JP2003251576A - 作業台および作業台車 - Google Patents

作業台および作業台車

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JP2003251576A
JP2003251576A JP2002055126A JP2002055126A JP2003251576A JP 2003251576 A JP2003251576 A JP 2003251576A JP 2002055126 A JP2002055126 A JP 2002055126A JP 2002055126 A JP2002055126 A JP 2002055126A JP 2003251576 A JP2003251576 A JP 2003251576A
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JP2002055126A
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Tsunetaro Ito
恒太郎 伊藤
Kazumasa Kosaka
和正 小坂
Toshihiro Hayakawa
稔洋 早川
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Daifuku Co Ltd
Takano Co Ltd
NHK Sales Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Takano Co Ltd
NHK Sales Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で、作業にあわせて容易にテーブル
高さを調整でき、作業能率を向上させる。 【解決手段】ベース部12と、作業テーブル14、ベー
ス部12および作業テーブル14との間に伸縮自在に介
在された昇降支柱部13と、該昇降支柱部13を伸縮し
て作業テーブル14の高さを調整可能な昇降操作手段1
5とで構成され、昇降支柱部13に、作業テーブル14
を上昇方向に付勢するガススプリング51と、回り止め
機構23と、振れ止め機構24とを設けた。昇降操作手
段により、容易に昇降支柱部を伸縮させて任意高さで停
止させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テーブル上で作業
を行う作業台および作業台車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テーブル上で作業を行う簡易で軽
量の作業台は、たとえば四隅位置に支柱を介してテーブ
ルを支持しており、テーブルの高さは、支柱に装備され
た伸縮構造を操作して高さ調整するように構成されてい
る。
【0003】そして予め作業者の身長や作業動作、作業
内容に合わせて、伸縮構造により高さを設定しておき、
テーブル上で作業が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、作業内容によ
ってはテーブル上に載置された物品に対して、上方や側
方から部品を取り付けたりする場合、作業途中でテーブ
ルの高さを変更できず、テーブルの高さがネックとなっ
て作業能率が上がらず、作業員の疲労が増大するなどの
問題があった。
【0005】本発明は上記問題点を解決して、作業にあ
わせて容易にテーブル高さを調整することができ、作業
能率を向上させることができる作業台および作業台車を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の作業台は、ベース部と、作業テーブ
ル、前記ベース部および作業テーブルとの間に伸縮自在
に介在された昇降支柱部と、該昇降支柱部を伸縮して作
業テーブルの高さを調整可能な昇降操作手段とで構成さ
れ、前記昇降支柱部に、作業テーブルを上昇方向に付勢
する直線駆動機構および該直線駆動機構を拘束する拘束
機構と、前記作業テーブルの軸心回りの回動を規制する
回り止め機構と、前記ベース部に対して作業テーブルを
揺れ止めする振れ止め機構とを設けたものである。
【0007】上記構成によれば、昇降操作手段により、
昇降支柱部を伸縮させ拘束機構により固定して任意高さ
で停止させることができる。また昇降支柱部の回り止め
機構と振れ止め機構により作業テーブルを安定して昇降
および固定することができる。したがって、作業にあわ
せて容易に作業テーブルを適正な高さに調整することが
でき、作業能率を向上させることができる。
【0008】請求項2記載の作業台は、ベース部と、作
業テーブルと、前記ベース部および作業テーブルとの間
に介在されて作業テーブルを上昇方向に付勢する直線駆
動機構を有する伸縮自在な昇降支柱部と、該昇降支柱部
を伸縮して作業テーブルの高さを調整可能な昇降操作手
段とで構成され、前記昇降操作手段に、作業テーブルを
下降可能な足踏み式下降操作機構を設け、前記足踏み式
下降操作機構は、支点がベース部に上下方向に回動自在
