JP5212011B2 - バッテリ搭載車 - Google Patents

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Description

本発明は、無人搬送車等のバッテリ搭載車に関する。
バッテリ搭載車としては、例えば、無人搬送車100がある。無人搬送車100は、図7(a)に示すように、車体フレーム110に動力電源としてバッテリ120が搭載されていることが多い。従来は、バッテリ120は、図7(a)に示すように、車体フレーム110に一体に設けられたバッテリ台130にバッテリ120を載せるようにして搭載されている。
ところで、バッテリ120は管理されており、交換時期が来ると、車体フレーム110からバッテリ120を外し、新しいバッテリ120と交換する。
従来、バッテリ120の交換時には、バッテリ台130上の古いバッテリ120をバッテリケースとともに作業員が両手でもって図示しない車体フレーム110から下ろす。そして、図7(b)に示すように新しいバッテリ120を載せたバッテリケース150を移動用ローラ140にて無人搬送車100の近傍まで移動させ、バッテリケース150とともに新しいバッテリ120を作業員が両手で持って空になったバッテリ台130上に、移動させるようにしている。その後、車体フレーム110に設けられたストッパ160を図7(a)に示すロック位置に移動させて、バッテリ120がバッテリケース150とともにバッテリ台130から移動しないようしている。
なお、本発明の従来技術において、バッテリを搭載するバッテリ搭載車としては、例えば、特許文献1がある。この特許文献1は、バッテリ搭載車として一般に行われているバッテリの搭載方法が示されている。
特開2000−357498号公報
ところが、上記のように従来はバッテリ交換する際、作業員が、一人で行う場合には、バッテリ及びバッテリケースに重量があることから、両手でバッテリを持って行う作業となり、力が必要な作業となっている。なお、バッテリ容量にもよるが、バッテリでは約30Kgの重量となる場合もある。このように従来のバッテリ交換時には、一人の作業員が行う場合、持ち上げ作業はかなりの力作業となる問題がある。又、二人の作業員で行う場合もあるが、この場合には、バッテリ交換作業に人手が多くなる問題がある。
この発明は、バッテリ交換作業時を容易に行うことができ、バッテリ台を不要にして、車体フレーム構造の簡素化できて製造コストをダウンできるバッテリ搭載車を提供することにある。
上記の問題点を解決するために、請求項1の発明は、バッテリを備えたバッテリケースを車体フレームに設けられたバッテリ懸架装置に対して取り外し可能に搭載するバッテリ搭載車であって、バッテリケースには、操作端と該操作端とは反対側の端部である反操作端を有するレバーが操作端と反操作端間に設けられた軸を中心に上下方向に回動自在に設けられ、前記バッテリ懸架装置には、前記バッテリケースがバッテリ懸架装置に向かって移動した際に、前記反操作端を受け入れ可能に設けられるとともに、かつ、前記反操作端が下動した位置で該反操作端を支持する第1支持部と、前記反操作端が下動した位置で第1支持部にて支持されている際に、前記レバーの操作端側を着脱自在に支持する第2支持部を備えることを特徴とするバッテリ搭載車を要旨とするものである。
請求項2の発明は、請求項1において、前記軸は、レバーの全長の半分の中間位置よりも反操作端側に設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2において、前記レバーは、バッテリケースを挟むように設けられて、該バッテリケースに回動自在に支持された一対のレバー部材と、両レバー部材の操作端間を連結する連結部材を備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項において、前記バッテリ懸架装置には、前記バッテリケースの該バッテリ懸架装置への移動の際に該バッテリ懸架装置内にガイドするガイド部材が設けられていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項において、前記バッテリケースには、前記レバーが操作されて前記反操作端が下動し、操作端が上動する際、該レバーの上面に係止して、該バッテリケース及びバッテリの荷重の一部を該レバーの上面で受けさせる当接部材が設けられていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5のうちいずれか1項において、前記バッテリケースには、車輪が設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、バッテリ交換作業を容易に行うことができ、バッテリ台を不要にして、車体フレーム構造の簡素化できて製造コストをダウンできるバッテリ搭載車を提供できる。
