の脱着など取扱い操作性の向上を容易に図り得るも
のである。
【0006】また、昇降フレームをマストの最下降位置
に保持する支持部材を設けたもので、昇降フレームから
手押車を取外した状態でマストを水平に倒しても、昇降
フレームをマストの下端部に固定させて支持し得、トラ
ック等に横倒し姿勢で積んで持運ぶときに昇降フレーム
がマスト上端側に移動するのを容易に防止し得、取扱い
操作性の向上などを容易に図り得るものである。
【0007】また、マストの上端側後面に転輪を設けた
もので、トラック荷台などの上面に転輪を着地させるよ
うにマストを傾けて台車フレームを作業者が持上げるこ
とにより、転輪の転動によってマストを水平姿勢にして
トラック荷台などに積降す作業を容易に行い得、取扱い
操作性の向上などを容易に図り得るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて詳述する。図1は全体の側面図、図2は同正面図、
図3は同平面図であり、図4乃至図8にも示す如く、荷
物を載せる手押車(1)と、手押車(1)を昇降自在に
装設させる左右一対のマスト(2)と、左右一対の前輪
(3)を軸支させる左右一対の脚フレーム(4)を、ア
ルミニュウム合金製の中空パイプによって形成すると共
に、前記マスト(2)を略垂直に立設させる台車フレー
ム(5)をアルミニュウム合金鋳物の成形加工によって
形成し、左右一対の後輪(6)を前記台車フレーム
(5)に取付けてマスト(2)下端後側に配設してい
る。
【0009】また、上部フレーム(8)の上面に取手ハ
ンドル(7)を固定させ、左右一対のマスト(2)上端
を上部フレーム(8)によってビス止め連結させると共
に、前記手押車(1)後面に昇降フレーム(9)前面を
連結させ、合成樹脂製の上下ガイドローラ(10)(1
1)を昇降フレーム(9)後部両側に回転自在に軸支さ
せ、マスト(2)内面に形成するガイド溝(12)にガ
イドローラ(10)(11)を転動自在に嵌入させ、左
右二組4個のガイドローラ(10)(11)によって昇
降フレーム(9)を左右マスト(2)間に昇降自在に取
付ける。
【0010】さらに、台車フレーム(5)の上面略中央
で左右マスト(2)の間に単動型の油圧リフトシリンダ
(13)を立設固定させ、前記シリンダ(13)のピス
トン(14)上端にプーリ(15)を取付け、昇降フレ
ーム(9)とシリンダ(13)に両端を固定するロード
ワイヤ(16)中間をプーリ(15)に掛回し張設さ
せ、ピストン(14)の出入によってプーリ(15)を
上下動させて昇降フレーム(9)を昇降させるように構
成している。また、左右マスト(2)間に桟フレーム
(17)両端を固定させ、桟フレーム(17)に前記シ
リンダ(13)上端側をボルト止め固定している。
【0011】さらに、前記台車フレーム(5)背面にボ
ルト止め固定させる足載せ台(18)と、前記リフトシ
リンダ(13)及び油タンク(19)を固定させる油路
ベース(20)と、油路ベース(20)に固定させる油
圧プランジャポンプ型リフトポンプ(21)と、足踏み
操作するポンプハンドル(22)を設けると共に、下降
レバー(23)の回転操作によって開閉する昇降フレー
ム(9)下降用圧抜バルブと、吸込バルブと、リリーフ
バルブを、前記油路ベース(20)に内蔵させるもの
で、ハンドル(22)の足踏み操作によってタンク(1
9)の油をポンプ(21)からリフトシリンダ(13)
に圧送して昇降フレーム(9)を上昇させる一方、下降
レバー(23)回転操作によって圧抜バルブを開動さ
せ、リフトシリンダ(13)の油をタンク(19)に戻
して昇降フレーム(9)を下降させるように構成してい
る。
【0012】さらに、略平行に立設させる左右マスト
(2)下端部をボルト(24)によって連結させるマス
ト固定部(25)と、後輪(6)を回転自在に軸支させ
る車軸(6a)取付ける車軸固定部(26)と、前輪
(3)を前端側に設ける脚フレーム(4)後端部をボル
ト(27)によって連結させる脚固定部(29)を、台
車フレーム(5)にアルミニュウム合金鋳物の成形加工
によって一体形成し、前記台車フレーム(5)の各固定
部(25)(26)(29)にマスト(2)及び走行輪
(6)及び脚フレーム(4)をボルト(24)(27)
止め固定させ、マスト(2)及び台車フレーム(5)及
び脚フレーム(4)をアルミニュウム等の軽量合金製と
し、かつ各部の連結構造の簡略化並びに連結ボルト数の
削減などを行い、組立作業性の向上並びに製造コストの