に支持されるとともに、遊端側所定位置に設けられた作
動部により可動支柱を押し下げる下降操作レバー、前記
下降操作レバーの遊端部に設けられた上段ペダルと、前
記上段ペダルの下部で下降操作に設けられた下段ペダル
とで構成されたものである。
【0009】上記構成によれば、昇降操作手段の下降操
作レバーにより、小さい踏込み力で直線駆動機構を収縮
させて作業テーブルを下降させることができる。また下
段ペダルを踏込んで下降操作レバーを下げた後、さらに
上段ペダルを踏込んで下降操作レバーを下げることがで
きるので、下降操作レバーの長さを長くして上段ペダル
が上方位置に位置しても下段ペダルにより容易に踏込ん
で下降操作レバーを下方に回動させることができる。こ
れにより、作業テーブルの昇降ストロークを長くでき、
また下降操作レバーを長くして容易に倍力機構を構成す
ることができるので、小さい踏力で作業テーブルを下げ
ることができる。
【0010】請求項3記載の作業台は、請求項1または
2記載の構成において、昇降支柱部に、ベース部に立設
された固定支柱と、作業テーブルに固定されて前記固定
支柱にスライド自在に嵌合された可動支柱とを設け、前
記回り止め機構は、固定支柱と可動支柱の一方に昇降方
向に沿って設けられた凸条部または溝状部と、他方に設
けられて凸条または溝状部にスライド自在に係合し回り
止めする係合部とで構成され、前記振れ止め機構は、前
記固定支柱と可動支柱、または固定支柱と直線駆動機構
の昇降部材の間に、上下に所定間隔をあけて昇降移動を
案内する上下ガイド部材を有し、前記上下ガイド部材の
少なくとも一方を、昇降軸心に所定角度をあけて少なく
とも三方から当接するガイドローラ装置により構成され
たものである。
【0011】上記構成によれば、凸条または溝状部に係
合する係合部により回り止め機構を形成して固定支柱と
可動支柱とを回り止めし、かつ一方がガイドローラ装置
からなるし上下ガイド部材により振れ止め機構を形成し
たので、昇降支柱部をスムーズかつ安定して伸縮させる
ことができ、作業テーブルに大重量が負荷されたり、水
平方向から荷重が作用しても作業テーブルを安定して支
持することができる。
【0012】請求項4記載の作業台車は、請求項1乃至
3のいずれかに記載の作業台のベース部に、複数の走行
車輪を設けたものである。上記構成によれば、任意位置
に走行移動し、作業テーブルを最適な高さに調整して組
立や検査などの作業を行うことができ、作業の能率を向
上させることができる。またベース部に昇降支柱部を介
してテーブルを配置して台車を構成したので、作業テー
ブル下方で昇降支柱部の周囲が空間部となるので、走行
時に障害物に干渉する投影面積を小さくできて、通路の
通過をスムーズに行うことができる。またこの昇降支柱
部の周囲が空間部に、備品や治具などの棚やトレイを設
置することも可能で、使用用途の自由度が高い。
【0013】請求項5記載の作業台車は、請求項4記載
の構成において、足踏み式台車ロックレバーにより少な
くとも1つのロック部材を走行面に押し付けて固定可能
な台車ロック手段を設けたものである。
【0014】上記構成によれば、足踏み式台車ロックレ
バーにより、作業台車を作業に適した位置に容易かつ迅
速に停止することができ、作業性を向上することができ
る。請求項6記載の作業台車は、請求項4または5記載
の構成において、ベース部の走行車輪を、走行方向が一
定に固定された固定輪と、走行方向を変向自在な自由輪
とで構成し、台車ロック手段は、固定車輪とロック部材
とで走行面に三角形以上の多角形の頂点を形成するよう
に構成したものである。
【0015】上記構成によれば、台車ロック手段を、固
定輪とロック部材とで走行面に多角形の頂点を形成する
ことにより、作業台車に加わる前後方向や左右方向の負
荷、あるいは作業台車を垂直軸心回りに回転させようと
する回転モーメントに対しても、走行台車を安定して固
定することができ、作業性を向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る作業台車の
実施の形態を図1〜図11に基づいて説明する。
【0017】図1〜図4に示すように、本発明に係る作
業台車10は、複数の走行車輪11A,11Bを有する
ベース部12と、作業テーブル14と、前記ベース部1
2および作業テーブル14との間に伸縮自在に介在され
た1本の昇降支柱部13と、該昇降支柱部13を伸縮し
て作業テーブル14の高さを調整可能な昇降操作手段1
5とで構成されている。
【0018】前記作業台車10の下部には、足踏み式台
車ロックレバー17によりたとえば2個のロック部材1
8を走行面Fに押し付けて固定可能な台車ロック手段1
6が設けられている。またベース部12に設けられた走
行車輪11A,11Bは、前部に配置されて走行方向が
一定に固定された左右一対の固定輪11Aと、垂直軸心
回りに回動自在に取り付けられて走行方向を変向自在な
自由輪(所謂キャスター)11Bとで構成されている。
【0019】前記台車ロック手段16は、作業台車10
を走行面Fに停止するだけであれば、1点のロック部材
