JP5998988B2 - バッテリユニット交換装置 - Google Patents

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Description

この発明は、バッテリユニット交換装置に関し、バッテリ台車を用いて電動搬送車のバッテリユニットを交換するバッテリユニット交換装置に関する。
バッテリユニット交換装置に関する従来の技術としては、例えば、特許文献1に開示されたバッテリ搭載車を挙げることができる。
特許文献1に開示されたバッテリ搭載車では、バッテリケースには、操作端と反操作端を有するレバーが操作端と反操作端間に設けられた軸を中心に上下方向に回動自在に設けられている。
無人搬送車のバッテリ懸架装置には、バッテリケースをバッテリ懸架装置に向かって移動した際に、反操作端を受け入れ可能に設けられ、かつ、反操作端が下動した位置で反操作端を支持するレール板を備える。
車体フレームには、反操作端が下動した位置でレール板にて支持されている際に、レバーの連結部材を着脱自在に支持するピンを備える。
特許文献1に開示されたバッテリ搭載車によれば、バッテリ交換作業時の力作業を軽減してバッテリ交換作業を容易に行うことができ、バッテリ台を不要にして、車体フレーム構造の簡素化できて製造コストをダウンできるとしている。
特開2010−102896号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたバッテリ搭載車では、無人搬送車の車体フレームに設けたガイド部材に沿ってバッテリケースを積極的にスライドさせる構成である。
このため、バッテリケースをスライドさせるためガイド部材やローラを必要とするほか、無人搬送車には搭載したバッテリケースがスライドしないためのストッパ等も必要となる。
従って、特許文献1に開示されたバッテリ搭載車では、ガイド部材やストッパ等により構造が複雑となるという問題がある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、電動搬送車に対してバッテリユニットを殆どスライドさせることのないより簡素な構造のバッテリユニット交換装置の提供にある。
上記の課題を解決するために、本発明は、バッテリユニットを収容するバッテリ収容部を備えた電動搬送車と、前記バッテリユニットを載置可能なバッテリ台車と、を備え、前記バッテリ収容部に前記バッテリ台車を前進させることにより、前記バッテリユニットを前記電動搬送車と前記バッテリ台車との間にて移載可能するバッテリユニット交換装置において、前記バッテリユニットは、前記バッテリ収容部にて前記電動搬送車と係止可能な前部係止部と後部係止部とを備え、前記電動搬送車は、前記バッテリ収容部と連通する開口と、前記バッテリ収容部の前記開口側に対する奥側にて前記前部係止部の係止を可能とする奥側係止部と、前記開口側において前記後部係止部の係止を可能とする開口側係止部と、前記バッテリ台車に載置された前記バッテリユニットの前記前部係止部と当接可能な当接部材と、を備え、前記奥側係止部は、前記バッテリ台車に載置された前記バッテリユニットの前記前部係止部より高い位置に設定され、前記開口側係止部は、前記電動搬送車に対して可動する可動部材に設けられるとともに、前記バッテリ台車に載置された前記バッテリユニットの前記後部係止部より高い位置に設定され、前記可動部材は、前記後部係止部から離間可能であり、前記バッテリ収容部において前記バッテリ台車を介して前記バッテリユニットを前後に傾斜させることにより、前記バッテリユニットを前記電動搬送車と前記バッテリ台車との間にて移載可能とし、前記バッテリユニットの前後の傾斜は、前記バッテリ台車が備える後輪を支点とする傾斜と、前記バッテリ台車が備える前輪を支点とする傾斜とであることを特徴とする。
本発明によれば、バッテリユニットを電動搬送車に搭載するときには、バッテリユニットが載置されたバッテリ台車をバッテリ収容部に進入させ、バッテリユニットを当接部材に当接させる。
次に、バッテリユニットの前部が持ち上がるようにバッテリ台車の後輪を支点としてバッテリ台車を介してバッテリユニットを傾斜させ、バッテリユニットの前部係止部と電動搬送車の奥側係止部との係止を図る。
前部係止部と奥側係止部が係止されたら、バッテリユニットの後部が持ち上がるようにバッテリ台車の前輪を支点としてバッテリ台車を介してバッテリユニットを傾斜させつつ、可動部材を後部係止部に臨ませ、後部係止部と開口側係止部との係止を図る。
後部係止部と開口側係止部との係止が図られると、バッテリユニットは電動搬送車に移載され、バッテリ台車のみを電動搬送車から引き出すことができる。
バッテリユニットをバッテリ台車に移載するときには、空のバッテリ台車を電動搬送車のバッテリ収容部に進入させる。