低減などを図るもので、溶接による固定を不要にしてア
ルミニュウム合金または合成樹脂などの軽量材料によっ
てマスト(2)及び台車フレーム(5)等を形成し、マ
スト(2)及び台車フレーム(5)等の軽量化を行い、
手軽に持ち歩ける程度の重量(約20キログラム)まで
自重を減少させ、狭少場所での使用制限を低減させて取
扱い操作性の向上などを図れるように構成している。
【0013】さらに、図8に示す如く、アルミニュウム
合金鋳物で成形加工する前下り案内体(30)をマスト
(2)下端に連結させ、マスト(2)下端と前下り案内
体(30)を台車フレーム(5)にボルト(24)止め
固定させると共に、下端側を後方に傾斜させる傾斜面で
形成する前下り案内溝(31)を前下り案内体(30)
に設け、マスト(2)のガイド溝(12)下端に前下り
案内溝(31)上端を接続させ、昇降フレーム(9)を
最下降時に下ガイドローラ(11)を前下り案内溝(3
1)に移動させ、最下降位置で一定角度だけ手押車
(1)を前下り支持させる一方、昇降フレーム(9)を
上昇させて下ガイドローラ(11)をガイド溝(12)
に移動させることにより、手押車(1)が一定角度だけ
前上り支持されるもので、昇降フレーム(9)の昇降操
作により、前下り案内溝(31)の案内によって最下降
部で手押車(1)前側を自動的に上下動させ、最下降位
置の手押車(1)を前下り姿勢に支持させると共に、手
押車(1)を地上に上昇させることによって前上り姿勢
に変更させ、手押車(1)を地上に持上げて荷物を運ぶ
とき、手押車(1)が前上りになって荷物を安定良く支
持し、荷物の落下防止などを図る。
【0014】さらに、前記台車フレーム(5)の車軸固
定部(26)上部にブレーキ軸(32)を取付けるもの
で、後輪(6)外周面に対設させる半割り形切欠及び凹
凸面をブレーキ軸(32)の一端側に形成し、ブレーキ
軸(32)中間を車軸固定部(26)に回転自在に軸支
させ、ブレーキ軸(32)の他端側にブレーキペダル
(33)をビス止め固定させると共に、後輪(6)に前
記ブレーキ軸(32)の切欠を対向支持させる解除バネ
を取付け、ブレーキペダル(33)後端側を足で踏んで
ブレーキ軸(32)を回転させ、前記ブレーキ軸(3
2)の凹凸面を後輪(6)外周に圧接させ、ブレーキ軸
(32)の凹凸面の圧接によって後輪(6)の転動を阻
止すると共に、ブレーキペダル(33)前端側を足で踏
んでブレーキ軸(32)を逆転させ、後輪(6)の制動
を解除する。なお、前記取手ハンドル(8)に解除レバ
ーを取付け、前記ブレーキペダル(33)に解除ワイヤ
を介して解除レバーを連結させ、該レバーを手で握って
ワイヤを引張ることにより、ブレーキ軸(32)が解除
方向に回転し、後輪(6)の制動が解除されると共に、
前記レバーを握り乍ら後方に移動させることにより、前
記レバーの小さな操作力でブレーキ軸(32)の解除を
行えるもので、昇降フレーム(9)をトラック荷台上面
高さに上昇させて前進させ、トラック荷台内部に手押車
(1)を突入させ、トラック荷台の荷物(A)を手押車
(1)に載せた後、後進させて手押車(1)を低位置に
下降させ、荷物(A)重心が後輪(6)直上になるよう
にマスト(2)を後方に傾倒させて運搬移動する。この
ように、マスト(2)の下端部後側に設ける左右後輪
(6)の回転を係脱自在なブレーキ軸(32)によって
阻止し、ブレーキ軸(32)によって後輪(6)を制動
することにより、後輪(6)を支点にしてマスト(2)
を後方傾倒させて手押車(1)前部を持上げる作業を行
え、取扱い操作性の向上などを図れる。また、マスト
(2)下端部に脚フレーム(4)後部を連結させ、脚フ
レーム(4)前部に補助輪(3)を設け、マスト(2)
上方に手押車(1)を上昇させて前後移動させることに
よって手押車(1)をトラック荷台内部に出入させ、ト
ラック荷台への荷物(A)積降し作業性の向上などを図
ると共に、左右マスト(2)の上端部を連結させる上部
フレーム(7)に取手ハンドル(8)を設け、取手ハン
ドル(8)の連結によって上部フレーム(7)による左
右マスト(2)の連結強度を向上させる。
【0015】さらに、図5、図8乃至図13に示す如
く、前記昇降フレーム(9)の左右側面の上下部に上下
係止軸(34)(34)を突設させ、各係止軸(34)
(34)間の昇降フレーム(9)左右側面にロック板
(35)を固定させ、ロック板(35)にロック孔(3
6)を形成する。また、前記手押車(1)の荷台(3