請求項2の発明によれば、レバーをバッテリケースに回動自在に支持する軸がレバーの全長の半分の中間位置よりも反操作端側に設けられている。このことにより、レバーの操作を反操作端を下動させた際、第1支持部にて支持された反操作端が支点、軸が作用点、操作端が力点となる。この「てこの原理」により、容易にバッテリケースを持ち上げることができる。
請求項3の発明によれば、一対のレバー部材と、操作端間を連結する連結部材とにより、レバーが構成されていることから、連結部材を操作すると、一対のレバー部材を回動させて、バッテリケースを容易に持ち上げたり、バッテリケースをバッテリ懸架装置に懸架した状態から下げることができる。
請求項4の発明によれば、車体フレームに設けられたガイド部材により、バッテリケースのバッテリ懸架装置への移動の際に該バッテリ懸架装置内にガイドすることができ、バッテリ交換時のバッテリ懸架装置内にバッテリケースを容易に移動させることができる。
請求項5の発明によれば、当接部材が設けられていることにより、レバーが操作されて操作端が上動し、反操作端が下動した際、該レバーの上面に当接部材が係止して、該バッテリケース及びバッテリの荷重の一部を該レバーの上面で受けさせることができる。この結果、軸に加わるバッテリケース及びバッテリの荷重を軽減させ、軸の耐久性を挙げることができる。
請求項6の発明によれば、バッテリケースに車輪が設けられていることにより、バッテリケースをバッテリ懸架装置へ移動させる際に容易に移動させたり、或いは、バッテリケースをバッテリ懸架装置から容易に移動させ、バッテリのバッテリ懸架装置内外への移動を効率良く行うことができる。
以下、本発明のバッテリ搭載車を無人搬送車に具体化した一実施形態を、図1〜5を参照して説明する。図1(a)は、本実施形態の無人搬送車10の概略側面図である。図1(b)は、無人搬送車からバッテリケースを外した状態の無人搬送車の斜視図である。
同図に示すように、無人搬送車10は、車体フレーム12、車体フレーム12に設けられた一対の駆動輪14、及び後輪としての一対の従動輪16を備えている。なお、本実施形態では、図1(b)に示すように、無人搬送車10を基準にして前、後、左及び右という。駆動輪14は、図示しない車輪回転用モータの駆動によりそれぞれ単独で回転される。そして、これらのモータの回転速度が個々に調節されて、両モータ間に回転速度差が生じることにより、無人搬送車10の操舵が行われる。
車体フレーム12は前後方向に延びる一対の枠材18を備えている。駆動輪14と従動輪16との間において、前記一対の枠材18間には、前後方向に離間した一対のガイド部材22が架設されている(図1(b)、図4(a)、(b)参照)。前記一対のガイド部材22によりバッテリ懸架装置20が構成されている。
車体フレーム12の左側部の枠材18は、図2(b)に示すように、後述するバッテリケース40に収納(搭載)したバッテリBの側面に当接可能であり、バッテリケース40を車体フレーム12内に搭載される際のバッテリケース40の位置決め部材に相当する。
各ガイド部材22は、車体フレーム12に固定された取付板22aと、取付板22aから垂下したガイド板22bと、該ガイド板22bの互いに対向する側面下部において水平方向に突設されたレール板24とから構成されている(図5(b)参照)。各レール板24の先端は、車体フレーム12の左右幅方向の中央に向かって延出されている。又、レール板24の先端には、斜め下方向に向かう斜板26が設けられている。レール板24は、第1支持部に相当する。
斜板26は、図2(b)に示すように、バッテリケース40が、バッテリ懸架装置20内に入れられた際に、車両走行面の凹凸により後述するレバー50のローラ64が仮に当接しても、斜板26により、レール板24へガイドする。ローラ64は、反操作端52bが、レール板24に当接する当接体に相当する。
なお、斜板26は省略してもよい。又、斜板26は、バッテリケース40がバッテリ懸架装置20内に入れられた際に、バッテリケース40に搭載したバッテリBが車体フレーム12の左側部の枠材18に当接しても、後述するレバー50の軸66が干渉しないように配置されている。
図2(a)、(b)に示すように、ガイド板22bの互いに対向する側面において、右側部側の枠材18の近傍にはストッパ28が設けられている。ストッパ28は、本実施形態では、ローラ等の回転体にて構成され、ガイド板22bに対して回転自在に支持されている。