そして、バッテリユニットの後部が持ち上がるようにバッテリ台車の前輪を支点としてバッテリ台車を介してバッテリユニットを傾斜させ、可動部材をバッテリユニットの後部係止部から離間可能とする。
可動部材を後部係止部から離間させてバッテリユニットの後部係止部と電動搬送車の開口側係止部との係止を解除する。
次に、バッテリユニットの前部が持ち上がるようにバッテリ台車の後輪を支点としてバッテリ台車を介してバッテリユニットを傾斜させ、バッテリユニットの前部係止部と電動搬送車の奥側係止部との係止を解除すると、バッテリユニットはバッテリ台車に移載される。
バッテリユニットをバッテリ台車とともに電動搬送車から引き出すことができる。
本発明によれば、バッテリユニットを交換する際に、電動搬送車に対してバッテリユニットをスライドさせることがなく、バッテリユニットを傾斜させることでバッテリユニットの交換を行うことができる。
電動搬送車に対してバッテリユニットをスライドさせる機構を必要としないため、簡素な構成とすることができる。
ここで、バッテリユニットを前後に傾斜させることは、バッテリ台車の後輪を支点としてバッテリ台車を介してバッテリユニットの前部が持ち上がるように操作することと、バッテリ台車の前輪を支点としてバッテリユニットの後部が持ち上がるように傾斜させるように操作することである。
また、上記のバッテリユニット交換装置では、前記奥側係止部は前記当接部材に備えられている構成としてもよい。
この場合、バッテリユニットが当接する当接部材に奥側係止部が備えられることにより、より簡素な構造とすることができる。
また、上記のバッテリユニット交換装置では、前記可動部材は、ヒンジ機構を介して前記電動搬送車と連結されるとともに、取手部を備えている構成としてもよい。
この場合、可動部材は簡単な構造により操作し易くなり、バッテリユニットの交換を行い易くすることができる。
また、上記のバッテリユニット交換装置では、前記バッテリユニット又は前記電動搬送車は、前記前部係止部と前記奥側係止部との係止および前記後部係止部と前記開口側係止部との係止の少なくとも一方の解除を防止する係止解除防止手段を備える構成としてもよい。
この場合、係止解除防止手段が備えられるから、電動搬送車の揺れや振動によってバッテリユニットが電動搬送車から脱落することはない。
また、上記のバッテリユニット交換装置では、前記電動搬送車または前記バッテリ台車は、前記電動搬送車に対する前記バッテリユニットの幅方向の位置決め手段を備えている構成としてもよい。
この場合、バッテリユニットを載置したバッテリ台車がバッテリ収容部に対してバッテリユニットの幅方向に位置ずれして進入しても、無人搬送車に対するバッテリユニットの幅方向の位置決めを位置決め手段により簡単に行うことができる。
本発明によれば、電動搬送車に対してバッテリユニットをスライドさせることのないより簡素な構造のバッテリユニット交換装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るバッテリユニット交換装置を示す斜視図である。 (a)はバッテリ台車の斜視図であり、(b)はバッテリ台車の側面図である。 (a)はバッテリユニットの斜視図であり、(b)はバッテリユニットの側面図である。 (a)は無人搬送車の斜視図であり、(b)は無人搬送車の側面図である。 無人搬送車の固定プレート部材の斜視図である。 (a)は無人搬送車の可動プレート部材の斜視図であり、(b)は無人搬送車の可動プレート部材の後面図である。 バッテリ台車がバッテリ収容部に進入した状態の無人搬送車の後面図である。 バッテリ台車が傾斜され、係止爪が係止した状態の無人搬送車の後面図である。 バッテリ台車が傾斜され、係止片が係止可能な位置に達した状態の無人搬送車の後面図である。 バッテリユニットが搭載されている状態の無人搬送車の後面図である。 変形例に係る固定プレート部材の拡大図である。
以下、本発明の実施形態に係るバッテリユニット交換装置について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態のバッテリユニット交換装置は、バッテリ台車11と電動搬送車としての無人搬送車50との間においてバッテリユニット30を移載可能としたバッテリユニット交換装置である。
図2(a)に示すように、本実施形態のバッテリ台車11は、バッテリユニット30を載置可能とするバッテリ載置面13を有した台車本体12を備えている。
図2(b)に示すように、台車本体12の下部前方には前輪としての前部キャスタ輪14が備えられ、台車本体12の下部後方には、後輪としての後部キャスタ輪15が備えられている。
本実施形態では、台車本体12において前部キャスタ輪14を設けた側の端部をバッテリ台車11の前端とし、後部キャスタ輪15を設けた側の端部をバッテリ台車11の後端としている。