18を走行面Fに押付ければ十分である。しかし、作業
時に走行台車に加わる負荷を考慮して、より安定して停
止させることが望ましい。そこで、この台車ロック手段
16は、走行面Fに固定輪11Aとロック部材18を頂
点とする四角形の頂点を形成し、この四角形は、平面視
で昇降支柱部14を中心として、ベース部12の占有床
面積に近似する広い面積を描くように形成され、これら
固定点により、回転方向やあらゆる水平方向の負荷に対
して作業台車10を安定して固定するように構成されて
いる。なお、このような固定点は、昇降支柱部14の周
囲でできるだけ広い三角形以上の多角形を形成すること
が望ましい。
【0020】前記昇降支柱部13には、ベース部12に
立設固定された円筒状の固定支柱31と、作業テーブル
14から垂下されて固定支柱31に昇降自在に外嵌され
た円筒状の可動支柱32と、これら支柱31,32内に
配置されて作業テーブル14を上昇方向に付勢する直線
駆動機構であるガススプリング21と、図10に示すガ
ススプリング21を拘束する拘束機構22と、前記作業
テーブル14の軸心回りの回動を規制する回り止め機構
23と、前記ベース部12に対して作業テーブル14を
揺れ止めする振れ止め機構24とが設けられており、1
本の昇降支柱部13において、作業テーブル14の安定
性とスムーズな昇降を確保している。
【0021】また前記昇降操作手段15は、前記拘束機
構22を解除する固定解除部材である固定解除レバー2
5と、作業テーブルを下降可能な足踏み式下降操作機構
26とで構成され、作業員がそれぞれの作業前に、固定
解除レバー25を操作してガススプリング21により作
業テーブル14を上昇させ、また固定解除レバー25の
操作中に、足踏み式下降操作機構26を操作して作業テ
ーブル14を下降させ、作業テーブル14を任意位置に
停止させることができる。
【0022】また足踏み式下降操作機構26には、支点
がベース部12に上下方向に回動自在に支持されるとと
もに長さ方向の約1/2の位置に設けられた作動部30
により倍力レバー機構を構成して約1/2の力で作業テ
ーブル14を押し下げる下降操作レバー27、前記下降
操作レバー27の遊端部に設けられた上段ペダル28
と、前記上段ペダル28の下部で下降操作レバー27に
設けられた下段ペダル29とで構成されている。
【0023】以下、作業台車10の詳細を説明する。ベ
ース部12は、固定支柱31の下部に固定された支持筒
33から前方と左右後方に所定角度(たとえば120
°)をあけて3本の支持ビーム材34A,34B,34
Bが伸長され、これら支持ビーム材34A,34Bの先
端部に、平面視が角丸のコの字形で後部が開放されてバ
ンパー兼用の枠部材35が取り付けられている。この枠
部材35には、前部で左右両側に固定輪11Aが取り付
けられ、また枠部材35後部に自由輪11Bが取り付け
られており、枠部材35は、作業員の靴の高さより低く
設定されて、直接足に当たらないように安全面で配慮さ
れている。
【0024】台車ロック手段16は、図4,図6に示す
ように、台車ロックレバー17によりロック用連動機構
19を介してロック部材18を走行面Fに押付けるよう
に構成されている。すなわち、遊端部に足踏み式のペダ
ル部17aが設けられた台車ロックレバー17は、固定
支柱31の下端板41にブラケット42を介して回転自
在に支持された左右方向の支軸43に連結固定され上下
回動自在に支持されている。そしてロック用連動機構1
9は、固定支柱31の両側で先端部にカムローラ44を
有する左右一対の作動アーム45が台車ロックレバー1
7に対して所定角度隔てて支軸43に固定されている。
ロック用連動機構19は、後部の支持ビーム材32B,
32Bの中間部に水平ピン46を介して山形状のリンク
アーム47,47が上下回動自在に支持されており、リ
ンクアーム47の受動端にカムローラ44が当接する受
動板48が取り付けられ、作動端に高さ調整可能なねじ
軸49を介して円柱形のロック部材18が取り付けられ
ている。また水平ピン46には、リンクアーム47を受
動端が下位となるように回動付勢して受動板48をカム
ローラ42に当接させる付勢用ばね50が取り付けられ
ている。
【0025】したがって、上昇限の足踏みペダル17a
を踏み込んで台車ロックレバー17を下方に回動させる
と、支軸43を介してカムローラ44が受動板48を押
し上げ、リンクレバー46が回動されて作動端が下降さ
れ、これによりロック部材18が走行面Fに押付けられ
た後、さらにベース部12の後部を僅かに浮き上がらせ
る。ついで台車ロックレバー17が下端板41のストッ
パ41aにより回動が規制され、カムローラ42は回動
軌跡の頂部aを越えて所定角度回動した作動限位置bに
停止され、オーバーロック状態となる。ここで、台車ロ
ック手段16を解除する場合には、作業員がつま先で足
踏みペダル17aを少し蹴り上げてカムローラ42が頂
部aを越えると、付勢用ばね50により、ロック部材1
8が上昇しロックが解除される。
【0026】ところで、この実施の形態では、2つのロ
ック部材18を走行面Fに押付け、ベース部12の後部
