JP2858204B2 - 自動二輪車の組立方法 - Google Patents

自動二輪車の組立方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前輪を支持する前部昇
降テーブル及び後輪を支持する後部昇降テーブルを備え
た自走組付台車によって自動二輪車を搬送しながら部品
の組み付けを行う自動二輪車の組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動二輪車の組み立てには、オー
バーヘッドコンベアやスラットコンベアよりなる組立ラ
インに沿って自動機や作業員を配置し、この組立ライン
を流動するシャーシに種々の部品を順次組み付けてゆく
方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多機種少量
生産を行う場合等には、機種の変更や生産台数の変更に
応じてコンベアのレイアウトや長さを変更する必要があ
る。この場合、従来のコンベアを用いた自動二輪車の組
立方法では、組立ラインの変更作業に多くの時間と費用
が必要であり、これが工場の稼働率低下や製品コスト上
昇の要因となる問題があった。
【0004】そこで、走行経路を任意に設定することが
可能な自走組付台車を用いて自動二輪車の組立を行うこ
とが考えられるが、こうした場合に自走組付台車上に自
動二輪車を固定してしまうと、組み付ける部品の種類に
よって作業員が無理な作業姿勢を強いられるため、作業
効率が低下する可能性がある。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、自走組付台車を用いて自動二輪車を組み立てる際
に、作業員の負担を軽減して効率的な作業を可能にする
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、前輪を支持する前部昇降テーブル及び後
輪を支持する後部昇降テーブルを備えた自走組付台車に
よって自動二輪車を搬送しながら部品の組み付けを行う
自動二輪車の組立方法であって、前部昇降テーブル及び
後部昇降テーブルを昇降制御して自動二輪車を下降状
態、上昇状態、前上がり状態及び前下り状態に姿勢変換
しながら部品の組み付けを行うことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0008】図1〜図19は本発明の一実施例を示すも
ので、図1は第1自走組付台車の斜視図、図2は図1の
2方向矢視図、図3は図2の3方向矢視図、図4は第2
自走組付台車の斜視図、図5は図4の5方向矢視図、図
6は図5の要部拡大図、図7は図5の7方向矢視図、図
8は図7の8−8線断面図、図9は組立ラインのレイア
ウトを示す図、図10〜図19は各ステーションの作用
説明図である。
【0009】先ず、図1〜図3に基づいて第1自走組付
台車C1 の構造を説明する。
【0010】第1自走組付台車C1 は、四隅に設けたキ
ャスタ1…により床面上に支持される台車本体2を備え
る。作業者が搭載物に可及的に近づいて作業が行なえる
ように、台車本体2の左右両側縁は内側に括れた形状を
している。台車本体2の上面には支柱3を介して昇降テ
ーブル4が支持されており、この昇降テーブル4の高さ
は足踏みレバー5を踏むことにより調節可能である。更
に、台車本体2の上面には操作ボックス6とバッテリ
7,7とが設けられており、また台車本体2の前面には
障害物検知用の超音波センサ8,8が設けられる。
【0011】台車本体2の下面には、前記バッテリ7,
7から給電されて第1自走組付台車C1 を走行させる駆
動ユニットUが設けられる。駆動ユニットUは台車本体
2の下面に固着した基枠11を備えており、この基枠1
1の内側にピン12を介して昇降枠13の一端が上下揺
動自在に枢支される。昇降枠13に立設したロッド14
が台車本体2の内部に延出しており、このロッド14の
先端と台車本体2との間に縮設したスプリング15によ
り昇降枠13が上方に付勢される。基枠11に設けた昇
降用モータ16の出力軸には偏心カム17が設けられて
