JP2017071228A - タイヤリフター - Google Patents
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Abstract
【課題】空気圧や電気等の供給なしに無動力で使用できる利便性の高いタイヤリフターを提供すること。【解決手段】リフトアップされた車両のタイヤ8の脱着作業に利用されるタイヤリフター1は、車両用のタイヤ8を支承する昇降ラック2と、昇降ラック2を昇降可能に支持する昇降機構を有し、昇降機構は、昇降ラック2側から延設されたワイヤロープ19を巻き取ることで昇降ラック2を上昇させる巻取ドラムと、巻取ドラムを巻き取り方向に付勢する渦巻きばねと、を備えるスプリングバランサー10を含む機構となっている。【選択図】図1
Description
本発明は、車両のタイヤの着脱作業を補助するタイヤリフターに関する。
車両の整備工場などでは、例えばブレーキの点検等の車両作業を実施する際、リフトアップした車両からタイヤを取り外し、ブレーキの点検を行ってからタイヤを付け戻すという手順で作業が行われている。このときのタイヤの着脱作業を補助するための装置として、従来より、ホイールドーリーとも呼ばれるタイヤリフターが知られている(例えば下記の特許文献1参照。)。
タイヤリフターとしては、タイヤを支承する昇降ラックと、自在車輪を備えるベースフレームと、を有する装置がある。このタイヤリフターでは、昇降ラックが昇降可能な状態でベースフレーム側に支持され、例えば空気圧機構や油圧機構や電動機構等による動力によって昇降ラックが昇降する。
このようなタイヤリフターの使用に際しては、まず、リフトアップされた車両のタイヤの下側に昇降ラックが位置するようにタイヤリフターを移動させた後、昇降ラックを上昇させてタイヤを支承できる状態とする。この状態でタイヤを固定するハブナットの取り外しを実施し、その後、タイヤリフターを後退させればタイヤを取り外して受け取りできる。例えばバスやトラック等のタイヤは重量があって、1人だけの作業者による人力の着脱が不可能である一方、上記のようなタイヤリフターを利用すれば、1人の作業者のみによるタイヤの着脱作業が可能になる。
しかしながら、前記従来のタイヤリフターでは、次のような問題がある。昇降ラックの昇降機構が電気を利用する機構、あるいはエアツール用の空気圧を利用する機構等の場合、タイヤリフターに電気コードやエアホース等を接続する必要があってタイヤリフターの移動範囲に制約ができるという問題がある。また、油圧ジャッキを利用する昇降機構の場合、油圧ジャッキを操作する手間が生じて作業効率が損なわれるおそれがあるという問題がある。
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、空気圧や電気等の供給なしに無動力で使用できる利便性の高いタイヤリフターを提供しようとするものである。
本発明は、リフトアップされた車両のタイヤの着脱作業に利用されるタイヤリフターであって、
タイヤを支承する支承部と、
該支承部を昇降可能に支持する昇降機構を有し、
該昇降機構は、前記支承部側から延設されたワイヤロープを巻き取ることで前記支承部を上昇させる巻取ドラムと、該巻取ドラムを巻き取り方向に付勢する付勢手段と、を備えるスプリングバランサーを含む機構であることを特徴とするタイヤリフターにある(請求項1)。
タイヤを支承する支承部と、
該支承部を昇降可能に支持する昇降機構を有し、
該昇降機構は、前記支承部側から延設されたワイヤロープを巻き取ることで前記支承部を上昇させる巻取ドラムと、該巻取ドラムを巻き取り方向に付勢する付勢手段と、を備えるスプリングバランサーを含む機構であることを特徴とするタイヤリフターにある(請求項1)。
本発明のタイヤリフターは、前記スプリングバランサーを含む昇降機構により前記支承部が昇降可能に支持されている。ここで、前記スプリングバランサーは、例えば、工場等において天井側から工具等を吊り下げるために利用される機械装置と同様の機構のものである。工具等の吊り下げにスプリングバランサーを利用すると、工場内で必要となる工具を作業者の頭上に保持できると共に必要に応じて作業箇所まで引き下げることができ、作業終了後には、重力を感じさせないようなごく軽い力で押し上げて元の位置に戻すことができる。このようなスプリングバランサーを含む昇降機構であれば、タイヤを支承しその重量が作用する状態の支承部をごく軽い力で押し上げたり押し下げたりできる。
以上のように、本発明のタイヤリフターは、無動力で使用できる利便性の高いタイヤリフターである。
本発明の好適な一態様のタイヤリフターは、前記支承部の昇降位置を固定するためのロック機構を有している(請求項2)。