台車本体12の後端付近には一対の支持杆16が立設されており、一対の支持杆16の上端には、両支持杆16を繋ぐように棒状の取手17が固定されている。
取手17は、バッテリ台車11の操作を行うためのものであり、バッテリ台車11の操作を行う作業者が自然に起立した状態において両手で掴むことができ、バッテリ台車11を前進させたりすることができる高さに設定されている。
支持杆16には台車本体12とを斜めに接続する補強材18が設けられている。
補強材18は、取手17を操作しても支持杆16が台車本体12に対して傾斜しないように支持杆16を補強する要素である。
台車本体12においてバッテリ載置面13よりも後端側には、バッテリ載置面13よりも高く設定された平板面19が形成されている。
平板面19は、後部キャスタ輪15を支点としてバッテリ台車11の前部を持ち上げるようにバッテリ台車11を傾斜させる際、バッテリ台車11を傾斜させ易くするための踏み込み面である。
従って、本実施形態のバッテリ台車11は、バッテリ台車11の前部を持ち上げるように操作することと、バッテリ台車11の後部を持ち上げるように操作することが可能であり、これらの操作が行い易い構成となっている。
台車本体12には、バッテリ載置面13と平板面19を繋ぐ壁部20が設けられており、壁部20はバッテリユニット30のバッテリ台車11の後部側へ移動を規制するストッパとして機能する。
さらに、バッテリ載置面13の幅方向となる台車本体12の両側には側板21が立設されており、側板21はバッテリユニット30のバッテリ載置面13から幅方向への位置ずれを防止する。
次に、バッテリユニット30について説明する。
バッテリユニット30の重量は作業者の力作業によりバッテリ交換を行える程度の重量である。
図3(a)、図3(b)に示すように、バッテリユニット30は、バッテリケース31とバッテリケース31を支持するケース枠体32を備えている。
バッテリケース31の形状は長方体であり、バッテリケース31の内部には多数のバッテリセル(図示せず)が収容されている。
バッテリケース31は、上面33、底面34、側面35、端面36を有しており、側面35は上面33の長辺と底面34の長辺との間に形成される面である。
バッテリケース31の端面36は上面33の短辺と底面34の短辺との間に形成される面である。
バッテリケース31の上面33側には凹部が2箇所形成され、これらの凹部には電力ケーブルと接続される一対の端子37がそれぞれ設けられている。
ケース枠体32は、バッテリケース31を支持するための枠体である。
本実施形態では、バッテリケース31の底面34において短辺と平行に配設され、バッテリケース31の底面34を支持する3本の短枠部材38が設けられている。
短枠部材38の両端は、側面35に沿って形成される起立片39を備えている。
また、バッテリケース31の底面34において長辺と平行に配設され、底面34にて短枠部材38を連結する一対の長枠部材40が設けられている。
長枠部材40は、バッテリケース31の底面34と平行であって、かつ、バッテリケース31の両端面36に沿うように略U字状に形成されている。
長枠部材40の上端付近には、バッテリケース31の両端面36および両側面35を囲む環状枠41が設けられ、環状枠41は長枠部材40に固定されている。
長枠部材40の一方の端部は、環状枠41よりも上方へ突出して、バッテリケース31の外側へ向けて水平に屈曲されており、長枠部材40の屈曲された水平部分は係止爪42を形成する。
係止爪42は、無人搬送車50と係止可能な前部係止部に相当する。
係止爪42の下面には、下方へ突出する突起部43が形成されており、突起部43は、係止爪と無人搬送車50との係止の解除を防止する係止解除防止手段に相当する。
長枠部材40の他方の端部は、環状枠41よりも上方へ突出することなく環状枠41に固定されている。
環状枠41において長枠部材40の他方の端部となる側には、上方へ突出してバッテリケース31側へ向けて水平に屈曲されて形成された1枚の屈曲板44が設けられている。
屈曲板44は環状枠41に固定されており、屈曲板44の水平部分は係止片45を形成する。
係止片45は、無人搬送車と係止可能な後部係止部に相当する。
係止片45の下面には、下方へ突出する突起部46が形成されており、突起部46は、係止片45と無人搬送車との係止の解除を防止する係止解除防止手段に相当する。
本実施形態では、ケース枠体32にバッテリケース31が支持されたバッテリユニット30は、バッテリ台車11に載置するとき、バッテリ台車11の前部に係止爪42が位置するとともに後部に係止片45が位置するように載置する。
次に、無人搬送車50について説明する。
無人搬送車50は、作業者の力作業により交換することができるバッテリユニット30を搭載する小型無人搬送車である。
図4(a)、図4(b)に示す無人搬送車50は走行経路を無人で自走する。