を僅かに浮上させ、ベース部12の前部に配置した固定
輪11Aと協働して作業台車10を固定している。これ
ら2個の固定輪11Aと2つのロック部材18は、それ
ぞれベース部12の四隅位置近傍に配置されて、平面視
でそれぞれを頂点として昇降支柱部13を囲む広い四角
形を形成し、昇降支柱部13を中心とする時計方向や反
時計方向の回転力、前後左右方向からの付勢力等の負荷
が加わっても、作業台車10を移動や回転を防止して走
行面F上に安定して停止させることができる。またベー
ス部12の後部を僅かに浮上させることにより、走行面
Fの凹凸を吸収することができる。
【0027】もちろん、ここで1個の固定輪11Aと2
個のロック部材18により、または2個の固定輪11A
と1個のロック部材19とで、平面視で三角形を描くよ
うにしても、上記とほぼ同様の効果を奏することができ
る。
【0028】なお、単に作業台車10の移動を規制する
だけであれば、1つのロック部材を走行面Fに押付ける
だけでもよい。図3に示すように、昇降支柱部13にお
いて、固定支柱31内には、下端部に支持部材を介して
補助支柱51が軸心位置に立設固定され、また可動支柱
32内で軸心位置に配置されたガススプリング21は、
その本体21aが可動支柱32の上端部近傍に取付部材
を介して強固に固定され、その出力ロッド21bが前記
補助支柱51の上端部に連結固定されている。
【0029】固定支柱31と可動支柱32を昇降自在に
嵌合した昇降支柱部13では、振れ止め機構24とし
て、少なくとも上下位置にガイド部材を配置する必要が
ある。これらガイド部材には、摩擦抵抗の小さい材質の
リング状ガイドシューが使用されるが、このガイドシュ
ーは、案内面の加工精度が高いことが条件であり、この
ようなガイドシューを上下位置に配置すると、横断方向
の負荷がかかると摩擦抵抗が急激に増加して昇降が困難
になるという問題がある。また他のガイド部材として、
複数のガイドローラを所定角度を隔てて案内面に当接さ
せるものがある。この形式では、案内面の加工精度や横
方向の負荷に強いが、取付部空間の有無や部品コスト、
加工コストが嵩むという問題がある。
【0030】このため、この組立台車10の振れ止め機
構24では、上部にガイドシュー51が、下部にガイド
ローラ装置52がそれぞれ採用されている。もちろん上
部にガイドローラ装置を設け、下部にガイドシューとし
てもよく、上部および下部にガイドローラ装置を採用す
ることもできる。ここでは上部のガイドシュー51は、
加工精度の関係で、固定支柱31と可動支柱に強固に固
定されたガススプリング本体21aの間に介在される。
【0031】また昇降支柱部13の回り止め機構23
は、固定支柱31の前面に昇降方向に沿って設けられた
昇降レール(凸条部)53と、可動支柱32に設けられ
て昇降レール53にスライド自在に係合する溝部(係合
部)54とで構成され、この溝部54はガイドローラ装
置52に設けられている。
【0032】前記ガイドローラ装置52は、図7,図8
に示すように、可動支柱32の下部の前面および後面に
開口部がそれぞれ形成され、開口部の左右両側に取り付
けられたブラケット56A,56Bに、それぞれ水平軸
を介してガイドローラ57A,57Bが回転自在に支持
されている。これらガイドローラ57A,57Bは、固
定支柱31の外周面に沿う鼓形で、中央部に溝部57b
が形成されて左右にそれぞれ転動面57aが形成されて
いる。また前部のガイドローラ57Aの溝部57bが昇
降レール53にスライド自在に係合する溝部54に構成
されている。また後部ガイドローラ57Bが、水平軸の
両側にねじ軸により固定支柱31に対して接近離間調整
可能な調整具58R,58Lが設けられている。
【0033】したがって、調整具58R,58Lにより
後部ガイドローラ57Bの、転動面57aがそれぞれ固
定支柱31の外周面に当接し、前部のガイドローラ57
Aの転動面57aの一方または両方が固定支柱31の外
周面に当接して、固定支柱31の軸心位置に可動支柱3
2の軸心を保持することができる。またこのガイドロー
ラ装置52とガイドシュー51とにより安定した昇降移
動が可能となり、作業テーブル14を水平方向や周方向
に振れ止めすることができる。さらに、ガイドローラ5
7Aに形成された溝部54により、作業テーブル14を
回り止めすることができる。
【0034】昇降操作手段15において、ガススプリン
グ21の拘束機構22を解除する固定解除レバー25
は、図4に示すように、ガススプリング21の本体21
aの上端部に上下回動自在に取り付けられ、昇降支柱3
2に形成された開口部を介して作業テーブル14の下部
右側に伸び、先端部に作業テーブル14の側辺に平行に
折り曲げられた操作部25aが形成されている。そし
て、片手を作業テーブル14と操作部25aに掛けて下
方に付勢された固定解除レバー25の操作部25aを上
方に引き上げることにより、作動端を下方に作動してガ
ススプリング21のロックを解除することができる。
【0035】ガススプリング21の付勢能力は、作業テ
ーブル14に載せる製品の最大重量を考慮して設定され