前記ロック機構により前記支承部の昇降位置を固定すれば、タイヤの高さを固定できると共に、タイヤを取り除いて空荷となったときの前記支承部の上昇を防止できる。
前記ロック機構により前記支承部の昇降位置を固定すれば、タイヤの高さを固定できると共に、タイヤを取り除いて空荷となったときの前記支承部の上昇を防止できる。
本発明における好適な一態様のタイヤリフターは、前記支承部を昇降させるための作業者による昇降操作を受け付ける操作部を有し、
前記ロック機構は、作業者の昇降操作を前記操作部が受け付けたときに前記昇降位置の固定を解除する(請求項3)。
前記ロック機構は、作業者の昇降操作を前記操作部が受け付けたときに前記昇降位置の固定を解除する(請求項3)。
このように作業者による昇降操作の受け付けに応じて前記支承部の昇降位置の固定を解除する場合には、作業者の意図しない前記支承部の昇降を未然に回避でき、使い勝手を向上できる。
本発明における好適な一態様のタイヤリフターにおける支承部は、支承するタイヤの高さを調整するための位置調整機構を備えている(請求項4)。
この場合には、例えばタイヤを車両に取り付ける際、タイヤの位置の微調整が可能になり、タイヤの取り付け作業が一層容易になる。
この場合には、例えばタイヤを車両に取り付ける際、タイヤの位置の微調整が可能になり、タイヤの取り付け作業が一層容易になる。
本発明における好適な一態様のタイヤリフターでは、前記付勢手段が前記巻取ドラムを付勢する付勢力の強さを調整するための付勢力調整機構を備えている(請求項5)。
この場合には、例えば、取り扱うタイヤの重量や、作業者の腕力等に応じて、前記付勢力の強さを調整することで、前記タイヤリフターの汎用性を向上できる。
この場合には、例えば、取り扱うタイヤの重量や、作業者の腕力等に応じて、前記付勢力の強さを調整することで、前記タイヤリフターの汎用性を向上できる。
(実施例1)
本例は、スプリングバランサー10を備えるタイヤリフター1に関する例である。この内容について、図1〜図10を用いて説明する。
本例のタイヤリフター1は、図1〜図3のごとく、リフトアップされた車両(図示略)のタイヤの着脱作業を補助する作業支援装置である。このタイヤリフター1は、タイヤ8を支承する支承部の一例である昇降ラック2と、昇降ラック2を昇降可能に支持する昇降機構を有している。
この昇降機構は、昇降ラック2側から延設されたワイヤロープ19を巻き取ることで昇降ラック2を引き上げる巻取ドラム11(図7参照。)と、巻取ドラム11を巻き取り方向に付勢する付勢手段の一例である渦巻きばね13(図7参照。)と、を備えるスプリングバランサー10を含む機構である。
以下、この内容について詳しく説明する。
本例は、スプリングバランサー10を備えるタイヤリフター1に関する例である。この内容について、図1〜図10を用いて説明する。
本例のタイヤリフター1は、図1〜図3のごとく、リフトアップされた車両(図示略)のタイヤの着脱作業を補助する作業支援装置である。このタイヤリフター1は、タイヤ8を支承する支承部の一例である昇降ラック2と、昇降ラック2を昇降可能に支持する昇降機構を有している。
この昇降機構は、昇降ラック2側から延設されたワイヤロープ19を巻き取ることで昇降ラック2を引き上げる巻取ドラム11(図7参照。)と、巻取ドラム11を巻き取り方向に付勢する付勢手段の一例である渦巻きばね13(図7参照。)と、を備えるスプリングバランサー10を含む機構である。
以下、この内容について詳しく説明する。
タイヤリフター1は、図1〜図3のごとく、ベースフレーム3に対して左右一対の支柱ポスト5を立設すると共に、この左右一対の支柱ポスト5により昇降ラック2を昇降可能に支持させた装置である。特に、本例のタイヤリフター1では、一方の支柱ポスト5の根元付近に、昇降ラック2を昇降させる昇降機構を構成するスプリングバランサー10が固定されている。
断面矩形状のスチール製のパイプ材31を骨組みしたベースフレーム3の4隅には車輪33が設けられている。前進、後退、斜行、横移動、回転等、タイヤリフター1の多彩な移動が可能となるよう、車輪33は、全て自在車輪となっている。なお、左右のパイプ材31を連結する連結バー32には、作業者が足で操作可能な足踏みストッパー328が取り付けられている。この足踏みストッパー328を作業者が足等で操作すれば、ゴムの底付きを設けた図示しないストッパーが下方に突出して床に押し当たり、これにより、タイヤリフター1の移動が規制された状態を設定できる。なお、足踏みストッパー328に代えて、ブレーキ付きの車輪を採用しても良い。