走行経路は、床面に連続して貼り付けた磁気テープにより形成されている。
無人搬送車50の車体は、車体の骨格となる左右一対のフレーム部材51と、フレーム部材51を接続する複数の連結体52、53を備えている。
車体の前部側に設けた連結体52の下面には、前輪としての自在キャスタ輪54が備えられている。
自在キャスタ輪は、転動方向が360°自在となる車輪である。
また、連結体52には走行経路を検知するセンサ(図示せず)が設けられている。
車体の後部側に設けた連結体53の下方には、後輪である左右一対の駆動輪55が備えられている。
左右一対の駆動輪55には電動モータ56がそれぞれ接続されており、各駆動輪55は電動モータ56の駆動により回転する。
左右一対の電動モータ56は連結体53に固定されている。
本実施形態では、無人搬送車50の操舵は、左右の電動モータ56の回転差を利用してより行われる。
車体の後部に設けたケース57には、電動モータ56を制御するコントローラ(図示せず)が収容されている。
前後の連結体52、53の間となる車体の中央付近には、バッテリユニット30を収容することができるバッテリ収容部Aが備えられている。
バッテリ収容部Aは、車体の側部からバッテリユニット30およびバッテリ台車11の進入を可能とする開口58と連通している。
バッテリ収容部Aと連通する開口58の反対側はバッテリ収容部Aの奥側となる。
車体におけるバッテリ収容部Aの奥側に位置するフレーム部材51には、バッテリユニット30の係止爪42の係止を可能とする固定プレート部材59が固定されている。
図5に示すように、固定プレート部材59はフレーム部材51から下方へ向けて延在して設けられており、固定プレート部材59には水平方向に貫通する一対の貫通孔60が形成されている。
貫通孔60はバッテリユニット30における係止爪42の挿入を可能とする孔である。
貫通孔60の形状は長孔であり、貫通孔60の長径が水平方向となるように形成されている。
貫通孔60の長径寸法は、バッテリユニット30の係止爪42の幅寸法より大きく設定され、短径寸法は、突起部43を含む係止爪42の最大厚さよりも大きく設定されている。
一対の貫通孔60は固定プレート部材59の前後において所定の間隔を以って形成されているが、貫通孔60同士の間隔は、バッテリユニット30の係止爪42の間隔に対応する。
また、一対の貫通孔60は互いに同じ高さとなるように設定されている。
一対の貫通孔60の床面からの高さは、バッテリ台車11に載置されたバッテリユニット30における係止爪42の床面からの高さよりも高い位置に設定されている。
ただし、バッテリ台車11の後部キャスタ輪15を支点として、バッテリ台車11の前部を持ち上げるようにバッテリ台車11を傾斜させたとき、係止爪42の高さが貫通孔60の高さと同じとなるように、貫通孔60の床面からの高さが設定されている。
本実施形態では、貫通孔60にバッテリユニット30の係止爪42が挿入されることにより、係止爪42と固定プレート部材59は係止される。
従って、固定プレート部材59は、バッテリ収容部Aの奥側にて係止爪42の係止を可能とする奥側係止部に相当する。
固定プレート部材59における貫通孔60よりも下側のプレート下部61は、バッテリ台車11を傾斜させない状態で、バッテリ収容部Aにバッテリ台車11を進入させたとき、バッテリユニット30の係止爪42が当接される部位である。
従って、固定プレート部材59は、奥側係止部としての機能のほか、バッテリ台車11に載置されたバッテリユニット30の係止爪42と当接可能な当接部材としての機能を果たす。
また、プレート下部61の先端62がバッテリ収容部Aへ向かうように固定プレート部材59は屈曲されている。
プレート下部61の先端62は、係止爪42が貫通孔60に挿入されるとき、バッテリユニット30の環状枠41と当接して、ストッパとしての機能を果たす。
本実施形態のプレート部材には、一対の貫通孔60を挟むように配設された一対のガイド片63が固定されている。
一対のガイド片63は無人搬送車50に対するバッテリユニット30の幅方向の位置決め手段に相当する。
一対のガイド片63は先端がバッテリ収容部Aへ向けて突出している。
一対のガイド片63の間隔は、基端側よりも先端側が拡大するように設定されており、バッテリユニット30をガイドしつつ、バッテリユニット30の位置決めをし易いガイド片63となっている。
図4(a)、図4(b)に示すように、バッテリ収容部Aと連通する開口58側のフレーム部材51には、可動部材としての可動プレート部材64が設けられている。
図6(a)、図6(b)に示すように、可動プレート部材64はヒンジ機構65を介してフレーム部材51に対して回動(可動)する。
ヒンジ機構65よりヒンジ機構65の回動軸66は取付部材67を介してフレーム部材51の内側に設けられ、回動軸66の軸心Pはフレーム部材51の長手方向に沿って設定されている。