又、図2(a)、(b)に示すように、車体フレーム12の右側部に位置する枠材18の外側面において、各ガイド部材22の近傍には、第2支持部としての一対のピン30が外方に水平に突出して固定されている。ピン30の頭部30aは、他の部分よりも径が大きくされている。
図1(b)、図2(a)に示すようにバッテリケース40は、4つの車輪42をコーナに有する四角平板状の底壁44と、該底壁44の幅方向に位置する両側部から上方に突出した一対の側壁46と、前記底壁44の長手方向に位置する両側部から上方に突出し、側壁46よりも高さが低い一対の側壁48とを備えている。そして、バッテリケース40内には、バッテリBが収納されている。バッテリBは、各側壁46,48により、バッテリケース40からの水平方向の移動が阻止される。又、バッテリケース40は、4つの車輪42により車両走行面上にあるときに、底壁44は、水平に位置し、すなわち、バッテリBは水平に保持される。なお、本実施形態では、バッテリケース40を車体フレーム12に搭載する際には、バッテリケース40の長手方向を車体フレーム12の左右幅方向(図2(a)の左右方向)に一致させる。
各側壁46の上部には、図5(b)に示すように板状の被ガイド部58が各側壁46の外側面側へ突出され、バッテリ懸架装置20に装着される際、及びバッテリ懸架装置20から取り外される際にバッテリ懸架装置20の各ガイド部材22の内側面にてガイド可能である。本実施形態では、被ガイド部58は板状に形成されているが、板状に限定されるものではない。例えば、被ガイド部58は棒状に形成されていてもよい。被ガイド部58において、レバー50の操作端52a側の端部には、切欠58aが設けられている。切欠58aは、前記ピン30に対して後述する連結部材54の凹部62aを引っ掛ける際にバッテリケース40をより多く持ち上げて、ピン30の頭部30aを連結部材54が乗り越えるために、前記被ガイド部58がバッテリ懸架装置20のストッパ28に干渉しないようにする干渉防止用の逃げとなるものである。又、前記ストッパ28は、バッテリケース40が図3(a)に示す位置(すなわち、奥へ完全に移動した位置)に達する以前に、バッテリケース40が持ち上げられた際、切欠58aが設けられていない被ガイド部58の部分と干渉して、バッテリケース40が車体フレーム12と干渉させないように設けられている。すなわち、バッテリケース40は、奥まで完全に達すれば、持ち上げられても、ストッパ28と干渉しないようにされている。 側壁46の外側面には、レバー50が設けられている。レバー50は、各側壁46の外側面に対して軸66により上下方向に回動自在に支持されたレバー部材52と、各レバー部材52の操作端52a(図2(a)において左方の端)間を連結した連結部材54とを備えている。連結部材54の外側面には、環状をなす把手56が回動自在に支持されている。レバー部材52は本実施形態では、長板状に形成されているが、長板状に限定されるものではなく、棒状、管状等の長軸状であってもよい。又、図2(b)に示すように、レバー部材52において、反操作端52bには転動体としてのローラ64が回動自在に支持されている。
軸66は、レバー部材52の長さの半分の中間位置よりも、操作端52aとは反対側の端部である反操作端52b側に寄るように、すなわち、操作端52aよりも反操作端52bが近位となるように位置している。又、軸66のバッテリケース40の各側壁46に対する高さは、バッテリケース40が車輪42を介して車両走行面上に、及び無人搬送車10が車両走行面上にそれぞれ位置しているときに、図2(b)に示すようにレール板24の高さよりも低くなるように配置されている。
本実施形態では、軸66は、レバー部材52の幅方向において、幅の半分の中間位置を通過するようにしてレバー部材52を軸支している。なお、軸66のレバー部材52に対する軸支の位置は、レバー部材52の幅方向において、幅の半分の中間位置に限定されるものではない。
レバー50は、非操作時には、図2(a)に示すように、自重で操作端52a側が軸66よりも下方に位置して、連結部材54の下部がバッテリBの一側面に係止した状態で保持される。以下、このレバー50の位置を「非操作位置」という。又、操作端52aを上方への回動操作を、以下、持ち上げ操作という。持ち上げ操作方向とは反対方向のレバー50の回動操作は、以下、下ろし操作という。レバーが非操作位置に位置するときには、反操作端52bは軸66よりも上方に位置する(図2(a)参照)。