おり、この偏心カム17は昇降枠13に設けたカムフォ
ロワ18の上面に当接する。従って、通常は前記スプリ
ング15の弾発力で図2に実線で示す上昇位置にある昇
降枠13は、昇降用モータ16で駆動される偏心カム1
7にカムフォロワ18を押し下げられ、鎖線で示す下降
位置に揺動する。
【0012】昇降枠13の下面には旋回枠19が上下方
向に延びる旋回軸20を介して左右旋回自在に枢支され
る。旋回軸20は一対のスプリング21,21によって
昇降枠13に連結されており、これにより旋回枠19は
車体前後方向に沿う図示した中立位置に向けて付勢され
る。旋回枠19内側には前後一対のピン22,22を介
して揺動枠23が左右揺動自在に枢支される。揺動枠2
3に左右方向に支持した車軸24に左駆動輪25及び右
駆動輪26が回転自在に支持されており、左駆動輪25
は走行用モータ27にチェン28を介して接続され、右
駆動輪26は走行用モータ29にチェン30を介して接
続される。床面が部分的に傾斜している場合、揺動枠2
3が左右に揺動することにより、両駆動輪25,26を
床面に均一に接触させることができる。
【0013】旋回枠19の前端には、床面に貼設した走
行誘導テープ31(図1参照)を検出するテープ検出セ
ンサ32が設けられる。テープ検出センサ32は走行誘
導テープ31が中央位置にあるか左右に偏倚しているか
を検出するもので、その出力に基づいて前記一対の走行
用モータ27,29の回転数が制御される。
【0014】而して、昇降枠13を上昇させて左右の駆
動輪25,26を床面から離間させると、作業員が押し
引きすることによりキャスタ1…を介して第1自走組付
台車C1 を自由に移動させることができる。また、昇降
枠13を昇降用モータ16で下降させて左右の駆動輪2
5,26を床面に接地させれば、一対の走行用モータ2
7,29を駆動して駆動輪25,26を回転させること
により、第1自走組付台車C1 を自走させることができ
る。
【0015】即ち、テープ検出センサ32が走行誘導テ
ープ31を中央位置に検出していれば、一対の走行用モ
ータ27,29が同期して駆動され、第1自走組付台車
1は直進走行する。またテープ検出センサ32が走行
誘導テープ31の左右方向への偏倚を検出すると、一対
の走行用モータ27,29の回転数に差が与えられて第
1自走組付台車C1 は旋回する。これにより、第1自走
組付台車C1 は走行誘導テープ31に沿って自動的に走
行する。
【0016】次に、図4〜図8に基づいて第2自走組付
台車C2 の構造を説明する。尚、第1自走組付台車C1
と共通の構成要素に同一の符号を付すことにより、その
重複する説明は省略する。
【0017】第2自走組付台車C2 は第1自走組付台車
1 よりも大型の台車本体2を備えており、4個のキャ
スタ1…によって手押し走行が可能であるとともに、第
1自走組付台車C1 と同一構造を備えた駆動ユニットU
によって走行誘導テープ31に沿う自走が可能である。
台車本体2の前部右側面及び下面には、操作ボックス6
及びバッテリ7,7が設けられる。
【0018】台車本体2の上面には、自動二輪車の前輪
Wfを支持する前部昇降テーブル42と、後輪Wrを支
持する後部昇降テーブル43とが設けられる。
【0019】図6から明らかなように、前部昇降テーブ
ル42と台車本体2とは、下端が台車本体2に枢支さ
れ、且つ上端が前部昇降テーブル42の長孔421 に摺
動自在に係合する第1リンク44と、上端が前部昇降テ
ーブル42に枢支され、且つ下端が台車本体2の長孔2
3 に摺動自在に係合する第2リンク45とを、それらの
中間部においてピン46で枢支したXリンク機構47を
介して接続される。第2リンク45の下端は台車本体2
に設けた電動シリンダ48に接続されており、電動シリ
ンダ48を収縮駆動すると前部昇降テーブル42は実線
位置に下降し、その上面が台車本体2の上面と面一にな
る。また、電動シリンダ48を伸長駆動すると前部昇降
テーブル42は鎖線位置に上昇する。前部昇降テーブル
42と台車本体2とは、伸縮自在なブーツ49によって
接続される。