7)下面の前後に左右一対の走行輪(38)を方向転換
自在に取付け、4個の走行輪(38)によって荷台(3
7)を支持させると共に、前記荷台(37)後部両側に
左右一対のヒッチ(39)を固定させ、前記係止軸(3
4)を係入させる上下フック(40)(40)と、前記
ロック孔(36)に係入させるロックピン(41)を、
前記ヒッチ(39)に設ける。そして、前記ヒッチ(3
9)に手押ハンドル(42)を立設させて固定させ、手
押ハンドル(42)の押引操作によって走行輪(38)
を転動及び方向転換させて前後左右方向に移動させると
共に、前記ロック板(35)前部の斜面(35a)によ
ってロックピン(41)を案内し、ロックバネ(43)
に抗してロックピン(41)を退入させた後、フック
(40)に係止軸(34)が係入したとき、ロックバネ
(43)力によってロックピン(41)がロック孔(3
6)に自動的に係入し、昇降フレーム(9)にヒッチ
(39)が合体して手押車(1)が取付けられる。
【0016】また、前記ロックピン(41)に退入キー
(44)を固定させ、ロックピン(41)を挿入させる
筒体(45)外側端面に退入キー(44)を係止させ、
ロックバネ(43)に抗してロックピン(41)を退入
位置に支持させ、手押車(1)を移動させて昇降フレー
ム(9)から取外すもので、昇降フレーム(9)を最下
降させた状態で、取手ハンドル(7)の押引操作による
リフトトラック本体の移動、または手押ハンドル(4
2)の押引操作による手押車(1)の移動により、手押
車(1)を昇降フレーム(9)に着脱させる。
【0017】上記から明らかなように、前後輪(3)
(6)を設ける台車フレーム(5)にマスト(2)を立
設させ、前記マスト(2)に昇降フレーム(9)を昇降
自在に取付けるリフトトラックにおいて、走行輪(3
8)を有する手押車(1)を前記昇降フレーム(9)に
ヒッチ(39)を介して着脱自在に取付け、昇降フレー
ム(9)に手押車(1)を直接支持させ、手押車(1)
取付け構造の簡略化並びに手押車(1)支持強度の確保
などを行うと共に、手押車(1)の分離取外しによって
長尺物荷物(A)の長手方向(左右方向)移動またはト
ラック荷台など高所への荷物(A)の積降し及び移動を
行い、取扱い操作性の向上並びに荷役作業の省力化及び
能率向上などを図ると共に、昇降フレーム(9)と手押
車(1)の係合連結を維持させるロック部材であるロッ
クピン(41)を設け、前記手押車(1)を下降時、手
押車(1)が障害物などに衝突して持上げ力が作用して
も、手押車(1)の離脱をロックピン(41)によって
防止し、昇降フレーム(9)と手押車(1)の連結構造
の簡略化並びに手押車(1)の脱着など取扱い操作性の
向上を図る。
【0018】さらに、図14、図15に示す如く、昇降
フレーム(9)をマスト(2)の最下降位置に保持する
支持部材であるゴムバンド(46)を設け、台車フレー
ム(5)に固定させる前記ゴムバンド(46)を係止軸
(34)に係脱自在に係止させるもので、昇降フレーム
(9)から手押車(1)を取外した状態でマスト(2)
を水平に倒すとき、昇降フレーム(9)をマスト(2)
の下端部にゴムバンド(46)によって固定させて支持
し、トラック(47)等に横倒し姿勢で積んで持運ぶと
きに昇降フレーム(9)がマスト(2)上端側に移動す
るのをゴムバンド(46)によって防止すると共に、マ
スト(2)の上端側後面にブラケット(48a)を介し
て転輪(48)を設け、トラック荷台(47)などの上
面に転輪(48)を着地させるようにマスト(2)を傾
けて台車フレーム(5)を作業者が持上げることによ
り、転輪(48)の転動によってマスト(2)を水平姿
勢にしてトラック荷台(47)などに積降す作業を行
い、取扱い操作性の向上などを図る。
【0019】さらに、図16、図17に示す如く、手押
車(1)と略同一形状の係合体(39)をテーブル形荷
台(49)またはフォーク形荷台(50)に設け、前記
手押車(1)及び荷台(49)(50)を昇降フレーム
(9)に互換自在に取付け、前記手押車(1)と荷台
(49)(50)の互換によって態様の異なる荷役作業
を行い、荷役作業性の向上などを図る。
【0020】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、前後輪(3)(6)を設ける台車フレーム(5)に
マスト(2)を立設させ、前記マスト(2)に昇降フレ
ーム(9)を昇降自在に取付けるリフトトラックにおい