又、各側壁46の外側面において、軸66よりも操作端52a側には、当接部材60がそれぞれ外側方に向かって突設されている。当接部材60は、各側壁46の外側面に沿うとともに、当接面である下面が底壁44と平行に配置されている。そして、当接部材60は、レバー部材52が持ち上げ操作されて非操作位置から操作端52aが上方へ回動した際、下面(当接面)がレバー部材52の上面に当接するようにされている。
又、当接部材60のバッテリケース40の各側壁46に対する取付け高さは、軸66の取付け高さよりも高くされている。本実施形態では、当接部材60の取付け高さは、軸66の取付け高さから、レバー部材52の1/2幅分高くされている。
このように当接部材60と軸66の取付け高さが設定されていることにより、レバー部材52のローラ64は、図2(a)に示すようにレバー部材52が非操作位置のときに位置する最上位置と、レバー部材52の上面が当接部材60に当接したときの最下位置との間を移動可能である。又、バッテリケース40が車両走行面に位置し、かつ、ローラ64が最上位置に位置した場合、最上位置に位置するローラ64の車両走行面からの高さは、バッテリ懸架装置20のレール板24上面の高さと略同じに設定されている。
又、このように当接部材60と軸66の取付け高さが設定されていることにより、図3(a)に示すように、軸66を中心に反操作端52b側のローラ64がレール板24上に載せられた状態で、レバー部材52(すなわち、レバー50)が非操作位置から持ち上げ操作されて、レバー部材52の上面が当接部材60の下面に当接される。又、このように両者が当接された後、さらなるレバー部材52の持ち上げ操作により、バッテリケース40は当接部材60及び軸66を介して持ち上げられるようにされている。
又、連結部材54の幅方向の両端には、下面に凹部62aを有するフック62が形成されている。
上記のようにローラ64がレール板24上に載せられた状態でレバー部材52の持ち上げ操作により、フック62をピン30よりも上方に位置させ、車体フレーム12側へバッテリケース40を押出した後、レバー50の下ろし操作が行われると、フック62の凹部62aにピン30が係合可能である。このフック62がピン30に係止されて支持され、かつ、ローラ64がレール板24上に載せられた状態で、バッテリケース40が水平状態となるようにフック62の凹部62aの形状及び位置設定がされている。
(実施形態の作用)
さて、上記のように構成された無人搬送車10の作用を図2〜5を参照して説明する。なお、説明の便宜上、バッテリ懸架装置20から、交換すべきバッテリを収納したバッテリケース40が既に取り外され、新しいバッテリBを載置したバッテリケース40をバッテリ懸架装置20に懸架する場合を説明する。
図1(a)に示すように、車体フレーム12の右側方にバッテリケース40を位置させ、レバー50を非操作位置に位置させた状態で、作業員は、バッテリケース40を図2(a)、図4(a)に示すように、バッテリケース40を車体に取付けする方向へ移動する。本実施形態では、作業員は、バッテリケース40を、バッテリ懸架装置20の各ガイド部材22間へ入れる。このとき、ガイド部材22により、バッテリケース40の被ガイド部58が円滑にガイドされる。
さらに、作業員は、バッテリケース40を車体フレーム12内に入れて、図2(b)に示すように車体フレーム12の左側部側の車体フレーム12にバッテリBが当接係止されるまで、すなわち、位置決めされるまで移動させる。この状態では、ローラ64は、レール板24上に接して位置する(図2(b)、図4(b)参照、)。このとき、バッテリ懸架装置20の斜板26は、レバー50の軸66に当接しないように、かつ、ローラ64が確実にレール板24上に乗り上げるように斜め下方に配置されているため、ローラ64が斜板26に干渉することはない。なお、車体フレーム110及び懸架する前のバッテリケース40が平面上の車両走行面上にあるときは、斜板26に干渉しない高さにローラ64はあるため、斜板26に前述のように干渉しない。しかし、バッテリケース40が、バッテリ懸架装置20内に入れられた際に、車両走行面に凹凸があって、ローラ64が斜板26と当接する場合には、斜板26にガイドされてレール板24へガイドされる。
次に、作業員は、バッテリケース40を位置決めされた位置から若干戻す。この操作は、後に行われるレバー50の持ち上げ操作により、フック62がピン30の頭部30aに干渉させないためのものである。
次に、図3(a)に示すように、作業員は、把手56を持ってレバー50を非操作位置から持ち上げ操作すると、レバー50は、軸66を中心に回動されて最上位置に位置するローラ64が下動してレール板24を押圧し、バッテリケース40を一部持ち上げる。ここでレバー50(レバー部材52)は、ローラ64を有する反操作端52bが支点、操作端52aが力点、軸66が作用点となる「てこ」となる。