なお、本例のタイヤリフター1では、脚部をなすパイプ材31の端面に固定された車輪ステー330を介して車輪33が取付けられている。車輪ステー330は、断面L字状をなす部材であり、L字状の内側に車輪33の取付面が設けられていると共に、L字状の外側にパイプ材31の端面に対する固定面が設けられている。この車輪ステー330によれば、ベースフレーム3の底面よりも高い位置に車輪33の取付面を移設でき、これによりベースフレーム3の低床化を実現できる。
支柱ポスト5は、図1〜図3のごとく、断面C字状の柱状の部材である。左右一対の支柱ポスト5は、断面C字状の開口側が向かい合うように連結バー32の付け根付近に立設されている。タイヤ8を載置する側から支柱ポスト5を見たときの反対側の側面には、昇降方向に互い違いの凸凹を設けたラックバー51が取付けられている(図2参照。)。また、スプリングバランサー10が固定された支柱ポスト5には、ワイヤロープ19を覆う安全カバー518が取り付けられていると共に、スプリングバランサー10から上方に引き出されたワイヤロープ19の方向を下方に反転させるための滑車191が上端近くに取付けられている。タイヤリフター1では、滑車191を支柱ポスト5の上端に配置することで、支柱ポスト5の上端近くの高い位置まで昇降ラック2を引き上げ可能になっている。
昇降ラック2は、図1〜図3のごとく、左右一対の支柱ポスト5の間隙に配置される横長箱形状の昇降ブロック20を備えている。昇降操作を行う作業者側から見たときの昇降ブロック20の正面側には、昇降ラック2に対する昇降操作を受け付ける操作部の一例をなす操作ハンドル25が設けられ、反対側の正面には、正立状態のタイヤを支承する左右一対の支承アーム21等が設けられている。
図4に示す昇降ブロック20の両側面には、断面C字状の支柱ポスト5の内側に収容されて昇降動作を支持する回転ローラ型の樹脂ベアリングが4個ずつ取り付けられている。そのうちの2個の樹脂ベアリング281は、回転軸方向が昇降ブロック20の長手方向に一致し、残りの2個の樹脂ベアリング283は、昇降ブロック20の厚さ方向に回転軸方向が一致している。これら4個の樹脂ベアリングの組み合わせにより昇降ラック2の滑らかな昇降動作が実現されている。
また、昇降ブロック20の上面には、上記のスプリングバランサー10から引き出されたワイヤロープ19の取付け部29が設けられている。この取付け部29には、上記の滑車191を介して反転して下方に向かうワイヤロープ19の先端側が固定されている。
また、昇降ブロック20の上面には、上記のスプリングバランサー10から引き出されたワイヤロープ19の取付け部29が設けられている。この取付け部29には、上記の滑車191を介して反転して下方に向かうワイヤロープ19の先端側が固定されている。
左右一対の支承アーム21は、図4及び図5のごとく、フォーク状に張り出すように昇降ブロック20の下端部から延設されている。各支承アーム21には、その張り出し方向に細長い円柱状の回転ローラ210が取り付けられている。この回転ローラ210の外周面が、載置するタイヤ8の外周面(トレッド面)との接触面となっている。
支承アーム21の張り出し側に当たる昇降ブロック20の正面両側には、ステーブロック23が取り付けられている。各ステーブロック23には、タイヤの側面(サイドウォール)に当接して支持する円柱状のタイヤレスト231が取り付けられていると共に、昇降ラック2を昇降させるための操作ハンドル25の取付部が設けられている。
タイヤレスト231は、支承アーム21に支承された正立状態のタイヤ8を若干傾けて立て掛けるための支持部材である。このタイヤレスト231は、タイヤ8の中心よりも下側のサイドウォールに当接できるよう、上方に向けて末広がりをなすように左右に一対設けられている。支承アーム21とタイヤレスト231の組合せによれば、支承するタイヤの安定性を確保しつつ、タイヤ8の中心を含め上側の約2/3に近い範囲を覆い隠すことなくタイヤを支承できる。このような支承状態であれば、タイヤを車両に固定するハブナットへのアクセスが容易となり、ハブナットを取り扱う作業を行い易くなる。
操作ハンドル25は、組立状態のタイヤリフター1(図1〜図3参照。)において、支柱ポスト5の外側を経由して背面側に回り込んでいる。操作ハンドル25は、自転車のハンドルのように左右一対をなすように設けられ、タイヤリフター1では、操作ハンドル25を上下させることで昇降ラック2を昇降できる。
操作ハンドル25は、図1〜図3及び図5のごとく、C字状に屈曲させた金属製パイプに対して、金属製の丸棒をクランク状に折り曲げたレバー部材25Bを組み合わせて構成されている。操作ハンドル25では、水平方向両外側から内側に向けて延在するグリップ250が、昇降操作を行う作業者側に面して設けられている。作業者の持ち手となる各グリップ250では、自転車のブレーキレバーのようなレバー251がグリップ250の延在方向に沿うように設けられている。
