JPH079917Y2 - ケーブルドラムキヤリア - Google Patents

ケーブルドラムキヤリア

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JPH079917Y2
JPH079917Y2 JP14265589U JP14265589U JPH079917Y2 JP H079917 Y2 JPH079917 Y2 JP H079917Y2 JP 14265589 U JP14265589 U JP 14265589U JP 14265589 U JP14265589 U JP 14265589U JP H079917 Y2 JPH079917 Y2 JP H079917Y2
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JP
Japan
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cable drum
side frame
frame
handling vehicle
cargo handling
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Inventor
恵二 長尾
Original Assignee
東洋運搬機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばフオークリフト等の荷役車両にアタツ
チメントとして装備され、超重量物(30トン以上)であ
るケーブルドラムを運搬する際に用いられるケーブルド
ラムキヤリアに関する。
(従来の技術) 従来、この種のケーブルドラムは、重量並びに直径が相
当大きいので、クレーンを用いて移動したり、クレーン
とトラツクを用いて運搬する場合が多い。
然しながら、いずれの場合も、クレーンに依りケーブル
ドラムを吊らねばならなかつたので、安全性並びに運搬
効率が悪いという難点があつた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創
案されたもので、その目的とする処は、安全性並びに運
搬効率を向上させる様にしたケーブルドラムキヤリアを
提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本考案のケーブルドラムキヤリアは、荷役車両の昇降可
能な昇降体に着脱可能に取付けられる取付体と、取付体
に俯仰並びに旋動可能に設けられた前フレームと、前フ
レームに前側が横動可能に設けられた左右の側フレーム
と、各側フレームの後側に横軸廻りに回転可能に設けら
れて常時接地する左右の主輪と、各側フレームの主輪近
傍に前後軸廻りに回転可能に設けられて常時離地する左
右の副輪と、各側フレームに昇降可能に設けられた左右
の軸受体と、ケーブルドラムの中心穴に挿通されて両端
が軸受体に支持される支軸と、から構成した事に特徴が
存する。
(作用) ケーブルドラムキヤリアは、取付体が荷役車両の昇降体
に取付けられ、主輪が接地すると共に、副輪が離地して
荷役車両に依り移動できる様にされる。
ケーブルドラムを運搬する場合は、接地したケーブルド
ラムに向けてケーブルドラムキヤリアを荷役車両に依り
移動させ、各側フレーム間にケーブルドラムを位置させ
る。
そして、支軸がケーブルドラムの中心穴に挿通されると
共に、その両端が軸受体に依り支持される。
次いで、側フレームに対して軸受体を上昇したり、或
は、荷役車両の昇降体を上昇させる事に依りケーブルド
ラムを離地させ、荷役車両に依りケーブルドラムキヤリ
アを移動させてケーブルドラムを目的地へ運搬する。
目的地に到達すると、前述の逆の要領に依りケーブルド
ラムを接地させて運搬を完了する。
ケーブルドラムを運搬するに際してその幅が異なる場合
は、荷役車両の昇降体を降下又は上昇させて副輪を接地
させると共に、主輪を離地させた後、前フレームに対し
て各側フレームを横動させる事に依り各側フレームの間
隔を拡狭させる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案の実施例に係るケーブルドラムキヤリ
アを示す側面図。第2図は、その平面図である。
ケーブルドラムキヤリア1は、取付体2、前フレーム
3、側フレーム4、主輪5、副輪6、軸受体7、支軸8
とからその主要部が構成されている。
取付体2は、荷役車両100の昇降可能な昇降体101に着脱
可能に取付けられるもので、この例では、荷役車両100
がフオークリフトに、昇降体101がリフトブラケツト102
とフインガバー103とフオーク104から成るものにしてあ
るので、若干離間した左右のフオーク104が挿入される
フオークポケツトを備えたパレツト状の挿入枠9と、こ
れの前側(第1図に於て左側)に設けられて左右のフオ
ーク104間に位置されると共に下フインガバー103に当合
するブラケツト10と、左右のフオーク104間に位置され
ると共に下フインガバー103とブラケツト10の各上部を
挾持すべく架設される略コ型の取付片11とから成つてい
る。
前フレーム3は、取付体2に俯仰並びに旋動可能に設け
られたもので、この例では、前後方向材と左右方向材を
備えた略T型を呈し、前後方向材と取付体2との間には
俯仰並びに旋動可能な自在継手12が介設されている。
側フレーム4は、前フレーム3に前側が横動可能に設け
られた左右のもので、この例では、左右方向材と前後方
向材を備えた略L型を呈し、左右方向材が前フレーム3
の左右方向材に摺動可能に嵌挿されている。
而して、前フレーム3の左右方向材と各側フレーム4の
左右方向材との間には、荷役車両100の油圧回路(図示
せず)に接続される油圧シリンダ13と、所定位置でロツ
クする為のピン挿脱式のロツク機構14が介設されてい
る。
主輪5は、各側フレーム4の後側に横軸廻りに回転可能
に設けられて常時接地する左右のもので、この例では、
各側フレーム4の前後方向材の後部に横軸15に依り回転