さらに、レバー50を持ち上げ操作すると、レバー部材52が当接部材60の下面に当接される。又、このように両者が当接された後、さらなるレバー部材52の持ち上げ操作により、バッテリケース40は当接部材60及び軸66を介して持ち上げられる。そして、作業員は、フック62がピン30の頭部30aを越えて、被ガイド部58の切欠58a内にバッテリ懸架装置20のストッパ28が位置するまでレバー50を持ち上げ操作する。この後、バッテリケース40を車体フレーム12側に移動させ、レバー50を下ろし操作してフック62を頭部30aと枠材18間に位置するピン30の部位に掛ける(図3(b)参照)。
このようにして、バッテリケース40は、バッテリ懸架装置20に対して懸架されて、水平状態となった状態で搭載される。
上記のようにバッテリ懸架装置20に懸架されたバッテリケース40を外す場合、上記した懸架ときのレバー50の操作を逆に行えば、懸架された状態からバッテリケース40を簡単に外すことができる。
本実施形態においては、以下の効果がある。
(1) 本実施形態では、バッテリケース40には、操作端52aと該操作端52aとは反対側の端部である反操作端52bを有するレバー50が操作端52aと反操作端52b間に設けられた軸66を中心に上下方向に回動自在に設けられている。又、無人搬送車10のバッテリ懸架装置20には、バッテリケース40をバッテリ懸架装置20に向かって移動した際に、反操作端52bを受け入れ可能に設けられるとともに、かつ、反操作端52bが下動した位置で反操作端52bを支持するレール板24(第1支持部)を備えている。さらに、車体フレーム12には、反操作端52bが下動した位置でレール板24にて支持されている際に、レバー50の操作端52a側を着脱自在に支持するピン30(第2支持部)を備えている。
この結果、バッテリケース40をバッテリ懸架装置20に向かって移動した後、レバー50を操作するだけで、バッテリBを収納したバッテリケース40をバッテリ懸架装置20に対して懸架することができる。そして、バッテリ交換作業を容易に行うことができ、バッテリ台を不要にして、車体フレーム構造の簡素化できて製造コストをダウンできるバッテリ搭載車を提供できる。
(2) 本実施形態の無人搬送車10は、バッテリケース40に対してレバー50を回動自在に支持する軸66は、レバー50(レバー部材52)の全長の半分の中間位置よりも反操作端52b側に設けられている。この結果、レバー50の操作を行って、反操作端52bを、最下位置へ下動させた際、レール板24(第1支持部)にて支持された反操作端52bが支点、軸66が作用点、反操作端52bが力点となる。この「てこの原理」により、バッテリケース40を容易に持ち上げることができ、作業員の懸架作業時の力作業を軽減できる。又、懸架状態のバッテリケース40をバッテリ懸架装置20から下ろす際の力作業も、同様に前記「てこの原理」が働くことにより軽減できる。
(3) 本実施形態の無人搬送車10によれば、レバー50は、バッテリケース40を挟むように設けられて、バッテリケース40に回動自在に支持された一対のレバー部材52と、両レバー部材52の操作端52a間を連結する連結部材54を備える。この結果、連結部材54を操作すると、一対のレバー部材52を回動させて、バッテリケース40を容易に持ち上げたり、バッテリケース40をバッテリ懸架装置20に懸架した状態から下げることができる。
(4) 本実施形態の無人搬送車10によれば、バッテリ懸架装置20には、バッテリケース40の該バッテリ懸架装置20への移動の際に該バッテリ懸架装置20内にガイドするガイド部材22が設けられている。この結果、ガイド部材22により、バッテリケース40のバッテリ懸架装置20への移動の際に該バッテリ懸架装置20内にガイドすることができ、バッテリ懸架装置20内にバッテリケース40を容易に移動させることができる。
(5) 本実施形態の無人搬送車10によれば、バッテリケース40には、レバー50が操作されて反操作端52bが下動し、操作端52aが上動する際、該レバー50の上面に係止して、該バッテリケース40及びバッテリBの荷重の一部を該レバー50の上面で受けさせる当接部材60が設けられている。
この結果、レバー50が操作されて操作端が上動し、反操作端52bが下動した際、該レバー50の上面に当接部材60が係止して、該バッテリケース40及びバッテリBの荷重の一部を該レバー50の上面で受けさせることができる。このことにより、軸66に加わるバッテリケース40及びバッテリBの荷重を軽減させ、軸66の耐久性を挙げることができる。