レバー251は、上記のクランク状のレバー部材25Bの中間直線部分である。レバー251の両端側のカギ状をなすように互いに逆向きに折り曲げられた直線部分は、レバー部材25B全体の進退動作をガイドするスライド軸252、253を形成している。
スライド軸252、253は、操作ハンドル25に固定された円筒状の進退ガイド256、257に内挿され、軸方向に進退可能な状態で支持されている。
スライド軸252、253は、操作ハンドル25に固定された円筒状の進退ガイド256、257に内挿され、軸方向に進退可能な状態で支持されている。
スライド軸252、253を介して操作ハンドル25の本体側に支持されたレバー部材25Bは、グリップ250本体に対するレバー251の平行状態を維持しながら隙間を変動させるように進退(並進)する。グリップ250を握ると、レバー251がグリップ250本体側に接近して隙間が狭くなるようにレバー部材25Bが並進する。
昇降ブロック20とは反対側のスライド軸252は、その先端が常に進退ガイド256の内部に位置し、作業者側に突出しないようになっている。一方、昇降ブロック20側のスライド軸253は、その中間的な位置で進退ガイド257に支持され、進退ガイド257から常に先端が突出している。
スライド軸253の先端には、図5及び図6のごとく、上記のラックバー51の凹部に嵌り込むブロック状のストッパーブロック255が取り付けられている。ラックバー51の凹部にストッパーブロック255が嵌り込む状態では昇降ラック2が昇降不可能となり、その昇降位置が固定された状態となる。本例のタイヤリフター1では、ラックバー51とストッパーブロック255との組合せを利用したシンプルな構成により、昇降ラック2の昇降位置を固定するロック機構が形成されている。
スライド軸253には、ストッパーブロック255と進退ガイド257との間隙に位置するようにコイル状の付勢スプリング258が外挿配置されている。この付勢スプリング258は圧縮状態で組み付けられ、進退ガイド257側からストッパーブロック255を押し出しす方向にレバー部材25B全体を付勢する。レバー251に力が作用しない状態では、ストッパーブロック255が突出してラックバー51の凹部に嵌り込み、これにより昇降ラック2の昇降位置が固定された状態となる。
昇降操作を実施する作業者が、付勢スプリング258の付勢力に対抗する力でレバー251を含むグリップ250を握れば、レバー部材25Bが昇降ブロック20から遠ざかる方向に並進する。このようにレバー部材25Bが並進すれば、ラックバー51の凹部からストッパーブロック255が引き抜かれて昇降位置の固定状態が解除され、昇降ラック2の昇降が可能になる。
図7及び図8に例示のスプリングバランサー10は、例えば工具等を懸吊するために工場や作業所で一般的に使用されているスプリングバランサーと同様の機構のものである。スプリングバランサー10は、ワイヤロープ19を繰り出す方向に引っ張る力に対抗する張力を発生する渦巻きばね13と、ワイヤロープ19を巻き取る円錐台状の巻取ドラム11と、を有して構成されている。スプリングバランサー10では、筐体をなすハウジング100により軸支された回転軸15に対して、巻取りドラム11、渦巻きばね13が外挿配置されている。
巻取ドラム11のテーパ状の外周面には、ワイヤロープ19が巻装される巻取溝110が形成されている。ワイヤロープ19が繰り出されるほど、対応する巻取溝110の溝底が回転中心から離れて径方向の距離が大きくなるようになっている。このような構成を採用することで、ワイヤロープ19の繰り出しに伴って起こり得る渦巻きばね13の張力変化が抑制されている。
回転軸15の端部にはウォームギア153が外挿固定され、このウォームギア153には、ハウジング100により回転可能に軸支されたウォーム155がギア係合している。渦巻きばね13のばねの張力は、回転軸15の回転位置の変更に応じて調節可能となっている。ウォーム155の後端は六角形状に形成され、ハウジング100の正面に穿設したアクセス溝100Mに露出している。付勢力調整機構を構成するウォーム155を回転させて回転軸15の回転位置を変更することで、巻取ドラム11に作用する巻き取り方向の付勢力を調整できる。
以上のように構成されたタイヤリフター1を利用してタイヤの着脱作業を実施するに当たっては、まず、作業対象のタイヤの高さに合わせて昇降ラック2の昇降位置が調整されたタイヤリフター1を、タイヤに正対させる。続いて支承アーム21をタイヤの下側に差し入れるようにタイヤリフター1を前進させ、左右一対の支承アーム21でタイヤを支承できるようにする。