るが、前記拘束機構22はその付勢荷重を超える重量を
負荷してもロックが継続されるように構成されている。
【0036】たとえば二重チューブ式のガススプリング
21は、図10に示すように、本体21aを形成する外
筒体81内に、環状室82を介してシリンダチューブ8
3が内装されている。シリンダチューブ83は、出力ロ
ッド21bが連結されたビストン84により、上部室8
6Aと下部室86Bに区画され、下部室86Bに連通さ
れた連通穴82aと環状室82と弁穴85を介して上部
室86Aと下部室86Bとが連通可能に構成されてい
る。そして、作動杆87は図示しない付勢部材により上
方に付勢されて、小径バルブ87aが弁穴85の弁室8
5aに位置して、弁穴85が遮断されている。そして固
定解除レバー25により作動杆87を押し下げることに
より、小径バルブ87aが下方に移動して弁穴85を連
通させ、上部室86Aと下部室86Bとの受圧面積差に
よりピストン84が下方に駆動されてガススプリング2
1が進展される。
【0037】このロック状態で、能力以上の負荷がかか
った場合には、上部室86Aが圧縮されて作業テーブル
14が僅かに下降するが、上部のガイドシュー51と下
部のガイドローラ装置52からなる振れ止め機構24に
より、昇降支柱部13の伸縮がガイドされていることか
ら、安定した状態で作業テーブル14が僅かに下降し、
その後の作業に支承が生じることがない。また上部室8
6Aによるエアクッションにより搭載時の衝撃を緩和す
ることもできる。
【0038】また拘束機構22を解除すると、ガススプ
リング21の付勢力から組立中の製品重量を減算した力
が作業テーブル14を上昇する方向に加わり、昇降支柱
部13がゆっくりと進展されて作業テーブル14が上昇
される。作業テーブル14を下降させる場合には、拘束
機構22を解除した状態で、足踏み式下降操作機構26
を踏込んで行うが、小さい踏み込み力で下降させるため
にレバー式倍力機構が採用されている。
【0039】足踏み式下降操作機構26は、図2,図
4,図7,図9に示すように、上下方向に回動自在に支
持される倍力機構を構成する下降操作レバー27と、下
降操作レバー27の遊端部に設けられた上段ペダル28
と、上段ペダル28の位置が高くなりすぎて踏み込みに
くくなるのを防ぐために、上段ペダル28の下部で設け
られた下段ペダル29とが設けられて、2段階に踏み込
んで下降するように構成される。
【0040】すなわち、下降操作レバー27は、支点が
補強板34の中央部に立設された支柱部材64に水平支
持ピン65を介して上下揺動自在に支持され、遊端側が
昇降支柱部13を迂回するように折り曲げられて、先端
部分が左右方向の上段ペダル63に形成されている。一
方、可動支柱32の前ブラケット56Aには、前方に突
出する支持部を介して受圧ローラ66が水平軸心回りに
回転自在に支持されており、下降操作レバー27の水平
支持ピン65から上段ペダル63までの距離Lの約1/
2の位置に取り付けられた加圧板(作動部)67が受圧
ローラ66に当接されている。したがって、下降操作レ
バー27を下方に押し下げることにより、加圧板67で
受圧ローラ66を介して可動支柱32を押し下げ、作業
テーブル14を1/2の力で下降させることができる。
【0041】また図8に示すように、下降操作レバー2
7の中間位置で加圧板67と一体に取り付けられた連結
部材68に、下段ペダル64を有する補助操作レバー6
2が水平ピン61を介して上下回動自在に支持され、下
降操作レバー27と略平行な上限位置と、連結部材68
に設けられた規制部により規制された下降限との間で上
下回動自在に構成されている。また可動支柱32の前ブ
ラケット56Aに取り付けられた左右一対のガイド板6
3により、下降操作レバー27および補助操作レバー6
2の昇降が案内されている。
【0042】この作業台車10のオブションとして、た
とえば図11に示すように、作業テーブル14のたとえ
ば前部に傾斜して取り付けられ仕様書などを取り付ける
表示板91や、作業テーブル14の側部に着脱自在に取
り付けられる部品トレイ92、作業テーブル14の後部
に設けられる引出し93、枠部材35に着脱自在な補助
フレーム94を介して設置される前部補助棚95や左右
補助棚96などがあり、作業の種類により任意に選択し
て装着される。また、作業テーブル14上に、90°毎
に位置決めできる手動式ターンテーブル97が設置され
る。
【0043】上記構成において、走行台車10を移動し
て所定位置に停止する場合には、台車ロック手段16の
台車ロックレバー17を踏み込むことにより、ロック用
連動機構19を介して2個のロック部材18を走行面F
に押付けるとともにベース部12の後部を僅かに浮き上
がらせて移動を防止し、2個のロック部材18とベース
部12の前部の2個の固定輪11Aにより、前後方向や
左右方向の負荷や回転モーメントがかかったとしても、
走行台車11の姿勢および位置を安定して保持すること
ができる。
【0044】また製品や部品の載せ降ろしや上方からの
作業などに対応して、作業テーブル14の高さを上げた