(6) 本実施形態の無人搬送車によれば、バッテリケース40には、車輪42が設けられていることから、バッテリケース40をバッテリ懸架装置20へ移動させる際に容易に移動させたり、或いは、バッテリケース40をバッテリ懸架装置20から容易に移動させ、バッテリBのバッテリ懸架装置20内外への移動を効率良く行うことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、前記実施形態の構成を下記のように変更してもよい。
○ 前記実施形態では、レバー50を、一対のレバー部材52と、レバー部材52の操作端52a間を連結する連結部材54により構成したが、さらに図6(a)、(b)に示すように、前記構成に加えて、一対のレバー部材52の反操作端52b間を連結する連結材68を追加してもよい。なお、図6(a)、(b)では、ローラ64は説明の便宜上省略されている。図6(a)は、バッテリ懸架装置20内へ移動時のレバー50とバッテリケース40の概略平面図、図6(b)は、バッテリ懸架装置20内へ移動後のレバー50とバッテリケース40の概略平面図である。
この場合、さらに、一対のガイド部材22のレール板24間を、連結板70にて連結する構成としてもよい。この場合、前記連結材68の下面に、ローラ64と同様の回転体を設けて、レバー50を持ち上げ操作時に、該回転体が連結板70上に当接するようにしてもよい。
○ 前記実施形態では、ピン30を枠材18に固定したが、図6(c)に示すように
ピン30を枠材18に対して進退自在に摺動して配置し、ピン30の基端に設けられたバネ受座74と枠材18間に付勢手段としてのコイルバネ72を設けてもよい。この場合、ピン30は、コイルバネ72により枠材18から頭部30aが離間方向に常に付勢された状態となる。
この場合、作業員が、レバー50を持ち上げ操作した際に、フック62がピン30(頭部30a)に当接すると、ピン30がコイルバネ72に抗して、頭部30aが枠材18に近接退避して、フック62の上方への移動を許容する。フック62が頭部30aよりも上方へ移動すると、コイルバネ72の付勢力により、再び頭部30aが元の位置に戻る。この後、レバー50を下ろし操作すると、フック62の凹部62aが頭部30aと枠材18間のピン30の部位に掛け止めできる。
このようにすると、レバー50の持ち上げ操作時に、前記実施形態と異なり、連結部材54とピン30との干渉を避けるためのバッテリケース40の移動作業をなくすることができる。
○ 前記実施形態では、バッテリ搭載車として無人搬送車に具体化したが、バッテリを使用するバッテリ搭載車であれば、無人搬送車に限定されるものではない。特に、重量があるバッテリの交換作業を一人の作業員が行う場合、交換作業時の負荷は大きくなることから、無人搬送車以外の他のバッテリ搭載車、例えば、人が乗ることのできるバッテリ搭載車であっても、バッテリ交換作業を極めて容易に行うことができる利点は大きい。
○ 前記実施形態では、ガイド部材22は、その長手方向を車体フレーム12の幅方向と一致させているが、この配置に限定されるものではない。車体フレーム12の幅をバッテリケース40の幅よりも広くして、車体フレーム12の幅方向と直交する前後方向にガイド部材22を沿うように配置してもよい。そして、例えば、一対のガイド部材22を車体フレーム12の後部側に設けて、ガイド部材22の長手方向を車体フレーム12の長手方向(すなわち、前後方向)と一致させるように構成する。
○ 前記実施形態では、車体フレーム12の右側からバッテリケース40の出し入れを行うようにしているが、車体フレーム12の左側からバッテリケース40の出し入れができるようにバッテリ懸架装置20の構成を変更してもよい。
○ 前記実施形態では、軸66が、レバー部材52の長さの半分の中間位置よりも、操作端52aとは反対側の端部である反操作端52b側に寄るように、すなわち、操作端52aよりも反操作端52bが近位となるように位置している。このレバー部材52の軸66の位置をレバー部材52の全長の半分の中間位置においてもよい。この場合においても、レバー50を作業員が持ち上げるだけで、バッテリケース40をバッテリ懸架装置20に懸架させることができ、バッテリBの車体フレーム12に対する搭載作業は、従来バッテリをバッテリケースから持ち上げて、作業員がバッテリを持って状態で車両フレームのバッテリ台に置く作業と比較して、楽に行うことができる。
なお、レバー部材52の軸66の位置をレバー部材52の全長の半分の中間位置から、操作端52a側に位置させても、力の軽減はできないが、バッテリ交換作業時を容易に行うことができ、バッテリ台を不要にして、車体フレーム構造の簡素化できて製造コストをダウンできる。