可動プレート部材64は回動軸66と連結されている。
このため、可動プレート部材64は、フレーム部材51の内側において下方へ延在する位置から、回動軸66を支点として上方へ回動し、可動プレート部材64の先端がフレーム部材51上へ位置するように回動可能である。
可動プレート部材64には、貫通孔68が形成されており、貫通孔68はバッテリユニット30における係止片45の挿入を可能とする孔である。
貫通孔68の形状は長孔であり、長孔の長径が水平方向となるように形成されている。
貫通孔68の長径寸法は、バッテリユニット30における係止片45の幅寸法より大きく設定され、貫通孔68の短径寸法は、突起部46を含む係止片45の最大厚さよりも大きく設定されている。
貫通孔68の床面からの高さは、バッテリ台車11に載置されたバッテリユニット30における係止片45の床面からの高さよりも高い位置に設定されている。
ただし、係止爪42が固定プレート部材59に係止される状態でバッテリ台車11の前部キャスタ輪14を支点として、バッテリ台車11の後部を持ち上げるようにバッテリ台車11を傾斜させた状態では、係止片45の高さが貫通孔68の高さと同じとなるように、貫通孔68の床面からの高さが設定されている。
本実施形態では、可動プレート部材64にはU字状の取手部69が設けられており、取手部69は、作業者による可動プレート部材64の回動操作を行い易くする。
また、取手部69は、可動プレート部材64がフレーム部材51の内側において下方へ延在しない位置、つまり、可動プレート部材64の先端がフレーム部材51の上へ位置する状態ではフレーム部材51と当接してストッパとして機能する。
可動プレート部材64の先端がフレーム部材51上へ位置するとき、バッテリ台車11に載置されたバッテリユニット30がバッテリ収容部Aに存在しても、可動プレート部材64は係止片45から離間し、バッテリユニット30に接触しない。
本実施形態では、貫通孔68に係止片45が挿入されることにより、係止片45と可動プレート部材64は係止される。
従って、可動プレート部材64は、バッテリ収容部Aの開口58側にて係止片45の係止を可能とする開口側係止部に相当する。
次に、本実施形態のバッテリユニット交換装置によるバッテリユニット30の交換の手順について説明する。
本実施形態では、バッテリユニット30のバッテリ台車11と無人搬送車50との間の移載によりバッテリユニット30の交換が行われる。
まず、バッテリユニット30が搭載されていない無人搬送車50にバッテリユニット30を搭載する場合について説明する。
予め、無人搬送車50の可動プレート部材64を上方へ回動させてフレーム部材51上に位置させておく。
バッテリ台車11では、無人搬送車50に搭載すべきバッテリユニット30を載置させておくが、バッテリユニット30の向きは、バッテリ台車11の前方に係止爪42が突出する向きとする。
作業者は、バッテリ台車11の取手17を持ち、バッテリ台車11を前進させ、無人搬送車50の開口58にバッテリ台車11の前部を対向させる。
次いで、作業者は、バッテリ台車11を前進させて、バッテリユニット30をバッテリ台車11とともにバッテリ収容部Aへ進入させる。
可動プレート部材64はフレーム部材51上に位置しているため、バッテリ台車11がバッテリ収容部Aを進入するとき、可動プレート部材64とバッテリユニット30は接触しない。
バッテリ台車11をさらに進入させると、バッテリユニット30は一対のガイド片63に案内されつつ無人搬送車50に対するバッテリユニット30の幅方向の位置決めが行われる。
図7に示すように、バッテリ台車11の進入によりバッテリユニット30の係止爪42が固定プレート部材59に当接する。
係止爪42は固定プレート部材59の貫通孔60の下方のプレート下部61に当接した状態となる。
このとき、バッテリ台車11の台車本体12のバッテリ載置面13に対応する部分はバッテリ収容部Aに存在し、台車本体12の平板面19、取手17はバッテリ収容部Aの外部に位置する。
次に、作業者は、バッテリ台車11の取手17を操作し、バッテリ台車11の後部キャスタ輪15を支点としてバッテリ台車11の前部を持ち上げるようにバッテリ台車11を傾ける。
取手17の操作により「てこの原理」を利用してバッテリ台車11を傾けるようにしており、さらに、取手17の操作とともに平板面19を足で踏み込めば、バッテリ台車11はより簡単に傾く。
バッテリ台車11が傾くことによりバッテリユニット30も傾斜し、バッテリユニット30の係止爪42は貫通孔60の高さへ移動する。
図8に示すように、係止爪42が貫通孔60の高さまで移動したときに、係止爪42を貫通孔60へ挿入する。