て、走行輪(38)を有する手押車(1)を前記昇降フ
レーム(9)に着脱自在に取付けたもので、昇降フレー
ム(9)に手押車(1)を直接支持させることにより、
手押車(1)取付け構造の簡略化並びに手押車(1)支
持強度の確保などを容易に行うことができると共に、手
押車(1)の分離取外しによって長尺物の移動またはト
ラック荷台(47)など高所への荷物(A)の積降し及
び移動を容易に行うことができ、取扱い操作性の向上並
びに荷役作業の省力化及び能率向上などを容易に図るこ
とができるものである。
【0021】また、手押車(1)と略同一形状の係合体
(39)をテーブル形荷台(49)またはフォーク形荷
台(50)に設け、前記手押車(1)及び荷台(49)
(50)を昇降フレーム(9)に互換自在に取付けたも
ので、前記手押車(1)と荷台(49)(50)の互換
によって態様の異なる荷役作業を容易に行うことがで
き、荷役作業性の向上などを容易に図ることができるも
のである。
【0022】また、昇降フレーム(9)と手押車(1)
の係合連結を維持させるロック部材(41)を設けたも
ので、前記手押車(1)を下降時、手押車(1)が障害
物などに衝突して持上げ力が作用しても、手押車(1)
の離脱をロック部材(41)によって容易に防止でき、
昇降フレーム(9)と手押車(1)の連結構造の簡略化
並びに手押車(1)の脱着など取扱い操作性の向上を容
易に図ることができるものである。
【0023】また、昇降フレーム(9)をマスト(2)
の最下降位置に保持する支持部材(46)を設けたもの
で、昇降フレーム(9)から手押車(1)を取外した状
態でマスト(2)を水平に倒しても、昇降フレーム
(9)をマスト(2)の下端部に固定させて支持でき、
トラック(47)等に横倒し姿勢で積んで持運ぶときに
昇降フレーム(9)がマスト(2)上端側に移動するの
を容易に防止でき、取扱い操作性の向上などを容易に図
ることができるものである。
【0024】また、マスト(2)の上端側後面に転輪
(48)を設けたもので、トラック荷台(47)などの
上面に転輪(48)を着地させるようにマスト(2)を
傾けて台車フレーム(5)を作業者が持上げることによ
り、転輪(48)の転動によってマスト(2)を水平姿
勢にしてトラック荷台(47)などに積降す作業を容易
に行うことができ、取扱い操作性の向上などを容易に図
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の側面図。
【図2】同正面図。
【図3】同平面図。
【図4】側面断面図。
【図5】後部側面拡大断面図。
【図6】リフトポンプ部の側面図。
【図7】昇降フレーム部の側面図。
【図8】同側面図。
【図9】手押車を取外した側面図。
【図10】同平面図。
【図11】同正面図。
【図12】図9の拡大説明図。
【図13】ロックピン部の拡大説明図。
【図14】ゴムバンド取付説明図。
【図15】転輪作用説明図。
【図16】テーブル形荷台取付説明図。
【図17】フォーク形荷台取付説明図。
【符号の説明】
(1) 手押車 (2) マスト (3) 前輪 (5) 台車フレーム (6) 後輪 (9) 昇降フレーム (38) 走行輪 (41) ロックピン(ロック部材) (46) ゴムバンド(支持部材) (48) 転輪 (49) テーブル形荷台 (50) フォーク形荷台
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月24日(2000.5.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明 細 書
【発明の名称】 リフトトラック
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばマストに荷台
を取付けて荷物を昇降及び運搬する荷役用のリフトトラ
ックに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、マスト下端部後
側に左右走行輪を設け、マスト前側に荷台を昇降自在に
取付け、荷台に荷物を載せて運搬またはトラック荷台へ
の積降し作業などを行っていたが、一方に長い長尺物を
運搬時、約90度方向転換させる走行移動を容易に行い
得ないと共に、荷台をトラック荷台に載せて荷物を積降
すとき、荷台の荷物を作業者が手で持上げる必要があ
る。また、テーブル形荷台またはフォーク形荷台に手押
車などを載せて荷物を積降すことにより、作業者による