次に、タイヤを固定するハブナットを緩めた後、操作ハンドル25のグリップ250を握りながら操作ハンドル25を軽く引き上げるという昇降操作を実施する。上記のように、操作ハンドル25のグリップ250を握れば、レバー部材25Bが並進してストッパーブロック255がラックバー51の凹部から引き抜かれる。これにより、昇降ラック2の昇降位置が固定されたロック状態が解除され、操作ハンドル25の引き上げが可能になる。
なお、ハブナットを緩めた状態で操作ハンドル25を引き上げて左右一対の支承アーム21にタイヤを支承させた後、ハブナットの取り外しを実施すると良い。このような手順で作業すれば、作業の安全性を一層向上できる。
ハブナットを取り外した後でタイヤリフター1を後退させれば、図示しない車両側のハブボルトからタイヤを引き抜き可能である。このように引き抜いたタイヤは、操作ハンドル25側に傾けてサイドウォールをタイヤレスト231に当接させると安定性が向上する。
ハブナットを取り外した後でタイヤリフター1を後退させれば、図示しない車両側のハブボルトからタイヤを引き抜き可能である。このように引き抜いたタイヤは、操作ハンドル25側に傾けてサイドウォールをタイヤレスト231に当接させると安定性が向上する。
車両からタイヤを取り外した状態であれば、タイヤの裏側に位置するブレーキや足回り部品の点検等の車両作業を効率良く実施できる。なお、このような車両作業中では、支承アーム21に受け取ったタイヤの位置を低くしておくと良い。タイヤの位置を下げれば、タイヤリフター1全体の重心を低くでき作業中の安全を一層向上できる。
支承アーム21に受け取ったタイヤの位置を低くするには、グリップ250を握りながら操作ハンドル25を引き下げると良い。上記と同様、操作ハンドル25のグリップ250を握れば昇降ラック2が昇降可能になって、操作ハンドル25の引き下げが可能になる。このとき、スプリングバランサー10から繰り出されたワイヤロープ19が昇降ラック2を上方に引き上げる付勢力と、タイヤの重量を含めた昇降ラック2全体の重量に作用する重力とが、つり合った状態に近くなっている。そのため、昇降ラック2の昇降位置の固定が解除されても昇降ラック2が急激に下がることはなく、操作ハンドル25を引き下げる昇降操作により昇降ラック2をごく軽い力で下げることが可能である。所望の位置まで昇降ラック2を下げた後で操作ハンドル25のグリップ250から手を離せば、レバー部材25Bが元の位置に戻ってストッパーブロック255がラックバー51の凹部に嵌り込み、昇降ラック2の昇降位置が固定されたロック状態となる。
車両作業が終了した後、車両のホイールハブに正対する位置にタイヤリフター1を移動させる。その後、グリップ250を握りながら操作ハンドル25を引き上げる昇降操作を実行し、車両側のハブの高さにタイヤを合わせる。このとき、タイヤを下げる上記の場合と同様、ワイヤロープ19が昇降ラック2を上方に引き上げる付勢力と、昇降ラック2全体の重量に作用する重力と、がつり合った状態に近くなっているため、昇降ラック2の昇降位置の固定を解除しても昇降ラック2が下がることはなく、操作ハンドル25を引き上げる昇降操作により昇降ラック2をごく軽い力で引き上げることができる。
タイヤを装着可能な高さまで昇降ラック2を引き上げた後、支承アーム21の回転ローラ210を活用してタイヤを適宜回転させ、車両側のハブボルトの回転方向の位置に対してタイヤホイールのボルト孔を合致させる。このようにハブボルトとボルト孔の位置が合致した状態であれば、タイヤリフター1をハブ側に前進することで、支承アーム21が支承するタイヤを車両側に装着できる。その後、ハブナットを締め付けた後でタイヤリフター1を後退させれば作業を完了できる。
以上のように本例のタイヤリフター1は、電気や空気圧等を一切必要とせず無動力で使用できる利便性の高いタイヤリフターである。このタイヤリフター1は、昇降させるための動力源としてスプリングバランサー10のばね力を利用することで無動力を実現しており、タイヤの着脱作業に従事する作業者の身体への負担を大幅に軽減できる簡素でコンパクトな構成を特徴とする装置である。
タイヤリフター1は、電力や空気圧等の動力源を必要としないため、使用場所を選ばないという利点がある。また、モータやアクチュエータ等を必要としないことからシンプルで軽量な構造となっており、持ち運びが容易である。このタイヤリフター1の作業では、作業者がタイヤを支える力をスプリングバランサー10のばね力が補助するように作用するため、従来の手作業と同様の感覚でタイヤの着脱を実施できる。この作業では、例えばモータやアクチュエータのスイッチを操作する等の煩雑さも生じない。このようにタイヤリフター1によれば、従来の手作業と比べて作業者の身体の負担を低減でき、例えば腰痛防止に効果的であると共に、着脱作業の安全性を格段に向上できる。