い場合には、固定解除レバー25を引き上げて拘束機構
22を解除しガススプリング21を進展させる。そし
て、停止したい高さで固定解除レバー25を離すことに
より、拘束機構22を作動させて任意位置で無段階に作
業テーブル14を位置固定することができる。
【0045】反対に、作業様態に対応して作業テーブル
14を下げたい場合には、足でまず下段ペダル29を押
さえた状態で、手で固定解除レバー25を引き上げて拘
束機構22を解除しつつ、上段位置Aから下段ペダル2
9を踏み込んで下降操作レバー27を下方に回動させ、
作動部30により受圧ローラ66を介して可動支柱32
を押し下げ、ガススプリング21を収縮させる。下段ペ
ダル29が支持ビーム34Bに当接する中段位置Bで、
固定解除レバー25を離して拘束機構22を作動させ、
足を下段ペダル29から離す。もちろん、途中で固定解
除レバー25を離して作業テーブル14の下降を停止し
てもよい。
【0046】さらに作業テーブル14を下降する場合に
は、足で上段ペダル28を押さえて固定解除レバー25
を引き上げて拘束機構22を解除しつつ、上段ペダル2
8を踏み込んで下降操作レバー27をさらに下方に回動
させ、可動支柱32を押し下げてガススプリング21を
収縮させる。この時、下段ペダル29は水平ピン61を
中心に上方に回動される。上段ペダル28の下段位置C
で、固定解除レバー25を離して拘束機構22を作動さ
せ、作業テーブル14を下降限で停止させる。
【0047】上記実施の形態によれば、昇降操作手段1
5の固定解除レバー25により、拘束手段22を解除し
てガススプリンク21を進展させ、拘束機構22を作動
させることにより作業テーブル14を上昇して任意高さ
で停止させることができる。また拘束手段22を解除し
た状態で、足踏み式下降操作機構26によりガススプリ
ンク21を収縮させ拘束機構22を作動させることによ
り作業テーブル14を任意高さで停止させることができ
る。したがって、作業テーブル14をそれぞれの作業に
あわせて容易に高さ調整することができ、作業能率を向
上させることができて作業員の疲労を軽減することがで
きる。
【0048】また、回り止め機構23と振れ止め機構2
4とにより、昇降支柱部13を安定してかつスムーズに
伸縮して作業テーブル14を昇降および固定することが
でき、作業性の向上に寄与することができる。
【0049】さらに、下降操作レバー26により構成さ
れた倍力レバー機構により、小さい踏込み力でガススプ
リング21を収縮させて作業テーブル14を下降させる
ことができる。また、下降操作レバー26の上段ペダル
28と下降操作レバー26に取り付けられた下段ペダル
により、二段にペダル28,29を踏込むことができる
ので、下降操作レバー26の遊端部の回動ストロークが
幾分大きくても、容易に踏込むことができ、作動部30
を介して押し下げられる可動支柱32のストロークを大
きくとることができ、作業性を向上させることができ
る。
【0050】さらにまた、回り止め機構23は、昇降レ
ール53と前部のガイドローラ57Aの溝部57bによ
り構成されて、可動支柱32を昇降を許容しつつ回り止
めするので、作業テーブル14に回転モーメントが加わ
っても、作業テーブル14を効果的に回り止めすること
ができる。また、可動支柱32の下部に設けられたガイ
ドローラ装置52と、ガイドローラ装置52の上方に所
定間隔をあけて固定支柱31の上端部とガススプリング
本体21aとの間にガイドシュー51を設けて振れ止め
機構24を構成したので、昇降支柱部13をスムーズか
つ安定して伸縮させることができ、作業テーブル14に
大重量が負荷されたり、水平方向から荷重が作用しても
安定して支持することができる。
【0051】また作業台車10が、ベース部12に1本
の昇降支柱部13を介して作業テーブル14を配置して
構成され、作業テーブル14下方で昇降支柱部13の周
囲が空間部となるので、走行時に障害物に干渉する投影
面積を小さくできて、走行をスムーズに行うことができ
る。またこの昇降支柱部13の周囲の空間部に、備品用
の引き出し93や部品トレイ92、補助棚95,96な
どを設置することができ、自由選択度が高い。
【0052】さらに、台車ロック手段16の足踏み式台
車ロックレバー17により、作業台車10を作業に適し
た位置に容易かつ迅速に停止することができ、作業性を
向上することができる。また台車ロック手段16のロッ
ク部材18と固定輪11Aとで走行面Fに四角形の頂点
を形成することにより、作業台車10に加わる前後方向
や左右方向の負荷や回転モーメントに対しても、作業台
車10を安定して固定することができ、作業性を向上さ
せることができる。
【0053】次に本発明に係る作業台の実施の形態を図
12に示す。なお、この作業台110は、ベース部11
2に走行車輪に代えて高さ調整用アジャスタ111を設
け、台車ロック手段を削除したものであり、他の部材は
上記実施の形態と同一に構成されてるため、同一部材に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0054】上記実施の形態によれば、台車ロック手段