図8に示すように、係止爪42が貫通孔60に十分に挿入されると、係止爪42における突起部43が貫通孔60を通り抜け、固定プレート部材59の内側から外側へ位置するとともに、バッテリユニット30の環状枠41と固定プレート部材59の先端62が当接する。
そして、バッテリ台車11を傾斜状態から水平状態に戻すと、係止爪42は固定プレート部材59に支持される。
このとき、突起部43により係止爪42が貫通孔60から抜けない係止された状態となる。
バッテリユニット30の前部はバッテリ台車11から離れ、バッテリユニット30の後部がバッテリ台車11に支持された状態にある。
つまり、バッテリユニット30は係止爪42側が係止片45よりも高くなるように傾斜された状態となる。
次に、図9に示すように、バッテリ台車11の取手17を前方へ押し、バッテリ台車11の前部キャスタ輪14を支点としてバッテリ台車11の後部を持ち上げるようにバッテリ台車11を傾ける。
このとき、バッテリ台車11の傾斜に伴い、バッテリユニット30は係止爪42が係止された状態のまま係止片45側が持ち上げられる。
バッテリユニット30の係止片45側が持ち上げられることにより、バッテリユニット30は傾いた状態から水平状態となる。
バッテリ台車11を操作してバッテリユニット30が水平状態になったときに、可動プレート部材64を係止片45側に臨ませるように操作する。具体的には、可動プレート部材64を下方へ回転させる。
可動プレート部材64を係止片45に臨せると、係止片45が貫通孔68に挿通される。
係止片45が貫通孔68に十分に挿入されると、係止片45における突起部46が可動プレート部材64の外側から内側へ位置する。
そして、バッテリ台車11を傾斜状態から水平状態に戻すと、係止片45は可動プレート部材64に支持される。
このとき、突起部46により係止片45は貫通孔68から抜けない係止された状態となる。
図10に示すように、バッテリユニット30の係止爪42が固定プレート部材59に係止され、係止片45が可動プレート部材64に係止されることにより、バッテリユニット30が無人搬送車50に支持される。
従って、バッテリユニット30がバッテリ台車11から無人搬送車50に移載された状態となる。
図10に示すように、バッテリユニット30が無人搬送車50に支持されたら、バッテリ台車をバッテリ収容部Aから後退させて引き出す。
バッテリユニット30の端子37と無人搬送車50とを電力ケーブルで接続することにより、無人搬送車50はバッテリユニット30から電力供給を受けることができる。
次に、無人搬送車50に搭載されたバッテリユニット30をバッテリ台車11に移載する手順について説明する。
基本的には、バッテリ台車11から無人搬送車50へバッテリユニット30を移載する手順の逆の手順を行うことで、バッテリユニット30をバッテリ台車11に移載することができる。
まず、空のバッテリ台車11をバッテリ収容部Aへ進入させるが、壁部20がバッテリユニット30に当接することでバッテリ台車11の進入が規制される。
バッテリ台車11が進入できない状態で、バッテリ台車11の取手17を前方へ押し、バッテリ台車11の前部キャスタ輪14を支点としてバッテリ台車11の後部を持ち上げるようにバッテリ台車11を傾ける。
このとき、バッテリ台車11の傾斜に伴い、バッテリユニット30の係止片45側がバッテリ台車11に持ち上げられる。
バッテリユニット30の係止片45側がバッテリ台車11に持ち上げられることにより、可動プレート部材64が係止片45から離間可能な状態となる。
次いで、可動プレート部材64を係止片45から離間させるように操作する。
可動プレート部材64の操作により、係止片45が貫通孔68から引き出されて係止片45と可動プレート部材64の係止が解除される。
この状態においてバッテリ台車11を傾斜状態から水平状態へ戻すと、バッテリユニット30の係止片45側がバッテリ台車11とともに下降する。
次に、バッテリ台車11のバッテリ台車11の取手17を操作し、バッテリ台車11の後部キャスタ輪15を支点としてバッテリ台車11前部を持ち上げるようにバッテリ台車11を傾ける。
バッテリ台車11が傾くことによりバッテリユニット30はバッテリ台車11のバッテリ載置面13に支持され、係止爪42を貫通孔60から引き出すことができる状態となる。
傾斜状態のバッテリ台車11を僅かに後退させるように操作して係止爪42を貫通孔60から引き出す。
係止爪42が貫通孔60から引き出されると、バッテリ台車11を傾斜状態から水平状態に戻すと、バッテリユニット30は無人搬送車50からバッテリ台車11に移載された状態となる。
バッテリ台車11が水平状態に戻されたら、バッテリユニット30を載置したバッテリ台車11をバッテリ収容部Aから後退させて引き出す。
バッテリユニット30の無人搬送車50から取り外しが完了する。
本実施形態に係るバッテリユニット交換装置によれば以下の作用効果を奏する。