本例のタイヤリフター1では、小径の車輪33の取付構造を工夫することで、低床のベースフレーム3を実現している。これにより、最下位置の昇降ラック2に対してタイヤを転がして載せることも可能となっている。
タイヤリフター1の昇降ラック2は、タイヤのサイドウォールを支持するタイヤレスト231と支承アーム21との組合せにより、タイヤ中心を含め上側の約2/3に近い範囲を覆い隠すことなく支承可能という特徴を有している。このような特徴によれば、昇降ラック2にタイヤを支承した際、ハブナットの抜取りや取り付けの作業空間を広く確保できる。加えて、着脱作業の作業空間に支柱ポスト5が干渉しないよう、背の低い支柱ポスト5を採用することも良い。この場合には、支柱ポスト5の上端よりも高い位置に、支承するタイヤの中心部分が位置することとなり、ハブナットの抜取りや取り付けの作業の際、支柱ポスト5が邪魔にならず作業性がさらに向上する。
タイヤリフター1の昇降ラック2は、タイヤのサイドウォールを支持するタイヤレスト231と支承アーム21との組合せにより、タイヤ中心を含め上側の約2/3に近い範囲を覆い隠すことなく支承可能という特徴を有している。このような特徴によれば、昇降ラック2にタイヤを支承した際、ハブナットの抜取りや取り付けの作業空間を広く確保できる。加えて、着脱作業の作業空間に支柱ポスト5が干渉しないよう、背の低い支柱ポスト5を採用することも良い。この場合には、支柱ポスト5の上端よりも高い位置に、支承するタイヤの中心部分が位置することとなり、ハブナットの抜取りや取り付けの作業の際、支柱ポスト5が邪魔にならず作業性がさらに向上する。
本例では、自転車のブレーキレバーのようなレバー251を含むグリップ250を握ることで、昇降ラック20の昇降位置の固定状態が解除される。グリップ250を握らない限り昇降ラック2が昇降できないことから、作業者の意図しない昇降動作が未然に回避されて安全性が向上している。特に、タイヤを降ろして空荷になったときにも昇降ラック2が跳ね上がることがなく安全性が向上しているため、高齢者や女性などの非力な作業者にとっても扱い易い装置となっている。本例のタイヤリフター1では、昇降位置を固定するためのロック機構が、ラックバー51、ストッパーブロック255、レバー部材25B、付勢スプリング258等の簡素な部品により、低コストかつ軽量に構成されている。
ワイヤロープ19の繰り出しをロックするラチェットをスプリングバランサー10に設けると共に、このラチェットの切替え操作を行うための足踏みペダルを設けることも良い。足踏みペダルを例えば連結バー32に設ければ、作業者が手を使うことなくワイヤロープ19の繰り出しをロックでき、タイヤを支承する昇降ラック2のずり下がり等を規制できる。
なお、例えば、図9のように、昇降ラック2の昇降ブロック20の下側から剛性高く庇状に張り出す張出し部20Aを設けると共に、回動可能に支持された支承アーム21を弾性部材215を介在して張出し部20Aが支持するように構成した位置調整機構を設けることも良い。この位置調整機構によれば、弾性部材215の弾性変形に応じて支承アーム21の先端側を回動させて支承するタイヤの高さ方向の位置をわずかながら変更できる。例えばラックバー51の凹凸のピッチが4cmであれば、上記の位置調整機構によるタイヤの高さ方向の調整幅を4cmに設定すると良い。ラックバー51とストッパーブロック255との組み合わせによるロック機構により固定可能な昇降位置が4cm刻みとなる一方、図9に例示する位置調整機構を活用すれば、昇降位置の固定状態を保持したまま、中間的な昇降位置への微調整が可能となる。ただし、スプリングバランサー10を利用したタイヤリフター1では、昇降位置の固定状態が解除された状態において、ごく軽い力で昇降ラック2全体を昇降できるため、図9のような位置調整機構がなくてもタイヤの高さの微調整は容易である。同図の位置調整機構は、昇降位置の固定状態下でタイヤの高さの調整が可能になる点に意義がある。
さらに、例えば図10(A)に例示するようにラックバー51の両端側(上下側)に弾性部材511、512を配置し、ラックバー51全体がその長手方向に揺動できるようにしても良い。このようなラックバー51の揺動動作を実現すれば、昇降位置の固定状態であっても、タイヤの高さの微調整が可能になる。同図(B)のように支柱ポスト5にラックバー51を固定するための図示しない取付けボルトの取付け孔515を弾性部材516により形成する等、支柱ポストとラックバー51との間に弾性部材516を介在させることで上記と同様のラックバー51の揺動動作を可能としても良い。
(実施例2)