○ 前記実施形態では、レバー50が非操作位置に位置したときの、ローラ64の最上位置は、レール板24の上面の高さと略同じとしたが、レバー50が非操作位置に位置したとき、ローラ64の最上位置をレール板24の上面から上方へ離間した位置としてもよい。
○ バッテリケース40は、車輪付としたが、車輪を省略してもよい。
○ 当接体はローラ64に限定されるものではなく、ローラ64の代わりに、反操作端52bにはレール板24と摺接する摺接部材を設けてもよい。
○ 当接部材60は、前記実施形態では、図3(b)に示すように、バッテリ懸架装置20に懸架された状態のとき、バッテリケース40が水平状態となるようにするため、レバー部材52の上面が水平方向に沿った形状に合わせて、水平方向に配置されて、直状に形成されている。しかし、当接部材60の形状は、レバー部材52の上面形状に合わせればよいため、必ずしも直状にする必要はなく、レバー部材52の上面に合わせた形状とすればよい。
(a)は本発明を具体化した一実施形態の無人搬送車の概略側面図、(b)は、バッテリケースを無人搬送車から分離した状態の斜視図。 (a)、(b)はバッテリケースを無人搬送車に取付けする際の説明図。 (a)、(b)はバッテリケースを無人搬送車に取付けする際の説明図。 (a)、(b)はバッテリケースを無人搬送車に取付けする際の説明図。 (a)はバッテリケースを無人搬送車に取付けした際の側面図、(b)は同じくバッテリケースを無人搬送車に取付けした際の(a)とは反対側から見た側面図。 (a)は、他の実施形態において、バッテリ懸架装置内へ移動時のレバーとバッテリケースの概略平面図、(b)は、バッテリ懸架装置内へ移動後のレバーとバッテリケースの概略平面図、(c)は、他の実施形態のピン30の概略図。 (a)は従来のバッテリケースを搭載した無人搬送車の側面図、(b)は、同じくバッテリケースを無人搬送車から分離した状態の斜視図。
符号の説明
10…無人搬送車、12…車体フレーム、20…バッテリ懸架装置、
22…ガイド部材、24…レール板(第1支持部)、28…ストッパ、
42…車輪、30…ピン(第2支持部)、50…レバー、
52…レバー部材、52a…操作端、52b…反操作端、54…連結部材、
60…当接部材。

Claims (6)

  1. バッテリを備えたバッテリケースを車体フレームに設けられたバッテリ懸架装置に対して取り外し可能に搭載するバッテリ搭載車であって、
    バッテリケースには、操作端と該操作端とは反対側の端部である反操作端を有するレバーが前記操作端と前記反操作端間に設けられた軸を中心に上下方向に回動自在に設けられ、
    前記バッテリ懸架装置には、前記バッテリケースがバッテリ懸架装置に向かって移動した際に、前記反操作端を受け入れ可能に設けられるとともに、かつ、前記反操作端が下動した位置で該反操作端を支持する第1支持部と、前記反操作端が下動した位置で第1支持部にて支持されている際に、前記レバーの操作端側を着脱自在に支持する第2支持部を備えることを特徴とするバッテリ搭載車。
  2. 前記軸は、レバーの全長の半分の中間位置よりも反操作端側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバッテリ搭載車。
  3. 前記レバーは、バッテリケースを挟むように設けられて、該バッテリケースに回動自在に支持された一対のレバー部材と、両レバー部材の操作端間を連結する連結部材を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバッテリ搭載車。
  4. 前記バッテリ懸架装置には、前記バッテリケースの該バッテリ懸架装置への移動の際に該バッテリ懸架装置内にガイドするガイド部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載のバッテリ搭載車。
  5. 前記バッテリケースには、前記レバーが操作されて前記反操作端が下動し、操作端が上動する際、該レバーの上面に係止して、該バッテリケース及びバッテリの荷重の一部を該レバーの上面で受けさせる当接部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載のバッテリ搭載車。
  6. 前記バッテリケースには、車輪が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか1項に記載のバッテリ搭載車。
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