(1)バッテリユニット30を交換する際に、無人搬送車50に対してバッテリユニット30を殆どスライドさせることがなく、係止爪42及び係止片45を係合させるときにバッテリ台車11を介してバッテリユニット30を前後に傾斜させることでバッテリユニット30を無人搬送車50に移載でき、バッテリユニット30の交換を行うことができる。無人搬送車50に対してバッテリユニット30をスライドさせる機構を必要としないため、バッテリユニット交換装置をより簡素な構成とすることができる。
(2)固定プレート部材59は、バッテリユニット30が当接するプレート下部61を備える。このため、バッテリユニット交換装置をより簡素な構造とすることができる。
(3)可動プレート部材64は、ヒンジ機構65を介して無人搬送車50と連結されるとともに、取手部69を備えているから、可動プレート部材64は簡単な構造により操作し易くなり、バッテリユニット30の交換を行い易くすることができる。
(4)バッテリユニット30の係止爪42には突起部43が設けられている。このため、固定プレート部材59に係止する係止爪42は係止状態を維持することができる。また、バッテリユニット30の係止片45には突起部46が設けられている。このため、可動プレート部材64に係止する係止片45は係止状態を維持することができる。その結果、係止爪42の突起部43および係止片45の突起部46は、無人搬送車50の揺れや振動によるバッテリユニット30の無人搬送車50からの脱落を防止することができる。
(5)固定プレート部材59に一対のガイド片63を設けたことにより、バッテリユニット30の幅方向の位置決めを簡単に行うことができる。
(6)バッテリユニット30の交換の際には、バッテリ台車11を傾斜させるように操作しつつ、可動プレート部材64を操作するだけで、作業者はバッテリユニット30に触れることなくバッテリユニット30の交換を行うことができる。
(7)バッテリ台車11を介したバッテリユニット30の傾斜は、てこの原理を利用しているため、傾斜させる操作に必要な力は小さく済み、作業者の負担を軽減することができる。
(変形例)
次に、変形例に係る固定プレート部材および係止爪について説明する。
図11に示すように、変形例に係る固定プレート部材71は、無人搬送車50のフレーム部材51に固定されている。
奥側係止部および当接部材としての固定プレート部材71は屈曲された板材であり、フレーム部材51から下方へ延在する垂下部72と、垂下部72の下端からバッテリ収容部A側へ向けて傾斜する傾斜部73を備えている。
垂下部72の下端側には、係止爪42の挿入が可能な貫通孔74が形成されている。
バッテリユニット30の係止爪42の下部には、固定プレート部材71の傾斜部73と当接して摺動可能な摺動部75が形成されている。
摺動部75の摺動面と傾斜部73の内側面の傾斜角度は同じに設定されている。
本変形例では、バッテリユニット30を載置したバッテリ台車11をバッテリ収容部Aに進入させてさらにバッテリ台車11を押す。
バッテリ台車11を押すと、摺動部75が傾斜部73に当接した後、傾斜部73と摺動しつつ貫通孔74へ達し、係止爪42は貫通孔74に挿入される。
係止爪42が貫通孔74に挿入され、摺動部75が固定プレート部材71の外側へ達すると係止爪42の固定プレート部材71に対する係止が完了し、摺動部75は係止解除防止手段としても機能する。
本変形例によれば、バッテリユニット30を載置したバッテリ台車11を押すだけで、バッテリ台車11を傾斜させることなく係止爪42を固定プレート部材71に係止することができる。
なお、本変形例の場合、バッテリ台車11の後部キャスタ輪15を支点とし、バッテリ台車11の前部を持ち上げるように傾斜させて、貫通孔74へ係止爪42を挿入したり、貫通孔74から離脱させたりすることも可能である。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 上記の実施形態では、無人搬送車の車体の側部に開口を設けて、車体の側方からバッテリ台車をバッテリ収容部に進入させる構成としたが、この限りではない。例えば、車体の後部に開口を設けてバッテリ台車をバッテリ収容部に進入させる構成でもよい。
○ 上記の実施形態では、バッテリユニットに前部係止部としての係止爪を設け、奥側係止部として係止爪が挿入される貫通孔を備えた固定プレート部材を電動搬送車に設けたが、この限りではない。例えば、電動搬送車の奥側係止部としての係止爪を設け、バッテリユニットの前部係止部としての貫通孔を備えた部材を設けてもよい。また、電動搬送車の開口側係止部であって可動部材としての係止片を設け、バッテリユニットの後部係止部としての貫通孔を備えた部材を設けてもよい。