本例は、実施例1のタイヤリフターを基にして、昇降ラック2の仕様を変更したものである。この内容について、図11を参照して説明する。
本例の昇降ラック2は、断面L字状をなすように剛性高く鉄板を折り曲げたラックボディ20Aを中心として構成されている。断面L字状のラックボディ20Aの棚面となる部分には、左右一対の支承アーム21を含むアームユニット21Aが支持され、ラックボディ20Aの背板となる部分には、アームユニット21Aの背面側に回り込む操作ハンドル25等が取り付けられている。
本例は、実施例1のタイヤリフターを基にして、昇降ラック2の仕様を変更したものである。この内容について、図11を参照して説明する。
本例の昇降ラック2は、断面L字状をなすように剛性高く鉄板を折り曲げたラックボディ20Aを中心として構成されている。断面L字状のラックボディ20Aの棚面となる部分には、左右一対の支承アーム21を含むアームユニット21Aが支持され、ラックボディ20Aの背板となる部分には、アームユニット21Aの背面側に回り込む操作ハンドル25等が取り付けられている。
アームユニット21Aは、支承アーム21の先端が鉛直方向に変位できるようにラックボディ20Aにより回動可能に軸支されている。断面L字状のラックボディー20Aの棚面とアームユニット21Aとの間には、例えばゴム等の弾性部材207が介設されている。このような支承アーム21の支持構造は、上記の図9で例示した支持構造と似通っており、同様の作用効果を生じる。
アームユニット21Aは、支承アーム21が先端上りとなるように支持されている。タイヤを支承しない状態では、支承アーム21が約12度の傾きで先端上りとなり、タイヤを支承する状態でも、水平を基準として支承アーム21の先端が高くなるように上記の弾性部材207の弾性率が設定されている。このように先端上りの支承アーム21によれば、支承したタイヤを支柱ポスト5側に傾けることができ、安定性の高い支承姿勢を実現できる。
断面L字状のラックボディ20Aの鉛直方向の背板部分では、操作ハンドル25及びローラステー208を剛性高く支持するステーブロック23が両側に取り付けられていると共に、その中間部分には、鉄板を切り欠いた欠落部分209が形成されている。昇降ラック2にタイヤを支承した際には、作業者側から見て、タイヤの中心部分がこの欠落部分209に位置するようになっている。
操作ハンドル25及びローラステー208は、いずれも、組立状態のタイヤリフター1において、支柱ポスト5の外側に回り込むように、鉄製のパイプをL字状に屈曲形成した部品である。操作ハンドル25及びローラステー208の屈曲箇所の前後には、昇降ラック2の昇降動作を支持するための回転ローラ型の樹脂ベアリング285が取り付けられている。
操作ハンドル25とローラステー208との違いは、屈曲箇所を超えた先端側の長さにある。操作ハンドル25の先端には、グリップ250等が設けられ、中間部分には、実施例1と同様の進退ガイド257が取り付けられている。作業者の持ち手となるグリップ250は、約25度の角度で先端側が下がるように折り曲げて形成されている。約25度の先端下がりのグリップ250の傾きは、作業者が昇降操作の力を作用するのに適しており、作業性を向上するために有効である。
グリップ250には、実施例1と同様、自転車のブレーキレバーのようなレバー251が設けられている。レバー251を構成するレバー部材25Bは、先端にストッパーブロック255が取り付けられた棒状のスライド軸252と、操作ハンドル25の本体側に支持されたレバー251と、をリンク部材254により連結して構成されている。スライド軸252は、上記の進退ガイド257により軸方向に進退可能に支持され、レバー251と共にグリップ250が把持されたときのレバー251の動きは、リンク部材254を介してスライド軸252の軸方向の動きに変換される。
実施例1と同様、スライド軸252には、ストッパーブロック255と進退ガイド257との間隙に位置するようにコイル状の付勢スプリング258が外挿配置されている。付勢スプリング258は、圧縮状態で組付けられており、進退ガイド257側からストッパーブロック255を押し出す方向に付勢する。レバー251に力が作用しない状態では、ストッパーブロック255が突出してラックバー(図6中の符合51)の凹部に嵌り込み、これにより、昇降ラック2の昇降位置が固定された状態となる。
本例の昇降ラック2では、支柱ポスト5の外側を回り込むように屈曲された操作ハンドル25が内側に折り曲げられることなく、タイヤリフターの前後方向に真っ直ぐ延びている。このような操作ハンドル25の形状であれば、作業者が左右一対の操作ハンドル25の間隙に入り込むことができ、支承するタイヤに近接できるため、作業性が向上している。