可能に設けている。
副輪6は、各側フレーム4の主輪5近傍に前後軸廻りに
回転可能に設けられて常時離地するもので、この例で
は、各側フレーム4の前後方向材の主輪5前側近傍に前
後軸16に依り回転可能に設けている。
軸受体7は、各側フレーム4に昇降可能に設けられた左
右のもので、この例では、各側フレーム4の前後方向材
の中程に立設した支柱17と、これに昇降可能に設けられ
てV型受部を備えた下軸受18と、これの上部に設けられ
て半丸型受部を備えた上軸受19と、両軸受18,19を螺締
するボルト20と、側フレーム4の前後方向材と下軸受18
との間に介設されてストロークの異なるものに交換可能
な手動油圧ジヤツキ21と、支柱17と下軸受18との間に介
設されて所定位置でロツクする為のレバー旋動掛着式の
ロツク機構22とから成つている。
支軸8は、ケーブルドラムAの中心穴Bに挿通されて両
端が軸受体7に支持されるもので、この例では、不使用
時には、右側の側フレーム4に設けた保持具23に依り保
持される様になつている。
次に、この様な構成に基づいて作用を述解する。
ケーブルドラムキヤリア1は、第1図、第2図に示す如
く、取付体2が荷役車両100の昇降体101に取付けられ、
主輪5が接地すると共に、副輪6が離地して略水平状態
に保たれ、荷役車両100に依り移動できる様にされる。
ケーブルドラムAを運搬する場合は、接地したケーブル
ドラムAに向けてケーブルドラムキヤリア1を荷役車両
100に依り移動させ、各側フレーム4間にケーブルドラ
ムAを位置させる。
そして、支軸8がケーブルドラムAの中心穴Bに挿通さ
れると共に、その両端が軸受体7に依り支持される。
次いで、手動油圧ジヤツキ21とロツク機構22に依り側フ
レーム4に対して軸受体を上昇したり、或は、荷役車両
100の昇降体101を上昇させる事に依りケーブルドラムA
を離地させ、荷役車両100に依りケーブルドラムキヤリ
ア1を移動させてケーブルドラムAを目的地へ運搬す
る。
目的地へ到達すると、前述の逆の要領に依りケーブルド
ラムAを接地させて運搬を完了する。
ケーブルドラムAを運搬するに際してその幅が異なる場
合は、荷役車両100の昇降体101を降下させて副輪6を接
地させると共に、主輪5を離地させた後、油圧シリンダ
13とロツク機構14に依り前フレーム3に対して各側フレ
ーム4を横動させる事に依り各側フレーム4の間隔を拡
狭させる。
ケーブルドラムAの直径が大きい場合は、第1図の鎖線
で示す如く、ストロークの長い手動油圧ジヤツキ21に交
換する。
ケーブルドラムキヤリア1の不使用時には、荷役車両10
0の昇降体101から取付体2を離脱する事に依り荷役車両
100を本来の荷役作業に従事させる事ができる。
尚、取付体2は、先の実施例では、挿入枠9、ブラケツ
ト10、取付片11で構成したが、これに限定される事はな
い。
側フレーム4は、先の実施例では、油圧シリンダ13に依
り横動させる様にしたが、これに限らず、例えばこれを
省略して手動に依り横動させたり、手動ジヤツキ等に依
り横動させる様にしても良い。
副輪6は、先の実施例では、主輪5より前側に設けた
が、これに限らず、例えば後側に設けても良い。
軸受体7は、先の実施例では、手動油圧ジヤツキ21に依
り昇降させる様にしたが、これに限らず、例えばこれを
省略して手動に依り昇降させたり、他の型式の手動ジヤ
ツキや油圧シリンダ等に依り昇降させる様にしても良
い。
(考案の効果) 以上既述した如く、本考案に依れば、次の様な優れた効
果を奏する事ができる。
(1)取付体、前フレーム、側フレーム、主輪、副輪、
軸受体、支軸とで構成し、ケーブルドラムを扛重して運
搬する様にしたので、安全性並びに運搬効率を向上させ
る事ができる。
(2)取付体を設けて荷役車両の昇降体に着脱する様に
したので、不使用時には荷役車両から外す事ができ、荷
役車両を本来の荷役作業に従事させる事ができる。
(3)副輪を設けているので、側フレームの横動時には
これを接地させて主輪を離地させる事ができ、側フレー
ムの横動を極めて容易に行なう事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係るケーブルドラムキヤリ
アを示す側面図。 第2図は、その平面図。 1……ケーブルドラムキヤリア 2……取付体 3……前フレーム 4……側フレーム 5……主輪 6……副輪 7……軸受体 8……支軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷役車両の昇降可能な昇降体に着脱可能に
    取付けられる取付体と、取付体に俯仰並びに旋動可能に
    設けられた前フレームと、前フレームに前側が横動可能
    に設けられた左右の側フレームと、各側フレームの後側
    に横軸廻りに回転可能に設けられて常時接地する左右の
    主輪と、各側フレームの主輪近傍に前後軸廻りに回転可
    能に設けられて常時離地する左右の副輪と、各側フレー
    ムに昇降可能に設けられた左右の軸受体と、ケーブルド
    ラムの中心穴に挿通されて両端が軸受体に支持される支
    軸と、から構成した事を特徴とするケーブルドラムキヤ
    リア。
JP14265589U 1989-12-07 1989-12-07 ケーブルドラムキヤリア Expired - Fee Related JPH079917Y2 (ja)

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JP14265589U JPH079917Y2 (ja) 1989-12-07 1989-12-07 ケーブルドラムキヤリア

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JPH0380098U JPH0380098U (ja) 1991-08-15
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