【0020】後部昇降テーブル43は、前述した前部昇
降テーブル42と同一の構成に加えて、その上面に自動
二輪車Vの後輪Wrを挟持して固定するクランプ機構5
0を備える。図7及び図8から明らかなように、クラン
プ機構50は固定クランプ板51と、ブラケット52
と、ブラケット52に設けた一対のスライドガイド5
3,53にスライドロッド54,54を摺動自在に案内
された可動クランプ板55と、ブラケット52に設けら
れて可動クランプ板55に接続された電動シリンダ56
とを備える。従って、電動シリンダ56で可動クランプ
板55を固定クランプ板51に向けて駆動し、両クラン
プ板55,51間に自動二輪車Vの後輪Wrを挟持して
固定することができる。
【0021】図9に示すように、自動二輪車Vの組立ラ
インは、第1自走組付台車C1 によって自動二輪車Vの
主要部を組み立てるサブ組立ラインL1 と、第2自走組
付台車C2 によって前記自動二輪車Vに各種部品を組み
付けるメイン組立ラインL2と、フロントフォークユニ
ットFF及びリヤフォークユニットRFを小組みする小
組ゾーンZ1 と、メイン組立ラインL2 に各種部品を供
給する物流ゾーンZ2と、メイン組立ラインL2 に連な
る完成検査部Iとから構成される。
【0022】サブ組立ラインL1 とメイン組立ラインL
2 との間には自動二輪車Vを移載するためのクレーンC
Rが設けられる。小組ゾーンZ1 は第1コンベアCV1
及び第2コンベアCV2 を備えており、第1コンベアC
1 ではフロントフォークユニットFFが小組みされ、
また第2コンベアCV2 ではリヤフォークユニットRF
が小組みされる。完成したフロントフォークユニットF
F及びリヤフォークユニットRFは、搬送ロボットRO
によって第2自走組付台車C2 上に搭載される。メイン
組立ラインL2 に沿って形成された物流ゾーンZ2 は、
1台の自動二輪車Vに組み付ける各種部品を纏めて搭載
した台車が、第2自走組付台車C2 と並走するように循
環する。
【0023】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0024】先ず、図9及び図10に基づいてサブ組立
ラインL1 における各工程を説明する。サブ組立ライン
1 の第1ステーションS1において図示せぬエンジン
ユニット組立ラインから搬入されたエンジンユニットE
が第1自走組付台車C1 上に移載され、続いて第2ステ
ーションS2において前記エンジンユニットEにフレー
ムユニット組立ラインから搬入されたフレームユニット
Fが組み付けられる。第1自走組付台車C1 が第3ステ
ーションS3に達すると、メイン組立ラインL 2 の第2
自走組付台車C2 により供給されたリヤフォークユニッ
トRFが組み付けられ、更に第4ステーションS4にお
いてメイン組立ラインL2 の第2自走組付台車C2 によ
り供給されたフロントフォークユニットFFが組み付け
られ、図10に示すように自動二輪車Vの主要部が完成
する。
【0025】この自動二輪車Vは、第5ステーションS
に設けられたクレーンCRによってサブ組立ラインL1
の第1自走組付台車C1 からメイン組立ラインL2 の第
2自走組付台車C2 に移載される。自動二輪車Vが移載
されるとき、第2自走組付台車C2 の前部昇降テーブル
42及び後部昇降テーブル43を共に下降しており、従
って自動二輪車Vは図11に示す状態で第2自走組付台
車C2 上に支持される。尚、後述するように、自動二輪
車Vを搭載する第2自走組付台車C2 には、前記第4ス
テーションS4においてフロントフォークユニットFF
を荷下ろしして空になった第2自走組付台車C2 が用い
られる。
【0026】次に、図9及び図12〜図17に基づいて
メイン組立ラインL2 における各工程を説明する。第2
自走組付台車C2 がメイン組立ラインL2 の第6ステー
ションS6に達すると、前部昇降テーブル42及び後部
昇降テーブル43を共に上昇させて図12の状態とし、
ラジエータ等の組み付けが行われる。続いて、メイン組
立ラインL2 の第7ステーションS7で、前部昇降テー