荷物の持上げが不要になるが、荷台を上昇させて移動す
るとき、荷台から手押車が滑落し易い不具合があり、取
扱い操作性の向上並びに荷役作業の省力化及び能率向上
などを容易に図り得ない等の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、前後
輪を設ける台車フレームにマストを立設させ、前記マス
トに昇降フレームを昇降自在に取付けるリフトトラック
において、走行輪を有する手押車を設けると共に、手押
車と略同一形状の係合体をテーブル形荷台またはフォー
ク形荷台に設け、前記手押車及び荷台を昇降フレームに
互換自在に取付けたもので、昇降フレームに手押車を直
接支持させることにより、手押車取付け構造の簡略化並
びに手押車支持強度の確保などを容易に行い得、また
押車の分離取外しによって長尺物の移動またはトラック
荷台など高所への荷物の積降し及び移動を容易に行い
得、取扱い操作性の向上並びに荷役作業の省力化及び能
率向上などを容易に図り得ると共に、前記手押車と荷台
の互換によって態様の異なる荷役作業を容易に行い得、
荷役作業性の向上などを容易に図り得るものである。
【0004】また、昇降フレームをマストの最下降位置
に保持する支持部材を設けたもので、昇降フレームから
手押車を取外した状態でマストを水平に倒しても、昇降
フレームをマストの下端部に固定させて支持し得、トラ
ック等に横倒し姿勢で積んで持運ぶときに昇降フレーム
がマスト上端側に移動するのを容易に防止し得、取扱い
操作性の向上などを容易に図り得るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて詳述する。図1は全体の側面図、図2は同正面図、
図3は同平面図であり、図4乃至図8にも示す如く、荷
物を載せる手押車(1)と、手押車(1)を昇降自在に
装設させる左右一対のマスト(2)と、左右一対の前輪
(3)を軸支させる左右一対の脚フレーム(4)を、ア
ルミニュウム合金製の中空パイプによって形成すると共
に、前記マスト(2)を略垂直に立設させる台車フレー
ム(5)をアルミニュウム合金鋳物の成形加工によって
形成し、左右一対の後輪(6)を前記台車フレーム
(5)に取付けてマスト(2)下端後側に配設してい
る。
【0006】また、上部フレーム(8)の上面に取手ハ
ンドル(7)を固定させ、左右一対のマスト(2)上端
を上部フレーム(8)によってビス止め連結させると共
に、前記手押車(1)後面に昇降フレーム(9)前面を
連結させ、合成樹脂製の上下ガイドローラ(10)(1
1)を昇降フレーム(9)後部両側に回転自在に軸支さ
せ、マスト(2)内面に形成するガイド溝(12)にガ
イドローラ(10)(11)を転動自在に嵌入させ、左
右二組4個のガイドローラ(10)(11)によって昇
降フレーム(9)を左右マスト(2)間に昇降自在に取
付ける。
【0007】さらに、台車フレーム(5)の上面略中央
で左右マスト(2)の間に単動型の油圧リフトシリンダ
(13)を立設固定させ、前記シリンダ(13)のピス
トン(14)上端にプーリ(15)を取付け、昇降フレ
ーム(9)とシリンダ(13)に両端を固定するロード
ワイヤ(16)中間をプーリ(15)に掛回し張設さ
せ、ピストン(14)の出入によってプーリ(15)を
上下動させて昇降フレーム(9)を昇降させるように構
成している。また、左右マスト(2)間に桟フレーム
(17)両端を固定させ、桟フレーム(17)に前記シ
リンダ(13)上端側をボルト止め固定している。
【0008】さらに、前記台車フレーム(5)背面にボ
ルト止め固定させる足載せ台(18)と、前記リフトシ
リンダ(13)及び油タンク(19)を固定させる油路
ベース(20)と、油路ベース(20)に固定させる油
圧プランジャポンプ型リフトポンプ(21)と、足踏み
操作するポンプハンドル(22)を設けると共に、下降
レバー(23)の回転操作によって開閉する昇降フレー
ム(9)下降用圧抜バルブと、吸込バルブと、リリーフ
バルブを、前記油路ベース(20)に内蔵させるもの
で、ハンドル(22)の足踏み操作によってタンク(1
9)の油をポンプ(21)からリフトシリンダ(13)
に圧送して昇降フレーム(9)を上昇させる一方、下降
レバー(23)回転操作によって圧抜バルブを開動さ
せ、リフトシリンダ(13)の油をタンク(19)に戻
して昇降フレーム(9)を下降させるように構成してい
る。
【0009】さらに、略平行に立設させる左右マスト