この昇降ラック2では、作業者が対面する部分にU首のシャツのような欠落部分209が設けられている。この欠落部分209は、本発明に係るタイヤリフターの構造的な特徴との組み合わせにおいて、極めて有効になる。このタイヤリフターでは、両側の支柱ポストのうちの一方の支柱ポストの根元側にスプリングバランサーが取り付けられると共に、そのスプリングバランサーから繰り出されるワイヤロープ19が当該一方の支柱ポストに沿って延設されている(図2参照。)。
このタイヤリフターは、モータやアクチュエータや制御パネルや制御ボックス等の部品を支柱ポスト5の間隙に配置する必要が一切なく、支柱ポストの間隙が完全に近く空いているという構造的な特徴を有している。上記の昇降ラック2の欠落部分209は、両側の支柱ポストの間隙に面するため、支承したタイヤのボルト孔等が欠落部分209を介して作業者側に完全に近く露出することになる。本例の昇降ラック2を備えるタイヤリフターでは、あたかも2人の作業者が左右両側から保持してくれているタイヤを取り扱うときのような抜群の作業性が実現されている。
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
以上、実施例のごとく本発明の具体例を詳細に説明したが、これらの具体例は、特許請求の範囲に包含される技術の一例を開示しているにすぎない。言うまでもなく、具体例の構成や数値等によって、特許請求の範囲が限定的に解釈されるべきではない。特許請求の範囲は、公知技術や当業者の知識等を利用して前記具体例を多様に変形、変更あるいは適宜組み合わせた技術を包含している。
1 タイヤリフター
10 スプリングバランサー
11 巻取ドラム
13 渦巻きばね(付勢手段)
155 ウォーム
19 ワイヤロープ
191 滑車
2 昇降ラック(支承部)
21 支承アーム
210 回転ローラ
25 操作ハンドル(操作部)
25B レバー部材
250 グリップ
251 レバー
255 ストッパーブロック
3 ベースフレーム
5 支柱ポスト
51 ラックバー
8 タイヤ
10 スプリングバランサー
11 巻取ドラム
13 渦巻きばね(付勢手段)
155 ウォーム
19 ワイヤロープ
191 滑車
2 昇降ラック(支承部)
21 支承アーム
210 回転ローラ
25 操作ハンドル(操作部)
25B レバー部材
250 グリップ
251 レバー
255 ストッパーブロック
3 ベースフレーム
5 支柱ポスト
51 ラックバー
8 タイヤ
Claims (5)
- リフトアップされた車両のタイヤの着脱作業に利用されるタイヤリフターであって、
タイヤを支承する支承部と、
該支承部を昇降可能に支持する昇降機構を有し、
該昇降機構は、前記支承部側から延設されたワイヤロープを巻き取ることで前記支承部を上昇させる巻取ドラムと、該巻取ドラムを巻き取り方向に付勢する付勢手段と、を備えるスプリングバランサーを含む機構であることを特徴とするタイヤリフター。 - 請求項1において、前記支承部の昇降位置を固定するためのロック機構を有していることを特徴とするタイヤリフター。
- 請求項2において、前記支承部を昇降させるための作業者による昇降操作を受け付ける操作部を有し、
前記ロック機構は、作業者の昇降操作を前記操作部が受け付けたときに前記昇降位置の固定を解除するように構成されていることを特徴とするタイヤリフター。 - 請求項1〜3のいずれか1項において、前記支承部は、支承するタイヤの高さを調整するための位置調整機構を備えていることを特徴とするタイヤリフター。
- 請求項1〜4のいずれか1項において、前記付勢手段が前記巻取ドラムを付勢する付勢力の強さを調整するための付勢力調整機構を備えていることを特徴とするタイヤリフター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015197338A JP2017071228A (ja) | 2015-10-05 | 2015-10-05 | タイヤリフター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015197338A JP2017071228A (ja) | 2015-10-05 | 2015-10-05 | タイヤリフター |
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- 2015-10-05 JP JP2015197338A patent/JP2017071228A/ja active Pending
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