ブル42を上昇させたまま後部昇降テーブル43を下降
させて図13の前上がり状態とし、マフラー等の組み付
けが行われる。続いて、メイン組立ラインL2 の第8ス
テーションS8で、前部昇降テーブル42及び後部昇降
テーブル43を共に下降させて図14の状態とし、ハン
ドルやメーター等の組み付けが行われる。
【0027】続いて、メイン組立ラインL2 の第9ステ
ーションS9で、前部昇降テーブル42及び後部昇降テ
ーブル43を共に上昇させて図15の状態とし、上部フ
ェアリング等の組み付けが行われる。続いて、メイン組
立ラインL2 の第10ステーションS10で、後部昇降
テーブル43を上昇させたまま前部昇降テーブル42を
下降させて図16の前下り状態とし、下部フェアリング
や燃料タンク等の組み付けが行われる。そして、メイン
組立ラインL2 の第11ステーションS11で、前部昇
降テーブル42及び後部昇降テーブル43を共に下降さ
せて図17の状態とし、ウインドスクリーン等の取り付
け及び中間検査が行われる。
【0028】上述のように、メイン組立ラインL2 の各
ステーションS6〜S11において第2自走組付台車C
2 上の自動二輪車Vに各種部品を組み付ける際に、その
作業が最もやり易いように自動二輪車Vの姿勢を下降状
態、上昇状態、前上がり状態、前下り状態の何れかに切
り換えているので、作業員は楽な姿勢で効率的に作業を
進めることができる。
【0029】図17に示すように、完成した自動二輪車
Vを第2自走組付台車C2 から完成検査部Iに受け渡す
第12ステーションS12には、第2自走組付台車C2
と同じ高さのプラットホーム61と、このプラットホー
ム61に連設されて床面へと下降するランプ62とが設
けられており、クランプ機構50によるクランプを解除
された自動二輪車Vは作業員に押されて第2自走組付台
車C2 からプラットホーム61及びランプ62を経て完
成検査部Iに送出される。
【0030】自動二輪車Vを払い出した後の空の第2自
走組付台車C2 は、スイッチバックにより後退して小組
ゾーンZ1 の第13ステーションS13に移動する。小
組ゾーンZ1 の第1コンベアCV1 で小組みされたフロ
ントフォークユニットFF及び第2コンベアCV2 で小
組みされたリヤフォークユニットRFは、搬送ロボット
ROによって第13ステーションS13に停止した第2
自走組付台車C2 に交互に移載される。
【0031】フロントフォークユニットFFは前輪Wf
をクランプ機構50にクランプされた状態で第2自走組
付台車C2 に搭載され、またリヤフォークユニットRF
は後輪Wrをクランプ機構50にクランプされた状態で
第2自走組付台車C2 に搭載される。
【0032】リヤフォークユニットRFを搭載した第2
自走組付台車C2 はサブ組立ラインL1 の第3ステーシ
ョンS3に移動し、そこでリヤフォークユニットRFが
サブ組立ラインL1 の第1自走組付台車C1 に移載され
る。リヤフォークユニットRFを荷下ろしして空になっ
た第2自走組付台車C2 はスイッチバックにより前進
し、第5ステーションS5〜第12ステーションS12
を経て第13ステーションS13に循環し、そこで再び
リヤフォークユニットRFが搭載される。
【0033】一方、フロントフォークユニットFFを搭
載した第2自走組付台車C2 はサブ組立ラインL1 の第
4ステーションS4に移動し、そこでフロントフォーク
ユニットFFがサブ組立ラインL1 の第1自走組付台車
1 に移載される。フロントフォークユニットFFを荷
下ろしして空になった第2自走組付台車C2 はスイッチ
バックにより前進して第5ステーションS5に移動し、
そこでサブ組立ラインL1 の第1自走組付台車C1 から
自動二輪車Vを受け取る。そして、第6ステーションS
6〜第11ステーションS11において前述した如く種
々の部品の組み付けられた自動二輪車Vは、第12ステ
ーションS12で完成検査部Iに払い出され、空になっ
た第2自走組付台車C2 には第13ステーションS13
で再びフロントフォークユニットFFが搭載される。
【0034】上述したように、メイン組立ラインL2