(2)下端部をボルト(24)によって連結させるマス
ト固定部(25)と、後輪(6)を回転自在に軸支させ
る車軸(6a)取付ける車軸固定部(26)と、前輪
(3)を前端側に設ける脚フレーム(4)後端部をボル
ト(27)によって連結させる脚固定部(29)を、台
車フレーム(5)にアルミニュウム合金鋳物の成形加工
によって一体形成し、前記台車フレーム(5)の各固定
部(25)(26)(29)にマスト(2)及び走行輪
(6)及び脚フレーム(4)をボルト(24)(27)
止め固定させ、マスト(2)及び台車フレーム(5)及
び脚フレーム(4)をアルミニュウム等の軽量合金製と
し、かつ各部の連結構造の簡略化並びに連結ボルト数の
削減などを行い、組立作業性の向上並びに製造コストの
低減などを図るもので、溶接による固定を不要にしてア
ルミニュウム合金または合成樹脂などの軽量材料によっ
てマスト(2)及び台車フレーム(5)等を形成し、マ
スト(2)及び台車フレーム(5)等の軽量化を行い、
手軽に持ち歩ける程度の重量(約20キログラム)まで
自重を減少させ、狭少場所での使用制限を低減させて取
扱い操作性の向上などを図れるように構成している。
【0010】さらに、図8に示す如く、アルミニュウム
合金鋳物で成形加工する前下り案内体(30)をマスト
(2)下端に連結させ、マスト(2)下端と前下り案内
体(30)を台車フレーム(5)にボルト(24)止め
固定させると共に、下端側を後方に傾斜させる傾斜面で
形成する前下り案内溝(31)を前下り案内体(30)
に設け、マスト(2)のガイド溝(12)下端に前下り
案内溝(31)上端を接続させ、昇降フレーム(9)を
最下降時に下ガイドローラ(11)を前下り案内溝(3
1)に移動させ、最下降位置で一定角度だけ手押車
(1)を前下り支持させる一方、昇降フレーム(9)を
上昇させて下ガイドローラ(11)をガイド溝(12)
に移動させることにより、手押車(1)が一定角度だけ
前上り支持されるもので、昇降フレーム(9)の昇降操
作により、前下り案内溝(31)の案内によって最下降
部で手押車(1)前側を自動的に上下動させ、最下降位
置の手押車(1)を前下り姿勢に支持させると共に、手
押車(1)を地上に上昇させることによって前上り姿勢
に変更させ、手押車(1)を地上に持上げて荷物を運ぶ
とき、手押車(1)が前上りになって荷物を安定良く支
持し、荷物の落下防止などを図る。
【0011】さらに、前記台車フレーム(5)の車軸固
定部(26)上部にブレーキ軸(32)を取付けるもの
で、後輪(6)外周面に対設させる半割り形切欠及び凹
凸面をブレーキ軸(32)の一端側に形成し、ブレーキ
軸(32)中間を車軸固定部(26)に回転自在に軸支
させ、ブレーキ軸(32)の他端側にブレーキペダル
(33)をビス止め固定させると共に、後輪(6)に前
記ブレーキ軸(32)の切欠を対向支持させる解除バネ
を取付け、ブレーキペダル(33)後端側を足で踏んで
ブレーキ軸(32)を回転させ、前記ブレーキ軸(3
2)の凹凸面を後輪(6)外周に圧接させ、ブレーキ軸
(32)の凹凸面の圧接によって後輪(6)の転動を阻
止すると共に、ブレーキペダル(33)前端側を足で踏
んでブレーキ軸(32)を逆転させ、後輪(6)の制動
を解除する。なお、前記取手ハンドル(8)に解除レバ
ーを取付け、前記ブレーキペダル(33)に解除ワイヤ
を介して解除レバーを連結させ、該レバーを手で握って
ワイヤを引張ることにより、ブレーキ軸(32)が解除
方向に回転し、後輪(6)の制動が解除されると共に、
前記レバーを握り乍ら後方に移動させることにより、前
記レバーの小さな操作力でブレーキ軸(32)の解除を
行えるもので、昇降フレーム(9)をトラック荷台上面
高さに上昇させて前進させ、トラック荷台内部に手押車
(1)を突入させ、トラック荷台の荷物(A)を手押車
(1)に載せた後、後進させて手押車(1)を低位置に
下降させ、荷物(A)重心が後輪(6)直上になるよう
にマスト(2)を後方に傾倒させて運搬移動する。この
ように、マスト(2)の下端部後側に設ける左右後輪
(6)の回転を係脱自在なブレーキ軸(32)によって
阻止し、ブレーキ軸(32)によって後輪(6)を制動
することにより、後輪(6)を支点にしてマスト(2)
を後方傾倒させて手押車(1)前部を持上げる作業を行
え、取扱い操作性の向上などを図れる。また、マスト
(2)下端部に脚フレーム(4)後部を連結させ、脚フ
レーム(4)前部に補助輪(3)を設け、マスト(2)