16以外の作用効果を作業台車の実施の形態と同様に奏
することができる。上記実施の形態では、直線駆動機構
としてガススプリング21を採用したが、アキュムレー
タ付きエア式単動シリンダやアキュムレータ付き油圧式
単動エアシリンダ、ワイヤなどによる手動ウインチ機構
や手動ラック・ピニオン機構により上昇駆動のみを行う
手動機構を採用することができる。
【0055】
【発明の効果】以上に述べたごとく請求項1記載の作業
台によれば、昇降操作手段により、昇降支柱部を伸縮さ
せ拘束機構により固定して任意高さで停止させることが
できる。また昇降支柱部の回り止め機構と振れ止め機構
により作業テーブルを安定して昇降および固定すること
ができる。したがって、作業にあわせて容易に作業テー
ブルを適正な高さに調整することができ、作業能率を向
上させることができる。
【0056】請求項2記載の作業台によれば、昇降操作
手段の下降操作レバーにより、小さい踏込み力で直線駆
動機構を収縮させて作業テーブルを下降させることがで
きる。また下段ペダルを踏込んで下降操作レバーを下げ
た後、さらに上段ペダルを踏込んで下降操作レバーを下
げることができるので、下降操作レバーの長さを長くし
て上段ペダルが上方位置に位置してもも下段ペダルによ
り容易に踏込んで下降操作レバーを下方に回動させるこ
とができる。これにより、作業テーブルの昇降ストロー
クを長くでき、また下降操作レバーを長くして容易に倍
力機構を構成することができるので、小さい踏力で作業
テーブルを下げることができる。
【0057】請求項3記載の作業台によれば、凸条また
は溝状部に係合する係合部により回り止め機構を形成し
て固定支柱と可動支柱とを回り止めし、かつ一方がガイ
ドローラ装置からなるし上下ガイド部材により振れ止め
機構を形成したので、昇降支柱部をスムーズかつ安定し
て伸縮させることができ、作業テーブルに大重量が負荷
されたり、水平方向から荷重が作用しても作業テーブル
を安定して支持することができる。
【0058】請求項4記載の作業台車によれば、任意位
置に走行移動し、作業テーブルを最適な高さに調整して
組立や検査などの作業を行うことができ、作業の能率を
向上させることができる。またベース部に昇降支柱部を
介してテーブルを配置して台車を構成したので、作業テ
ーブル下方で昇降支柱部の周囲が空間部となるので、走
行時に障害物に干渉する投影面積を小さくできて、通路
の通過をスムーズに行うことができる。またこの昇降支
柱部の周囲が空間部に、備品や治具などの棚やトレイを
設置することも可能で、使用用途の自由度が高い。
【0059】請求項5記載の作業台車によれば、足踏み
式台車ロックレバーにより、作業台車を作業に適した位
置に容易かつ迅速に停止することができ、作業性を向上
することができる。
【0060】請求項6記載の作業台車によれば、台車ロ
ック手段を、固定輪とロック部材とで走行面に多角形の
頂点を形成することにより、作業台車に加わる前後方向
や左右方向の負荷、あるいは作業台車を垂直軸心回りに
回転させようとする回転モーメントに対しても、走行台
車を安定して固定することができ、作業性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業台車の実施の形態を示す全体
斜視図である。
【図2】同作業台車の右側面図である。
【図3】同作業台車の中央左側面断面図である。
【図4】同作業台車の平面断面図である。
【図5】同作業台車の台車ロック手段を示す部分側面図
である。
【図6】同作業台車の台車ロック手段を示す平面断面図
である。
【図7】同作業台車のガイドローラ装置および下降操作
機構を示す平面断面図である。
【図8】同作業台車のガイドローラ装置および下降操作
機構を示す右側面図である。
【図9】同作業台車のガイドローラ装置および下降操作
機構を示す左側面図である。
【図10】同作業台車のガススプリングの構造を説明す
る側面断面図である。
【図11】同作業台車のオプション装着時を示す斜視図
である。
【図12】本発明に係る作業台の実施の形態を示す全体
右側面図である。
【符号の説明】
F 走行面 10 作業台車 11A 固定輪 11B 自由輪 12 ベース部 13 昇降支柱部 14 作業テーブル 15 昇降操作手段 16 台車ロック手段 17 台車ロックレバー 18 ロック部材 21 ガススプリング 22 拘束機構 23 回り止め機構 24 振れ止め機構 25 固定解除レバー 26 足踏み式下降操作機構 27 下降操作レバー 28 上段ペダル 29 下段ペダル 30 作動部 31 固定支柱 32 可動支柱 35 枠部材 43 支軸 44 カムローラ 45 作動アーム 47 リンクアーム 48 受動板 51 ガイドシュー 52 ガイドローラ装置 53 昇降レール 54 溝部 57A,57B ガイドローラ 57a 転動部 57b 溝部 58A,58B 調整具 62 上段ペダル 63 下段ペダル 66 受圧ローラ 67 加圧板 62 補助操作レバー 110 作業台 111 アジャスタ 112 ベース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 恒太郎 長野県上伊那郡宮田村137 タカノ株式会 社内 (72)発明者 小坂 和正 愛知県春日井市東野町3−3−8 日発販 売株式会社東海支店内 (72)発明者 早川 稔洋 滋賀県蒲生郡日野町中在寺1225 株式会社 ダイフク滋賀事業所内 Fターム(参考) 3C012 BB13 BE03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース部と、作業テーブル、前記ベース部