○ 上記の実施形態では、バッテリユニットの後部係止部としての係止片は、バッテリユニットの端面側からバッテリユニットの上面側へ向けて形成されたが、係止片の向きが逆方向であってもよい。この場合、電動搬送車の開口側係止部とのしての可動部材は係止片が挿入される貫通孔を備え、係止片の挿入と係止片からの離間を可能とするように可動方向を設定すればよい。
○ 上記の実施形態では、固定プレート部材が奥側係止部および当接部材としての機能を備えたが、奥側係止部と当接部材は別部材としてもよい。また、固定プレート部材にガイド片を設けた構成としたが、ガイド片と固定プレート部材とを別部材としてもよい。
○ 上記の実施形態では、係止爪および係止片に係止解除防止手段としての突起部を夫々設けたが、この限りではない。係止爪および係止片に突起部を設けなくてもよく、この場合、係止爪および係止片の係止が解除されない別の係止解除防止手段を係止爪および係止片以外に設けるようにしてもよい。
○ 上記の実施形態では、可動部材としての可動プレート部材をヒンジ機構により回動させたが、可動部材を可動させるための機構は、特に制限されない。例えば、可動部材は回転やスライドにより可動するようにしてもよい。
○ 上記の実施形態では、電動搬送車としての無人搬送車を例示したが、電動搬送車は無人搬送車に限らず、有人の搬送車であってもよい。
11 バッテリ台車
12 台車本体
14 前部キャスタ輪(前輪)
15 後部キャスタ輪(後輪)
17 取手
19 平板面
30 バッテリユニット
31 バッテリケース
32 ケース枠体
42 係止爪
43 突起部
44 屈曲板
45 係止片
46 突起部
50 無人搬送車
51 フレーム部材
54 自在キャスタ輪
55 駆動輪
58 開口
59、71 固定プレート部材
60、74 貫通孔
61 プレート下部
63 ガイド片
64 可動プレート部材
65 ヒンジ機構
66 回動軸
68 貫通孔
69 取手部
72 垂下部
73 傾斜部
75 摺動部
A バッテリ収容部
P 軸心

Claims (5)

  1. バッテリユニットを収容するバッテリ収容部を備えた電動搬送車と、
    前記バッテリユニットを載置可能なバッテリ台車と、を備え、
    前記バッテリ収容部に前記バッテリ台車を前進させることにより、前記バッテリユニットを前記電動搬送車と前記バッテリ台車との間にて移載可能するバッテリユニット交換装置において、
    前記バッテリユニットは、前記バッテリ収容部にて前記電動搬送車と係止可能な前部係止部と後部係止部とを備え、
    前記電動搬送車は、
    前記バッテリ収容部と連通する開口と、
    前記バッテリ収容部の前記開口側に対する奥側にて前記前部係止部の係止を可能とする奥側係止部と、
    前記開口側において前記後部係止部の係止を可能とする開口側係止部と、
    前記バッテリ台車に載置された前記バッテリユニットの前記前部係止部と当接可能な当接部材と、を備え、
    前記奥側係止部は、前記バッテリ台車に載置された前記バッテリユニットの前記前部係止部より高い位置に設定され、
    前記開口側係止部は、前記電動搬送車に対して可動する可動部材に設けられるとともに、前記バッテリ台車に載置された前記バッテリユニットの前記後部係止部より高い位置に設定され、
    前記可動部材は、前記後部係止部から離間可能であり、
    前記バッテリ収容部において前記バッテリ台車を介して前記バッテリユニットを前後に傾斜させることにより、前記バッテリユニットを前記電動搬送車と前記バッテリ台車との間にて移載可能とし、前記バッテリユニットの前後の傾斜は、前記バッテリ台車が備える後輪を支点とする傾斜と、前記バッテリ台車が備える前輪を支点とする傾斜とすることを特徴とするバッテリユニット交換装置。
  2. 前記奥側係止部は前記当接部材に備えられていることを特徴とする請求項1記載のバッテリユニット交換装置。
  3. 前記可動部材は、ヒンジ機構を介して前記電動搬送車と連結されるとともに、取手部を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載のバッテリユニット交換装置。
  4. 前記バッテリユニット又は前記電動搬送車は、前記前部係止部と前記奥側係止部との係止および前記後部係止部と前記開口側係止部との係止の少なくとも一方の解除を防止する係止解除防止手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載のバッテリユニット交換装置。
  5. 前記電動搬送車または前記バッテリ台車は、前記電動搬送車に対する前記バッテリユニットの幅方向の位置決め手段を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載のバッテリユニット交換装置。
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