上方に手押車(1)を上昇させて前後移動させることに
よって手押車(1)をトラック荷台内部に出入させ、ト
ラック荷台への荷物(A)積降し作業性の向上などを図
ると共に、左右マスト(2)の上端部を連結させる上部
フレーム(7)に取手ハンドル(8)を設け、取手ハン
ドル(8)の連結によって上部フレーム(7)による左
右マスト(2)の連結強度を向上させる。
【0012】さらに、図5、図8乃至図13に示す如
く、前記昇降フレーム(9)の左右側面の上下部に上下
係止軸(34)(34)を突設させ、各係止軸(34)
(34)間の昇降フレーム(9)左右側面にロック板
(35)を固定させ、ロック板(35)にロック孔(3
6)を形成する。また、前記手押車(1)の荷台(3
7)下面の前後に左右一対の走行輪(38)を方向転換
自在に取付け、4個の走行輪(38)によって荷台(3
7)を支持させると共に、前記荷台(37)後部両側に
左右一対のヒッチ(39)を固定させ、前記係止軸(3
4)を係入させる上下フック(40)(40)と、前記
ロック孔(36)に係入させるロックピン(41)を、
前記ヒッチ(39)に設ける。そして、前記ヒッチ(3
9)に手押ハンドル(42)を立設させて固定させ、手
押ハンドル(42)の押引操作によって走行輪(38)
を転動及び方向転換させて前後左右方向に移動させると
共に、前記ロック板(35)前部の斜面(35a)によ
ってロックピン(41)を案内し、ロックバネ(43)
に抗してロックピン(41)を退入させた後、フック
(40)に係止軸(34)が係入したとき、ロックバネ
(43)力によってロックピン(41)がロック孔(3
6)に自動的に係入し、昇降フレーム(9)にヒッチ
(39)が合体して手押車(1)が取付けられる。
【0013】また、前記ロックピン(41)に退入キー
(44)を固定させ、ロックピン(41)を挿入させる
筒体(45)外側端面に退入キー(44)を係止させ、
ロックバネ(43)に抗してロックピン(41)を退入
位置に支持させ、手押車(1)を移動させて昇降フレー
ム(9)から取外すもので、昇降フレーム(9)を最下
降させた状態で、取手ハンドル(7)の押引操作による
リフトトラック本体の移動、または手押ハンドル(4
2)の押引操作による手押車(1)の移動により、手押
車(1)を昇降フレーム(9)に着脱させる。
【0014】上記から明らかなように、前後輪(3)
(6)を設ける台車フレーム(5)にマスト(2)を立
設させ、前記マスト(2)に昇降フレーム(9)を昇降
自在に取付けるリフトトラックにおいて、走行輪(3
8)を有する手押車(1)を前記昇降フレーム(9)に
ヒッチ(39)を介して着脱自在に取付け、昇降フレー
ム(9)に手押車(1)を直接支持させ、手押車(1)
取付け構造の簡略化並びに手押車(1)支持強度の確保
などを行うと共に、手押車(1)の分離取外しによって
長尺物荷物(A)の長手方向(左右方向)移動またはト
ラック荷台など高所への荷物(A)の積降し及び移動を
行い、取扱い操作性の向上並びに荷役作業の省力化及び
能率向上などを図ると共に、昇降フレーム(9)と手押
車(1)の係合連結を維持させるロック部材であるロッ
クピン(41)を設け、前記手押車(1)を下降時、手
押車(1)が障害物などに衝突して持上げ力が作用して
も、手押車(1)の離脱をロックピン(41)によって
防止し、昇降フレーム(9)と手押車(1)の連結構造
の簡略化並びに手押車(1)の脱着など取扱い操作性の
向上を図る。
【0015】さらに、図14、図15に示す如く、昇降
フレーム(9)をマスト(2)の最下降位置に保持する
支持部材であるゴムバンド(46)を設け、台車フレー
ム(5)に固定させる前記ゴムバンド(46)を係止軸
(34)に係脱自在に係止させるもので、昇降フレーム
(9)から手押車(1)を取外した状態でマスト(2)
を水平に倒すとき、昇降フレーム(9)をマスト(2)
の下端部にゴムバンド(46)によって固定させて支持
し、トラック(47)等に横倒し姿勢で積んで持運ぶと
きに昇降フレーム(9)がマスト(2)上端側に移動す
るのをゴムバンド(46)によって防止すると共に、マ
スト(2)の上端側後面にブラケット(48a)を介し
て転輪(48)を設け、トラック荷台(47)などの上
面に転輪(48)を着地させるようにマスト(2)を傾
けて台車フレーム(5)を作業者が持上げることによ
り、転輪(48)の転動によってマスト(2)を水平姿
勢にしてトラック荷台(47)などに積降す作業を行