    および作業テーブルとの間に伸縮自在に介在された昇降
    支柱部と、該昇降支柱部を伸縮して作業テーブルの高さ
    を調整可能な昇降操作手段とで構成され、 前記昇降支柱部に、作業テーブルを上昇方向に付勢する
    直線駆動機構および該直線駆動機構を拘束する拘束機構
    と、前記作業テーブルの軸心回りの回動を規制する回り
    止め機構と、前記ベース部に対して作業テーブルを揺れ
    止めする振れ止め機構とを設けたことを特徴とする作業
    台。
  2. 【請求項2】ベース部と、作業テーブルと、前記ベース
    部および作業テーブルとの間に介在されて作業テーブル
    を上昇方向に付勢する直線駆動機構を有する伸縮自在な
    昇降支柱部と、該昇降支柱部を伸縮して作業テーブルの
    高さを調整可能な昇降操作手段とで構成され、 前記昇降操作手段に、作業テーブルを下降可能な足踏み
    式下降操作機構を設け、 前記足踏み式下降操作機構は、支点がベース部に上下方
    向に回動自在に支持されるとともに、遊端側所定位置に
    設けられた作動部により可動支柱を押し下げる下降操作
    レバー、前記下降操作レバーの遊端部に設けられた上段
    ペダルと、前記上段ペダルの下部で下降操作に設けられ
    た下段ペダルとで構成されたことを特徴とする作業台。
  3. 【請求項3】昇降支柱部に、ベース部に立設された固定
    支柱と、作業テーブルに固定されて前記固定支柱にスラ
    イド自在に嵌合された可動支柱とを設け、 前記回り止め機構は、固定支柱と可動支柱の一方に昇降
    方向に沿って設けられた凸条部または溝状部と、他方に
    設けられて凸条または溝状部にスライド自在に係合し回
    り止めする係合部とで構成され、 前記振れ止め機構は、前記固定支柱と可動支柱、または
    固定支柱と直線駆動機構の昇降部材の間に、上下に所定
    間隔をあけて昇降移動を案内する上下ガイド部材を有
    し、前記上下ガイド部材の少なくとも一方を、昇降軸心
    に所定角度をあけて少なくとも三方から当接するガイド
    ローラ装置により構成されたことを特徴とする請求項1
    または2記載の作業台。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の作業台
    のベース部に、複数の走行車輪を設けたことを特徴とす
    る作業台車。
  5. 【請求項5】足踏み式台車ロックレバーにより少なくと
    も1つのロック部材を走行面に押し付けて固定可能な台
    車ロック手段を設けたことを特徴とする請求項4記載の
    作業台車。
  6. 【請求項6】ベース部の走行車輪を、走行方向が一定に
    固定された固定車輪と、走行方向を変向自在な自由車輪
    とで構成し、 台車ロック手段は、固定車輪とロック部材とで走行面に
    三角形以上の多角形の頂点を形成するように構成したこ
    とを特徴とする請求項5記載の作業台車。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101374963B1 (ko) 2013-04-18 2014-03-19 탑테크코리아(주) 작업판 배치율을 높이는 작업 컨베이어
KR101507963B1 (ko) 2013-12-04 2015-04-07 한국생산기술연구원 주행보조바퀴와 수직프레임의 동시회전이 가능한 이동식 리프팅장치
CN104875168A (zh) * 2015-05-11 2015-09-02 清华大学 可调托架
CN108838971A (zh) * 2018-07-23 2018-11-20 盐城市金发机械厂 一种变速箱维修用检修台

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KR101374963B1 (ko) 2013-04-18 2014-03-19 탑테크코리아(주) 작업판 배치율을 높이는 작업 컨베이어
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CN104875168A (zh) * 2015-05-11 2015-09-02 清华大学 可调托架
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