往行する第2自走組付台車C2 に自動二輪車Vを搭載し
て部品の組み付けを行うとともに、完成した自動二輪車
Vを払い出して復行する第2自走組付台車C2 にフロン
トフォークユニットFF又はリヤフォークユニットRF
を搭載してサブ組立ラインL1 に供給しているので、第
2自走組付台車C2 が空で走行する距離を可及的に減少
させて第2自走組付台車C2 の有効利用を図り、しかも
空の第2自走組付台車C2 が専有する無駄スペースを減
少させることができる。
【0035】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
【0036】例えば、実施例では第1自走組付台車C1
及び第2自走組付台車C2 が別個の構造を備えている
が、両自走組付台車C1 ,C2 の構造を共通化しても良
い。また、実施例ではサブ組立ラインL1 にフロントフ
ォークユニットFFを供給した空の第2自走組付台車C
2 に自動二輪車Vを搭載してメイン組立ラインL2 で部
品の組み付けを行っているが、サブ組立ラインL1 にリ
ヤフォークユニットRFを供給した空の第2自走組付台
車C2 に自動二輪車Vを搭載して部品の組み付けを行っ
ても良い。尚、第13ステーションS13において1台
の第2自走組付台車C2 にフロントフォークユニットF
F及びリヤフォークユニットRFを同時に搭載すれば、
余剰の第2自走組付台車C2 を空で走行させることが無
くなり、全ての第2自走組付台車C2 に自動二輪車Vを
搭載して部品の組み付けを行うことができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、自走組
付台車に設けた前部昇降テーブル及び後部昇降テーブル
を昇降制御して自動二輪車を下降状態、上昇状態、前上
がり状態及び前下り状態に姿勢変換しながら部品の組み
付けを行っているので、作業者が無理な作業姿勢を強い
られることがなくなり、作業負担の軽減及び作業効率の
向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1自走組付台車の斜視図
【図2】図1の1方向矢視図
【図3】図2の3方向矢視図
【図4】第2自走組付台車の斜視図
【図5】図4の5方向矢視図
【図6】図5の要部拡大図
【図7】図5の7方向矢視図
【図8】図7の8−8線断面図
【図9】組立ラインのレイアウトを示す図
【図10】第4、第5ステーションにおける作用説明図
【図11】第5ステーションにおける作用説明図
【図12】第6ステーションにおける作用説明図
【図13】第7ステーションにおける作用説明図
【図14】第8ステーションにおける作用説明図
【図15】第9ステーションにおける作用説明図
【図16】第10ステーションにおける作用説明図
【図17】第11、第12ステーションにおける作用説
明図
【図18】第13ステーションにおける作用説明図
【図19】第13ステーションにおける作用説明図
【符号の説明】
2 第2自走組付台車(自走組付台車) V 自動二輪車 Wf 前輪 Wr 後輪 42 前部昇降テーブル 43 後部昇降テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23P 21/00 303 B62D 65/00 B62K 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪(Wf)を支持する前部昇降テーブ
    ル(42)及び後輪(Wr)を支持する後部昇降テーブ
    ル(43)を備えた自走組付台車(C2 )によって自動
    二輪車(V)を搬送しながら部品の組み付けを行う自動
    二輪車の組立方法であって、 前部昇降テーブル(42)及び後部昇降テーブル(4
    3)を昇降制御して自動二輪車(V)を下降状態、上昇
    状態、前上がり状態及び前下り状態に姿勢変換しながら
    部品の組み付けを行うことを特徴とする自動二輪車の組
    立方法。
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