い、取扱い操作性の向上などを図る。
【0016】さらに、図16、図17に示す如く、手押
車(1)と略同一形状の係合体(39)をテーブル形荷
台(49)またはフォーク形荷台(50)に設け、前記
手押車(1)及び荷台(49)(50)を昇降フレーム
(9)に互換自在に取付け、前記手押車(1)と荷台
(49)(50)の互換によって態様の異なる荷役作業
を行い、荷役作業性の向上などを図る。
【0017】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、前後輪(3)(6)を設ける台車フレーム(5)に
マスト(2)を立設させ、前記マスト(2)に昇降フレ
ーム(9)を昇降自在に取付けるリフトトラックにおい
て、走行輪(38)を有する手押車(1)を設けると共
に、手押車(1)と略同一形状の係合体(39)をテー
ブル形荷台(49)またはフォーク形荷台(50)に設
け、前記手押車(1)及び荷台(49)(50)を昇降
フレーム(9)に互換自在に取付けたもので、昇降フレ
ーム(9)に手押車(1)を直接支持させることによ
り、手押車(1)取付け構造の簡略化並びに手押車
(1)支持強度の確保などを容易に行うことができ、
手押車(1)の分離取外しによって長尺物の移動また
はトラック荷台(47)など高所への荷物(A)の積降
し及び移動を容易に行うことができ、取扱い操作性の向
上並びに荷役作業の省力化及び能率向上などを容易に図
ることができると共に、前記手押車(1)と荷台(4
9)(50)の互換によって態様の異なる荷役作業を容
易に行うことができ、荷役作業性の向上などを容易に図
ることができるものである。
【0018】また、昇降フレーム(9)をマスト(2)
の最下降位置に保持する支持部材(46)を設けたもの
で、昇降フレーム(9)から手押車(1)を取外した状
態でマスト(2)を水平に倒しても、昇降フレーム
(9)をマスト(2)の下端部に固定させて支持でき、
トラック(47)等に横倒し姿勢で積んで持運ぶときに
昇降フレーム(9)がマスト(2)上端側に移動するの
を容易に防止でき、取扱い操作性の向上などを容易に図
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の側面図。
【図2】同正面図。
【図3】同平面図。
【図4】側面断面図。
【図5】後部側面拡大断面図。
【図6】リフトポンプ部の側面図。
【図7】昇降フレーム部の側面図。
【図8】同側面図。
【図9】手押車を取外した側面図。
【図10】同平面図。
【図11】同正面図。
【図12】図9の拡大説明図。
【図13】ロックピン部の拡大説明図。
【図14】ゴムバンド取付説明図。
【図15】転輪作用説明図。
【図16】テーブル形荷台取付説明図。
【図17】フォーク形荷台取付説明図。
【符号の説明】 (1) 手押車 (2) マスト (3) 前輪 (5) 台車フレーム (6) 後輪 (9) 昇降フレーム (38) 走行輪 (46) ゴムバンド(支持部材) (49) テーブル形荷台 (50) フォーク形荷台

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後輪を設ける台車フレームにマストを
    立設させ、前記マストに昇降フレームを昇降自在に取付
    けるリフトトラックにおいて、走行輪を有する手押車を
    前記昇降フレームに着脱自在に取付けたことを特徴とす
    るリフトトラック。
  2. 【請求項2】 手押車と略同一形状の係合体をテーブル
    形荷台またはフォーク形荷台に設け、前記手押車及び荷
    台を昇降フレームに互換自在に取付けたことを特徴とす
    る請求項1に記載のリフトトラック。
  3. 【請求項3】 昇降フレームと手押車の係合連結を維持
    させるロック部材を設けたことを特徴とする請求項1に
    記載のリフトトラック。
  4. 【請求項4】 昇降フレームをマストの最下降位置に保
    持する支持部材を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載のリフトトラック。
  5. 【請求項5】 マストの上端側後面に転輪を設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載のリフトトラック。
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